JP2004159591A - ペット用おむつ - Google Patents

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Abstract

【課題】おむつ本体にペットの尻尾を通す開口を設けておむつをペットに容易に且つ正確に装着でき、大・小便のモレのないペット用おむつを提供する。
【解決手段】ペット用おむつにおいて、着用時にペットの尻尾の位置に、該尻尾を通すための尻尾通し穴を設けると共に、該尻尾通し穴の近傍に前記ペットの尻尾が通されたときに、該通された尻尾が前記尻尾通し穴の周縁またはその近傍に密着するように該尻尾通し穴の周囲に巻かれる巻付部材を設けている。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ペット用おむつに関する。具体的には、おむつにペットの尻尾を通す孔を設けておむつをペットに容易に且つ正確に装着でき、大・小便の漏れのないペット用おむつに関する。
【0002】
【従来の技術】
犬や猫は古くから人間のペットとして飼われているが、最近ではマンション等の庭の無い高層住宅が増えた影響もあり、これらのペットを室内で飼うことが多くなっている。室内でペットを飼う場合に、飼い主が最も苦労するのはペットに大・小便のしつけをすることであり、成犬になれば訓練ができるが、生まれてから間もない子犬や一歳未満の幼犬の場合にはしつけが難しいという問題があった。また、成犬でも老衰や事故などにより大・小便を飼い主に依存しなければならなくなることがあり、そのような場合には、飼い主の手が及ばないところで粗相して飼い主の住居を大・小便で汚すことになる。
【0003】
このような実情に鑑みて各種のペット用おむつが市販されているが、これらのペット用おむつとしては、例えば、特許文献1に開示されているように液透過性の不織布などからなるトップシートと、液不透過性プラスチックフィルムなどからなるバックシートと、これらのトップシート及びバックシートでサンドイッチされトップシートを透過した液体を吸収する吸収体とが配置されたもので、ペットの尻尾に対応する位置には、所定の形状及び大きさの孔が貫設され、そこからペットの尻尾を外部に出すようになっている。
【0004】
【特許文献1】
特開平7−236380号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、この従来のペット用おむつにおいては、前述したように、ペットの尻尾を外部に出すための孔が、所定の形状及び大きさで設けられている。
【0006】
前記孔は、尻尾の挿通し易さと太さの異なる尻尾に有利に対応するために、所定の大きさで形成されているから、尻尾が細い場合、孔の内縁と尻尾との間の隙間が大きくなるという問題があった。隙間が大きくなると、その隙間から大・小便が漏れるという問題があった。
【0007】
本発明は、このような従来の技術に存在する問題点に着目してなされたものである。その目的とするところは、尻尾通し孔が形成されたおむつにおいて、孔がペットの尻尾より大きすぎて隙間があっても、大・小便が外に漏れないペット用おむつを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
以上のような課題を解決するために、本発明においては以下のようなものを提供する。
【0009】
(1) 前記おむつが装着されるペットの背中付近に当設される背当部と、該ペットの股付近に当設される股当部と、該ペットの腹付近に当設される腹当部と、を有し、前記背当部または該背当部の近傍で着用時に前記ペットの尻尾の位置に、該尻尾を通すための尻尾通し孔が設けられているおむつ本体を備え、該おむつ本体の前記尻尾通し孔の近傍に、前記ペットの尻尾が通されたときに、該通された尻尾が前記尻尾通し孔の周縁またはその近傍に密着するように該尻尾通し孔の周囲に巻かれる巻付部材が設けられているペット用おむつを提供する。
【0010】
