JP2004152005A - 画像配信システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】画像配信部では、画像送信制御手段11a〜11d、15が、画像閲覧禁止設定手段22により閲覧者により閲覧対象の画像を閲覧することを禁止することが設定された場合には、当該設定中に画像取得手段11a〜11dにより取得される閲覧対象の画像を当該閲覧者による画像の閲覧に使用される画像閲覧通信装置に対して送信することを不実行とする。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像配信部から閲覧者による画像の閲覧に使用される画像閲覧通信装置に対して閲覧対象の画像を送信する画像配信システムに関し、特に、画像配信部側の者により閲覧者による画像の閲覧を禁止することや、画像配信部側の者により閲覧者による画像の閲覧状況を把握することが可能である画像配信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、従来の画像サービスシステムでは、産院に存する乳児などの画像を撮像し、当該画像のデータをサーバにより記憶し、当該画像のデータをサーバからインターネットを介して当該乳児などの父親などにより操作されるパーソナルコンピュータへ送信することが行われている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
また、例えば、従来の託児所の自動監視システムでは、託児所内を自動撮影するカメラサーバを設置し、当該カメラサーバと専用線を介して接続されるサーバがインターネットを介して端末機器と接続する構成により、託児所に子供を預けた親などが遠隔地から端末機器により託児所内を監視することが行われている(例えば、特許文献2参照。)。
【0004】
また、このようなシステムに関しては、種々な検討等がなされている(例えば、特許文献3〜4参照。)。
【0005】
【特許文献1】
特開2002−56079号公報
【特許文献2】
特開2002−64810号公報
【特許文献3】
特開平11−284987号公報
【特許文献4】
特開2001−292442号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来例で示したようなシステムでは、種々な検討がなされてはいるものの、更に利便性を高めることが要求されていた。例えば、産院では乳児などの画像を撮像して父親などにより操作されるパーソナルコンピュータに対して送信することが行われるが、父親などによる画像の閲覧に対して産院側の者の利便性を高めたいといった要求があった。具体的には、例えば、乳児などの検診や世話を行っているときなどのように父親などには閲覧させない方が望ましいと考えられる画像が父親などにより閲覧されてしまうといった不具合や、産院側において父親などによる画像の閲覧の状況が不明であるといった不具合があった。
【0007】
本発明は、このような従来の事情に鑑みなされたもので、画像配信部から閲覧者による画像の閲覧に使用される画像閲覧通信装置に対して閲覧対象の画像を送信する構成において、画像配信部側の者の利便性を高めることができる画像配信システムを提供することを目的とする。
具体的には、本発明に係る画像配信システムでは、例えば、画像配信部側の者により閲覧者による画像の閲覧を禁止することや、画像配信部側の者により閲覧者による画像の閲覧状況を把握することを可能とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明に係る画像配信システム(以下で、画像配信システムAと言う)では、閲覧者に対して受信した画像を表示する機能を有する画像閲覧通信装置と、閲覧対象の画像を画像閲覧通信装置に対して送信する画像配信部とから構成され、次のような処理を行う。
すなわち、画像配信部では、画像取得手段が閲覧対象の画像を取得し、また、所定の操作などに応じて、画像閲覧禁止設定手段が閲覧者により閲覧対象の画像を閲覧することを禁止することを設定する。そして、画像配信部では、画像閲覧禁止設定手段により閲覧者により閲覧対象の画像を閲覧することを禁止することが設定された場合には、画像送信制御手段が当該設定中に画像取得手段により取得される閲覧対象の画像を当該閲覧者による画像の閲覧に使用される画像閲覧通信装置に対して送信することを不実行とする。
