JP2004155055A - 成形機の制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】遠隔地においても成形機の稼動状況や生産実績の確認をすることを可能とする成形機の制御装置を提供する。
【解決手段】制御装置は、電気通信回線に接続され、かつ電気通信回線を経由して外部端末と通信を行う通信機能部を有し、制御装置は、所定の時刻に電気通信回線を利用した伝達手段により成形機の実績データを自動的に送信する送信先を予め指定する送信先指定手段と、所定の時刻に成形機の実績データを、電気通信回線を利用した伝達手段により送信先指定手段で指定した送信先に自動的に配信する自動配信手段を有し、制御装置は、所定の時刻に、送信先指定手段で設定した送信先に自動的に成形機の実績データを送信する。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は成形機の制御装置に関し、特に、携帯電話や携帯情報端末およびインターネットを利用して遠隔地あるいは移動中の場所から監視、管理、制御を行える成形機の制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
成形機の監視・管理・制御システムにおいて、遠隔地で成形工場の成形機の稼働状況や生産実績を確認する手段としてインターネットや電話回線を使った方法がある(例えば、特許文献1)。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−86531公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、インターネット経由で直接ネットワークにアクセスしようとするとグローバルアドレスの取得やセキュリティの問題があり、実際には誰でも簡単につなげて見るということはなかなか難しい。また、誰でも簡単につなげて見ることができるようにするためには、社内イントラネット、Webサーバの構築が必要となる。さらに、成形機の稼動状況や生産実績の確認は、遠隔地から稼動状況の確認操作を行わないとその情報は伝達されないという問題点があった。
【0005】
本発明の目的は、上記の問題点に鑑み、遠隔地においても成形機の稼動状況や生産実績の確認をすることを可能とする成形機の制御装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段および作用】
本発明に係る成形機の制御装置は、上記目的を達成するため、次のように構成される。
【0007】
第1の本発明に係る成形機の制御装置(請求項1に対応)は、少なくとも1台の成形機と、成形機の運転を補助する周辺機器の動作状態及び/又は成形機の動作状態を検出する各種検出器と、検出器から動作状態に係る情報を取り入れる制御装置において、制御装置は、電気通信回線に接続され、かつ電気通信回線を経由して外部端末と通信を行う通信機能部を有し、制御装置は、所定の時刻に電気通信回線を利用した伝達手段により成形機の生産データを自動的に送信する送信先を予め指定する送信先指定手段と、所定の時刻に成形機の生産データを、電気通信回線を利用した伝達手段により送信先指定手段で指定した送信先に自動的に配信する自動配信手段を有し、制御装置は、所定の時刻に、送信先指定手段で設定した送信先に自動的に成形機の生産データを送信するように構成される。上記制御装置は、例えば、成形機に装備されたプロセスコントローラと、上位コンピュータとから構成される。
【0008】
上記の第1の本発明によれば、工場側から必要設定時間に、定期的に必要データが送られてくるため、外部端末により容易に稼動状況や生産実績を見ることができる。また、受信側が特別のアプリケーションがなくても可能となる。さらに、これは、ネットワーク経由や電話回線で簡単にシステム化することができる。また、イントラネット、Webサーバなど特別なインフラストラクチャーを用意しなくても、インターネット接続手段があれば、簡単に、全世界から生産データを収集するシステム構築が可能となる。
【0009】
第2の本発明に係る成形機の制御装置(請求項2に対応)は、上記の構成において、好ましくは、生産データは、実績データである稼働状況、達成率、稼働率、良品数、不良品数と、実績データに付随するデータであるサイクルタイム、ロット番号、製品番号、計画数、キャビティ数、生産完了予定時刻のうちの少なくとも1つの項目を含んだデータであることで特徴づけられる。以上の構成によれば、工場側から必要設定時間に、定期的に必要データが送られてくるため、外部端末により容易に稼動状況や生産実績を見ることができる。
【0010】
第3の本発明に係る成形機の制御装置(請求項3に対応)は、上記の構成において、好ましくは、電気通信回線は、インターネット網、LAN、電話回線、無線回線のいずれかであることで特徴づけられる。