本発明によれば、尻尾を通すための尻尾通し孔の開口面積が大きくても、尻尾通し孔の近傍に設けられた巻付部材が、尻尾を巻き込んで、尻尾通し孔の周囲に巻かれるため、尻尾が尻尾通し孔の周縁またはその近傍に密着して固定される。これにより、尻尾の近くにあるペットの肛門部が完全に覆われておむつ内に隠れる。さらに、ペットが動いても、また、おむつがずれても肛門部や陰部はおむつ内に隠れたままの状態が保たれている。このため、尻尾通し孔部分からの大・小便等の排泄物が漏れるのを防止できる。また、尻尾通し孔は、巻付部材で尻尾を巻き込む際に、尻尾と密着されて、隙間が封鎖されるので、尻尾通し孔の開口面積を尻尾の太さより大きめにすることができる。これにより、尻尾を通し易くなりおむつの装着が簡便にできる。
【0011】
ここで、尻尾通し孔とは、尻尾を有するペットにおむつを装着する際に、尻尾をおむつの外部に出すための孔であって、予め開口した抜き孔あるいは後述するようなおむつに切れ込み部を設け、この切れ込み部で形成される孔に尻尾を通すもの等が挙げられる。また、この尻尾通し孔の形状としては、円形、楕円形、半円形、U字形、三角形他の多角形等が挙げられる。また、尻尾通し孔を形成する切れ込み部は、ペットの尻尾の太さに対応した尻尾通し孔となる所定幅の直線もしくは曲線からなる切れ込み、または所定面積に曲線もしくは直線を含む折れ線を伴った切れ込みであって、具体的な形状としては、一本の直線、複数本の直線がクロスしたもの(例えば2本の直線が×状にクロス)、半円形、U字形等が挙げられる。
【0012】
(2) 前記尻尾通し孔は、前記おむつの股当部側で該尻尾通し孔の近傍に該尻尾通し孔を塞ぐ蓋を備えるものであることを特徴とする(1)に記載のペット用おむつを提供する。
【0013】
本発明によれば、尻尾を尻尾通し孔からおむつの外に出した際、肛門部はこの蓋によって塞がれることになる。これによって、通された尻尾が尻尾通し孔の周縁またはその近傍に密着するように尻尾通し孔の周囲に巻付部材が巻かれる際に、この蓋を覆って巻くことにより、肛門部は蓋で覆われ、尻尾通し孔部分からの大・小便等の漏れが一層防止できる。また、肛門部は直接巻付部材に接しないので、肌触りがよいことになる。
【0014】
(3) 前記尻尾通し孔は、所定幅の直線もしくは曲線からなる切れ込み、または所定面積に曲線もしくは直線を含む折れ線を伴った切れ込みが入れられた切れ込み部であることを特徴とする(1)に記載のペット用おむつを提供する。
【0015】
本発明によれば、切れ込み部は開口して尻尾を通す尻尾通し孔を形成すると共に、ペットの肛門部を覆う蓋としての役割を果たすことになる。これによって、前述の様に通された尻尾が尻尾通し孔の周縁またはその近傍に密着するように尻尾通し孔の周囲に巻付部材が巻かれる際に、この蓋を覆って巻くことにより、肛門部は蓋で覆われ、尻尾通し孔部分からの大・小便等の漏れが一層防止できる。また、肛門部は直接巻付部材に接しないので、肌触りがよいことになる。
【0016】
(4) 前記切れ込み部は、所定範囲を囲むように切れ込みが入れられた囲み状のものであることを特徴とする(3)に記載のペット用おむつを提供する。
【0017】
本発明によれば、ペットの尻尾の太さに対応した範囲で切れ込まれることが可能となり、この切れ込み部が開口して尻尾を通す尻尾通し孔となる。この際、切れ込み部は完全な抜き孔となっていないので、切れ込み部は前述と同様にペットの肛門部を覆う蓋の役割を果たすことになる。これによって、前述のように、通された尻尾が尻尾通し孔の周縁またはその近傍に密着するように尻尾通し孔の周囲に巻付部材が巻かれる際に、この蓋を覆って巻くことにより、肛門部は蓋で覆われ、尻尾通し孔部分からの大・小便等の漏れが一層防止できる。また、肛門部は直接巻付部材に接しないので、肌触りがよいことになる。
【0018】
(5) 前記切れ込み部は、ほぼ半円またはU字形状であることを特徴とする(3)または(4)に記載のペット用おむつを提供する。
【0019】
本発明によれば、切れ込み部で形成される尻尾通し孔の開口形状はほぼ半円またはU字形状となり、尻尾の形状に近いので、尻尾通し孔と尻尾が密着することになる。また、尻尾通し孔が切れ込み部によって形成されるので、尻尾を通した際に、切れ込み部分がペットの肛門部を覆う蓋となる。このため、巻付部材で蓋と一緒に尻尾を巻き込んだ場合に、尻尾通し孔と尻尾との密着性が向上すると共に、肛門部が蓋で塞がれるので大・小便等の漏れが一層防止される。
【0020】
(6) 前記尻尾通し孔の開口面積は、4cmから100cmであることを特徴とする(1)から(5)いずれか記載のペット用おむつを提供する。
