JP2004166172A - 画像処理装置、画像形成装置、画像読取装置、プログラム及び記憶媒体 - Google Patents

画像処理装置、画像形成装置、画像読取装置、プログラム及び記憶媒体 Download PDF

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高志 齋藤
Masaaki Ishikawa
雅朗 石川
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Abstract

【課題】ユーザの明示的な指示がなくても、画像に最適な画像処理を施す。また、画像処理用のメモリの記憶容量が比較的小さなものであっても最適な画像処理を実行する。
【解決手段】プログラム転送制御部では、画像データの付属情報が解読されて(ステップS1)、この付属情報の内容に応じて、必要な画像処理プログラムのモジュールが選択され、あるいは、使用するモジュールのパラメータなどが選択される(ステップS2)。そして、プログラム転送制御部の制御に従って、決定された画像処理プログラムのモジュールが画像データ処理部においてROMからロードされ(ステップS3)、実際に当該画像データに対して画像処理プログラムがプロセッサ上で動作し、画像データに対して様々な画像処理が行われる(ステップS4)。
【選択図】 図16

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像処理装置、画像形成装置、画像読取装置、プログラム及び記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
スキャナ、複写機、プリンタなど複数の機能を搭載するデジタル複合機において、処理モードに応じた画像処理を、画像処理用DSPのプログラムを入れ替えることで実現する技術が知られている(特許文献1参照)。
【0003】
かかる技術によれば、画像処理全機能のプログラムサイズが大きすぎて画像処理プロセッサのRAMに格納できない場合でも、所望の機能を達成することが可能となる。
【0004】
【特許文献1】
特開2000−165563公報
【特許文献2】
特許第3048158号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特許文献1に開示の技術においては、操作パネルから指定された明示的な機能(コピー、プリンタ等)または明示的な画質モード(文字モード等)に応じたプログラムの入れ替えについては開示されているが、ユーザの明示的な指示がない場合には最適なプログラムを選択できないという不具合がある。また、ユーザの指示範囲でプログラムの選択が行われるので、画像内容に適したものとは必ずしもならないという不具合もある。
【0006】
本発明の目的は、ユーザの明示的な指示がなくても、画像に最適な画像処理を施すことである。
【0007】
本発明の別の目的は、画像処理用のメモリの記憶容量が比較的小さなものであっても最適な画像処理を実行することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、画像データに添付されている当該画像データの内容を示す付属情報を読取る読取手段と、前記付属情報の内容に応じて異なる種類の画像処理を前記画像データに行なう画像処理手段と、を備えている画像処理装置である。
【0009】
したがって、ユーザの明示的な指示がなくても、付属情報の内容により、画像に最適な画像処理を施すことができる。
【0010】
なお、付属情報とは、画像データの解像度の情報(請求項3)、画像データの圧縮の情報(請求項4)、画像データの色空間の情報(請求項5)、画像データがカラーか白黒かの情報(請求項6)、画像データの画像あたりのビット数の情報(請求項7)、等である。
【0011】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の画像処理装置において、前記画像処理手段は、前記画像データを各種画像処理する処理を実行するプログラムを記憶している第1の記憶装置と、このプログラムに基づいて前記画像データ画像処理を行なうプロセッサと、このプロセッサの作業エリアとなる書換え可能な第2の記憶装置と、前記読取った付属情報の内容に応じて前記第2の記憶装置に前記第1の記憶装置からロードする前記プログラムを選択し、この選択により異なる種類の画像処理を前記画像データに行なう選択手段と、を備えている。
【0012】
