JP2004164505A - 座標出力装置 - Google Patents

座標出力装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2004164505A
JP2004164505A JP2002332237A JP2002332237A JP2004164505A JP 2004164505 A JP2004164505 A JP 2004164505A JP 2002332237 A JP2002332237 A JP 2002332237A JP 2002332237 A JP2002332237 A JP 2002332237A JP 2004164505 A JP2004164505 A JP 2004164505A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frequency
ultrasonic
output device
coordinate output
pen
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2002332237A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Fujii
彰 藤井
Hidenori Sekiguchi
英紀 関口
Soichi Hama
壮一 浜
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2002332237A priority Critical patent/JP2004164505A/ja
Publication of JP2004164505A publication Critical patent/JP2004164505A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】筆記具を大型化することなく、各種情報を送受信可能な座標出力装置を提供すること。
【解決手段】ペン先11の位置に連動して電気容量が変化する可変コンデンサ14を筆記具1に配設し、超音波駆動回路15は、超音波素子12と可変コンデンサ14との合成容量によって超音波素子12の周波数を決定することで、ペン先11にかかる筆圧を超音波信号の周波数に変換する。データ処理部2内部の伝達時間測定部21は、超音波受信器3,4が受信した超音波信号の周波数を検出し、周波数データ処理部23に出力する。周波数データ処理部23は、伝達時間測定部21から受信した周波数データからペン先11にかかる筆圧データを算出する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、筆記具を用いて用紙上に文字や図形を手書きした場合の軌跡をコンピュータに文字データ、あるいは図形データとして入力するために、筆記具の位置座標を出力する座標出力装置に関し、特に、筆記具のペン先の座標と同時に各種の情報を送信可能な座標出力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年のコンピュータの普及に伴い、鉛筆などの筆記具を使用して用紙に文字を手書きするよりもキーボードを使用して電子文書を作成することが多くなってきている。しかし、簡単なメモ書きをおこなう場合には、キーボード入力するよりも実際に文字などを用紙に手書きする方が簡便である。
【0003】
このため、会議などをおこなう場合には各自メモ帳などを持参し、鉛筆などを使ってメモ帳などに手書き入力するのが依然として一般的であるが、作成したメモの配布や管理を考えると、かかるメモは電子化されていることが望ましい。特に、手書き文字をイメージスキャナなどで読み取ることとすると電子化に要する処理が煩雑であり、タッチパネルやタブレットなどを利用すると持ち運びに不便であるので、簡易に手書き文字を電子データとして入力することが望まれている。
【0004】
これらのことから、従来、一対の超音波受信器を用紙上に配設し、筆記具から発信する超音波をこれらの超音波受信器によって受信して、その超音波の伝播時間から三角測量を用いて筆記具の位置を算出し、座標の出力をおこなう座標出力装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
【0005】
さらに近年では、筆記具の座標を算出すると同時に、ペン先にかかる筆圧を測定し、筆圧データの取得をおこなう座標出力装置が考案されている。図11は従来の座標出力装置における筆圧検出を説明する説明図である。図11において、ペン101は、超音波素子などの座標算出に必要な構成要素に加え、筆圧検出回路131、マイコン132および赤外線放射部113を備えている。
【0006】
この筆圧検出回路131は、ペン先111と接続され、ペン先111の変位をアナログ信号としてマイコン132に出力する。マイコン132は、このアナログ信号をデジタル信号に変換し、赤外線信号のコードに変換する。ペン101は、このコード化された赤外線信号を赤外線放射部113から出力する。
【0007】
データ処理装置102は、この赤外線信号を赤外線受信器によって受信し、受信した赤外線信号から筆圧データの取り出しをおこなう。このように、従来の座標出力装置では、超音波の同期に用いる赤外線信号に、筆圧データをコード化して付加することで、筆記具の座標を算出するとともに、筆圧のデータを送信していた。
【0008】
【特許文献1】
特開昭60−59424号公報