【0021】
本発明によれば、生まれてから間もない子犬や一歳未満の幼犬の様に尻尾が小さいペットからに老衰や事故などにより大・小便を飼い主に依存しなければならなくなった成犬の様な尻尾の大きなペットまで対応できることになる。この際、尻尾の太さが尻尾通し孔の開口部分の広さより細い場合であっても、尻尾通し孔の近傍に設けられた巻付部材で、通された尻尾を巻き込んで、尻尾通し孔の周囲に巻かれるので、尻尾が尻尾通し孔の周縁またはその近傍に密着して固定されると共に肛門部がおむつ内に隠れるため、大・小便等の漏れが防止されることになる。
【0022】
(7) 前記切れ込み部の周長は、3から15cmであることを特徴とする(3)から(5)いずれか記載のペット用おむつを提供する。
【0023】
本発明によれば、ペットの尻尾の大きいものから小さいものまでに対応できる。この際、子犬等のように尻尾の太さが尻尾通し孔の開口部分の広さより細い場合であっても、尻尾通し孔の近傍に設けられた巻付部材で、通された尻尾を巻き込んで、尻尾通し孔の周囲に巻かれるので、尻尾が尻尾通し孔の周縁またはその近傍に密着して尻尾が固定されると共に肛門部がおむつ内に隠れ、大・小便等の漏れが防止されることになる。
【0024】
(8) 前記巻付部材は、前記尻尾通し孔の前記おむつの腹当部側で、長さ方向が前記おむつを着用した際にペットの背骨方向に対して略直交する向きに着設されるものであることを特徴とする(1)に記載のペット用おむつを提供する。
【0025】
本発明によれば、巻付部材は、ペットの肛門部に相当する位置に着設されていることになり、肛門部を確実に覆いながら尻尾通し孔の周縁またはその近傍に尻尾を密着させることができるため、尻尾通し孔から大・小便等の漏れを防止できることになる。尚、この巻付部材は、おむつを装着した際にペットの肛門部分に位置するのが好ましい。肛門部分から離れた位置に着設すると尻尾を巻き込んだ時に肛門部を隠すことができなくなるおそれがある。例えば、尻尾通し孔としてU字形状の切れ込み部とした場合に、切れ込み部の根元側にペットの背骨方向に対して直交する向きに着設することにより尻尾の下の肛門部近傍に覆うようにして着設されることになり、確実に肛門部を隠すことが出来る。ところが、切れ込み部の先端(U字形状の湾曲側)付近であると、尻尾を巻き込んだ時に切れ込み部の根元部分が開口するおそれがあり、しかもこの開口は肛門部近くなるので肛門部を隠す効果が低減する。
【0026】
(9) 前記巻付部材は、前記おむつの前記背当部の外表面側に接合される固定部と、該固定部に止着する止着部と、前記固定部と前記止着部とを連結する中間部とから構成されたものであることを特徴とする(8)に記載のペット用おむつを提供する。
【0027】
本発明によれば、巻付部材の中間部の長さを適宜選定することにより所定の長さの巻付部材を選択できる。また、この中間部を折り畳むことにより、長い巻付部材であっても、コンパクトにおむつに取り付けることができる。また、巻付部材の固定部に止着する止着部は、粘着剤等の接着剤が塗布されたもので、その表面には離係紙が貼られて保護されている。そして、巻付部材の止着部は、尻尾が尻尾通し孔の周縁およびその近傍に密着するように尻尾通し孔の周囲に巻かれた後、巻付部材の固定部に止着されて固定される。尚、この固定部は粘着剤等に替えて、メカニカル係止であってもよい。
【0028】
(10) 前記巻付部材は、その長さ方向が少なくとも2つ折り以上に折り畳まれて着設されたものであることを特徴とする(8)または(9)に記載のペット用おむつを提供する。
【0029】
本発明によれば、巻付部材は長いものであっても、コンパクトな形でおむつに取り付けることができる。尚、この折り畳みはZ字状が最も好ましい。折り畳み形状は巻付部材の長さにより適宜決めればよいが、折り畳んだ際に、折り畳み幅が狭くなるのが好ましい。これによって、巻付部材をおむつに着設した後、尻尾通し孔の切れ込みを形成する場合に、例えば、尻尾通し孔としてU字形状の切れ込み部を形成する際に、誤って巻付部材を切ってしまったりしない。また、逆に切れ込み部を形成した後に巻付部材を着設する場合に、切れ込み部分を跨いで着設されるおそれもないので好ましい。
【0030】
(11) 前記巻付部材の中間部は、伸縮部材で構成されたものであることを特徴とする(9)に記載のペット用おむつを提供する。
