JP2004159005A - 広告表示装置、広告表示方法および広告表示プログラム - Google Patents

広告表示装置、広告表示方法および広告表示プログラム Download PDF

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Hiroshi Okumura
宏 奥村
Toshiaki Matsumura
敏明 松村
Kageyuki Fujimoto
景之 藤本
Kiyoshi Kobayashi
潔 小林
Hideaki Konishi
秀明 小西
Osamu Takemoto
修 竹本
Kazuo Hosoda
一夫 細田
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Abstract

【課題】視聴者にTV番組を視聴させるとともにスポンサによるCMを確実に視聴させることが可能な広告表示装置を提供する。
【解決手段】CPU301は、指令受信部40より記録されたコンテンツを再生する旨の指令信号R2を受けた場合、外部記憶装置304に記憶されたコンテンツのTV放送信号S1を読み込み、読み込んだTV放送信号S1に含まれる映像信号S2および音声信号SOをAVデコーダ50へ出力する。CPU301は、指令受信部40より現在再生しているコンテンツを早送り再生する旨の指令信号R3を受けた場合、読み込んだTV放送信号S1に含まれる宣伝広告信号CM2をAVデコーダ60へ出力する。これにより、コンテンツの再生時には大型表示装置にコンテンツが表示され、コンテンツの早送り再生時には小型表示装置にスポンサの宣伝広告が表示される。
【選択図】 図12

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、テレビジョン放送において放映される宣伝広告を表示する広告表示装置、広告表示方法および広告表示プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
テレビジョン(以下、TVと略記する。)放送の各社放送局は、視聴者またはTV番組提供者であるスポンサから得られる運営資金によりTV番組を放映する。
【0003】
TV放送の各社放送局の中でも、民間放送を行う民営放送局は、各種TV番組のスポンサから得られる運営資金によりTV番組を放映する。そして、民営放送局により放映されるTV番組は無償で視聴者に提供される。この場合、各種TV番組のスポンサは、民営放送局にTV番組の提供を行うとともに、コマーシャル(以下、CMと略記する。)等の宣伝広告を自己の提供するTV番組の途中またはTV番組間に挿入させる。
【0004】
このようなTV放送の放送形態によれば、視聴者は、民間放送のTV番組を視聴する際に、必然的にスポンサのCMも視聴することとなる。一方、各種TV番組のスポンサは、視聴者に対して効果的な宣伝広告を行うことができる。
【0005】
ところで、近年、TV放送を受信および出力するオーディオビジュアル(以下、AVと略記する。)機器の分野においては、TV放送のTV番組を記録し、TV番組の放映時間に関わらず自由に再生して視聴することが可能な記録媒体および記録媒体駆動装置が普及している。
【0006】
上記の記録媒体としては、例えば、ビデオテープがある。そして、ビデオテープを再生する記録媒体駆動装置としてビデオデッキがある。ビデオデッキには、ビデオテープを再生する上で様々な機能が付加されている。例えば、ビデオテープに記録されたTV番組の早送り再生機能や巻き戻し再生機能等である。その他の記録媒体として、ハードディスク、DVD(デジタル・バーサタイル・ディスク:Digital Versatile Disk)−R(レコーダブル:Recordable)または、DVD−RAM(ランダム・アクセス・メモリ:Random Access Memory)等の板状の記録媒体等もある。
【0007】
ここで、以下の説明において、スキップとはビデオテープに記録された映像信号の一部を飛び越して(省略して)再生することをいい、スキップ時において、視聴者は映像を得ることはできない。また、早送りとはビデオテープに記録された映像信号の一部を断片的に省略して再生することをいい、早送り時において、視聴者は連続的に再生状態となった映像を得ることができる。
【0008】
視聴者は、ビデオテープに記録されたTV番組を視聴したい場合、そのビデオテープをビデオデッキにより再生する。これにより、視聴者は、ビデオテープに記録されたTV番組をTV受像機等を通じて視聴することができる。この場合、視聴者は、上記のようなビデオデッキの有する各種機能を用いることにより、記録されたTV番組を自己の好みに応じて視聴することができる。
【0009】
例えば、視聴者は、記録されたTV番組を視聴している際にスポンサのCMが挿入されるとビデオデッキの有する早送り再生機能を用いてCM部分をスキップまたは早送りすることができる。このように、視聴者はビデオテープおよびビデオデッキ等の記憶媒体および記録媒体駆動装置を用いることにより、自己の好みに応じたTV番組の視聴形態を得ることができる。
【0010】
【特許文献1】
特開平08−235676号公報
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
以上に示すように、視聴者は、早送り再生機能を有するビデオデッキを用いた場合、記録されたTV番組を視聴する際にCM部分をスキップまたは早送りする傾向が多い。この要因としては、TV番組に挿入されるスポンサのCMが視聴者にとって興味のないものであったり、視聴者がTV番組の内容に熱中するあまりCMを見る気がなくなったりすること等が推測される。
【0012】
このような視聴者の視聴形態に乗じて、記録されたTV番組の再生時に自動的にCM部分を感知し、早送り再生することができるビデオデッキも開発されている。
【0013】
一方で、視聴者のビデオテープおよびビデオデッキ等を用いた視聴形態によれば、各種TV番組のスポンサは、自社のCMがスキップまたは早送りされるので視聴者に対して効果的な宣伝広告を行うことができなくなる。
【0014】
近年においては、TV放送のデジタル化によりデジタルTV放送によるTV番組の提供が盛んに行なわれている。そして、デジタルTV放送を受信および出力するAV機器の分野においても、デジタルTV放送によるTV番組をハードディスクドライブ等の記憶装置に記憶し、記憶したTV番組を再び出力する機能を有した記録媒体駆動装置も開発されている。
【0015】
また、TV放送のデジタル化とともに、デジタルTV放送により放送されたTV番組をハードディスクドライブ等に自動的に記憶し、視聴者の都合により必要なTV番組だけを選んで視聴させるという蓄積放送サービスも案出されている。
【0016】
TV放送のデジタル化は、今後、加速度的に普及すると考えられるが、これにともない、視聴者は、ハードディスクドライブ等の記憶装置のランダムアクセス性によりさらに自己の好みに応じたTV番組の視聴形態を得ることができると想定される。そして、この場合においても、各種TV番組のスポンサによるCMはスキップまたは早送りされる傾向があると考えられている。
【0017】
本発明の目的は、視聴者にTV番組を視聴させるとともにスポンサによるCMを確実に視聴させることが可能な広告表示装置、広告表示方法および広告表示プログラムを提供することである。
【0018】
【課題を解決するための手段】
