JP2004155589A - 強化エレメントを有し、摩擦的に係合された動力伝達のための合成繊維ロープ、および強化エレメントを有し、確実動作的に係合された動力伝達のための合成繊維ロープ - Google Patents

強化エレメントを有し、摩擦的に係合された動力伝達のための合成繊維ロープ、および強化エレメントを有し、確実動作的に係合された動力伝達のための合成繊維ロープ Download PDF

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Abstract

【課題】固定されたリンクの破壊を回避するための更に改善された合成繊維のロープ。
【解決手段】合成繊維(30)のロープは、合成繊維素線(35−37)から2本のロープ(31、32)を構成し、そして該ロープは長手方向における力の引き受けのために配設される。ロープ(31、32)は、互いにある距離をもって合成繊維(30)のロープの長手方向に沿って配列され、且つロープ被覆(33)によって固定される。ロープ被覆(33)は、合成素材(30)のロープの長手方向に延びて、2本のロープ(31、32)の間に、固定されたリンクを有する。合成繊維(30)のロープは、ロープ被覆(33)の機械的強化のために少なくとも1つの強化エレメント(34)を備える。
【選択図】 図3

Description

本発明は、互いに距離を空けて延びる複数のロープと共通のロープ被覆とを有する合成繊維ロープであって、例えば、特許請求の範囲請求項1の包括的用語によるようなエレベーター設備において使用するものに関する。
動索は、輸送技術において、特に、エレベーターの場合、クレーンの構造において、そして鉱業において、大きな荷重がかかる重要な機械要素である。これらが例えばクレーンおよびエレベーターと共に使用されるときには特に、駆動されるロープにかかる荷重は、複雑に絡み合っている。
在来のエレベーター設備の場合には、乗りかごスリングおよびカウンターウェイトが、スチールが撚られた幾本かのロープを通して互いに結合される。乗りかごおよびカウンターウェイトを上昇および下降させるため、ロープは、駆動用モータによって駆動される駆動ディスクを通って走行する。駆動トルクは、摩擦的な係合によりロープ部分に印加され、ベルト巻き付けによって駆動ディスクに個々にかかっている。それと同時に、ロープは、引張り応力、曲げ応力、圧縮ひずみおよびねじり応力を受ける。プーリ上で湾曲することから生じる相対的な動きは、ロープ構造内部の摩擦を生じさせ、それは潤滑剤の濃度によっては、ロープの摩損に悪影響を及ぼすことがある。ロープの構造、湾曲半径、溝プロフィールおよびロープの安全率に依存して新たに生じる一次および二次応力は、ロープの状態に対して悪影響を及ぼす。
強度についての要求を別にすれば、そして、加えるとすれば、エネルギーの理由のために、クレーンおよびエレベーターの場合には、もしも可能ならば、質量が小さいことが要求される。例えば、高度に配向された分子連鎖を有する、例えば芳香族ポリアミド、特にアラミドのような、合成繊維の高強度ロープは、スチールのロープよりもより十分にこれらの要求を満たすが、それらの横方向の強度は低い。
その結果、駆動ディスクを通って走行するときにアラミド繊維をあり得る最も低い横方向の強度に晒すためには、例えば欧州特許出願公開第0672781号明細書において、平行に折り返されたアラミド繊維が撚り合わされた駆動用ロープとして適するロープが示唆されている。欧州特許出願公開第0672781号明細書によれば、良く知られたアラミドロープは、耐用年数、より高い摩損抵抗および反転された曲げ応力のもとでの疲労強度について非常に満足すべき値を提供する。しかしながら、不利な状況の場合には、平行な撚り合わされたアラミドロープの場合に、それらのバランスにおいて、耐久性のあるオリジナルのロープ構造を乱す、部分的なロープの撚りを解く特性があらわれる可能性が存在する。これらのねじり効果およびロープ構造の変化は、例えば、ヨーロッパ特許出願の欧州特許出願公開第1061172号明細書によれば、合成繊維のロープによって、回避され得る。この目的のために、合成繊維のロープは、2本の平行に延びるロープを備えており、それらのロープは、ロープ被覆を介して互いに結合されている。欧州特許出願公開第1061172号明細書によれば、合成繊維のロープは、本質的に、平行に延びるロープの両方の特性を通して長さ方向の強度を達成する。他方では、ロープ被覆は、ねじれ効果を防止し且つロープ構造を変更する。加えて、ロープ被覆は、絶縁(保護効果)として役立ち且つ高い摩擦係数を示す。