【0011】
第4の本発明に係る成形機の制御装置(請求項4に対応)は、上記の構成において、好ましくは、電気通信回線を利用した伝達手段は、電子メールであることで特徴づけられる。これにより、工場側から必要設定時間に、必要データの定期的に電子メールが送られてくるため、受信した電子メールを開くだけで容易に稼動状況や生産実績を見ることができる。また、受信側が特別のアプリケーションがなくても可能となる。さらに、これは、ネットワーク経由や電話回線で簡単にシステム化することができる。また、イントラネット、Webサーバなど特別なインフラストラクチャーを用意しなくても、インターネット接続手段があれば、簡単に、全世界から実績データを収集するシステム構築が可能となる。
【0012】
第5の本発明に係る成形機の制御装置(請求項5に対応)は、上記の構成において、好ましくは、外部端末は携帯電話、コンピュータのいずれかであることで特徴づけられる。外部端末には、種々のものがあるが、もっとも一般的にはWeb対応あるいはインターネット接続可能な携帯電話やコンピュータが好ましい。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の好適な実施形態を添付図面に基づいて説明する。
【0014】
図1は、本発明が適用される成形機として射出成形機の例を示し、当該射出成形機に対して配備された周辺機器および制御システムを示す。101は射出成形機である。射出成形機101では、支持台102の上にベッド103を備え、ベッド103の上に射出装置104と型締め装置105が設けられている。射出成形機101の型締め装置105の近傍には成形品を撮像するディジタルカメラ(あるいはDVビデオカメラやビデオカメラ)121aが設けられる。射出成形機101には射出成形の稼動を補助する周辺機器が配備される。周辺機器としては、金型温調機106、ドライヤ107、金型交換機108、材料混合機109などが配備されている。さらに射出成形機101に対して管理用の上位コンピュータ110が設けられている。
【0015】
支持台102には、内部にマイクロコンピュータで構成されたプロセスコントローラ111が設けられる。支持台102の側部の外面には多数の操作キーが配備された制御操作盤112が設けられている。制御操作盤112に設けられた操作キーを操作することで成形作業に必要な指令を与えることができる。
【0016】
射出装置104は、プラスチック材料を可塑化する加熱シリンダ113と、加熱シリンダ113に供給されるプラスチック材料を貯蔵するホッパー114と、射出シリンダ115とから構成される。加熱シリンダ113の内部には、通常、スクリューが設けられている。ホッパー114から加熱シリンダ113の内部に供給されたプラスチック材料は、外周に巻かれたヒータ(図示せず)で加熱され、可塑化されながら計量が行われ、スクリューの回転動作で先端側に送られ、スクリューの前進で先端ノズル113aから射出される。射出シリンダ115では、駆動動力源として油圧駆動装置あるいは電動駆動装置が用いられる。
【0017】
型締め装置105は、金型を備え、当該金型に加熱シリンダ113の先端ノズル113aから射出されたプラスチックが充填され、冷却して固化した後に、金型を開いて成形品を取出す装置である。型締め装置105では、水平に例えば4本のタイバー91が設けられている。タイバー91には、その先端に固定盤92が固定され、さらにタイバー91に沿って自在に動く可動盤93が取りつけられている。可動盤93は、型締めシリンダ117のピストンロッド94によって動かされる。固定盤92には固定型116aが設けられる。可動盤93には可動型116bが設けられる。固定型116aと可動型116bで金型116が形成される。型締め装置105は型締めシリンダ117を備える。型締めシリンダ117とピストンロッド94の作用で固定盤92に向かって可動盤93が移動し、固定型116aと可動型116bが合わせられると、金型116が形成される。固定型116aと可動型116bの対向する面に成形品を形作るための凹部が形成されている。加熱シリンダ113の先端ノズル113aから固定盤92を通して金型116の内部空間に対して可塑化されたプラスチック材料が充填される。加熱シリンダ113がプラスチック材料の射出を行うとき、金型116が開かないようにするために、型締めシリンダ117から強い型締め力が与えられる。
【0018】
上記の射出装置104と型締め装置105の各々の動作は、射出成形機101による連続して成形品を作る稼動状態において、一定の動作の順序関係を保ちながら繰返される。これらの動作の順序は、プロセスコントローラ111によるシーケンス制御によって与えられる。
【0019】