第1の発明に係る広告表示装置は、番組情報、コマーシャル情報および広告情報を含むテレビジョン放送信号を受信する広告表示装置であつて、テレビジョン放送信号を受信する受信手段と、受信手段により受信されたテレビジョン放送信号に含まれる番組情報、コマーシャル情報および広告情報を記憶する記憶手段と、第1の表示画面および第2の表示画面を有する表示手段と、番組またはコマーシャルの再生を指令する再生指令手段と、再生指令手段による再生の指令に応答して記憶手段に記憶される番組情報およびコマーシャル情報を順次読み出して第1の表示画面に表示させ、番組情報が第1の表示画面に表示されかつコマーシャル情報が第1の表示画面に表示されなかった場合に記憶手段に記憶された広告情報を読み出して第2の表示画面に表示させる制御手段とを備えたものである。
【0019】
第1の発明に係る広告表示装置においては、テレビジョン放送信号が受信手段により受信され、受信されたテレビジョン放送信号に含まれる番組情報、コマーシャル情報および広告情報が記憶手段により記憶される。テレビジョン放送信号に基づく番組またはコマーシャルの再生が再生指令手段により指令され、再生の指令により記憶手段に記憶される番組情報およびコマーシャル情報が順次読み出される。読み出された番組情報およびコマーシャル情報は第1の表示画面に表示される。番組情報が第1の表示画面に表示されかつコマーシャル情報が第1の表示画面に表示されなかった場合、記憶手段に記憶された広告情報が制御手段により第2の表示画面に表示される。
【0020】
これにより、視聴者が記録した番組情報に基づく番組を視聴している際に、コマーシャル情報に基づくコマーシャルをスキップまたは早送りした場合でも広告情報が表示されるので、番組のスポンサは確実に自社の広告を視聴者に提示することができる。また、番組のスポンサは第2の表示画面に表示される広告情報の表示形態を自由に決定できるので、より効果的な自社広告を行うことができる。さらに、デジタル放送による蓄積放送が、より効果的に行われる。
【0021】
番組またはコマーシャルの早送りを指令する早送り指令手段をさらに備え、制御手段は、早送り指令手段による早送りの指令に応答して記憶手段に記憶された番組情報またはコマーシャル情報を読み飛ばすとともに、コマーシャル情報が読み飛ばされた場合に記憶手段に記憶された広告情報を読み出して第2の表示画面に表示させてもよい。
【0022】
この場合、番組またはコマーシャルの早送りが早送り指令手段により指令されると、早送りの指令により記憶手段に記憶された番組情報またはコマーシャル情報が読み飛ばされる。コマーシャル情報が読み飛ばされた場合、記憶手段に記憶された広告情報が制御手段により読み出され、第2の表示画面に表示される。
【0023】
これにより、視聴者が記録した番組を視聴している際に、コマーシャルをスキップまたは早送りした場合でも広告情報が表示されるので、番組のスポンサは確実に自社の広告を視聴者に提示することができる。また、視聴者はコマーシャルの早送りにより番組に挿入されるコマーシャルのストレスを感じることなく番組を楽しむことができる。
【0024】
広告情報は、ネットワーク上のアドレスを指定するアドレス情報を含み、第2の表示画面に表示された広告情報に含まれるアドレス情報に基づいてネットワーク上のアドレスに接続する接続手段をさらに備えてもよい。
【0025】
この場合、接続手段により広告情報に含まれるアドレス情報に基づいたネットワーク上のアドレスに接続される。これにより、視聴者は、第2の表示画面に表示された広告情報についての詳細を知りたい場合、ネットワークを介して各社の詳細な情報を得ることが可能である。
【0026】
表示手段は、第1の表示画面を有する第1の表示装置および第2の表示画面を有する第2の表示装置を含んでもよい。これによりTV番組を第1の表示装置の第1の表示画面に表示でき、広告情報を第2の表示装置の第2の表示画面に表示できる。
【0027】
表示手段は、第1の表示画面を有する表示装置を含み、第1の表示画面の一部領域に第2の表示画面が形成されてもよい。これにより、第1および第2の画面毎に表示装置を設ける必要がないので、省スペース化が実現される。
【0028】
第2の発明に係る広告表示方法は、番組情報、コマーシャル情報および広告情報を含むテレビジョン放送信号を受信する広告表示方法であつて、テレビジョン放送信号を受信するステップと、受信されたテレビジョン放送信号に含まれる番組情報、コマーシャル情報および広告情報を記憶するステップと、番組またはコマーシャルの再生を指令するステップと、再生の指令に応答して記憶される番組情報およびコマーシャル情報を順次読み出して第1の表示画面に表示させ、番組情報が第1の表示画面に表示されかつコマーシャル情報が第1の表示画面に表示されなかった場合に記憶手段に記憶された広告情報を読み出して第2の表示画面に表示させるステップとを備えたものである。
【0029】
第2の発明に係る広告表示方法においては、テレビジョン放送信号が受信され、受信されたテレビジョン放送信号に含まれる番組情報、コマーシャル情報および広告情報が記憶される。テレビジョン放送信号に基づく番組またはコマーシャルの再生が指令され、再生の指令により記憶される番組情報およびコマーシャル情報が順次読み出される。読み出された番組情報およびコマーシャル情報は第1の表示画面に表示される。番組情報が第1の表示画面に表示されかつコマーシャル情報が第1の表示画面に表示されなかった場合、記憶された広告情報が第2の表示画面に表示される。
【0030】
これにより、視聴者が記録した番組情報に基づく番組を視聴している際に、コマーシャル情報に基づくコマーシャルをスキップまたは早送りした場合でも広告情報が表示されるので、番組のスポンサは確実に自社の広告を視聴者に提示することができる。また、番組のスポンサは第2の表示画面に表示される広告情報の表示形態を自由に決定できるので、より効果的な自社広告を行うことができる。さらに、デジタル放送による蓄積放送が、より効果的に行われる。
【0031】
第3の発明に係る広告表示プログラムは、番組情報、コマーシャル情報および広告情報を含むテレビジョン放送信号を受信するコンピュータ読み取り可能な広告表示プログラムであつて、テレビジョン放送信号を受信する処理と、受信されたテレビジョン放送信号に含まれる番組情報、コマーシャル情報および広告情報を記憶する処理と、番組またはコマーシャルの再生を指令する処理と、再生の指令に応答して記憶される番組情報およびコマーシャル情報を順次読み出して第1の表示画面に表示させ、番組情報が第1の表示画面に表示されかつコマーシャル情報が第1の表示画面に表示されなかった場合に記憶手段に記憶された広告情報を読み出して第2の表示画面に表示させる処理とを、コンピュータに実行させることを特徴とする広告表示プログラム。
【0032】
第3の発明に係る広告表示プログラムにおいては、テレビジョン放送信号が受信され、受信されたテレビジョン放送信号に含まれる番組情報、コマーシャル情報および広告情報が記憶される。テレビジョン放送信号に基づく番組またはコマーシャルの再生が指令され、再生の指令により記憶される番組情報およびコマーシャル情報が順次読み出される。読み出された番組情報およびコマーシャル情報は第1の表示画面に表示される。番組情報が第1の表示画面に表示されかつコマーシャル情報が第1の表示画面に表示されなかった場合、記憶された広告情報が第2の表示画面に表示される。
【0033】