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の座標出力装置では、検出した筆圧データをデジタル信号への変換と、コード化をおこなうマイコン132をペン101の内部に設ける必要があった。さらに、ペン101の座標のサンプリングは、50Hz〜200Hzの周期でおこなわれるため、マイコン132は5ms〜20msの間にAD変換とコード化を処理する必要があった。
【0010】
したがって、従来の座標出力装置において筆圧データの送受信をおこなう場合には、筆記具に高い処理能力を有するマイコンを持たせる必要があり、筆記具が非常に大きくなるという問題点があった。
【0011】
この問題は、筆圧データの送受信に限らず、ペンに識別番号を付加して、この識別番号の送受信をする場合など、筆記具から各種情報の送受信をおこなう場合に広く発生する問題である。
【0012】
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するためになされたものであり、筆記具を大型化することなく、各種情報を送受信可能な座標出力装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本発明に係る座標出力装置は、筆記具に配設した超音波素子から超音波信号を発信し、前記超音波信号が座標平面上の所定位置に到達するまでに要する到達時間を測定し、当該到達時間から前記筆記具の前記座標平面上における位置を算出して出力する座標出力装置であって、前記超音波信号の周波数を制御する周波数制御手段を備えたことを特徴とする。
【0014】
この発明によれば、座標出力装置は、筆記具に設けた超音波素子から発信する超音波信号の周波数を周波数制御手段によって制御し、超音波信号の周波数によってデータの送受信をおこなう。
【0015】
また、本発明に係る座標出力装置は、上記の発明において、前記周波数制御手段は、前記超音波素子を駆動する駆動回路の電気容量成分を変化させることで周波数を制御することを特徴とする。
【0016】
この発明によれば、座標出力装置は、超音波素子を駆動する駆動回路の電気容量成分を変化させることで超音波信号の周波数を制御するようにしている。
【0017】
また、本発明に係る座標出力装置は、上記の発明において、前記周波数制御手段は可変容量コンデンサを備え、前記可変容量コンデンサによって前記駆動回路の電気容量成分を変化させることを特徴とする。
【0018】
この発明によれば、座標出力装置は、可変容量コンデンサを超音波駆動回路に接続し、可変容量コンデンサの電気容量を変化させることで、超音波信号の周波数を制御するようにしている。
【0019】
また、本発明に係る座標出力装置は、上記の発明において、前記周波数制御手段は、周波数制御用コンデンサと、前記周波数制御用コンデンサと前記駆動回路との接続状態を切り替える切替スイッチとを備えたことを特徴とする。
【0020】
この発明によれば、座標出力装置は、周波数制御用のコンデンサを超音波駆動回路に接続し、スイッチによる切り替えで超音波駆動回路の電気容量成分を変化させることで、超音波信号の周波数を制御するようにしている。
【0021】
また、本発明に係る座標出力装置は、上記の発明において、前記筆記具のペン先にかかる圧力を計測する圧力計測手段をさらに備え、前記周波数制御手段は該ペン先の筆圧をもとに前記周波数を制御することを特徴とする。
【0022】
この発明によれば、座標出力装置は、ペン先にかかる圧力を圧力計測手段によって計測し、ペン先の圧力に対応して超音波信号の周波数を制御するように構成する。
【0023】
また、本発明に係る座標出力装置は、上記の発明において、前記圧力計測手段は、前記筆記具に対して固定された第1の電極と、前記ペン先に対して固定された第2の電極と、前記第1の電極と前記第2の電極との間に設けた誘電材料からなる弾性体と、を備えたことを特徴とする。
【0024】
この発明によれば、座標出力装置は、誘電材料からなる弾性体を介して電極を対向させてコンデンサを形成し、対抗した電極間の距離をペン先に連動して変化させることで、ペン先にかかる圧力をコンデンサの電気容量に変換している。
【0025】
また、本発明に係る座標出力装置は、上記の発明において、前記到達時間から前記筆記具の前記座標平面上における位置を算出する場合に、前記周波数の値をもとに前記到達時間を補正することを特徴とする。
【0026】
この発明によれば、座標出力装置は、超音波素子が発信した超音波信号の周波数を測定し、その周波数に応じて超音波信号の到達時間を補正するようにしている。
【0027】
【発明の実施の形態】
以下に添付図面を参照して、この発明に係る座標出力装置の好適な実施の形態を詳細に説明する。
【0028】
図1は、本実施の形態1に係る座標出力装置の概要構成を示す図である。図1において、座標出力装置は、ペン1、データ処理装置2、超音波受信器3,4および赤外線受信器5を備えている。また、ペン1は、ペン先11、超音波素子12、赤外線ダイオード13a,13bからなる赤外線放射部13、可変コンデンサ14および超音波駆動回路15を有する。
【0029】
超音波素子12は、所定の圧電フィルムの両面に電極を形成されており、所定の電気容量を有する。一方、可変コンデンサ14は、ペン先11に連動し、ペン先11変位にしたがってその電気容量が変化する。超音波駆動回路15は、超音波素子12の電気容量と可変コンデンサ14の電気容量とを合成して超音波素子12を駆動する。超音波信号の周波数は、駆動回路15の電気容量に依存するので、超音波素子12が発信する超音波信号の周波数は、可変コンデンサ14の電気容量によって変化することとなる。なお、超音波素子12が超音波信号を発信すると同時に、赤外線ダイオード13a,13bが赤外線同期信号を発信する。
