JP2004165868A - 監視方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】管理センター22と、監視対象となる監視対象機器23と、監視対象機器23に対応した通信ユニット24、25と、管理センター22と監視対象機器23との間に存し且つ通信ユニット24、25に接続される中継装置26と、を含む監視システム21を用いて行われる監視方法であり、中継装置26が異なる通信手順を持つ通信ユニット24、25と通信可能となるような汎用機能を有して監視対象機器23に対する監視が行われる監視方法を採用する。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、管理センターと中継装置と通信ユニットと監視対象機器とを含む監視システムを用いて行われる監視方法に関する。
【0002 】
【従来の技術】
従来、例えば設備機器のような監視対象機器に取り付けられた各種センサーからの信号は、PLC(Programable Logic Controller)をはじめとする種々のデータ収集装置に取り込まれるようになっている。また、データ収集装置に取り込まれた信号は、そのデータ収集装置に取り付けられた通信ユニットを介してコンピュータに取り込まれるようになっている。尚、コンピュータが監視対象機器の側にない場合には、通信網を介してデータ転送を行う必要があり中継装置が用いられている(例えば特許文献1参照)。
【0003 】
中継装置は、上記PLCをはじめとするデータ収集装置の通信ユニットに接続されている。通信ユニットは、各社各様の通信仕様とコマンド体系を持って市販されており、このような通信ユニットに接続される従来の中継装置は、データ収集装置の通信ユニットに対応した限定的な装置として用いられている。
【0004 】
ところで、複数の設備機器を遠隔監視する場合には、複数種のデータ収集装置と通信ユニットとが使用される場合が多く、コンピュータにて一括して遠隔監視するためには、複数種の中継装置に各々対応するようなシステムの構築をする必要があった。
【0005 】
また、コンピュータへデータ転送を行うための通信網は、公衆アナログ回線、公衆デジタル回線、パケット網、インターネットなどがあり、それぞれの通信網において使用される接続装置が異なることから、従来の中継装置は、通信網に限定的に対応した装置になってしまっていた。従って、システムの実装に多大な負担をかけてしまっていた。
【0006 】
図12を参照しながら従来の遠隔監視システムの一例を説明する。図12において、従来の遠隔監視システムは、引用符号1で示されるコンピュータの機能を有する監視装置を備えている。その監視装置1には、使用する通信網の種類に応じて、すなわち公衆アナログ/デジタル回線2、パケット網3、インターネット4等に応じて、適応する接続装置5a、5b、5cが設けられている。接続装置5a、5b、5cは、例えば各顧客先現場側にも設けられている。各顧客先現場の設備機器には、データ収集装置が設けられている。そのデータ収集装置には、通信ユニット6a〜6c(ここでは一例として三つ挙げる)のいずれかが設けられている。
【0007 】
通信ユニット6a〜6cは、各社各様の通信仕様とコマンド体系を持っており、これらの通信ユニット6a〜6cのそれぞれには、通信ユニットと通信網とに対応した中継装置7、8、9、10、…、nが接続されている。中継装置7、8、9、10、…、nは、通信ユニットと通信網とに対応することから、それぞれ仕様が異なっている。
【0008 】
【特許文献1】
特開2001−156927号公報 (第2−3頁、第1−2図)
【0009 】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来技術にあっては、各社各様のデータ収集装置ならびにその通信ユニットに対応した中継装置7、8、9、10、…、nを通信網に合わせて選択しなければならなかった。また、上記装置から取り出された各種データを監視装置1が各々の中継装置7、8、9、10、…、nの仕様に応じた実装で取り込まなければならなかった。
【0010 】
すなわち、従来の遠隔監視システムは、中継装置の選択に始まり、その通信手順、警報取得手順などの中継装置ごとの仕様調査ならびに実装に多大なコストを必要としていた。
【0011 】