【0009】
従って、画像配信部側で閲覧者による閲覧対象の画像の閲覧が禁止された場合には、当該禁止中に取得される閲覧対象の画像が画像配信部から画像閲覧通信装置に対して送信されなくなるため、例えば、画像配信部側の者により閲覧者による画像の閲覧を禁止することができ、これにより、画像配信部側の者の利便性を高めることができる。
【0010】
ここで、閲覧対象としては、種々なものが用いられてもよく、例えば、新生児や、乳児や、患者や、子供などの種々な人間が用いられてもよく、犬や猫などの種々な動物が用いられてもよく、或いは、物が用いられてもよい。
また、閲覧者としては、種々な者が用いられてもよく、例えば、閲覧対象に関係する者が用いられる。
【0011】
また、画像閲覧通信装置としては、種々な装置が用いられてもよく、例えば、無線により通信を行う機能を有する装置が用いられてもよく、有線により通信を行う機能を有する装置が用いられてもよく、これら両方の機能を有する装置が用いられてもよい。
また、画像閲覧通信装置としては、例えば、閲覧者により携帯して持ち運ぶことが可能な携帯電話端末装置のような装置が用いられてもよく、或いは、固定的に設置されるコンピュータのような装置が用いられてもよい。
【0012】
なお、画像閲覧通信装置は、例えば、画像配信部から送信される画像を受信する手段や、受信した画像を画面などに表示出力する手段を備える。閲覧者は、画像閲覧通信装置の画面などに表示される画像を閲覧することが可能である。
【0013】
また、画像としては、種々なものが用いられてもよく、例えば、動画像が用いられてもよく、静止画像が用いられてもよい。
また、画像配信部としては、種々な構成のものが用いられてもよい。
また、画像配信部としては、種々な場所に設けられてもよく、例えば、閲覧対象が存在する病院などの施設に設けられる。
【0014】
また、画像配信部から画像閲覧通信装置に対して、閲覧対象の画像以外の情報が送信されてもよく、例えば、他の画像の情報や、音声の情報や、テキストの情報が送信されてもよい。画像閲覧通信装置は、受信した閲覧対象の画像以外の情報を出力する機能を有してもよい。
また、画像取得手段としては、例えば、リアルタイムな閲覧対象の画像を撮像して当該画像を取得するカメラを用いて構成することができ、或いは、閲覧対象の画像のデータを外部の装置から入力するような構成とすることも可能である。
【0015】
また、本発明において、閲覧者により閲覧対象の画像を閲覧することを禁止することは、例えば、当該閲覧者による画像の閲覧に使用される画像閲覧通信装置に対して、当該禁止中に取得される閲覧対象の画像を送信することを禁止して送信しないようにすることに相当する。
また、閲覧者により閲覧対象の画像を閲覧することを禁止することが設定されているときに取得される閲覧対象の画像を当該閲覧者による画像の閲覧に使用される画像閲覧通信装置に対して送信することを不実行とすることは、当該送信を行わないようにすることに相当する。
【0016】
一例として、画像閲覧禁止設定手段は、画像配信部側の操作者により操作されて、閲覧者により閲覧対象の画像を閲覧することを禁止すること或いは許可することを設定するスイッチから構成される。
また、一例として、画像送信制御手段は、画像閲覧禁止設定手段により閲覧者により閲覧対象の画像を閲覧することを禁止することが設定されている場合には、当該設定中に画像取得手段により取得される閲覧対象の画像を当該閲覧者による画像の閲覧に使用される画像閲覧通信装置に対して送信することを不実行とする一方、画像閲覧禁止設定手段により閲覧者により閲覧対象の画像を閲覧することを許可することが設定されている場合には、必要に応じて、当該設定中に画像取得手段により取得される閲覧対象の画像を当該閲覧者による画像の閲覧に使用される画像閲覧通信装置に対して送信する。
【0017】
ここで、画像配信部側の操作者としては、種々な者が用いられてもよい。
また、操作としては、種々な操作が用いられてもよい。