【0030】
一方、データ処理装置2は、その内部に伝達時間測定部21、座標算出部22および周波数データ処理部23を有する。伝達時間測定部21は、超音波受信器3,4および赤外線受信器5と接続され、超音波素子12が発信した超音波信号が超音波受信器3,4に到達するまでの到達時間と、超音波信号の周波数を測定する。
【0031】
座標算出22は、超音波信号が超音波受信器3,4にそれぞれ到達するまでの到達時間から、ペン1の座標を算出する。また、周波数データ処理部23は、超音波信号の周波数から、可変コンデンサ11の電気容量を算出する。
【0032】
このように、ペン先11の変位を可変コンデンサ14の電気容量に変換し、超音波素子12の電気容量成分に合成することで、ペン先11の変位、すなわちペン先11にかかる圧力の変化を超音波信号の周波数の変化に変換して送信することができる。
【0033】
つぎに、図2および図3を参照し、ペン1についてさらに詳細に説明する。図2はペン先11近傍の構成を説明する構成図であり、図3は、ペン先11に圧力をかけた場合について説明する説明図である。図2において、ペン先11に対し、バネ31、電極32,34、誘電体ゴム33、絶縁層35およびスイッチ電極36bが固定されている。一方、スイッチ電極36aは、ペン1に対して固定されている。また、バネ31の一端は、ペン1側に接し、スイッチ電極36aとスイッチ電極36bとを所定の間隙を設けて固定している。
【0034】
使用者がペン1を使用し、ペン先11が筆記面に接触した場合、筆記面からペン先11に圧力がかかり、バネ31が収縮し、スイッチ電極36aとスイッチ電極36bとが接触する。すなわち、スイッチ電極36a,36bおよびバネ31は、ペン先11の筆記面に対する接触を検知するペンタッチスイッチとして機能する。
【0035】
一方、電極32,33は、誘電体ゴム33を介して対向することで可変コンデンサ14を形成する。この可変コンデンサ14の電気容量は、ペン先11にかかる圧力によって決定する。具体的には、ペン先11にかけた圧力によってスイッチ電極36aとスイッチ電極36bが接触した後、さらにペン先11に圧力をかけると、図3に示すように、誘電体ゴム33が収縮する。この誘電体ゴム33の収縮により、電極32と電極34との距離dが変化し、可変コンデンサ14の電気容量が変化することとなる。なお、ペンタッチスイッチ36と電極34とは、絶縁層35によって絶縁する。
【0036】
つぎにペン1の回路構成を説明する。図4は、ペン1の回路構成の概要を説明する説明図である。図4において、駆動回路40は、タイマ41、赤外線駆動回路42、超音波駆動回路15を備えている。この赤外線駆動回路42は赤外線放射部13に接続され、超音波駆動回路15は、超音波素子12に接続される。
【0037】
駆動回路40は、ペンタッチスイッチ36がオン状態となった場合に、タイマ41が出力する周期信号をもとに、赤外線駆動回路42および超音波駆動回路15を一定周期で動作させる。したがって、赤外線放射部13は一定の周期で赤外線を放出し、同様に、超音波素子12は、一定周期で超音波信号を送信することとなる。なお、タイマ41が出力する周期信号の周期は、人間の手による筆記具1の動きを安定して検出可能な範囲で任意に設定し、たとえば100Hz程度の値とすればよい。
【0038】
つぎに、超音波駆動回路15についてさらに説明する。図5に、超音波駆動回路15の構成を示す。図5において、超音波素子12は、コンデンサとして表記している。超音波駆動回路15は、コイル52、超音波素子12、可変コンデンサ14を並列に接続し、電源51の供給をタイマ41に連動したスイッチ53によって制御している。
【0039】
図5において、スイッチ53がオン状態となると、コイル52に徐々に増加する電流が流れる。その後、スイッチ53をオフ状態とすると、逆起電力が発生し、超音波素子12に高電圧が印加される。超音波素子12は、この高電圧の印加によって超音波を発生させることとなる。
【0040】
ここで、超音波素子12が出力する超音波の周波数fは、超音波駆動回路15のインダクタンスLと電気容量Cから、
f=1/[2π(LC)1/2
として算出される。このインダクタンスLは、コイル52によって決定され、電気容量Cは、超音波素子12の電気容量と可変コンデンサ14の電気容量との合成容量によって決定される。
【0041】
したがって、超音波素子12が出力する超音波信号の周波数は、可変コンデンサ14の電気容量に従って変化することとなる。この可変コンデンサ14の電気容量は、上述したように、ペン先11にかかる圧力、すなわち筆圧によって決定されるので、超音波素子12は、ペン先11にかかる筆圧に対応した周波数の超音波信号を出力することとなる。
【0042】
つぎに、図6および図7を参照し、伝達時間測定部21について詳細に説明する。図6は、伝達時間測定部21の回路構成を説明する説明図であり、図7は、伝達時間測定部21の動作を説明する説明図である。図6に示すように、伝達時間処理部21は、その内部に入力アンプ61,62、コンパレータ63,64、タイマ65,66,67,68を備えている。
【0043】
