JP2004164239A - 電子メールシステム、配信装置、及びコンピュータプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】電子メールの開封を確認することができる電子メールシステム、配信装置、及びコンピュータプログラムを提供する。
【解決手段】送信装置3は、送信者の操作により、通信ネットワークNを介して電子メールを送信する。配信装置1は、ダウンロード用の画像などのデータを記憶しておき、送信された電子メールを一旦受信し、電子メールに固有のデータを指定するURL等の指定情報を電子メールに付加し、指定情報を付加した電子メールを受信装置2へ送信する。受信装置2は、受信した電子メールを出力するときに、付加された指定情報が指定するデータを自動でダウンロードしようとして、配信装置1にアクセスする。配信装置1は、受信装置2からのアクセスを検知し、前記電子メールが受信装置2にて開封されたことを示す電子メールを、前記送信者宛に送信する。
【選択図】 図1
【解決手段】送信装置3は、送信者の操作により、通信ネットワークNを介して電子メールを送信する。配信装置1は、ダウンロード用の画像などのデータを記憶しておき、送信された電子メールを一旦受信し、電子メールに固有のデータを指定するURL等の指定情報を電子メールに付加し、指定情報を付加した電子メールを受信装置2へ送信する。受信装置2は、受信した電子メールを出力するときに、付加された指定情報が指定するデータを自動でダウンロードしようとして、配信装置1にアクセスする。配信装置1は、受信装置2からのアクセスを検知し、前記電子メールが受信装置2にて開封されたことを示す電子メールを、前記送信者宛に送信する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子メールの開封を確認することができる電子メールシステム、該電子メールシステムに用いる配信装置、及びコンピュータを該配信装置として実現するためのコンピュータプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、ビジネス又は情報交換等に電子メールを利用することが普及してきている。電子メールのシステムにおいては、受信者宛に送信された電子メールは、受信装置へ電子メールを配信する配信装置に記憶され、受信装置は、配信装置に記憶されている電子メールをダウンロードすることで電子メールを受信する。受信装置が、受信した電子メールを出力することにより、受信者は電子メールの内容を閲覧することができる。また、携帯電話およびPHS等の携帯装置を受信装置として用いる場合は、形態装置宛に電子メールが送信され、携帯装置に対して電子メールを配信する配信装置が電子メールを受信し、受信した電子メールを無線通信を用いて携帯装置へ送信する方法が用いられている。
【0003】
また、電子メールのシステムでは、画像ファイル等の各種のファイルを、添付ファイルとして電子メールに添付して送信することができる。ファイルを添付した場合は、通信のデータ量が大量になるため、携帯装置を受信装置として用いる場合は、添付ファイルを直接に送信することはせずに、添付ファイルを配信装置が記憶しておき、記憶されている添付ファイルを指定するURL等の情報を配信装置が受信装置へ送信し、受信装置は前記情報を用いて前記ファイルをダウンロードする方法が用いられている。
【0004】
【特許文献1】
特開2000−207300号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
現在の電子メールのシステムでは、送信した電子メールの内容を受信装置が出力して受信者が読んだ(以下、電子メールの開封と言う)か否かを送信者が確実に確認する方法がないという問題がある。例えば、受信装置が電子メールを開封するときに開封したことを通知する電子メールを送信者に対して返信する技術があるが、受信者は開封の通知を必ずしも行う必要がないため、送信者は電子メールの開封を確実に確認することができない。また、特許文献1には、URLで指定された情報を電子メールに埋め込んでおき、該情報がアクセスされたことを検知して電子メールの開封を確認する技術が開示されているが、前記情報にアクセスするか否かは受信者の意志に委ねられているため、同様に開封を確実に確認することはできない。
【0006】
本発明は、斯かる事情に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、電子メールを受信装置へ配信する際に、受信装置と通信可能な記憶手段に記憶された画像などのデータを指定する指定情報を、前記電子メールに付加して配信し、受信装置が電子メールを開封するときに指定情報に基づいて前記データをダウンロードしようとして前記データにアクセスすることを検知して電子メールの開封を確認する電子メールシステム、該電子メールシステムに用いる配信装置、及びコンピュータを該配信装置として実現するためのコンピュータプログラムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
第1発明に係る電子メールシステムは、電子メールを受信する受信装置と、電子メールを該受信装置へ配信する配信装置とを備える電子メールシステムにおいて、前記受信装置との情報交換を可能に構成され、前記受信装置へ送信可能なデータを記憶する記憶手段を備え、前記配信装置は、前記記憶手段を管理する手段と、電子メールを前記受信装置へ配信する際に、前記記憶手段が記憶してある所定のデータを指定する指定情報を付加して配信する手段と、配信した電子メール、該電子メールの宛先、及び該電子メールの送信元を示す情報を、該電子メールに付加した指定情報に関連づけて記憶する手段とを備え、前記受信装置は、受信した電子メールを出力する手段と、電子メールを出力する際に、該電子メールに指定情報が付加されているか否かを判定する手段と、電子メールに指定情報が付加されている場合は、付加されている指定情報が指定するデータを該受信装置へ送信することを要求する送信要求を、前記記憶手段へ送信する手段とを備え、前記配信装置は、更に、前記記憶手段が前記送信要求を受信したことを検知する手段と、前記記憶手段が前記送信要求を受信したことを検知した場合に、前記記憶手段が受信した前記送信要求に係る指定情報に関連づけてある電子メールが前記指定情報に関連づけてある宛先に係る受信装置で出力されたことを示す出力確認情報を、前記指定情報に関連づけてある送信元へ送信する手段とを備えることを特徴とする。
【0008】
第2発明に係る電子メールシステムは、電子メールを受信する受信装置と、該受信装置宛の電子メールを該受信装置へ配信する配信装置とを備える電子メールシステムにおいて、前記受信装置との情報交換を可能に構成され、前記受信装置へ送信可能なデータを記憶する記憶手段を備え、前記配信装置は、前記記憶手段を管理する手段と、前記受信装置宛の電子メールを前記受信装置へ配信する際に、前記記憶手段が記憶してある所定のデータを指定する指定情報を付加して配信する手段と、配信した電子メール、前記受信装置、及び該電子メールの送信元を示す情報を、該電子メールに付加した指定情報に関連づけて記憶する手段とを備え、前記受信装置は、受信した電子メールを出力する手段と、電子メールを出力する際に、該電子メールに指定情報が付加されているか否かを判定する手段と、電子メールに指定情報が付加されている場合は、付加されている指定情報が指定するデータを該受信装置へ送信することを要求する送信要求を、前記記憶手段へ送信する手段とを備え、前記配信装置は、更に、前記記憶手段が前記送信要求を受信したことを検知する手段と、前記記憶手段が前記送信要求を受信したことを検知した場合に、前記記憶手段が受信した前記送信要求に係る指定情報に関連づけてある電子メールが前記指定情報に関連づけてある受信装置で出力されたことを示す出力確認情報を、前記指定情報に関連づけてある送信元へ送信する手段とを備えることを特徴とする。
