JP2004157639A - 紙幣識別装置 - Google Patents

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Kazuya Sengoku
量也 千國
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Fuji Electric Retail Systems Co Ltd
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Abstract

【課題】新規設計をすることなく、容易に大きさの異なるセンサに交換することができる
【解決手段】識別ユニット20は、紙幣を識別する第1のセンサと嵌合する取り付け穴23a,23bを有している。スペーサ24a,24bは、第1のセンサより小さい第2のセンサ21a,21bに装着されて、第2のセンサ21a,21bを取り付け穴23a,23bに嵌合可能とするスペーサである。これにより、第1のセンサは、直接取り付け穴23a,23bに装着できるとともに、第1のセンサより小さい第2のセンサ21a,21bは、スペーサ24a,24bを装着することによって、取り付け穴23a,23bに装着できるので、新規設計することなく、容易に大きさの異なるセンサに交換することができる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は紙幣識別装置に関し、特に自動販売機などにおいて投入された紙幣を識別して収納する処理を行う紙幣識別装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動販売機などにおいては、投入された紙幣を紙幣識別装置が識別して、正しく識別できた場合には収納し、正しく識別できなかった場合には返却するという処理を行っている。
【0003】
紙幣識別装置は、自動販売機の正面の扉に内側から取り付けられるフレームユニット、フレームユニットに固定される、投入された紙幣の真贋判定を行う識別ユニット、及びフレームユニットに固定される、紙幣を収納する収納ユニットから構成されている。
【0004】
識別ユニットは、その内部に、紙幣の特定の場所を識別するセンサが配置され、紙幣の真贋を判定している。識別ユニットは、真と判定した紙幣のみ、収納ユニットに収納する。
【0005】
識別ユニット内部のセンサは、例えば、投入される紙幣によって汚れたり、自動販売機の設置される場所の環境状況下によって、寿命が異なったりする。また、センサは、その特徴が解析されて、偽紙幣が使用される場合もある。そのため、紙幣識別装置は、センサの清掃、交換などを度々行う必要がある。
【0006】
そこで、センサの交換を容易にするため、センサ部をユニット化した紙幣識別装置がある。センサ部をユニット化し、識別ユニットに着脱自在とすることによって、容易にセンサの交換を行えるようにしている(例えば、特許文献1参照)。
【0007】
【特許文献1】
特開平10−31774号公報(第3頁、第1図)
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の紙幣識別装置では、大きさの異なるセンサに交換する場合、そのセンサの大きさに対応したユニットを新規設計しなければならず、交換が容易でないという問題点があった。
【0009】
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、新規設計をすることなく、容易に大きさの異なるセンサに交換できる紙幣識別装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明では上記課題を解決するために、投入された紙幣を識別し収納する紙幣識別装置において、紙幣を識別する第1のセンサと嵌合する取り付け穴を有する識別ユニットと、前記第1のセンサより小さい第2のセンサに装着して、前記第2のセンサを前記取り付け穴に嵌合可能とするスペーサと、を有することを特徴とする紙幣識別装置が提供される。
【0011】
このような紙幣識別装置によれば、取り付け穴に第1のセンサが装着できるとともに、第1のセンサより小さい第2のセンサにスペーサを装着することによって、第2のセンサも取り付け穴に装着できるので、新規設計をすることなく、容易に大きさの異なるセンサに交換できる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図2は、本発明による紙幣識別装置を示す斜視図、図3は、本発明による紙幣識別装置の開放状態の斜視図である。
【0013】
図2,3に示すように、紙幣識別装置は、フレームユニット10、識別ユニット20、収納ユニット30から構成されている。
フレームユニット10は、自動販売機の正面の扉に内側から取り付けられるもので、紙幣が投入されるための投入口11を有している。
【0014】
