JP2004168545A - 吊り上げ電磁石 - Google Patents

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Morio Kawabe
盛男 河辺
Akira Shiozaki
明 塩崎
Shintaro Okamoto
真太郎 岡本
Fumio Morikawa
文雄 森川
Yoshitsugu Tamura
佳嗣 田村
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Abstract

【課題】 吊り上げ効率に優れ、励磁力であるアンペアー・ターン及び供給電力を有効活用した冷却構造を備えた吊り上げ電磁石を提供する。
【解決手段】 内部鉄心12と外部鉄心14及び上側鉄心16からなる鉄心と、この鉄心を励磁する励磁コイルを備え、励磁コイルに励磁電流を供給し、鉄心を励磁して鋼材等を吸着して吊り上げる吊り上げ電磁石10において、吊り上げ電磁石の外径をD1とし、吊り上げ電磁石の外部鉄心の内径をD2とした場合、D2/D1が、0.85乃至0.95の範囲とし、好ましくは、D2/D1が、約0.90となるように構成した。
また、吊り上げ電磁石の外面に取り付けられ、冷却媒体を密封するクーラー室と、吊り上げ電磁石の漏洩磁場の生成消滅によって冷却媒体を強制循環させて励磁コイルを冷却する自冷循環式冷却装置を備えた構成とした。
【選択図】 図1

Description

本発明は、鋼材等を吊り上げる吊り上げ電磁石に係り、特に、吊り上げ量を増大した形状を有する吊り上げ電磁石、及び吊り上げ電磁石の冷却構造に関する。
先ず、従来の吊り上げ電磁石の概要について、図10及び図11を用いて説明する。
図10は、従来の吊り上げ電磁石100の外形形状を示す斜視図である。
図11は、従来の吊り上げ電磁石100の構造を示す右半分裁断縦断側面図である。
従来の吊り上げ電磁石100の外形形状は、図10に示すように略円筒状をしている。或いは、図示による説明は省略するか、平面形状が略長方形状の角形や、または、小判型のものもある。
また、図11に示すように、主要構成は、励磁用コイル110、及び、鉄心120で、この鉄心120は、外部鉄心124、内部鉄心122、上側鉄心126から構成される(特許文献1、2、3参照。)。
この励磁コイル110に励磁用電流を供給して、内部鉄心122及び外部鉄心124を励磁し、鋼材等を吸着して吊り上げる。
ところで、励磁コイル110に励磁用電流を流し続けると、ジュール熱により発熱し、電気抵抗が増大して、吊り上げ電磁石100の吊り上げ効率が悪くなるほか、ジュール熱による電力消費が増大して、電力の利用効率が悪くなるため、大電流を通電する場合は、励磁コイル110を冷却する必要がある。
そこで、次に、従来の吊り上げ電磁石100において、励磁コイル110を冷却する構造について、図12を用いて説明する。
図12は、従来の吊り上げ電磁石100の励磁コイル110を冷却する構造を示す右半分裁断縦断側面図である。
従来の吊り上げ電磁石100の励磁コイル110を冷却する方法は、図12に示すように、励磁コイル110の上部で、上側鉄心126との間隙に、銅等の非磁性で熱伝導効率の優れた材質の冷却パイプ142を配列し、この冷却パイプ142を銅等の非磁性で熱伝導効率の優れた材質の冷却板140を介して、励磁コイル110に接触させて、励磁コイル110の発熱をこの冷却パイプ142に水等の冷却媒体を循環させることにより、外部に廃熱するようにしていた。
実開平05−005786号公報 特開平10−231085号公報 特開平11−349272号公報
上述した従来の吊り上げ電磁石100の課題について、図10乃至図12を用い、図13を参照して説明する。
図13は、従来の吊り上げ電磁石100において、磁気飽和について、有限要素法による磁界解析を行った結果を示す右半分裁断縦断側面図である。
なお、図13において、濃度が濃い領域は、磁束密度が高いことを示している。