また、スイッチとしては、例えば、ボタンやレバーなどの種々なものが用いられてもよい。
また、画像送信制御手段は、例えば、画像閲覧通信装置からの要求に応じて、当該画像閲覧通信装置に対して閲覧対象の画像を送信する。
【0018】
また、閲覧対象の数としては、1であってもよく、或いは、任意の複数であってもよい。
また、閲覧者の数としては、1人であってもよく、或いは、任意の複数人であってもよい。例えば、共通の閲覧対象に対して2人以上の閲覧者が存在してもよく、2以上の閲覧対象に対して共通の閲覧者が存在してもよく、各閲覧対象毎に異なる1人又は2人以上の閲覧者が存在してもよい。
【0019】
また、画像閲覧通信装置の数としては、1であってもよく、或いは、任意の複数であってもよい。例えば、1人の閲覧者により2以上の画像閲覧通信装置が使用可能であってもよく、2人以上の閲覧者により共通の画像閲覧通信装置が使用可能であってもよく、各閲覧者毎に異なる1又は2以上の画像閲覧通信装置が使用可能であってもよい。
【0020】
また、画像取得手段の数としては、1であってもよく、或いは、任意の複数であってもよい。例えば、共通の画像取得手段により2以上の閲覧対象の画像が取得されてもよく、2以上の画像取得手段により共通の閲覧対象の画像が取得されてもよく、各画像取得手段毎に異なる1又は2以上の閲覧対象の画像が取得されてもよい。
【0021】
また、閲覧者による画像の閲覧に使用される画像閲覧通信装置に対して画像配信部から送信される画像などの情報としては、例えば、当該閲覧者に関係のある情報のみであってもよく、或いは、当該閲覧者に関係のある情報と共に、当該閲覧者には関係ないが他の閲覧者に関係のあるような情報が含まれてもよい。
【0022】
また、本発明に係る画像配信システム(画像配信システムA)では、一構成例として、画像送信制御手段は、画像閲覧禁止設定手段により閲覧者により閲覧対象の画像を閲覧することを禁止することが設定された場合には、当該閲覧者による画像の閲覧に使用される画像閲覧通信装置により表示させるための所定の情報を当該画像閲覧通信装置に対して送信する。
【0023】
従って、閲覧者による閲覧対象の画像の閲覧が禁止された場合には、所定の情報が画像閲覧通信装置により当該閲覧者に対して表示されることにより、例えば、当該閲覧者は、閲覧対象の画像の閲覧が禁止されたことを知ることや、代わりの情報を閲覧することができる。
【0024】
ここで、所定の情報としては、種々な情報が用いられてもよく、例えば、閲覧対象の画像の閲覧が禁止された旨を表す情報が用いられてもよく、或いは、過去に取得された閲覧対象の画像などのように、現在において取得される閲覧対象の画像(つまり、閲覧が禁止されている画像)の代わりになる画像の情報が用いられてもよい。
【0025】
また、本発明に係る画像配信システム(以下で、画像配信システムBと言う)では、閲覧者に対して受信した画像を表示する機能を有する画像閲覧通信装置と、閲覧対象の画像を画像閲覧通信装置に対して送信する画像配信部とから構成され、次のような処理を行う。
すなわち、画像閲覧通信装置では、例えば所定の操作などに応じて、画像閲覧要求送信手段が閲覧対象の画像を閲覧するための要求を画像配信部に対して送信する。画像配信部では、画像取得手段が閲覧対象の画像を取得し、そして、画像閲覧通信装置から閲覧対象の画像を閲覧するための要求を受信したことに応じて、画像送信手段が画像取得手段により取得される閲覧対象の画像を当該画像閲覧通信装置に対して送信する。
【0026】
また、画像配信部では、一構成例として、画像閲覧通信装置から閲覧対象の画像を閲覧するための要求を受信した場合に、その旨を画像閲覧報知手段が報知する。或いは、画像配信部では、他の構成例として、画像閲覧通信装置から閲覧対象の画像を閲覧するための要求を受信したことに応じて画像送信手段により閲覧対象の画像を当該画像閲覧通信装置に対して送信する場合に、その旨を画像閲覧報知手段が報知する。
【0027】
従って、画像配信部では、画像閲覧通信装置から閲覧対象の画像の閲覧の要求があった場合などに、その旨が報知されるため、画像配信部側の者により閲覧者による閲覧対象の画像の閲覧状況を把握することができ、これにより、画像配信部側の者の利便性を高めることができる。
