JP2004161477A - ベルト搬送装置 - Google Patents

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JP2004161477A JP2002332073A JP2002332073A JP2004161477A JP 2004161477 A JP2004161477 A JP 2004161477A JP 2002332073 A JP2002332073 A JP 2002332073A JP 2002332073 A JP2002332073 A JP 2002332073A JP 2004161477 A JP2004161477 A JP 2004161477A
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Abstract

【目的】ヘッド吐出部とベルト面の隙間の精度が確保でき、常に安定した画像を得ることができるベルト搬送装置を提供すること。
【構成】前後のフレーム間に取り付けられる被駆動ローラとの間に搬送ベルトを巻設してベルト搬送ユニットとベルト搬送ユニットを装着する装置を構成する画像形成装置に設けられるベルト搬送装置において、前記ベルト搬送ユニットを駆動ローラ、従動ローラ、テンションローラの3本以上で構成し、インクジェット吐出部に対する面を駆動ローラ、従動ローラで構成し、その下面にテンションローラを配置し、テンションローラは寄り制御ローラを兼ね従動ローラを支点とした部材で支持されそれに連結する部材で解除位置とテンション位置が決定されるものとする。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、記録媒体に画像を記録する画像形成装置において、記録媒体を静電吸着して搬送する搬送ベルトを用いる方式に適用されるベルト搬送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
画像形成装置のうち特にインクジェット記録装置は、記録ヘッドから記録媒体であるシートにインクを吐出して記録を行うものであり、記録ヘッドのコンパクト化が容易であり、高精細な画像を高速で記録することができ、ランニングコストが安く、ノンインパクト方式であるため騒音が少なく、しかも、多色のインクを使用してカラー画像を記録するのが容易である等の利点を有している。中でもシートの幅方向に多数の吐出口を配列したラインタイプの記録ヘッドを使用したフルラインタイプの装置は、一層の記録の高速化が可能である。
【0003】
このようなフルラインタイプの装置においては、最も上流側位置の記録ヘッドから最も下流側位置の記録ヘッドまでの距離が長くなってしまうため、ベルト状の搬送装置を使用して搬送しながら記録を行う。しかし、記録領域においてシートの浮き上がりが発生すると、記録画像が乱れたり、ジャム等の原因にもなり得るため、シートが浮き上がらないよう下方へ付勢する必要がある。
【0004】
そこで、図6に示すように、搬送ベルト21からシートPの浮き上がりを防止するために、吸着手段101を搬送装置に設けていた。図において記録部に給送されたシートPは、吸着手段101によって搬送ベルト21に吸着された状態で搬送されつつ、記録ヘッド31により画像が記録される。
【0005】
吸着手段101は、導電部材から成る電極板105,106から構成され、搬送ベルト21の幅方向と平行に櫛歯状に複数配置されている。電極板105,106の端子105a,106aに接触して電力を供給する給電ブラシ7は両側に配置され一定の食い込み量を持ってビス等により固定支持されている。この給電ブラシ7が端子105a,106aに摺擦して給電することにより、電極板105,106に静電気力を発生させ、シートPの吸着搬送を行っている。
【0006】
記録ヘッド31により画像を記録されたシートPは、除電ブラシ8により電極板105,106の電荷が除電され吸着力が無くなり、分離可能となり、更にローラの曲率で記録媒体は完全に分離し排紙される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