これにより、視聴者が記録した番組情報に基づく番組を視聴している際に、コマーシャル情報に基づくコマーシャルをスキップまたは早送りした場合でも広告情報が表示されるので、番組のスポンサは確実に自社の広告を視聴者に提示することができる。また、番組のスポンサは第2の表示画面に表示される広告情報の表示形態を自由に決定できるので、より効果的な自社広告を行うことができる。さらに、デジタル放送による蓄積放送が、より効果的に行われる。
【0034】
【発明の実施の形態】
以下に、図1〜図16に基づき本発明の一実施の形態に係る広告表示装置、広告表示方法および広告表示プログラムについて説明する。本実施の形態では、広告表示装置はテレビジョン(以下、TVと略記する。)受像機である。
【0035】
初めに、図1に基づき本実施の形態に係る広告表示装置を用いた場合のTV放送の放送形態について説明する。
【0036】
本実施の形態において、TV放送は、放送局が視聴者に対し、TV番組情報およびスポンサ広告情報を送信することにより行われる。ここで、TV番組情報は、TV番組内容(以下、コンテンツと呼ぶ。)情報およびコンテンツに挿入されるスポンサのコマーシャル(以下、CMと略記する。)情報を含む。また、スポンサ広告情報は、スポンサによる視聴者への宣伝広告を含む。宣伝広告には文字広告やバナー広告等の各種広告手段が含まれる。
【0037】
ここで、本実施の形態において、コンテンツ情報は番組情報に相当し、CM情報はコマーシャル情報に相当し、スポンサ広告情報は広告情報に相当し、コンテンツ情報およびCM情報を含むTV番組情報とスポンサ広告情報とが、テレビジョン放送信号を形成する。
【0038】
また、以下の説明において、コンテンツ情報に基づいて本実施の形態に係る広告表示装置に提示される内容をコンテンツと呼び、CM情報に基づいて本実施の形態に係る広告表示装置に提示される内容をCMと呼ぶ。なお、コンテンツは番組に相当し、CMはコマーシャルに相当する。
【0039】
図1は、本実施の形態に係る広告表示装置を用いた放送システムを示す概略図である。
【0040】
図1において、視聴者602は、予めメーカ601より本実施の形態に係る広告表示装置を購入N1している。また、スポンサ603は、予め放送局604と特定のコンテンツの提供を契約N2する。さらに、スポンサ603は、予めインターネット606を用いてホームページ(以下、HPと略記する。)による自社広告N3を行っている。
【0041】
スポンサ603は、コンテンツの提供を契約N2することにより、提供するコンテンツに自社のCMを挿入させることができる。さらに、スポンサ603は、放送局604に自社のCMを含むTV番組情報のみならず自社のスポンサ広告情報を放送させることができる。
【0042】
契約N2を行っている放送局604は、TV番組情報およびスポンサ広告情報を衛星605へ無線送信N4する。そこで、衛星605は、放送局604より受信したTV番組情報およびスポンサ広告情報を各視聴者602へ無線送信N5する。
【0043】
本実施の形態に係る広告表示装置を有する視聴者602は、広告表示装置を用いることにより、衛星605より無線送信N5されるTV番組情報およびスポンサ広告情報を受信することができる。そして、視聴者602は、受信したTV番組情報に基づいたコンテンツを視聴する。また、視聴者602は、受信したスポンサ広告情報に基づき広告表示装置をインタ−ネット606へ接続N6し、スポンサ603が提供するHPにアクセスすることができる。
【0044】
次に、本実施の形態に係る広告表示装置の外観について図2および図3に基づき説明する。
【0045】
図2は、本実施の形態に係る広告表示装置の外観斜視図である。
図2によれば、広告表示装置1は本体部1Aおよびリモートコントローラ70を含み、本体部1Aにはアンテナケーブル91、回線ケーブル92および電源ケーブル93が接続されている。また、本体部1Aの外殻は、主として外部ケーシング150、大型画面111および小型画面121により形成されている。上記に示す各部の詳細については後述する。
【0046】
図3は、本実施の形態に係る広告表示装置1に備えられるリモートコントローラの一例を示す模式的外観図である。
【0047】
図3において、リモートコントローラ70は電源スイッチ71、チャンネル変更スイッチ72a,72b、音量調整スイッチ73、大型画面操作パネル74、小型画面操作パネル75、文字入力パネル76および記録再生操作パネル77を含む。
【0048】
大型画面操作パネル74は複数のカーソルボタン74aおよび決定ボタン74bを含み、小型画面操作パネル75は複数のカーソルボタン75aおよび決定ボタン75bを含み、文字入力パネル76は複数の入力ボタンを含み、記録再生操作パネル77は再生ボタン77a、早送りボタン77bおよび停止ボタン77cを含む。
【0049】
広告表示装置1を使用する視聴者は、電源スイッチ71を押下操作することにより、図2の本体部1Aの電源を「オン」または「オフ」することができる。また、視聴者は、チャンネル変更ボタン72a,72bを押下操作することにより、受信チャンネルを変更して所望のコンテンツを視聴することができる。さらに、視聴者は、音声調整スイッチ73を押下操作することにより、広告表示装置1より出力される音量の調整を行うことができる。
【0050】
ここで、本実施の形態に係る広告表示装置1は、図2に示すように大型画面111および小型画面121を備えている。そして、大型画面111および小型画面121のそれぞれには、後述するように視聴者による操作に応じて操作ウィンドウが表示される。
【0051】
視聴者は、大型画面111に表示される操作ウィンドウを操作する場合、リモートコントローラ70の大型画面操作パネル74に備えられた各種ボタンを押下操作する。また、視聴者は、小型画面121に表示される操作ウィンドウを操作する場合、リモートコントローラ70の小型画面操作パネル75に備えられた各種ボタンを押下操作する。なお、本実施の形態に係る広告表示装置1のリモートコントローラ70においては、大型画面操作パネル74と小型画面操作パネル75とを一体とし、そこに操作対象となる画面の切替えを設定可能なファンクションキーを設けてもよい。この場合、視聴者は、ファンクションキーを押下操作することにより大型画面111および小型画面121に表示される操作ウィンドウを操作することができる。
【0052】
ところで、視聴者は、大型画面111および小型画面121が表示する操作ウィンドウに対し文字入力等を行う場合がある。この場合、視聴者は、文字入力パネル76に備えられた複数の入力ボタンを押下操作することにより操作ウィンドウに対して文字入力等を行う。視聴者が、操作ウィンドウに表示される操作画面の操作時に文字入力を行う場合の動作については後述する。
【0053】
本実施の形態に係る広告表示装置1は、内部に後述の外部記憶装置を有しており、放送局より放送されるTV番組情報およびスポンサ広告情報を記憶し、出力することができる。換言すれば、広告表示装置1は、コンテンツの記録再生機能を有する。また、広告表示装置1は、視聴者が特定のコンテンツを記録する場合に、上述のTV番組情報とともにスポンサ広告情報も外部記憶装置に記憶する。
【0054】
視聴者は、コンテンツの記録および記録したコンテンツの再生等を行う場合、図3のリモートコントローラ70の記録再生操作パネル77に備えられた各種ボタンを押下操作する。
【0055】
以下に、広告表示装置1の大型画面111および小型画面121に表示される各種画像の表示形態を図4〜図10に基づき説明する。
【0056】
ここで、以下の説明において、スキップとはビデオテープに記録された映像信号の一部を飛び越して(省略して)再生することをいい、スキップ時において、視聴者は映像を得ることはできない。また、早送りとはビデオテープに記録された映像信号の一部を断片的に省略して再生することをいい、早送り時において、視聴者は連続的に再生状態となった映像を得ることができる。