したがって、第2の記憶装置には必要なプログラムだけを選択してロードすればよいので、第2の記憶装置の記憶容量が比較的小さなものであっても最適な画像処理を実行することができる。
【0013】
請求項8に記載の発明は、原稿の画像を読取るスキャナと、この読取った画像データに対して前記画像処理を行なう請求項1〜7の何れかの一に記載の画像処理装置と、この画像処理後の画像データを外部に送信するインターフェイスと、を備えている画像読取装置である。
【0014】
したがって、画像読取装置について請求項1〜7の何れかの一に記載の発明と同様の作用、効果を奏することができる。
【0015】
請求項9に記載の発明は、外部から画像データを受信するインターフェイスと、この受信した画像データに対して前記画像処理を行なう請求項1〜8の何れかの一に記載の画像処理装置と、この画像処理後の画像データに基づいて用紙上に画像形成を行なうプリンタエンジンと、を備えている画像形成装置である。
【0016】
したがって、画像形成装置について請求項1〜8の何れかの一に記載の発明と同様の作用、効果を奏することができる。
【0017】
請求項10に記載の発明は、原稿の画像を読取るスキャナと、この読取った画像データに対して前記画像処理を行なう請求項1〜8の何れかの一に記載の画像処理装置と、この画像処理後の画像データに基づいて用紙上に画像形成を行なうプリンタエンジンと、を備えている画像形成装置である。
【0018】
したがって、スキャナを備えた画像形成装置について請求項1〜8の何れかの一に記載の発明と同様の作用、効果を奏することができる。
【0019】
請求項11に記載の発明は、請求項8に記載の画像読取装置において、前記原稿の画像について所定の特徴の有無を判定する特徴判定手段を備え、前記読取手段は、前記付属情報として前記判定の結果を読取る。
【0020】
したがって、ユーザの明示的な指示がなくても、画像の所定の特徴を判定して、画像に最適な画像処理を施すことができる。
【0021】
請求項12に記載の発明は、請求項10に記載の画像形成装置において、前記原稿の画像について所定の特徴の有無を判定する特徴判定手段を備え、前記読取手段は、前記付属情報として前記判定の結果を読取る。
【0022】
したがって、ユーザの明示的な指示がなくても、画像の所定の特徴を判定して、画像に最適な画像処理を施すことができる。
【0023】
なお、請求項11,12において、所定の特徴とは、例えば、画像がカラーか白黒か等の特徴である。
【0024】
請求項13に記載の発明は、画像データに添付されている当該画像データの内容を示す付属情報を読取る読取処理と、前記付属情報の内容に応じて異なる種類の画像処理を前記画像データに行なう画像処理と、をコンピュータに実行させるコンピュータに読取り可能なプログラムである。
【0025】
したがって、ユーザの明示的な指示がなくても、付属情報の内容により、画像に最適な画像処理を施すことができる。
【0026】
請求項14に記載の発明は、請求項13に記載のプログラムを記憶している、記憶媒体である。
【0027】
したがって、記憶しているプログラムにより請求項13に記載の発明と同様の作用、効果を奏する。
【0028】
【発明の実施の形態】
[発明の実施の形態1]
本発明の一実施の形態について説明する。
【0029】
図1は、実施の形態1である画像形成装置1の概略構成を示すブロック図である。
【0030】
図1に示すように、画像形成装置1は、デジタル複写機であり、スキャナとなる画像データ読取ユニット2、画像データ制御ユニット3、本発明の画像処理装置を実施する画像データ処理ユニット4、画像データ記憶ユニット5及びプリンタエンジンとなる画像データ書込ユニット6からなる。
【0031】
画像データ読取ユニット2では、(1)光学系による原稿反射光の読取り処理、(2)CCD(Charge Coupled Device)での電気信号への変換処理、(3)A/D変換器でのデジタル化処理、等を実行する。
【0032】
画像データ制御ユニット3は、各ユニットを集中的に制御する。また、各ユニット間とのインターフェイスを備え(1対1の個別インターフェイスでもよいが、共通バスを介したインターフェイスでもよい)、各ユニット間の画像データの転送制御を行なう。
【0033】
画像データ処理ユニット4は、画像データ制御ユニット3の制御に従って、画像データ処理ユニット4に入出力される画像データに対して各種の画像処理を行なう。
【0034】