識別ユニット20は、フレームユニット10の投入口11から投入された紙幣の真贋判定、金種判定を行う。識別ユニット20は、投入された紙幣の特定の場所を識別するセンサ21a,21bを有している。識別ユニット20は、センサ21a,21bによって紙幣を識別し、紙幣の金種、真贋を判定している。そして、識別ユニット20は、真と判定した紙幣を収納ユニット30に収納する。贋と判定した紙幣を投入口11に返却する。
【0015】
また、識別ユニット20は、清掃、詰まった紙幣の除去、又はセンサ21a,21bの交換などの保守作業が容易にできるよう、図3に示すように開閉できる構造になっている。識別ユニット20は、閉じるように操作をしたとき、互いに固定されるラッチ部22a,22bを有している。識別ユニット20は、ラッチ部22a,22bが合わさったときに、自動的にラッチが掛かって、開かないようになっている。そして、識別ユニット20は、ラッチ部22a,22bを外すことにより、開くようになっている。
【0016】
収納ユニット30は、識別ユニット20から搬送されてくる紙幣を収納する。収納ユニット30は、清掃、詰まった紙幣の除去などの保守作業が容易にできるよう、図3に示すように開閉できる構造になっている。
【0017】
図1は、スペーサ、センサ及び識別ユニットの正面側より示す斜視図である。図に示すように、識別ユニット20は、センサ21a,21bが着脱されるための取り付け穴23a,23bを有している。取り付け穴23a,23bは、センサ21a,21bより大きいセンサ(後述説明)と嵌合する穴となっている。
【0018】
スペーサ24a,24bは、センサ21a,21bに装着されて、センサ21a,21bを取り付け穴23a,23bに着脱可能とする。スペーサ24a,24bは、L字形状を有し、センサ21a,21bの隣接する2側面を支持するように装着される。また、スペーサ24a,24bは、その一面にセンサ21a,21bが有している端子21aa,21baを通すための穴24aa,24baを有している。スペーサ24a,24bが装着されたセンサ21a,21bは、取り付け穴23a,23bに、一部の隙間を除いて(後述詳細)、密接して嵌合するようになる。
【0019】
図4は、識別ユニットの取り付け穴の正面図である。図に示すように、取り付け穴23aの左右内壁は、開口部から最奥部に向う溝25a,25bを有している。なお、取り付け穴23bも同様に、左右内壁には開口部から最奥部に向う溝を有している。従って、スペーサ24a,24bを装着したセンサ21a,21bを、取り付け穴23a,23bに装着した場合、センサ21a,21bと取り付け穴23a,23bとの間には隙間が生じる。この隙間によって、センサ21a,21bを掴むことができ、例えばプライヤの先端を隙間に挿入し掴んで、取り付け穴23a,23bから抜き出すことができる。
【0020】
また、図に示すように、取り付け穴23a,23bの最奥部には、プリント基板26が設けられている。プリント基板26は、センサ21a,21bの端子21aa,21baと端子接続されるコネクタ26aを有している。センサ21a,21bの端子21aa,21baは、センサ21a,21bにスペーサ24a,24bが装着されて、取り付け穴23a,23bに装着されると、コネクタ26aと端子接続されるようになっている。センサ21a,21bの端子21aa,21baをコネクタ26aと端子接続することにより、配線作業を必要とせずに着脱できる。
【0021】
図5は、センサと識別ユニットの正面側より示す斜視図である。
図に示すセンサ27a,27bは、図1に示したセンサ21a,21bより大きいセンサである。センサ27a,27bは、溝25a,25b、取り付け穴23bの溝を除いて、取り付け穴23a,23bと隙間なく嵌合する。センサ27a,27bは、センサ21a,21bと同様に、プライヤの先端が溝25a,25bの隙間に挿入され、掴まれることによって取り付け穴23a,23bから抜き出すことができる。また、センサ27a,27bは、端子27aa,27baを有しており、取り付け穴23a,23bに装着すると同時に、上述したプリント基板26のコネクタ26aと端子接続されるようになっている。
【0022】
センサの装着、交換について説明する。センサ21a,21bを標準タイプの磁気センサとし、センサ27a,27bを大型の高機能タイプの磁気センサとする。
【0023】
センサ21a,21bを識別ユニット20に装着するには、図3に示したラッチ部22a,22bを外し、識別ユニット20を開く。そして、図1に示すように、センサ21a,21bの端子21aa,21baをスペーサ24a,24bの穴24aa,24baに通して、センサ21a,21bにスペーサ24a,24bを装着する。スペーサ24a,24bを装着したセンサ21a,21bを、識別ユニット20の取り付け穴23a,23bに装着する。なお、センサ21a,21bの識別ユニット20の取り付け穴23a,23bの装着と同時に、センサ21a,21bの端子21aa,21baは、プリント基板26に設けられたコネクタ26aと接続される。そして、図3に示した識別ユニット20のラッチ部22a,22bを合わせて識別ユニット20を閉じる。
