JP2004165135A - 遮断器の操作装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】手動投入部300の各部材からなる力伝達機構は2つの機構部品間に力伝達方向に弾性を有する弾性体としてのねじりコイルばね73を有し、このねじりコイルばね73は、出力レバー50が第1の角度位置101から第2の角度位置102に移動する際に発生し手動投入部300を介して手動押しボタン75側に伝達する衝撃力を進行の中途で吸収する。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えば電力系統に事故が生じた場合に電力系統を遮断し電力系統を保護する電力用遮断器に関するものであり、特にこの電力用遮断器の操作装置に関するにものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、電力用遮断器(以下、遮断器と称する)の操作装置においては、外部からの電気的な投入指令信号によって主接点を閉成する目的で電磁石が設けられている。この電磁石は、進退動可能に支持されたプランジャと、投入指令信号を電磁力に変換し、この電磁力によってプランジャを駆動するコイルとを有している。そして、この電磁石は投入指令信号があるときに、プランジャを前進、或いは後退させ、この動きによって遮断器の主接点を閉成する(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
また、このような構成の遮断器の操作装置においては、遮断器の投入中に誤って再度の投入がされて遮断器が破損することのないように、二重投入防止機構が設けられている。この二重投入防止機構においては、二重投入防止ピンを用いるものが多い。すなわち、この二重投入防止機構は、主接点の開状態に対応する第1の角度位置から閉状態に対応する第2の角度位置へと駆動される出力レバー上に設けられ、出力レバーが第2の角度位置にあるとき投入トリガを待機位置に直接押圧し、第1の角度位置にあるとき投入トリガには接触しない二重投入防止ピンを有している(例えば、特許文献1参照)。さらに、この操作装置には、電極の反発力に打ち勝って確実に且つ高速に主接点を閉成する目的で強力な投入ばねが設けられている。この投入ばねの付勢力は、例えば2000Newton以上の非常に大きなものである。
【0004】
さらにまた、このような構成の遮断器の操作装置においては、例えば、遮断器の動作を確認する目的で、外部からの電気的な投入指令信号がない場合においても手動操作によって主接点を閉成することが出来るように手動操作機構が設けられている。この手動操作機構は、機能が副次的である故にその構造は簡単にされることが望ましい。そのため、手動操作機構は、一般に、遮断器の枠体に進退動可能に設けられた手動押しボタンと、この手動押しボタンと電磁石のプランジャとの間に設けられ手動押しボタンの動きをプランジャに伝える力伝達機構とからなることが多い。
【0005】
【特許文献1】
特許第3271512号公報(第3頁 図1)
【特許文献2】
特開2000−207967号公報
【特許文献3】
実用新案登録第2546305号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
このような構成の遮断器の操作装置においては、出力レバーが第1の角度位置から高速に第2の角度位置に移動したときに大きな衝撃力が発生する。そして出力レバーが第1の角度位置から高速に第2の角度位置に移動したときに、出力レバーが二重投入防止ピンを押し上げ、二重投入防止ピンは、投入トリガを待機位置に押圧し戻す。このようにして、出力レバーで発生した大きな衝撃力は、二重投入防止ピンを介して投入トリガに伝達される。そしてさらにこの衝撃力は、上述の力伝達機構を介して手動押しボタンまで伝わる。
【0007】
上述の手動操作機構によって手動操作により遮断器の投入を行う場合、手動押しボタンを押して投入操作を行うと、この投入が完了すると同時に手動押しボタンが押した方向と反対の方向に強い力で押し戻される。
【0008】
この手動押しボタンを押し戻す強い力は、上述の投入ばねに蓄勢された力と上述の力伝達機構の動作時の慣性モーメントの合力であり、2000Nを越す大きさであって、人間の操作力を遥かに越えた値である。そのため、手動押しボタンをすぐに離さないと突き指をする等の不具合があり、操作性が悪かった。
【0009】