画像データ記憶ユニット5は、画像データ制御ユニット3の制御に従って、画像データ記憶ユニット5に入出力される画像データの記憶、読み出しを行なう。
【0035】
画像データ書込ユニット6は、画像データ制御ユニット3の制御に従って、画像データ書込ユニット6に入力される画像データに基づく画像形成を用紙上に行なう。なお、印刷方式は、電子写真方式のほか、インクジェット方式、昇華型熱転写方式、銀塩写真方式、直接感熱記録方式、溶融型熱転写方式など、様々な方式を用いることができる。
【0036】
図2は、画像データ処理ユニット4の詳細なブロック図である。画像データ処理ユニット4は、CPU11、プロセッサ12、外部メモリ13、第1の記憶装置となるROM14を構成要素として備えている。また、CPU11は画像データ制御ユニット3などの接続先からの情報を受け取ることができる。また、CPU11は、シリアルライン15でプロセッサ12のコントローラ16(後述)と接続されている。
【0037】
プロセッサ12は、演算処理を行なうプロセッサコア17、第2の記憶装置となるRAM18、ROMローダ19、ROMローダ19のコントローラ16を備えている。プロセッサコア17とRAM18及びROMローダ19間は、アドレスバス及びデータバスで接続されている。プロセッサコア17は、例えば、SIMD(Single Instruction-stream Multiple Data-stream)型のアーキテクチャを持ち、高速処理を可能としている。
【0038】
図3は、画像形成装置1の各ユニットにおける処理の流れを示すブロック図である。
【0039】
画像データ読取ユニット2によって得られた画像データは、画像データ記憶ユニット5に蓄積される。このとき、画像データには、当該画像データの内容を示す付属情報として、当該画像データの読取解像度、当該画像データの圧縮方式(非圧縮の場合も含む)、当該画像データはカラーか白黒か、カラーであれば色空間(RGB、YMCなど)、各画素のビット数(例えば白黒グレーなら8ビット、白黒2値なら1ビット)、当該画像データに対して既になされている画像処理(この場合は画像データ読取ユニット2で実行させる処理、例えば、シェーディング補正など)等、の情報も添付される。
【0040】
一般に、1枚の原稿をスキャンして1枚の複写プリントを出力するような複写機の動作においては、この画像データ記憶ユニット5による画像蓄積動作は必須ではない。1枚の原稿を複写するときは、読取解像度や色情報などの画像データの付属情報は機器の構成や複写時のユーザの指示により、一意に決まることが通常である。したがって、このような場合に画像データに応じた最適な画像処理を施すには、ユーザの指示により、一意に画像処理の内容を決定すればよい。
【0041】
しかし、複数枚の原稿をスキャンして、一旦画像データ記憶ユニット5に蓄積した後に、ソートや集約編集などを行なった上でプリントする場合や、また、画像データ記憶ユニット5に蓄積した画像データを時間をおいてから再プリントする場合などは、解像度や色情報などは一意に定まるとは限らない。スキャン毎にユーザの指示は異なっていても、最新のユーザ指示は「再プリント」ということだけである場合は、最新のユーザ指示に従うだけでは最適な画像処理はできないことになる。
【0042】
したがって、画像データ記憶ユニット5に蓄積された画像データを画像データ処理ユニット4に送って処理する場合、画像データに対応する付属情報も画像データ処理ユニット4に送る。画像データ処理ユニット4には、プログラム転送制御部7と、画像データ処理部8とを備えている(図2において、プログラム転送制御部7はCPU11に相当し、画像データ処理部8はプロセッサ12、外部メモリ13及びROM14に相当する)。
【0043】
この画像データ処理ユニット4で実行される処理について、図16のフローチャートを参照して説明する。画像データの付属情報はプログラム転送制御部7に送られる。そして、プログラム転送制御部7では、読取手段、読取処理を実現するため、付属情報が解読されて(ステップS1)、画像処理手段、画像処理、選択手段を実現するために、ステップS2〜3の処理を行なう。すなわち、この付属情報の内容に応じて、必要な画像処理プログラム21(図4参照)のモジュールが選択され、あるいは、使用するモジュールのパラメータなどが選択される(ステップS2)。そして、プログラム転送制御部7の制御に従って、決定された画像処理プログラム21のモジュールが画像データ処理部8においてROM14からロードされ(ステップS3)、実際に当該画像データに対して画像処理プログラム21がプロセッサ12上で動作し、画像データに対して様々な画像処理が行われる(ステップS4)。処理された画像データは画像データ書込ユニット6に転送される(ステップS5)。よって、CPU11、プロセッサコア17にステップS1〜S4の処理を実行させるプログラムが本発明のプログラムの実施となり、そのプログラムを記憶している記憶装置が本発明の記憶媒体の実施となる。