弱点は、計画される使用法および応用の範囲に依存して、欧州特許出願公開第1061172号明細書に従ったそのような合成繊維のロープの固定されたリンクにあり得る。
欧州特許出願公開第0672781号明細書 欧州特許出願公開第1061172号明細書
本発明は、特に、固定されたリンクの破壊を回避するために、良く知られた合成繊維のロープを更に改善することを目的としている。
特に、合成繊維のロープの機能性の更なる改善が、本発明の問題の定義である。
この目的は、本発明によって、特許請求の範囲の請求項1に記載された属性を有する合成繊維ロープによって、達成される。特許請求の範囲の従属項は、請求項1の属性によって与えられる本発明の適切なそして有利な更なる発展および/または実施形態を含んでいる。
本発明は、図面中に示された実施形態の例に基づき以下において広範囲に記述されている。
同等のまたはそれぞれ同等に作用する構造的要素は、それらが細部について直接的に実施されなくても、全ての図において等しい参照符号を付して提供されている。図は、縮尺通りではない。
図1によれば、昇降路1内で導かれる乗りかごは、本実施形態では、合成材料の搬送ロープ3に吊下げてあり、且つそのような合成材料のロープ3は、好ましくは、アラミド繊維からなり、そして駆動モーター4に結合された駆動ディスク5上に延びている。乗りかご2には、合成材料のロープ3がその一端部にて固定されるロープの端部結合部6が見られる。合成材料のロープ3の他方の端部は、同様の方法でカウンターウェイト7に固定されており、これも同様に昇降路1内に導かれる。図示された配置構成の場合には、合成材料のロープ3が、これが例えば2:1吊下げにおける場合のように、他のディスクのまわりを回転することなく、単一の駆動ディスク5の周りを回転するのみであるので、本実施形態では、1つの方向にのみ屈曲されることにより区別される、いわゆる1:1吊下げ装置を問題としている。
低重量の合成材料のロープは、エレベータ設備の場合、通常の補償ロープの使用が完全にまたは部分的に放棄され得るという利点を提供する。在来のスチールのロープと比較されたときには、エレベータ設備の最大巻き上げ高さを、それによって増大させることができ、また、同一のロープ寸法での最大許容負荷を上げることができる。
しかしながら、合成材料の軽量のロープの使用にもかかわらず、補償ロープが提供され得ることが可能である。そのような補償ロープは、乗りかご2の下側端部においてその第1の端部と同様の方法でつながれ、そこから導かれて、例えば昇降路の床10に配置された偏向シーブ上でカウンターウェイト7へ結合される。
エレベータ設備に使用される合成繊維の第1のロープ3は、図2に示されている。合成繊維のロープ3は、少なくとも2本のロープ、即ち、合成繊維の素線20、22、24でできたロープ14と、合成繊維の素線20、21、23でできたロープ15とを備えており、これらのロープは長手方向の力を引き受けるために配設されている。ロープ14、15は、合成繊維のロープ3の長手方向16に沿って、互いに平行なある距離19を空けて配設されている。ロープ14、15は、しっかりとねじれた状態で共通のロープ被覆17によって相互に対して固定される。ロープ被覆17は、2本のロープの間に存し、合成繊維のロープ3の長手方向に延びる固定されたリンク18に沿っている。本発明によれば、合成繊維のロープ3は、ロープ被覆17の機械的強化のための強化エレメント9を備えている。図示された実施形態の場合において、強化エレメント9は、フレーム18の範囲内に配設され、且つロープ3の長手方向16に平行に延びる。