ところで従来の吊り上げ電磁石100は、図10に示すように略円筒形状をしたものは、外周方向に向かうほど半径が大きくなる。
この形状において、磁気飽和を防いで吊り上げ電磁石100の吊り上げ量をほぼ極大に保つには、鉄心120内の磁束密度がほぼ一様であることが望ましい。
また、励磁コイルのコイルスペースの確保、吊り上げ電磁石100の全体重量の軽量化の観点から、図10に示すように、半径の小さい内部鉄心122の肉厚に比較して、半径が大きい外部鉄心124の肉厚は薄くなっている。
ところで、吊り上げ電磁石100の外径、高さについては、製品サイズとして定められており、外部鉄心124の肉厚を規定する、外部鉄心124の内径については、設計の余地がある。
しかし、従来より、吊り上げ電磁石100の吊り上げ量が最大になる外部鉄心124の内径については、厳密な磁界解析に基づく設計がなされておらず、励磁力であるアンペアー・ターン(励磁電流と励磁コイルの巻数の積)を有効利用する観点から改良の余地が残されていた。
また、同様に、角形の吊り上げ電磁石(図示せず)の場合も、吊り上げ電磁石の底面積と、鉄心底部の底面積との比に関しても、工夫の余地があった。
また、図11に示すように、従来の吊り上げ電磁石100では、上側鉄心126の形状は、外周方向に向けて、2段階に厚さが急激に変化する形状であり、肉厚が大きく変化する近傍では、図13に示すように磁気飽和が発生し易くなり、アンペアー・ターンを有効利用しているとは言い難かった。
更に、図12に示す従来の吊り上げ電磁石100の冷却方法では、励磁コイル110とは別途に、冷却パイプ142のスペースを設けて、冷却を行う方法を採っていたので、コイルスペースの利用効率が悪く、アンペアー・ターンの有効活用の余地があった。
また、従来の吊り上げ電磁石100では、励磁中に、漏洩磁束が発生するが、その漏洩磁束を有効利用するという発想そのものがなく、励磁コイル110への供給電力を有効に利用しているとは言い難かった。
本発明は、上記課題(問題点)を解決し、吊り上げ効率に優れ、励磁力であるアンペアー・ターン及び供給電力を有効活用した冷却構造を備えた吊り上げ電磁石を提供することを目的とする。
本発明の吊り上げ電磁石は、請求項1に記載のものでは、内部鉄心と外部鉄心及び上側鉄心からなる鉄心と、この鉄心を励磁する励磁コイルを備え、前記励磁コイルに励磁電流を供給し、前記鉄心を励磁して鋼材等を吸着して吊り上げる吊り上げ電磁石において、前記吊り上げ電磁石の外径をD1とし、前記吊り上げ電磁石の外部鉄心の内径をD2とした場合、前記吊り上げ電磁石の外径D1と、前記外部鉄心の内径D2との比:D2/D1を、D2/D1が、0.85乃至0.95の範囲とし、好ましくは、D2/D1が、約0.90となるように構成した。
請求項2に記載の吊り上げ電磁石は、内部鉄心と外部鉄心及び上側鉄心からなる鉄心と、この鉄心を励磁する励磁コイルを備え、前記励磁コイルに励磁電流を供給し、前記鉄心を励磁して鋼材等を吸着して吊り上げる吊り上げ電磁石において、前記吊り上げ電磁石の底面積をS1とし、前記吊り上げ電磁石の前記鉄心の底面積をS2とした場合、前記吊り上げ電磁石の底面積S1と、前記鉄心の底面積S2との比:S2/S1をS2/S1が、0.2以上、望ましくは、S2/S1が、0.2乃至0.55となるように構成した。
請求項3に記載の吊り上げ電磁石では、内部鉄心と外部鉄心及び上側鉄心からなる鉄心と、この鉄心を励磁する励磁コイルを備え、前記励磁コイルに励磁電流を供給して、前記鉄心を励磁して鋼材等を吸着して吊り上げる吊り上げ電磁石において、前記上側鉄心の厚みを、前記内部鉄心から前記外部鉄心方向に向かって、一次関数的に、順次、薄くするように形成し、上側鉄心内に生成される磁束経路の磁路断面積が、前記内部鉄心から前記外部鉄心方向に向かって、ほぼ一定となるように構成した。
請求項4に記載の吊り上げ電磁石では、前記上側鉄心の厚みを、前記内部鉄心から前記外部鉄心方向に向かって、一次関数直線に沿って、順次、複数段の階段状に薄くなるように形成した。