【0044】
上記の動作を図2に従って説明すると、画像データ付属情報はCPU11に送られ解読される。解読の結果必要なプログラムが決定され、CPU11からコントローラ16に指示が送られる。コントローラ16はROMローダ19を制御し、ROM14から必要な画像処理プログラム21のモジュールをロードして、RAM18にセットする。RAM18にセットされたプログラムは、プロセッサコア17で実行され、所定の画像処理が行なわれる。
【0045】
次に、ROM14に格納されている画像処理プログラム21について説明する。図4は、この画像処理プログラム21の各モジュールの説明図である。この画像処理プログラム21は次のようなモジュールで構成されている。原稿の網点形状を滑らかにする平滑化処理モジュール22は、平滑化方式として一般によく知られている平滑化フィルタを使うなどしている。文字のエッジ等をシャープにするためのエッジ強調処理モジュール23は、エッジ強調処理にラプラシアンなど一般によく知られているエッジ強調フィルタを使うなどしている。その他、入力画像データの色空間を出力系に合わせるための色変換処理を行なう色変換処理モジュール24、階調性を補正するためのγ補正処理を行なうγ補正処理モジュール25、出力系の画素あたりビット表現能力に合わせるための中間調処理を行なう中間調処理モジュール26、孤立点除去を行なう孤立点除去モジュール27、ジャギー補正を行なうジャギー補正モジュール28、圧縮されている画像データをデコードするデコードモジュール29、シェーディング補正を行なうシェーディング補正モジュール30等、を備えている。
【0046】
以下では、画像データの付属情報を参照して、画像処理プログラム21の各モジュールをどのように選択して、どのように実行するか、その具体例について説明する。
【0047】
(1)解像度の情報を利用する場合
画像データの解像度を付属情報として使用する例について説明する。画像データ読取ユニット2の基本解像度が600dpiであったとする。その場合、平滑化処理モジュール22に基づいて実行する平滑化処理は、600dpiにおいて原稿の網点形状が滑らかになるようにパラメータが設定される。また、対象画像データの読取解像度が300dpiであった場合、平滑化処理モジュール22のパラメータは弱い平滑化効果になるようなものとするか、平滑化方式そのものを弱い平滑化効果を持つものに変えてもよい。また、解像度が低い(100dpiなど)場合、平滑化そのものを行なわない(平滑化処理モジュール22を用いない)としてもよい。
【0048】
(2)色情報(カラー白黒、色空間)を利用する場合
画像データの色情報を付属情報として利用する場合について説明する。
【0049】
画像データがグレー画像であった場合、色変換処理は行なわない。この場合は、色変換処理モジュール24を用いない。
【0050】
色空間がRGBではなく、出力系と同じYMCであった場合、色変換処理は行なわない。よって、この場合も、色変換処理モジュール24を用いない。
【0051】
色空間がRGBではなくYuvなど輝度色差系の色空間であった場合、色変換処理はそれに応じたものになる。また、輝度色差系の場合は平滑化処理やエッジ強調もRGB系とは異なるものとなる。例えば、輝度信号Yのみにエッジ強調をかける処理に変更するなどする。
【0052】
(3)画像あたりのビット数の情報を利用する場合
画像データが白黒2値画像であった場合、平滑化処理とエッジ強調処理は、グレー8ビット画像やRGB各8ビット画像等とは異なる処理内容で行なう。
【0053】
また、色補正や中間調処理が不要となるので、色変換処理モジュール24、中間調処理モジュール26は用いず、平滑化やエッジ強調もグレー8ビット画像やRGB各8ビット画像等とは異なる方式で行われる。
【0054】
さらに、孤立点除去モジュール27、ジャギー補正モジュール28を用いて、孤立点除去とジャギー補正を実行する。
【0055】
(4)圧縮の情報を利用する場合