また射出成形機101での射出装置104と型締め装置105の動作に基づく射出成形作業では、本体である射出成形機101の動作に関連して周辺機器である金型温調機106、ドライヤ107、金型交換機108、材料混合機109などが動作し、射出成形の生産作業を補助している。金型温調機106は金型116の温度を調整する機械であり、ドライヤ107は成形材料を乾燥する機械であり、金型交換機108は成形品に応じて金型116を交換する機械であり、材料混合機109は複数の材料を用いるときにこれを混合してホッパ114に供給する機械である。周辺機器としてはその他に取出しロボット、材料供給装置、搬送用コンベア、ランナ粉砕機、冷却装置等があるが、図1ではその図示が省略されている。以上の周辺機器の各々の動作は、破線121に示すごとく、射出成形機101のプロセスコントローラ111によって制御されている。また周辺機器の各々の動作状態は、対応する検出器で検出され、動作状態に関する情報はプロセスコントローラ111に送給される。
【0020】
上記射出成形機101に対して管理用の上位コンピュータ110が設けられている。上位コンピュータ110は、通信ケーブル118によって射出成形機101のプロセスコントローラ111と接続されている。上位コンピュータ110は、射出成形機101の設置場所の近くに設けることもできるし、通信手段を経由して離れた場所に設けることもできる。離れた場所に置かれた上位コンピュータ110とプロセスコントローラ111を接続する場合には、各々は通信制御部および通信部を有し、通信回線として機能する通信ケーブル118を経由してデータ等のやり取りを行う。
【0021】
上位コンピュータ110は、プロセスコントローラ111を介して射出成形機101および金型温調機106などの周辺機器の稼動状態を指示し、管理する機能を有している。図1では、1台の射出成形機101のみが示されているが、実際には、同様な構成を有する複数台の射出成形機が設けらている。従って、上位コンピュータ110は、複数台の射出成形機の稼動を管理するように構成されている。
【0022】
次に図2に基づいてプロセスコントローラ111に関する構成を中心にして制御システムの全体構成を説明する。この制御システムは、より詳しくは、射出成形機101および周辺機器の監視・管理・制御を行うシステムである。
【0023】
プロセスコントローラ111によって制御される対象は、射出成形機101の射出装置104および型締め装置105と、周辺機器201に含まれる金型温調機106、ドライヤ107、金型交換機108、材料混合機109などである。射出成形機101における射出装置104や型締め装置105では、これらの装置の駆動装置として含まれる油圧駆動装置の各種の弁機構あるいは各種の電動駆動装置も制御対象に含まれる。射出装置104、型締め装置105、金型温調機106、ドライヤ107、金型交換機108、材料混合機109の各々に対してプロセスコントローラ111の出力部から動作を指示する指令信号が出力される。また射出装置104、型締め装置105、金型温調機106、ドライヤ107、金型交換機108、材料混合機109の各々には、各装置を動作状態を検出する検出器104a,105a,106a,107a,108a,109aが設けられている。図示例では、各装置の検出器は1つしか示されていないが、実際には、各種の状態量を検出することから各検出器はセンサ群によって構成されている。検出器104a〜109aから出力される検出信号は、プロセスコントローラ111の入力部203に入力される。
【0024】
プロセスコントローラ111は、上記の出力部202と、CPU203と、入力部204と、記憶部206およびタイマー203Aとによって構成される。CPU203は、演算部205と制御部207を含む。演算部205は、記憶部206から制御プログラムや成形条件等の各種情報に関するデータを取り出して、射出成形機101の動作および周辺機器201の動作を制御し、射出成形による成形品の連続生産を実行し、射出成形機101による射出成形の稼動・運転を継続する。また記憶部206には、少なくとも、各種の動作のための制御プログラム206A、成形条件のデータ206B、成形品情報のデータ206C、射出成形機101の状態に関するデータ206D、稼動情報に関するデータ206Eが記憶されている。また、記憶部206には、後に詳述するデータ通知プログラム206Fと、アドレス設定時プログラム206Gと、所定の時刻と通知必要データ項目を記憶する記憶領域206H,206Iを有している。制御プログラム206Aの中には、射出成形機101の動作制御、周辺機器201に含まれる各種機器の動作制御、生産計画に関する情報等が含まれる。成形機の状態に係るデータ206Dには、例えば、射出成形機206DのI/O状態、ポンプ指令値、モータ指令値、モータ負荷トルクモニタ、検出器の電圧などのメンテナンス情報、エラー発生状況、生産数の状態が含まれる。また、成形条件と実績データである稼働状況、達成率、稼働率、良品数、不良品数と、実績データに付随するデータであるサイクルタイム、ロット番号、製品番号、計画数、キャビティ数、生産完了予定時刻などの生産データも含まれている。成形品情報には、例えばショットごとのモニタデータや成形品画像データが含まれる。成形品画像データは、射出成形機101の型締め装置105の近傍に設けられたディジタルカメラ121aによる成形品の撮像で得られる。稼動情報のデータ106Eには、射出成形機101の稼動状態に関するデータと、周辺機器201の稼動状態に関するデータとが含まれる。
