JP2004154102A - 簡易冷菓抽出装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】一般家庭向けのソフトクリーム、アイスクリームの簡易製造機は材料調達、機器の組立、冷凍等煩雑であり、食したいタイミングにすばやく対応することが困難であり、後始末にも非常に大きな労力と手間を必要としていた。
【解決手段】ソフトクリーム、アイスクリームをプラスチック製等の袋体容器に充填、冷凍し、適温まで電子レンジ等で解凍軟化させた後、手動ハンドルを回転させることにより袋体容器内のソフトクリーム、アイスクリームを抽出可能とした。
【選択図】図１
【解決手段】ソフトクリーム、アイスクリームをプラスチック製等の袋体容器に充填、冷凍し、適温まで電子レンジ等で解凍軟化させた後、手動ハンドルを回転させることにより袋体容器内のソフトクリーム、アイスクリームを抽出可能とした。
【選択図】図１
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、冷凍されたソフトクリーム、アイスクリーム等の冷菓を抽出する家庭用簡易冷菓抽出装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来、家庭用として提供されているソフトクリーム、アイスクリーム等、冷菓を袋体容器より抽出する装置は前例が無く、冷凍した容器の中に冷菓となる牛乳、タマゴ、砂糖等の材料を混合、手動攪拌し１５〜２０分後に容器から取り出す方式が主である。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
ソフトクリーム、アイスクリーム等の冷菓を家庭で作る際の煩雑な前工程や労力及び後始末等を簡便化し、少なくとも数分以内に冷菓を食することを可能とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
本発明における簡易冷菓抽出装置は、所定の袋体容器にソフトクリーム、アイスクリーム等が充填、冷凍されたパックを使用する。冷凍された袋体容器を電子レンジ等で−２０℃以下より−５℃〜−１０℃前後に解凍する。解凍軟化したパックを本発明の抽出装置の抽出台にセットし、抽出回転ローラを手動にて回転させ抽出する方式とした。
【０００５】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて記述する。図１は実施例の側面図を示し、図２は正面透視図、図３に袋体容器を示す。
【０００６】
本発明の装置構成は図１に示す如くベース台座１、支柱２、抽出台ユニット３、及び抽出回転ローラユニット４により構成されている。抽出台ユニット３には、抽出台６が設けられている。抽出口７には清掃を容易に行うための取り外し可能な抽出筒８が取り付けられている。更に、抽出台６の抽出口７の遠い部位に袋体容器１５の抽出台６に対する位置を決めるパイロットピン９を具備している。
【０００７】
一方、抽出回転ローラユニット４には回転ローラ１０と、両端に歯車１１を固定した抽出回転ローラ軸１２と、歯車１１と連結して歯車１３を両端に具備した駆動軸１４を具備している。歯車１１と歯車１３はガイド板２２にて軸間距離を保持すると同時にガイド板１５がユニット台１６のガイド面１７に沿って移動するため、抽出回転ローラ軸１２と駆動軸１４自体の回転を防止している。駆動軸１４は回転ハンドル１８が着脱可能な長さまでガイド板２２より突出している。
【０００８】
図４に抽出回転ローラユニット４の開状態を示す。開状態とするためには、ロックファスナー１９のレバーのロックを解除すると、抽出台ユニット３の回転支点２０を中心に矢印Ｂ方向に抽出回転ローラユニット４が回転し抽出台６が開放される。図３に示す袋体容器１５のパイロットピン穴２３を抽出台６のパイロットピン９に差し込む。
【０００９】
抽出台６に袋体容器１５がセットされると、開状態になっている回転ローラユニット４を、図４に示す矢印Ａ方向に回転させロックファスナー１９のレバーを操作し抽出台６に固定ロックする。回転ハンドル１８を時計方向に回転させると歯車１１はラック５に沿って抽出口７へ向って回転しながら進み、同時に袋体容器１５に充填され適温に解凍されて図３に示す冷菓２１を抽出口７に向って絞り出す。図５に抽出動作の過程を示す。
【発明の効果】
以上、実施例から明らかなように、本発明の簡易冷菓抽出装置は、従来、最も煩雑だった材料調達、一部機器の冷凍及び長時間の攪拌作業等を皆無にした。
【図面の簡単な説明】
【図１】実施例側面図
【図２】実施例正面透視図
【図３】袋体容器
【図４】抽出回転ローラユニットの開状態図
【図５】抽出過程図
【符号の説明】
（１） ベース台座
（２） 支柱
（３） 抽出台ユニット
（４） 抽出回転ローラユニット
（５） ラック
（６） 抽出台
（７） 抽出口
（８） 抽出筒
（９） パイロットピン
（１０） 回転ローラ
（１１） 歯車
（１２） 抽出回転ローラ軸
（１３） 歯車
（１４） 駆動軸
（１５） 袋体容器
（１６） ユニット台
（１７） ガイド面
（１８） 回転ハンドル
（１９） ロックファスナー
（２０） 回転支点
（２１） 冷菓
（２２） ガイド板
（２３） パイロットピン穴
【発明の属する技術分野】
本発明は、冷凍されたソフトクリーム、アイスクリーム等の冷菓を抽出する家庭用簡易冷菓抽出装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来、家庭用として提供されているソフトクリーム、アイスクリーム等、冷菓を袋体容器より抽出する装置は前例が無く、冷凍した容器の中に冷菓となる牛乳、タマゴ、砂糖等の材料を混合、手動攪拌し１５〜２０分後に容器から取り出す方式が主である。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
ソフトクリーム、アイスクリーム等の冷菓を家庭で作る際の煩雑な前工程や労力及び後始末等を簡便化し、少なくとも数分以内に冷菓を食することを可能とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
