JP2004156392A - Sound absorbing plate and its mounting structure - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、高架式道路、高架式鉄道の桁下面等に設けられる吸音板取付構造及びそれに使用する吸音板に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
都市部では、土地の使用にきわめて深刻な制約が課せられ、如何に有効に限られた土地を利用するかということが、きわめて大きな命題でもあり、例えば、図1に示すように、高速道路R1 と一般道路R2 とを併設して交通渋滞の課題を効果的に解決するケースが多い。
【0003】
この道路構造では、下段の一般道路R2 を通過する車両から発生した音波は直上へも伝播して、高速道路R1 の高架構造の裏面(背面部)にも到達する。このとき、周知のとおり、音波は空気の粗密を伴った波動であるから、他の波動と同様に障害物に衝突すれば規則的な角度を以て反射するため、その到達音波は、高架構造裏面に反射し、その反射波は一般道路R2 の側壁W2 の上部を越えて道路に沿った住宅、建物などへ伝播する性質がそのままに現れる。この現象は交通量が多くなれば道路周辺の住民を耐え難い騒音の環境に陥れる可能性があり、現実に数多くの個所で指摘されている。
【0004】
このような交通環境の下、上記併設道路においては、上段の高速道路R1 の側面に防音壁W1 を立設すると共に、下段の一般道路R2 の側面にも防音壁W2 を立設して車両通過時に発生する騒音の伝播を側面で遮断するのみならず、高速道路R1 の裏面には吸音板(吸音壁)W3 を設けて、高架構造物裏面からの音響反射波を遮断乃至は吸収し、高速道路網の周辺住民に対して及ぼす騒音公害が極力少なくなるようにしている。
【0005】
その防音壁(吸音板)W1 、W2 、W3 (以下、W)の基本構成は、偏平状箱内にグラスウールなどからなる吸音層を形成し、その箱開口面をパンチングメタルなどの金属多孔板製ケーシング内に収めたものであり、吸音層内で、音のエネルギーを摩擦などによって熱エネルギーに変えて吸音する。
【0006】
その高架道路下面の吸音板の取付けは、この発明の一実施例を示す図1、図2hを参照して説明すると、高架道路の橋梁(I桁Hなど)に所要の間隔をおいて取付梁1を設置し、その相対する取付梁1のフランジ2間に吸音板10を並列に固定するのが一般的である。
【0007】
その取付梁1への吸音板10の取付構造の1つとして、吸音板10の両側面板に取付片を設けるとともに、取付梁1のフランジ2にも取付片を設け、その両取付片をボルト締めして、取付梁1に吸音板10を取付けたものがある。このとき、ボルトは両取付片の長孔に通して締結され、そのボルトの長孔内の移動により、取付梁1に対する吸音板10の橋軸方向(図1において、紙面に直交方向)及び橋軸直角方向の取付位置誤差を吸収するようにしている(特許文献1参照)。
【0008】
また、他の取付構造として、吸音板10の両側板に水平な取付片を設け、この取付片を取付梁1のフランジ2上面に係止し、この取付片と吸音板10の背面板でフランジ2を挟持して、取付梁1に吸音板10を取付けたものがある(特許文献2参照)。
【0009】
【特許文献1】
特開平9−165721号公報 図1又は図4
【特許文献2】
特開平10−237822号公報 図2及び図3
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
特許文献1記載の従来技術は、取付片の存在により、取付梁1と吸音板10の間隙が必要以上に大きくなり、スペース的に問題となる場合がある。また、取付片を介しているため、強度的に問題が生じる場合もある。
【0011】
特許文献2記載の従来技術は、取付片と背面板の間へのフランジ2の嵌め込みによるため、強度的に問題が生じる場合がある。
【0012】
この発明は、取付スペースの制約が少なく、かつ、強固に取付け得るようにすることを課題とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、この発明は、まず、吸音板を、取付片を介さずに取付梁に直接にボルト締めするようにしたのである。直接にボルト締めすれば、取付梁と吸音板の間隙は極力小さくなって、スペース的に有利となる。
【0014】
つぎに、この発明は、長孔内のボルトの移動によって取付位置誤差を吸収するようにし、橋軸方向の誤差を吸音板の長孔、橋軸直角方向の誤差を取付梁の長孔で行うようにしたのである。取付梁のフランジはその長さ方向が橋軸直角方向となり、その方向に長孔を形成するのは容易であり、長孔形成による強度劣化も少ない。また、同じく、吸音板の長さ方向にその方向の長孔を形成することは容易であり、長孔形成による強度劣化も少ない。
【0015】
【発明の実施の形態】
この発明の実施形態としては、所定間隔をおいて設置された取付梁に長尺四角箱状吸音板をその長さ方向を前記取付梁に直交させてボルト締めにより直接に取付けた吸音板の取付構造において、前記吸音板背面板に前記締付ボルトを吸音板の長さ方向にスライド可能に設け、前記取付梁には前記締付ボルトが挿通される長孔をその取付梁の長さ方向に形成し、その長孔に前記ボルトを挿通してナットをねじ込み、そのねじ込みによる締結によって、前記取付梁に吸音板を取付けた構造を採用できる。
【0016】
上記締付ボルトのスライド構造としては、例えば、上記吸音板背面板にその長さ方向の長孔を形成し、この長孔は、奥部に形成された締付ボルトの頭部が入る嵌合部と、その嵌合部から吸音板側面板に向う前記締付ボルト頭部が通り抜けない幅の係止部とから成る構成を採用できる。
【0017】
この構成において、上記背面板の裏面には前記吸音板側面板から一体に上記長孔に延びる補強片を設け、この補強片には前記長孔と重なり合う同一の長孔が形成されているものとすれば、締付ボルトからの荷重を、背面板のみならず、補強片を介して側面板も担い、その側面板はその荷重に対しては面方向で担うため、強度的にも強いものとなり、結果として、取付梁に吸音板が強固に取付けられる。
【0018】
また、吸音板背面板裏面、又は補強片の裏面に、上記締付ボルトの頭部が嵌って回動不能に上記長孔の長さ方向にスライド可能な廻り止め部材を設ければ、ボルトによる締結作業が容易となる。
【0019】
【実施例】
