JP2004154239A - 薬液注入装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】薬液シリンジを片手で簡単に着脱できる薬液注入装置を提供する。
【解決手段】保持付勢機構の付勢により開放位置に配置されたフランジ保持部材111に薬液シリンジのシリンダフランジを上方から挿入すると、その押圧によりフランジ保持部材111は閉止位置に変位するので、その下端に閉止保持部材116が閉止付勢機構の付勢により係合して薬液シリンジが固定的に保持される。この状態から手動操作部材118により閉止保持部材116が下方に変位されると、この閉止保持部材116が下端から脱落することで一対のフランジ保持部材111は開放位置に変位するので、薬液シリンジを上方に取り出せる状態となる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、被験者に薬液を注入する薬液シリンジが着脱自在に装着される薬液注入装置に関し、特に、薬液シリンジのシリンダ部材をシリンダフランジで保持する薬液注入装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
現在、被験者の断層画像を撮像する医療装置として、CT(Computed Tomography)スキャナ、MRI(Magnetic Resonance Imaging)装置、PET(Positron Emission Tomography)装置、等があり、被験者の血管画像を撮像する医療装置として、アンギオ装置、MRA(MR Angio)装置、等がある。上述のような医療装置を使用するとき、被験者に造影剤や生理食塩水などの薬液を注入することがあり、この注入を自動的に実行する薬液注入装置も実用化されている。
【0003】
上述のような薬液注入装置は注入ヘッドを有しており、この注入ヘッドに薬液シリンジが着脱自在に装着される。薬液シリンジは、薬液が充填されるシリンダ部材を有しており、このシリンダ部材にピストン部材がスライド自在に挿入されている。一般的にシリンダ部材の末端外周にはシリンダフランジが形成されており、ピストン部材の末端外周にはピストンフランジが形成されている。
【0004】
薬液注入装置を使用する場合、薬液が充填されている薬液シリンジのシリンダ部材を延長チューブで被験者に連結し、その薬液シリンジを薬液注入装置のシリンジ保持部材に装着する。一般的な薬液注入装置では、薬液シリンジのシリンダ部材およびシリンダフランジに対応した形状の凹部がシリンジ保持部材の上面に形成されているので、この凹部にシリンダ部材およびシリンダフランジを挿入すれば薬液シリンジが保持される。
【0005】
さらに、薬液注入装置はスライダ機構によりピストンフランジをシリンダ部材とは別個に保持し、そのスライダ機構でピストン部材をスライドさせる。これで薬液シリンジから薬液が被験者に注入され、必要により、例えば、薬液シリンジに薬液が薬液タンクから吸引される。
【0006】
現在、上述のような薬液注入装置として各種の提案がある(例えば、特許文献1,2参照)。
【0007】
【特許文献1】
特開2002−11096号 (第2−3頁、第11−14図)
【特許文献2】
特開2002−102343号 (第2−3頁、第8図)
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
上述した薬液注入装置では、シリンジ保持部材の凹部にシリンダ部材およびシリンダフランジを挿入すれば薬液シリンジが保持されるので、薬液シリンジの着脱が容易であるが、これでは薬液シリンジを確実に保持することが困難である。この課題を解決するため、手動操作で開閉するクランプ部材をシリンジ保持部材に増設し、シリンジ保持部材の凹部に装着された薬液シリンジをクランプ部材で確実に保持する薬液注入装置も提案されている。
【0009】
しかし、これでは薬液注入装置に薬液シリンジを着脱するために2段階の操作が必要であり、薬液注入装置に薬液シリンジを片手で着脱することも困難である。前述のように薬液注入装置は医療現場で使用されるが、医療現場では片手を常時清浄に維持することが要望されており、汚損原因となる薬液注入装置を片手のみで操作できることは重要である。
【0010】
本発明は上述のような課題に鑑みてなされたものであり、複数段階の操作を必要とすることなく片手で簡単かつ確実に薬液シリンジを着脱できる薬液注入装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明の薬液注入装置は、シリンジ保持部材、一対のフランジ保持部材、保持付勢機構、閉止保持部材、閉止付勢機構、手動操作部材、を有しており、薬液シリンジの少なくともシリンダフランジとピストンフランジとを別個に保持して相対移動させる。
【0012】
シリンジ保持部材は、上面に凹部が形成されており、この凹部にシリンダ部材が配置される。一対のフランジ保持部材は、円弧形状に形成されており、上方に開口してシリンダフランジが挿入自在な開放位置と、シリンダフランジを軸心方向と直交する両側から保持する閉止位置と、に変位自在に各々軸支されている。保持付勢機構は、一対のフランジ保持部材を閉止位置から開放位置に付勢しており、閉止保持部材は、上下方向に変位自在に支持されていて閉止位置に配置された一対のフランジ保持部材の下端に係合する。閉止付勢機構は、閉止保持部材を上方に付勢しており、手動操作部材は、手動操作に対応して閉止保持部材を下方に変位させる。