従来、図7に示すように記録部は搬送装置外枠201の上部に取り付けられた支え台204に取り付けられていた。ベルトユニット203は、ベルトユニット載置台202に駆動ローラ22を支点として載せられ、上下カム215によってヘッド31との隙間を得ている。ヘッド31との隙間を開ける場合は解除レバー213を反時計方向に回動させることにより上下カム215も回動し、ベルトユニット203は図8に示すように下方に下げられる。搬送装置外枠201と内部のベルトユニット載置台202において、駆動ローラ側は同軸になるように軸受を同じ軸上にして位置精度を出している。手前側は搬送装置外枠201に基準穴を設け、ベルトユニット載置台202には基準ピン208,209が嵌合して位置を出している。
【0008】
しかし、何れも間接的に位置を出しているので、インクジェット記録部とベルトユニットの位置(左右方向、前後方向、高さとも累積公差が大きく精度の良い位置を確保するのが困難であった。更に、それらの部品は取り付けに多少のガタがあり、毎回一致しない等の再現性にも問題があった。そのため、ヘッドとベルト面の距離の確保が充分に行われず、インク滴の着弾精度が悪く、良い画像が得ることができなかった。又、それらが各ローラの位置精度にも関係し、ベルトの寄り制御に悪影響を与え、寄り制御が利かないことがあった。
【0009】
そこで、本発明は単純なローラ構成でベルト面を構成し、本体側に搬送部と記録部に共通の基準部材を設け、そこに互いの精度の出た部品同士を当接させることによりヘッド吐出部とベルト面の隙間の精度が確保でき、常に安定した画像を得ることができるベルト搬送装置を提供することにある。
【0010】
又、本発明は、ローラの位置精度を容易に出すことができ、ベルト寄り制御も確実に行うことができるベルト搬送装置を提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明に係るベルト搬送装置の代表的な構成は、駆動ローラ、従動ローラ、テンションローラの3本ローラ構成とし、インクジェット吐出部に対する面を駆動ローラ、従動ローラで構成する。記録部との位置出しは本体に互いに共通な基準部品を設け、搬送装置側は駆動ローラ部、従動ローラ部の軸受部を当接させ、記録部側はヘッド取り付け部と位置関係が出ている箇所を当接させることによりヘッド吐出部とベルト面の隙間の精度が確保できる。テンションローラは駆動ローラ、従動ローラの下面に配置すると共に、寄り制御ローラを兼ねさせる単純なベルトユニット構造とする。テンションローラの位置決めは従動ローラを支点とし、リンク又はレバー、カム等で決定されそれらを解除することによりテンションが解除される。これによりテンションローラの位置精度が容易に出せ、ベルト寄り制御に余裕ができ、併せてベルトも容易に交換することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明に係るベルト搬送装置の実施形態について説明する。図1はインクジェット記録装置の構成図、図2は本発明に係るベルト搬送装置の構成図である。
【0013】
図1に示すように、本実施形態に係るインクジェット記録装置1は、給送部2、搬送部3、記録部4、排出部5、吸着手段6及び給電ブラシ7、除電ブラシ8から構成される。以下それぞれについて説明する。
【0014】
(給送部)
給送部2は記録媒体であるシートPを積載する圧板10と、シートPを給送するピックアップローラ11、シートPを1枚ずつ分離するための分離爪12、圧板10とピックアップローラ11の当接を解除する図示しないリリースカムがベース9に取り付けられている。圧板10は、ベース9に結合された軸を中心に揺動可能となっており、圧板バネ13によってピックアップローラ11に付勢されている。圧板10のピックアップローラ11と対向する部位には、シートPの重送を防止する人工皮革等の摩擦係数の大きい材質から成る分離パット14が設けられている。
【0015】
上記構成において、待機状態ではリリースカムが圧板10を所定位置まで押し下げており、圧板10とピックアップローラ11の当接は解除されている。この状態で駆動ローラ22の有する駆動力がギア等によりピックアップローラ11及びリリースカムに伝達されると、リリースカムが圧板10から離れて圧板10は上昇し、ピックアップローラ11とシートPが当接する。
