JP2003316426A - 巡回点検システム及び方法 - Google Patents

巡回点検システム及び方法

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JP2003316426A
JP2003316426A JP2002119564A JP2002119564A JP2003316426A JP 2003316426 A JP2003316426 A JP 2003316426A JP 2002119564 A JP2002119564 A JP 2002119564A JP 2002119564 A JP2002119564 A JP 2002119564A JP 2003316426 A JP2003316426 A JP 2003316426A
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Yuji Gomi
裕司 五味
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 正確かつ効率の良い巡回点検を実現する。 【解決手段】 所定の通信網Nを介して相互接続された
点検用サーバSと巡回点検用クライアント端末Tとを備
え、点検用サーバSは、巡回点検用クライアント端末T
の要求に応じてプラント設備の巡回点検に供する新規チ
ェックリストAを提供すると共に該新規チェックリスト
Aに点検結果が記載された記入済チェックリストBを登
録し、巡回点検用クライアント端末Tは、巡回点検を行
う点検作業者が携帯するものであって、点検用サーバS
から新規チェックリストAを取得し、点検作業者によっ
て点検結果が記載された記入済チェックリストBを前記
点検用サーバSに送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種設備に係わる
巡回点検システム及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】例え
ば、火力発電所を例にとって、設備の点検について説明
する。火力発電所では、発電設備を構成する各種機器を
作業員の巡回点検によって行っている。この際、作業員
は、点検内容が記載されたチェックリストを携帯して火
力発電所内を順次移動することにより、点検対象となる
機器について所定項目のチェックを行う。そして、点検
結果をチェックリストに記入し、巡回が終了すると、当
該チェックリストの記載内容をコンピュータに入力して
一元管理している。このような巡回点検は、火力発電所
設備における日常管理業務の基本ルーチンである。
【0003】ところで、このような巡回点検では、作業
員は、必要に応じて機器に関する取扱説明書や図面等の
技術資料をチェックリストと一緒に携帯して、各種機器
の点検を行う。しかしながら、火力発電所には多く種類
あるいは個数の機器が備えられているため、全ての機器
に関する技術資料を携帯することは、実質的に不可能で
ある。一方、熟練した作業員の場合には携帯する技術資
料の種類が少なくて済むが、未熟な作業員の場合には、
点検すべき多くの機器に関する技術資料を携帯する必要
がある。また、このような技術資料は書面であるために
実際の点検現場で該当する機器の技術資料を探し出して
参照することは極めて繁雑な作業であり、またチェック
リストの記載内容をコンピュータに入力して管理してい
るので、2度手間である。
【0004】さらには、巡回点検では、作業者は、機器
の動作状態を正確に把握し得ないと言う問題点がある。
すなわち、作業者は、機器の設置現場において、計器等
に基づいて機器の動作状態を把握するが、この点検時に
おける火力発電所の運転状態を把握することができない
ので、火力発電所の運転状態に応じた機器の動作状態を
把握することができない。したがって、火力発電所の運
転状態に対して機器が正常に動作しているかを確認する
ことができないので、個々の機器を正確に点検すること
ができない。
【0005】本発明は、上述する問題点に鑑みてなされ
たもので、正確かつ効率の良い巡回点検を実現すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、巡回点検システムに係わる第1の手段