一実施例を図1乃至図7に示し、この実施例は、高速道路橋の裏面に吸音板10を設けて吸音壁W3 を構築するものであって、橋脚間のI桁H下面にその長さ方向に沿って各種の吊部材5を介して縦梁6を適宜に設け(図2a〜図2e)、さらに、その縦梁6に、適宜間隔で、吸音板10の取付用横梁1を設ける(図2f)。この横梁1のフランジ2には、吸音板10の取付用長孔7が適宜間隔に形成されており、この長孔7は横梁1の長さ方向のものとなっている。
【0020】
吸音板10は、図4乃至図7に示すように、前後面板を有する断面コ字状の背面板11、左右の側面板12、撥水グラスウール製吸音材13、表面に小孔を開口した多孔表面板14とから成り、背面板11、側面板12及び表面板14はアルミニウム板からなる。背面板11には吸音材13が装填され、アルミニウム製仕切板15及び表面板14により保持される。
【0021】
背面板11の背面両側には締付ボルト17の取付孔18が形成され、その内側に落下防止用アイボルト19をねじ止めするナットがリベットで固定されており、吸音板10の横梁1への取付時、このナットにねじ止めたアイボルト19にワイヤーロープを通し、横梁1に括り付けることにより吸音板10の落下を防止する。取付孔18は背面板11の長さ方向の長孔となって、その奥部(内側)18aはボルト17の頭部17aが嵌り得る大きさの嵌合部となって、その嵌合部18aから側面板12に向ってその頭部17aが抜けない幅の係止部18bとなっている。ボルト17は、図8に示すように、鋼板を折り曲げて台座17bを作り、一方、丸ボルトの成形時、その頭部17aにプレス等により突起17cを形成し、その突起17cを介して前記台座17bを頭部17aにスポット溶接して製作する。ボルト17の頭部17aは廻り止めが図られれば、市販の四角ボルトや六角ボルトなどを使用し得る。
【0022】
側面板12は、背面板11にその側面に嵌めてリベット止めすることにより取付けられ、その背縁両側から背面板11内に向かう補強片20が上記取付孔18に至るように設けられている。この補強片20に取付孔18と同一形状の長孔21が形成されており、背面板11に側面板12を取付けると、取付孔18に長孔21が同一軸上でぴったり重なり合う。補強片20は側面板12と一体構造と成っており、背面板11にリベットで固定する。背面板11には断面コ字状の嵌合部を有する廻り止め部材22がリベットにより固定され、この廻り止め部材22にボルト17の頭部17aが嵌まることにより、ボルト17の廻り止めがなされ、ボルト17の取付孔18(長孔21)内の移動につれて頭部17aも廻り止め部材22内をスライドする。廻り止め部材22はボルト17の落下も防止する。図中、23は吸音板間スペーサ用ゴムである。
【0023】
この吸音板10を横梁1に取付けるには、図2fで示す横梁1が設けられた状態において、ボルト17を背面板11に取付孔18(長孔21)を介して取付けた後、適宜な手段により横梁1まで持ち上げ、ボルト17を横梁1の長孔7に挿通し、適宜に座金8を介在させてナット9にねじ込んで締結する。このとき、ボルト17を取付孔18及び長孔7内に移動させて、横梁1に対する吸音板10の位置ズレを吸収調整する(図2g)。この作業を繰り返して、図1、図2に示す、吸音壁(防音壁)W3 を構成する。また、図2hに示すように、各吸音板10のアイボルト19にワイヤ(番線)25を横梁1を跨ぐように掛け渡して、各吸音板10の落下を確実に防止する。各吸音板10間には全長に亘って図3(b)、図5に示すシール材24を介在する。ボルト17は吸音板10を横梁1に持ち上げた後に、取付孔18に嵌合してもよい。
【0024】
【発明の効果】
この発明は、以上のようにして吸音板を取付梁に直接に取付けるようにしたので、取付スペースの制約も少なく、強固に取付け得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例による吸音壁の設置概略図
【図2a】同実施例の作用図
【図2b】同作用図
【図2c】同作用図
【図2d】同作用図
【図2e】同作用図
【図2f】同作用図
【図2g】同作用図
【図2h】同作用図
【図3】同実施例の吸音板の取付部を示し、(a)は切断要部正面図、(b)は切断要部側面図
【図4】吸音板を示し、(a)は正面図、(b)は下面図、(c)は切断正面図
【図5】図4(a)のA−A線断面図
【図6】吸音板の斜視図
【図7】同下方からの分解斜視図
【図8】同実施例の締付ボルトを示し、(a)は分解斜視図、(b)は正面図
【符号の説明】
H I桁
W1 、W2 、W3 防音壁
1 取付梁
2 フランジ
7 取付梁の長孔
9 ナット
10 吸音板
11 背面板
12 側面板
13 吸音材
14 多孔表面板
17 締付ボルト
17a 締付ボルトの頭部
18 締付ボルトの取付孔(長孔)
20 補強片
21 締付ボルトの取付用長孔
22 廻り止め部材[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
BACKGROUND OF THE INVENTION 1. Field of the Invention The present invention relates to a sound absorbing plate mounting structure provided on an underpass or the like of an elevated road or an elevated railway, and a sound absorbing plate used for the structure.
[0002]
[Prior art]
In urban areas, the use of land is extremely severely restricted, and how to use the land effectively is also a very important proposition. For example, as shown in FIG. 1 and the general road R 2 and effectively often solve the case the problems of traffic congestion and features a.
[0003]