請求項5に記載の吊り上げ電磁石では、内部鉄心と外部鉄心及び上側鉄心からなる鉄心と、この鉄心を励磁する励磁コイルを備え、前記励磁コイルに励磁電流を供給して、前記鉄心を励磁して鋼材等を吸着して吊り上げる吊り上げ電磁石において、前記励磁コイルの周囲、或いは、前記励磁コイルの内部、又は、複数に分割した励磁コイルの間隙に、非磁性でかつ熱伝導率が高い、例えば、銅合金、アルミニウム合金等の材質で形成された中空導体を配設し、前記励磁コイルに電気的に直列に接続し、前記中空導体に、油、水、空気等の冷媒を強制循環させるように構成した。
請求項6に記載の吊り上げ電磁石では、請求項1乃至4記載のいずれかに記載の形状を有する吊り上げ電磁石において、前記励磁コイルの周囲、或いは、前記励磁コイルの内部、又は、複数に分割した励磁コイルの間隙に、非磁性でかつ熱伝導率が高い、例えば、銅合金、アルミニウム合金等の材質で形成された中空導体を配設し、前記励磁コイルに電気的に直列に接続し、前記中空導体に、油、水、空気等の冷媒を強制循環させるように構成した。
請求項7に記載の吊り上げ電磁石では、鉄心と、この鉄心を励磁する励磁コイルを備え、前記励磁コイルに励磁電流を供給して、前記鉄心を励磁して鋼材等を吸着して吊り上げる吊り上げ電磁石において、吊り上げ電磁石の外面に取り付けられ、冷却媒体を密封するクーラー室と、前記吊り上げ電磁石の漏洩磁場の生成消滅によって前記冷却媒体を強制循環させて前記励磁コイルを冷却する自冷循環式冷却装置を備えた構成とした。
請求項8に記載の吊り上げ電磁石では、前記自冷循環式冷却装置は、前記クーラー室内に収納され、漏洩磁束によって変位する磁気可動子と、前記磁気可動子が変位する方向とは反対方向に前記磁気可動子を付勢するバネ等の弾性体と、前記磁気可動子の変位に伴って前記冷却媒体を前記クーラー室に排出する弁を備えた冷却媒体ポンプ室と、前記クーラー室から供給された冷却媒体が、前記励磁コイルを冷却して、前記ポンプ室に帰還する冷却経路とを具備した構成とした。
請求項9に記載の吊り上げ電磁石では、請求項1乃至6のいずれかに記載の吊り上げ電磁石において、請求項7又は8に記載の自冷循環式冷却装置を備えた構成とした。
請求項10に記載の吊り上げ電磁石では、請求項1乃至9のいずれかに記載の吊り上げ電磁石において、吊り上げる対象物をスクラップとしたものであるものとした。
本発明の吊り上げ電磁石は、上記のように構成したために、以下のような優れた効果を有する。
(1)請求項1に記載したように構成すると、概ね、従来の吊り上げ電磁石の吊り上げ量と同等以上の吊り上げ量とすることができ、特に、D2/D1が、約0.90となるようにすれば、吊り上げ量が、ほぼ最大となる吊り上げ電磁石とすることが可能となる。
(2)請求項2に記載したように構成すると、例えば、角形の吊り上げ電磁石の場合でも、概ね、従来の吊り上げ電磁石の吊り上げ量と同等以上の吊り上げ量とすることができ、特に、S2/S1が、0.2乃至0.55となるようにすれば、吊り上げ量が、ほぼ最大となる吊り上げ電磁石とすることが可能となる。
(3)請求項3に記載したように構成すると、上側鉄心内に生成される磁束経路の磁路断面積が、内部鉄心方向から外部鉄心方向に向かって、ほぼ一定となり、上側鉄心内では磁気飽和が緩和され、ほぼ同一の磁束密度の分布が得られるようになる。
(4)また、磁路の磁気損失の軽減、漏洩磁束の減少、従って、有効磁気エネルギーを増大させて、吊り上げ電磁石の吊り上げ量を増やしながら、外周方向に向けて、上側鉄心の肉厚を薄くするので、吊り上げ電磁石全体の重量を軽減することができる。
(5)請求項4に記載したように構成すると、板を多段に積層して、それらを溶接、接合することによって製作することができ、一次関数的に斜めに直線状に加工するよりも、加工コストを抑えながら、磁気飽和を緩和し、吊り上げ効率に優れた吊り上げ電磁石とすることができる。
(6)請求項5に記載したように構成すると、励磁コイルを2以上に分割した場合、複数の分割した励磁コイルの発熱を奪い易くなり冷却効率が向上する。