として、所定の通信網を介して相互接続された点検用サ
ーバと巡回点検用クライアント端末とを備え、点検用サ
ーバは、巡回点検用クライアント端末の要求に応じてプ
ラント設備の巡回点検に供する新規チェックリストを提
供すると共に該新規チェックリストに点検結果が記載さ
れた記入済チェックリストを登録し、巡回点検用クライ
アント端末は、巡回点検を行う点検作業者が携帯するも
のであって、点検用サーバから新規チェックリストを取
得し、点検作業者によって点検結果が記載された記入済
チェックリストを点検用サーバに送信するという構成を
採用する。
【0007】また、巡回点検システムに係わる第2の手
段として、上記第1の手段において、プラント設備の制
御室に設置され、通信網を介して巡回点検用クライアン
ト端末と交信を行う制御室用クライアント端末をさらに
備えるという構成を採用する。
【0008】巡回点検システムに係わる第3の手段とし
て、上記第2の手段において、巡回点検用クライアント
端末は、ビデオカメラとマイクロホンとを備え、該ビデ
オカメラとマイクロホンとによって捉えたプラント設備
の映像と音声とを制御室用クライアント端末に送信する
という構成を採用する。
【0009】巡回点検システムに係わる第4の手段とし
て、上記第2または第3の手段において、巡回点検用ク
ライアント端末は、スピーカーを備え、制御室用クライ
アント端末から受信される音声アドバイスを発音すると
いう構成を採用する。
【0010】巡回点検システムに係わる第5の手段とし
て、上記第1〜第4いずれかの手段において、点検用サ
ーバはプラント制御装置と接続され、巡回点検用クライ
アント端末の要求に応じてプラント制御装置からプラン
ト情報を取得して巡回点検用クライアント端末に転送す
るという構成を採用する。
【0011】巡回点検システムに係わる第6の手段とし
て、上記第1〜第5いずれかの手段において、回点検用
クライアント端末は、無線LANを介して通信網に接続
されるという構成を採用する。
【0012】巡回点検システムに係わる第7の手段とし
て、上記第1〜第5いずれかの手段において、回点検用
クライアント端末は、PHSを介して通信網に接続され
るという構成を採用する。
【0013】巡回点検システムに係わる第8の手段とし
て、上記第1〜第7いずれかの手段において、プラント
設備は発電所であるという構成を採用する。
【0014】一方、本発明では、巡回点検方法に係わる
第1の手段として、プラント設備の巡回点検に供する新
規チェックリスト及び該新規チェックリストに点検結果
が記載された記入済チェックリストを記憶する点検用サ
ーバを予め設け、点検作業者は、携帯する巡回点検用ク
ライアント端末を用いることにより通信網を介して点検
用サーバにアクセスして新規チェックリストを取得して
点検作業を行い、点検が終了すると、点検結果が記載さ
れた記入済チェックリストを点検用サーバに登録すると
いう構成を採用する。
【0015】また、巡回点検方法に係わる第2の手段と
して、上記第1の手段において、プラント設備の制御室
内に通信網に接続された制御室用クライアント端末を設
け、点検作業者は、巡回点検用クライアント端末を用い
て制御室用クライアント端末を交信を行うことにより制
御室からアドバイスを受けて点検を行うという構成を採
用する。
【0016】巡回点検方法に係わる第3の手段として、
上記第2の手段において、ビデオカメラとマイクロホン
とによって捉えたプラント設備の映像と音声とを制御室
用クライアント端末に送信することにより制御室からア
ドバイスを受けるという構成を採用する。
【0017】巡回点検方法に係わる第4の手段として、
上記第1〜第3いずれかの手段において、点検用サーバ
にプラント制御装置を接続することにより、点検作業者
は、プラント制御装置からプラント情報を取得して点検
を行うという構成を採用する。
【0018】巡回点検方法に係わる第5の手段として、
上記第1〜第4いずれかの手段において、巡回点検用ク
ライアント端末は無線LANを介して通信網に接続され
るという構成を採用する。
【0019】巡回点検方法に係わる第6の手段として、
上記第1〜第4いずれかの手段において、巡回点検用ク
ライアント端末はPHSを介して通信網に接続されると