【0028】
ここで、閲覧対象の画像を閲覧するための要求としては、種々なものが用いられてもよく、例えば、当該要求を表す情報を含む信号を用いることができる。
また、報知の仕方としては、種々な仕方が用いられてもよい。
【0029】
また、画像閲覧報知手段は、例えば、画像配信部側の報知対象者に対して報知を行う。ここで、報知対象者としては、種々な者が用いられてもよく、例えば、特定の者であってもよく、或いは、不特定の者であってもよい。
また、画像閲覧報知手段による報知は、種々な所で行われてもよく、例えば、画像取得手段に付加された装置や画像取得手段の付近に設けられた装置などで行うような構成を用いることができる。
【0030】
なお、本システム(画像配信システムB)においても、上記したように画像配信部側で閲覧者による閲覧対象の画像の閲覧を禁止する機能を有する画像配信システム(画像配信システムA)に関して述べた事項については、同様である。
また、本システム(画像配信システムB)の機能と上記したように画像配信部側で閲覧者による閲覧対象の画像の閲覧を禁止する機能を有する画像配信システム(画像配信システムA)の機能との両方を備えたシステムを実施することも可能であり、このようなシステムでは、画像配信部側で、閲覧者による閲覧対象の画像の閲覧状況を把握しながら、閲覧者による閲覧対象の画像の閲覧を禁止することができる。
【0031】
また、本発明に係る画像配信システム(画像配信システムB)では、一構成例として、画像閲覧報知手段は、人間の視覚により認識することが可能な情報或いは人間の聴覚により認識することが可能な情報の少なくとも一方を出力して報知を行う。なお、少なくとも一方としては、いずれか一方、或いは、両方が用いられる。
【0032】
従って、人間の視覚や聴覚により認識することが可能な情報の出力により報知が行われるため、画像配信部側の者にとって把握しやすい態様で報知を行うことができる。
【0033】
ここで、人間の視覚により認識することが可能な情報としては、種々な情報が用いられてもよく、例えば、光の点灯或いは点滅や、文字や画像の表示などを用いることができる。
また、人間の聴覚により認識することが可能な情報としては、種々な情報が用いられてもよく、例えば、音や音声などの情報を用いることができる。
【0034】
また、本発明に係る画像配信システム(画像配信システムA、B)では、一構成例として、次のような構成とした。
すなわち、画像配信部は病院に設けられており、閲覧対象は当該病院に存する患者或いは新生児であり、閲覧者は閲覧対象の関係者である。また、画像取得手段は、閲覧対象の画像を撮像するカメラから構成されている。また、画像閲覧通信装置は、無線により通信を行う機能を有しており、閲覧者により携帯されることが可能である。そして、病院に設けられた画像配信部と病院の外側に存する画像閲覧通信装置とが無線回線を用いて通信を行うことが可能である。
【0035】
従って、例えば、病院側の者により関係者による患者或いは新生児の画像の閲覧を禁止することや、病院側の者により関係者による患者或いは新生児の画像の閲覧状況を把握することができ、これにより、入院している患者或いは新生児の画像を関係者の画像閲覧通信装置に対して提供するシステムにおいて、病院側の者の利便性を高めることができる。
【0036】
ここで、病院としては、例えば一般の総合病院や産婦人科病院などの種々なものが用いられてもよい。
また、患者や新生児としては、特に限定はなく、種々な者が用いられてもよい。
また、閲覧対象である患者や新生児の関係者としては、例えば親族や知り合いや担当医師などの種々な者が用いられてもよい。
【0037】
また、カメラとしては、種々なものが用いられてもよい。
また、画像配信部と画像閲覧通信装置との間で行われる通信としては、例えば、無線回線のみが用いられて行われてもよく、或いは、無線回線と有線回線との両方が用いられて行われてもよい。
【0038】
以下で、更に、本発明に係る画像配信システムの構成例を示す。