【0013】
従って、保持付勢機構の付勢により一対のフランジ保持部材が開放位置に配置された状態では、そのフランジ保持部材に薬液シリンジのシリンダフランジを上方から挿入することができる。このようにシリンダフランジが開放位置のフランジ保持部材に上方から挿入されると、そのシリンダフランジに押圧されることでフランジ保持部材は保持付勢機構の付勢に対向して開放位置から閉止位置に変位する。すると、閉止位置に配置された一対のフランジ保持部材の下端に閉止保持部材が閉止付勢機構の付勢により係合するので、これでフランジ保持部材が閉止位置に固定されてシリンダフランジが保持される。
【0014】
また、このような状態から閉止付勢機構の付勢に対向して手動操作部材により閉止保持部材が下方に変位されると、この閉止保持部材が下端から脱落することで一対のフランジ保持部材は保持付勢機構の付勢により閉止位置から開放位置に変位される。これでフランジ保持部材によるシリンダフランジの保持が解除されるので、薬液シリンジを上方に取り出せる状態となる。
【0015】
なお、本発明で云う各種の構成要素は、個々に独立した存在である必要はなく、例えば、複数の構成要素が1個の部材として形成されていること、ある構成要素が他の構成要素の一部であること、ある構成要素の一部と他の構成要素の一部とが重複していること、等が可能である。
【0016】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の一形態を図面を参照して以下に説明する。なお、本形態では図面に示すように前後左右上下の方向を規定して説明するが、これは説明を簡単とするために便宜的に規定するものであり、本発明の装置の製造時や使用時などの方向を限定するものではない。
【0017】
図4に示すように、本実施の形態の薬液注入装置100は、MRI装置300の近傍での使用を想定して形成されており、図3に示すように、装置本体102がスタンド103の上端に装着されている。装置本体102の上面には操作パネル121と液晶ディスプレイ122とが装着されており、装置本体102の側部にはアーム104で注入ヘッド101が装着されている。この注入ヘッド101は、図2に示すように、シリンジ保持部材105の上面に半円筒形の溝状の凹部106が形成されており、この凹部106に、薬液シリンジ200が着脱自在に装着される。
【0018】
薬液シリンジ200は、シリンダ部材201とピストン部材202からなり、シリンダ部材201にピストン部材202がスライド自在に挿入されている。シリンダ部材201の末端外周にはシリンダフランジ203が形成されており、ピストン部材202の末端外周にはピストンフランジ204が形成されている。
【0019】
注入ヘッド101は、シリンジ保持部材105の凹部106の後方にピストン駆動機構107が配置されており、このピストン駆動機構107がピストンフランジ204を保持して前後移動させる。また、注入ヘッド101は、シリンジ保持部材105の凹部106の所定位置に一対のフランジ保持部材111が装着されており、これら一対のフランジ保持部材111で薬液シリンジ200のシリンダフランジ203を保持する。
【0020】
より詳細には、図1および図5に示すように、フランジ保持部材111は、シリンダフランジ203に対応した円弧形状に形成されており、シリンダフランジ203が挿入される凹溝112が内周面に形成されている。一対のフランジ保持部材111は、その外周面に保持アーム113が突出しており、その保持アーム113で上下方向に回動自在に軸支されている。
【0021】
また、フランジ保持部材111には、例えば、コイルスプリングからなる保持付勢機構(図示せず)が係合されており、図1(b)および図5(a)に示すように、この保持付勢機構により閉止位置から開放位置に付勢されている。フランジ保持部材111の下端は下方に延長されており、その下端の内側には直角の凹部114が形成されている。
【0022】
一対のフランジ保持部材111の下方には、平板状の閉止保持部材116が配置されており、この閉止保持部材116は、後端で上下方向に揺動自在に軸支されている。この閉止保持部材116は、例えば、コイルスプリングからなる閉止付勢機構(図示せず)により上方に付勢されており、閉止位置に配置された一対のフランジ保持部材111の下端の凹部114に前端が下方から係脱自在に係合する。
【0023】
また、フランジ保持部材111の後方には円弧形状の手動操作部材118が配置されており、この手動操作部材118は、右側のフランジ保持部材111と同軸に右端で上下方向に揺動自在に軸支されている。この手動操作部材118の左端には手動操作される操作部119が形成されており、図2に示すように、この操作部119はシリンジ保持部材111の開口部120に露出している。図1に示すように、手動操作部材118は中央部が閉止保持部材116に上方から当接しており、操作部119が下方に手動操作されると閉止保持部材116を下方に変位させる。