本発明における簡易冷菓抽出装置は、所定の袋体容器にソフトクリーム、アイスクリーム等が充填、冷凍されたパックを使用する。冷凍された袋体容器を電子レンジ等で−２０℃以下より−５℃〜−１０℃前後に解凍する。解凍軟化したパックを本発明の抽出装置の抽出台にセットし、抽出回転ローラを手動にて回転させ抽出する方式とした。
【０００５】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて記述する。図１は実施例の側面図を示し、図２は正面透視図、図３に袋体容器を示す。
【０００６】
本発明の装置構成は図１に示す如くベース台座１、支柱２、抽出台ユニット３、及び抽出回転ローラユニット４により構成されている。抽出台ユニット３には、抽出台６が設けられている。抽出口７には清掃を容易に行うための取り外し可能な抽出筒８が取り付けられている。更に、抽出台６の抽出口７の遠い部位に袋体容器１５の抽出台６に対する位置を決めるパイロットピン９を具備している。
【０００７】
一方、抽出回転ローラユニット４には回転ローラ１０と、両端に歯車１１を固定した抽出回転ローラ軸１２と、歯車１１と連結して歯車１３を両端に具備した駆動軸１４を具備している。歯車１１と歯車１３はガイド板２２にて軸間距離を保持すると同時にガイド板１５がユニット台１６のガイド面１７に沿って移動するため、抽出回転ローラ軸１２と駆動軸１４自体の回転を防止している。駆動軸１４は回転ハンドル１８が着脱可能な長さまでガイド板２２より突出している。
【０００８】
図４に抽出回転ローラユニット４の開状態を示す。開状態とするためには、ロックファスナー１９のレバーのロックを解除すると、抽出台ユニット３の回転支点２０を中心に矢印Ｂ方向に抽出回転ローラユニット４が回転し抽出台６が開放される。図３に示す袋体容器１５のパイロットピン穴２３を抽出台６のパイロットピン９に差し込む。
【０００９】
抽出台６に袋体容器１５がセットされると、開状態になっている回転ローラユニット４を、図４に示す矢印Ａ方向に回転させロックファスナー１９のレバーを操作し抽出台６に固定ロックする。回転ハンドル１８を時計方向に回転させると歯車１１はラック５に沿って抽出口７へ向って回転しながら進み、同時に袋体容器１５に充填され適温に解凍されて図３に示す冷菓２１を抽出口７に向って絞り出す。図５に抽出動作の過程を示す。
【発明の効果】
以上、実施例から明らかなように、本発明の簡易冷菓抽出装置は、従来、最も煩雑だった材料調達、一部機器の冷凍及び長時間の攪拌作業等を皆無にした。
【図面の簡単な説明】
【図１】実施例側面図
【図２】実施例正面透視図
【図３】袋体容器
【図４】抽出回転ローラユニットの開状態図
【図５】抽出過程図
【符号の説明】
（１） ベース台座
（２） 支柱
（３） 抽出台ユニット
（４） 抽出回転ローラユニット
（５） ラック
（６） 抽出台
（７） 抽出口
（８） 抽出筒
（９） パイロットピン
（１０） 回転ローラ
（１１） 歯車
（１２） 抽出回転ローラ軸
（１３） 歯車
（１４） 駆動軸
（１５） 袋体容器
（１６） ユニット台
（１７） ガイド面
（１８） 回転ハンドル
（１９） ロックファスナー
（２０） 回転支点
（２１） 冷菓
（２２） ガイド板
（２３） パイロットピン穴
Claims (2)
- 袋体容器に充填された冷菓を半解凍し抽出台に水平に固定すると共に、袋体容器の抽出口より遠い部位より回転ローラの移動により袋体容器内の冷菓を抽出することを特徴とした簡易冷菓抽出装置。
- 抽出回転ローラに平歯車を固定し抽出台に平歯車と噛み合わせるラックを設け回転ローラを直接又は間接的に回転させることにより回転ローラを移動せしめることを特徴とした簡易冷菓抽出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002355954A JP2004154102A (ja) | 2002-11-05 | 2002-11-05 | 簡易冷菓抽出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002355954A JP2004154102A (ja) | 2002-11-05 | 2002-11-05 | 簡易冷菓抽出装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2004154102A true JP2004154102A (ja) | 2004-06-03 |
Family
ID=32809577
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002355954A Pending JP2004154102A (ja) | 2002-11-05 | 2002-11-05 | 簡易冷菓抽出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2004154102A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2007108136A1 (ja) * | 2006-03-23 | 2007-09-27 | Seki, Yoshiko | 冷凍物質用袋状容器、冷凍物質の軟化装置及び冷凍物質の押出装置、並びに冷凍物質の軟化方法 |
-
2002
- 2002-11-05 JP JP2002355954A patent/JP2004154102A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2007108136A1 (ja) * | 2006-03-23 | 2007-09-27 | Seki, Yoshiko | 冷凍物質用袋状容器、冷凍物質の軟化装置及び冷凍物質の押出装置、並びに冷凍物質の軟化方法 |
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