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたもので、通信ユニットの種類さらには通信網の種類に対して迅速且つ容易に対応するとともに、安価に監視システムを構築することが可能な監視方法を提供することを課題とする。
【0012 】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するためなされた請求項1記載の本発明の監視方法は、管理センターと、監視対象となる監視対象機器と、該監視対象機器に対応した通信ユニットと、前記管理センターと前記監視対象機器との間に存し且つ前記通信ユニットに接続される中継装置と、を含む監視システムを用いて行われる監視方法であって、前記中継装置が異なる通信手順を持つ前記通信ユニットと通信可能となるような汎用機能を有して前記監視対象機器に対する監視が行われることを特徴としている。
【0013 】
上記課題を解決するためなされた請求項2記載の本発明の監視方法は、管理センターと、監視対象となる監視対象機器と、該監視対象機器に対応した通信ユニットと、前記管理センターと前記監視対象機器との間に存し且つ前記通信ユニットに接続される中継装置と、を含む監視システムを用いて行われる監視方法であって、前記中継装置が異なる通信手順を持つ前記通信ユニットと通信可能となるような汎用機能を有するとともに、警報監視機能を有して前記監視対象機器に対する監視が行われることを特徴としている。
【0014 】
請求項3記載の本発明は、請求項1又は請求項2に記載の監視方法において、異なる複数の通信網のうちの一つが選択されて前記管理センターと前記中継装置とが通信可能となることを特徴としている。
【0015 】
請求項1に記載された本発明によれば、中継装置は異なる通信手順を持つ通信ユニットと通信可能となるような汎用機能を有する。そして、このような機能を有して監視対象機器に対する監視が行われる。これにより、通信ユニットに対応するような中継装置の選択は不要になる。また、通信手順などの中継装置ごとの仕様調査ならびに実装に多大なコストをかけなくてもすむようになる。従って、本発明の監視方法を採用することにより、通信ユニットの種類に対して迅速且つ容易に対応することが可能になる。また、安価に監視システムを構築することが可能になる。
【0016 】
尚、本明細書において、管理センターには、コンピュータの機能を有する監視装置(一例)が含まれるものとする。監視対象機器としては、ボイラ設備(ボイラ、水処理機器など)、冷凍機設備(吸収式冷凍機など)、受配電設備(受配電盤、機器制御盤など)、空調設備(空調機器、スケジュール制御盤など)等の各種設備機器や流量計等が挙げられるものとする(PLCをはじめとするデータ収集装置が一体又は別体で含まれる)。
【0017 】
請求項2に記載された本発明によれば、中継装置は異なる通信手順を持つ通信ユニットと通信可能となるような汎用機能を有する。また、中継装置は警報監視機能を有する。そして、このような機能を有して監視対象機器に対する監視が行われる。監視には、警報監視が含まれる。これにより、通信ユニットに対応するような中継装置の選択は不要になる。また、通信手順、警報取得手順などの中継装置ごとの仕様調査ならびに実装に多大なコストをかけなくてもすむようになる。従って、本発明の監視方法を採用することにより、通信ユニットの種類に対して迅速且つ容易に対応することが可能になる。また、安価に警報監視を含んだ監視システムを構築することが可能になる。
【0018 】
請求項3に記載された本発明によれば、管理センターと中継装置との通信を行うために、異なる複数の通信網のうちの一つが選択される。管理センター及び中継装置は、異なる通信網に対応するようになる。これにより、通信網の種類に対してさらに迅速且つ容易に対応することが可能になる。
【0019 】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図1は本発明の監視方法が採用される監視システムの一実施の形態を示すブロック図である。また、図2は中継装置の全体構成図、図3は通信関数群の説明図である。
【0020 】
図1において、本発明の監視方法が採用される監視システム21は、管理センター22と、監視対象となる監視対象機器23と、その監視対象機器23に対応した通信ユニット24ならびに25と、管理センター22と監視対象機器23との間に存し且つ通信ユニット24ならびに25に接続される中継装置26と、を含んで構成されている。管理センター22は、監視装置27と、通信関数群28と、装置設定&メンテナンスツール29とを有している。監視システム21は、上記の他に各種公衆/専用の通信網30を利用するとともに、接続装置31ならびに32を有して構成されている。以下、上記各構成について説明する。