本発明に係る画像配信システム(画像配信システムA、B)では、一構成例として、画像配信部には、画像取得手段により取得される閲覧対象の画像を記憶する画像記憶手段と、画像取得手段により取得される閲覧対象の画像を表示する画像表示手段と、画像取得手段により取得される閲覧対象の画像を画像閲覧通信装置に対して送信する機能を有する配信用サーバ装置と、を備えた。
【0039】
ここで、画像記憶手段としては、種々なものが用いられてもよく、例えば、画像のデータを記憶するメモリを用いることができる。
また、画像表示手段としては、種々なものが用いられてもよく、例えば、プラズマディスプレイ(PDP)などのディスプレイを用いることができる。
また、配信用サーバ装置としては、例えばコンピュータなどの種々なものを用いて構成されてもよい。
【0040】
また、画像表示手段は、例えば、画像配信部側の者に対して、閲覧対象の画像を表示する。
また、画像表示手段は、例えば、1の閲覧対象の画像を表示する機能及び2以上の閲覧対象の画像を画面分割により表示する機能を有しており、これらの機能を切り替えて用いることが可能である。
【0041】
また、画像配信部側で閲覧者による閲覧対象の画像の閲覧を禁止する機能を有する画像配信システム(画像配信システムA)において、画像表示手段は、例えば、画像閲覧禁止設定手段により閲覧者により閲覧対象の画像を閲覧することを禁止することが設定された旨或いは許可することが設定された旨の少なくとも一方を表示する機能を有している。なお、少なくとも一方としては、いずれか一方、或いは、両方が用いられる。
【0042】
ここで、閲覧者により閲覧対象の画像を閲覧することを禁止することが設定された旨の表示内容や、閲覧者により閲覧対象の画像を閲覧することを許可することが設定された旨の表示内容としては、種々なものが用いられてもよい。
【0043】
また、画像配信部側で閲覧者による閲覧対象の画像の閲覧状況を報知する機能を有する画像配信システム(画像配信システムB)において、画像閲覧報知手段は、例えば、画像表示手段による表示を用いて報知を行う。
ここで、画像表示手段による表示を用いて報知を行う仕方としては、種々な仕方が用いられてもよい。
【0044】
また、本発明に係る画像配信システム(画像配信システムA、B)では、一構成例として、画像閲覧通信装置或いは画像配信部の少なくとも一方には、画像取得手段を遠隔操作する機能が備えられている。なお、少なくとも一方としては、いずれか一方、或いは、両方が用いられる。
ここで、画像取得手段を遠隔操作する態様としては、種々な態様が用いられてもよく、例えば、画像取得手段がカメラから構成される場合には、当該カメラのズームやパンやチルトの状態などを遠隔から操作する態様を用いることができる。
【0045】
また、本発明に係る画像配信システム(画像配信システムA、B)では、一構成例として、画像閲覧通信装置には画像配信部に対して識別情報を送信する識別情報送信手段が備えられており、画像配信部は画像閲覧通信装置から受信される識別情報が認証された場合に閲覧対象の画像を当該画像閲覧通信装置に対して送信する機能を有する。
【0046】
ここで、識別情報としては、例えばパスワードやユーザIDや装置番号などの種々な情報が用いられてもよい。
また、認証に用いられる識別情報の数としては、1であってもよく、或いは、任意の複数であってもよい。
また、例えば、画像配信部において画像閲覧通信装置から受信される識別情報が正規のものではないと判定された場合には、画像配信部から当該画像閲覧通信装置に対して閲覧対象の画像が送信されないようにする。
【0047】
【発明の実施の形態】
本発明に係る一実施例を図面を参照して説明する。
本例では、産婦人科におけるベビーベッドに存する新生児を閲覧対象として本発明を適用した場合を示す。
図1には、本例に係る画像配信システムとして、産婦人科において新生児31a〜31dの画像を配信や表示するシステムの全体的な構成例を示してある。
【0048】
同図に示されるように、本例の画像配信システムは、産婦人科の病院の内部に設けられるシステムである院内システム1と、当該病院の外部に存在するインターネット網2と、例えばパーソナルコンピュータから構成されて当該病院の外部に存在する閲覧者により操作される情報処理装置3と、当該病院の外部に存在する閲覧者により携帯されて操作される携帯電話端末装置4a〜4cから構成されている。なお、閲覧者としては、例えば、新生児31a〜31dの父親などの近親者や、新生児31a〜31dの担当医師などが用いられている。