上述の強化エレメントのための材料としては、一般的な材料が使用可能であり、且つそのような一般的な材料は、例えばアラミド、ポリエステル、繊維ガラス、炭素繊維、またはそれらと同様のもののような、構造強化のために適切なものである。
本発明に関して、例えば、本明細書の始めにおいて述べられた、欧州特許出願公開第1061172号明細書に説明されているような、ツインロープが、合成繊維のロープ3として使用され得る。そのようなツインロープは、ある相互距離を存して互いに平行に配設された2本の合成繊維のロープ14および15から構成され得て、それらは、それらを連帯的に囲繞するロープ被覆17によって、相互に対するそれらの位置において且つ特にしっかりとねじれた様相として固定される。ロープ14、15は、ロープ素線から作製される撚りロープの2段または多段の撚りによって作製され得るとともに、それによって最終段においては、2つの位置25、26、27、28またはロープ素線の更なる位置20、21、22、23、24で互いに撚り合わされる。本実施形態によれば、合成繊維の2本のロープ14、15は、それらの撚り方向が異なり、それは典型的には「S」および「Z」で示される。らせん線形状でのねじれの進行は、文字「S」の形状に従う「S」方向の回転にて示される。「Z」巻きで撚られている場合それに従って変化する。
ロープ14においては、例えば、S−巻きによるアラミド繊維から作られるロープヤーンは、Z−巻きによる素線22、24へと撚り合わされ得る。第1の素線層26においては、Z−巻きによるそのような5つの素線22が、中央コア素線20のまわりにS−巻きによるホーザに撚られている。第2の素線層28においては、付加的な5つのこれらの素線22が、Z−巻きによる半径がより大きい5つの素線24とともに平行な撚り目に撚られている。それらが、一緒になって、撚られた2層素線ロープが、すなわち、S−ターンによるロープ14を形成する。
ロープ15の構造は、ロープ14のそれと等しく、図示された形態になっており、もちろん、反対のひねり方向「S」および「Z」を有する。そのように、ロープ15においては、S−巻きによる素線21、23に撚られたZ−巻きによる合成繊維のロープのロープヤーンである。S−巻きによるこれらの素線21、23は、Z−巻きによるロープ15に対して2つの位置25、27に撚り合わされる。
第2の素線層27において、半径がより大きい素線23が、それらを保持する第1の素線層25のいわば谷の中に配置され、同時に5つの素線21は、それらを保持する第1の素線層25の頂上に配置されるとともに、それらが隣接する半径がより大きい素線23の間のギャップを埋める。このようにして、平行二重層状に素線が巻かれたロープ14、15は、ほとんど円筒状の外側輪郭を得る。
図2において認められるように、ロープ14および15の全体の外周は、合成材料のロープ被覆17で包囲される。次に挙げる合成材料は、ロープ被覆として特に適している。すなわち、ゴム、ポリウレタン、ポリオレフィン、ポリ塩化ビニルまたはポリアミドである。個々の弾性的変形自在の合成材料は、好ましくは、ロープ14および15上に吹き付け塗装され、それぞれ押し出し成型され、そしてその後に圧縮される。このように、ロープ被覆材料が、外側から外部周囲における素線22、25の間の全てのギャップ内に浸透しそしてそれらを満たす。ロープ14および15におけるロープ被覆17の接合は、非常に堅く為されているので、ロープ14、15の素線22、24とロープ被覆17との間にはわずかな相対的運動しか生じない。ロープ被覆17は、ブリッジング結合する固定されたリンク18を有する両ホーザロープ14、15の間の距離19を定義し、それは合成繊維のロープ3の軸方向の負荷から発生するトルクブリッジとして作用し、ロープの構造に起因するロープ14、15の反対向きのトルクを相互に補償し、そして、それゆえ、合成繊維のロープ3の容積断面上に、全ての右手側および全ての左手側の素線部分の間の合計のトルクを補償する。