【0057】
図4は、視聴者がコンテンツをリアルタイムに視聴する場合の図2の大型画面111および小型画面121の画像表示形態の一例を示す模式図である。
【0058】
視聴者は、コンテンツをリアルタイムに視聴する場合、図3のリモートコントローラ70のチャンネル変更ボタン72a,72bを押下操作することにより所望のコンテンツが放映されているチャンネルを選択する。
【0059】
この場合、図2の大型画面111には、図4に示すように現在放送されているコンテンツSA1が表示される。また、図2の小型画面121には、何も表示されず、ブラックアウトSB1の状態となっている。
【0060】
ここで、視聴者が上述の広告表示装置1が有する記録再生機能を用いて、記録したコンテンツSA1を視聴する場合の大型画面111および小型画面121の画像表示形態について説明する。コンテンツSA1を記録するとは、コンテンツSA1に対応するTV番組情報とスポンサ広告情報とを記録することを意味する。
【0061】
視聴者は、記録したコンテンツSA1を視聴する場合、図3のリモートコントローラ70の記録再生パネル77に備えられた再生ボタン77aを押下操作する。これにより、リモートコントローラ70は、広告表示装置1へ記録したコンテンツSA1を再生する旨の信号を送信する。そして、リモートコントローラ70より記録したコンテンツSA1を再生する旨の信号を受けた広告表示装置1は、コンテンツSA1を含むTV番組情報に基づいて図4に示すように大型画面111に記録したコンテンツSA1を表示する。この場合においても、小型画面121は図4に示す通りブラックアウトSB1の状態である。
【0062】
次に、視聴者が、記録したコンテンツを視聴している際に、コンテンツの一部またはコンテンツに挿入されているCM部分を早送りする場合について図5に基づき説明する。
【0063】
図5は、視聴者が記録したコンテンツSA1の一部またはCM部分を早送りして視聴する場合の図2の大型画面111および小型画面121の画像表示形態の一例を示す模式図である。
【0064】
視聴者は、記録したコンテンツSA1の一部またはCM部分を早送りしたい場合、図3のリモートコントローラ70の早送りボタン77bを押下する。これにより、リモートコントローラ70は、再生しているコンテンツSA1の一部またはCM部分を早送りする旨の信号を広告表示装置1に送信する。そして、再生しているコンテンツSA1の一部またはCM部分を早送りする旨の信号を受けた広告表示装置1は、再生しているコンテンツSA1の一部またはCM部分の早送りを行う。この場合、大型画面111に表示されるコンテンツSA1の一部またはCM部分は図5に示すように早送り状態SA2となる。
【0065】
さらに、リモートコントローラ70より再生しているコンテンツSA1の一部またはCM部分を早送りする旨の信号を受けた広告表示装置1は、図5に示すように小型画面121にスポンサ広告情報に基づく宣伝広告SB2を表示させる。なお、宣伝広告SB2は、早送りされることなく小型画面121に表示される。
【0066】
上記の宣伝広告SB2は、コンテンツを提供するスポンサの意向により、文字広告またはバナー広告等様々な表示形態で表示される。なお、小型画面121に表示される各種宣伝広告SB2は文字広告またはバナー広告に限らず、小型画面121に表示できるものであればどのような表示形態を有してもよい。以下に、図6に基づき宣伝広告SB2の各種表示形態について説明する。
【0067】
図6は、図2の小型画面121に表示される宣伝広告SB2の各種画像表示形態の例を示す模式図である。
【0068】
図6(a)の表示形態によれば、図2の小型画面121には、宣伝広告SB2として、スポンサの最新商品についての文字広告が表示されている。この場合、文字広告はスクロールしてもよい。
【0069】
図6(b)の表示形態によれば、図2の小型画面121には、宣伝広告SB2として、上述の操作ウィンドウSW1と、操作ウィンドウSW1の操作案内とが表示されている。さらに、操作ウィンドウSW1には、コンテンツSA1に提供を行っているスポンサ各社のHPへリンク可能なバナー広告SC1が含まれている。
【0070】
小型画面121にこのような表示が行われた場合、視聴者は、図3のリモートコントローラ70の小型画面操作パネル75を操作することにより特定のバナー広告SC1を選択し、インターネットを介してスポンサ603のHPにアクセスすることができる。また、選択されたバナー広告SC1に対応するリンク情報が保存される。
【0071】
図6(c)の表示形態によれば、図2の小型画面121には、宣伝広告SB2として、上述の操作ウィンドウSW1と、操作ウィンドウSW1の操作案内とが表示される。さらに、操作ウィンドウSW1には、コンテンツSA1に提供を行っているスポンサ各社の最新商品についてのHPへリンク可能なバナー広告SC2が含まれる。
【0072】
上記において、図6(a),(b),(c)に示す各種表示形態は経時的に切替るものであってもよい。
【0073】
小型画面121にこのような表示が行われた場合、視聴者は、図3のリモートコントローラ70の小型画面操作パネル75を操作することにより特定のバナー広告SC2を選択し、インターネットを介して自己の関心のある最新商品の情報が提示されたスポンサ603のHPにアクセスすることができる。
【0074】
図7は、視聴者が記録したコンテンツSA1の一部またはCM部分を一度早送りした後再び再生して視聴する場合の図2の大型画面111および小型画面121の画像表示形態の一例を示す模式図である。
【0075】
上述の宣伝広告SB2は、視聴者が記録したコンテンツSA1の一部またはCM部分を一度早送りすることにより小型画面121に表示される。また、画面が2つある場合は、視聴者が記録したコンテンツSA1の再生を開始した時点から宣伝広告SB2の小型画面121による表示が行われてもよい。そして、宣伝広告SB2の小型画面121による表示は、視聴者が記録再生パネル77に備えられた停止ボタン77cを押下操作して記録したコンテンツSA1の再生を完全に停止させるまで継続する。
【0076】
例えば、視聴者が記録したコンテンツSA1の一部またはCM部分を早送りして再び再生した場合、大型画面111にはコンテンツSA1が再び再生され、小型画面121には図7に示すように宣伝広告SB2が継続して表示される。
【0077】
ここで、大型画面111および小型画面121の画像表示形態が図5または図7に示す状態において、視聴者が小型画面121に表示されるバナー広告SC1,SC2を図3のリモートコントローラ70により選択した場合について説明する。
【0078】
視聴者が小型画面121に表示される特定のバナー広告SC1,SC2をリモートコントローラ70の小型画面操作パネル75により選択した場合、小型画面121は、図8に示すHP閲覧案内画面SB3を表示する。
【0079】
図8は、視聴者が特定のバナー広告SC1,SC2を選択することにより図2の小型画面121に表示される画像表示形態の一例を示す模式図である。
【0080】
図8によれば、小型画面121には、視聴者が選択したバナー広告SC1,SC2に対応するHPをいつ見るかについての案内を行うHP閲覧案内画面SB3が表示されている。ここで、HP閲覧案内画面SB3には、視聴者に対し選択したHPをすぐに見るか否かについての案内情報と、その回答を視聴者に選択させる選択ボタンSC3とが含まれている。