【0025】
なおプロセスコントローラ111が、遠隔地にある上位コンピュータ110と通信を行うようなシステムで構成される場合には、記憶部206の中に、上位コンピュータ110との間で通信を行うための通信用制御プログラムが設けられ、通信制御部が形成される。
【0026】
上記のプログラムやデータは、自在に書き込み・読み出しすることができ、状況に応じて自在に変更することができる。また、この書き込み・読み出しおよび内容の変更は、遠隔の地にある外部からも自在に行うことができる。従って射出成形機101が設置された生産現場において制御プログラムやデータを変更することもできるし、あるいは遠隔の地からのリモート制御を行うこともできる。制御部207は、出力部202、入力部204、演算部205、記憶部206の各々の動作を制御し、プロセスコントローラ111の全体動作を管理する。
【0027】
上記のプロセスコントローラ111によれば、主に、射出成形機101において所定の手順で成形品を繰返して生産するためのシーケンス制御、射出成形機101等の各部の動作状態に関するプロセス制御、成形品の良否に関する間接的な良否判断制御等が実行される。
【0028】
上記の構成を有するプロセスコントローラ111に対して、前述のごとく、制御操作盤112と上位コンピュータ110とが接続されている。制御操作盤112は、図1で説明した通り、射出成形機101の支持台102に付設されている。上位コンピュータ110は、射出成形機101のプロセスコントローラ111に対して生産計画や稼動・運転の手順を指定する制御プログラムや成形条件の設定・変更を指定するためのデータを提供するための管理用の装置である。また検出器104a〜109bによってプロセスコントローラ111に与えられ、かつプロセスコントローラ111の記憶部206に記憶された射出成形機101の動作状態および周辺機器201の各々の動作状態に関する情報は、上位コンピュータ110に与えられる。
【0029】
さらに上位コンピュータ110は通信部208を備える。上位コンピュータ110は通信部208を経由してインターネット網(あるいは携帯情報端末網)209に接続され、外部のインターネット端末と通信を行えるように構成されている。図2では、外部のインターネット端末の一例として1つの携帯電話210が示されている。携帯電話210は一例であって、インターネット端末としては任意の情報端末を用いることができる。情報端末としては操作の簡易性や取扱いの容易性から携帯情報端末やPDAが望ましい。また、上位コンピュータ110には、後に詳述する送信先メールアドレス設定手段と電子メール自動配信手段を備えており、記憶部110aには、送信先メールアドレス設定プログラムと電子メール自動配信プログラムが記憶されている。
【0030】
図1と図2に示した構成によれば、射出成形機101での射出成形による成形品の生産において、プロセスコントローラ111による制御の下で連続的な自動生産が行われる。このとき、プロセスコントローラ111と上位コンピュータ110の間には通信ケーブル118(あるいは専用回線)で接続され、プロセスコントローラ111の記憶部206に記憶される制御プログラム206Aや各種のデータは上位コンピュータ110によって管理・変更される。そして管理用の上位コンピュータ110は、図2に示すごとく通信部208により、インターネット網209を介して遠隔地にある携帯電話210と接続される。この構成によれば、遠隔地にある管理者は携帯電話210を操作してインターネット網209を経由して上位コンピュータ110に対してアクセスを行うことができる。
【0031】
管理用上位コンピュータ110は、ホストコンピュータとして機能し、さらにDNS(domain name system)機能を有し、射出成形機101の情報についてインターネット網209を介して制御プログラムを含む各種のデータの配信や受付けを行うことができる。DNS機能によってDNSサーバが実現される。従って管理者は、携帯電話210を利用して、遠隔地にありながら、そのブラウザ機能や電子メール機能に基づいてインターネット網209を通じて射出成形機101や周辺機器201の各種情報を得ることができ、さらに指示・指令を行うことができる。
【0032】