【0031】
本発明によれば、巻付部材が短くても中間部が伸縮することにより、尻尾の太さが異なっても対応範囲が増えることになる。
【0032】
(12) 前記巻付部材は、伸張した際の長さが2cm以上であることを特徴とする(8)から(11)いずれか記載のペット用おむつを提供する。
【0033】
本発明によれば、巻付部材は尻尾を少なくとも一周して巻くことができ、尻尾を尻尾通し孔の周縁およびその近傍に密着するようにして巻き込むことができる。
【0034】
(13) 前記ペット用おむつはオープン型おむつであることを特徴とする(1)から(12)いずれか記載のペット用おむつを提供する。
【0035】
本発明によれば、尻尾を尻尾通し孔に通す作業がオープン型おむつでは容易に行えるので、尻尾通し孔を尻尾の太さと同じ程度の大きさにすることができる。
【0036】
(14) 前記ペット用おむつはパンツ型おむつであることを特徴とする(1)から(12)いずれか記載のペット用おむつを提供する。
【0037】
パンツ型おむつは、おむつをペットに装着させる際に、オープン型おむつのように止着テープでおむつを固定する必要がなく、簡便に装着できて、作業性がよい。すなわち、おむつの脚開口部にペットの足を通した後におむつを足の根元まで引き上げ、その後、尻尾を尻尾通し孔に通して背当部・腹当部を胴側に引っ張り上げることによって装着させることができる。この際、尻尾はおむつを足の根元まで引き上げた後に尻尾通し孔に通すので、オープン型おむつに比べてペットの尻尾が通し難くなるため、尻尾通し孔を尻尾の太さより大きめにしておく必要がある。しかし尻尾通し孔を大きめにしても、尻尾通し孔の近傍に設けた巻付部材により、尻尾通し孔と尻尾との隙間を塞ぐことができるので、大・小便等の排泄物が漏れるおそれがないため、着用させる際の作業性の点から大き目の尻尾通し孔を必要とするパンツ型おむつにおいては特に有効である。
【0038】
【発明を実施するための形態】
以下本発明の実施形態について、図を参照しつつ説明するが、本発明はこれに限定されるものでない。
【0039】
図1は本発明に係るペット用おむつの第1の実施形態の構成説明図であり、本実施形態の表側を広げたときの状態を示している。この図において、符番100で示される本発明のおむつは、おむつ本体101と、このおむつ本体101に取り付けられた巻付部材109および止着テープ113a,113bを主要素として構成してある。おむつ本体101は、液透過性の不織布などからなるトップシート102(身体側面のシート)と、液不透過性プラスチックフィルムなどからなるバックシート103(反身体側面のシート)と、これらのトップシート102及びバックシート103に内包されトップシート102を透過した液体を吸収する吸収体104とから構成される。おむつ本体101には尻尾通し孔108が設けられており、この実施形態においては尻尾通し孔108は切れ込み部108aとして形成してある。巻付部材109は尻尾通し孔108の根元部分に着設されている。止着テープ113a,113bはおむつ本体101のお腹側の幅方向側縁に外方に延伸して着設されている。
【0040】
また、おむつ本体101は、室内犬の腹付近に当設される腹当部105と、室内犬の股付近に当設される股当部106と、室内犬の背中付近に当設される背当部107からなり、股当部106の背当部107側には室内犬の尻尾を貫通させるための尻尾通し孔108が形成されている。また、幅方向の側縁近傍には、大・小便の横漏れを防ぐ襞状の立体ギャザー110a,110bが互いに一定距離を隔てるようにしながらおむつ本体101のトップシート102に長手方向に着設されている。立体ギャザー110a,110bの長手方向に沿って立体ギャザーに伸縮性を付与する弾性体111a,111bが配置されている。また、股当部106の側縁には伸縮性を付与するための弾性体112a,112bが配置され、中央付近の幅方向の側面には湾曲形切欠部114a,114bが形成されている。そして、おむつ本体101の尻尾通し孔108の近傍に尻尾を巻き込んで尻尾を尻尾通し孔108の周縁およびその近傍に密着させるための巻付部材109が着設され、腹当部105の幅方向側縁に、おむつを止める止着テープ113a,113bが外方に延伸してバックシート103に着設されて、おむつ100が構成されている。