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、遮断器を手動で操作する場合においても快適に操作することが出来る遮断器の操作装置を得ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る遮断器の操作装置は、遮断器の枠体に配設され、投入及び開放指令信号に応じて開閉動作する主接点、投入指令信号がないとき待機位置にあって投入指令信号があるとき動作位置へと駆動される投入トリガ、投入トリガが待機位置にあるとき投入トリガによって回転が規制され投入トリガが動作位置にあるとき駆動手段によって駆動されるカム、カムの回転によって主接点の開状態に対応する第1の角度位置から閉状態に対応する第2の角度位置へと駆動され、且つ主接点が連結された出力レバー、及び、カムに連結され出力レバーを第2の角度位置側に付勢する投入ばねを有する遮断器の操作装置であって、投入トリガに向かって進退動する可動プランジャ、及び、投入指令信号を電磁力に変換し、電磁力によって可動プランジャを付勢する投入コイルを有し、投入指令信号があるときに可動プランジャを前進させて投入トリガを動作位置へ移動させる投入電磁石と、遮断器の枠体に進退動可能に設けられた手動押しボタン、及び、手動押しボタンの動きを投入トリガに伝える力伝達機構を有し、手動押しボタンに加わる押圧力を投入トリガに伝えて投入トリガを動作位置へ移動させる手動投入部とを備え、力伝達機構は2つの機構部品間に力伝達方向に弾性を有する弾性体を有し、弾性体は、出力レバーが第1の角度位置から第2の角度位置に移動する際に発生し力伝達機構を介して手動押しボタン側に伝達する衝撃力を進行の中途で吸収する。
【0011】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1の遮断器の手動操作装置を示す要部斜視図である。図2は手動操作装置の要部縦断面図である。図3及び図4は手動操作装置の出力レバーの2つの角度位置の説明図である。図5は手動操作装置の遮断器開極状態を示す側面図である。図6は手動操作装置の遮断器投入状態を示す側面図である。図1及び図2において、この発明の遮断器の手動操作装置は、遮断器の二重投入を機械的に防止する二重投入防止部100と、外部からの電気的な投入指令信号によって動作し、この投入指令信号があるときに遮断器の主接点1を閉成する投入電磁石200と、例えば遮断器の動作を確認する目的で、上述の投入指令信号がないときに、投入電磁石200の可動プランジャ68を手動操作によって強制的に移動させることにより遮断器の主接点1を閉成する手動投入部300とから構成されている。
【0012】
二重投入防止部100の出力レバー50は、出力ピン67を介して遮断器の主接点1に連結されている。出力レバー50は、出力レバー50を貫通する主軸49に固着されている。主軸49は、図2に示されるように枠体99に設けられた2つの軸受け99a,99bによって回転自在に支持されている。図1に戻り、枠体99と出力レバー50との間に引外しばね61が懸架されている。
【0013】
出力レバー50は、主軸49を中心として回動し図3に示される第1の角度位置101と図4に示される第2の角度位置102の間を往復動する。図3に示される第1の角度位置101は、遮断器の主接点1を開成する遮断器開極状態を示し図5に対応している。図4に示される第2の角度位置102は、遮断器の主接点1を閉成する遮断器投入状態を示し図6に対応している。なお、図3及び図4中の線98は水平方向を示す説明補助線である。
【0014】
図1に戻り、カム69がカム軸48に固着されている。カム軸48は、枠体99の図示しない部分に回転自在に支持されている。カム69は、図示しない電動機などにより駆動され1回転毎に出力レバー50を蹴る。そして、カム69に蹴られることによって動いた出力レバー50を第2の角度位置(主接点1閉成の位置)102に保持する目的で、引外しラッチ51がカム69に隣接して設けられている。
【0015】
図示しない外部の制御装置からの投入指令信号、或いは手動押しボタン75の投入動作によって作動し、可動プランジャ68を二重投入防止部100方向に押し出す投入電磁石200が所定の位置に設けられている。投入電磁石200は、進退動可能に設けられた可動プランジャ68と、この可動プランジャ68を囲繞するように設けられ、外部からの投入指令信号を電磁力に変換し、この電磁力によって可動プランジャ68を二重投入防止部100側に付勢する投入コイル60とを有している。
【0016】