【0021 】
管理センター22の監視装置27は、監視対象機器23を監視するためのものであって、コンピュータにより構成されている。通信関数群28は、中継装置26との様々なやり取りを行うために設けられている。通信関数群28については後に再度説明する。装置設定&メンテナンスツール29は、通信関数群28を利用して中継装置26の諸動作の設定ならびに動作ログを取得するために設けられている。
【0022 】
通信網30は、公衆アナログ/デジタル回線、パケット網、インターネット等の異なる複数の通信網であって、この中の一つが選択されて監視装置27と中継装置26とが通信可能となるようになっている。接続装置31ならびに32は、電話モデムをはじめとする各種通信網に対応することが可能なものとして構成されている。
【0023 】
監視装置27による監視の対象となる監視対象機器23は、例えば顧客現場に設置されている。その監視対象機器23には、データ収集装置ならびに通信ユニット24または25が、一体または別体で設けられている。ここでは、通信ユニット24がシリアル通信ユニット、通信ユニット25がイーサネット(登録商標)通信ユニットに設定されている。
【0024 】
図2において、中継装置26は、通信ポートA100及び通信ポートB170と、リアルデータ中継手順110と、警報データ発報手順111と、蓄積データ送信手順112と、メンテナンスデータ処理手順113と、中継手順パラメータブロック120と、通信手順パラメータブロック121と、コマンド&解析パラメータブロック122と、メモリブロック140と、リアルデータ通信手順160と、警報判断手段150と、警報検知通信手順161と、データ演算手段151と、データ蓄積通信手順162と、管理情報記憶装置180と、制御部130とを備えて構成されている。
【0025 】
図1及び図2において、通信ポートA100は、通信網30と接続するための接続装置32に接続されている。また、通信ポートB170は、顧客現場に設置された監視対象機器23のデータ収集装置ならびに通信ユニット24または25に接続されている。また、リアルデータ中継手順110は、監視対象機器23のリアルタイムデータを中継するために設けられている。また、警報データ発報手順111は、監視対象機器23の異常を警報として発信するために設けられている。また、蓄積データ送信手順112は、監視対象機器23の稼働状況を記録したデータを送信するために設けられている。また、メンテナンスデータ処理手順113は、装置設定&メンテナンスツール29からの指示に従い各種設定およびメンテナンスを行うために設けられている。
【0026 】
中継手順パラメータブロック120には、通信網30と接続するための接続装置32に対応した中継通信処理を行うための中継手順がパラメータ記述されている。また、通信手順パラメータブロック121には、通信ユニット24または25との通信手順がパラメータ記述されている。また、コマンド&解析パラメータブロック122には、警報及び蓄積データを取得するためのコマンドおよびその解析方法がパラメータ記述されている。
【0027 】
メモリブロック140は、警報および蓄積データを保存するために設けられている。また、リアルデータ通信手順160は、通信手順パラメータブロック121に記述された通信手順を利用してリアルデータの取得を行うために設けられている。また、警報判断手段150は、コマンド&解析パラメータブロック122に記述された解析パラメータによって取得データから警報判断をするために設けられている。また、警報検知通信手順161は、コマンド&解析パラメータブロック122に記述された通信手順を利用して警報判断の元となるデータを通信にて取得するために設けられている。また、データ演算手段151は、コマンド&解析パラメータブロック122に記述された解析パラメータによって取得データから蓄積用データを演算するために設けられている。また、データ蓄積通信手順162は、コマンド&解析パラメータブロック122に記述されたコマンドと通信手順パラメータブロック121に記述された通信手順とを利用して蓄積データの元となるデータを通信にて取得するために設けられている。
【0028 】