この伝達時間測定部21は、赤外線受信器5が赤外線同期信号を受信した場合にタイマ67およびタイマ68をスタートさせる。さらに超音波受信器3が受信した受信波W1を入力アンプ61によって増幅し、コンパレータ63に入力する。コンパレータ63は、図7に示すように、受信波W1の値が閾値rt1を超えた場合にタイマ67をストップさせる。タイマ67は、この測定した時間を伝達時間T1として座標算出部22に送信する。すなわち、タイマ67は、超音波素子12が超音波信号を発信してから超音波受信器3が超音波信号を受信するまでに要した時間を到達時間T1として出力することとなる。
【0044】
さらに、コンパレータ63は、図7に示すように、受信波W1が閾値を越えた後、最初の零クロスを検出してタイマ65をスタートさせ、さらに次の零クロスを検出してタイマ65をストップさせる。タイマ65は、この計測した時間を周期データT3として周期データ処理部23に送信する。すなわち、タイマ65は、受信波W1の半周期にかかる時間を周期データT3として出力することとなる。
【0045】
同様に、入力アンプ62は、超音波受信器4が受信した受信波W2を増幅してコンパレータ64に入力する。コンパレータ64は、図7に示すように、受信波W2の値が閾値rt2を超えた場合にタイマ68をストップさせる。タイマ68は、この測定した時間を伝達時間T2として座標算出部22に送信する。すなわち、タイマ68は、超音波素子12が超音波信号を発信してから超音波受信器4が超音波信号を受信するまでに要した時間を到達時間T2として出力することとなる。
【0046】
さらに、コンパレータ64は、図7に示すように、受信波W2が閾値を越えた後、最初の零クロスを検出してタイマ66をスタートさせ、さらに次の零クロスを検出してタイマ66をストップさせる。タイマ66は、この計測した時間を周期データT4として周期データ処理部23に送信する。すなわち、タイマ66は、受信波W2の半周期にかかる時間を周期データT3として出力することとなる。
【0047】
座標算出部22は、伝達時間T1および伝達時間T2から三角測量をもちいて超音波素子12の座標を算出する。一方、周波数データ処理部23は、周期データT3,T4から、ペン先11の圧力を算出する。具体的には、周期データT3,T4から、超音波の周波数を算出し、この周波数から可変コンデンサ14の電気容量を求める。
【0048】
可変コンデンサ14の電気容量は、上述のようにペン先11にかかる圧力によって決定されるため、このように周波数データT3,T4からペン先11にかかる圧力、すなわち筆圧を算出することができる。なお、周波数データT3,T4から周波数を算出する場合、周波数データT3と周波数データT4のいずれか一方を常に採用することとしてもよいし、早く受信した方の周波数データを採用することとしてもよい。さらに、周波数データT3,T4から、任意の計算手法により算出することとしてもよい。
【0049】
ところで、受信波W1,W2が閾値rt1,rt2を越えるタイミングは、周波数によって変化する。したがって、座標算出部22は、周波数データ処理部23が算出した周波数をもとに、伝達時間T1,T2を補正することで、より正確にペン先11の座標を算出することができる。
【0050】
このように、ペン先11にかかる筆圧を可変コンデンサの電気容量に変換することで、超音波信号の周波数を筆圧に対応して変化させることができ、ペン先11の位置座標とともに、筆圧データを簡易に送信することができる。このような筆圧データの送受信は、たとえばペン1の軌跡として表示される線の幅を筆圧に応じて変化させ、使用者が所望の太さの文字や図形を入力する場合に有用である。
【0051】
また、近年セキュリティ技術の進展に伴い、コンピュータシステムによる筆跡鑑定が実用化されているが、この筆跡鑑定に筆圧データを使用することで鑑定精度の向上が期待できる。
【0052】
なお、超音波信号の送信の周期が100Hz、すなわち10msである場合、この筆圧データの取得は10ms間隔でおこなわれることとなる。しかしながら、筆圧の変化には10msに比して大きいオーダーで起きると考えられるため、取得した筆圧データを複数回分平均して筆圧として出力することで、筆圧データの信頼性を向上することができる。
【0053】
ところで、以上の説明では超音波信号の周波数を筆圧に応じて変化させ、筆圧データを送受信することとしていたが、この発明の利用はこれに限られるものではなく、所望の情報を超音波信号の周波数の変化に変換して送受信することができる。
【0054】
図8は、超音波の周波数を使用者が指定する場合のペンの概要構成を示す概要構成図である。図8において、ペン1aは、可変コンデンサ54を備えている。この可変コンデンサ54は、外部から操作してその電気容量を変化させることができる。その他の構成はペン1と同様であり、同一構成要素には同一の記号を付して説明を省略する。
【0055】
このように、外部から可変コンデンサ54の容量を決定することで、使用者は、任意の周波数の超音波信号を送信することができる。したがって、ペンに対してIDを設定し、データ処理装置側でペンの識別をおこなうことができ、さらに可変コンデンサ54の操作によってIDを切り替えることができる。
【0056】
また、超音波の周波数の変更は、かならずしも可変コンデンサを使用する必要はなく、超音波駆動回路に複数のコンデンサを接続し、スイッチングによって使用するコンデンサを選択することで、周波数を制御する構成としてもよい。図9は、スイッチングによる周波数制御をおこなう場合における超音波駆動回路を示す回路図である。
【0057】