投入電磁石200の下方には、可動プランジャ68に押されてトリガ軸55を中心に回動する投入トリガ58が設けられている。投入トリガ58は、投入指令信号がないときは復帰バネ65に押されて待機位置にあるが、投入指令信号が有ると可動プランジャ68に押されて、主接点1が開極状態にあるときにかぎり図3に破線で示す動作位置581に移動(回動)する。カム軸48に固着された大歯車57上にBピン63が回動自在に軸着されている。投入トリガ58の先端部がこのBピン63に接触して、大歯車57の回転を阻止している。大歯車57と枠体99との間に投入ばね62が懸架されている。
【0017】
出力レバー50上の主軸49から離れた位置に、主軸49と平行に軸受け71が設けられている。この軸受71には二重投入防止ピン70の一端が挿入され、自由に回転できるようになっている。二重投入防止ピン70は、図2の縦断面図に示されているように、ほぼ90°近い曲がり部を含むL型部を2ヶ所有するが、その両端部は互いにほぼ平行となるように曲げられている。
【0018】
図2に示されるように、枠体99上に長円穴(ガイド穴)72が穿孔されている。なお、長円穴72に関しては、図3乃至図6において穴のみが示されている。二重投入防止ピン70は、この長円穴72によって動きの方向を案内されている。長円穴72は、その長軸方向が、投入トリガ58のトリガ軸55を中心とする円運動の接線となる方向(投入トリガ58に接触する部分が運動する方向)に向かって長くなるように設けられており、その位置は、この長円穴72を貫通している二重投入防止ピン70が、投入トリガ58の端部に当接する位置に設けられている。
【0019】
そして、図3に示されるように主接点1が開状態にあるとき、出力レバー50は第1の角度位置101にある。このとき軸受71は、主軸49の左上にあるので、二重投入防止ピン70の先端部分は、長円穴72の下の方に移動している。したがって、投入トリガ58と二重投入防止ピン70との間には十分な間隙があり、二重投入防止ピン70は投入トリガ58の動きを規制することはない。
【0020】
投入指令信号が入ると、投入電磁石200が作動して可動プランジャ68が投入トリガ58を押し下げる(図3中に581で示す)。これによってBピン63と押し下げられた投入トリガ581とが離れ、大歯車57が図示しない電動機などの駆動手段によって駆動され図1の矢印G方向に回転し、この大歯車57とカム軸48で一体化されたカム69が回転し、カム69が出力レバー50を蹴って、その位置を第1の角度位置101から、第2の角度位置102へと動かす。これによって主接点1が閉じ図4に示す状態となる。
【0021】
もちろん、出力レバー50が第1の角度位置101から第2の角度位置102へと動くとき、二重投入防止ピン70の軸受71が移動することによって、二重投入防止ピン70も図3の位置から図4の位置へ移動する。
図4に示されるように主接点1が投入状態にあるとき、出力レバー50は第2の角度位置102にある。このとき軸受71は、主軸49の右上にあるので、二重投入防止ピン70の先端部分は、長円穴72の上の方に移動している。そして、投入トリガ58は二重投入防止ピン70によって押されているので自由に動くことができない。
【0022】
この状態で投入指令信号が入ると、投入電磁石200が作動して可動プランジャ68が投入トリガ58を押し下げようとする。しかし、二重投入防止ピン70が投入トリガ58の動きを妨げているので、投入トリガ58は動かず、カム軸48も回転しない。よって、二重投入操作が防止される。
【0023】
図6は出力レバー50が投入状態の手動操作装置を示す。手動押しボタンフレーム79は、2個の軸受け79a,79bによって、手動投入ロッド74を進退方向に移動可能に支持している。手動押しボタンフレーム79は、ボルト80a,80bで図示されていない操作機構フレームにねじ締結されている。手動投入ロッド74の一端に手動押しボタン75が設けられている。一方、手動投入ロッド74の他端にはピン78を介して、弾性体としてのねじりコイルばね73のフック部73bが係合されている。
【0024】
ねじりコイルばね73は、図7に示されるように、1本のばね棒材が屈曲されて作製され、ばね棒材の中央部がV字状に折り曲げられて成形された作用部73aと、ばね棒材の両端部が折り返されて成形されたフック部73b,73bと、作用部73aとフック部73b,73bの中間にばね状に巻かれて成形された中央螺旋部(支点部)73cとから構成されている。そして、ねじりコイルばね73は、側方から見た場合に、中央螺旋部73cを角部として作用部73aとフック部73bとが概略直角を成す形状に成形されている。ねじりコイルばね73は、手動押しボタンフレーム79に懸架されたDピン77を中央螺旋部73cに貫通させ、Dピン77を中心として回動するようにDピン77に軸支されている。ねじりコイルばね73の作用部73aは、投入電磁石200の可動プランジャ68の上端面68aに当接している。