一般に画像データを画像データ記憶ユニット5も蓄積する場合、蓄積能力を高めるために圧縮する場合が多い。したがって、画像データ処理ユニット4に送られる画像データは圧縮がされている場合もある。このような圧縮がされている場合、デコードしてから様々な画像処理を行なうことになる。そこで、最初にデコードモジュール29を用い、その後に、各モジュール22〜28から必要なものを用いることとなる。
【0056】
(5)既になされている画像処理の情報を利用する場合
画像データ記憶ユニット5に蓄積されている画像データに、既に何らかの画像処理がなされている場合、それを考慮した画像処理を行なう。例えば、画像データ読取ユニット2においてシェーディング補正がなされている場合は、各モジュール22〜28による画像処理を行い、逆にシェーディング補正がなされていない場合は、シェーディング補正モジュール30によりシェーディング補正を行なう。この場合は、最初にシェーディング補正モジュール30により処理を行なって、その後に、各モジュール22〜28による画像処理を行なう。
【0057】
[発明の実施の形態2]
別の実施の形態について説明する。
【0058】
以下の説明で、図1〜図4と同一符号の部材は、実施の形態1と共通であるため、詳細な説明は省略する。
【0059】
図5は、実施の形態2である画像形成装置31の概略構成を示すブロック図である。この画像形成装置31が、画像形成装置1と相違するのは、画像データ読取ユニット2に代えて、ネットワークインターフェイス32を備えている点である。このネットワークインターフェイス32は、外部からの画像データの受信を可能とする。
【0060】
図6は、各ユニットにおける処理の流れを示したものである。ネットワークインターフェイス32を介して外部から送られた画像データは画像データ記憶ユニット5に蓄積される。このとき、画像データの付属情報も同時にネットワークインターフェイス32経由で画像データ記憶ユニット5に蓄積される。その後の画像データ処理ユニット4などにおける処理内容については、実施の形態1と同様であるため、説明を省略する。
【0061】
[発明の実施の形態3]
別の実施の形態について説明する。
【0062】
以下の説明で、図1〜図4と同一符号の部材は、実施の形態1と共通であるため、詳細な説明は省略する。
【0063】
図7は、実施の形態3である画像読取装置41の概略構成を示すブロック図である。この画像読取装置41が、画像形成装置1と相違するのは、画像データ書込ユニット6に代えて、ネットワークインターフェイス42を備えている点である。このネットワークインターフェイス42は、外部の画像データの送信を可能とする。
【0064】
図8は、各ユニットにおける処理の流れを示したものである。画像データ読取ユニット2によって得られた画像データは、画像データ記憶ユニット5に蓄積される。このとき、実施の形態1と同様、画像データの付属情報も画像データと対応させて記憶される。
【0065】
この蓄積された画像データは、実施の形態1と同様に画像処理されるが、画像処理後の画像データはネットワークインターフェイス42を介して、外部に送信される。この場合は、画像データ書込ユニット6を備えていないのでその特性は定まらない。したがって、中間調処理を行なわずに、連続階調表現データとして画像データを送信する。これにより、画像処理プログラム21には、中間調処理モジュール26を備えていない。
【0066】
[発明の実施の形態4]
別の実施の形態について説明する。
【0067】
本実施の形態は、実施の形態1,3の前述の画像形成装置1又は画像読取装置41と全体構成は同様である。本実施の形態が、実施の形態1,3と相違するのは、画像データ読取ユニット2が図9に示すような構成をとる点である。
【0068】
すなわち、図9に示すように、画像データ読取ユニット2は、原稿の画像を読取る画像データ読取部51と、この読取った画像データの特徴を判定する特徴判定手段となる画像データ特徴判定部52とを備えている。全体の処理の流れは図3、図8の場合と同様である。
【0069】
画像データ特徴判定部52の例として、スキャン画像全体から対象原稿が白黒原稿かカラー原稿か自動判別するカラー白黒自動判別を行なう場合について説明する。このようなカラー白黒自動判別については公知であるため、詳細な説明は省略する(必要であれば、特許第3048158号公報を参照)。
【0070】