上位コンピュータ110は上記のごとくDNS機能を有しており、従って携帯電話210からインターネット網209を介して上位コンピュータ110に対してそのDNSサーバアドレスにアクセスすると、ブラウザを通じて必要な情報をそのメニュー画面から得ることができる。メニュー画面に示されるメニュー内容としては、例えば、成形機情報、生産情報、成形条件管理情報、製品情報、周辺機器情報などである。これらの情報は、プロセスコントローラ111から上位コンピュータ110へ与えられる。なおダイアルアップ接続で、他のプロバイダを通じて本社サーバに接続するように構成することもできる。
【0033】
上記のメニュー内容の詳細は次の通りである。成形機情報としては、成形機の状態やメンテナンス等である。生産情報としては、現在生産中の製品、予定生産数、実際の生産数、エラー発生数、稼動時間、終了予定時刻等である。成形条件管理情報としては、現在成形中の成形条件の参照などである。品質管理情報としては、現在成形中の製品情報とモニタデータをリアルタイムで参照できる。製品情報としては、現在成形中の製品情報と毎ショットの成形品画像である。周辺機器情報としては、接続された周辺機器の状態や設定情報である。
【0034】
上位コンピュータ110のDNSサーバ機能に基づいてそのメニュー画面に表示される上記のメニュー内容については、上記携帯電話210によって次のような操作を行える。まず生産情報のうちの生産計画数についてはこれを変更することができる。上記コンピュータ110は、そのDNS機能を介して生産計画数の変更を受けると、通信ケーブル118を介してプロセスコントローラ111中の記憶部206の生産計画数に関するデータを変更する。成形条件管理情報については、複数の成形条件の各々を変更操作することができる。上位コンピュータ110は、DNS機能を介して成形条件に関する生産計画の変更を受けると、通信ケーブル118を介してプロセスコントローラ111中の記憶部206の生産計画中の成形条件に関するデータを変更する。この変更によって変化された成形モニタのデータは、上記メニュー画面を介して逐次に得ることができる。また指定した成形条件に基づいて生産された成形品をディジタルカメラで画像化し、その画像データをダウンロードで取り出して携帯電話210等の端末で確認することも可能である。製品情報に関しても、ダウンロードで取出すことができる。
【0035】
上記コンピュータ110に設けられた電子メール機能によれば、射出成形機101や周辺機器201等で異常状態が発生したときには、携帯電話210により管理者に対して異常通告を行う手段して利用される。すなわち射出成形機101、周辺機器201、成形品等で異常が発生した場合には、この情報を受けたプロセスコントローラ111は上位コンピュータ110へ通報する。次に上位コンピュータ110は、電子メールを利用して、予め登録されているアドレスに基づいて、携帯電話210に対して、例えば発生号機および発生異常の内容等を通告する。携帯電話210では、電子メールを受信すると、着信音を発する。受信者は着信メイルをチェックすることにより、射出成形機101等の作動状態に関する異常を認識することができる。必要があるときには、携帯電話210によって、インターネット網209および上位コンピュータ110を介して、遠隔地よりメンテナンスの対応を行うことができる。
【0036】
図3と図4は、本発明に係る射出成形機を101A,101B,101C…として複数台用意し、これらのプロセスコントローラをLAN用通信ケーブル301と接続器302(図4ではアダプタ302A,302BとHUB302C)で上位コンピュータ110(図4では上位コンピュータ110A,110B)と接続したシステム構成を示している。各射出成形機101A〜101Cの詳細な構成、および上位コンピュータ110は前述したものと同じである。上位コンピュータ110は、インターネット網209を介して携帯電話210A、コンピュータ210B、PDA210Cと接続できるように構成され、情報、データ、指示等を行えるのは前述の実施形態で説明したものと同じである。また、図4で示すように社内LANにより社内のコンピュータとも接続される。本実施形態の構成によれば、複数台の射出成形機等の監視、管理、制御を行うことができる。
【0037】
図3の実施形態の説明では、上位コンピュータにおいてDNSサーバを設けた例であったが、図4のように射出成形機にDNSサーバ機能を持たせて、個々にインターネット網を経由して情報等のやり取りを行わせるように構成することもできる。
【0038】
次に、送信先メールアドレス設定手段と電子メール自動配信手段について説明する。これらの手段によって達成される機能を定期メール発信機能と呼ぶ。
【0039】