【0016】
そして、ピックアップローラ11の回転に伴ってシートPはピックアップされ、分離爪12によって1枚ずつ分離されて搬送部3に送られる。ピックアップローラ11は、シートPを搬送部3に送り込むまで回転し、再びシートPとピックアップローラ11との当接を解除した待機状態となって、駆動ローラ22からの駆動力が切られる。
【0017】
又、手差給送用のピックアップローラ15を用いる場合には、先ず、シートPを手差トレイ16上に設置する。そして、これを記録開始信号に従ってピックアップローラ15にて給送した後、搬送部3へ搬送する。
【0018】
(搬送部)
搬送部3は、シートPをガイドする上ガイド17及び下ガイド18と、シートPを記録部へ導くピンチローラ20と、シートPを吸着した状態で搬送するシート搬送装置とから構成されている。シート搬送装置は、後述する吸着手段6(図3参照)を有する搬送ベルト21と、搬送ベルト21を巻架する駆動ローラ22、従動ローラ23、テンションローラ24、プラテン25を有している。
【0019】
ピンチローラ20は、図示しないバネによって搬送ベルト21を介して従動ローラ23に圧接されている。駆動ローラ22及び従動ローラ23は、プラテン25に回動可能に取り付けられ、駆動ローラ22には図2に示すようにシート送りモータ30が接続されて駆動力が伝達される。テンションローラ24は、従動ローラ23の軸に取り付けられたテンションアーム28とその他関連部材とリンクとで構成されており、図示しないレバーでテンションローラの位置決めと解除を行っている。図1の状態のときにテンションバネ29が働いて搬送ベルト21に張力を架している。
【0020】
図2に示すように、ローラ支持部材26は回転軸27を中心としてピンチローラ20を支持しており、図示しない付勢手段により搬送ベルト21側に付勢されて搬送されるシートPを吸着手段6の作用する搬送ベルト21側に押さえ付けている。
【0021】
上記構成において、搬送部3に送られたシートPは、上ガイド17及び下ガイド18に案内され、搬送ローラ22と従動ローラ23とピンチローラ20のニップに送られる。このとき搬送されてきたシートPの先端をシートセンサレバー19で検知して、シートPの記録位置を決定する。搬送ローラ22と従動ローラ23及びピンチローラ20に挟持されたシートPは、吸着手段6により搬送ベルト21の平面部に吸着されつつ搬送されて記録部4へと導かれる。そして、シート送りモータ30によって駆動ローラ22を介して搬送ベルト21が回転することで、シートPは画像を記録されながら矢印a方向へ搬送される。
【0022】
尚、温度及び湿度等の環境の変化により、シートPの端部が波打ち(コックリング)やカールが発生した状態の場合であっても、ピンチローラ20によってシートPを搬送ベルト21側に押し付けることにより、これらを取り除いた状態として搬送することができるため、記録部4において安定した記録を行うことができる。
【0023】
(記録部)
本実施の形態において、記録部4はフルラインタイプのインクジェット方式を採用しており、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色の記録ヘッド31Y,31M,31C,31Kが記録ヘッドケース32に取り付けられている。各記録ヘッド31は、シートPの搬送方向と直交する方向にノズルが配列され、シート搬送方向に所定間隔で配置されている。記録ヘッドケース32は、一端が共通基準部材A33の上で支持され、共通基準部材A33の軸によって左右位置が決められている。他端は形成されたケース突出部34が共通基準部材B35に当接することにより、記録ヘッド31のノズル面とシートPとの距離が規定されるように構成されている。
【0024】
記録ヘッド31は、図示しないヒータ等からの熱エネルギーによってインクに膜沸騰を生じさせ、気泡の成長及び収縮により、インクをノズルから吐出してシートP上に画像を記録する。吸着手段6によって搬送ベルト21に吸着されつつ記録部4によって画像を記録されたシートPは、搬送ベルト21から分離されて排出部5へと送られる。搬送ベルト21は、画像記録後に記録されたシートPを分離するために除電ブラシ8によって除電され、クリーニングローラ47で清掃される。