【0049】
院内システム1には、例えばWEBカメラやデジタルカメラなどから構成されて動画像の撮像を行う複数のカメラ11a〜11dと、例えば有線或いは無線のLAN(Local Area Network)の回線12と、例えばコンピュータから構成されて画像を処理する画像処理装置13と、監視用のモニタであって画像を表示するプラズマディスプレイ(監視用PDP)14と、例えばコンピュータから構成されて画像を配信する配信用サーバ装置15と、例えばADSL(Asynchronous Digital Subscriber Line)の回線16とが備えられている。また、画像処理装置13には、画像を保存する記憶装置23が接続されている。
【0050】
ここで、複数のカメラ11a〜11dは、それぞれ、産婦人科に設置されたベビーベッドに存在する新生児31a〜31dの画像を撮像する(映像を撮影する)位置に設置されている。なお、本例では、4人の新生児31a〜31dのそれぞれを4つのカメラ11a〜11dのそれぞれにより撮像する構成としたが、新生児の数やカメラの数などとしては種々な態様が用いられてもよい。
【0051】
また、画像処理装置13と、記憶装置23と、監視用PDP14は、主に看護師が存する場所であるナースステーションに設置されている。
また、院内システム1には、例えばそれぞれのカメラ11a〜11d毎に、当該それぞれのカメラ11a〜11dの付近に、閲覧中表示部21と、閲覧禁止スイッチ22が備えられている。なお、同図では、1つのカメラ11dについての閲覧中表示部21及び閲覧禁止スイッチ22のみを図示してある。
【0052】
また、情報処理装置3や携帯電話端末装置4a〜4cは、インターネット網2と接続する機能を有しており、配信用サーバ装置15から配信される画像などの情報を受信する機能及び受信した情報を表示する機能を有している。
また、携帯電話端末装置4a〜4cとしては、例えば、一般に使用されている各電話会社の携帯電話端末装置(例えば、AU、Jフォン、DOCOMOなど)が用いられている。
なお、本例では、閲覧者により操作される装置として情報処理装置3と携帯電話端末装置4a〜4cを示したが、例えばPDA(Personal Digital Assistants)などの携帯情報通信端末装置や他の装置が用いられてもよい。
【0053】
まず、本例の画像配信システムにより行われる処理の概要を示す。
本例の画像配信システムでは、産婦人科の病院に存する新生児31a〜31dの各ベビーベッドに取り付けられた各カメラ11a〜11dにより各新生児31a〜31dの様子を監視のためにリアルタイムに撮像し、当該撮像により得られる画像をLAN回線12を介して画像処理装置13へ送信する。そして、画像処理装置13は、当該画像を記憶装置23に記憶することや、当該画像を監視用PDP14の画面に表示することを行う。
【0054】
このように、病院内では、各カメラ11a〜11dにより撮像されて画像処理装置13へ送信される画像が、例えば当該画像処理装置13により処理された後に、病院内のナースステーションに設置された監視用PDP14の画面に表示される。そして、個々の新生児31a〜31dの撮像画像が当該監視用PDP14の画面に表示されることにより、病院内の看護師や医師は、当該画面表示により各新生児31a〜31dの様子を監視や確認することができ、緊急時に迅速に対応することが可能である。
【0055】
また、監視用PDP14では、画面分割による表示と個別画面による表示とを切り替えることが可能であり、例えば、通常時には複数の新生児31a〜31dの画像が画面分割により並べて表示される一方、緊急時などのように必要な場合には、看護師などにより指定される特定のカメラ11a〜11dからの画像が選択されて個別に表示されることや、看護師などにより指定される特定のカメラ11a〜11dからの画像が拡大して表示されることなどが行われる。
【0056】