また、励磁コイルスペースにおいて、従来無駄になっていた冷却パイプの設置スペースも電流が供給でき、アンペアー・ターンの有効スペースにすることができるので、コイルスペースの利用効率を向上させることができる。
(7)請求項6に記載したように構成すると、吊り上げ量が多く、冷却効率にも優れた吊り上げ電磁石とすることができる。
(8)請求項7に記載したように構成すると、漏洩磁束を有効利用すると共に、吊り上げ電磁石の外面に取り付けるだけで、冷却媒体が励磁コイルを冷却するので、吊り上げ電磁石に外部から冷媒を供給する必要がなくなるので、製造コスト、ランニングコストを大幅に削減することが可能になる。
(9)請求項8に記載したように構成すると、簡単な構成の自冷循環式冷却装置を具えた吊り上げ電磁石とすることができる。
(10)請求項9に記載したように構成すると、吊り上げ量が多く、冷却効率にも優れ、漏洩磁束を有効利用すると共に、製造コスト、ランニングコストを大幅に削減した吊り上げ電磁石とすることができる。
(11)請求項10に記載したように構成すると、スクラップ吊り量を増大させた好適な吊り上げ電磁石とすることができる。
本発明の吊り上げ電磁石の第1乃至第5の各実施の形態について、図1乃至図9を用い、図10乃至図13を参照して説明する。
第1の実施の形態
先ず、本発明の吊り上げ電磁石10の第1の実施の形態について、図1及び図2を用いて説明する。
図1は、本発明の吊り上げ電磁石10の主要構成を示す右半分裁断縦断側面図である。
図2は、有限要素法を用いた磁界解析による吊り上げ電磁石10の吊り上げ量を示す特性図である。
上記した通り、吊り上げ電磁石の外径、高さについては、製品サイズとして定められており、外部鉄心の肉厚を規定する、外部鉄心の内径については、厳密な磁界解析に基づく設計がなされていなかった。
そこで、本実施の形態の吊り上げ電磁石10では、以下の条件下で、有限要素法を用いた磁場解析による吊り上げ電磁石10の吊り上げ量を算出した。
(1)吊り上げ電磁石10の外径をD1とし、外部鉄心14の内径をD2とし、吊り上げ電磁石10の高さをHとした場合、吊り上げ電磁石10の外径D1及び吊り上げ電磁石10の高さHの各数値を、それぞれD1、Hと固定する。
(2)内部鉄心12の断面積Si、外部鉄心14の断面積So、上側鉄心16の断面積Syとした場合、内部鉄心の断面積Si=外部鉄心の断面積So=上側鉄心の断面積Syとした。
(3)この条件のもとで、外部鉄心14の内径D2と吊り上げ電磁石10の外径D1との比、D2/D1を変化させて、上記した通り、有限要素法を用いた磁場解析による吊り上げ電磁石10の吊り上げ量を算出した。
その算出結果を図2に示す。
図2において、横軸は同図に示すように、外部鉄心14の内径D2と吊り上げ電磁石10の外径D1との比D2/D1であり、縦軸は、その形状における吊り上げ電磁石10の算出した吊り上げ量である。
図2に示すように、D2/D1については、0.8乃至1.0の範囲で吊り上げ量を計算し、0.90近傍で極大になる上に凸の特性曲線が得られている。
図10に示す従来の吊り上げ電磁石100では、厳密な解析を行わず、大きなアンペアー・ターンを得るために、励磁コイル110部分の領域を確保し、多数回巻線を巻くようにするために、外部鉄心124の内径を小さくして、D2/D1は0.93より大きい領域に設計していたが、解析結果によれば、最大の吊り上げ量を確保していなかったことが判明した。
従って、本発明の吊り上げ電磁石10では、吊り上げ電磁石10の外径D1と、外部鉄心14の内径D2との比:D2/D1を、0.85乃至0.95とすれば、概ね、従来の吊り上げ電磁石100の吊り上げ量と同等であるか或いはそれ以上であり、特に、D2/D1が、約0.90となるようにすれば、吊り上げ量が、ほぼ最大となる吊り上げ電磁石10とすることが可能となる。
第2の実施の形態
次に、本発明の吊り上げ電磁石10Bの第2の実施の形態について、図3を用いて説明する。