【0009】
第3発明に係る配信装置は、電子メールを外部の装置へ配信する配信装置において、前記装置へ送信可能なデータを記憶する記憶手段と、電子メールを前記装置へ配信する際に、前記記憶手段が記憶してある所定のデータを指定する指定情報を付加して配信する手段と、配信した電子メール、該電子メールの宛先、及び該電子メールの送信元を示す情報を、該電子メールに付加した指定情報に関連づけて記憶する手段と、配信された電子メールに付加されている指定情報が指定するデータを送信することを要求する送信要求を、前記装置から受信する手段と、前記送信要求を受信したことを検知する手段と、前記送信要求を受信したことを検知した場合に、受信した前記送信要求に係る指定情報に関連づけてある電子メールが前記指定情報に関連づけてある宛先に係る外部の装置で出力されたことを示す出力確認情報を、前記指定情報に関連づけてある送信元へ送信する手段とを備えることを特徴とする。
【0010】
第4発明に係る配信装置は、外部の装置宛の電子メールを前記装置へ配信する配信装置において、前記装置へ送信可能なデータを記憶する記憶手段と、前記装置宛の電子メールを前記装置へ配信する際に、前記記憶手段が記憶してある所定のデータを指定する指定情報を付加して配信する手段と、配信した電子メール、前記装置、及び該電子メールの送信元を示す情報を、該電子メールに付加した指定情報に関連づけて記憶する手段と、配信された電子メールに付加されている指定情報が指定するデータを送信することを要求する送信要求を、前記装置から受信する手段と、前記送信要求を受信したことを検知する手段と、前記送信要求を受信したことを検知した場合に、受信した前記送信要求に係る指定情報に関連づけてある電子メールが前記指定情報に関連づけてある外部の装置で出力されたことを示す出力確認情報を、前記指定情報に関連づけてある送信元へ送信する手段とを備えることを特徴とする。
【0011】
第5発明に係るコンピュータプログラムは、コンピュータに、電子メールを外部の装置へ配信させるコンピュータプログラムにおいて、コンピュータに、電子メールを前記装置へ配信する際に、前記装置へ送信可能な記憶してある所定のデータを指定する指定情報を付加して配信させる手順と、コンピュータに、配信した電子メール、該電子メールの宛先、及び該電子メールの送信元を示す情報を、該電子メールに付加した指定情報に関連づけて記憶させる手順と、コンピュータに、配信された電子メールに付加されている指定情報が指定するデータを送信することを要求する送信要求を、前記装置から受信させる手順と、コンピュータに、前記送信要求を受信したことを検知させる手順と、コンピュータに、前記送信要求を受信したことを検知した場合に、受信した前記送信要求に係る指定情報に関連づけてある電子メールが前記指定情報に関連づけてある宛先に係る外部の装置で出力されたことを示す出力確認情報を、前記指定情報に関連づけてある送信元へ送信させる手順とを含むことを特徴とする。
【0012】
第6発明に係るコンピュータプログラムは、コンピュータに、外部の装置宛の電子メールを前記装置へ配信させるコンピュータプログラムにおいて、コンピュータに、電子メールを前記装置へ配信する際に、前記装置へ送信可能な記憶してある所定のデータを指定する指定情報を付加して配信させる手順と、コンピュータに、配信した電子メール、前記装置、及び該電子メールの送信元を示す情報を、該電子メールに付加した指定情報に関連づけて記憶させる手順と、コンピュータに、配信された電子メールに付加されている指定情報が指定するデータを送信することを要求する送信要求を、前記装置から受信させる手順と、コンピュータに、前記送信要求を受信したことを検知させる手順と、コンピュータに、前記送信要求を受信したことを検知した場合に、受信した前記送信要求に係る指定情報に関連づけてある電子メールが前記指定情報に関連づけてある外部の装置で出力されたことを示す出力確認情報を、前記指定情報に関連づけてある送信元へ送信させる手順とを含むことを特徴とする。
【0013】
第1、第3及び第5発明においては、配信装置が電子メールを受信装置へ送信するときに、画像などの所定のデータの所在を指定するURL等の指定情報を、添付ファイルの場合と同様に、前記電子メールに付加して送信し、受信装置は、受信した電子メールを出力するときに、該電子メールに付加された指定情報が指定するデータを送信することを要求する送信要求を配信装置へ送信し、配信装置は、受信装置からの送信要求の受信を検知して、受信装置にて電子メールが出力されたことを示す出力確認情報を、前記電子メールの送信者に対して送信する。
【0014】
第2、第4及び第6発明においては、配信装置が受信装置宛の電子メールを受信装置へ送信するときに、画像などの所定のデータの所在を指定するURL等の指定情報を、添付ファイルの場合と同様に、前記電子メールに付加して送信し、受信装置は、受信した電子メールを出力するときに、該電子メールに付加された指定情報が指定するデータを送信することを要求する送信要求を配信装置へ送信し、配信装置は、受信装置からの送信要求の受信を検知して、受信装置にて電子メールが出力されたことを示す出力確認情報を、前記電子メールの送信者に対して送信する。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下本発明をその実施の形態を示す図面に基づき具体的に説明する。
図1は、本発明の電子メールシステムの概要を示す概念図である。図中1は、本発明の配信装置であり、サーバ装置を用いて構成され、通信ネットワークNに接続されている。図中2は、携帯電話又はPHS等の携帯装置である受信装置であり、無線通信を用いて通信ネットワークNに接続されており、電子メールを受信して出力することができる機能を有している。また、受信装置2は、添付ファイルを指定する情報が電子メールに付加されていた場合には、自動で前記情報が指定する添付ファイルをダウンロードする機能を有している。通信ネットワークNには、コンピュータを用いてなる送信装置3が接続されており、送信装置3は、通信ネットワークNを介して外部へ電子メールを送信する機能を有している。なお、送信装置3は、受信装置2と同様の携帯装置など、コンピュータ以外の、電子メールを送信する機能を有している装置を用いてなる構成であっても良い。送信装置3は、送信者の操作により、通信ネットワークNを介して電子メールを送信し、配信装置1は送信された電子メールを一旦受信し、添付ファイルの場合と同様に記憶している画像などのデータを指定する指定情報であるURLを付加した電子メールを受信装置2へ送信する。受信装置2は、受信した電子メールを出力するときに、付加されたURLが指定するデータを自動でダウンロードすべく、前記データへアクセスし、配信装置1は、受信装置2での電子メールの開封の確認を示す電子メールを、前記送信者宛に送信する。
【0016】
