JP2004157290A - 音声再生装置 - Google Patents

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Yoshiaki Sawada
慶昭 澤田
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

【課題】高速再生などを行う場合に、フレーム単位のPCMデータの包絡線における窓係数や符号化方法に依存する周期性に関係なく、フレーム化された符号化データを任意のフレーム数で再生およびスキップを行っていたため、高速再生時の音質が劣化していた。
【解決手段】音楽信号などのデータをフレーム単位で符号化された信号を高速再生する際に、フレーム単位のPCMデータの包絡線形状に、窓係数や符号化方法に依存する周期性が存在する場合は、周期性判定手段120で判定した周期性に合わせてフレーム単位での再生数およびスキップ数の決定およびPCMデータの出力制御を行うことにより、高速再生時の音質を向上させる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、符号化された信号を再生する装置に関し、特に高速再生などの特殊再生を行う再生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の再生装置は、高速再生などを行う場合、フレーム単位で再生およびスキップを行うことにより実現していた。例えば、2倍速再生の場合、1フレーム再生し、1フレームスキップする。同様に3倍速再生では、1フレーム再生し、2フレームスキップを行うといったものである。その際、フレーム単位のPCMデータの包絡線形状における窓係数や符号化方法に依存する周期性に関係なく、フレーム化された符号化データを任意のフレーム数の再生およびスキップを行っている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−282289号公報(第2−11頁、第一図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上記従来の再生装置は、高速再生などを行う場合に、フレーム単位のPCMデータの包絡線における窓係数や符号化方法に依存する周期性に関係なく、フレーム化された符号化データを任意のフレーム数で再生およびスキップを行っていたため、フレーム単位のPCMデータの包絡線に、窓係数や符号化方法に依存する周期性が存在する場合、包絡線の形状により、音質が大きく劣化する。
【0005】
すなわち、従来の再生装置では、周期性に関係なく再生フレーム数およびスキップフレーム数が決定されるため、例えば2倍速再生を行う場合、図4(a)に示すように1フレーム再生、1フレームスキップを行う。その結果、出力データは、図4(c)に示すようにうなりのような音が発生したり、出力データの振幅がクリッピングされたりするため、音質が大きく劣化していた。
【0006】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、フレーム単位のPCMデータの包絡線形状に、窓係数や符号化方法に依存する周期性が存在する場合にも、高速再生時の音質を向上させることができる音声再生装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、所定の時間間隔Tごとにフレーム化された各フレーム信号を更に符号化したものを符号化データとするとき、前記符号化データのビットストリームを入力してPCMデータに復号化する再生装置であって、前記符号化データのビットストリームを用いて前記PCMデータに復号化する復号処理手段と、前記フレーム単位のPCMデータの包絡線形状に、周期性が存在するかどうかを判定し、周期性が存在する場合は真を、周期性が存在しない場合は偽を出力する周期性判定手段と、再生速度の設定を行う再生速度設定手段と、前記周期性判断手段の出力と前記再生速度設定手段の出力に基づきPCMデータを前記フレーム信号ごとに再生とスキップの制御を行う出力制御手段とを具備することを特徴とする。
【0008】
また、出力制御手段は、周期性判断手段の出力が真である場合は、PCMデータの包絡線形状の周期性に基づき再生とスキップの制御を行い、周期性判断手段の出力が偽である場合は、再生速度設定手段の出力に基づき再生およびスキップの制御を行うことを特徴としている。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態に係る再生装置について、図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の一実施の形態における再生装置の構成を示すブロック図で、本実施の形態は、所定の時間間隔Tごとにフレーム化された各フレーム信号を更に符号化したものを符号化データとするとき、前記符号化データのビットストリームを入力してPCMデータに復号化するものである。
【0010】
図1において、100は前記符号化データのビットストリームを用いて前記PCMデータに復号化する復号処理手段、110は周期性判断手段120の出力と再生速度設定手段130の出力に基づき前記PCMデータを前記フレーム信号ごとに再生およびスキップの制御を行う出力制御手段、120は前記フレーム単位のPCMデータの包絡線形状に、周期性が存在するかどうかを判定し、周期性が存在する場合は真を、周期性が存在しない場合は偽を出力する周期性判定手段、130は再生速度の設定を行う再生速度設定手段である。
【0011】
以上のように構成された本実施の形態の動作について説明する。まず、外部から入力されるビットストリームは、復号処理手段100で復号化処理を行い、PCMデータを出力する。周期性判定手段120は、復号処理手段100からの出力されたPCMデータの解析を行い、PCMデータの包絡線形状に周期性が存在する場合は真を、PCMデータの包絡線形状に周期性が存在しない場合は偽を出力する。
【0012】
再生速度設定手段130は、再生速度の設定および設定された再生速度により再生フレーム数とスキップフレーム数の出力を行う。出力制御手段110は、周期性判定手段120の出力と再生速度設定手段130の出力を基にPCMデータの再生およびスキップ処理を行う。
【0013】
ここで、PCMデータが2フレーム周期の包絡線形状をもつ場合を例にとって説明する。図2にPCMデータが2フレーム周期の包絡線形状をもつ場合の例を示す。図3は、図2のPCMデータを用いて通常再生を行った場合の出力を示している。
【0014】
本実施の形態では、周期性判定手段120が2フレーム周期であることを検出し、出力制御手段110は、その情報を基に、図5(a)に示すように周期である2の倍数である再生フレーム数を2フレーム、スキップフレーム数を2フレームとして再生およびスキップの処理を行う。
【0015】
この場合、再生フレーム数およびスキップフレーム数は、2の倍数であれば4でも6でも良い。ここでは2としている。その結果出力データは、図5(c)に示すようにうなりのない形状となり、音質が向上する。
【0016】
【発明の効果】
以上のように本発明は、音楽信号などのデータをフレーム単位で符号化された信号を高速再生する際に、フレーム単位のPCMデータの包絡線形状に、窓係数や符号化方法に依存する周期性が存在する場合でも、その周期性に基づきフレーム単位での再生およびスキップの制御を行うことにより、高速再生時の音質を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る再生装置の構成を示すブロック図
【図2】PCMデータが2フレーム周期の包絡線形状をもつ場合の例を示す図
【図3】(a)〜(c)本実施の形態においてPCMデータが図2に示した包絡線形状を持つ場合の通常再生を行う際のPCMデータを示す図
【図4】(a)〜(c)従来のPCMデータが図2に示した包絡線形状を持つ場合の2倍速再生を行う際のPCMデータを示す図
【図5】(a)〜(c)本実施の形態においてPCMデータが図2に示した包絡線形状を持つ場合の2倍速再生を行う際のPCMデータを示す図
【符号の説明】
100 復号処理手段
110 出力制御手段
120 周期性判定手段
130 再生速度設定手段