また、監視用PDP14では、例えば、カメラ番号や識別コードや母親の氏名などの情報が新生児31a〜31dの画像に付加されて表示され、これにより、個々の新生児31a〜31dの画像を識別することなどが可能である。
【0057】
また、カメラ11a〜11dにより撮像される画像は、配信用サーバ装置15により、インターネット網2の回線を介して、インターネットに接続した情報処理装置3や携帯電話端末装置4a〜4cへリアルタイムに提供される。各新生児31a〜31dの近親者などは、例えば各個人の情報処理装置3や各個人の携帯電話端末装置4a〜4cにより表示される画像などを閲覧することにより、各新生児31a〜31dの様子を画像として参照や確認などすることができる。
【0058】
ここで、本例では、閲覧者により操作される情報処理装置3や携帯電話端末装置4a〜4cから配信用サーバ装置15に対してインターネット網2の回線を経由して画像の取得要求があった場合に、カメラ11a〜11dにより取得される新生児31a〜31dの画像が配信用サーバ装置15からインターネット網2の回線を経由して当該要求を行った情報処理装置3や携帯電話端末装置4a〜4cに対して送信される。
【0059】
また、配信用サーバ装置15から情報処理装置3や携帯電話端末装置4a〜4cに対して提供される新生児31a〜31dの画像は逐次更新され、これにより、新生児31a〜31dのリアルタイムな画像が提供される。
【0060】
また、情報処理装置3や携帯電話端末装置4a〜4cからインターネット網2を介して配信用サーバ装置15に対してアクセスして画像の閲覧要求を行う際には、情報処理装置3や携帯電話端末装置4a〜4cからユーザIDやパスワードを送信する一方で院内システム1により受信した当該ユーザIDや当該パスワードを認証処理することが行われ、これにより、個人のプライバシーの保護が図られている。なお、ユーザIDやパスワードは、例えば、閲覧を希望する者(閲覧者となる者)に対して病院側から提供される。
【0061】
また、各新生児31a〜31dの近親者以外の者として、例えば、各新生児31a〜31dの担当医師により、情報処理装置3や携帯電話端末装置4a〜4cを操作して各新生児31a〜31dの画像を閲覧することができる。そして、緊急の場合には、担当医師は、外出先或いは自宅において、情報処理装置3や携帯電話端末装置4a〜4cにより表示される画像などに基づいて新生児31a〜31dの様子や状況を確認することができ、これにより、例えば、看護師に対して適切な指示を与えることができる。
【0062】
また、院内システム1に備えられた画像処理装置13や、病院の外部に存在する情報処理装置3や携帯電話端末装置4a〜4cは、ズームやパンやチルトなどに関して各カメラ11a〜11dを遠隔操作する機能を有している。これにより、病院内の看護師など或いは病院外の近親者などは、リモートコントロールにより各カメラ11a〜11dを操作して画面をズームアップにすることなどを行うことで、各新生児11a〜11dの様子を詳細に監視などすることができる。また、このようなカメラ11a〜11dの制御は、例えば、監視用PDP14の画面表示或いは情報処理装置3や携帯電話端末装置4a〜4cの画面表示を見ながら行うことが可能である。
【0063】
また、カメラ11a〜11dにより撮像された画像は、例えば画像処理装置13により処理された後に、画像処理装置13の内部に設けられた例えば固定磁気ディスク装置(HDD:Hard Disc Drive)や光ディスクなどの記憶媒体や或いは画像処理装置13の外部に設けられた例えばリムーバブルHDDやデジタルビデオディスク(DVD:Digital Video Disc)などの記憶媒体23に、例えば時系列的に、蓄積保存される。
【0064】
このようにして保存された画像は、随時読み出して表示などすることが可能である。
また、このようにして保存された画像のデータやリアルタイムに撮像される画像のデータは、例えば突発的な事故等が発生した場合に、監視履歴の画像として使用することが可能である。
【0065】
また、画像処理装置13や記憶装置23に蓄積された画像のデータを例えばデジタルビデオディスク(DVD)やコンパクトディスク(CD:Compact Disc)やフロッピー(登録商標)ディスク(FD:Floppy Disc)などの記憶メディアにコピーして、このような記憶メディアを配布することが可能であり、これにより、入院者(本例では、新生児31a〜31d)や近親者などへのサービスの向上が図られる。