図2は、配信装置1の内部の構成を示したブロック図である。配信装置1は、演算を行うCPU11と、演算に伴って発生する一時的な情報を記憶するRAM12と、CD−ROMドライブ等の外部記憶装置13と、ハードディスク等の内部記憶装置14とを備えており、CD−ROM等の記録媒体4から本発明に係るコンピュータプログラム40を外部記憶装置13にて読み取り、読み取ったコンピュータプログラム40を内部記憶装置14に記憶し、RAM12にコンピュータプログラム40をロードし、CPU11は、ロードしたコンピュータプログラム40に基づいて配信装置1に必要な処理を実行する。また、配信装置1は、通信ネットワークNに接続された通信部15を備えており、CPU11は、通信部15を介して通信ネットワークNとの間で情報を交換する。内部記憶装置14は、受信装置2へ送信して外部へ公開することが可能な画像などのデータである公開データ141と、配信した電子メールの内容、該電子メールの宛先、及び該電子メールの送信元など、配信した電子メールに係る情報である配信メール情報142とを記憶している。
【0017】
図3は、配信装置1から受信装置2へ電子メールを配信するために本発明の電子メールシステムが行う処理の手順を示すフローチャートである。送信装置3は、送信者の操作により、受信装置2宛の電子メールを通信ネットワークNに対して送信する(S11)。配信装置1は、送信装置3から送信された電子メールを通信部15にて通信ネットワークNから受信し(S12)、CPU11は、本発明に係るコンピュータプログラム40をRAM12にロードし、ロードしたコンピュータプログラム40に従って、画像などの、受信した電子メールに固有の公開データ141を、内部記憶装置14の所定の場所に記憶し(S13)、前記公開データ141の所在を指定するURL等の指定情報を電子メールに付加し(S14)、指定情報を付加した電子メールを、受信装置2へ、通信部15から通信ネットワークNを介して送信する(S15)。受信装置2は、配信装置1から送信された電子メールを受信する(S16)。図4は、電子メールの内容の例を示す概念図である。図4(a)は、送信装置3から送信される電子メールの内容の例を示しており、通常の内容が記載されている。図4(b)は、配信装置1から受信装置2へ送信される電子メールの内容を示しており、図4(a)に示した電子メールの内容に、該電子メールに固有の4949.gifという名前の画像ファイルの所在を指定したURLである指定情報が付加されている。なお、ここでは画像ファイルがgif形式のファイルである例を示しているが、jpeg形式またはpng形式など他の形式のファイルであってもよい。また、公開データ141は、テキストファイル等の画像ファイル以外の形式のファイルであっても良い。
【0018】
CPU11は、次に、RAM12にロードしたコンピュータプログラム40に従って、配信した電子メールの内容、電子メールの送信元、及び電子メールの宛先の情報を、電子メールに付加した指定情報に関連づけた配信メール情報142を内部記憶装置14に記憶する(S17)。図5は、配信メール情報の内容の例を示す概念図である。指定情報に関連づけて、電子メールの内容、電子メールの送信者の電子メールアドレスである送信元メールアドレス、及び受信装置2の電子メールアドレスである宛先メールアドレスが記録されている。
【0019】
図6は、受信装置2が電子メールを出力するために本発明の電子メールシステムが行う処理の手順を示すフローチャートである。受信装置2は、受信者の操作により、電子メールの出力指示を受け付け(S21)、出力指示を受け付けた電子メールに指定情報が付加されているか否かを判定し(S22)、指定情報が付加されていない場合は(S22:NO)、ステップS27へ処理を進めて電子メールを出力し、指定情報が付加されている場合は(S22:YES)、付加されている指定情報が指定する公開データ141を受信装置2へ送信することを要求する送信要求を、配信装置1へ送信する(S23)。配信装置1は、通信部15にて送信要求を受信し(S24)、CPU11は、RAM12にロードしたコンピュータプログラム40に従って、受信した送信要求に係る指定情報が指定する、内部記憶装置14に記憶してある公開データ141を、受信装置2へ、通信部15から通信ネットワークNを介して送信する(S25)。受信装置2は、公開データ141を受信し(S26)、公開データ141と共に電子メールを出力する(S27)。図4(c)は、受信装置2が出力した電子メールの内容を示しており、受信した画像ファイル4949.gifと共に、図4(a)に示した電子メールの内容が出力されている。CPU11は、次に、RAM12にロードしたコンピュータプログラム40に従って、受信装置2から送信要求を受信したことを示すアクセスログを内部記憶装置14に記憶する(S28)。
【0020】
図7は、配信装置1が出力確認情報を送信するために本発明の電子メールシステムが行う処理の手順を示すフローチャートである。配信装置1のCPU11は、RAM12にロードしたコンピュータプログラム40に従って、内部記憶装置14にアクセスログが記憶されているか否かを判定し(S31)、アクセスログが記憶されていない場合は(S31:NO)、所定時間後に判定を繰り返し、アクセスログが記憶されている場合は(S31:YES)、アクセスログに係る指定情報に配信メール情報142にて関連づけてある電子メールが受信装置2で出力されたことを示す出力確認情報を生成し(S32)、出力確認情報を含んだ電子メールを、配信メール情報142に記録された送信元メールアドレスに対して、開封の確認を通知する電子メールとして送信する(S33)。送信装置3は、通信ネットワークNから開封の確認を通知する電子メールを受信し(S34)、送信者は、送信した電子メールが受信装置2にて開封されたことを確認することができる。
【0021】
前述の処理では、アクセスログの存在を検知して出力確認情報を生成する処理を示したが、これに限る物ではなく、配信装置1が送信要求を受信したことを直接に検知して、出力確認情報を生成する処理を用いてもよい。図8は、配信装置1が送信要求を受信したことをトリガとして出力確認情報を生成する本発明の電子メールシステムが行う処理の手順を示すフローチャートである。受信装置2が電子メールを受信するまでの処理は、ステップS11〜S17の前述の処理と同様である。受信装置2は、電子メールの出力指示を受け付け(S401)、電子メールに指定情報が付加されているか否かを判定し(S402)、指定情報が付加されていない場合は(S402:NO)、ステップS407へ処理を進めて電子メールを出力し、指定情報が付加されている場合は(S402:YES)、付加されている指定情報が指定する公開データ141を受信装置2へ送信することを要求する送信要求を、配信装置1へ送信する(S403)。配信装置1は、送信要求を受信し(S404)、CPU11は、RAM12にロードしたコンピュータプログラム40に従って、受信した送信要求に係る指定情報が指定する公開データ141を、受信装置2へ送信する(S405)。受信装置2は、公開データ141を受信し(S406)、公開データ141と共に電子メールを出力する(S407)。CPU11は、次に、RAM12にロードしたコンピュータプログラム40に従って、受信した送信要求に係る指定情報に配信メール情報142にて関連づけてある電子メールが受信装置2で出力されたことを示す出力確認情報を生成し(S408)、出力確認情報を含んだ電子メールを、配信メール情報142に記録された送信元メールアドレスに対して、開封の確認を通知する電子メールとして送信する(S409)。送信装置3は、通信ネットワークNから開封の確認を通知する電子メールを受信する(S410)。
【0022】