Claims (3)

  1. 所定の時間間隔Tごとにフレーム化された各フレーム信号を更に符号化したものを符号化データとするとき、前記符号化データのビットストリームを入力してPCMデータに復号化する音声再生装置であって、
    前記符号化データのビットストリームを用いて前記PCMデータに復号化する復号処理手段と、
    前記フレーム単位のPCMデータの包絡線形状に、周期性が存在するかどうかを判定し、周期性が存在する場合は真を、周期性が存在しない場合は偽を出力する周期性判定手段と、
    再生速度の設定を行う再生速度設定手段と、
    前記周期性判断手段の出力と前記再生速度設定手段の出力に基づき前記PCMデータを前記フレーム信号ごとに再生およびスキップの制御を行う出力制御手段とを具備することを特徴とする音声再生装置。
  2. 出力制御手段は、周期性判断手段の出力が真である場合は、PCMデータの包絡線形状の周期性に基づき再生およびスキップの制御を行い、
    前記周期性判断手段の出力が偽である場合は、再生速度設定手段の出力に基づき再生およびスキップの制御を行うことを特徴とする請求項1記載の音声再生装置。
  3. 符号化データのビットストリームを用いてPCMデータに復号化するステップと、
    フレーム単位のPCMデータの包絡線形状に、周期性が存在するかどうかを判定するステップと、
    前記周期性の判定結果と再生速度に基づき前記PCMデータをフレームごとに出力制御を行うステップを含むことを特徴とする音声再生方法。
JP2002322243A 2002-11-06 2002-11-06 音声再生装置 Pending JP2004157290A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100380446C (zh) * 2004-08-13 2008-04-09 威盛电子股份有限公司 声音快进播放方法及其装置

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