図9において、超音波駆動回路70は、可変コンデンサ14に代えて固定容量のコンデンサ71とスイッチ72とを備えている。その他の構成は超音波駆動回路15と同様であり、同一の構成要素には同一の符号を付して説明を省略する。この超音波駆動回路70では、スイッチ72をオフにした場合は、超音波素子12単体の電気容量によって周波数が決定し、スイッチ72をオンにした場合は超音波素子12とコンデンサ71との合成容量によって超音波信号の周波数が決定する。したがって、スイッチ72の切り替えによって、超音波素子12が送信する超音波信号の周波数を切り替えることができる。
【0058】
なお、ここでは固定容量のコンデンサを接続するか否かの切り替えにより、2種類の周波数を選択する場合について説明したが、固定コンデンサの数とスイッチの数とを増加させることで、任意の数の周波数を切り替えて使用することができる。このように、スイッチによる切り替えをおこなう構成は、離散的なデータの送受信に適する。たとえば、ペン1の軌跡を表示する色をスイッチによって切り替え、スイッチをオンにした場合に赤で軌跡を表示し、オフにした場合に黒で軌跡を表示することで、簡易にペンの色を変更可能な座標出力装置が得られる。
【0059】
さらに、固定コンデンサのスイッチによる周波数切り替えと、可変コンデンサによる連続的な周波数制御とを併用する構成としても良い。図10は、スイッチによる周波数切り替えと、可変コンデンサによる連続的な周波数制御とを併用する場合の超音波駆動回路の回路構成を示す回路構成図である。図10において、超音波駆動回路70aは、固定容量のコンデンサ71とスイッチ72、に加えて可変コンデンサ73およびスイッチ74を備えている。その他の構成は超音波駆動回路70と同様であり、同一の構成要素には同一の符号を付して説明を省略する。
【0060】
この超音波駆動回路70aでは、スイッチ72,74の切り替えと、可変コンデンサ73の操作によって周波数の制御をおこなうことができる。したがって、たとえば、スイッチ72の切り替えによってペンの色を決定し、さらに可変コンデンサ73によって筆圧データを伝達可能な座標出力装置が実現できる。
【0061】
上述してきたように、本実施の形態では、ペン先にかかる圧力や、ID情報などの任意の情報を電気容量に変換し、超音波素子が有する電気容量と合成することで、所望の情報を超音波信号の周波数に変換して送受信することができる。
【0062】
(付記1)筆記具に配設した超音波素子から超音波信号を発信し、前記超音波信号が座標平面上の所定位置に到達するまでに要する到達時間を測定し、当該到達時間から前記筆記具の前記座標平面上における位置を算出して出力する座標出力装置であって、
前記超音波信号の周波数を制御する周波数制御手段を備えたことを特徴とする座標出力装置。
【0063】
(付記2)前記周波数制御手段は、前記超音波素子を駆動する駆動回路の電気容量成分を変化させることで周波数を制御することを特徴とする付記1に記載の座標出力装置。
【0064】
(付記3)前記周波数制御手段は可変容量コンデンサを備え、前記可変容量コンデンサによって前記駆動回路の電気容量成分を変化させることを特徴とする付記2に記載の座標出力装置。
【0065】
(付記4)前記周波数制御手段は、周波数制御用コンデンサと、前記周波数制御用コンデンサと前記駆動回路との接続状態を切り替える切替スイッチとを備えたことを特徴とする付記2または3に記載の座標出力装置。
【0066】
(付記5)前記筆記具のペン先にかかる圧力を計測する圧力計測手段をさらに備え、前記周波数制御手段は該ペン先の筆圧をもとに前記周波数を制御することを特徴とする付記1〜4のいずれか一つに記載の座標出力装置。
【0067】
(付記6)前記圧力計測手段は、前記筆記具に対して固定された第1の電極と、前記ペン先に対して固定された第2の電極と、前記第1の電極と前記第2の電極との間に設けた誘電材料からなる弾性体と、を備えたことを特徴とする付記5に記載の座標出力装置。
【0068】
(付記7)前記到達時間から前記筆記具の前記座標平面上における位置を算出する場合に、前記周波数の値をもとに前記到達時間を補正することを特徴とする付記1〜6のいずれか一つに記載の座標出力装置。
【0069】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、座標出力装置は、筆記具に設けた超音波素子から発信する超音波信号の周波数を周波数制御手段によって制御し、超音波信号の周波数によってデータの送受信をおこなうので、簡易な構成で各種情報を送受信可能な座標出力装置を提供することができるという効果を奏する。
【0070】
また、本発明によれば、座標出力装置は、超音波素子を駆動する駆動回路の電気容量成分を変化させることで超音波信号の周波数を制御するようにしているので、簡易な構成で各種情報を送受信可能な座標出力装置を提供することができるという効果を奏する。
【0071】
また、本発明によれば、座標出力装置は、可変容量コンデンサを超音波駆動回路に接続し、可変容量コンデンサの電気容量を変化させることで、超音波信号の周波数を制御するようにしているので、簡易な構成で連続値を取るデータを送受信可能な座標出力装置を提供することができるという効果を奏する。
【0072】
また、本発明によれば、座標出力装置は、周波数制御用のコンデンサを超音波駆動回路に接続し、スイッチによる切り替えで超音波駆動回路の電気容量成分を変化させることで、超音波信号の周波数を制御するようにしているので、簡易な構成で離散値を取るデータを送受信可能な座標出力装置を提供することができるという効果を奏する。