以上詳述した如く、本発明においては、配信装置1が受信装置2宛の電子メールを受信装置2へ送信するときに、配信装置1が記憶している画像などのデータの所在を指定するURL等の指定情報を、添付ファイルの場合と同様に、前記電子メールに付加して送信し、受信装置2は、受信した電子メールを出力するときに、該電子メールに付加された指定情報が指定するデータを送信することを要求する送信要求を配信装置1へ送信し、配信装置1は、受信装置2からの送信要求の受信を検知して、受信装置2にて電子メールが出力されたことを示す出力確認情報を生成し、前記電子メールの送信者に対して、出力確認情報を含んだ電子メールを送信する。電子メールの受信者の意志に依存せずに、開封の確認のための処理が行われるため、電子メールの送信者は、自身が送信した電子メールが受信者によって開封されたことを確実に確認することができる。
【0023】
なお、本実施の形態においては、公開データ141を配信装置1にて記憶しておく形態を示したが、これに限るものではなく、WWWサーバ装置などの通信ネットワークNに接続された他のサーバ装置に公開データを記憶しておき、受信装置2は該サーバ装置へ送信要求を送信する形態としてもよい。この場合は、前記サーバ装置は、送信要求を受信したときにアクセスログを記憶し、配信装置1は、前記サーバ装置がアクセスログを記憶しているか否かを判定して、アクセスログが記憶されている場合に、開封の確認を通知する電子メールを送信者へ送信する。
【0024】
また、本実施の形態においては、受信装置2は、該受信装置2宛の電子メールアドレスを有する携帯電話又はPHS等の携帯装置である形態を示したが、これに限るものではなく、受信装置2として、該受信装置2宛の電子メールアドレスを有しない、電子メールを受信する機能を有しているパーソナルコンピュータ等の他の装置を用いた形態であっても良い。この場合は、受信装置2の使用者である受信者の電子メールアドレス宛に送信された電子メールを配信装置1が記憶しておき、受信装置2が電子メールを配信装置1からダウンロードし、配信装置1はダウンロードの際に指定情報を電子メールに付加し、以下、同様の処理が行われる。
【0025】
【発明の効果】
第1、第3及び第5発明においては、配信装置が電子メールを受信装置へ送信するときに、画像などの所定のデータの所在を指定するURL等の指定情報を、前記電子メールに付加して送信し、受信装置は、受信した電子メールを出力するときに、該電子メールに付加された指定情報が指定するデータを送信することを要求する送信要求を配信装置へ送信し、配信装置は、受信装置からの送信要求の受信を検知して、受信装置にて電子メールが出力されたことを示す出力確認情報を、前記電子メールの送信者に対して送信することにより、電子メールの送信者は、自身が送信した電子メールが開封されたことを確認することができる。
【0026】
第2、第4及び第6発明においては、配信装置が受信装置宛の電子メールを受信装置へ送信するときに、画像などの所定のデータの所在を指定するURL等の指定情報を、前記電子メールに付加して送信し、受信装置は、受信した電子メールを出力するときに、該電子メールに付加された指定情報が指定するデータを送信することを要求する送信要求を配信装置へ送信し、配信装置は、受信装置からの送信要求の受信を検知して、受信装置にて電子メールが出力されたことを示す出力確認情報を、前記電子メールの送信者に対して送信することにより、電子メールの受信者の意志に依存せずに、開封の確認のための処理が行われるため、電子メールの送信者は、自身が送信した電子メールが受信者によって開封されたことを確実に確認することができる等、本発明は優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子メールシステムの概要を示す概念図である。
【図2】配信装置の内部の構成を示したブロック図である。
【図3】配信装置から受信装置2へ電子メールを配信するために本発明の電子メールシステムが行う処理の手順を示すフローチャートである。
【図4】電子メールの内容の例を示す概念図である。
【図5】配信メール情報の内容の例を示す概念図である。
【図6】受信装置が電子メールを出力するために本発明の電子メールシステムが行う処理の手順を示すフローチャートである。
【図7】配信装置が出力確認情報を送信するために本発明の電子メールシステムが行う処理の手順を示すフローチャートである。
【図8】配信装置が送信要求を受信したことをトリガとして出力確認情報を生成する本発明の電子メールシステムが行う処理の手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 配信装置
2 受信装置
3 送信装置
40 コンピュータプログラム
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子メールの開封を確認することができる電子メールシステム、該電子メールシステムに用いる配信装置、及びコンピュータを該配信装置として実現するためのコンピュータプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、ビジネス又は情報交換等に電子メールを利用することが普及してきている。電子メールのシステムにおいては、受信者宛に送信された電子メールは、受信装置へ電子メールを配信する配信装置に記憶され、受信装置は、配信装置に記憶されている電子メールをダウンロードすることで電子メールを受信する。受信装置が、受信した電子メールを出力することにより、受信者は電子メールの内容を閲覧することができる。また、携帯電話およびPHS等の携帯装置を受信装置として用いる場合は、形態装置宛に電子メールが送信され、携帯装置に対して電子メールを配信する配信装置が電子メールを受信し、受信した電子メールを無線通信を用いて携帯装置へ送信する方法が用いられている。
【0003】
また、電子メールのシステムでは、画像ファイル等の各種のファイルを、添付ファイルとして電子メールに添付して送信することができる。ファイルを添付した場合は、通信のデータ量が大量になるため、携帯装置を受信装置として用いる場合は、添付ファイルを直接に送信することはせずに、添付ファイルを配信装置が記憶しておき、記憶されている添付ファイルを指定するURL等の情報を配信装置が受信装置へ送信し、受信装置は前記情報を用いて前記ファイルをダウンロードする方法が用いられている。
【0004】
【特許文献1】
特開2000−207300号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
現在の電子メールのシステムでは、送信した電子メールの内容を受信装置が出力して受信者が読んだ(以下、電子メールの開封と言う)か否かを送信者が確実に確認する方法がないという問題がある。例えば、受信装置が電子メールを開封するときに開封したことを通知する電子メールを送信者に対して返信する技術があるが、受信者は開封の通知を必ずしも行う必要がないため、送信者は電子メールの開封を確実に確認することができない。また、特許文献1には、URLで指定された情報を電子メールに埋め込んでおき、該情報がアクセスされたことを検知して電子メールの開封を確認する技術が開示されているが、前記情報にアクセスするか否かは受信者の意志に委ねられているため、同様に開封を確実に確認することはできない。
【0006】
本発明は、斯かる事情に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、電子メールを受信装置へ配信する際に、受信装置と通信可能な記憶手段に記憶された画像などのデータを指定する指定情報を、前記電子メールに付加して配信し、受信装置が電子メールを開封するときに指定情報に基づいて前記データをダウンロードしようとして前記データにアクセスすることを検知して電子メールの開封を確認する電子メールシステム、該電子メールシステムに用いる配信装置、及びコンピュータを該配信装置として実現するためのコンピュータプログラムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