図3は、本発明の吊り上げ電磁石10Bを説明するための底面の概念構成図である。
本実施の形態では、特に、角形の吊り上げ電磁石10Bについて説明する。
図3において、12Bは内部鉄心、14Bは外部鉄心であり、吊り上げ電磁石10Bの底面積をS1とし、内部及び外部鉄心12B、14Bの底面積をS2としている。
この構成において、本実施の形態の吊り上げ電磁石10Bの底面積S1と、内部及び外部鉄心12B、14Bの底面積S2との比:S2/S1を、S2/S1が、0.2以上、望ましくは、S2/S1が、0.2乃至0.55となるようにしている。
このように構成することにより、従来の吊り上げ電磁石よりも、吊り能力が向上していることを、吊り上げ対象が、パイプ、パンチ屑、スクラップのそれぞれ冷時、熱時(193℃)の場合について、相対値(倍率)を以下に示す。
但し、パイプ、パンチ屑については測定値、スクラップについては推定値である。
パイプ パンチ屑
見かけ比重 0.84 2.23
冷時 熱時 冷時 熱時
(1)従来型Aとの比較(倍) 1.14 0.96 1.32 1.12
(2)従来型Bとの比較(倍) 1.20 1.11 1.40 1.29
スクラップ
見かけ比重 1.5
冷時 熱時
(1)従来型Aとの比較(倍) 約1.2 約1.0
(2)従来型Bとの比較(倍) 約1.3 約1.2
以上の比較に見られるように、本実施の形態の吊り上げ電磁石10Bでは、角形或いは小判型のものにおいて、吊り能力が著しく向上していることが顕著に見て取れる。
第3の実施の形態
次に、本発明の吊り上げ電磁石20の第3の実施の形態について、図4及び図5を用い、図1を参照して説明する。
図4は、本発明の吊り上げ電磁石20の磁界解析による磁気飽和の様子を示す右半分裁断側面図である。
なお、図4においては、図13同様に、濃度が濃い領域が、磁束密度が高いことを示している。
図5(a)〜(c)は、本発明の吊り上げ電磁石20の上側鉄心26の上面形状を示す一部拡大側面図である。
上記した通り、従来の吊り上げ電磁石100では、上側鉄心126の形状は、図11に示すように、外周方向に向けて、2段階に厚さが変化する形状であり、肉厚が大きく変化する近傍では、磁気飽和が発生し易くなり、アンペアー・ターンを有効利用しているとは言い難かった。
そこで、本実施の形態の吊り上げ電磁石20では、吊り上げ電磁石20の上側鉄心26の形状についての検討を行っている。
吊り上げ電磁石20は概ね円筒形状をしているために、上側鉄心26の半径は内部鉄心(図示せず)から外部鉄心(図示せず)に向けて増大する。
従って、上記第1の実施の形態の説明で用いた図1に示すように、上側鉄心26の厚みを、内部鉄心12から外部鉄心14方向に向かって、一次関数的に、順次、薄くするように形成すると、上側鉄心26内に生成される磁束経路の磁路断面積が、内部鉄心12から外部鉄心14方向に向かって、ほぼ一定となり、上側鉄心内では磁気飽和が緩和され、ほぼ一様の磁束密度の分布が得られるようになる。
このように、本実施の形態では、上側鉄心26での磁気飽和を緩和しながら、磁路の磁気損失の軽減、漏洩磁束の減少、従って、有効磁気エネルギーを増大させて、吊り上げ電磁石20の吊り上げ量を増やすことができる。
また、外周方向に向けて、上側鉄心26の肉厚を薄くするので、吊り上げ電磁石20全体の重量を軽減することができる。
なお、図4に有限要素法による磁場解析結果を示す。
図4によると、上側鉄心26内では、殆ど磁気飽和が発生していないことが理解される。
ところで、磁気飽和を極力防ぐという観点からは、上側鉄心26の上面形状を一次関数的に直線状に加工するのが望ましいが、切削加工が必要となり、切削加工分の加工コストが費やされる問題が生じる。
従って、本実施の形態では、図5(a)〜(c)に示すように、上側鉄心26の上面形状を内部鉄心から外部鉄心方向に向かって、一次関数直線Lに沿って、順次、階段状に薄くするように形成する。