【0081】
図9は、視聴者が、図8に示すHP閲覧案内画面SB3において、選択したHPをすぐに見る旨の選択ボタンSC3を選択した場合の図2の大型画面111および小型画面121の画像表示形態の一例を示す模式図である。
【0082】
視聴者が図8に示すHP閲覧案内画面SB3において、選択したHPをすぐに見る旨の選択ボタンSC3を選択した場合、広告表示装置1は、コンテンツSA1の再生を一時停止する。
【0083】
そして、広告表示装置1は、図2の回線ケーブル92を介して図1のインターネット606へ接続し、視聴者の選択したバナー広告SC1,SC2に基づくHPの情報が記憶されたサーバまたはスポンサのコンピュータにアクセスする。その後、広告表示装置1は、大型画面111に視聴者の選択したHP画像SA3を表示する。この場合、広告表示装置1は、HPに応じて音声出力も行うことができる。
【0084】
さらに、広告表示装置1は上記の一連の動作時において、小型画面121にHP閲覧終了案内画面SB4を表示させている。この、HP閲覧終了案内画面SB4は、HP画像SA3を閲覧している視聴者が、HP画像SA3の閲覧を終了したい場合に用いるものである。
【0085】
図9によれば、HP閲覧終了案内画面SB4は、HP閲覧終了ボタンSC4を含む。
【0086】
視聴者は、HP画像SA3の閲覧時に再び記録したコンテンツSA1を視聴したくなった場合、リモートコントローラ70の小型画面操作パネル75を操作して図9のHP閲覧終了ボタンSC4を選択する。
【0087】
これにより、広告表示装置1は、一時停止したコンテンツSA1の再生を再開し、大型画面111にコンテンツSA1を表示する。そして、小型画面121に上述の宣伝広告SB2を提示する。この場合の図2の大型画面111および小型画面121の表示状態の一例は図7に示すとおりである。
【0088】
広告表示装置1の大型画面111に表示されるHP画像SA3には、視聴者の選択したHPにより操作ウィンドウ(図示せず)が表示される場合がある。この場合、視聴者は、上述のリモートコントローラ70の大型画面操作パネル74を用いて操作ウィンドウの操作を行う。また、大型画面111に表示されるHP画像SA3に文字入力用のスペース等が設けられている場合、視聴者は上述の文字入力パネル76を用いて文字入力を行う。
【0089】
図10は、視聴者が、図8に示すHP閲覧案内画面SB3において、選択したHPをすぐに見ない旨の選択ボタンSC3を選択した場合の図2の大型画面111および小型画面121の表示状態の一例を示す模式図である。
【0090】
視聴者が、図8に示すHP閲覧案内画面SB3において、選択したHP画像SA3をすぐに見ない旨の選択ボタンSC3を選択した場合、広告表示装置1は、図10に示すように大型画面111にコンテンツSA1の再生を継続する。
【0091】
一方で、広告表示装置1は、小型画面121に表示している図8のHP閲覧案内画面SB3の画面表示を切替え、再び上述の宣伝広告SB2を表示させるとともに、小型画面の一部にHP閲覧開始ボタンSC5を表示する。この場合の広告表示装置1の大型画面111および小型画面121の表示形態の一例は、図10に示すとおりである。
【0092】
視聴者は、コンテンツSA1の再生時に、自己の選択したバナー広告SC1,SC2に基づくHPを見たくなった場合、リモートコントローラ70の小型画面操作パネル75を操作して図10のHP閲覧開始ボタンSC5を選択する。これにより、広告表示装置1は、コンテンツSA1の再生を一時停止する。
【0093】
ここで、広告表示装置1は、視聴者が図8に示すHP閲覧案内画面SB3において、選択したバナー広告SC1,SC2に基づくHPをすぐに見る旨の選択ボタンSC3を選択した場合と同様の画像表示動作を行う。この場合の、大型画面111および小型画面121の表示状態は、図9に示すとおりである。
【0094】
以下に、本実施の形態に係る広告表示装置1の構成および動作について図11〜図13に基づき説明する。
【0095】
図11は、本実施の形態に係る広告表示装置1の構成を示すブロック図である。図11によれば、広告表示装置1は、本体部1Aおよびリモートコントローラ70を備える。本体部1Aは、アンテナケーブル91を介してアンテナ10に接続され、回線ケーブル92を介して図1のインターネット606に接続されている。さらに、本体部1Aは、チューナ11、デコーダ20、制御装置30、指令受信部40、オーディオビジュアル(以下、AVと略記する。)デコーダ50,60、通信端末80、大型表示装置110、音声出力装置115および小型表示装置120を含む。
【0096】
ここで、制御装置30の構成および各種動作の詳細について、図12のブロック図に基づき説明する。
【0097】
図12は、本実施の形態に係る広告表示装置1の制御装置30の構成を示すブロック図である。
【0098】
図12によれば、制御装置30はCPU(中央演算処理装置)301、RAM(ランダムアクセスメモリ)302、ROM(リードオンリメモリ)303、外部記憶装置304、信号出力装置305およびインターフェイス部306を含む。なお、制御装置30のインターフェイス部306は通信端末80と接続されており、CPU301と通信端末80とを相互に接続する。さらに、制御装置30の信号出力装置305は、AVデコーダ50,60に接続されている。
【0099】
図12において、ROM303にはシステムプログラムが記憶される。外部記憶装置304には、予め広告表示プログラムが記憶されている。広告表示プログラムを通信端末80および回線ケーブル92を通じてインターネット606からダウンロードして外部記憶装置304へ記憶してもよい。
【0100】
CPU301は、外部記憶装置304に記憶された広告表示プログラムを、RAM302上で実行する。広告表示プログラムの詳細については後述する。
【0101】
また、外部記憶装置304は、ハードディスク装置等からなり、広告表示プログラムの他に、デコーダ20により復号された後述のTV放送信号を記憶する。
【0102】
信号出力装置305は、CPU301の制御により、上述のデコーダ20により復号された後述のTV放送信号をAVデコーダ50,60に出力する。
【0103】
ここで、広告表示装置1の内部で処理される各種信号の流れおよび広告表示装置1内部の動作について図11〜図13に基づき説明する。
【0104】
図11において、広告表示装置1は、図1の衛星605から無線送信N5されるTV番組情報G1およびスポンサ広告情報C1をアンテナ10を介して受信する。アンテナ10により受信されたTV番組情報G1およびスポンサ広告情報C1はアンテナケーブル91を介して本体部1Aに送られる。そして、TV番組情報G1およびスポンサ広告情報C1から、チューナ11により選択されたチャンネルのTV番組情報G2およびスポンサ広告情報C2が抽出される。
【0105】
ここで、コンテンツ情報とCM情報とを含むTV番組情報G2には、コンテンツに関するコンテンツ信号およびコンテンツに挿入されるCM信号、コンテンツ信号とCM信号とに付随する音声信号が含まれ、宣伝広告を含むスポンサ広告情報C2には宣伝広告に関する宣伝広告信号が含まれる。
【0106】
チューナ11により抽出されたTV番組情報G2およびスポンサ広告情報C2は、デコーダ20に出力される。デコーダ20は、TV番組情報G2およびスポンサ広告情報C2を復号し、図13(a)に示すようなTV放送信号S1を作成する。
【0107】
図13は、本実施の形態に係る広告表示装置1の内部で伝達される各種信号の形態を示す模式図である。
