JP2004162968A - ローラハースキルン - Google Patents

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JP2004162968A
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hearth kiln
roller hearth
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burned
conveyance
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Mitsuru Ando
満 安藤
Masumi Ito
益美 伊藤
Kazuhiro Yamaguchi
一広 山口
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Akechi Ceramics Co Ltd
Original Assignee
Akechi Ceramics Co Ltd
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Abstract

【課題】被焼成体を搬送経路内で整然と搬送することができるローラハースキルンを提供する。
【解決方法】搬送経路Cの幅方向を規制する両側位置には、ローラ3よりも上方位置に炉体2の長手方向にそれぞれ一対のスプロケットホイール11が配設され、該スプロケットホイール11に無端案内チェーン12が掛け渡されている。無端案内チェーン12は、被焼成体Sの搬送速度と略同一速度で循環移動するように駆動される。搬送経路Cの幅方向の両側位置で、被焼成体Sの搬送速度と略同一速度で循環移動する無端案内チェーン12を配置したから、ローラ3の熱歪により搬送経路Cを逸脱しようとする被焼成体Sを案内して、該搬送経路C内で整然と搬送することが可能となる。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、被焼成体を搬送しつつ焼成するローラハースキルンに関する。
【0002】
【従来技術】
ローラハースキルンのローラは、熱歪を生じて変形するため被焼成体が蛇行して搬送経路から逸脱してしまう場合があった。このため、各ローラに搬送経路の幅寸法で一対の案内輪を一体成形する提案もなされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記したように案内輪を一体成形するものは、ローラと案内輪の熱歪が重畳して全体の歪量が大きくなり、被焼成体を搬送経路内で整然と搬送することができない場合がある。
本発明は上記問題点を解決するためになされたもので、被焼成体を搬送経路内で整然と搬送することができるローラハースキルンを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための本発明のローラハースキルンは、炉体内に多数のローラを並べて搬送経路を構成し、該ローラの回転により被焼成体を搬送しつつ焼成するローラハースキルンにおいて、前記搬送経路の幅方向の両側位置で、前記被焼成体の搬送速度と略同一速度で循環移動する無端案内部材を配置し、前記被焼成体が搬送経路を逸脱しないように案内するようにしたことを特徴とする。
【0005】
【発明の作用及び効果】
上記構成のローラハースキルンは、搬送経路の幅方向の両側位置で、被焼成体の搬送速度と略同一速度で循環移動する無端案内部材を配置したから、ローラの熱歪により搬送経路を逸脱しようとする被焼成体を案内して、搬送経路内で整然と搬送することが可能となる。
【0006】
【発明の実施形態】
本発明の実施形態について添付図面を参照して説明する。図1はローラハースキルン1の概略を示した断面図、図2は多数のローラ3を並べて構成される搬送経路Cを示した断面図である。ローラハースキルン1は、耐火煉瓦等により構築されたトンネル状の炉体2の幅方向に一定のピッチでローラ3を貫通させ、該炉体2の長手方向に被焼成体Sの搬送経路Cを構成したものである。各ローラ3は両端部を回転自在に支承され、駆動側端部に取り付けたスプロケットホイール4に掛け渡した無端チェーン5により駆動して、一定の回転速度で駆動されるようになっている。
【0007】
また、上記搬送経路Cの幅方向を規制する両側位置には、ローラ3よりも上方位置に炉体2の長手方向にそれぞれ一対のスプロケットホイール11が配設され、該スプロケットホイール11に無端案内チェーン12が掛け渡されている。無端案内チェーン12は図示しない駆動機構により、被焼成体Sの搬送速度と略同一速度で循環移動するように駆動される。無端案内チェーン12は、炉体2の長手方向の所定箇所に配設してもよい。
【0008】
上記構成のローラハースキルン1は、搬送経路Cの幅方向の両側位置で、被焼成体Sの搬送速度と略同一速度で循環移動する無端案内チェーン12を配置したから、ローラ3の熱歪により搬送経路Cを逸脱しようとする被焼成体Sを案内して、該搬送経路C内で整然と搬送することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ローラハースキルンの概略を示した断面図である。
【図2】多数のローラを並べて構成される搬送経路を示す説明図である。
【符号の説明】
1...ローラハースキルン
3...ローラ
11...スプロケットホイール
12...無端案内チェーン
C...被焼成体
S...搬送経路

Claims (1)

  1. 炉体内に多数のローラを並べて搬送経路を構成し、該ローラの回転により被焼成体を搬送しつつ焼成するローラハースキルンにおいて、
    前記搬送経路の幅方向の両側位置に、前記被焼成体の搬送速度と略同一速度で循環移動する無端案内部材を配置し、前記被焼成体が搬送経路を逸脱しないように案内するようにしたことを特徴とするローラハースキルン。
JP2002327936A 2002-11-12 2002-11-12 ローラハースキルン Withdrawn JP2004162968A (ja)

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Effective date: 20060207