【0025】
手動押しボタン75と手動押しボタンフレーム79の間には、手動投入ロッド74に貫通された復帰ばね76が縮設されている。この復帰ばね76によって、投入ボタン75には、これを矢印A方向に移動させようとする力が働いている。投入電磁石200はボルト81a,81bで操作機構フレーム(図示せず)にねじ締結されている。
【0026】
図6において、手動押しボタン75を矢印B方向に押し込むと、手動投入ロッド74は矢印B方向に移動する。そして、手動投入ロッド74の矢印B方向への移動により、ねじりコイルばね73はDピン77を中心に矢印E方向に回転する。そして、投入電磁石200の可動プランジャ68を矢印C方向に押し込んで投入トリガ58を押し下げようとする。しかしながら、このとき軸受71は、主軸49の右上にあるので、二重投入防止ピン70の先端部分は、長円穴72の上の方に移動しており、投入トリガ58は二重投入防止ピン70によって押されているので自由に動くことができず、投入トリガ58も動かない、そしてカム軸48も回転しないので、二重投入操作が防止される。
【0027】
一方、図5の開放状態では、軸受71が主軸49の左上にあるので、二重投入防止ピン70の先端部分は、長円穴72の下の方に移動している。そして、投入トリガ58と二重投入防止ピン70との間には十分な間隙があり、二重投入防止ピン70は投入トリガ58の動きを規制することはなく、出力レバー50は開放状態にある。
【0028】
この状態で、手動押しボタン75を矢印B方向に押し込むと、手動投入ロッド74は矢印B方向に移動する。そして、手動投入ロッド74の矢印B方向の動きによってねじりコイルばね73はDピン77を中心に矢印E方向に回転する。その結果、ねじりコイルばね73は投入電磁石200の可動プランジャ68の上端面68aを矢印C方向に押し込む。そして、可動プランジャ68が矢印C方向に動く結果、可動プランジャ68は投入トリガ58の端部を押し込み、投入トリガ58をトリガ軸55を中心に矢印D方向に回動させる。トリガ軸55の回動によって、投入トリガ58と大歯車57に回動自在に軸着されたBピン63との係合が外れる。これにより、出力レバー50は主軸49を中心に矢印E方向に回動する。これによって主接点1が閉成される。
【0029】
しかしながら、このとき出力レバー50に回転自在に配設された二重投入防止ピン70は長円穴72に沿って矢印F方向に強く突き上げられる。この二重投入防止ピン70を突き上げる力は、縮められた投入ばね62に蓄勢されたエネルギーが投入ばね62延びるときに放出するエネルギーと、二重投入防止部100の各回転部材の回転モーメントの慣性力によって発生する。そして、この二重投入防止ピン70を突き上げる力は、上述の[発明が解決しようとする課題]で述べたように、204kgf(2000Newton)を越す大きさであり人間の操作力を遥かに越えた値である。そして、この二重投入防止ピン70を突き上げる力は、投入トリガ58をトリガ軸55を中心に矢印E方向に回転させる。そして、可動プランジャ68を矢印F方向に押し上げる。そしてさらに、ねじりコイルばね73をDピン77を中心に矢印D方向に回転させようとするが、ねじりコイルばね73は、投入電磁石200を押す約7kgf(69Newton)程度の力を若干超える程度の力で変形するように設計されている。そのため、手動押しボタン75には、この約7kgf(69Newton)を超える力が伝わることがない。その結果、操作者が突き指をする等の不具合がなくり、操作性が向上する。
【0030】
ここで本実施の形態の構成を整理すると、遮断器の操作装置は、二重投入防止部100と投入電磁石200と手動投入部300とから構成されており、このうち、二重投入防止部100は、概略、主接点1、出力レバー50、投入トリガ58、カム69、引外しラッチ51、大歯車57、投入ばね62、引外しばね61、二重投入防止ピン70、及び、枠体99に形成された長円穴(ガイド穴)72から構成されている。
【0031】
また、投入電磁石200は、投入コイル60、及び、可動プランジャ68を有している。さらに、手動投入部300は、手動押しボタン75、復帰ばね76、手動投入ロッド74、ピン78、ねじりコイルばね73、及び、Dピン77を有している。そして、手動投入部300を構成する各部材のうち、手動押しボタン75を除く部材は力伝達機構を構成し、この力伝達機構は、手動押しボタン75の動きを可動プランジャ68に伝える役目を果たしている。
【0032】