【0041】
上記尻尾通し孔108を形成する切れ込み部108aは、U字形状であって、股当部106の装着した際にペットの尻尾に相当する部位に背当部107に向けて切れ込まれている。この尻尾通し孔108を形成する切れ込み部108aの形状は、図に示すU字形状の他に半円状、一本の直線、複数本の直線が一点でクロスしたもの等が挙がられる。加工上は角が無いほうがきれいに抜けるためにU字形状、半円状のものが最も好ましい。尚、上記切れ込み部108aの周長は、3〜15cmであるのが好ましい。この周長が3cmより短いと切れ込み部108aで形成される尻尾通し孔108が小さく尻尾が通らなくなる。一方、15cmより長いと尻尾通し孔108が大きくなりすぎて、尻尾を通した際に隙間が開きすぎてしまい、通された尻尾を巻き込んで巻付部材109で尻尾通し孔108の周囲を巻いても完全に隙間を塞ぐことができないおそれがあり、密着性に劣ることになる。また、切れ込み部108aは尻尾通し孔108となると共に、後述するように、尻尾を通した際に、尻尾の下側を覆う蓋としての役目を果たし、尻尾の下側に位置する肛門部を塞ぐことになる。これによって、尻尾通し孔108から大・小便等の漏れがより一層防止される。
【0042】
尻尾通し孔108としては、上記のように切れ込み部108aを設けて、この切れ込み部108aで形成される孔としているが、U字形状、半円状、長方形、三角形、その他の多角形に切り抜いた孔であってもよい。切り抜いた尻尾通し孔や切れ込み部108aで形成される尻尾通し孔108の開口面積としては、4〜100cmであるのが好ましい。この面積が4cmより小さいと尻尾が通らなくなる。一方、100cmより大きいと尻尾通し孔が大きくなりすぎて、尻尾を通した際に隙間が開きすぎてしまい、通された尻尾を巻き込んで巻付部材109で尻尾通し孔108の周囲を巻いても完全に隙間を塞ぐことができないおそれがあり、密着性に劣ることになる。
【0043】
また、巻付部材109は合成樹脂材や不織布等からなる細長の帯状体のものであって、その形状としては図2(a)に示すようにおむつ本体101の背当部107のバックシート103に着設される固定部109aと、バックシート103(切れ込み部108a)または固定部109aに止着する止着部109bと、固定部109aと止着部109bとを連結する中間部109cとから構成され、固定部109aはその裏面に塗布され粘着剤でおむつ本体101に着設されている。止着部109bの裏面にはバックシート103(切れ込み部108a)または固定部109aに止着するための粘着剤が塗布されている。そして、この巻付部材109は、Z型に折り畳まれており、Z型に折り畳まれた時に止着部109aが中間部109cに当設する位置には離係処理面109dが形成されていて、この離係処理面109dで仮止めされている。
【0044】
また、巻付部材109は、切れ込み部108aの根元で、おむつ本体101のバックシート103側におむつ本体101の幅方向に沿って着設されている。巻付部材109の折り畳み形状は、本実施形態では3つ折りにしてZ型としているが、2つ折りや4つ折り以上に折り畳んだものであってもよい。また、図2(b)に示すように、固定部109aの両端側に中間部109cが折り畳まれたものでもよく、また、中間部109cが折り畳まれることなく、直線状または湾曲状であってもよい。また、図2(c)に示すように、巻付部材109の中間部109cを例えば、スチレンエチレンプロピレンスチレンゴムなどのスチレン共重合ゴム、ウレタン、ポリオレフィンといった伸縮性を有する材質のものとして、巻付部材109の長さを短くして折り畳みを少なくしてもよい。
【0045】
尚、巻付部材109の長さは、折り畳みを広げた際または中間部109cを伸長した際に、ペットの尻尾を少なくとも一周以上できる程度の長さであって、少なくとも2cm以上の長さであるのが好ましい。また、巻付部材109を折り畳んだ場合の長さは、図1のように、U字形状の切れ込み部108aの根元側の切れ込み内に収まるように、根元部分の幅寸法より短いのが好ましい。これによって、おむつ100を生産する際に、切れ込み部108aとしてU字形状にカットする時に巻付部材109を切断するおそれがない。また、これとは逆にU字形状の切れ込み部108aに巻付部材109を着設する場合に、切れ込み部108aに跨るおそれがない。
