JP2004163151A - インサイドマイクロ装置 - Google Patents

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JP2004163151A
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JP2002326813A
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Kinichi Kojima
金一 小島
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Tamagawa Machinery Co Ltd
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Tamagawa Machinery Co Ltd
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Abstract

【課題】熟練度を要することなく、人手で簡単かつ正確に測定できること。
【解決手段】測定具本体2の先端側にはダイヤルゲージ手段10が取り付けられている。このダイヤルゲージ手段10は、スピンドル11と、メータ部12とを備えている。スピンドル11は、メータ部12から前方に出没自在に突設されると共に、ばね等によって前方に付勢されている。メータ部12は、スピンドル11と複数の小歯車を介して連結された指針13を有し、スピンドル11の突出量の変化に応じて指針13で表示するようになっている。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、被測定物に設けられている穴の内径を人手で測定するインサイドマイクロ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のインサイドマイクロ装置は、被測定物に設けられている穴径を測定する場合に、測定者が被測定物の穴内に測定具本体を挿入し、その状態で測定具本体に設けられている回転操作部を回すことで、測定具本体の両端を穴の内径方向に合わせて延伸させ、この際測定具本体の両端が穴の対称位置に接触したときのメモリを読み出すことで、穴径を測定するようになっている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特開平8−5303号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記従来のインサイドマイクロ装置は、測定者が測定具本体を穴内で径方向に延伸させ、接触させることで、穴径を測定するようにしているが、測定具本体を穴の直径の位置に良好に合わせるのが難しく、熟練を要する問題があった。即ち、測定時には、穴の径方向にあるか否かを表す手段が何等設けられていないので、測定具本体を穴の直径の位置からずれた位置に誤って位置決してしまい、その状態で測定することがあるので、熟練者でないと正確に測定することが困難であった。
また、測定時、測定具本体を過剰に延伸させて測定具本体の両端を穴の周壁に強く押し付けてしまい、人手では微妙な接触圧を決定するのが難しかった。
【0005】
この発明は、このような事情を考慮してなされたもので、その目的は、熟練度を要することなく、人手で簡単かつ正確に測定することができるインサイドマイクロ装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、この発明は以下の手段を提案している。
請求項1に係る発明は、測定具本体の両端が被測定物の穴の内径方向に接触したとき、被測定物の内径を測定するインサイドマイクロゲージにおいて、前記測定時、測定具本体の両端が被測定物の穴の周面に接触したときの測定長さを表示するダイヤルゲージ手段を備えることを特徴とする。
この発明に係るインサイドマイクロ装置によれば、測定具本体に設けられたダイヤルゲージ手段に基づいて測定具本体を穴の径方向に位置させることができるので、測定具本体を穴の径方向に簡単に位置決めすることができ、穴内径の測定を良好に行うことができる。
【0007】
請求項2に係る発明は、請求項1記載のインサイドマイクロ装置において、前記ダイヤルゲージ手段は、先端が前方に向かって付勢されるスピンドルと、該スピンドルの突出状態に応じて連動する指針を有するメータ部とを備えてなることを特徴とする。
この発明に係るインサイドマイクロ装置によれば、ダイヤルゲージ手段のスピンドルの突出量に応じてメータ部の指針が変化するので、測定者が指針の動きを見ながら測定具本体を穴の周方向に回すだけで、穴の径方向に測定具本体を簡単かつ正確に位置させることができる。
【0008】
請求項3に係る発明は、請求項1又は2記載のインサイドマイクロ装置において、前記ダイヤルゲージ手段は、前記スピンドルが穴の周壁と接触したときの押圧力を表示する圧力計を備えてなることを特徴とする。
この発明に係るインサイドマイクロ装置によれば、測定時、測定者が圧力計に基づき、スピンドルが穴の周壁に接触したときの押圧力を確認することで、確実な測定結果が得られ、より良好な測定を行うことができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照し、この発明の実施の形態について説明する。図1から図3はこの発明の第1の実施の形態に係るインサイドマイクロ装置を示す図であって、図1はインサイドマイクロ装置の正面図、図2は同側面図、図3は測定状態を示す説明図である。
図1,図2において、符号1はこの実施の形態のインサイドマイクロ装置であって、該インサイドマイクロ装置1は、その測定具本体2の一端側に回転操作部3と、微調整つまみ4とが設けられている。回転操作部3は、軸周りに回転操作することで、測定具本体2を軸線方向に延伸したり縮んだりさせるものであって、測定具本体2の軸線方向の位置を固定する固定用つまみ部5を有している。微調整つまみ4は、軸周りに回転操作することで、測定具本体2の軸先方向の微小な伸び縮みを行うようになっている。これら微調整つまみ4及び回転操作部3間には、測定値を読み出すためのメモリ6が刻設されている。
【0010】
また、測定具本体2の先端側には、ダイヤルゲージ手段10が取り付けられている。このダイヤルゲージ手段10は、図2に示すように、測定具本体2の先端に設けられたゲージ取付部7にボルト8によって、図1のように測定具本体2の軸線上に固定されており、スピンドル11と、メータ部12とを備えている。スピンドル11は、メータ部12から前方に出没自在に突設されると共に、ばね等によって前方に付勢されている。メータ部12は、スピンドル11と図示しない複数の小歯車を介して連結された指針13を有し、スピンドル11の突出量の変化に応じて指針13で表示するようになっている。