【0073】
また、本発明によれば、座標出力装置は、ペン先にかかる圧力を圧力計測手段によって計測し、ペン先の圧力に対応して超音波信号の周波数を制御するように構成するので、簡易な構成で筆圧データを送受信可能な座標出力装置を提供することができるという効果を奏する。
【0074】
また、本発明によれば、座標出力装置は、誘電材料からなる弾性体を介して電極を対向させてコンデンサを形成し、対抗した電極間の距離をペン先に連動して変化させることで、ペン先にかかる圧力をコンデンサの電気容量に変換しているので、筆圧データを送受信可能な、筆記具部分を小型化した座標出力装置を提供することができるという効果を奏する。
【0075】
また、本発明によれば、座標出力装置は、超音波素子が発信した超音波信号の周波数を測定し、その周波数に応じて超音波信号の到達時間を補正するようにしているので、簡易な構成で各種情報を送受信可能かつ位置情報を正確に算出可能な座標出力装置を提供することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る座標出力装置の概要構成を示す図である。
【図2】図1に示したペン先近傍の構成を説明する構成図である。
【図3】図1に示したペン先11に圧力をかけた場合について説明する説明図である。
【図4】図1に示したペンの回路構成の概要を説明する説明図である。
【図5】図1に示した超音波駆動回路15の構成を示す図である。
【図6】伝達時間測定部の回路構成を説明する説明図である。
【図7】伝達時間測定部の動作を説明する説明図である。
【図8】超音波の周波数を使用者が指定する場合のペンの概要構成を示す概要構成図である。
【図9】スイッチングによる周波数制御をおこなう場合における超音波駆動回路を示す回路図である。
【図10】スイッチによる周波数切り替えと、可変コンデンサによる連続的な周波数制御とを併用する場合の超音波駆動回路の回路構成を示す回路構成図である。
【図11】従来の座標出力装置における筆圧検出を説明する説明図である。
【符号の説明】
1,1a ペン
2 データ処理装置
3,4 超音波受信器
5 赤外線受信器
11 ペン先
12 超音波素子
13 赤外線放射部
13a,13b 赤外線ダイオード
14,54,74 可変コンデンサ
15,70,70a 超音波駆動回路
21 伝達時間測定部
22 座標算出部
23 周波数データ処理部
31 バネ
32,34 電極
33 誘電体ゴム
35 絶縁層
36 ペンタッチスイッチ
36a,b スイッチ電極
40 駆動回路
41 タイマ
42 赤外線駆動回路
51 電源
52 コイル
53,72,74 スイッチ
61,62 入力アンプ
62,63 コンパレータ
65,66,67,68 タイマ
rt1,rt2 閾値
T1,T2 伝達時間
T3,T4 周期データ
W1,W2 受信波
72,74 コンデンサ

Claims (5)

  1. 筆記具に配設した超音波素子から超音波信号を発信し、前記超音波信号が座標平面上の所定位置に到達するまでに要する到達時間を測定し、当該到達時間から前記筆記具の前記座標平面上における位置を算出して出力する座標出力装置であって、
    前記超音波信号の周波数を制御する周波数制御手段を備えたことを特徴とする座標出力装置。
  2. 前記周波数制御手段は、前記超音波素子を駆動する駆動回路の電気容量成分を変化させることで周波数を制御することを特徴とする請求項1に記載の座標出力装置。
  3. 前記周波数制御手段は可変容量コンデンサを備え、前記可変容量コンデンサによって前記駆動回路の電気容量成分を変化させることを特徴とする請求項2に記載の座標出力装置。
  4. 前記筆記具のペン先にかかる圧力を計測する圧力計測手段をさらに備え、前記周波数制御手段は該ペン先の筆圧をもとに前記周波数を制御することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の座標出力装置。
  5. 前記圧力計測手段は、前記筆記具に対して固定された第1の電極と、前記ペン先に対して固定された第2の電極と、前記第1の電極と前記第2の電極との間に設けた誘電材料からなる弾性体と、を備えたことを特徴とする請求項4に記載の座標出力装置。
JP2002332237A 2002-11-15 2002-11-15 座標出力装置 Withdrawn JP2004164505A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002332237A JP2004164505A (ja) 2002-11-15 2002-11-15 座標出力装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002332237A JP2004164505A (ja) 2002-11-15 2002-11-15 座標出力装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2004164505A true JP2004164505A (ja) 2004-06-10

Family

ID=32809373

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002332237A Withdrawn JP2004164505A (ja) 2002-11-15 2002-11-15 座標出力装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2004164505A (ja)