管理情報記憶装置180は、中継手順パラメータブロック120および通信手順パラメータブロック121およびコマンド&解析パラメータブロック122およびメモリブロック140の内容を不揮発記憶するために設けられている。また、制御部130は、上記の全ての処理をコントロールするために設けられている。
【0029 】
上記構成において、中継装置26は、接続装置31および32を通すか、あるいは直接通信ポートA100に監視装置27を直接接続するか、どちらかの方法で、装置設定&メンテナンスツール29を使って内部パラメータ領域を書き換えることができるようになっている。ここで、書き換えられる内部パラメータ領域は、中継手順パラメータブロック120および通信手順パラメータブロック121およびコマンド&解析パラメータブロック122の3領域であるものとする。
【0030 】
装置設定&メンテナンスツール29を使って中継手順パラメータブロック120を書き換えることにより、中継装置26は、接続される通信網30に対応した接続装置32に応じた通信手順を取ることができるようになっている。また、制御部130は、中継手順パラメータブロック120の記述パラメータを使用して、リアルデータ中継手順110、警報データ発報手順111、蓄積データ送信手順112、メンテナンスデータ処理手順113の通信手順を接続装置32に合わせたものに変更することができるようになっている。そして、中継手順パラメータブロック120の書き換えが実行されると、これと同時に管理情報記憶装置180にこの情報が記憶されるようになっている。
【0031 】
尚、メンテナンスデータ処理手順113のみは、中継手順パラメータブロック120に記述された通信手順に従うモードと、接続装置32を介さず、直接通信ポートA100に監視装置27を接続して通信手順を行うモードの2つのモードが用意されている。すなわち、接続装置32を別の通信網に対応した接続装置に置き換える際の、通信不能状態を回避することができるようになっている。
【0032 】
装置設定&メンテナンスツール29を使って通信手順パラメータブロック121を書き換えることにより、中継装置26は、接続される通信ユニット24または25に対応した通信手順を取ることができるようになっている。そして、通信手順パラメータブロック121の書き換えが実行されると、これと同時に管理情報記憶装置180にこの情報が記憶されるようになっている。
【0033 】
装置設定&メンテナンスツール29を使ってコマンド&解析パラメータブロック122を書き換えることにより、中継装置26は、警報の判定を行うために必要となるデータ収集用のコマンドとその判定方法、また、データを定期的に蓄積するためのデータ収集用のコマンドとその演算方法を変更することができるようになっている。そして、コマンド&解析パラメータブロック122の書き換えが実行されると、これと同時に管理情報記憶装置180にこの情報が記憶されるようになっている。
【0034 】
図3において、通信関数群28は、中継装置26と通信し各種操作を行うために設けられている。また、通信関数群28は、監視装置27および装置設定&メンテナンスツール29が標準的に使用できるプログラム関数を納めたもので、この標準関数群を使用して中継装置26に対してのデータ要求や警報待ち受け、動作設定、ログ取得などを行うために設けられている。基本関数としては、監視対象機器23の状態データをリアルタイムに取得するためのリアルデータ取得関数群220と、警報を待ち受けて警報データを取得するための警報データ取得関数群221と、蓄積データを収集する蓄積データ取得関数群222と、中継装置26のパラメータブロック書き換えや動作ログ情報の取得などを行うメンテナンス関数群223とを備えて構成されている。
【0035 】
通信関数群28のリアルデータ取得関数群220を使用して発行されたリアルデータ取得要求は、接続装置32を介して通信ポートA100へ到達するようになっている。中継装置26は、中継手順パラメータブロック120の内容に従って接続装置32に対応した着信待ち受けを行っており、先のリアルデータ取得要求は通信ポートA100を介して着信されるようになっている。通信ポートA100が着信すると、中継手順パラメータブロック120の内容に従ったリアルデータ中継手順110を経てリアルデータ取得要求コマンドが取得され、制御部130へ取り込まれるようになっている。
【0036 】