【0024】
なお、本実施の形態の薬液注入装置100は、図4に示すように、例えば、MRI装置300の撮像ユニット301の近傍で使用され、必要によりMRI装置300の制御ユニット302に接続される。この制御ユニット302はコンピュータシステムからなり、撮像ユニット301を動作制御するとともに断層画像を表示する。
【0025】
[実施の形態の動作]
上述のような構成において、本実施の形態の薬液注入装置100を使用する場合、例えば、作業者は被験者に注入する薬液に対応して適切な薬液シリンジ200を選択し、その薬液シリンジ200をMRI装置300の撮像ユニット301に位置する被験者に延長チューブで連結する(図示せず)。
【0026】
薬液注入装置100は、注入ヘッド101に薬液シリンジ200が装着されていない状態では、図5(a)に示すように、一対のフランジ保持部材111は保持付勢機構の付勢により開放位置に配置されているので、図2に示すように、そこに薬液シリンジ200のシリンダフランジ203を上方から挿入することができる。
【0027】
このようにシリンダフランジ203が開放位置のフランジ保持部材111に上方から挿入されると、図5(b)に示すように、そのシリンダフランジ203に押圧されることでフランジ保持部材111は保持付勢機構の付勢に対向して開放位置から閉止位置に変位する。
【0028】
すると、図5(c)および図1(b)に示すように、閉止位置に配置された一対のフランジ保持部材111の下端に閉止保持部材116が閉止付勢機構の付勢により係合するので、図2(b)に示すように、これでフランジ保持部材111が閉止位置に固定されてシリンダフランジ203が保持される。
【0029】
このとき、薬液シリンジ200のピストンフランジ204をピストン駆動機構107が保持するので、作業者が薬液注入装置100の操作パネル121に所定操作を実行すると、ピストン駆動機構107がピストン部材202をスライド移動させることでシリンダ部材201から被験者に薬液が注入される。
【0030】
この注入作業が終了すると、例えば、作業者は被験者から延長チューブを取り外し、注入ヘッド101の上面側方に露出している操作部119を下方に押圧する。すると、この押圧により手動操作部材118とともに閉止保持部材116が閉止付勢機構の付勢に対向して下方に変位されるので、この閉止保持部材116が一対のフランジ保持部材111の下端から脱落する。
【0031】
すると、一対のフランジ保持部材111は保持付勢機構の付勢により閉止位置から開放位置に変位されるので、これでフランジ保持部材111によるシリンダフランジ203の保持が解除され、作業者は薬液シリンジ200を上方に取り出すことができる。
【0032】
なお、このように薬液注入装置100に薬液シリンジ200が装着されていない状態では、上述のようにフランジ保持部材111は開放位置に保持されているので、特別な準備操作などを必要とすることなく薬液シリンジ200の装着が開始される。
【0033】
[実施の形態の効果]
本実施の形態の薬液注入装置100では、上述のように手動操作により注入ヘッド101の凹部106に薬液シリンジ200を上方から挿入すると、一対のフランジ保持部材111によりシリンダフランジ203が保持されて自動的に固定される。また、この状態から手動操作により手動操作部材118を下方に変位させると、一対のフランジ保持部材111が自動的にシリンダフランジ203を開放する。
【0034】
このため、注入ヘッド101に薬液シリンジ200を片手でも簡単かつ確実に着脱することができるので、医療現場で汚損原因となる薬液注入装置100を片手のみで操作することができ、他方の片手を常時清浄に維持することが可能である。
【0035】
特に、フランジ保持部材111が閉止位置から開放位置に変位すると、シリンダフランジ203が上方に変位されるので、薬液シリンジ200を容易に取り出すことができる。しかも、閉止保持部材116が平板状に形成されており、一端で上下方向に揺動自在に軸支されていて他端でフランジ保持部材111の下端に係合するので、この係合を円滑に実行することができる。
【0036】
さらに、手動操作部材118は、一端で上下方向に揺動自在に軸支されていて他端に操作部119が位置する円弧形状に形成されており、中央部が閉止保持部材116に上方から当接するので、梃子の原理で閉止保持部材116を簡単に下方に押圧することができる。
【0037】
しかも、手動操作部材118と一対のフランジ保持部材111の一方とが同軸に軸支されているので、手動操作部材118のために専用の軸支機構を形成する必要がなく、その構造を簡略化して薬液注入装置100の生産性を向上させることができる。
【0038】
[実施の形態の変形例]
本発明は本実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で各種の変形を許容する。例えば、上記形態では閉止保持部材116が平板状に形成されていて一端で上下方向に揺動自在に軸支されていることを例示したが、上下方向にスライド自在に支持した閉止保持部材(図示せず)をフランジ保持部材111の下端に係合させることも可能である。