【0108】
図13(a)に示すTV放送信号S1は、コンテンツ信号COおよびCM信号CM1からなる映像信号S2、音声信号SOおよび宣伝広告信号CM2を含む。
【0109】
図13(a)に示すように、映像信号S2は、デコーダ20がコンテンツ信号COおよびCM信号CM1を合成することにより作成される。また、デコーダ20により、音声信号SOはTV番組情報G2から、宣伝広告信号CM2はスポンサ広告情報C2から、それぞれ分離され、TV放送信号S1を構成する。
【0110】
デコーダ20により作成されたTV放送信号S1は、制御装置30へ出力される。
【0111】
広告表示装置1の視聴者が、図1の放送局604により現在放送されているTV番組を視聴している場合、図12の制御装置30のCPU301は、TV放送信号S1に含まれる映像信号S2、音声信号SOおよび宣伝広告信号CM2を識別する。
【0112】
そして、図12のCPU301は、TV放送信号S1を、図13(b)に示す映像信号S2および音声信号SOの組み合わせと、図13(c)に示す宣伝広告信号CM2とに分離する。CPU301は、映像信号S2および音声信号SOを図12の信号出力装置305へ出力する。信号出力装置305は、図13(b)の映像信号S2および音声信号SOを図11のAVデコーダ50へ出力する。
【0113】
AVデコーダ50は、符号化されている映像信号S2を復号し、復号された映像信号DS2を大型表示装置110へ出力する。また、AVデコーダ50は、符号化されている音声信号SOを復号し、復号された音声信号DSOを音声出力装置115へ出力する。これにより、大型表示装置110はコンテンツの映像を大型画面111に表示し、音声出力装置115はコンテンツの音声を出力する。
【0114】
次に、広告表示装置1の視聴者が放映されているコンテンツを記録する場合、再生して視聴する場合および記録したコンテンツの再生時に早送りする場合の広告表示装置1の動作について説明する。
【0115】
視聴者が図3のリモートコントローラ70を用いて広告表示装置1にコンテンツを記録する旨の指令を行った場合、図11の指令受信部40はコンテンツを記録する旨の指令信号R1を制御装置30に出力する。
【0116】
また、視聴者がリモートコントローラ70を用いて広告表示装置1に記録したコンテンツを再生する旨の指令を行った場合、指令受信部40は記録したコンテンツを再生する旨の指令信号R2を制御装置30に出力する。
【0117】
さらに、視聴者がリモートコントローラ70を用いて広告表示装置1に記録したコンテンツの一部またはCM部分を早送りする旨の指令を行った場合、指令受信部40は記録したコンテンツの一部またはCM部分を早送りする旨の指令信号R3を制御装置30に出力する。
【0118】
制御装置30は、指令受信部40よりコンテンツを記録する旨の指令信号R1を受信した場合、図1の放送局604により放送されているコンテンツを記録する動作を行う。
【0119】
図12において、CPU301は、指令受信部40よりコンテンツを記録する旨の指令信号R1を受信した場合、記録対象となるコンテンツのTV放送信号S1を外部記憶装置304に記憶する。
【0120】
その後、CPU301は、指令受信部40より記録したコンテンツを再生する旨の指令信号R2を受信した場合、外部記憶装置304に記憶されたTV放送信号S1を読み込み、視聴者が現在放送されているコンテンツを視聴する場合のCPU301の動作と同様に映像信号S2および音声信号SOを信号出力装置305へ出力する。信号出力装置305は、図13(b)の映像信号S2および音声信号SOを図11のAVデコーダ50へ出力する。
【0121】
AVデコーダ50は、視聴者が現在放送されているコンテンツを視聴する場合の動作と同様の動作を行う。これにより、図11の大型表示装置110はコンテンツの映像を大型画面111に表示し、図11の音声出力装置115はコンテンツの音声を出力する。
【0122】
ここで、CPU301は、指令受信部40より記録したコンテンツの一部またはCM部分を早送りする旨の指令信号R3を受信した場合、外部記憶装置304に記憶されたTV放送信号S1を読み込み、映像信号S2および音声信号SOの早送りの動作を行うとともに、TV放送信号S1に含まれる図13(c)の宣伝広告信号CM2を信号出力装置305へ出力する。信号出力装置305は、図13(c)の宣伝広告信号CM2を図11のAVデコーダ60へ出力する。AVデコーダ60は、符号化されている宣伝広告信号CM2を復号し、復号された映像信号DCM2を小型表示装置120へ出力する。これにより、小型表示装置120は、宣伝広告の映像を表示する。
【0123】
このように、小型表示装置120は、記録したコンテンツの一部またはCM部分を早送りする旨の指令信号R3が指令受信部40から制御装置30に送信された場合にのみ、宣伝広告信号CM2に基づく映像を表示する。
【0124】
本実施の形態において、広告表示装置1は、大型表示装置110および小型表示装置120を介して視聴者に各種選択ボタン等の操作画面を提示する。そして、図8に示すHP閲覧案内画面SB3やHP閲覧終了ボタンSC4又はHP閲覧開始ボタンSC5等の情報は、図13(d)に示すような視聴者案内情報SS4として外部記憶装置304に予め記憶されている。
【0125】
CPU301は、指令受信部40より入力される視聴者からの各種指令情報に基づいて視聴者案内情報SS4を信号出力装置305を介してAVデコーダ50,60へ出力する。
【0126】
指令受信部40より入力される視聴者からの各種指令情報としては、例えば、上述のバナー広告SC1,SC2の選択に関する情報または選択したバナー広告SC1,SC2に基づくHPの閲覧をいつするかについての回答に関する情報等が挙げられる。これにより、CPU301は、各種指令情報に基づいてスポンサのHPを大型画面111に表示することができる。
【0127】
さらに、上記の広告表示装置1が図1のインターネット606に接続される場合、CPU301は、通信端末80およびインターフェイス部306を介してダウンロードされるスポンサのHPの情報を信号出力装置305を介してAVデコーダ50,60へ出力する。これにより、大型画面111または小型画面121にスポンサのHPが表示される。
【0128】
上記図11〜図13に基づく説明において、コンテンツ信号COおよびコンテンツ信号COに対応する音声信号SOが番組情報に相当し、CM信号CM1およびCM信号に対応する音声信号SOがコマーシャル情報に相当し、宣伝広告信号CM2が広告情報に相当し、TV放送信号S1がテレビジョン放送信号に相当する。なお、ここでは音声信号SOは、デコーダ20で映像信号S2と分離する例として示されているが、AVデコーダ50までは映像と音声との合成されたストリームで処理し、AVデコーダ50で映像信号DS2および音声信号DSOに分離する構成としてもよい。
【0129】
最後に、広告表示プログラムに基づく制御装置30の処理動作について図14〜図16に基づき説明する。
【0130】
図14〜図16は、視聴者が記録したコンテンツを再生および早送り再生する場合の広告表示プログラムに基づく制御装置30の処理動作を示すフローチャートである。
【0131】
視聴者が、記録したコンテンツを再生または早送りする場合、制御装置30のCPU301は広告表示プログラムに基づいて以下の動作を行う。
【0132】
初めに、CPU301は、指令受信部40より記録されたコンテンツを再生する旨の指令信号R2を受けたか否かを判別する(ステップS11)。