この形態なら、板を多段に積層し、それらを溶接で接合すれば済むので、加工コストを抑えながら、磁気飽和を緩和した吊り上げ効率に優れた吊り上げ電磁石20とすることができる。
例えば、上側鉄心の上面形状としては、図5(a)に示すように、階段状の先端部が直線Lに接する形状のもの、図5(b)に示すように、階段状の深奥部が直線Lに接する形状のもの、また、図5(c)に示すように、階段状の中間部が直線Lに沿って連続する形状のものが考えられる。
第4の実施の形態
次に、本発明の吊り上げ電磁石30の第4の実施の形態について、図6及び図7を用いて説明する。
図6は、本実施の形態の吊り上げ電磁石30の主要構成を示す一部裁断縦断側面図で、励磁コイル32を2分割した場合である。
図7は、本実施の形態の吊り上げ電磁石30の主要構成を示す一部裁断縦断側面図で、励磁コイル32を3分割した場合である。
上述したように、従来の吊り上げ電磁石100の冷却方法では、励磁コイル110とは別途に、冷却パイプ142のスペースを設けて、冷却を行う方法を採っていたので、コイルスペースの利用効率が悪かった。
そこで、本実施の形態の吊り上げ電磁石30では、励磁コイル32を1つのまま、或いは、図6、図7に示すように2個或いは3個、または、図示は省略するがそれ以上の多数個に分割し、励磁コイル32の周囲、或いは、励磁コイル32の内部、又は、多数に分割した励磁コイル32の間隙に、非磁性でかつ熱伝導率が高い、例えば、銅合金、アルミニウム合金等の材質で形成された中空導体34を配設し、励磁コイル32と電気的に直列に接続し、かつ、この中空導体34に、油、水、空気等の冷媒を強制循環させるようにすると、冷却効率が向上する。
また、励磁コイルスペースにおいて、従来無駄になっていた冷却パイプの設置スペースもアンペアー・ターンの有効スペースにすることができるので、コイルスペースの利用効率を向上させることができ、吊り上げ電磁石30の吊り上げ量を増大することができる。
第5の実施の形態
次に、本発明の吊り上げ電磁石40の第5の実施の形態について、図8及び図9を用いて説明する。
図8は、本実施の形態の吊り上げ電磁石40の主要構成を示す縦断側面図である。
図9は、本実施の形態の吊り上げ電磁石40に供給する電流量の経時的変化を示す特性図である。
上記したとおり、従来の吊り上げ電磁石100では、漏洩磁束が発生することは理解されていたが、これを有効利用するという発想そのものがなかった。
しかし、漏洩磁束を活用しないのは、供給電力を有効利用しないことになる。
そこで、本実施の形態の吊り上げ電磁石40では、吊り上げ電磁石40の外面に、冷却媒体を密封するクーラー室44を取り付け、吊り上げ電磁石40の漏洩磁場の生成消滅によって冷却媒体を強制循環させて、励磁コイル42を冷却する自冷循環式冷却装置50を設けている。
この自冷循環式冷却装置50は、具体的には、クーラー室44内に収納され、漏洩磁束によって変位する磁気可動子52と、磁気可動子52が変位する方向とは反対方向に磁気可動子52を付勢するバネ54と、磁気可動子52の変位に伴って冷却媒体をクーラー室44に排出する弁56を備えた冷却媒体ポンプ室58と、クーラー室44から供給された冷却媒体が、励磁コイル42を冷却して、ポンプ室58に帰還する冷却経路60とを具備した構成である。
ここで、図9に示すように、励磁コイル42を励磁する励磁電流をONとしている間は、吊り上げ電磁石40の外面には、図8に示すような漏洩磁束Fが発生して、磁気可動子52内を漏洩磁束Fが通過する。
すると、磁気可動子52は磁気的な吸着力により、吊り上げ電磁石40側に吸引され、吊り上げ電磁石40の方向に変位する。
磁気可動子52が、吊り上げ電磁石40の方向に変位すると、弁56が開き、冷却媒体ポンプ室58の隔壁59で密閉されていた冷却媒体をクーラー室44に排出する。
一方、図9に示すように、励磁電流をOFFとすると、吊り上げ電磁石40の外面の漏洩磁束Fが消滅して、磁気可動子52は、バネ54の付勢力により、吊り上げ電磁石40の反対方向の元の位置に押し戻される。