このような構成の遮断器の操作装置においては、手動投入部300の各部材からなる力伝達機構は、2つの機構部品間に力伝達方向に弾性を有するねじりコイルばね73を有している。このねじりコイルばね73は、出力レバー50が第1の角度位置101から第2の角度位置102に移動する際に発生し手動投入部300を介して手動押しボタン75側に伝達する衝撃力を進行の中途で吸収する。そのため、手動押しボタン75に大きな反発力が戻ってくるとがなく、操作者が突き指をする等の不具合がなくなり、遮断器を手動で操作する場合においても、快適に操作することが出来る。
【0033】
また、本実施の形態において、力伝達機構の任意の2つの機構部品間設けられる弾性体は、概略L字型に形成され、中央螺旋部を軸支され、一端が手動投入ロッドの端部に係合し、他端が可動プランジャの頭部に接触するねじりコイルばね73である。ねじりコイルばね73は、一端に加えられた押圧力を方向を変えて可動プランジャ側の他端に伝達する力伝達方向変換部材を兼ねており、そのため、部品点数を増やすことなく、衝撃力を吸収する機構を実現することができ、組み立て工数を削減できるとともに、コストダウンを図ることもできる。
【0034】
尚、本実施の形態の遮断器の操作装置は、投入電磁石200が可動プランジャ68を押し出して投入トリガ58とBピン63との係合を解くものであるが、可動プランジャ68を引き込んで投入トリガ58とBピン63との係合を解くタイプのものにおいても本願発明を適用することができる。
【0035】
実施の形態2.
図8はこの発明の実施の形態2の遮断器の手動操作装置の遮断器開極状態を示す側面図である。手動投入ロッド74の他端に、ピン78を介して、L字型レバー32の後端部32bが連結されている。L字型レバー32は、手動押しボタンフレーム79に懸架されたDピン77を中央屈曲部に貫通させ、Dピン77を中心として回動するようにDピン77に軸支されている。L字型レバー32は、後端部32bに加えられた押圧力を方向を変えて先端部32aに伝達する力伝達方向変換部材である。
【0036】
そして、L字型レバー32の先端部32aと投入電磁石200の可動プランジャ68の上端面68aとの間に、弾性体としての円筒ばね173が配設されている。円筒ばね173は、出力レバー50が第1の角度位置101から第2の角度位置102に移動する際に発生し手動押しボタン75方向に伝わろうとする衝撃力を進行の中途で吸収する。
【0037】
このような構成の遮断器の操作装置においては、弾性体が、円筒ばね173であるので、衝撃力を吸収する機構を実現することが容易にできるとともに、部品を容易に入手することができ、コストダウンを図ることができる。
【0038】
また、概略L字型を成し、中央屈曲部を軸支され、手動投入ロッド74側の一端に加えられた押圧力を方向を変えて可動プランジャ68側の他端に伝達するL字型レバー32を有し、円筒ばね173はL字型レバー32と可動プランジャ68との間に設けられているので、構造が簡単で容易に設計することができ、また構造が単純で動作が安定し信頼性が向上する。
【0039】
実施の形態3.
図9はこの発明の実施の形態3の遮断器の手動操作装置の遮断器開極状態を示す側面図である。本実施の形態においては、L字型レバー32と可動プランジャ68との間に、弾性体としての硬質ゴム円柱273が配設されている。その他の構成は実施の形態1と同様である。硬質ゴム円柱273は、円柱状をなし衝撃力を吸収するために適度な硬さの材料が選択されて成形されている。
【0040】
このような構成の遮断器の操作装置においては、弾性体が、力伝達機構の機構系を形成する材料より低剛性の材料でなる低剛性部材としての硬質ゴム円柱273であるので、衝撃力を吸収する機構を容易に実現することができるとともに、衝撃力を確実に吸収することができ操作性がさらに向上する。
【0041】
実施の形態4.
図10はこの発明の実施の形態4の遮断器の手動操作装置の手動投入部の要部の側面図である。本実施の形態においては、手動投入ロッド74と可動プランジャ68との間に、弾性体としての円筒ばね373が配設されている。手動押しボタン75の押圧力を方向を変えずにそのまま伝達するのであれば、本実施の形態のような構造とされてもよい。
【0042】
このような構成の遮断器の操作装置においては、一端が手動押しボタン75に固定され他端が可動プランジャ68側に延び、力伝達方向に摺動可能に支持され、手動押しボタン75に加わる押圧力を可動プランジャ68に伝える手動投入ロッド74を有し、円筒ばね373は、手動投入ロッド74の端部と可動プランジャの頭部との間に設けられている。そのため、衝撃力を吸収する機構を実現することが容易にできる。
【0043】
実施の形態5.