【0011】
この実施の形態のインサイドマイクロ装置1は、上記の構成よりなるので、次に、その取扱いについて説明する。
図3に示すように、被測定物Wに設けられている穴Hの内径を測定するには、まず、穴H内にインサイドマイクロ装置1を入れ、そこで、測定具本体2の回転操作部3を回すことで、測定具本体2を延伸させる。このとき、穴内径の概略寸法は予め分かっているので、その穴Hに測定具本体2を挿入できるよう、縮んだ状態にしておくのはいうまでもない。
【0012】
そして、測定具本体2が延伸すると、スピンドル11と反対側の先端が穴Hを形成している周壁に接触する一方、測定具本体2の一端側に取り付けられているダイヤルゲージ手段10のスピンドル11の先端も、穴Hの周壁に接触するが、そのときのスピンドル11の突出状態に応じメータ部12の指針13が動くので、その指針の位置を目安にして測定具本体11を位置決めする。
【0013】
例えば、スピンドル11の先端が穴Hの周壁に接触したとき、その測定具本体12を穴Hの軸心と直交する面上でゆっくり回すことで、メータ部12の指針13が最大値を示すところを探し、最大値が見つかると、その位置が穴Hの直径位置であると判断すると共に、その位置に保持した状態で微調整つまみ4を操作して、微調整つまみ4の先端を穴Hの周壁(スピンドル11と反対側)に当接させ、そのときのメモリを読み出すことで、穴Hの内径を測定することとなる。
【0014】
この実施形態のインサイドマイクロ装置1は、測定具本体2に設けられたダイヤルゲージ手段10の表示に基づいて測定具本体2を被測定物Wの穴Hの直径位置を正確に求め、穴Hの径方向に確実に位置決めできるので、測定具本体2を穴Hの径方向に簡単に位置決めすることができ、そのため、穴内径の測定を、熟練度を要することなく簡単かつ正確に行うことができる。
【0015】
また、ダイヤルゲージ手段10がスピンドル11とメータ部12とを有し、スピンドル11の突出量に応じてメータ部12の指針13が変化するので、測定者が指針13の動きを見ながら測定具本体2を穴Hの周方向に回すだけで、穴Hの径方向に測定具本体2を正確に位置させることができる。
【0016】
このようなインサイドマイクロ装置は、レーザやセンサなどの検出手段を用いず、測定者が人手によって測定するので、生産現場や研修場所で誰でも手軽に使用することができる。
【0017】
図4は、この発明の第2の実施の形態に係るインサイドマイクロ装置を示している。
この実施の形態において、前述した実施の形態と異なるのは、スピンドル11が穴Hの周壁と接触したときの押圧力を指針15で表示する圧力計14を備えていることを特徴とする。
【0018】
そして、測定時、測定者が圧力計14の指針15に基づき、スピンドル11が穴Hの周壁に接触したときの押圧力を確認することで、確実な測定結果が得られるようになっている。例えば、押圧力が最小となった位置が、穴の内径の最大値であることが解る。従って、この実施の形態によれば、熟練度がいっそう不要となり、より正確な測定を行うことができるようになっている。
【0019】
なお、このようなインサイドマイクロ装置1は、測定する穴寸法の範囲が決定されているので、範囲の異なる穴Hを測定する場合、それぞれの穴Hの大きさに応じた種類の測定具本体2が使用されるが、その際、使用すべき測定具本体2にダイヤルゲージ手段10を選択的に装着するようにすればよい。但し、この場合、種々の測定具本体毎にダイヤルゲージ手段10を精度よくコネクトするソケットを用い、それぞれの種類の測定具本体2のソケットにダイヤルゲージ手段を取り付けると、ダイヤルゲージ手段が一個で済むので、ダイヤルゲージ手段を付け替えるだけで広範囲の内径測定を作業性よく実施することができる。
また、メータ部12及び圧力計14にはアナログ表示できるように指針13、15が設けられた例を示したが、デジタル表示するように構成することもでき、図示例に限定されるものではない。
【0020】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1に係る発明によれば、測定具本体に設けられたダイヤルゲージ手段に基づいて測定具本体を穴の径方向に位置できるように構成したので、測定具本体を穴の径方向に簡単に位置決めでき、穴内径の測定を良好に行うことができる結果、穴内径を、熟練度を要することなく人手で簡単かつ正確に測定することができる効果が得られる。
【0021】
請求項2に係る発明によれば、測定者が指針の動きを見ながら測定具本体を穴Hの周方向に回すだけで、穴の径方向に測定具本体を簡単かつ正確に位置させることができるという効果が得られる。
【0022】
請求項3に係る発明によれば、確実な測定結果が得られ、より良好な測定を行うことができる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態に係るインサイドマイクロ装置を示す正面図である。
【図2】図1の側面図である。
【図3】測定状態を示す説明図である。
【図4】この発明の第2の実施の形態に係るインサイドマイクロ装置を示す正面図である。
【符号の説明】
1 インサイドマイクロ装置
2 測定具本体
10 ダイヤルゲージ手段
11 スピンドル
12 メータ部
13 指針
14 圧力計
15 指針
H 穴
W 被測定物

Claims (3)

  1. 測定具本体の両端が被測定物の穴の内径方向に接触したとき、被測定物の内径を測定するインサイドマイクロゲージにおいて、
    前記測定時、測定具本体の両端が被測定物の穴の周面に接触したときの測定長さを表示するダイヤルゲージ手段を備えることを特徴とするインサイドマイクロ装置。
  2. 請求項1記載のインサイドマイクロ装置において、
    前記ダイヤルゲージ手段は、先端が前方に向かって付勢されるスピンドルと、該スピンドルの突出状態に応じて連動する指針を有するメータ部とを備えてなることを特徴とするインサイドマイクロ装置。
  3. 請求項1又は2記載のインサイドマイクロ装置において、
    前記ダイヤルゲージ手段は、前記スピンドルが穴の周壁と接触したときの押圧力を表示する圧力計を備えてなることを特徴とするインサイドマイクロ装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103512443B (zh) * 2013-08-22 2016-02-17 常州宝菱重工机械有限公司 改良内径千分尺

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