本発明によれば、合成繊維のロープ3は、ロープ被覆17の構成要素として、少なくとも1つの長方形に設計された強化エレメント9を備えており、それはそれ自体が、合成繊維のロープ3の長手方向16に平行に延びる。図2に示された例においては、ロープ被覆17は、2本のロープ14、15と共にダンベル形状に配置される。細長く設計された強化エレメント9は、固定されたリンク18における1個の凹所の中に嵌入適合するようにして形成される。強化エレメント9は、ロープ被覆上に配置されることもでき、あるいはロープ被覆17に一体化されることもできる。好ましくは、そのような2個の強化エレメント9は、構造リンク範囲内の対峙する凹所に対称的に配設される。合成繊維のロープ3の全体の横方向強度を改善する、アラミドから作られる強化エレメントが、特に適している。
図3におけるような第2の実施形態の例によれば、合成繊維のロープ30(ツインロープ)は、回転「S」、「Z」の互いに逆方向に撚り合わせられた2本のロープ31、32からなり、且つそのようなロープ31、32は、しっかりと撚られ且つ共通のロープ被覆33によって互いに平行な分離された位置に固定される。ロープ31、32の異なる撚り方向「S」、「Z」を除けば、ツインロープ30は、ロープの縦軸(ロープの縦軸は図面表面に垂直に延びるものとする)に対して対称的に構成されている。ロープ31および32は、図示された例においては、それぞれ異なる直径を有する3つのグループの素線35、36、37からなっている。合成繊維のロープ30の全ての素線35、36、37におけるヤーン数は、等しく且つ製造されるべきロープ31、32の所望の直径に依存する。この実施形態の例のロープ31においては、Z−巻きを有する3つの素線35が、S−巻きを有するロープコアに撚り合わされる。このロープコアの周りに、付加的な3つの素線36が平行撚り目に撚り合わされ、そしてそれはロープコアの外側輪郭上に堅く配置する。最後に、ロープ31の外部周辺において共同で撚り合わされた素線35、36の間のギャップは、第3のグループの素線37で満たされる。これらの素線37もまた、平行であり且つロープ31にらせん線状に撚り合わされる。ロープ32の構造は、ロープ31と比較すると、もっぱらアラミドの撚り糸および素線のそれぞれが互いに逆方向の回転「S」、「Z」である点で、異なっている。
本発明に従って、細長く設計された2つの強化エレメント34が提供され、それら自体は、合成繊維のロープ30に平行であって長手方向に延在する。偏長に設計された強化エレメント34はロープ被覆33と一体の構成要素を形成し、且つ、合成繊維のロープ30が本質的に楕円形の断面を呈示するようにして、固定されたリンクの範囲内で、このロープ被覆内に一体化される。
本発明による合成繊維のロープの更なる実施形態においては、図4に極めて図式化して描かれているように、細長く設計された強化エレメント49は、エレベータ設備のプーリ45のまわりを回転するときに、合成繊維のロープ43の一方の側面であって屈曲半径がより大きい方にのみ配置されるように設けられている。合成繊維のロープ43のこの外側側面では、プーリ45の周りを回るときにロープは伸ばされることになるが、強化エレメント49のおかげで、合成繊維のロープ43自体に対する損傷にはつながらない程度の最大張力値に制限される。一側面に強化エレメントが配置されたそのような実施形態の形式は、特に、例えば図1に示された通り、1:1吊下げ式のエレベーター設備に適している。
図5においては、合成繊維のロープ50の1つの実施形態の形式が、断面にて示されており、そこでは、強化エレメント59は、可撓性チューブで形成された被覆のように、ロープ53のダンベル型のロープ被覆を包んでいる。単純化のために、ロープ被覆およびロープ53の内部部分の詳細は、図5に示されていない。
図6においては、合成繊維のロープ60の更なる実施形態の形式が、断面にて示されている。強化エレメント69は、ロープ63のダンベル型ロープ被覆のまわりに巻き付けられており、そしてある範囲内にオーバーラッピング68を形成し、それ自体、合成繊維のロープ60の長手方向の全体に沿って延在する。単純化のために、図6においても、ロープ被覆およびロープ63の内部部分の詳細は示されていない。オーバーラッピング68は、好ましくは、凹所の1つに近接して配設され、それは、固定されたリンクの範囲内に見出されるべきである。すなわち、2つのダンベル端部と向い合うオーバーラッピング68は、若干後方にずれて配置され、且つそのように少ししか露出されないことが確実にされる。