This road structure, waves generated from the vehicle passing through the lower open road R 2 is also propagated directly above, also reaches the rear surface of the elevated structure of the highway R 1 (rear part). At this time, as is well known, the sound wave is a wave with air density, so if it hits an obstacle like other waves, it will be reflected at a regular angle. reflected housing along its reflected wave beyond the top of the open road R 2 of the side wall W 2 road, the property of propagating the buildings appear intact. This phenomenon may lead to a noise environment that cannot withstand the residents around the road if the traffic volume increases, and has been pointed out in many places in reality.
[0004]
Under such traffic environment, in the hotel's road, with erecting a sound barrier W 1 to the side of the highway R 1 of the upper, upright soundproof wall W 2 to the side surface of the open road R 2 in the lower and not only blocked by the side surface of the propagation of the noise generated when the vehicle passes, the back surface of the highway R 1 provided a sound-absorbing plate (sound-absorbing walls) W 3, blocking the acoustic wave reflected from elevated structure back surface In addition, it absorbs and reduces noise pollution on residents around the expressway network as much as possible.
[0005]
The basic configuration of the soundproof wall (sound absorbing plate) W 1 , W 2 , W 3 (hereinafter, W) is such that a sound absorbing layer made of glass wool or the like is formed in a flat box, and the opening surface of the box is made of metal such as punching metal. It is housed in a casing made of a perforated plate, and converts sound energy into heat energy by friction or the like in the sound absorbing layer to absorb sound.
[0006]
The mounting of the sound absorbing plate on the underside of the elevated road will be described with reference to FIGS. 1 and 2h showing an embodiment of the present invention. Generally, the
[0007]
As one of the mounting structures of the
[0008]
As another mounting structure, horizontal mounting pieces are provided on both side plates of the
[0009]
[Patent Document 1]
Japanese Patent Application Laid-Open No. 9-165721 FIG. 1 or FIG.
[Patent Document 2]
SUMMARY OF THE INVENTION FIGS. 2 and 3
[0010]
[Problems to be solved by the invention]
In the prior art described in Patent Document 1, the gap between the mounting beam 1 and the
[0011]
In the related art described in
[0012]
SUMMARY OF THE INVENTION It is an object of the present invention to reduce the restriction on the mounting space and to enable the mounting to be performed firmly.
[0013]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-described problems, the present invention first bolts the sound absorbing plate directly to the mounting beam without the intervention of the mounting piece. If the bolts are directly tightened, the gap between the mounting beam and the sound absorbing plate becomes as small as possible, which is advantageous in terms of space.