【0046】
図3は本発明に係るペット用おむつを使用している状態を説明するための使用例構成説明図であり、図4は図3の尻尾近傍を拡大した拡大図である。図中、図1と同一符号は同一の意味で使用し、ここでの重複説明は省略する。
【0047】
符番103はおむつ本体101のバックシート、符番200は生まれて間もない子犬あるいは老衰や事故等により大・小便を飼い主に依存するようになった室内犬、符番201は室内犬の尻尾、符番202は室内犬の腹部、符番203a,203bは室内犬の後足、符番204は室内犬の背中部である。
【0048】
以下、図1と図3を用いて本発明に係るペット用おむつの具体的な使用例について詳しく説明する。最初、図1のおむつ100を持ち、その尻尾通し孔部108に図3における室内犬200の尻尾201を貫通させる。次に、図1のおむつ本体101の背当部107を図3における室内犬200の背中部204に当設する。
【0049】
その後、図1のおむつ本体101の湾曲形切欠部114a,114bが図3における室内犬200の後足203a,203bの太もも部分にそれぞれ当たるようにしながら、図1のおむつ本体101の股当部106を図3における室内犬の股などに当設する。次いで、図1のおむつ本体101の腹当部105を図3における室内犬200の腹部202に当設させ、その後、図1のおむつ本体101に着設された止着テープ113a,113bを伸張させながら図3のおむつ本体101の背当部107のバックシート103に止着する。次いで、おむつ本体101の尻尾通し孔108の近傍に着設された巻付部材109の折り畳みを広げて、尻尾を巻き込みながら巻付部材109を尻尾通し孔108の周縁に巻いて尻尾を固定する。
【0050】
このようにして、生まれて間もない子犬あるいは老衰や事故などにより大・小便を飼い主に依存するようになった室内犬200に、本発明の第1の実施例のペット用おむつ100が図3に示す如く装着される。また、このおむつ100を室内犬200からはずす場合には、上述の装着動作と逆の手順で室内犬200からはずされる。
【0051】
尚、図4は図3の尻尾近傍を拡大した図であり、図5は図4において、巻付部材109で尻尾201を巻き込んだ状態の説明図であって、図4に示すように、室内犬200の尻尾201をおむつ本体101の尻尾通し孔108から通した際、尻尾201の下側には切れ込み部108aが蓋として残っており、尻尾201の下側に位置する肛門部(図示せず)を覆っている。また、巻付部材109は、図5に示すように、U字形状の切れ込み部108aと一緒に尻尾201を巻き込み、尻尾通し孔108の周縁に巻かれて尻尾が固定される。これによって、肛門部は完全に覆われておむつ100内に隠れることになる。
【0052】
次に、本発明のペット用おむつに係る第2の実施形態について図6により説明する。
【0053】
図6は、本発明のペット用おむつに係る第2の実施形態を示す斜視図であって、本発明のペット用おむつはパンツ型のおむつである。このパンツ型おむつ300は図1に示す構成のオープン型のおむつの背当部107および腹当部105の幅方向端縁をそれぞれ接合して、おむつの両側に接合部316a、316bが形成されている。このようにオープン型のおむつの背当部107と腹当部105の幅方向側縁どうしをそれぞれ接合することにより、図1に示すおむつ本体101の湾曲形切欠部114a、114bは一対の脚開口部315a、315bとして形成され、図1に示すおむつ本体101の背当部107と腹当部105とが連接されて胴回り部317が形成され、パンツ型が形成される。このパンツ型おむつ300の股当部305には、背当部306側に向けてペットの尻尾を通すための尻尾通し孔308が形成されている。そして、尻尾通し孔308を形成する切れ込み部308aのU字形の根元部分(切れ込みが始まる部位)に巻付部材309がパンツ型おむつ300の幅方向(脚開口部方向)に着設されている。パンツ型おむつ300の背当部306の側縁部分および腹当部304の側縁部分には、伸縮性を付与するための弾性体318a,318bが側縁に沿って配置されている。これらの弾性体318a,318bでパンツ型おむつ300の胴回り部317は装着した際にペットの胴体に密着することになる。