図11はこの発明の実施の形態5の遮断器の手動操作装置の手動投入部の要部の側面図である。本実施の形態においては、手動投入ロッド74とL字型レバー32との間に、弾性体としての円筒ばね473が配設されている。
【0044】
このような構成の遮断器の操作装置においては、概略L字型を成し、中央屈曲部を軸支され、手動投入ロッド74側の一端に加えられた押圧力を方向を変えて可動プランジャ68側の他端に伝達するL字型レバー32を有し、円筒ばね473は手動投入ロッド74とL字型レバー32との間に設けられている。そのため、構造が簡単で容易に設計することができ、また構造が単純で動作が安定し信頼性が向上する。
【0045】
実施の形態6.
図12はこの発明の実施の形態6の遮断器の手動操作装置の手動投入部の要部の斜視図である。本実施の形態においては、手動投入ロッド174は、中央部で2分割され、手動押しボタン75に固着する第1のロッド174aとピン78を有する第2のロッド174bとから成る。そして、第1のロッド174aと第2のロッド174bとの間に、弾性体としての円筒ばね573が配設されている。
【0046】
このような構成の遮断器の手動操作装置においては、手動投入ロッド174は軸方向に2分割され、円筒ばね573は2分割された手動投入ロッド174a,174b間に挟まれて設けられている。そのため、装置をコンパクトにすることができる。
【0047】
尚、実施の形態2及び実施の形態4から5において、弾性体として設けられたばねは円筒状のものであるが、ばねはこの円筒状(円柱状)のものに限定されるものではなく、例えば、中央部が膨らんだ樽型や逆に中央部がくびれる糸巻き型等のものであってもよい、また、これらの実施の形態において、円筒ばねに代わって実施の形態3と同様の硬質ゴム円柱が設けられてもよい。さらに、弾性体はばねや硬質ゴム円柱に限られるものではなく、手動投入部300の力伝達機構の機構系を形成する材料より低剛性の材料でなる低剛性部材であればよく、このようなものでも所定の効果を得ることができる。
【0048】
実施の形態7.
図13はこの発明の実施の形態7の遮断器の手動操作装置を示す遮断器投入状態の側面図である。本実施の形態においては、弾性体としてのねじりコイルばね73に連結して、延長ロッド91が設けられている。延長ロッド91は、図示しない操作機構フレームにボルト81cによってねじ締結されたステイ92によって、投入トリガ58に向かって進退動可能に支持されている。そして、本実施の形態の投入電磁石200は、この延長ロッド91に隣接して並設されている。詳細には、投入電磁石200は、可動プランジャ68が延長ロッド91に対して平行となるように、すなわち、延長ロッド91と可動プランジャ68の進退動方向が平行となるような位置に配設されている。
【0049】
そしてさらに、延長ロッド91及び投入電磁石200と投入トリガ58との間に併合アーム93が設けられている。併合アーム93は、図示しない案内部材によって、延長ロッド91及び可動プランジャ68の進退動方向と同じ方向に、つまり図13の上下方向に平行移動可能に支持されている。そして、併合アーム93の両端部93a,93bは、それぞれ、延長ロッド91と可動プランジャ68の先端に接触しており、一方、併合アーム93の中央脚部93cは、投入トリガ58の力点部58aに接触している。
【0050】
本実施の形態においては、手動押しボタン75に加えられた押圧力は、可動プランジャ68を介さずに、延長ロッド91及び併合アーム93を通じて直接投入トリガ58に伝達される。本実施の形態の手動投入部301は、手動押しボタン75、復帰ばね76、手動投入ロッド74、ピン78、ねじりコイルばね73、及び、Dピン77、延長ロッド91及び併合アーム93を有している。そして、手動投入部301を構成する各部材のうち、手動押しボタン75を除く各部材は力伝達機構を構成し、この力伝達機構は、手動押しボタン75の動きを投入トリガ58に伝える役目を果たしている。
【0051】