いう構成を採用する。
【0020】巡回点検方法に係わる第7の手段として、
上記第1〜第6いずれかの手段において、プラント設備
は発電所であるという構成を採用する。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明に
係わる巡回点検システム及び方法の一実施形態について
説明する。なお、本実施形態は、本発明をプラント設備
の1つである火力発電所に適用したものである。
【0022】図1は、本実施形態における巡回点検シス
テムのシステム構成図である。この図において、符号N
は通信網、Mは無線LAN端末、Uは有線通信網、Tは
巡回点検用端末(巡回点検用クライアント端末)、Sは
点検用サーバ、Pはプラント制御装置、KTは制御室用
端末(制御室用クライアント端末)である。
【0023】通信網Nは、無線LAN端末Mと有線通信
網Uとから構成されており、例えば火力発電所内に敷設
されたLAN(Local Area Network)である。無線LA
N端末Mは、有線通信網Uに接続されると共に、火力発
電所内において巡回点検の対象である各種機器の設置場
所(点検現場)に設けられている。無線LAN端末M
は、巡回点検用端末Tと無線交信を行うことにより、通
信網Nを介した巡回点検用端末Tと点検用サーバSとの
交信を中継する。なお、無線LAN端末Mに代えて、既
存の形態通信手段であるPHS(personal handyphone
system)等を利用しても良い。
【0024】巡回点検用端末Tは、上記各種機器の定期
的な巡回点検を行う点検作業者によって携帯される情報
通信端末であり、例えば無線LANによる通信機能を備
えた携帯型パーソナルコンピュータである。この巡回点
検用端末Tは、機器の映像及び動作音を取得するための
CCDカメラ(ビデオカメラ)とマイクロホンとスピー
カーとを備えており、上記映像に関する映像データ及び
動作音に関する音声データを通信網Nを介して点検用サ
ーバSあるいは制御室用端末KTに送信すると共に、制
御室用端末KTから受信された制御室からの音声アドバ
イスを発音する。なお、スピーカーは、ヘッドフォンタ
イプのものが好ましい。点検作業者は、この巡回点検用
端末Tを用いて点検用サーバSと交信することにより各
種機器の巡回点検を行う。なお、当該巡回点検用端末T
と点検用サーバSとの交信に基づく巡回点検の詳細につ
いては後述する。
【0025】点検用サーバSは、上記各種機器の動作状
態(つまり火力発電所の運転状況)を集中的に監視する
中央制御室内に設けられており、新規チェックリスト
A、記入済チェックリストBを内部に記憶すると共に、
技術資料データベースDが内部に構築されている。この
点検用サーバSは、有線通信網Uに接続されており、巡
回点検用端末Tからの巡回点検に関する各種要求の受付
や、巡回点検に必要な各種情報の巡回点検用端末Tへの
転送等を行う。一例として、点検用サーバSは、巡回点
検用端末Tの要求に応じて巡回点検に必要な新規チェッ
クリストAの提供及び当該新規チェックリストAに点検
結果が記入された記入済チェックリストBの登録等を行
う。
【0026】また、点検用サーバSは、巡回点検用端末
Tから巡回点検に関するアドバイスの提供要求(アドバ
イス要求)を受け付けると、当該アドバイス要求を制御
室用端末KTに転送する。制御室用端末KTは、点検用
サーバSと同様に有線通信網Uに接続されており、各種
機器に精通した熟練者が上記アドバイス要求に対して点
検作業者に適切なアドバイスを与えるためのものであ
る。
【0027】プラント制御装置Pは、上記各種機器の動
作を制御することにより火力発電所を自動運転させるも
のである。プラント制御装置Pは、各種機器のプロセス
値を常時モニタすることにより各種機器に適切な操作量
を逐次供給し、この結果として各種機器を所定の動作状
態として火力発電所を自動運転する。本実施形態におけ
るプラント制御装置Pは、点検用サーバSに接続されて
おり、当該点検用サーバSの要求に応じて火力発電所の
運転状態を示すプラント情報を点検用サーバSに送信す
る。このようなプラント情報は、例えば上記プロセス値
(制御量)や操作量等である。
【0028】次に、このように構成された巡回点検シス