Cited By (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100403242C (zh) * 2005-12-20 2008-07-16 神基科技股份有限公司 输入装置
JP2008535051A (ja) * 2005-03-23 2008-08-28 エポス テクノロジーズ リミテッド デジタルペンアセンブリのための方法およびシステム
JP2010524097A (ja) * 2007-04-11 2010-07-15 シルバーブルック リサーチ ピーティワイ リミテッド 容量力センサーを有する感知デバイス
JP2010191783A (ja) * 2009-02-19 2010-09-02 Nec Corp 電子ペン及び電子ペンシステム
JP2011186803A (ja) * 2010-03-09 2011-09-22 Wacom Co Ltd 位置指示器、可変容量コンデンサ及び入力装置
JP2013118008A (ja) * 2013-03-18 2013-06-13 Wacom Co Ltd 位置指示器、可変容量コンデンサ及び入力装置
US8546706B2 (en) 2002-04-15 2013-10-01 Qualcomm Incorporated Method and system for obtaining positioning data
JP2014026672A (ja) * 2013-10-23 2014-02-06 Wacom Co Ltd 位置指示器、可変容量コンデンサ及び入力装置
US8861312B2 (en) 2007-03-14 2014-10-14 Qualcomm Incorporated MEMS microphone
JP2016513831A (ja) * 2013-03-07 2016-05-16 クゥアルコム・インコーポレイテッドQualcomm Incorporated ウルトラソニックハイブリッド入力デバイス
JP2016530480A (ja) * 2015-02-13 2016-09-29 アドヴァンスト・シリコン・ソシエテ・アノニム 先端圧力センサを有するアクティブペン
CN106155417A (zh) * 2016-07-18 2016-11-23 北京京东方光电科技有限公司 一种触控检测装置、方法及显示器
WO2019012790A1 (ja) * 2017-07-13 2019-01-17 株式会社ワコム 電子ペン及び位置検出システム
CN112649049A (zh) * 2020-12-29 2021-04-13 青岛罗博数码科技有限公司 一种数码笔及握姿检测方法
CN115617192A (zh) * 2022-06-20 2023-01-17 荣耀终端有限公司 一种触控定位方法和电子设备
CN116339547A (zh) * 2023-05-31 2023-06-27 荣耀终端有限公司 触控笔压力值传输方法、电子设备及系统

Cited By (28)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8546706B2 (en) 2002-04-15 2013-10-01 Qualcomm Incorporated Method and system for obtaining positioning data
US9446520B2 (en) 2002-04-15 2016-09-20 Qualcomm Incorporated Method and system for robotic positioning
US9195325B2 (en) 2002-04-15 2015-11-24 Qualcomm Incorporated Method and system for obtaining positioning data
KR101309778B1 (ko) * 2005-03-23 2013-09-23 에포스 디벨롭먼트 리미티드 디지털 펜 조립체
US9632627B2 (en) 2005-03-23 2017-04-25 Qualcomm Incorporated Method and system for digital pen assembly
US8248389B2 (en) 2005-03-23 2012-08-21 Epos Development Ltd. Method and system for digital pen assembly
JP2008535051A (ja) * 2005-03-23 2008-08-28 エポス テクノロジーズ リミテッド デジタルペンアセンブリのための方法およびシステム
US8963890B2 (en) 2005-03-23 2015-02-24 Qualcomm Incorporated Method and system for digital pen assembly
CN100403242C (zh) * 2005-12-20 2008-07-16 神基科技股份有限公司 输入装置
US8861312B2 (en) 2007-03-14 2014-10-14 Qualcomm Incorporated MEMS microphone
JP2010524097A (ja) * 2007-04-11 2010-07-15 シルバーブルック リサーチ ピーティワイ リミテッド 容量力センサーを有する感知デバイス