第1発明に係る電子メールシステムは、電子メールを受信する受信装置と、電子メールを該受信装置へ配信する配信装置とを備える電子メールシステムにおいて、前記受信装置との情報交換を可能に構成され、前記受信装置へ送信可能なデータを記憶する記憶手段を備え、前記配信装置は、前記記憶手段を管理する手段と、電子メールを前記受信装置へ配信する際に、前記記憶手段が記憶してある所定のデータを指定する指定情報を付加して配信する手段と、配信した電子メール、該電子メールの宛先、及び該電子メールの送信元を示す情報を、該電子メールに付加した指定情報に関連づけて記憶する手段とを備え、前記受信装置は、受信した電子メールを出力する手段と、電子メールを出力する際に、該電子メールに指定情報が付加されているか否かを判定する手段と、電子メールに指定情報が付加されている場合は、付加されている指定情報が指定するデータを該受信装置へ送信することを要求する送信要求を、前記記憶手段へ送信する手段とを備え、前記配信装置は、更に、前記記憶手段が前記送信要求を受信したことを検知する手段と、前記記憶手段が前記送信要求を受信したことを検知した場合に、前記記憶手段が受信した前記送信要求に係る指定情報に関連づけてある電子メールが前記指定情報に関連づけてある宛先に係る受信装置で出力されたことを示す出力確認情報を、前記指定情報に関連づけてある送信元へ送信する手段とを備えることを特徴とする。
【0008】
第2発明に係る電子メールシステムは、電子メールを受信する受信装置と、該受信装置宛の電子メールを該受信装置へ配信する配信装置とを備える電子メールシステムにおいて、前記受信装置との情報交換を可能に構成され、前記受信装置へ送信可能なデータを記憶する記憶手段を備え、前記配信装置は、前記記憶手段を管理する手段と、前記受信装置宛の電子メールを前記受信装置へ配信する際に、前記記憶手段が記憶してある所定のデータを指定する指定情報を付加して配信する手段と、配信した電子メール、前記受信装置、及び該電子メールの送信元を示す情報を、該電子メールに付加した指定情報に関連づけて記憶する手段とを備え、前記受信装置は、受信した電子メールを出力する手段と、電子メールを出力する際に、該電子メールに指定情報が付加されているか否かを判定する手段と、電子メールに指定情報が付加されている場合は、付加されている指定情報が指定するデータを該受信装置へ送信することを要求する送信要求を、前記記憶手段へ送信する手段とを備え、前記配信装置は、更に、前記記憶手段が前記送信要求を受信したことを検知する手段と、前記記憶手段が前記送信要求を受信したことを検知した場合に、前記記憶手段が受信した前記送信要求に係る指定情報に関連づけてある電子メールが前記指定情報に関連づけてある受信装置で出力されたことを示す出力確認情報を、前記指定情報に関連づけてある送信元へ送信する手段とを備えることを特徴とする。
【0009】
第3発明に係る配信装置は、電子メールを外部の装置へ配信する配信装置において、前記装置へ送信可能なデータを記憶する記憶手段と、電子メールを前記装置へ配信する際に、前記記憶手段が記憶してある所定のデータを指定する指定情報を付加して配信する手段と、配信した電子メール、該電子メールの宛先、及び該電子メールの送信元を示す情報を、該電子メールに付加した指定情報に関連づけて記憶する手段と、配信された電子メールに付加されている指定情報が指定するデータを送信することを要求する送信要求を、前記装置から受信する手段と、前記送信要求を受信したことを検知する手段と、前記送信要求を受信したことを検知した場合に、受信した前記送信要求に係る指定情報に関連づけてある電子メールが前記指定情報に関連づけてある宛先に係る外部の装置で出力されたことを示す出力確認情報を、前記指定情報に関連づけてある送信元へ送信する手段とを備えることを特徴とする。
【0010】
第4発明に係る配信装置は、外部の装置宛の電子メールを前記装置へ配信する配信装置において、前記装置へ送信可能なデータを記憶する記憶手段と、前記装置宛の電子メールを前記装置へ配信する際に、前記記憶手段が記憶してある所定のデータを指定する指定情報を付加して配信する手段と、配信した電子メール、前記装置、及び該電子メールの送信元を示す情報を、該電子メールに付加した指定情報に関連づけて記憶する手段と、配信された電子メールに付加されている指定情報が指定するデータを送信することを要求する送信要求を、前記装置から受信する手段と、前記送信要求を受信したことを検知する手段と、前記送信要求を受信したことを検知した場合に、受信した前記送信要求に係る指定情報に関連づけてある電子メールが前記指定情報に関連づけてある外部の装置で出力されたことを示す出力確認情報を、前記指定情報に関連づけてある送信元へ送信する手段とを備えることを特徴とする。
【0011】
第5発明に係るコンピュータプログラムは、コンピュータに、電子メールを外部の装置へ配信させるコンピュータプログラムにおいて、コンピュータに、電子メールを前記装置へ配信する際に、前記装置へ送信可能な記憶してある所定のデータを指定する指定情報を付加して配信させる手順と、コンピュータに、配信した電子メール、該電子メールの宛先、及び該電子メールの送信元を示す情報を、該電子メールに付加した指定情報に関連づけて記憶させる手順と、コンピュータに、配信された電子メールに付加されている指定情報が指定するデータを送信することを要求する送信要求を、前記装置から受信させる手順と、コンピュータに、前記送信要求を受信したことを検知させる手順と、コンピュータに、前記送信要求を受信したことを検知した場合に、受信した前記送信要求に係る指定情報に関連づけてある電子メールが前記指定情報に関連づけてある宛先に係る外部の装置で出力されたことを示す出力確認情報を、前記指定情報に関連づけてある送信元へ送信させる手順とを含むことを特徴とする。
【0012】
第6発明に係るコンピュータプログラムは、コンピュータに、外部の装置宛の電子メールを前記装置へ配信させるコンピュータプログラムにおいて、コンピュータに、電子メールを前記装置へ配信する際に、前記装置へ送信可能な記憶してある所定のデータを指定する指定情報を付加して配信させる手順と、コンピュータに、配信した電子メール、前記装置、及び該電子メールの送信元を示す情報を、該電子メールに付加した指定情報に関連づけて記憶させる手順と、コンピュータに、配信された電子メールに付加されている指定情報が指定するデータを送信することを要求する送信要求を、前記装置から受信させる手順と、コンピュータに、前記送信要求を受信したことを検知させる手順と、コンピュータに、前記送信要求を受信したことを検知した場合に、受信した前記送信要求に係る指定情報に関連づけてある電子メールが前記指定情報に関連づけてある外部の装置で出力されたことを示す出力確認情報を、前記指定情報に関連づけてある送信元へ送信させる手順とを含むことを特徴とする。
【0013】
第1、第3及び第5発明においては、配信装置が電子メールを受信装置へ送信するときに、画像などの所定のデータの所在を指定するURL等の指定情報を、添付ファイルの場合と同様に、前記電子メールに付加して送信し、受信装置は、受信した電子メールを出力するときに、該電子メールに付加された指定情報が指定するデータを送信することを要求する送信要求を配信装置へ送信し、配信装置は、受信装置からの送信要求の受信を検知して、受信装置にて電子メールが出力されたことを示す出力確認情報を、前記電子メールの送信者に対して送信する。
【0014】