テムを用いた巡回点検の手順を図2のフローチャートを
参照して説明する。
【0029】点検作業者は、予め決められた順序で火力
発電所内を巡回することにより各種機器の動作状態を順
次点検するが、点検現場に着くと、巡回点検用端末Tを
用いて新規チェックリストAの提供要求を点検用サーバ
Sに送信し、該点検用サーバSから新規チェックリスト
Aを取得する(ステップS1)。
【0030】そして、点検作業者は、当該新規チェック
リストAに点検項目として記載された各種機器の動作状
態を順次巡回して点検することになるが、最初の機器の
点検作業において当該機器の取扱説明書等の技術情報が
必要な場合(ステップS2)、巡回点検用端末Tを用い
て点検用サーバSに予め構築された技術資料データベー
スDを検索することにより当該機器の技術情報を取得す
る(ステップS3)。なお、点検作業者は、技術情報が
必要でない場合には(ステップS2)、技術情報を取得
することなく次の処理を行う。
【0031】続いて、点検作業者は、当該機器の動作を
把握する上で、そのプロセス値等のプラント情報が必要
な場合には(ステップS4)、点検用サーバSにプラン
ト情報取得要求を送信し、点検用サーバSから当該機器
のプラント情報を取得する(ステップS5)。そして、
点検作業者は、上記のように取得した点検対象機器の技
術情報及びプラント情報を参照することにより当該機器
の動作確認を行う(ステップS6)。なお、点検作業者
は、プラント情報が必要でない場合には(ステップS
4)、プラント情を取得することなく当該機器の動作確
認を行う。
【0032】ここで、点検作業者は、当該機器の動作を
十分に把握できた場合には新規チェックリストAに点検
結果を記入するが、機器動作を十分に把握することがで
きず中央制御室に居る熟練者のアドバイスが必要な場合
は(ステップS7)、巡回点検用端末Tを用いてアドバ
イス要求を点検用サーバSに送信することにより制御室
用端末KTを呼び出す(ステップS8)。点検用サーバ
Sは、巡回点検用端末Tからアドバイス要求を受信する
と、このアドバイス要求を制御室用端末KTに転送し、
巡回点検用端末Tを制御室用端末KTとの交信が可能な
状態にする。
【0033】点検作業者は、このようにして巡回点検用
端末Tを介した熟練者との情報交換が可能な状態になる
と、巡回点検用端末Tに予め接続されたCCDカメラや
マイクロホンを用いて機器の映像(動画)や動作音を機
器状態情報として取得して制御室用端末KTに送信する
(ステップS9)。そして、この映像(動画)や動作音
を参考として熟練者が制御室用端末KTを介して適切な
アドバイスを巡回点検用端末Tに送信することにより、
点検作業者は上記アドバイスを取得する(ステップS1
0)。
【0034】そして、点検作業者は、このアドバイスに
基づいて機器の動作状態を最終的に判断して、当該判断
結果を機器の点検結果として巡回点検用端末Tに入力す
る(ステップS11)。この結果、ステップS1で先に取
得した新規チェックリストAには、当該機器に関する点
検結果が記入され、当該機器の点検が終了する。そし
て、点検作業者は、新規チェックリストA上の全検査項
目に点検結果を入力すると(ステップS12)、当該全検
査項目に点検結果が記入された記入済チェックリストB
の登録要求を巡回点検用端末Tを用いて点検用サーバS
に送信することにより当該記入済チェックリストBの点
検用サーバSへの登録を行う(ステップS13)。この結
果、点検用サーバSには新たな記入済チェックリストB
が記憶・保存される。
【0035】なお、点検作業者は、ステップS7におい
て熟練者のアドバイスを必要としないと判断した場合に
は、ステップS8〜S10の処理を省略し、ステップS11
において点検結果を巡回点検用端末Tに入力する。ま
た、点検作業者は、ステップS12において全検査項目に
点検結果が入力されていない、つまり点検対象の全機器
について点検が終了していないと判断した場合には、次
の機器の設置場所に移動して当該次の機器の点検をステ
ップS2〜S11の手順で実施する。そして、点検対象の
全機器を巡回することにより当該全機器の点検が終了し
た時点で、記入済チェックリストBを点検用サーバSに
登録する。
【0036】本実施形態によれば、例えば以下のような