このような構成の遮断器の手動操作装置においては、投入指令信号が入ると、投入電磁石200が作動して可動プランジャ68が投入トリガ58を押し下げる。また、手動押しボタン75が押されると、延長ロッド91が押圧力を伝達して、投入トリガ58を押し下げる。そして、力伝達機構は、投入電磁石200の可動プランジャ68を介さずに直接投入トリガ58に連結されているので、投入電磁石200の動作に関係なく遮断器の投入が可能となる。
【0052】
【発明の効果】
この発明は以上説明したように、手動投入部の力伝達機構は2つの機構部品間に力伝達方向に弾性を有する弾性体を有し、この弾性体は、出力レバーが第1の角度位置から第2の角度位置に移動する際に発生し力伝達機構を介して手動押しボタン側に伝達する衝撃力を進行の中途で吸収する。このため、手動押しボタンに大きな反発力が戻ってくるとがなく、操作者が突き指をする等の不具合がなくなり、遮断器を手動で操作する場合においても快適に操作することが出来る遮断器の操作装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1の遮断器の手動操作装置を示す要部斜視図である。
【図2】図1の遮断器の手動操作装置の要部縦断面図である。
【図3】図1の遮断器の手動操作装置の出力レバーの第1の角度位置を示す説明図である。
【図4】図1の遮断器の手動操作装置の出力レバーの第2の角度位置を示す説明図である。
【図5】図1の遮断器の手動操作装置の遮断器開極状態を示す側面図である。
【図6】図1の遮断器の手動操作装置の遮断器投入状態を示す側面図である。
【図7】図1のねじりコイルばねの詳細を示す斜視図である。
【図8】この発明の実施の形態2の遮断器の手動操作装置の遮断器開極状態を示す側面図である。
【図9】この発明の実施の形態3の遮断器の手動操作装置の遮断器開極状態を示す側面図である。
【図10】この発明の実施の形態4の遮断器の手動操作装置の手動投入部の要部の側面図である。
【図11】この発明の実施の形態5の遮断器の手動操作装置の手動投入部の要部の側面図である。
【図12】この発明の実施の形態6の遮断器の手動操作装置の手動投入部の要部の斜視図である。
【図13】この発明の実施の形態7の遮断器の手動操作装置を示す遮断器投入状態の側面図である。
【符号の説明】
1 主接点、32 L字型レバー、48 カム軸、49 主軸、50 出力レバー、51 引外しラッチ、55 トリガ軸、57 大歯車、58 投入トリガ、60 投入コイル、61 引き外しばね、62 投入ばね、63 Bピン、65 復帰ばね、67 出力ピン、68 可動プランジャ、69 カム、70 二重投入防止ピン、71 軸受、72 長円穴、73 ねじりコイルばね(弾性体)、74 手動投入ロッド、75 手動押しボタン、76 復帰バネ、77 Dピン、78 ピン、79 手動押しボタンフレーム、80a,80b ボルト、81a,81b ボルト、91 延長ロッド、93 併合アーム、98 補助線、99 枠体、100 二重投入防止部、101 第1の角度位置、102 第2の角度位置、173,373,473,573 円筒ばね(弾性体)、273硬質ゴム円柱(弾性体/低剛性部材)、200 投入電磁石、300、301手動投入部。
Claims (7)
- 遮断器の枠体に配設され、投入及び開放指令信号に応じて開閉動作する主接点、前記投入指令信号がないとき待機位置にあって前記投入指令信号があるとき動作位置へと駆動される投入トリガ、前記投入トリガが前記待機位置にあるとき該投入トリガによって回転が規制され前記投入トリガが前記動作位置にあるとき駆動手段によって駆動されるカム、前記カムの回転によって前記主接点の開状態に対応する第1の角度位置から閉状態に対応する第2の角度位置へと駆動され、且つ前記主接点が連結された出力レバー、及び、前記カムに連結され前記出力レバーを第2の角度位置側に付勢する投入ばねを有する遮断器の操作装置において、
前記投入トリガに向かって進退動する可動プランジャ、及び、前記投入指令信号を電磁力に変換し、該電磁力によって前記可動プランジャを付勢する投入コイルを有し、前記投入指令信号があるときに前記可動プランジャを前進させて前記投入トリガを前記動作位置へ移動させる投入電磁石と、
遮断器の枠体に進退動可能に設けられた手動押しボタン、及び、前記手動押しボタンの動きを前記投入トリガに伝える力伝達機構を有し、前記手動押しボタンに加わる押圧力を前記投入トリガに伝えて前記投入トリガを前記動作位置へ移動させる手動投入部とを備え、