【0054】
以下、図3を参照して図6の本発明に係るペット用おむつの第2の実施形態の具体的な使用例について詳しく説明する。最初、図6のパンツ型おむつ300を持ち、その脚開口部315a,315bに図3における室内犬200の左右の後足203a、203bを通した後、パンツ型おむつ300を室内犬200の左右の後足203a、203bの太もも部分まで引っ張り上げる。次に、パンツ型おむつ300の尻尾通し孔308に尻尾201を貫通させる。次いで、パンツ型おむつ300の胴回り部317を引っ張り上げで、図3における室内犬200の背中部204と腹部202に密着するように装着する。
【0055】
その後、図6のパンツ型おむつ300の尻尾通し孔308の近傍に着設された巻付部材309の折り畳みを広げて、尻尾を切れ込み部308aと一緒に巻き込みながら、尻尾通し孔308の周縁に巻いて尻尾を固定する。すなわち、第1の実施形態で説明した様に、図3の室内犬200の尻尾201を図6のパンツ型おむつ300の尻尾通し孔308から通した際、尻尾201の下側には尻尾通し孔308を形成する切れ込み部308aが蓋として残っており、尻尾201の下側に位置する肛門部を覆っている。また、巻付部材309は、図5に示すように、U字形状の切れ込み部108aと一緒に尻尾201を巻き込み、尻尾通し孔108の周縁に巻かれて尻尾が固定される。これによって、肛門部は完全に覆われておむつ300内に隠れることになる。
【0056】
このようにして、生まれて間もない子犬あるいは老衰や事故などにより大・小便を飼い主に依存するようになった室内犬200に、本発明の第2の実施例のペット用おむつ300が装着される。また、このおむつ300を室内犬200からはずす場合には、上述の装着動作と逆の手順で室内犬200からはずされる。
【0057】
このパンツ型おむつ300はおむつ300の脚開口部315a,315bに室内犬の左右の後足203a、203bを通した後、パンツ型おむつ300を室内犬200の左右の後足203a、203bの太もも部分まで引っ張り上げ、その後、パンツ型おむつ300の尻尾通し孔308に尻尾201を貫通させるので、尻尾が通し難いことになる。このため、オープン型おむつ100に比べて尻尾通し孔308の開口面積を大きくすることが必要となる。ところが、尻尾通し孔308の近傍に巻付部材309を設けることにより、尻尾201を尻尾通し孔308の周縁およびその近傍に密着させることができるので、尻尾通し孔308の開口面積を大きくしても大・小便等の漏れが防止される。従って、装着時の作業性から尻尾通し孔308の開口面積を広くすることが要求されるパンツ型おむつ300においては、より効果的である。
【0058】
以上の様に本発明に係るおむつや尻尾通し孔の形状および尻尾を巻き込んで尻尾を尻尾通し孔の周縁およびその近傍に密着させるための巻付部材に関して、例を示す図面を参照しつつ具体的に説明したが、本発明はもとより図示例に限定される訳ではなく、前記の趣旨に適合し得る範囲で適当に変更を加えて実施することも可能であり、それらはいずれも本発明の技術的範囲に包含される。
【0059】
例えば、巻付部材109の止着部109bに、バックシート103(切れ込み部108a)または固定部109aに止着するための粘着剤を塗布した実施形態について述べたが、これに限ることなく、所謂メカニカルファスナであってもよい。
【0060】
【発明の効果】
以上に説明したように、本発明によれば、尻尾通し孔が形成されたペット用おむつにおいて、尻尾通し孔がペットの尻尾より大きすぎて隙間があっても、大・小便が外に漏れないペット用おむつが得られる。
【0061】
また、この通された尻尾を巻き込みながら尻尾通し孔の周囲に巻付部材を巻くことで、巻付部材によって尻尾と尻尾通し孔との隙間が塞がれるので、尻尾通し孔を尻尾の太さよりも大きい開口面積にすることが可能である。これによって、容易に尻尾を尻尾通し孔に通すことができ、おむつを装着が著しく容易となる。特にパンツ型おむつの場合は、足を通した後におむつを足の根元まで引張上げ、その後にしっぽを通すため、オープン型に比べて尻尾通し孔が大きくないと装着が難しいのでより効果的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るペット用おむつの第1の実施形態の構成説明図である。