【0025】
(排出部)
排出部5は、排出ローラ36と拍車37によって構成され、排出ローラ36は図示しない伝達手段によって従動ローラ23と搬送ローラ22の回転力によって駆動される。尚、拍車37は記録直後の記録面を搬送するため、記録された画像のインクがなるべく転移しないように先端を尖らせた形状となっている。記録部で記録されたシートPは、排出ローラ36と拍車37とに挟持搬送され、機外の排出トレイ38に排出、積載される。
【0026】
(吸着手段)
次に、吸着手段6について説明する。図3は搬送ベルトの平面図、図4は図3における搬送ベルトの吸着手段のa−a断面図、図5は図3における搬送ベルトの吸着手段のb−b断面図である。
【0027】
吸着手段6は、図3に示すように、搬送ベルト21の内部に設置されており、シートPを吸着する作用を有している。吸着手段6は、導電部材から成る電極板39,40より構成され、搬送ベルト幅方向と平行に櫛歯状に複数設置されている。
【0028】
図4に示すように、吸着力発生領域においては電極板39,40がベース層21aと表面層21bとで挟まれた形で保護されている。ベース層21a及び表面層21bは、約0.1mm〜0.2mm位の厚みのポリイミド、PVDF等の合成樹脂から構成されている。
【0029】
電極板39,40は、図5に示すように、ベルト幅方向端部を露出させ、給電部である端子39a,40aとしている。該端子39a,40aは搬送方向に電極板39,40の幅よりも広く形成し、給電し易いように構成されている。一方の電極板39には給電ブラシ7より図示しない高圧電源から約−10kV〜−0.5kVの高電圧を印加させ、他方の電極板40には同様に給電ブラシ7を介して図示しない高圧電源から逆極性の約0.5kV〜10kVの高電圧を印加させる。
【0030】
電極板39,40に電圧が与えられると、図4に示すように、電界が矢印の方向に発生し、電気力線が形成される。そして、電極板39と電極板40との間の電位差によって搬送ベルト21の上方位置に吸着力が発生する。シートPの記録面上には、電極板39,40それぞれに与えられた電圧と同極性の電荷(表面電位)が発生する。シートPの吸着力としては電極板39と電極板40との間の導電部材がない部分が最も低い領域となる。
【0031】
シートPにインクが多量に吐出された場合には、シートPが膨潤し、コックリングが発生する。この場合において、シートPのコックリングが上述の吸着力の最も低い領域である電極板39と電極板40との間の導電部材が無い部分で発生することとなり、シートPの記録ヘッド31側への浮きを最小限に抑えることができ、安定した記録を行うことができる。
【0032】
図9は本提案の搬送部と記録部の全体の斜視図であり、ベルトユニット移動部50にベルとユニット48がセットされ、昇降機構によりベルトユニット48が持ち上げられ本体に取り付けられ、共通基準部材A33、共通基準部材B35に押し当てられた状態を示す図である。
【0033】
図10は図9から記録部を除いた図であり、本体に取り付けられた共通基準部材A33、共通基準部材B35をはっきり示した図である。
【0034】
図11は図10から共通基準部材A33、共通基準部材B35を除いた図でベルトユニットの突き当て部(駆動ローラ軸受、従動ローラ軸受)を示した図、図12はベルトユニットを表した斜視図、図13はベルトユニットを構成している3本のローラと前後の側板を示す図である。
【0035】
前後の側板は25のプラテン(図示せず)で幅方向が決められて固定されている。ベルトユニット側板前65とベルトユニット側板後66で駆動ローラと従動ローラの位置出しを行い、テンションアーム217等でテンションローラの位置を出している。全て穴基準で位置を出しているので、駆動ローラと従動ローラとテンションローラの位置精度が容易に出せる。これによりベルト寄りの外乱が減り寄りの振り量は少なくて済み、寄りの動作力も軽減でき、スペース的にも力的にも安定性も増し、ベルト寄り制御に余裕ができる。
【0036】