更なる実施形態の形式に従えば、それは図7に断面図にて示され、合成繊維のロープ70には、繊維71を有する内部範囲が認められる。これらの繊維71は、強化エレメント79によって包囲される。好ましくは、強化エレメント79は、吹きつけ塗装され、それぞれ押し出し成型され、そしてその後に圧縮される。そのように、強化エレメント79の材料は、外側から繊維71の外部周辺の間のギャップの全てに浸透し、これらを充填する。このような方法において、密接な結合が確実にされる。この繊維71は、繊維材料によって覆われることもでき、それは、それから浸漬処理の後、強化エレメント79を構成する。強化エレメント79は、他方では、ロープ被覆77によって囲繞されており、それは、好ましくは、強化エレメント79との密接な結合を有する。
更なる実施形態の形式に従えば、それは図8に断面図にて示され、合成繊維のロープ80には、繊維81を有する内部範囲が認められる。これらの繊維81は、ロープ被覆87によって囲繞され、その中に強化エレメント89が、一種の埋設された分離層として、それぞれ一体化される。また、この実施形態の形式の場合には、もしロープ被覆87および強化エレメント89が互いに密接な結合となれば、大きな利点がある。
好ましくは、図示された実施形態の例における、強化エレメントは、負荷がかかった場合、より良好な動力伝送、それぞれ力のより良い平衡力を保証するために、ロープ被覆(例えば、図2、3、4、5、6または7に示される通り)に密に結合され、またはロープ被覆の一体化構成要素(例えば、図8に示される通り)を形成する。
好ましくは、強化エレメントは、長方形に設計され且つそれ自体をロープ被覆に沿って長手方向に延在させる。
更なる望ましい様式の実施形態の形式の合成繊維のダンベル形状の被覆付きロープにおいては、強化エレメントが、固定されたリンクの範囲内に配置され、それは並行に配置され且つ間隔があけられたロープの間に構成される。
本発明に従って、2本よりも多くのロープもそれぞれ互いに距離を存して配設され得て、好ましくは互いに平行で且つ強化エレメントを有するロープ被覆によって被覆される。
更なる実施形態の形式に従えば、強化エレメントは、短片の繊維(すなわち、ガラス繊維、アラミド繊維またはそれらと同様のもの)によって構成することもでき、それらはロープ被覆内に一体化される。
更なる好適な実施形態の形式は、強化エレメントが、好ましくは異なる方向に織り交ぜられた織物マットを備え、または好ましくは非方向性の繊維を有する繊維マットを備えることを特徴とし、あるいは、強化エレメントが、それによってフィラメントが好ましくは互いに異なる角度に配列されるフィラメントからなる曲折形状のフープ巻線を備えることを特徴とする。強化エレメントは、それによってフィラメント配列のフィラメントが互いに緩くまたはきつく織り交ぜられている編まれたフィラメント配列を備えることもできる。
本発明によれば、ロープ被覆は、ダンベル形状、円筒状、楕円形状、凹面形状、長方形またはくさび形の断面形状を有することもできる。
更なる実施形態の形式によれば、強化エレメントは、ある亀裂(例えば、拡大または疲労による)がロープ被覆内に現れるように示される。強化エレメントは、しかしながら、ロープ被覆における深い亀裂の形成を防止し、そして結果として、全体としてロープの完全さを維持する。亀裂を制御するために、またはそれらの寸法をそれぞれ制限するために、図8に示されるタイプの実施形態の形式が、特に適切であり、そこでは強化エレメントがロープ被覆内に配設される。亀裂は、ロープ被覆の外側の範囲に対してでも制限され得る。
好ましくは、強化は、本発明によれば、長手方向における強化を形成しないかまたはほとんど形成しないような方法でも呈示される。縦の力は、さらに主として合成繊維のロープの合成繊維素線によって引き受けられるようになる。好ましくは、強化は、本発明によって、疲労強度の増大に対し、完全に反転された曲げ応力および/またはねじれ強度について使用され得る。