制御部130では、取得したリアルデータ取得要求コマンドをそのまま通信ポートB170へ送り、通信手順パラメータブロック121に従った通信手順を実現するリアルデータ通信手順160にて通信ユニット24または25からレスポンスデータを取得するようになっている。取得されたレスポンスデータは、中継手順パラメータブロック120の内容に従ったリアルデータ中継手順110を通して通信ポートA100から発信され、通信関数群28のリアルデータ取得関数群220に応答として返されるようになっている。監視装置27では、この応答レスポンスデータにより顧客現場の監視対象機器23の機器状態をモニタリングすることができようになっている。
【0037 】
通信関数群28の警報データ取得関数群221を使用して監視装置27は、警報待ち受けを行うことができるようになっている。中継装置26の制御部130は、あらかじめ設定されているコマンド&解析パラメータブロック122内の警報データ取得用コマンドと、通信手順パラメータブロック121に従った通信手順を実現する警報検知通信手順161とを使って、定期的に通信ユニット24または25から応答データを得るようになっている(図9参照)。制御部130は、受け取った応答データに対し、コマンド&解析パラメータブロック122に記された内容に従った分解・解析を行う警報判断手段150にて警報の判断を行うようになっている。
【0038 】
警報が出たと判断されるその警報判断情報がメモリブロック140に保存され、さらに管理情報記憶装置180に対しても保存されると、中継手順パラメータブロック120に従った中継手順である警報データ発報手順111を通して通信ポートA100より回線接続作業と警報データの送信を行うようになっている。警報は、回線接続されている間に発生している全ての警報につきデータ送信されるようになっている。待ち受け中の通信関数群28内の警報データ取得関数群221は、中継装置26からの警報を着信して警報の内容データを受け取ることができるようになっている。
【0039 】
中継装置26の制御部130は、あらかじめ設定されているコマンド&解析パラメータブロック122内の蓄積データ取得用コマンドと、通信手順パラメータブロック121に従った通信手順を実現するデータ蓄積通信手順162とを使って、これまたコマンド&解析パラメータブロック122に設定された時間間隔にて通信ユニット24または25から応答データを得るようになっている(図9参照)。制御部130は、受け取った応答データに対し、コマンド&解析パラメータブロック122に記された手順でデータ分解・解析・演算をデータ演算手段151にて行うようになっている。演算されたデータは、メモリブロック140に順次蓄積されると同時に、管理情報記憶装置180に対しても保存されるようになっている。
【0040 】
通信関数群28内の蓄積データ取得関数群222を使用して発行された蓄積データ取得要求は、接続装置32を介して通信ポートA100へ到達するようになっている。中継装置26は、中継手順パラメータブロック120の内容に従って接続装置32に対応した着信待ち受けを行っており、先の蓄積データ取得要求は通信ポートA100を介して着信されるようになっている。通信ポートA100が着信すると、中継手順パラメータブロック120の内容に従った蓄積データ送信手順112を経てメモリブロック140内に蓄積されたデータ群が全て送信され、蓄積データ取得関数群222がそのデータを順次取得するようになっている。監視装置27は、このデータを様々な設備稼働データとして活用するようになっている。
【0041 】
通信関数群28のメンテナンス関数群223を使用して発行されたメンテナンス要求は、接続装置32を介するか、あるいは直接ルートで通信ポートA100へ到達するようになっている。中継装置26は、中継手順パラメータブロック120の内容に従ったメンテナンスデータ処理手順113と、このメンテナンスデータ処理手順113をバイパスした直接処理手順とで交互に着信待ち受けを行っており、通信ポートA100が着信すると、その着信時の接続手順にてメンテナンス要求を受け入れるようになっている。メンテナンス要求として、▲1▼中継手順パラメータブロック120の書き換え要求、▲2▼通信手順パラメータブロック121の書き換え要求、▲3▼コマンド&解析パラメータブロック122の書き換え要求、▲4▼中継装置26の稼働ログ取得要求を受け入れるようになっている。
【0042 】