図14は図13にテンション解除機構部を示した図である。この機構により張力を張った位置と解除した位置が決定する。よって、ベルトの交換が容易にできる。
【0037】
図15は図13でテンションローラが解除された状態を示す図、図16は図14のテンション解除機構部が解除された状態を表した図、図17は図16にベルトを加えてベルトが弛んだ状態を示す図である。これによりベルトを交換することができる。
【0038】
図18は解除機構部を拡大した図でテンションが張られた状態を示す図、図19は図18の図から前側板を取り除いて解除機構部が見えるようにした図、図20は解除機構部を拡大した図でテンションが解除された状態を示す図、図21は図20の図から前側板を取り除いて解除機構部が見えるようにした図である。
【0039】
図19において、テンション解除レバー216を反時計方向に回すとテンション解除軸228が回転し、223のテンション解除リンクA、222のテンション解除リンクB、221のテンションブラケットに伝達され、図21は図20の図の状態になってテンションが解除される。反対に時計方向に回すとテンションが張られる。226はテンション解除レバーストッパーであり、テンションが張られた位置を決定する。
【0040】
図22はテンションローラ部を拡大した図、図23はテンションローラ部を拡大した図で裏側から見た図、図24は図23からテンションローラを除いた図、図25は図24からテンションガイド219を除いてテンションバネを示した図である。
【0041】
図22〜図25において、232は従動ローラ軸受前で従動ローラの軸受と35の共通基準部材Bに突き当たる部材を兼ねている。これにより従動ローラの位置精度が正確に出せることになる。217はテンションアームで従動ローラの軸受部を回転中心として取り付けられそこに225のテンションケースが固定されその両端部に219のテンションガイドが取り付けられており、テンションガイドは矢印b方向に移動可能でありテンションガイド内に29のテンションバネが入っていて24のテンションローラを移動可能にしていてベルトにテンションを与えている。テンションガイドはある範囲内で移動可能でありテンションガイドと一体の軸で制限されている。
【0042】
図26は図9と同じ斜視図で33共通基準部材A,35共通基準部材Bにベルトユニットが突き当たった状態を示す図、図27は図26の状態からベルトユニットが下降し33共通基準部材A,35共通基準部材Bから離れた状態を示した図、図28は図26の33共通基準部材Aにベルトユニットが突き当たった状態の拡大図、図29は図27の35共通基準部材Bにベルトユニットが突き当たった状態の拡大図、図30は図26の33共通基準部材Aにベルトユニットが突き当たった状態の拡大図で裏側から見た図である。
【0043】
上記図26〜図30は33共通基準部材A,35共通基準部材Bにベルトユニットが突き当たった状態、基準から離れた状態、又、突き当たった状態の拡大図であり、ベルトユニットと記録部の位置精度が出せている構造を示す図である。高さ方向は230の駆動ローラ軸受と33の33共通基準部材A、232の従動ローラ軸受と35の共通基準部材Bが突き当たって記録部は32のヘッドケースの下面で同一平面が33共通基準部材A、35の共通基準部材Bが突き当たり搬送部と記録部の位置を正確に出している。記録紙の搬送方向は33共通基準部材Aの33共通基準部材A軸部に32ヘッドケースの一部32aの記録ヘッドケース軸嵌合部が嵌合し正確に位置出しを行っている。
【0044】
【発明の効果】
上記の説明で明らかなように、本発明によれば、単純なローラ構成でベルト面を構成し、本体側に搬送部と記録部に共通の基準部材を設け、そこに互いの精度の出た部品同士を当接させるようにしたため、ヘッド吐出部とベルト面の隙間の精度が確保できる。それにより常に安定した画像が得られる。又、3本のローラは前後の側板で駆動ローラと従動ローラの位置出しを行い、従動ローラをテンションローラの基準としているため、ローラの位置精度を容易に出すことができ、ベルト寄り制御も確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るインクジェット記録装置の構成図である。