効果を奏することができる。 (1)点検作業者は巡回点検用端末Tを携帯することに
より点検用サーバSから新規チェックリストAを取得し
て巡回点検を行い、巡回点検が終了すると、巡回点検用
端末Tを介して記入済チェックリストBを点検用サーバ
Sに登録するので、新規チェックリストA及び記入済チ
ェックリストBを点検用サーバSによって一元管理する
ことができる。したがって、従来のような紙によるチェ
ックリストを携帯して巡回点検する場合に比較して、効
率の良い巡回点検作業を実現することができる。
【0037】(2)点検作業者は点検用サーバS内の技
術資料データベースDから所望の技術資料を取得するこ
とができるので、従来のように技術資料を携帯する必要
がなく、したがって、これによっても巡回点検の作業性
が向上するので、作業効率の良い巡回点検を実現するこ
とができる。
【0038】 (3)通信網Nとして無線LANを含む
LANを用いるので、CCDカメラやマイクロホンで捉
えた機器状態情報を点検用サーバSに高速送信すること
ができる。したがって、これによっても巡回点検の作業
性が向上するので、作業効率の良い巡回点検を実現する
ことができる。ただし、通信網NについてはLANに限
定されるものではない。
【0039】(4)点検作業者は、巡回点検用端末T及
び点検用サーバSを介してプラント制御装置Pからプラ
ント情報を取得して巡回点検を行うことができるので、
機器の動作をより正確に把握することが可能であり、よ
ってより正確な巡回点検を実現することができる。
【0040】(5)点検作業者は、CCDカメラやマイ
クロホンを用いることにより機器状態情報を熟練者に提
示し、この結果として熟練者からアドバイスを取得する
ので、したがって、これによってもより正確な巡回点検
を実現することができる。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
巡回点検システムに係わる第1の手段として、所定の通
信網を介して相互接続された点検用サーバと巡回点検用
クライアント端末とを備え、点検用サーバは、巡回点検
用クライアント端末の要求に応じてプラント設備の巡回
点検に供する新規チェックリストを提供すると共に該新
規チェックリストに点検結果が記載された記入済チェッ
クリストを登録し、巡回点検用クライアント端末は、巡
回点検を行う点検作業者が携帯するものであって、点検
用サーバから新規チェックリストを取得し、点検作業者
によって点検結果が記載された記入済チェックリストを
点検用サーバに送信するので、プラント設備について効
率的な巡回点検を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係わる巡回点検システ
ムの機能構成を示すシステム構成図である。
【図2】 本発明の一実施形態に係わる巡回点検システ
ムを用いた点検手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
N……通信網 M……無線LAN端末 U……有線通信網 T……巡回点検用端末(巡回点検用クライアント端末) S……点検用サーバ A……新規チェックリスト B……記入済チェックリスト D……技術資料データベース P……プラント制御装置 KT……制御室用端末(制御室用クライアント端末)

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の通信網(N)を介して相互接続
    された点検用サーバ(S)と巡回点検用クライアント端
    末(T)とを備え、 前記点検用サーバ(S)は、巡回点検用クライアント端
    末(T)の要求に応じてプラント設備の巡回点検に供す
    る新規チェックリストを提供すると共に該新規チェック
    リストに点検結果が記載された記入済チェックリストを
    登録し、 前記巡回点検用クライアント端末(T)は、巡回点検を
    行う点検作業者が携帯するものであって、前記点検用サ
    ーバ(S)から前記新規チェックリストを取得し、点検
    作業者によって点検結果が記載された前記記入済チェッ
    クリストを前記点検用サーバ(S)に送信することを特
    徴とする巡回点検システム。