尚、通信関数群28のメンテナンス関数群223では、中継装置26の内部パラメータだけでなく、その制御プログラム自体も書き換えることが可能になっている。すなわち、将来新しく登場する通信網や、顧客設置のデータ収集装置ならびに通信ユニットが、内部パラメータの書き換えのみで通信が行えないような手順である場合には、その制御プログラム自身をバージョンアップすることが可能になっている。
【0043 】
以上のように、中継装置26の内部パラメータを書き換えることにより、▲1▼各種通信網に対応した、▲2▼顧客設置のデータ収集装置ならびに通信ユニット24ならびに25に対応した、汎用性のある(汎用機能を有する)中継装置が実現でき、これを利用したコンピュータシステムである監視システム21を迅速に、安価に構築することができる。
【0044 】
中継装置26が異なる通信手順を持つ通信ユニット24ならびに25と通信可能となるような汎用機能を有し、さらには警報監視機能を有して、監視装置27が監視対象機器23に対する監視を行うような監視方法およびシステムであることから、通信ユニット24ならびに25の種類さらには通信網30の種類に対して迅速且つ容易に対応することができる。
【0045 】
その他、内部パラメータを書き換えるメンテナンスデータ処理に関しては、▲1▼通信網を介して、あるいは▲2▼直接通信にて処理が行われるため、遠隔監視中継装置の設置時あるいは設置後の保守メンテナンス、通信対象機器変更においてコストをかけずに短時間で処理を完了することができ、導入、運用コストを削減することができる。
【0046 】
続いて、図4を参照しながら中継装置26で行われるリアルデータ処理について説明する。図4はリアルデータ処理に係るフローチャートである。
【0047 】
リアルデータ処理が開始されると、ステップS1〜S7の処理が順に行われる。先ず、ステップS1では接続装置32の初期化と着信待ち受けが行われる。次に、ステップS2では通信ユニット24または25への送信コマンド取得が行われる。ステップS3では通信ユニット24または25へのコマンド送信が行われる。ステップS4では通信ユニット24または25からの応答データの受信が行われる。ステップS5ではその応答データの返信が行われる。ステップS6では次のリアルデータ取得要求があるかどうかが判断され、次の要求がある場合には(Y)、再びステップS2の処理が行われる。一方、次の要求がない場合には(N)、ステップS7が実行される。ステップS7では切断処理が行われる。以上により、リアルデータ処理が完了する。
【0048 】
尚、リアルデータ処理における上記ステップS1およびS2、ステップS5およびS7は、中継手順パラメータブロック120の内容に従っている。また、ステップS3およびS4は、通信手順パラメータブロック121の内容に従っている。
【0049 】
続いて、図5を参照しながら中継装置26で行われる警報処理について説明する。図5は警報処理に係るフローチャートである。
【0050 】
警報処理が開始されると、ステップS11〜S19の処理が順に行われる。先ず、ステップS11ではコマンド生成が行われる。次に、ステップS12では通信ユニット24または25へのコマンド送信が行われる。ステップS13では通信ユニット24または25からの応答データの受信が行われる。ステップS14ではその応答データの解析・警報判定が行われる。ステップS15では警報があるかどうかが判断され、警報がない場合には(N)、再びステップS11の処理が行われる。一方、警報がある場合には(Y)、ステップS16が実行される。ステップS16では警報判断情報のメモリブロック140への保存が行われる。ステップS17では接続装置32の初期化と送信準備が行われる。ステップS18では回線接続されている間に発生している全ての警報についてのデータ送信が行われる。ステップS19では切断処理が行われる。以上により、警報処理が完了する。
【0051 】
尚、警報処理における上記ステップS11およびS14は、コマンド&解析パラメータブロック122の内容に従っている。また、ステップS12およびS13は、通信手順パラメータブロック121の内容に従っている。また、ステップS17およびS18およびS19は、中継手順パラメータブロック120の内容に従っている。
【0052 】
続いて、図6を参照しながら中継装置26で行われる蓄積データ収集処理について説明する。図6は蓄積データ収集処理に係るフローチャートである。
【0053 】