第2、第4及び第6発明においては、配信装置が受信装置宛の電子メールを受信装置へ送信するときに、画像などの所定のデータの所在を指定するURL等の指定情報を、添付ファイルの場合と同様に、前記電子メールに付加して送信し、受信装置は、受信した電子メールを出力するときに、該電子メールに付加された指定情報が指定するデータを送信することを要求する送信要求を配信装置へ送信し、配信装置は、受信装置からの送信要求の受信を検知して、受信装置にて電子メールが出力されたことを示す出力確認情報を、前記電子メールの送信者に対して送信する。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下本発明をその実施の形態を示す図面に基づき具体的に説明する。
図1は、本発明の電子メールシステムの概要を示す概念図である。図中1は、本発明の配信装置であり、サーバ装置を用いて構成され、通信ネットワークNに接続されている。図中2は、携帯電話又はPHS等の携帯装置である受信装置であり、無線通信を用いて通信ネットワークNに接続されており、電子メールを受信して出力することができる機能を有している。また、受信装置2は、添付ファイルを指定する情報が電子メールに付加されていた場合には、自動で前記情報が指定する添付ファイルをダウンロードする機能を有している。通信ネットワークNには、コンピュータを用いてなる送信装置3が接続されており、送信装置3は、通信ネットワークNを介して外部へ電子メールを送信する機能を有している。なお、送信装置3は、受信装置2と同様の携帯装置など、コンピュータ以外の、電子メールを送信する機能を有している装置を用いてなる構成であっても良い。送信装置3は、送信者の操作により、通信ネットワークNを介して電子メールを送信し、配信装置1は送信された電子メールを一旦受信し、添付ファイルの場合と同様に記憶している画像などのデータを指定する指定情報であるURLを付加した電子メールを受信装置2へ送信する。受信装置2は、受信した電子メールを出力するときに、付加されたURLが指定するデータを自動でダウンロードすべく、前記データへアクセスし、配信装置1は、受信装置2での電子メールの開封の確認を示す電子メールを、前記送信者宛に送信する。
【0016】
図2は、配信装置1の内部の構成を示したブロック図である。配信装置1は、演算を行うCPU11と、演算に伴って発生する一時的な情報を記憶するRAM12と、CD−ROMドライブ等の外部記憶装置13と、ハードディスク等の内部記憶装置14とを備えており、CD−ROM等の記録媒体4から本発明に係るコンピュータプログラム40を外部記憶装置13にて読み取り、読み取ったコンピュータプログラム40を内部記憶装置14に記憶し、RAM12にコンピュータプログラム40をロードし、CPU11は、ロードしたコンピュータプログラム40に基づいて配信装置1に必要な処理を実行する。また、配信装置1は、通信ネットワークNに接続された通信部15を備えており、CPU11は、通信部15を介して通信ネットワークNとの間で情報を交換する。内部記憶装置14は、受信装置2へ送信して外部へ公開することが可能な画像などのデータである公開データ141と、配信した電子メールの内容、該電子メールの宛先、及び該電子メールの送信元など、配信した電子メールに係る情報である配信メール情報142とを記憶している。
【0017】
図3は、配信装置1から受信装置2へ電子メールを配信するために本発明の電子メールシステムが行う処理の手順を示すフローチャートである。送信装置3は、送信者の操作により、受信装置2宛の電子メールを通信ネットワークNに対して送信する(S11)。配信装置1は、送信装置3から送信された電子メールを通信部15にて通信ネットワークNから受信し(S12)、CPU11は、本発明に係るコンピュータプログラム40をRAM12にロードし、ロードしたコンピュータプログラム40に従って、画像などの、受信した電子メールに固有の公開データ141を、内部記憶装置14の所定の場所に記憶し(S13)、前記公開データ141の所在を指定するURL等の指定情報を電子メールに付加し(S14)、指定情報を付加した電子メールを、受信装置2へ、通信部15から通信ネットワークNを介して送信する(S15)。受信装置2は、配信装置1から送信された電子メールを受信する(S16)。図4は、電子メールの内容の例を示す概念図である。図4(a)は、送信装置3から送信される電子メールの内容の例を示しており、通常の内容が記載されている。図4(b)は、配信装置1から受信装置2へ送信される電子メールの内容を示しており、図4(a)に示した電子メールの内容に、該電子メールに固有の4949.gifという名前の画像ファイルの所在を指定したURLである指定情報が付加されている。なお、ここでは画像ファイルがgif形式のファイルである例を示しているが、jpeg形式またはpng形式など他の形式のファイルであってもよい。また、公開データ141は、テキストファイル等の画像ファイル以外の形式のファイルであっても良い。
【0018】
CPU11は、次に、RAM12にロードしたコンピュータプログラム40に従って、配信した電子メールの内容、電子メールの送信元、及び電子メールの宛先の情報を、電子メールに付加した指定情報に関連づけた配信メール情報142を内部記憶装置14に記憶する(S17)。図5は、配信メール情報の内容の例を示す概念図である。指定情報に関連づけて、電子メールの内容、電子メールの送信者の電子メールアドレスである送信元メールアドレス、及び受信装置2の電子メールアドレスである宛先メールアドレスが記録されている。
【0019】
図6は、受信装置2が電子メールを出力するために本発明の電子メールシステムが行う処理の手順を示すフローチャートである。受信装置2は、受信者の操作により、電子メールの出力指示を受け付け(S21)、出力指示を受け付けた電子メールに指定情報が付加されているか否かを判定し(S22)、指定情報が付加されていない場合は(S22:NO)、ステップS27へ処理を進めて電子メールを出力し、指定情報が付加されている場合は(S22:YES)、付加されている指定情報が指定する公開データ141を受信装置2へ送信することを要求する送信要求を、配信装置1へ送信する(S23)。配信装置1は、通信部15にて送信要求を受信し(S24)、CPU11は、RAM12にロードしたコンピュータプログラム40に従って、受信した送信要求に係る指定情報が指定する、内部記憶装置14に記憶してある公開データ141を、受信装置2へ、通信部15から通信ネットワークNを介して送信する(S25)。受信装置2は、公開データ141を受信し(S26)、公開データ141と共に電子メールを出力する(S27)。図4(c)は、受信装置2が出力した電子メールの内容を示しており、受信した画像ファイル4949.gifと共に、図4(a)に示した電子メールの内容が出力されている。CPU11は、次に、RAM12にロードしたコンピュータプログラム40に従って、受信装置2から送信要求を受信したことを示すアクセスログを内部記憶装置14に記憶する(S28)。
【0020】
図7は、配信装置1が出力確認情報を送信するために本発明の電子メールシステムが行う処理の手順を示すフローチャートである。配信装置1のCPU11は、RAM12にロードしたコンピュータプログラム40に従って、内部記憶装置14にアクセスログが記憶されているか否かを判定し(S31)、アクセスログが記憶されていない場合は(S31:NO)、所定時間後に判定を繰り返し、アクセスログが記憶されている場合は(S31:YES)、アクセスログに係る指定情報に配信メール情報142にて関連づけてある電子メールが受信装置2で出力されたことを示す出力確認情報を生成し(S32)、出力確認情報を含んだ電子メールを、配信メール情報142に記録された送信元メールアドレスに対して、開封の確認を通知する電子メールとして送信する(S33)。送信装置3は、通信ネットワークNから開封の確認を通知する電子メールを受信し(S34)、送信者は、送信した電子メールが受信装置2にて開封されたことを確認することができる。