この際、弁56は閉じ、冷却媒体ポンプ室58は負圧になって、冷却経路60内の冷却媒体は、矢印で示すように吸引され、代わりに、クーラー室44内の冷却媒体が矢印で示すように冷却経路60内に流入し、冷却媒体は励磁コイル42の冷却経路60を強制循環させられる。
即ち、励磁コイル42への電流供給をON、OFFするだけで、磁気可動子52がポンプの役割を果たして、冷却媒体が自動的に励磁コイル42を冷却することになる。
従って、本実施の形態の吊り上げ電磁石40では、漏洩磁束Fを有効利用すると共に、吊り上げ電磁石40の外面に取り付けるだけで、冷却媒体が励磁コイル42を冷却するので、吊り上げ電磁石40に外部から冷媒を供給する必要がなくなるので、製造コスト、ランニングコストを大幅に削減することが可能になる。
本発明の吊り上げ電磁石は、上記実施の形態に限定されず、種々の変更が可能である。
鉄心形状に関しては、主として、略円筒状の丸形の吊り上げ電磁石を用いて説明したが、冷却機構に関しては、角形や小判型の吊り上げ電磁石にも適用できるのは、勿論のことである。
また、本願発明の吊り上げ電磁石の各実施の形態のものは、吊り上げ対象をスクラップとした場合に、特に、有用であることを付記するものとする。
本発明の吊り上げ電磁石の第1の実施の形態の主要構成を示す右半分裁断縦断側面図である。 有限要素法を用いた磁界解析による第1の実施の形態の吊り上げ電磁石の吊り上げ量を示す特性図である。 本発明の第2の実施の形態の吊り上げ電磁石を説明するための底面図である。 本発明の吊り上げ電磁石の第3の実施の形態の磁界解析による磁気飽和の様子を示す右半分裁断側面図である。 本発明の吊り上げ電磁石の第3の実施の形態の上側鉄心の上面形状を示す一部拡大側面図である。 本発明の吊り上げ電磁石の第4の実施の形態の主要構成を示す一部裁断縦断側面図で、励磁コイルを2分割した場合である。 本発明の吊り上げ電磁石の第4の実施の形態の主要構成を示す一部裁断縦断側面図で、励磁コイルを3分割した場合である。 本発明の吊り上げ電磁石の第5の実施の形態の主要構成を示す縦断側面図である。 本発明の吊り上げ電磁石の第5の実施の形態に供給する電流量の経時的変化を示す特性図である。 従来の吊り上げ電磁石の外形形状を示す斜視図である。 従来の吊り上げ電磁石の構造を示す右半分裁断縦断側面図である。 従来の吊り上げ電磁石の励磁コイルを冷却する構造を示す右半分裁断縦断側面図である。 従来の吊り上げ電磁石において、磁気飽和について、有限要素法による磁界解析を行った結果を示す右半分裁断縦断側面図である。
符号の説明
10、10B、20、30、40、100:吊り上げ電磁石
12、12B、122:内部鉄心
14、14B、124:外部鉄心
16、26、126:上側鉄心
32、42、110:励磁コイル
34:中空導体
44:クーラー室
50:自冷循環式冷却装置
52:磁気可動子
54:バネ(弾性体)
56:弁
58:冷却媒体ポンプ室
140:冷却板
142:冷却パイプ
D1:吊り上げ電磁石の外径
D2:外部鉄心の内径
F:漏洩磁束

Claims (10)

  1. 内部鉄心と外部鉄心及び上側鉄心からなる鉄心と、この鉄心を励磁する励磁コイルを備え、前記励磁コイルに励磁電流を供給し、前記鉄心を励磁して鋼材等を吸着して吊り上げる吊り上げ電磁石において、
    前記吊り上げ電磁石の外径をD1とし、
    前記吊り上げ電磁石の外部鉄心の内径をD2とした場合、
    前記吊り上げ電磁石の外径D1と、前記外部鉄心の内径D2との比:D2/D1を
    D2/D1が、0.85乃至0.95の範囲とし、好ましくは、D2/D1が、約0.90となるようにしたことを特徴とする吊り上げ電磁石。
  2. 内部鉄心と外部鉄心及び上側鉄心からなる鉄心と、この鉄心を励磁する励磁コイルを備え、前記励磁コイルに励磁電流を供給し、前記鉄心を励磁して鋼材等を吸着して吊り上げる吊り上げ電磁石において、
    前記吊り上げ電磁石の底面積をS1とし、