送信先メールアドレス設定手段は、所定の時刻に実績データを電子メールにより自動的に送信する送信アドレスと送信時刻と送信データ項目を予め設定する。また、電子メール自動配信手段は、所定の時刻に電子メールにより送信先メールアドレス設定手段で設定した送信先メールアドレスに所定の実績データを電子メールにより自動的に配信する。送信データは、メール発信時刻、生産データ、成形条件である。ここで、生産データは、稼動状況、サイクルタイム、ロット番号、計画数、達成率、稼動率、良品数、不良品数、キャビ数、生産完了予定時刻のうちの少なくとも1項目である。
【0040】
電子メール自動配信手段は、プロセスコントローラの記憶部に記憶されたデータ通知プログラムと上位コンピュータの自動メール配信プログラムにより構成される。データ通知プログラムは、制御プログラムによる通常の成形機の制御と並行して作動される。
【0041】
図5は、送信先メールアドレス設定手段の設定プログラムのフローチャートである。まず、上位コンピュータに送信先メールアドレスを入力する(ステップST10)。次に、送信時刻の入力(ステップST11)、生産データのうち送信が必要なデータ項目である稼動状況、サイクルタイム、ロット番号、計画数、達成率、稼動率、良品数、不良品数、キャビ数、生産完了予定時刻のうちの少なくとも1項目を入力する(ステップST12)。送信先メールアドレスを上位コンピュータの記憶部に記憶する(ステップST13)。送信時刻を記憶部に記憶する(ステップST14)。送信必要データ項目を記憶部に記憶する(ステップST15)。送信時刻と送信必要データ項目をプロセスコントローラに送信する(ステップST16)。プロセスコントローラは、アドレス設定時プログラムにより記憶部に送信時刻と送信必要データ項目を記憶する(ステップST17)。
【0042】
図6は、データ通知プログラムのフローチャートである。このプログラムは成形機の制御と並行して動作し、スタートし、まず、タイマー203Aによる時刻と記憶部206に記憶された設定時刻と比較する(ステップST20)。もし、現在の時刻が記憶された設定時刻と異なるときは、リターンする。もし、現在の時刻が記憶部に記憶された設定時刻に等しくなったとき、記憶部に記憶された送信必要データ項目に対応するデータを記憶部から読み出す(ステップST21)。上位コンピュータ110に読み出したデータを送信する(ステップST22)。その後、リターンする。
【0043】
図7は、電子メール自動配信手段の電子メール自動配信プログラムのフローチャートである。上位コンピュータ110は、送信必要データ項目に対応するデータを受信したかどうか判断する(ステップST30)。プロセスコントローラ111からデータを受信したならば、送信時刻と成形機番号とデータと記憶部110aから読み出したデータ通知文によりデータ送信メッセージを作成する(ステップST31)。次に、記憶部110aから送信先メールアドレスを読み出す(ステップST32)。そして、それらの送信先メールアドレスにデータを含むデータ通知メッセージを送信する(ステップST33)。その後、リターンする。また、ステップST30でデータを受信しない場合は、リターンする。
【0044】
次に、送信先メールアドレス設定手段を用いての設定と、電子メール自動配信手段による動作を説明する。
【0045】
図8は、送信先メールアドレス設定画面400を示す。これは、上位コンピュータ110の表示画面110bにおいて、送信先メールアドレス設定手段の設定プログラムを起動させたときに表示される。送信先メールアドレス設定画面400には、設定1−5までの画面があり、それぞれの画面は設定をクリックすることにより表示される。この図では、設定1を示し、他の設定画面もこの設定画面と同様である。送信先メールアドレスを入力するためのテキストボックス401と、送信時刻を入力するためのテキストボックス402A,402Bと、実績データを入力するためのテキストボックス403と、成形条件ボタン404からなる。テキストボックス401は、電子メールを送るための登録したい送信先メールアドレスを入力するボックスである。テキストボックス402A,402Bは、送信時刻を設定するためのボックスである。テキストボックス403は、送信するデータ項目を入力するボックスである。このボックスに入力するデータ項目の順番で、実際に送信されるデータも順番に並べられて送信されてくる。成形条件ボタン404は、成形条件の送信が必要なときにオンにし、送信の必要のないときはオフにする。この送信先メールアドレス設定画面400において、まず、操作者は、送信先メールアドレスをテキストボックス401に入力する。次に、設定時刻をテキストボックス402に入力する。次に、送信の必要なデータ項目をテキストボックス403に入力する。次に、成形条件が必要の場合は、ボタン403をオンにし、必要がなければ、ボタン403をオフにする。これにより、入力ボタン405をクリックすることにより、送信先メールアドレス、設定時刻、送信が必要なデータ項目が記憶部110aに記憶され、また、設定時刻、送信が必要なデータ項目がプロセスコントローラ111に送信される。以上で、送信先メールアドレス設定が完了する。