【0024】
センサ27a,27bを装着する場合は、上記と同様に識別ユニット20を開き、スペーサ24a,24bを装着せず、直接取り付け穴23a,23bに装着し、識別ユニット20を閉じる。
【0025】
保守作業などで、センサ21a,21bからセンサ27a,27bに交換する場合、図3に示したラッチ部22a,22bを外し、識別ユニット20を開く。そして、溝25a,25bによる、センサ21a,21bと取り付け穴23a,23bとの隙間に、プライヤの先端を挿入して、センサ21a,21bを掴み抜き出す。スペーサ24a,24bを装着せず、直接センサ27a,27bを取り付け穴23a,23bに装着する。そして、図3に示した識別ユニット20のラッチ部22a,22bを合わせて識別ユニット20を閉じる。
【0026】
センサ27a,27bからセンサ21a,21bに交換する場合は、上記と同様に識別ユニット20を開いてセンサ27a,27bを抜き、センサ21a,21bにスペーサ24a,24bを装着して、取り付け穴23a,23bに装着する。そして、識別ユニット20を閉じる。
【0027】
このように、大きいセンサ27a,27bと嵌合する取り付け穴23a,23bを識別ユニット20に設け、小さいセンサ21a,21bに装着して、このセンサ21a,21bを取り付け穴23a,23bに嵌合可能とするスペーサ24a,24bを備えるようにした。これにより、大きいセンサ27a,27bは、直接取り付け穴23a,23bに装着できるとともに、小さいセンサ21a,21bは、スペーサ24a,24bを装着することによって、取り付け穴23a,23bに装着できるので、新規設計をすることなく、容易に大きさの異なるセンサに交換することができる。
【0028】
また、溝25a,25bによって、取り付け穴23a,23bと装着されるセンサとの間に隙間を設け、その隙間からセンサを掴むことができるようにしたので、容易にセンサを抜き出すことができる。
【0029】
また、センサ21a,21bの端子21aa,21ba、及びセンサ27a,27bの端子27aa,27baをコネクタ26aと端子接続するようにしたので、配線作業を必要とせず容易に着脱できる。
【0030】
さらに、紙幣が変更したときの対応や偽札の対策がすばやくできるようになる。
なお、センサ27a,27bは、磁気、及び光センサを組み合わせた高機能の複合タイプのセンサであってもよい。また、センサ27a,27bより小さい様々なセンサに対して、取り付け穴23a,23bに嵌合可能とするスペーサを備えておくことによって、様々な大きさのセンサも装着可能である。
【0031】
【発明の効果】
以上説明したように本発明では、識別ユニットに第1のセンサと嵌合する取り付け穴を設け、第1のセンサより小さい第2のセンサに装着して、第2のセンサを取り付け穴に嵌合可能とするスペーサを設けることとした。これにより、第1のセンサは、直接取り付け穴に装着できるとともに、第2のセンサは、スペーサを装着することによって、取り付け穴に装着できるので、新規設計をすることなく、容易に大きさの異なるセンサに交換することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】スペーサ、センサ及び識別ユニットの正面側より示す斜視図である。
【図2】本発明による紙幣識別装置を示す斜視図である。
【図3】本発明による紙幣識別装置の開放状態を示す斜視図である。
【図4】識別ユニットの取り付け穴の正面図である。
【図5】センサと識別ユニットの正面側より示す斜視図である。
【符号の説明】
10 フレームユニット
20 識別ユニット
21a,21b センサ
22a,22b ラッチ部
23a,23b 取り付け穴
24a,24b スペーサ
25a,25b 溝
26 プリント板
26a コネクタ
30 収納ユニット

Claims (3)

  1. 投入された紙幣を識別し収納する紙幣識別装置において、
    紙幣を識別する第1のセンサと嵌合する取り付け穴を有する識別ユニットと、
    前記第1のセンサより小さい第2のセンサに装着して、前記第2のセンサを前記取り付け穴に嵌合可能とするスペーサと、
    を有することを特徴とする紙幣識別装置。
  2. 前記第1のセンサ及び前記第2のセンサは、前記取り付け穴の最奥部に配置されているプリント基板と端子接続されることを特徴とする請求項1記載の紙幣識別装置。
  3. 前記取り付け穴は、装着される前記第1のセンサ及び前記第2のセンサとの間に一部隙間を有することを特徴とする請求項1記載の紙幣識別装置。
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