JP2010191783A (ja) * 2009-02-19 2010-09-02 Nec Corp 電子ペン及び電子ペンシステム
JP2011186803A (ja) * 2010-03-09 2011-09-22 Wacom Co Ltd 位置指示器、可変容量コンデンサ及び入力装置
JP2016513831A (ja) * 2013-03-07 2016-05-16 クゥアルコム・インコーポレイテッドQualcomm Incorporated ウルトラソニックハイブリッド入力デバイス
JP2013118008A (ja) * 2013-03-18 2013-06-13 Wacom Co Ltd 位置指示器、可変容量コンデンサ及び入力装置
JP2014026672A (ja) * 2013-10-23 2014-02-06 Wacom Co Ltd 位置指示器、可変容量コンデンサ及び入力装置
JP2016530480A (ja) * 2015-02-13 2016-09-29 アドヴァンスト・シリコン・ソシエテ・アノニム 先端圧力センサを有するアクティブペン
CN106155417A (zh) * 2016-07-18 2016-11-23 北京京东方光电科技有限公司 一种触控检测装置、方法及显示器
CN106155417B (zh) * 2016-07-18 2019-02-26 北京京东方光电科技有限公司 一种触控检测装置、方法及显示器
WO2019012790A1 (ja) * 2017-07-13 2019-01-17 株式会社ワコム 電子ペン及び位置検出システム
JPWO2019012790A1 (ja) * 2017-07-13 2020-05-07 株式会社ワコム 電子ペン及び位置検出システム
JP7180962B2 (ja) 2017-07-13 2022-11-30 株式会社ワコム 電子ペン及び位置検出システム
CN112649049A (zh) * 2020-12-29 2021-04-13 青岛罗博数码科技有限公司 一种数码笔及握姿检测方法
CN112649049B (zh) * 2020-12-29 2022-07-22 青岛罗博数码科技有限公司 一种数码笔及握姿检测方法
CN115617192A (zh) * 2022-06-20 2023-01-17 荣耀终端有限公司 一种触控定位方法和电子设备
CN115617192B (zh) * 2022-06-20 2023-11-10 荣耀终端有限公司 一种触控定位方法和电子设备
CN116339547A (zh) * 2023-05-31 2023-06-27 荣耀终端有限公司 触控笔压力值传输方法、电子设备及系统
CN116339547B (zh) * 2023-05-31 2024-06-21 荣耀终端有限公司 触控笔压力值传输方法、电子设备及系统

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2004164505A (ja) 座標出力装置
US11853485B2 (en) Pointer, position detection apparatus and position detection method
US9927909B2 (en) Localizing an electrostatic stylus within a capacitive touch sensor
KR101863163B1 (ko) 정전용량방식 터치 센서 내에서의 정전기식 스타일러스를 위한 시스템
JP4143462B2 (ja) ペン入力表示装置
US5862049A (en) Coordinate input apparatus and control method therefor
JP2007109261A (ja) ハンドヘルド装置の作動方法
KR101076369B1 (ko) 디지타이징 장치용 전자펜과 태블릿
CN103984422A (zh) 电容笔、电容触控面板和触控装置
CN101859211A (zh) 手指触控定位装置及方法
CN103455176B (zh) 主动式电容笔、电容触控面板和触控装置
JP2002132436A (ja) 座標入力装置
KR20160025284A (ko) 좌표 측정 장치들, 좌표 측정 시스템들 및 좌표 측정 방법들
CN101833397A (zh) 多手指触控定位装置及方法
CN201673484U (zh) 多手指触控定位装置
JP2004102896A (ja) 超音波型座標入力装置
MXPA02003854A (es) Detector de posicion.
JP4145095B2 (ja) 座標入力装置
JP5304672B2 (ja) 筆跡入力システム
JP2002062978A (ja) 電子ペン入力システム、受信装置、電子ペン、ホスト装置、受信方法、電子ペン入力方法、電子ペン位置取得方法、ならびに、情報記録媒体
JP2004157671A (ja) 座標出力装置
JP2015161970A (ja) 電子端末装置、ペン装置、電子端末システム、及び、情報伝達方法
JPH05150895A (ja) 座標入力装置
KR20150050916A (ko) 디지타이저 및 그의 최대 전압 위치 검출 방법
JPH04370820A (ja) デジタイザ

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20060207