蓄積データ収集処理が開始されると、ステップS21〜S25の処理が順に行われる。先ず、ステップS21ではコマンド生成が行われる。次に、ステップS22では通信ユニット24または25へのコマンド送信が行われる。ステップS23では通信ユニット24または25からの応答データの受信が行われる。ステップS24ではその応答データの解析・演算処理が行われる。ステップS25では蓄積データのメモリブロック140や管理情報記憶装置180への保存が行われる。その後、再びステップS21からの処理が順に行われる。
【0054 】
尚、蓄積データ収集処理における上記ステップS21およびS24は、コマンド&解析パラメータブロック122の内容に従っている。また、ステップS22およびS23は、通信手順パラメータブロック121の内容に従っている。
【0055 】
続いて、図7を参照しながら中継装置26で行われる蓄積データ送信処理について説明する。図7は蓄積データ送信処理に係るフローチャートである。
【0056 】
蓄積データ送信処理が開始されると、ステップS31〜S36の処理が順に行われる。先ず、ステップS31では接続装置32の初期化と着信待ち受けが行われる。次に、ステップS32では蓄積データ取得要求の受信が行われる。ステップS33ではメモリブロック140や管理情報記憶装置180を用いての、応答用の蓄積データの生成が行われる。ステップS34ではその生成された蓄積データの返信が行われる。ステップS35では次の蓄積データ取得要求があるかどうかが判断され、次の要求がある場合には(Y)、再びステップS32の処理が行われる。一方、次の要求がない場合には(N)、ステップS36が実行される。ステップS36では切断処理が行われる。以上により、蓄積データ送信処理が完了する。
【0057 】
尚、蓄積データ送信処理における上記ステップS31およびS32及びS34およびS36は、中継手順パラメータブロック120の内容に従っている。
【0058 】
続いて、図8を参照しながら中継装置26で行われる中継装置設定&メンテナンス処理について説明する。図8は中継装置設定&メンテナンス処理に係るフローチャートである。
【0059 】
中継装置設定&メンテナンス処理が開始されると、ステップS41〜S51の処理が順に行われる。先ず、ステップS41では接続装置32の初期化と着信待ち受けが行われる。次に、ステップS42ではコマンドの受信が行われる。ステップS43では中継装置設定またはメンテナンス要求のいずれであるかどうかが判断され、メンテナンス要求の場合にはステップS44が実行される。また、中継装置設定の場合にはステップS45が実行される。ステップS44ではメンテナンス用内部保持データの送信が行われる。ステップS45では中継手順設定、通信手順設定、コマンド&解析設定のいずれであるかどうかが判断され、中継手順設定の場合にはステップS46が実行される。また、通信手順設定の場合にはステップS47が実行される。また、コマンド&解析設定の場合にはステップS48が実行される。ステップS46では中継手順パラメータの受信が行われる。ステップS47では通信手順パラメータの受信が行われる。ステップS48ではコマンド&解析パラメータの受信が行われる。ステップS49では次の要求があるかどうかが判断され、次の要求がある場合には(Y)、再びステップS42の処理が行われる。一方、次の要求がない場合には(N)、ステップS50が実行される。ステップS50では切断処理が行われる。ステップS51では各パラメータの書き換えが行われる。以上により、中継装置設定&メンテナンス処理が完了する。
【0060 】
尚、中継装置設定&メンテナンス処理における上記ステップS41およびS42及びS44およびS46およびS47およびS48およびS50は、中継手順パラメータブロック120の内容に従っている。
【0061 】
続いて、図10および図11を参照しながら中継装置26で行われる通信処理について説明する。図10は着信待ち受け時の処理に係るフローチャート、図11は発信時の処理に係るフローチャートである。
【0062 】