  2. 【請求項2】 プラント設備の制御室に設置され、通
    信網(N)を介して巡回点検用クライアント端末(T)
    と交信を行う制御室用クライアント端末(KT)をさら
    に備えることを特徴とする請求項1記載の巡回点検シス
    テム。
  3. 【請求項3】 巡回点検用クライアント端末(T)
    は、ビデオカメラとマイクロホンとを備え、該ビデオカ
    メラとマイクロホンとによって捉えたプラント設備の映
    像と音声とを制御室用クライアント端末(KT)に送信
    することを特徴とする請求項2記載の巡回点検システ
    ム。
  4. 【請求項4】 巡回点検用クライアント端末(T)
    は、スピーカーを備え、制御室用クライアント端末(K
    T)から受信される音声アドバイスを発音することを特
    徴とする請求項2または3記載の巡回点検システム。
  5. 【請求項5】 点検用サーバ(S)はプラント制御装
    置(P)と接続され、巡回点検用クライアント端末
    (T)の要求に応じてプラント制御装置(P)からプラ
    ント情報を取得して巡回点検用クライアント端末(T)
    に転送することを特徴とする請求項1〜4いずれかに記
    載の巡回点検システム。
  6. 【請求項6】 巡回点検用クライアント端末(T)
    は、無線LANを介して通信網(N)に接続されること
    を特徴とする請求項1〜5いずれかに記載の巡回点検シ
    ステム。
  7. 【請求項7】 巡回点検用クライアント端末(T)
    は、PHSを介して通信網(N)に接続されることを特
    徴とする請求項1〜5いずれかに記載の巡回点検システ
    ム。
  8. 【請求項8】 プラント設備は発電所であることを特
    徴とする請求項1〜7いずれかに記載の巡回点検システ
    ム。
  9. 【請求項9】 プラント設備の巡回点検に供する新
    規チェックリスト及び該新規チェックリストに点検結果
    が記載された記入済チェックリストを記憶する点検用サ
    ーバ(S)を予め設け、 点検作業者は、携帯する巡回点検用クライアント端末
    (T)を用いることにより通信網(N)を介して前記点
    検用サーバ(S)にアクセスして新規チェックリストを
    取得して点検作業を行い、点検が終了すると、点検結果
    が記載された前記記入済チェックリストを前記点検用サ
    ーバ(S)に登録することを特徴とする巡回点検方法。
  10. 【請求項10】 プラント設備の制御室内に通信網
    (N)に接続された制御室用クライアント端末(KT)
    を設け、点検作業者は、巡回点検用クライアント端末
    (T)を用いて制御室用クライアント端末(KT)と交
    信を行うことにより制御室からアドバイスを受けて点検
    を行うことを特徴とする請求項9記載の巡回点検方法。
  11. 【請求項11】 ビデオカメラとマイクロホンとによ
    って捉えたプラント設備の映像と音声とを制御室用クラ
    イアント端末(KT)に送信することにより制御室から
    アドバイスを受けることを特徴とする請求項10記載の
    巡回点検方法。
  12. 【請求項12】 点検用サーバ(S)にプラント制御
    装置(P)を接続することにより、点検作業者は、プラ
    ント制御装置(P)からプラント情報を取得して点検を
    行うことを特徴とする請求項9〜11いずれかに記載の
    巡回点検方法。
  13. 【請求項13】 巡回点検用クライアント端末(T)
    は無線LANを介して通信網(N)に接続されることを
    特徴とする請求項9〜12いずれかに記載の巡回点検方
    法。
  14. 【請求項14】 巡回点検用クライアント端末(T)
    はPHSを介して通信網(N)に接続されることを特徴
    とする請求項9〜12いずれかに記載の巡回点検方法。
  15. 【請求項15】 プラント設備は発電所であることを
    特徴とする請求項9〜14いずれかに記載の巡回点検方
    法。
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