    前記吊り上げ電磁石の前記鉄心の底面積をS2とした場合、
    前記吊り上げ電磁石の底面積S1と、前記鉄心の底面積S2との比:S2/S1を
    S2/S1が、0.2以上、望ましくは、S2/S1が、0.2乃至0.55となるようにしたことを特徴とする吊り上げ電磁石。
  3. 内部鉄心と外部鉄心及び上側鉄心からなる鉄心と、この鉄心を励磁する励磁コイルを備え、前記励磁コイルに励磁電流を供給して、前記鉄心を励磁して鋼材等を吸着して吊り上げる吊り上げ電磁石において、
    前記上側鉄心の厚みを、前記内部鉄心から前記外部鉄心方向に向かって、一次関数的に、順次、薄くするように形成し、
    上側鉄心内に生成される磁束経路の磁路断面積が、前記内部鉄心から前記外部鉄心方向に向かって、ほぼ一定となるようにしたことを特徴とする吊り上げ電磁石。
  4. 前記上側鉄心の厚みを、前記内部鉄心から前記外部鉄心方向に向かって、一次関数直線に沿って、順次、複数段の階段状に薄くなるように形成したことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の吊り上げ電磁石。
  5. 内部鉄心と外部鉄心及び上側鉄心からなる鉄心と、この鉄心を励磁する励磁コイルを備え、前記励磁コイルに励磁電流を供給して、前記鉄心を励磁して鋼材等を吸着して吊り上げる吊り上げ電磁石において、
    前記励磁コイルの周囲、或いは、前記励磁コイルの内部、又は、複数に分割した励磁コイルの間隙に、非磁性でかつ熱伝導率が高い、例えば、銅合金、アルミニウム合金等の材質で形成された中空導体を配設し、前記励磁コイルに電気的に直列に接続し、前記中空導体に、油、水、空気等の冷媒を強制循環させるようにしたことを特徴とする吊り上げ電磁石。
  6. 請求項1乃至4記載のいずれかに記載の形状を有する吊り上げ電磁石において、
    前記励磁コイルの周囲、或いは、前記励磁コイルの内部、又は、複数に分割した励磁コイルの間隙に、非磁性でかつ熱伝導率が高い、例えば、銅合金、アルミニウム合金等の材質で形成された中空導体を配設し、前記励磁コイルに電気的に直列に接続し、前記中空導体に、油、水、空気等の冷媒を強制循環させるようにしたことを特徴とする請求項1乃至4いずれかに記載の吊り上げ電磁石。
  7. 鉄心と、この鉄心を励磁する励磁コイルを備え、前記励磁コイルに励磁電流を供給して、前記鉄心を励磁して鋼材等を吸着して吊り上げる吊り上げ電磁石において、
    吊り上げ電磁石の外面に取り付けられ、冷却媒体を密封するクーラー室と、
    前記吊り上げ電磁石の漏洩磁場の生成消滅によって前記冷却媒体を強制循環させて前記励磁コイルを冷却する自冷循環式冷却装置を備えたことを特徴とする吊り上げ電磁石。
  8. 前記自冷循環式冷却装置は、前記クーラー室内に収納され、漏洩磁束によって変位する磁気可動子と、前記磁気可動子が変位する方向とは反対方向に前記磁気可動子を付勢するバネ等の弾性体と、前記磁気可動子の変位に伴って前記冷却媒体を前記クーラー室に排出する弁を備えた冷却媒体ポンプ室と、
    前記クーラー室から供給された冷却媒体が、前記励磁コイルを冷却して、前記ポンプ室に帰還する冷却経路とを具備したことを特徴とする請求項7に記載の吊り上げ電磁石。
  9. 請求項1乃至6のいずれかに記載の吊り上げ電磁石において、請求項7又は8に記載の自冷循環式冷却装置を備えたことを特徴とする吊り上げ電磁石。
  10. 請求項1乃至9のいずれかに記載の吊り上げ電磁石において、吊り上げる対象物をスクラップとしたものであることを特徴とする吊り上げ電磁石。
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JP2008114956A (ja) * 2006-11-01 2008-05-22 Sumitomo Heavy Ind Ltd リフティングマグネット

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