図10および図11の「着信待ち受け」、「発信処理」は通信処理におけるオープン処理に該当し、「コマンド受信」、「応答データ送信」、「データ送信」は通信処理における読み書き処理に該当するようになっている。また、「切断」は通信処理におけるクローズ処理に該当するようになっている。尚、図10および図11の「着信待ち受け」、「発信処理」、「切断」においてはそれぞれ「前処理」と「後処理」が存在し、四角で囲んだ3つのパラメータにて設定される処理が示されているが、これらは必ず3つ指定されるものではないものとする。設定されるパラメータの例を示しているものであって、例えば着信待ち受け前処理で「モデム初期化コマンド」が設定されていればモデムの初期化がそのコマンドを使用して実行され、着信待ち受け後処理に「PPP/TCP/UDP、認証コード」が設定されていればPPP接続してTCPまたはUDPにて接続した後、認証処理が実行されるように示されているものとする。
【0063 】
その他、本発明は本発明の主旨を変えない範囲で種々変更実施可能なことは勿論である。
【0064 】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1に記載された本発明によれば、通信ユニットの種類に対して迅速且つ容易に対応することができるという効果を奏する。また、安価に監視システムを構築することができるという効果を奏する。
【0065 】
請求項2に記載された本発明によれば、通信ユニットの種類に対して迅速且つ容易に対応することができるという効果を奏する。また、安価に警報監視を含んだ監視システムを構築することができるという効果を奏する。
【0066 】
請求項3に記載された本発明によれば、通信網の種類に対してさらに迅速且つ容易に対応することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による監視方法が採用される監視システムの一実施の形態を示すブロック図である。
【図2】中継装置の全体構成図である。
【図3】通信関数群の説明図である。
【図4】リアルデータ処理に係るフローチャートである。
【図5】警報処理に係るフローチャートである。
【図6】蓄積データ収集処理に係るフローチャートである。
【図7】蓄積データ送信処理に係るフローチャートである。
【図8】中継装置設定&メンテナンス処理に係るフローチャートである。
【図9】中継装置と通信ユニットの通信例に係る説明図である。
【図10】通信処理(着信待ち受け時の処理)に係るフローチャートである。
【図11】通信処理(発信時の処理)に係るフローチャートである。
【図12】従来の遠隔監視システムを示すブロック図である。
【符号の説明】
21 監視システム
22 管理センター
23 監視対象機器
24、25 通信ユニット
26 中継装置
27 監視装置
28 通信関数群
29 装置設定&メンテナンスツール
30 通信網
31、32 接続装置
100 通信ポートA
110 リアルデータ中継手順
111 警報データ発報手順
112 蓄積データ発信手順
113 メンテナンスデータ処理手順
120 中継手順パラメータブロック
121 通信手順パラメータブロック
122 コマンド&解析パラメータブロック
130 制御部
140 メモリブロック140
150 警報判断手段
151 データ演算手段
160 リアルデータ通信手順
161 警報検知通信手順
162 データ蓄積通信手順
170 通信ポートB
180 管理情報記憶装置
220 リアルデータ取得関数群
221 警報データ取得関数群
222 蓄積データ取得関数群
223 メンテナンス関数群
Claims (3)
- 管理センターと、監視対象となる監視対象機器と、該監視対象機器に対応した通信ユニットと、前記管理センターと前記監視対象機器との間に存し且つ前記通信ユニットに接続される中継装置と、を含む監視システムを用いて行われる監視方法であって、
前記中継装置が異なる通信手順を持つ前記通信ユニットと通信可能となるような汎用機能を有して前記監視対象機器に対する監視が行われる
ことを特徴とする監視方法。 - 管理センターと、監視対象となる監視対象機器と、該監視対象機器に対応した通信ユニットと、前記管理センターと前記監視対象機器との間に存し且つ前記通信ユニットに接続される中継装置と、を含む監視システムを用いて行われる監視方法であって、
前記中継装置が異なる通信手順を持つ前記通信ユニットと通信可能となるような汎用機能を有するとともに、警報監視機能を有して前記監視対象機器に対する監視が行われる
ことを特徴とする監視方法。 - 請求項1又は請求項2に記載の監視方法において、
異なる複数の通信網のうちの一つが選択されて前記管理センターと前記中継装置とが通信可能となる
ことを特徴とする監視方法。
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