【0046】
次に、動作を説明する。成形機が動作しタイマーによる現在時刻が設定時刻になったならば、記憶部に記憶された送信必要データ項目に従って記憶部からデータが読み出され、プロセスコントローラ111から、実績データが上位コンピュータ110に送信される。その実績データを受信した上位コンピュータ110は、自動メール配信プログラムにより、データ送信メッセージが作成され、それを、登録された送信先メールアドレスに送信する。
【0047】
このようにして、工場側から定期的にメールが送られてくるため、受信した側は電子メールを開くだけで容易に稼動状況や生産実績を見ることができる。
【0048】
前述の実施形態の成形機は射出成形機であったが、本発明の適用はこれに限定されない。また遠隔地で管理者が情報を得る手段が携帯端末であったが、インターネットに接続が可能な通常の端末装置で有れば、任意のものを用いることができる。さらに、電気通信回線としてインターネット網を用いて説明したが、LAN、電話回線、無線回線を用いてもよい。
【0049】
【発明の効果】
以上の説明で明らかなように、本発明によれば、次の効果を奏する。
【0050】
工場側から必要設定時間に、定期的に電子メールなどにより必要データが送られてくるため、外部端末により容易に稼動状況や生産実績を見ることができる。また、受信側が特別のアプリケーションがなくても可能となる。さらに、これは、ネットワーク経由や電話回線で簡単にシステム化することができる。また、イントラネット、Webサーバなど特別なインフラストラクチャーを用意しなくても、インターネット接続手段があれば、簡単に、全世界から実績データを収集するシステム構築が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用される射出成形機と周辺機器と制御システムを示すシステム構成図である。
【図2】プロセスコントローラを中心として制御系の詳細な構成を示すブロック図である。
【図3】複数台の射出成形機を備えて成る本発明に係る制御システムのシステム構成図である。
【図4】複数台の射出成形機を備えて成る本発明に係る制御システムのシステム構成図である。
【図5】送信先メールアドレス設定手段の設定プログラムのフローチャートである。
【図6】データ通知プログラムのフローチャートである。
【図7】電子メール自動配信手段の電子メール自動配信プログラムのフローチャートである。
【図8】送信先メールアドレス設定画面を表す図である、
【符号の説明】
101 射出成形機
104 射出装置
105 型締め装置
110 上位コンピュータ
111 プロセスコントローラ
113 加熱シリンダ
114 ホッパー
115 射出シリンダ
116 金型
117 型締めシリンダ
209 インターネット網
210 携帯電話

Claims (5)

  1. 少なくとも1台の成形機と、前記成形機の運転を補助する周辺機器の動作状態及び/又は前記成形機の動作状態を検出する各種検出器と、前記検出器から動作状態に係る情報を取り入れる制御装置において、
    前記制御装置は、電気通信回線に接続され、かつ前記電気通信回線を経由して外部端末と通信を行う通信機能部を有し、
    前記制御装置は、所定の時刻に電気通信回線を利用した伝達手段により前記成形機の生産データを自動的に送信する送信先を予め指定する送信先指定手段と、前記所定の時刻に前記成形機の生産データを、電気通信回線を利用した伝達手段により前記送信先指定手段で指定した前記送信先に自動的に配信する自動配信手段を有し、
    前記制御装置は、前記所定の時刻に、前記送信先指定手段で設定した送信先に自動的に前記成形機の生産データを送信することを特徴とする成形機の制御装置。
  2. 前記生産データは、実績データである稼働状況、達成率、稼働率、良品数、不良品数と、実績データに付随するデータであるサイクルタイム、ロット番号、製品番号、計画数、キャビティ数、生産完了予定時刻のうちの少なくとも1つの項目を含んだデータであることを特徴とする請求項1記載の成形機の制御装置。
  3. 前記電気通信回線は、インターネット網、LAN、電話回線、無線回線のいずれかであることを特徴とする請求項1〜2のいずれか1項に記載の成形機の制御装置。
  4. 前記電気通信回線を利用した伝達手段は、電子メールであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の成形機の制御装置。
  5. 前記外部端末は携帯電話、コンピュータのいずれかであることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の成形機の制御装置。
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