前記力伝達機構は2つの機構部品間に力伝達方向に弾性を有する弾性体を有し、該弾性体は、前記出力レバーが前記第1の角度位置から前記第2の角度位置に移動する際に発生し前記力伝達機構を介して前記手動押しボタン側に伝達する衝撃力を進行の中途で吸収する
ことを特徴とする遮断器の操作装置。 - 前記出力レバー上に設けられた軸受に回転自在に軸支された二重投入防止ピン、及び、
前記出力レバーが前記第2の角度位置にあるとき前記二重投入防止ピンをガイドして前記投入トリガを前記待機位置に押圧せしめ、前記出力レバーが前記第1の角度位置にあるとき前記二重投入防止ピンを前記投入トリガから離すようにガイドするガイド穴を有する二重投入防止部をさらに備えた
ことを特徴とする請求項1に記載の遮断器の操作装置。 - 前記力伝達機構は、前記手動押しボタンと前記可動プランジャとの間に設けられ、前記手動押しボタンの動きを前記可動プランジャに伝える
ことを特徴とする請求項1または2に記載の遮断器の操作装置。 - 前記力伝達機構は、前記手動押しボタンと前記投入トリガとの間に設けられ、前記手動押しボタンの動きを前記投入トリガに伝える
ことを特徴とする請求項1または2に記載の遮断器の操作装置。 - 遮断器の枠体に配設され、投入及び開放指令信号に応じて開閉動作する主接点、前記投入指令信号がないとき待機位置にあって前記投入指令信号があるとき動作位置へと駆動される投入トリガ、前記投入トリガが前記待機位置にあるとき該投入トリガによって回転が規制され前記投入トリガが前記動作位置にあるとき駆動手段によって駆動されるカム、前記カムの回転によって前記主接点の開状態に対応する第1の角度位置から閉状態に対応する第2の角度位置へと駆動され、且つ前記主接点が連結された出力レバー、前記カムに連結され前記出力レバーを第2の角度位置側に付勢する投入ばね、前記出力レバー上に設けられた軸受に回転自在に軸支された二重投入防止ピン、及び、前記出力レバーが前記第2の角度位置にあるとき前記二重投入防止ピンをガイドして前記投入トリガを前記待機位置に押圧せしめ、前記出力レバーが前記第1の角度位置にあるとき前記二重投入防止ピンを前記投入トリガから離すようにガイドするガイド穴を有する二重投入防止部と、
前記投入トリガに向かって進退動する可動プランジャ、及び、前記投入指令信号を電磁力に変換し、該電磁力によって前記可動プランジャを付勢する投入コイルを有し、前記投入指令信号があるときに前記可動プランジャを前進させて前記投入トリガを前記動作位置へ移動させる投入電磁石と、
遮断器の枠体に進退動可能に設けられた手動押しボタン、及び、前記手動押しボタンと前記可動プランジャとの間に設けられ、前記手動押しボタンの動きを前記可動プランジャに伝える力伝達機構を有し、
前記投入指令信号がないときに、前記手動押しボタンに加わる押圧力を前記可動プランジャに伝えて前記可動プランジャ前進させて前記投入トリガを前記動作位置へ移動させる手動投入部とを備え、
前記力伝達機構は2つの機構部品間に力伝達方向に弾性を有する弾性体を有し、該弾性体は、前記出力レバーが前記第1の角度位置から前記第2の角度位置に移動する際に発生し前記力伝達機構を介して前記手動押しボタン側に伝達する衝撃力を進行の中途で吸収する
ことを特徴とする遮断器の操作装置。 - 前記力伝達機構は、一端が前記手動押しボタンに固定され他端が前記可動プランジャ側に延び、力伝達方向に摺動可能に支持され、前記手動押しボタンに加わる押圧力を前記可動プランジャに伝える手動投入ロッドを有し、前記弾性体は、前記手動投入ロッドの端部と前記可動プランジャの頭部との間に設けられている
ことを特徴とする請求項1から3及び5のいずれかに記載の遮断器の操作装置。 - 前記弾性体は、ばねであり、前記ばねは、概略L字型に形成され、中央螺旋部を軸支され、一端が前記手動投入ロッドの端部に係合し、他端が前記可動プランジャの頭部に接触するねじりコイルばねである
ことを特徴とする請求項6に記載の遮断器の操作装置。
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