【0133】
CPU301は、指令受信部40より記録したコンテンツを再生する旨の指令信号R2を受けた場合、外部記憶装置304に記憶されたコンテンツのTV放送信号S1を読み込む(ステップS12)。
【0134】
次に、CPU301は、ステップS12において読み込んだTV放送信号S1に含まれる映像信号S2および音声信号SOを信号出力装置305を介してAVデコーダ50へ出力する(ステップS13)。
【0135】
その後、CPU301は、指令受信部40より現在再生しているコンテンツの一部またはCM部分を早送りする旨の指令信号R3を受けたか否かを判別する(ステップS14)。
【0136】
CPU301は、指令受信部40より現在再生しているコンテンツの一部またはCM部分を早送りする旨の指令信号R3を受けた場合、ステップS12において読み込んだTV放送信号S1に含まれる宣伝広告信号CM2を信号出力装置305を介してAVデコーダ60へ出力する(ステップS15)。
【0137】
ここで、CPU301は指令受信部40より、小型画面121に表示している特定のバナー広告を指定する旨の指令信号を受信したか否かを判別する(ステップS21)。そして、CPU301は、バナー広告を指定する旨の指令信号を受信していないと判別した場合、指令受信部40より現在再生しているコンテンツの再生を停止する旨の指令信号を受けたか否かを判別する(ステップS16)。
【0138】
CPU301は、指令受信部40より現在再生しているコンテンツの再生を停止する旨の指令信号を受けた場合、再生しているコンテンツに関する各種信号の信号出力装置305への出力を停止する(ステップS17)。また、CPU301は、指令受信部40より現在再生しているコンテンツの再生を停止する旨の指令信号を受けていない場合、ステップS21の動作を繰り返す。
【0139】
以上により、視聴者が記録したコンテンツの一部またはCM部分を再生および早送りする場合の広告表示プログラムに基づく制御装置30の処理が終了する。
【0140】
図14のステップS21において、制御装置30のCPU301は、指令受信部40より、小型画面121に表示している特定のバナー広告を指定する旨の指令信号を受信した場合、指定したバナー広告に基づくHPをすぐに見るか後で見るかの選択を求める視聴者案内情報SS4を外部記憶装置304より読み込んで、信号出力装置305を介してAVデコーダ60へ出力する(ステップS22)。
【0141】
その後、CPU301は指令受信部40よりHPをすぐに見る旨の指令信号を受けたか否かを判別する(ステップS23)。
【0142】
CPU301は、指令受信部40よりHPをすぐに見る旨の指令信号を受けた場合、信号出力装置305への映像信号S2および音声信号SOの出力を停止する(ステップS25)。
【0143】
そして、CPU301は、インターフェイス部306、通信端末80および回線ケーブル92を介してインターネット606に接続し、指定されたバナー広告のリンク先であるHPにアクセスし、HPの情報を信号出力装置305を介してAVデコーダ50へ出力する。さらに、CPU301は、HPの表示を終了するか否かの操作案内が含まれる視聴者案内情報SS4を外部記憶装置304より読み込んで信号出力装置305を介してAVデコーダ60へ出力する(ステップS26)。
【0144】
CPU301は、指令受信部40よりHPの表示を終了する旨の指令信号を受けたか否かを判別する(ステップS27)。CPU301は、指令受信部40よりHPの表示を終了する旨の指令信号を受けた場合、信号出力装置305へのHPの情報の出力を停止して信号出力装置305への映像信号S2および音声信号SOの出力を再開する(ステップS28)。
【0145】
ここで、上記のステップS23において、CPU301は、指令受信部40よりHPをすぐに見る旨の指令信号を受けない場合、指令受信部40よりHPを後で見る旨の指令信号を受けたか否かを判別する(ステップS24)。
【0146】
そして、CPU301は、指令受信部40よりHPを後で見る旨の指令信号を受けた場合、信号出力装置305への映像信号S2および音声信号SOの出力を継続する。そして、HPをすぐ見る旨の指令を求める情報が含まれた視聴者案内情報SS4を外部記憶装置304より読み込んで、信号出力装置305を介してAVデコーダ60へ出力する(ステップS241)。
【0147】
その後、CPU301は、指令受信部40よりHPをすぐに見る旨の指令信号を受けたか否かを判別する(ステップS242)。
【0148】
ここで、CPU301は、指令受信部40よりHPをすぐに見る旨の指令信号を受けた場合、上述のステップS25の動作を行う。
【0149】
以上が、視聴者が記録したコンテンツの一部またはCM部分を再生および早送りする場合の広告表示プログラムに基づく制御装置30の処理動作である。これにより視聴者は記録したコンテンツを視聴している際にコンテンツを提供しているスポンサのHPを視聴することができる。
【0150】
本実施の形態に係る広告表示装置1によれば、コンテンツの提供者であるスポンサ各社は、視聴者に確実に自社のCMを視聴させることが可能となる。さらに、スポンサ603各社は、例えば、図6(a),(b),(c)に示すように、CM等の宣伝広告を様々な表示形態で視聴者に視聴させることができるので、自社の宣伝広告をより効果的に行える。
【0151】
また、本実施の形態に係る広告表示装置1によれば、視聴者は、記録したTV番組を視聴した後にまとめて宣伝広告を視聴することができるので、コンテンツに挿入されるCMのストレスを感じることなくコンテンツを楽しむことができる。そして、視聴者は、小型画面121に表示される宣伝広告についての詳細を知りたい場合、インターネット606を介して各社のHPから詳細な情報を得ることも可能である。
【0152】
本実施の形態に係る広告表示装置1によれば、デジタル放送による蓄積放送が、より効果的に行われる。
【0153】
本実施の形態において、大型表示装置110および小型表示装置120は、例えば、ブラウン管、プラズマディスプレイパネルまたは液晶画面からなり、音声出力装置115は例えば、スピーカからなる。
【0154】
本実施の形態において、小型表示装置120はスポンサの宣伝広告および視聴者に対する操作案内のために用いられているが、小型表示装置120に代えて大型表示装置110の大型画面111の一部を分割し、その一部に小型表示装置120の小型画面121に表示される各種内容を表示させてもよい。
【0155】
本実施の形態においては、アンテナケーブル91およびアンテナ10が受信手段に相当し、外部記憶装置304が記憶手段に相当し、大型画面111が第1の表示画面に相当し、小型画面121が第2の表示画面に相当し、大型表示装置110および小型表示装置120が表示手段に相当し、リモートコントローラ70が再生指令手段に相当し、制御装置30が制御手段に相当する。また、リモートコントローラ70が早送り指令手段に相当し、回線ケーブル92および通信端末80が接続手段に相当し、大型表示装置110が第1の表示装置に相当し、小型表示装置120が第2の表示装置に相当し、大型表示装置110が表示装置に相当する。
【0156】
【発明の効果】
本発明に係る広告表示装置においては、テレビジョン放送信号が受信手段により受信され、受信されたテレビジョン放送信号に含まれる番組情報、コマーシャル情報および広告情報が記憶手段により記憶される。テレビジョン放送信号に基づく番組またはコマーシャルの再生が再生指令手段により指令され、再生の指令により記憶手段に記憶される番組情報およびコマーシャル情報が順次読み出される。読み出された番組情報およびコマーシャル情報は第1の表示画面に表示される。番組情報が第1の表示画面に表示されかつコマーシャル情報が第1の表示画面に表示されなかった場合、記憶手段に記憶された広告情報が制御手段により第2の表示画面に表示される。