図2から図8に示された合成繊維のロープは、プーリを介した動作に好適であり、すなわち、プーリと合成繊維のロープとの間の動力伝達が、本質的に摩擦係合によって生じる動作に特に適している。
本発明は、ベルト状の形で呈示される合成繊維のロープに対しても次に述べるようにして異なる実施形態の形式に基づいて適用され得る。ベルト状の形で呈示された合成繊維のロープは、それら自体を、動力伝達が本質的に確実な係合によって行なわれるという特徴を有する。この目的のために、そのまわりにベルト状の形で呈示される合成繊維のロープを回転させるディスクが、ベルト状の形で呈示される合成繊維のロープの適切な凹所内に係合する歯、ノブまたは他の突出するエレメントを備えるか、または、ベルト状の形で呈示される合成繊維のロープが、それ自体、ディスクの凹所と相互作用することになる、多数の歯、ノブまたは他の突出するエレメントを呈示する。
本発明によれば、ベルト状の形で呈示される合成繊維のロープは、少なくとも偏長に設計された強化エレメントを有する。この強化エレメントは、ディスクの歯、ノブ、または他の突出するエレメントと相互作用することとなり得る凹所を有するか、またはそれに対応して設計されたディスクに係合し得る歯、ノブ、または他の突出するエレメントを有する。
第1の偏長に設計された強化エレメント99は、図9に示される。図示されたエレメント99は、多数の均一に分離された凹所91を有する。強化エレメント99は、合成繊維のロープのロープ被覆に密に結合され得るか、またはロープ被覆内に一体化され得て、しかしながらそれによって凹所91が外部からアクセス可能でなければならない。更なる偏長に設計された強化エレメント109は、図10に示される。図示されたエレメント109は、多数の均一に分離された歯101を有する。強化エレメント109は、合成繊維のロープのロープ被覆に密に結合され得るか、またはロープ被覆内に一体化され得て、それによって歯101がロープ被覆から立ち上がる。
本発明による実施形態の形式は、合成繊維のロープの横抵抗を増大させることができる。それゆえ、特に、逆屈曲応力受容力が、改善され得る。固定されたリンク領域において固定されたリンクが破壊されまたは減弱されることが回避される。
本発明は、クレーン、貨物輸送および人員輸送エレベーターのような、クレーンおよびエレベーターに、また機械用に一般的に採用され得て、それによって力が駆動可能なロープを通して伝達される。
本発明に記載の、乗りかごが、合成繊維の撚られたロープを通してカウンターウェイトと結合されるエレベーター設備の概略図である。 本発明に記載の、合成繊維のロープ(ツインロープ)の第1の実施形態の例の斜視図である。 本発明に記載の、合成材料のロープの第2の実施形態の例の断面図である。 本発明に従って外側に配置された強化エレメントを呈示する合成材料のロープの一部分を伴うプーリの概略図である。 本発明に記載の、合成材料のロープのさらなる実施形態の例の断面図である。 本発明に記載の、合成材料のロープのさらなる実施形態の例の断面図である。 本発明に記載の、合成材料のロープのさらなる実施形態の例の一部分の断面図である。 本発明に記載の、合成材料のロープのさらなる実施形態の例の一部分の断面図である。 本発明に従った強化エレメントの一部分の側面図である。 本発明に従ったさらなる強化エレメントの一部分の側面図である。
符号の説明
1 昇降路
2 乗りかご
3 合成繊維のロープ
4 駆動モーター
5 駆動ディスク
6 ロープ結合部
7 カウンターウェイト
10 昇降路の床
14、15、30、31、32、43、50、53、60、63、70、80 ロープ
16 長手方向
17、33、77、87 ロープ被覆
18 フレームリンク
19 距離
20、21、22、23、24、35、36、37 素線
25、26、27、28 位置
9、34、49、59、69、79、89、99、109 強化エレメント
45 プーリ
68 オーバーラッピング
71、81 繊維
91 凹所
101 歯

Claims (10)