このカラー白黒自動判別においては、画像がカラー原稿か白黒原稿か確定するのは原稿全体のスキャン終了後ということになる。そこで、画像データ読取部51で画像データを読取ながら随時画像データ記憶ユニット5に蓄積していき、原稿全体のスキャン終了時点で確定したカラー白黒判定結果も、当該画像データの付属情報として画像データ記憶ユニット5に画像データとともに蓄積する。この蓄積後の画像データ処理ユニット4による画像処理内容等については、実施の形態1〜3と同様であるため、詳細な説明は省略する。
【0071】
[発明の実施の形態5]
別の実施の形態について説明する。
【0072】
図10は、本実施の形態の画像形成装置1の概略構成のブロック図である。この画像形成装置1が実施の形態4の画像形成装置1と相違するのは、画像データ記憶ユニット5を備えていない点である。
【0073】
図11に処理の流れを示す。このような構成において、画像データ読取部51によって原稿のプレスキャンが行われる。このとき、スキャンされた画像データは蓄積されないが、原稿のカラー白黒自動判別は画像データ特徴判定部52によって行われる。この判定結果はプログラム転送制御部7に送られ、判定結果に応じた画像処理プログラム21モジュールが選択される。具体的なプログラム構成については実施例1と同様である。より具体的には、画像がカラーとして判定された場合は各モジュール22〜29を用い、白黒として判定された場合は、色変換処理モジュール24以外の各モジュール22,23,25〜29を用いる。プレスキャン後、本スキャンが行われ、画像データ読取ユニット2から読取った画像データが画像データ処理ユニット4に送られる。
【0074】
[発明の実施の形態6]
別の実施の形態について説明する。
【0075】
図12は、本実施の形態の画像読取装置41の概略構成のブロック図である。この画像読取装置41が実施の形態4の画像読取装置41と相違するのは、画像データ記憶ユニット5を備えていない点である。
【0076】
図13に処理の流れを示す。このような構成において、実施の形態5と同様に、画像データ特徴判定部52によってプレスキャン時に原稿がカラーか白黒かが判定され、判定結果に従った画像処理が画像データ処理ユニット4にて行われる。
【0077】
[発明の実施の形態7]
別の実施の形態について説明する。
【0078】
図14は、本実施の形態の画像処理装置61の概略構成のブロック図である。図14において、図5に示す画像形成装置31と共通する部材は、実施の形態2と同様であるため、詳細な説明は省略する。この画像処理装置61のハードウエア構成は、パーソナルコンピュータなどにより実現される。
【0079】
処理の流れを図15に示す。ネットワークインターフェイス32を介して外部から受信した画像データは、画像データ記憶ユニット5に蓄積される。このとき、画像データの付属情報も同時にネットワークインターフェイス32経由で画像データ記憶ユニット5に蓄積される。蓄積後の画像データに対する画像データ処理ユニット4による画像処理内容については、実施の形態3と同様である。
【0080】
【発明の効果】
請求項1、13,14に記載の発明は、ユーザの明示的な指示がなくても、付属情報の内容により、画像に最適な画像処理を施すことができる。
【0081】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、第2の記憶装置には必要なプログラムだけを選択してロードすればよいので、第2の記憶装置の記憶容量が比較的小さなものであっても最適な画像処理を実行することができる。
【0082】
請求項3〜7に記載の発明は、請求項1又は2に記載の発明と同様の効果を奏する。
【0083】
請求項8〜10に記載の発明は、請求項1〜7の何れかの一に記載の発明と同様の効果を奏することができる。
【0084】
請求項11,12に記載の発明は、請求項8,10に記載の発明において、ユーザの明示的な指示がなくても、画像の所定の特徴を判定して、画像に最適な画像処理を施すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】発明の実施の形態1であるデジタル複写機の概略構成を示すブロック図である。
【図2】画像データ処理ユニットの詳細なブロック図である。
【図3】デジタル複写機の各ユニットにおける処理の流れを示すブロック図である。
【図4】画像処理プログラムの各モジュールの説明図である。
【図5】発明の実施の形態2である画像形成装置の概略構成を示すブロック図である。
【図6】画像形成装置の各ユニットにおける処理の流れを示すブロック図である。
【図7】発明の実施の形態3である画像読取装置の概略構成を示すブロック図である。
【図8】画像読取装置の各ユニットにおける処理の流れを示すブロック図である。