【0021】
前述の処理では、アクセスログの存在を検知して出力確認情報を生成する処理を示したが、これに限る物ではなく、配信装置1が送信要求を受信したことを直接に検知して、出力確認情報を生成する処理を用いてもよい。図8は、配信装置1が送信要求を受信したことをトリガとして出力確認情報を生成する本発明の電子メールシステムが行う処理の手順を示すフローチャートである。受信装置2が電子メールを受信するまでの処理は、ステップS11〜S17の前述の処理と同様である。受信装置2は、電子メールの出力指示を受け付け(S401)、電子メールに指定情報が付加されているか否かを判定し(S402)、指定情報が付加されていない場合は(S402:NO)、ステップS407へ処理を進めて電子メールを出力し、指定情報が付加されている場合は(S402:YES)、付加されている指定情報が指定する公開データ141を受信装置2へ送信することを要求する送信要求を、配信装置1へ送信する(S403)。配信装置1は、送信要求を受信し(S404)、CPU11は、RAM12にロードしたコンピュータプログラム40に従って、受信した送信要求に係る指定情報が指定する公開データ141を、受信装置2へ送信する(S405)。受信装置2は、公開データ141を受信し(S406)、公開データ141と共に電子メールを出力する(S407)。CPU11は、次に、RAM12にロードしたコンピュータプログラム40に従って、受信した送信要求に係る指定情報に配信メール情報142にて関連づけてある電子メールが受信装置2で出力されたことを示す出力確認情報を生成し(S408)、出力確認情報を含んだ電子メールを、配信メール情報142に記録された送信元メールアドレスに対して、開封の確認を通知する電子メールとして送信する(S409)。送信装置3は、通信ネットワークNから開封の確認を通知する電子メールを受信する(S410)。
【0022】
以上詳述した如く、本発明においては、配信装置1が受信装置2宛の電子メールを受信装置2へ送信するときに、配信装置1が記憶している画像などのデータの所在を指定するURL等の指定情報を、添付ファイルの場合と同様に、前記電子メールに付加して送信し、受信装置2は、受信した電子メールを出力するときに、該電子メールに付加された指定情報が指定するデータを送信することを要求する送信要求を配信装置1へ送信し、配信装置1は、受信装置2からの送信要求の受信を検知して、受信装置2にて電子メールが出力されたことを示す出力確認情報を生成し、前記電子メールの送信者に対して、出力確認情報を含んだ電子メールを送信する。電子メールの受信者の意志に依存せずに、開封の確認のための処理が行われるため、電子メールの送信者は、自身が送信した電子メールが受信者によって開封されたことを確実に確認することができる。
【0023】
なお、本実施の形態においては、公開データ141を配信装置1にて記憶しておく形態を示したが、これに限るものではなく、WWWサーバ装置などの通信ネットワークNに接続された他のサーバ装置に公開データを記憶しておき、受信装置2は該サーバ装置へ送信要求を送信する形態としてもよい。この場合は、前記サーバ装置は、送信要求を受信したときにアクセスログを記憶し、配信装置1は、前記サーバ装置がアクセスログを記憶しているか否かを判定して、アクセスログが記憶されている場合に、開封の確認を通知する電子メールを送信者へ送信する。
【0024】
また、本実施の形態においては、受信装置2は、該受信装置2宛の電子メールアドレスを有する携帯電話又はPHS等の携帯装置である形態を示したが、これに限るものではなく、受信装置2として、該受信装置2宛の電子メールアドレスを有しない、電子メールを受信する機能を有しているパーソナルコンピュータ等の他の装置を用いた形態であっても良い。この場合は、受信装置2の使用者である受信者の電子メールアドレス宛に送信された電子メールを配信装置1が記憶しておき、受信装置2が電子メールを配信装置1からダウンロードし、配信装置1はダウンロードの際に指定情報を電子メールに付加し、以下、同様の処理が行われる。
【0025】
【発明の効果】
第1、第3及び第5発明においては、配信装置が電子メールを受信装置へ送信するときに、画像などの所定のデータの所在を指定するURL等の指定情報を、前記電子メールに付加して送信し、受信装置は、受信した電子メールを出力するときに、該電子メールに付加された指定情報が指定するデータを送信することを要求する送信要求を配信装置へ送信し、配信装置は、受信装置からの送信要求の受信を検知して、受信装置にて電子メールが出力されたことを示す出力確認情報を、前記電子メールの送信者に対して送信することにより、電子メールの送信者は、自身が送信した電子メールが開封されたことを確認することができる。
【0026】
第2、第4及び第6発明においては、配信装置が受信装置宛の電子メールを受信装置へ送信するときに、画像などの所定のデータの所在を指定するURL等の指定情報を、前記電子メールに付加して送信し、受信装置は、受信した電子メールを出力するときに、該電子メールに付加された指定情報が指定するデータを送信することを要求する送信要求を配信装置へ送信し、配信装置は、受信装置からの送信要求の受信を検知して、受信装置にて電子メールが出力されたことを示す出力確認情報を、前記電子メールの送信者に対して送信することにより、電子メールの受信者の意志に依存せずに、開封の確認のための処理が行われるため、電子メールの送信者は、自身が送信した電子メールが受信者によって開封されたことを確実に確認することができる等、本発明は優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子メールシステムの概要を示す概念図である。
【図2】配信装置の内部の構成を示したブロック図である。
【図3】配信装置から受信装置2へ電子メールを配信するために本発明の電子メールシステムが行う処理の手順を示すフローチャートである。
【図4】電子メールの内容の例を示す概念図である。
【図5】配信メール情報の内容の例を示す概念図である。
【図6】受信装置が電子メールを出力するために本発明の電子メールシステムが行う処理の手順を示すフローチャートである。
【図7】配信装置が出力確認情報を送信するために本発明の電子メールシステムが行う処理の手順を示すフローチャートである。
【図8】配信装置が送信要求を受信したことをトリガとして出力確認情報を生成する本発明の電子メールシステムが行う処理の手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 配信装置
2 受信装置
3 送信装置
40 コンピュータプログラム
Claims (6)
- 電子メールを受信する受信装置と、電子メールを該受信装置へ配信する配信装置とを備える電子メールシステムにおいて、
前記受信装置との情報交換を可能に構成され、前記受信装置へ送信可能なデータを記憶する記憶手段を備え、
前記配信装置は、
前記記憶手段を管理する手段と、
電子メールを前記受信装置へ配信する際に、前記記憶手段が記憶してある所定のデータを指定する指定情報を付加して配信する手段と、
配信した電子メール、該電子メールの宛先、及び該電子メールの送信元を示す情報を、該電子メールに付加した指定情報に関連づけて記憶する手段とを備え、
前記受信装置は、