【0157】
これにより、視聴者が記録した番組情報に基づく番組を視聴している際にコマーシャル情報に基づくコマーシャルをスキップまたは早送りした場合でも広告情報が表示されるので、番組のスポンサは確実に自社の広告を視聴者に提示することができる。また、番組のスポンサは第2の表示画面に表示される広告情報の表示形態を自由に決定できるので、より効果的な自社広告を行うことができる。さらに、デジタル放送による蓄積放送が、より効果的に行われる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係る広告表示装置を用いた放送システムを示す概略図
【図2】本実施の形態に係る広告表示装置の外観斜視図
【図3】本実施の形態に係る広告表示装置に備えられるリモートコントローラの一例を示す模式的外観図
【図4】視聴者がコンテンツをリアルタイムに視聴する場合の図2の大型画面および小型画面の画像表示形態の一例を示す模式図
【図5】視聴者が記録したコンテンツの一部またはCM部分を早送り再生して視聴する場合の図2の大型画面および小型画面の画像表示形態の一例を示す模式図
【図6】図2の小型画面に表示される宣伝広告の各種画像表示形態の例を示す模式図
【図7】視聴者が記録したコンテンツの一部またはCM部分を一度早送りした後再び再生して視聴する場合の図2の大型画面および小型画面の画像表示形態の一例を示す模式図
【図8】視聴者が特定のバナー広告を選択することにより図2の小型画面に表示される画像表示形態の一例を示す模式図
【図9】視聴者が、図8に示すHP閲覧案内画面において、選択したHPをすぐに見る旨の選択ボタンを選択した場合の図2の大型画面および小型画面の画像表示形態の一例を示す模式図
【図10】視聴者が図8に示すHP閲覧案内画面において、選択したHPをすぐに見ない旨の選択ボタンを選択した場合の図2の大型画面および小型画面の表示状態の一例を示す模式図
【図11】本実施の形態に係る広告表示装置の構成を示すブロック図
【図12】本実施の形態に係る広告表示装置の制御装置の構成を示すブロック図
【図13】本実施の形態に係る広告表示装置の内部で伝達される各種信号の形態を示す模式図
【図14】視聴者が記録したコンテンツを再生および早送りする場合の広告表示プログラムに基づく制御装置の処理動作を示すフローチャート
【図15】視聴者が記録したコンテンツを再生および早送りする場合の広告表示プログラムに基づく制御装置の処理動作を示すフローチャート
【図16】視聴者が記録したコンテンツを再生および早送りする場合の広告表示プログラムに基づく制御装置の処理動作を示すフローチャート
【符号の説明】
10 アンテナ
30 制御装置
70 リモートコントローラ
80 通信端末
91 アンテナケーブル
92 回線ケーブル
110 大型表示装置
111 大型画面
120 小型表示装置
121 小型画面
304 外部記憶装置
CM1 CM信号
CM2 宣伝広告信号
CO コンテンツ信号
S1 TV放送信号
SA1 コンテンツ
SO 音声信号

Claims (7)

  1. 番組情報、コマーシャル情報および広告情報を含むテレビジョン放送信号を受信する広告表示装置であつて、
    テレビジョン放送信号を受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信されたテレビジョン放送信号に含まれる番組情報、コマーシャル情報および広告情報を記憶する記憶手段と、
    第1の表示画面および第2の表示画面を有する表示手段と、
    番組またはコマーシャルの再生を指令する再生指令手段と、
    前記再生指令手段による再生の指令に応答して前記記憶手段に記憶される前記番組情報および前記コマーシャル情報を順次読み出して前記第1の表示画面に表示させ、前記番組情報が前記第1の表示画面に表示されかつ前記コマーシャル情報が前記第1の表示画面に表示されなかった場合に前記記憶手段に記憶された前記広告情報を読み出して前記第2の表示画面に表示させる制御手段とを備えたことを特徴とする広告表示装置。
  2. 番組またはコマーシャルの早送りを指令する早送り指令手段をさらに備え、
    前記制御手段は、前記早送り指令手段による早送りの指令に応答して前記記憶手段に記憶された前記番組情報または前記コマーシャル情報を読み飛ばすとともに、前記コマーシャル情報が読み飛ばされた場合に前記記憶手段に記憶された前記広告情報を読み出して前記第2の表示画面に表示させることを特徴とする請求項1記載の広告表示装置。
  3. 前記広告情報は、ネットワーク上のアドレスを指定するアドレス情報を含み、
    前記第2の表示画面に表示された広告情報に含まれるアドレス情報に基づいて前記ネットワーク上のアドレスに接続する接続手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1または2記載の広告表示装置。
  4. 前記表示手段は、前記第1の表示画面を有する第1の表示装置および前記第2の表示画面を有する第2の表示装置を含むことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の広告表示装置。
  5. 前記表示手段は、前記第1の表示画面を有する表示装置を含み、前記第1の表示画面の一部領域に前記第2の表示画面が形成されることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の広告表示装置。
  6. 番組情報、コマーシャル情報および広告情報を含むテレビジョン放送信号を受信する広告表示方法であつて、
    テレビジョン放送信号を受信するステップと、
    受信されたテレビジョン放送信号に含まれる番組情報、コマーシャル情報および広告情報を記憶するステップと、
    番組またはコマーシャルの再生を指令するステップと、
    再生の指令に応答して記憶される前記番組情報および前記コマーシャル情報を順次読み出して第1の表示画面に表示させ、前記番組情報が前記第1の表示画面に表示されかつ前記コマーシャル情報が前記第1の表示画面に表示されなかった場合に前記記憶手段に記憶された前記広告情報を読み出して第2の表示画面に表示させるステップとを備えたことを特徴とする広告表示方法。
  7. 番組情報、コマーシャル情報および広告情報を含むテレビジョン放送信号を受信するコンピュータ読み取り可能な広告表示プログラムであつて、
    テレビジョン放送信号を受信する処理と、
    受信されたテレビジョン放送信号に含まれる番組情報、コマーシャル情報および広告情報を記憶する処理と、
    番組またはコマーシャルの再生を指令する処理と、
    再生の指令に応答して記憶される前記番組情報および前記コマーシャル情報を順次読み出して第1の表示画面に表示させ、前記番組情報が前記第1の表示画面に表示されかつ前記コマーシャル情報が前記第1の表示画面に表示されなかった場合に前記記憶手段に記憶された前記広告情報を読み出して第2の表示画面に表示させる処理とを、前記コンピュータに実行させることを特徴とする広告表示プログラム。
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