【図9】発明の実施の形態4である画像形成装置等の画像データ読取ユニットの構成を説明する説明図である。
【図10】発明の実施の形態5の画像形成装置の概略構成のブロック図である。
【図11】画像形成装置の各ユニットにおける処理の流れを示すブロック図である。
【図12】発明の実施の形態6の画像読取装置の概略構成のブロック図である。
【図13】画像読取装置の各ユニットにおける処理の流れを示すブロック図である。
【図14】発明の実施の形態7の画像処理装置の概略構成のブロック図である。
【図15】画像処理装置の各ユニットにおける処理の流れを示すブロック図である。
【図16】画像データ処理ユニットにおける処理のフローチャートである。
【符号の説明】
2 スキャナ
6 プリンタエンジン
4 画像処理手段
12 プロセッサ
14 第1の記憶装置
18 第2の記憶装置
32 インターフェイス
42 インターフェイス
52 特徴判定手段

Claims (14)

  1. 画像データに添付されている当該画像データの内容を示す付属情報を読取る読取手段と、
    前記付属情報の内容に応じて異なる種類の画像処理を前記画像データに行なう画像処理手段と、
    を備えている画像処理装置。
  2. 前記画像処理手段は、
    前記画像データを各種画像処理する処理を実行するプログラムを記憶している第1の記憶装置と、
    このプログラムに基づいて前記画像データ画像処理を行なうプロセッサと、
    このプロセッサの作業エリアとなる書換え可能な第2の記憶装置と、
    前記読取った付属情報の内容に応じて前記第2の記憶装置に前記第1の記憶装置からロードする前記プログラムを選択し、この選択により異なる種類の画像処理を前記画像データに行なう選択手段と、
    を備えている請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記読取手段は、前記付属情報として前記画像データの解像度の情報を読取る、請求項1又は2に記載の画像処理装置。
  4. 前記読取手段は、前記付属情報として前記画像データの圧縮の情報を読取る、請求項1又は2に記載の画像処理装置。
  5. 前記読取手段は、前記付属情報として前記画像データの色空間の情報を読取る、請求項1又は2に記載の画像処理装置。
  6. 前記読取手段は、前記付属情報として前記画像データがカラーか白黒かの情報を読取る、請求項1又は2に記載の画像処理装置。
  7. 前記読取手段は、前記付属情報として前記画像データの画像あたりのビット数の情報を読取る、請求項1又は2に記載の画像処理装置。
  8. 原稿の画像を読取るスキャナと、
    この読取った画像データに対して前記画像処理を行なう請求項1〜7の何れかの一に記載の画像処理装置と、
    この画像処理後の画像データを外部に送信するインターフェイスと、
    を備えている画像読取装置。
  9. 外部から画像データを受信するインターフェイスと、
    この受信した画像データに対して前記画像処理を行なう請求項1〜7の何れかの一に記載の画像処理装置と、
    この画像処理後の画像データに基づいて用紙上に画像形成を行なうプリンタエンジンと、
    を備えている画像形成装置。
  10. 原稿の画像を読取るスキャナと、
    この読取った画像データに対して前記画像処理を行なう請求項1〜7の何れかの一に記載の画像処理装置と、
    この画像処理後の画像データに基づいて用紙上に画像形成を行なうプリンタエンジンと、
    を備えている画像形成装置。
  11. 前記原稿の画像について所定の特徴の有無を判定する特徴判定手段を備え、
    前記読取手段は、前記付属情報として前記判定の結果を読取る、
    請求項8に記載の画像読取装置。
  12. 前記原稿の画像について所定の特徴の有無を判定する特徴判定手段を備え、
    前記読取手段は、前記付属情報として前記判定の結果を読取る、
    請求項10に記載の画像形成装置。
  13. 画像データに添付されている当該画像データの内容を示す付属情報を読取る読取処理と、
    前記付属情報の内容に応じて異なる種類の画像処理を前記画像データに行なう画像処理と、
    をコンピュータに実行させるコンピュータに読取り可能なプログラム。
  14. 請求項13に記載のプログラムを記憶している、記憶媒体。
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