【0039】
また、上記形態では手動操作部材118が円弧形状に形成されていて一端で上下方向に揺動自在に軸支されていることを例示したが、例えば、上下方向にスライド自在に支持した手動操作部材を閉止保持部材116に上方から当接させることも可能であり、上下方向にスライド自在な閉止保持部材と手動操作部材とを一体に形成することも可能である(ともに図示せず)。
【0040】
さらに、上記形態では手動操作部材118と一対のフランジ保持部材111の一方とが同軸に軸支されていることを例示したが、例えば、手動操作部材118をフランジ保持部材111とは相違する専用の軸支機構で軸支することも可能である。
【0041】
また、本形態では薬液注入装置100をMRI装置300の近傍で使用することを想定したが、これをCTスキャナ、PET装置、アンギオ装置、MRA装置、等の近傍で使用することも可能である。さらに、本形態では薬液注入装置100の一つの凹部106に1個の薬液シリンジ200が装着されることを例示したが、注入ヘッドの複数の凹部に複数の薬液シリンジ200が装着されることも可能である(図示せず)。
【0042】
また、本形態では薬液注入装置100に薬液シリンジ200が直接に装着されることを例示したが、現在市販されている薬液シリンジ200には各種サイズが存在するので、例えば、最大サイズの薬液シリンジ200のみ薬液注入装置100に直接に装着され、最大以外の各種サイズの薬液シリンジ200は各々に専用のシリンダアダプタ(図示せず)を介して薬液注入装置100に装着されるようなことも可能である。
【0043】
【発明の効果】
本発明の薬液注入装置では、保持付勢機構の付勢により開放位置に配置されているフランジ保持部材に薬液シリンジのシリンダフランジが上方から挿入されると、そのシリンダフランジに押圧されることで閉止位置に変位した一対のフランジ保持部材の下端に閉止保持部材が閉止付勢機構の付勢により係合するので、これでフランジ保持部材によりシリンダフランジを固定的に保持することができ、このような状態から閉止付勢機構の付勢に対向して手動操作部材により閉止保持部材が下方に変位されると、この閉止保持部材が下端から脱落することで一対のフランジ保持部材が保持付勢機構の付勢により閉止位置から開放位置に変位されるので、薬液シリンジを上方に取り出すことができ、片手でも薬液シリンジを容易に着脱することができて確実に保持できる薬液注入装置を簡単な構造で実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の薬液注入装置のシリンダフランジを保持する機構を示す斜視図である。
【図2】薬液注入装置の注入ヘッドに薬液シリンジが着脱される状態を示す斜視図である。
【図3】薬液注入装置の外観を示す斜視図である。
【図4】MRI装置の外観を示す斜視図である。
【図5】フランジ保持部材にシリンダフランジが着脱される状態を示す工程図である。
【符号の説明】
100 薬液注入装置
105 シリンジ保持部材
106 凹部
107 ピストン駆動機構
111 フランジ保持部材
116 閉止保持部材
118 手動操作部材
119 操作部
200 薬液シリンジ
201 シリンダ部材
202 ピストン部材
203 シリンダフランジ
204 ピストンフランジ

Claims (4)

  1. シリンダフランジが末端外周に形成されているシリンダ部材にピストンフランジが末端外周に形成されているピストン部材がスライド自在に挿入されている薬液シリンジの少なくとも前記シリンダフランジと前記ピストンフランジとを別個に保持して相対移動させる薬液注入装置であって、
    前記シリンダ部材が配置される凹部が上面に形成されているシリンジ保持部材と、
    上方に開口して前記シリンダフランジが挿入自在な開放位置と前記シリンダフランジを軸心方向と直交する両側から保持する閉止位置とに変位自在に各々軸支されている一対の円弧形状のフランジ保持部材と、
    これら一対のフランジ保持部材を前記閉止位置から前記開放位置に付勢している保持付勢機構と、
    上下方向に変位自在に支持されていて前記閉止位置に配置された一対の前記フランジ保持部材の下端に係合する閉止保持部材と、
    この閉止保持部材を上方に付勢している閉止付勢機構と、
    手動操作に対応して前記閉止保持部材を下方に変位させる手動操作部材と、
    を有している薬液注入装置。
  2. 前記閉止保持部材が、一端で上下方向に揺動自在に軸支されていて前記閉止位置に配置された一対の前記フランジ保持部材の下端に他端が下方から係脱自在に係合する平板状に形成されている請求項1に記載の薬液注入装置。
  3. 前記手動操作部材が、一端で上下方向に揺動自在に軸支されているとともに他端に手動操作される操作部が形成されていて中央部が前記閉止保持部材に上方から当接する円弧形状に形成されている請求項2に記載の薬液注入装置。
  4. 前記手動操作部材が、一対の前記フランジ保持部材の一方と同軸に前記一端で軸支されている請求項3に記載の薬液注入装置。
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