【図2】本発明の実施形態に係るペット用おむつに用いる巻付部材を示す斜視図である。
【図3】本発明に係るペット用おむつを使用する状態を説明するための使用例構成説明図である。
【図4】図3の尻尾近傍を拡大して示す拡大図である。
【図5】図4において巻付部材で尻尾を巻き込んだ状態の説明図である。
【図6】本発明に係るペット用おむつの第2の実施形態を示す斜視図である。
【符号の説明】
100 おむつ
101 おむつ本体
102 トップシート
103 バックシート
104 吸収体
105 腹当部
106 股当部
107 背当部
108 尻尾通し孔
108a 切れ込み部
109 巻付部材
109a 固定部、 109b 止着部、 109c 中間部、 109d 離係処理面
110a,110b 立体ギャザー
111a,111b,112a,112b 弾性体
113a,113b 止着テープ
114a,114b 切欠部
200 室内犬
201 室内犬の尻尾
202 室内犬の腹部
203a,203b 室内犬の後足
300 パンツ型おむつ
304 腹当部
305 股当部
306 背当部
308 尻尾通し孔
308a 切れ込み部(尻尾通し孔)
309 巻付部材
315a 脚開口部
316a 接合部
317 胴回り部
318a,318b 弾性体

Claims (14)

  1. ペットに着用するペット用おむつであって、
    前記おむつが装着されるペットの背中付近に当設される背当部と、該ペットの股付近に当設される股当部と、該ペットの腹付近に当設される腹当部と、を有し、前記背当部または該背当部の近傍で着用時に前記ペットの尻尾の位置に、該尻尾を通すための尻尾通し孔が設けられているおむつ本体を備え、該おむつ本体の前記尻尾通し孔の近傍に、前記ペットの尻尾が通されたときに、該通された尻尾が前記尻尾通し孔の周縁またはその近傍に密着するように該尻尾通し孔の周囲に巻かれる巻付部材が設けられているペット用おむつ。
  2. 前記尻尾通し孔は、前記おむつの股当部側で該尻尾通し孔の近傍に該尻尾通し孔を塞ぐ蓋を備えるものであることを特徴とする請求項1に記載のペット用おむつ。
  3. 前記尻尾通し孔は、所定幅の直線もしくは曲線からなる切れ込み、または所定面積に曲線もしくは直線を含む折れ線を伴った切れ込みが入れられた切れ込み部であることを特徴とする請求項1に記載のペット用おむつ。
  4. 前記切れ込み部は、所定範囲を囲むように切れ込みが入れられた囲み状のものであることを特徴とする請求項3に記載のペット用おむつ。
  5. 前記切れ込み部は、ほぼ半円状またはU字形状であることを特徴とする請求項3または4に記載のペット用おむつ。
  6. 前記尻尾通し孔の開口面積は、4cmから100cmであることを特徴とする請求項1から5いずれか記載のペット用おむつ。
  7. 前記切れ込み部の周長は、3cmから15cmであることを特徴とする請求項3から5いずれか記載のペット用おむつ。
  8. 前記巻付部材は、前記尻尾通し孔の前記おむつの腹当側で、長さ方向が前記おむつを着用した際にペットの背骨方向に対して略直交する向きに着設されるものであることを特徴とする請求項1に記載のペット用おむつ。
  9. 前記巻付部材は、前記おむつの外表面側に接合される固定部と、該固定部に止着する止着部と、前記固定部と前記止着部とを連結する中間部とから構成されたものであることを特徴とする請求項8に記載のペット用おむつ。
  10. 前記巻付部材は、その長さ方向が少なくとも2つ折り以上に折り畳まれて着設されたものであることを特徴とする請求項8または9に記載のペット用おむつ。
  11. 前記巻付部材の中間部は、伸縮部材で構成されたものであることを特徴とする請求項9に記載のペット用おむつ。
  12. 前記巻付部材は、伸張または折り畳みを広げた際の長さが2cm以上であることを特徴とする請求項8から11いずれか記載のペット用おむつ。
  13. 前記ペット用おむつはオープン型おむつであることを特徴とする請求項1から12いずれか記載のペット用おむつ。
  14. 前記ペット用おむつはパンツ型おむつであることを特徴とする請求項1から12いずれか記載のペット用おむつ。
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