受信した電子メールを出力する手段と、
電子メールを出力する際に、該電子メールに指定情報が付加されているか否かを判定する手段と、
電子メールに指定情報が付加されている場合は、付加されている指定情報が指定するデータを該受信装置へ送信することを要求する送信要求を、前記記憶手段へ送信する手段とを備え、
前記配信装置は、更に、
前記記憶手段が前記送信要求を受信したことを検知する手段と、
前記記憶手段が前記送信要求を受信したことを検知した場合に、前記記憶手段が受信した前記送信要求に係る指定情報に関連づけてある電子メールが前記指定情報に関連づけてある宛先に係る受信装置で出力されたことを示す出力確認情報を、前記指定情報に関連づけてある送信元へ送信する手段と
を備えることを特徴とする電子メールシステム。 - 電子メールを受信する受信装置と、該受信装置宛の電子メールを該受信装置へ配信する配信装置とを備える電子メールシステムにおいて、
前記受信装置との情報交換を可能に構成され、前記受信装置へ送信可能なデータを記憶する記憶手段を備え、
前記配信装置は、
前記記憶手段を管理する手段と、
前記受信装置宛の電子メールを前記受信装置へ配信する際に、前記記憶手段が記憶してある所定のデータを指定する指定情報を付加して配信する手段と、
配信した電子メール、前記受信装置、及び該電子メールの送信元を示す情報を、該電子メールに付加した指定情報に関連づけて記憶する手段とを備え、
前記受信装置は、
受信した電子メールを出力する手段と、
電子メールを出力する際に、該電子メールに指定情報が付加されているか否かを判定する手段と、
電子メールに指定情報が付加されている場合は、付加されている指定情報が指定するデータを該受信装置へ送信することを要求する送信要求を、前記記憶手段へ送信する手段とを備え、
前記配信装置は、更に、
前記記憶手段が前記送信要求を受信したことを検知する手段と、
前記記憶手段が前記送信要求を受信したことを検知した場合に、前記記憶手段が受信した前記送信要求に係る指定情報に関連づけてある電子メールが前記指定情報に関連づけてある受信装置で出力されたことを示す出力確認情報を、前記指定情報に関連づけてある送信元へ送信する手段と
を備えることを特徴とする電子メールシステム。 - 電子メールを外部の装置へ配信する配信装置において、
前記装置へ送信可能なデータを記憶する記憶手段と、
電子メールを前記装置へ配信する際に、前記記憶手段が記憶してある所定のデータを指定する指定情報を付加して配信する手段と、
配信した電子メール、該電子メールの宛先、及び該電子メールの送信元を示す情報を、該電子メールに付加した指定情報に関連づけて記憶する手段と、
配信された電子メールに付加されている指定情報が指定するデータを送信することを要求する送信要求を、前記装置から受信する手段と、
前記送信要求を受信したことを検知する手段と、
前記送信要求を受信したことを検知した場合に、受信した前記送信要求に係る指定情報に関連づけてある電子メールが前記指定情報に関連づけてある宛先に係る外部の装置で出力されたことを示す出力確認情報を、前記指定情報に関連づけてある送信元へ送信する手段と
を備えることを特徴とする配信装置。 - 外部の装置宛の電子メールを前記装置へ配信する配信装置において、
前記装置へ送信可能なデータを記憶する記憶手段と、
前記装置宛の電子メールを前記装置へ配信する際に、前記記憶手段が記憶してある所定のデータを指定する指定情報を付加して配信する手段と、
配信した電子メール、前記装置、及び該電子メールの送信元を示す情報を、該電子メールに付加した指定情報に関連づけて記憶する手段と、
配信された電子メールに付加されている指定情報が指定するデータを送信することを要求する送信要求を、前記装置から受信する手段と、
前記送信要求を受信したことを検知する手段と、
前記送信要求を受信したことを検知した場合に、受信した前記送信要求に係る指定情報に関連づけてある電子メールが前記指定情報に関連づけてある外部の装置で出力されたことを示す出力確認情報を、前記指定情報に関連づけてある送信元へ送信する手段と
を備えることを特徴とする配信装置。 - コンピュータに、電子メールを外部の装置へ配信させるコンピュータプログラムにおいて、
コンピュータに、電子メールを前記装置へ配信する際に、前記装置へ送信可能な記憶してある所定のデータを指定する指定情報を付加して配信させる手順と、コンピュータに、配信した電子メール、該電子メールの宛先、及び該電子メールの送信元を示す情報を、該電子メールに付加した指定情報に関連づけて記憶させる手順と、
コンピュータに、配信された電子メールに付加されている指定情報が指定するデータを送信することを要求する送信要求を、前記装置から受信させる手順と、
コンピュータに、前記送信要求を受信したことを検知させる手順と、
コンピュータに、前記送信要求を受信したことを検知した場合に、受信した前記送信要求に係る指定情報に関連づけてある電子メールが前記指定情報に関連づけてある宛先に係る外部の装置で出力されたことを示す出力確認情報を、前記指定情報に関連づけてある送信元へ送信させる手順と
を含むことを特徴とするコンピュータプログラム。 - コンピュータに、外部の装置宛の電子メールを前記装置へ配信させるコンピュータプログラムにおいて、
コンピュータに、電子メールを前記装置へ配信する際に、前記装置へ送信可能な記憶してある所定のデータを指定する指定情報を付加して配信させる手順と、コンピュータに、配信した電子メール、前記装置、及び該電子メールの送信元を示す情報を、該電子メールに付加した指定情報に関連づけて記憶させる手順と、
コンピュータに、配信された電子メールに付加されている指定情報が指定するデータを送信することを要求する送信要求を、前記装置から受信させる手順と、
コンピュータに、前記送信要求を受信したことを検知させる手順と、
コンピュータに、前記送信要求を受信したことを検知した場合に、受信した前記送信要求に係る指定情報に関連づけてある電子メールが前記指定情報に関連づけてある外部の装置で出力されたことを示す出力確認情報を、前記指定情報に関連づけてある送信元へ送信させる手順と
を含むことを特徴とするコンピュータプログラム。
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JP2002328789A JP2004164239A (ja) | 2002-11-12 | 2002-11-12 | 電子メールシステム、配信装置、及びコンピュータプログラム |
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Cited By (1)
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JP2014071616A (ja) * | 2012-09-28 | 2014-04-21 | Konami Digital Entertainment Co Ltd | メッセージ表示システム、制御方法、およびプログラム |
-
2002
- 2002-11-12 JP JP2002328789A patent/JP2004164239A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2014071616A (ja) * | 2012-09-28 | 2014-04-21 | Konami Digital Entertainment Co Ltd | メッセージ表示システム、制御方法、およびプログラム |
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