【図2】本発明に係るシート搬送装置の構成図である。
【図3】搬送ベルトの平面図である。
【図4】図3における搬送ベルトの吸着手段のa−a断面図である。
【図5】図3における搬送ベルトの吸着手段のb−b断面図である。
【図6】搬送部全体を表した斜視図である。
【図7】従来の搬送装置の構成図である。
【図8】従来の搬送装置の構成図でベルトユニットを下げた図である。
【図9】搬送部全体と記録部を表した斜視図である。
【図10】図9から記録部を外した図である。
【図11】図10から共通基準部材A33と共通基準部材B35を除いた斜視図である。
【図12】ベルトユニットの斜視図である。
【図13】ベルトユニットを構成している3本のローラと前後の側板を示す図である。
【図14】図13にテンション解除機構部を追加した図である。
【図15】図13でテンションローラが解除された状態を示す図である。
【図16】図14のテンション解除機構部が解除された状態を示す図である。
【図17】図16にベルトを追加してベルトが弛んだ状態を示す図である。
【図18】解除機構部を拡大した図でテンションが張られた状態を示す図である。
【図19】図18から前側板を取り除いて解除機構部が見えるようにした図である。
【図20】解除機構部を拡大した図でテンションが解除された状態を示す図である。
【図21】図20から前側板を取り除いて解除機構部が見えるようにした図である。
【図22】テンションローラ部を拡大した図である。
【図23】テンションローラ部を拡大した図で裏側から見た図である。
【図24】図23からテンションローラを除いた図である。
【図25】図24からテンションガイドを除いてテンションバネを示す図である。
【図26】図9と同じ斜視図で共通基準部材Aと共通基準部材Bにベルトユニットが突き当たった状態を示す図である。
【図27】図26の状態からベルトユニットが下降し共通基準部材Aと共通基準部材Bから離れた状態を示す図である。
【図28】図26の共通基準部材Aにベルトユニットが突き当たった状態の拡大図である。
【図29】図27の共通基準部材Bにベルトユニットが突き当たった状態の拡大図である。
【図30】図26の共通基準部材Aにベルトユニットが突き当たった状態の拡大図で裏側から見た図である。
【符号の説明】
P シート
1 インクジェット記録装置
2 給送部
3 搬送部
4 記録部
5 排出部
6 吸着手段
7 給電ブラシ
8 除電ブラシ
9 ベース
10 圧板
11 ピックアップローラ
12 分離爪
13 圧板バネ
14 分離パット
15 ピックアップローラ
16 手差トレイ
17 上ガイド
18 下ガイド
19 シートセンサレバー
20 ピンチローラ
21 搬送ベルト
21a ベース層
21b 表面層
22 駆動ローラ
23 従動ローラ
24 テンションローラ
25 プラテン
26 ローラ支持部材
27 ローラ支持部材回転軸
28 テンションアーム
29 テンションバネ
30 シート送りモータ
31 記録ヘッド

Claims (3)

  1. 前後のフレーム間に取り付けられる被駆動ローラとの間に搬送ベルトを巻設してベルト搬送ユニットとベルト搬送ユニットを装着する装置を構成する画像形成装置に設けられる装置であって、
    前記ベルト搬送ユニットは駆動ローラ、従動ローラ、テンションローラの3本以上から成り、インクジェット吐出部に対する面を駆動ローラ、従動ローラで構成し、その下面にテンションローラを配置し、テンションローラは寄り制御ローラを兼ね従動ローラを支点とした部材で支持されそれに連結する部材で解除位置とテンション位置が決定されることを特徴とするベルト搬送装置。
  2. 本体側に記録部と搬送装置に共通の基準を設け、搬送装置側は前記基準に駆動ローラ部と従動ローラ部を当接させ、記録部側は前記基準にヘッドのケース部材を当接させることを特徴とする請求項1記載のベルト搬送装置。
  3. 前記ベルト搬送装置において用紙が搬送されてくる上流側を従動ローラ、下流側を駆動ローラとしたことを特徴とする請求項1又は2記載のベルト搬送装置。
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