  1. 合成繊維の素線(20〜28;35〜37;71;81)から作製され、長手方向(16)の力を引き受けるために配設され且つ好ましくは摩擦係合によって動力伝達を可能とする少なくとも2本のロープ(14、15;31、32)から構成される合成繊維ロープ(3;30;43;50;60;70;80)であって、前記ロープ(14、15;31、32)は、互いにある距離(19)を置いて当該合成繊維ロープの長手方向(16)に沿って配設され且つ前記2本のロープ(14、15;31、32)の間に固定されたリンク(18)を形成するロープ被覆(17;33;77;87)によって固定され、前記合成繊維ロープ(3;30;43;50;60;70;80)は、前記ロープ被覆(17;33;77;87)の機械的強化のために1つ以上の強化エレメント(9;34;49;59;69;79;89;99;109)を備えることを特徴とする、合成繊維ロープ。
  2. 前記強化エレメント(89)は、ロープ被覆(87)の一体化された構成要素であることを特徴とする、請求項1に記載の合成繊維ロープ(80)。
  3. 前記強化エレメント(9;34;49;59;69;79;89;99;109)は、偏長に設計され、且つ特に前記固定されたリンク(18)の範囲内において、ロープ被覆(17;33;77;87)に沿って長手方向(16)に延在することを特徴とする、請求項1または2に記載の合成繊維ロープ(3;30;43;50;60;70;80)。
  4. 前記強化エレメント(69)は前記ロープ被覆を包むこと、または前記強化エレメント(59)は、可撓性チューブの形態で、前記ロープ被覆を包囲することを特徴とする、請求項1から3のいずれか一項に記載の合成繊維ロープ(60)。
  5. 前記強化エレメントは、前記固定されたリンク(18)の範囲内に配設された1つまたは2つのストライプ状のエレメントまたはエレメント群(9;34;99;109)を備えることを特徴とする、請求項1から4のいずれか一項に記載の合成繊維ロープ(3;30)。
  6. 前記強化エレメント(89)は、ロープ被覆(87)に一体化された、繊維の短片を備えることを特徴とする、請求項1または2に記載の合成繊維ロープ(80)。
  7. 前記強化エレメント(9;34;59;69;79;89;99;109)は、
    好ましくは異なる方向に織り交ぜられた織物マット、または
    好ましくは非方向性の繊維を有する繊維マット、または
    好ましくは互いに異なる角度に配列されるようなフィラメントからなる曲折形状のフープ巻線、または
    フィラメントが互いに緩くまたは堅く織り交ぜられている編まれるようなフィラメント配列を具備することを特徴とする、請求項1から6のいずれか一項に記載の合成繊維ロープ(3;30;50;60;70;80)。
  8. 前記強化エレメント(59;69;79;89)は、
    合成繊維ロープ(70)の内部でそれぞれのロープの繊維(71)とロープ被覆(77)の間に配設され、または、
    ロープ被覆(87)内のコーティング(89)として配設され、または、
    合成繊維ロープ(50;60)の外側に配設されることを特徴とする、請求項1から3のいずれか一項に記載の合成繊維ロープ(50;60;70;80)。
  9. 前記強化エレメントは、アラミド、ポリエステル、ガラス繊維、炭素繊維、または構造強化に適する材料からなることを特徴とする、請求項1から8のいずれか一項に記載の合成繊維ロープ(3;30;43;50;60;70;80)。
  10. 前記強化エレメント(99;109)は、
    歯状突起付きプーリまたはピニオンの歯または他の突出エレメントとの相互作用に至り得るように呈示される多数の凹所(91)、または、
    ディスクの凹所との相互作用に至り得て、それによって動力伝達が本質的に確実なロッキングによって生じるように、多数の歯(101)、ノブまたは他の突出エレメントを有することを特徴とする、請求項1から9のいずれか一項に記載の合成繊維ロープ。
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