[0014]
Next, according to the present invention, the mounting position error is absorbed by the movement of the bolt in the long hole, the error in the bridge axis direction is performed by the long hole of the sound absorbing plate, and the error in the direction perpendicular to the bridge axis is performed by the long hole of the mounting beam. I did it. The length direction of the flange of the mounting beam is perpendicular to the bridge axis, and it is easy to form a long hole in that direction, and there is little strength deterioration due to the formation of the long hole. Similarly, it is easy to form a long hole in the length direction of the sound absorbing plate in that direction, and there is little strength deterioration due to the formation of the long hole.
[0015]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
According to an embodiment of the present invention, there is provided a mounting method of a sound absorbing plate in which a long rectangular box-shaped sound absorbing plate is directly mounted on a mounting beam installed at a predetermined interval by bolting with its length direction orthogonal to the mounting beam. In the structure, the fastening bolt is provided on the sound absorbing plate back plate so as to be slidable in the length direction of the sound absorbing plate, and the mounting beam is provided with a long hole through which the fastening bolt is inserted in the length direction of the mounting beam. It is possible to adopt a structure in which the nut is screwed by inserting the bolt into the elongated hole, and the sound absorbing plate is attached to the attachment beam by fastening by the screwing.
[0016]
As the slide structure of the tightening bolt, for example, a long hole in the longitudinal direction is formed in the back plate of the sound absorbing plate, and the long hole is fitted with a head of the tightening bolt formed in the back. It is possible to adopt a configuration including a portion and a locking portion having a width through which the head portion of the tightening bolt from the fitting portion to the sound absorbing plate side plate does not pass.
[0017]
In this configuration, on the back surface of the back plate, there is provided a reinforcing piece extending from the side plate of the sound absorbing plate to the long hole, and the reinforcing piece has the same long hole overlapping the long hole. In this case, the load from the tightening bolts is carried not only by the back plate but also by the side plates through the reinforcing pieces, and the side plates bear the load in the surface direction, so that the strength is strong. As a result, the sound absorbing plate is firmly attached to the mounting beam.
[0018]
In addition, if a head member of the tightening bolt is fitted on the back surface of the sound absorbing plate back plate or the back surface of the reinforcing piece, and a non-rotatable detent member is provided that can slide in the length direction of the long hole, the bolt is used. Fastening work becomes easy.
[0019]
【Example】
Shows an embodiment in FIGS. 1 to 7, this embodiment is for constructing a sound-absorbing wall W 3 by the
[0020]
As shown in FIGS. 4 to 7, the
[0021]
Mounting
[0022]
The
[0023]
In order to attach the
[0024]
【The invention's effect】
According to the present invention, since the sound absorbing plate is directly mounted on the mounting beam as described above, there is little restriction on the mounting space, and the mounting can be performed firmly.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic diagram of installation of a sound absorbing wall according to an embodiment. FIG. 2a is an operation diagram of the embodiment. FIG. 2b is an operation diagram of FIG. 2c. FIG. 2d is an operation diagram of FIG. FIG. 2f is an operation diagram of FIG. 2g. FIG. 2h is an operation diagram of FIG. 2h. FIG. 2h is an operation diagram of the same embodiment. FIG. FIG. 4 (b) is a front view, FIG. 4 (b) is a bottom view, and FIG. 4 (c) is a cut front view. FIG. 6 is a perspective view of the sound absorbing plate. FIG. 7 is an exploded perspective view of the same from below. FIG. 8 shows a tightening bolt of the embodiment. FIG. Front view [Explanation of reference numerals]
H I girder W 1, W 2, W 3 soundproof wall 1 attached
Claims (4)
上記吸音板背面板11に上記締付ボルト17を吸音板10の長さ方向にスライド可能に設け、上記取付梁1には前記締付ボルト17が挿通される長孔7をその取付梁1の長さ方向に形成し、その長孔7に前記ボルト17を挿通してナット9をねじ込み、そのねじ込みによる締結によって、前記取付梁1に吸音板10を取付けた吸音板の取付構造。In the mounting structure of the sound absorbing plate 10 in which a long rectangular box-shaped sound absorbing plate 10 is mounted directly on the mounting beam 1 installed at a predetermined interval by fastening the bolt 17 with its length direction orthogonal to the mounting beam 1,
The fastening bolt 17 is provided on the sound absorbing plate back plate 11 so as to be slidable in the longitudinal direction of the sound absorbing plate 10, and the mounting beam 1 is provided with a long hole 7 through which the fastening bolt 17 is inserted. A sound absorbing plate mounting structure in which the nut 17 is screwed into the elongated hole 7 through the bolt 17 and the nut 9 is screwed in, and the sound absorbing plate 10 is mounted on the mounting beam 1 by fastening by screwing.
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