【0066】
また、本例の画像配信システムでは、情報処理装置3や携帯電話端末装置4a〜4cから各カメラ11a〜11dによるリアルタイムな監視画像の閲覧が要求された場合或いは各カメラ11a〜11dによりリアルタイムに取得される画像が情報処理装置3や携帯電話端末装置4a〜4dに対して送信されている場合(つまり、近親者などが情報処理装置3や携帯電話端末装置4a〜4cにより画像を閲覧している最中であると判定される場合)には各カメラ11a〜11dの閲覧中表示部21のランプが点灯する一方、他の場合には当該ランプが消灯することにより、これら2つの場合を産婦人科の看護師や医師などに報知することが行われる。
【0067】
これにより、病院内において、看護師や医師などは、病院の外部から画像の閲覧要求があったことや、病院の外部において画像の閲覧が行われていることを認識することができる。なお、本例では、閲覧中表示部21をランプから構成した場合を示したが、例えば、オルゴール又はオルゴールメリーの動作により報知を行うような構成とすることも可能である。
【0068】
また、本例の画像配信システムでは、病院内において、看護師や医師などが各カメラ11a〜11dの閲覧禁止スイッチ22を操作することにより、当該各カメラ11a〜11dによりリアルタイムに取得される画像を情報処理装置3や携帯電話端末装置4a〜4cに対して送信する処理を禁止する状態とするか或いは当該処理を許可する状態とするかを制御することが可能である。
【0069】
これにより、例えば、病院側の都合により病院の外部からの画像の閲覧を一時的に停止したいような場合には、当該病院の外部からの画像の閲覧を停止して、近親者などによる情報処理装置3や携帯電話端末装置4a〜4cからの画像の閲覧を禁止することができる。
また、リアルタイムな画像の閲覧が禁止される場合には、院内システム1から画像の閲覧要求を発した情報処理装置3や携帯電話端末装置4a〜4cに対して、代替画面などの情報が送信される。
【0070】
なお、通常では、固定カメラによる撮像を用いたシステムでは、撮像画像に対するアクセス件数は減少方向となってシステムを導入しても運用メリットは低い場合があるかとも考えられるが、本例のようなシステムでは、次の理由により、安定したアクセスが期待される。すなわち、撮像対象が新生児であるために、約1週間毎に撮像対象が更新され、また、このために、アクセスを行うユーザ(例えば両親や祖父母や兄弟などの近親者)も同様な周期により更新されるため、安定したアクセスが期待され、運用メリットが大きい。
【0071】
また、本例の画像配信システムでは、システムを導入した例えば病院側などの者は、外部からのアクセスに対して無料のサービスとして提供することも可能であるが、システムの使用料金を徴収することも可能であり、具体的には、例えばユーザIDやパスワードを提供するときに課金を行うなどの定額サービスとして料金を徴収することや、或いは、例えばアクセス時に課金を行うなどの従量サービスとして料金を徴収することが可能である。また、当該病院側などの者は、撮像画像をコピーした記憶メディアを、保護者などに対して、無料で配布することや或いは有料で販売することが可能である。
【0072】
次に、本例の画像配信システムについて更に詳しく説明する。
図2には、画像処理装置13に記憶されるメモリテーブルの一例を示してある。
このメモリテーブルでは、画像のデータを格納するためのメモリマップが示される。具体的には、各新生児31a〜31dの番号(“20020001”等)毎に、カメラ11a〜11dの番号(“1”等)と、ベッドの番号(“1”等)と、母親の氏名(“川田花子”等)と、画像履歴が格納される。画像履歴としては、1又は複数の画像のデータについて時間(“T1”等)と画像番号(“P1”等)が格納される。同図に示したメモリテーブルでは、複数であるn個の時系列的な画像について時間と画像番号が格納されている。
【0073】
本例では、カメラ11a〜11dにより撮像される画像が、リアルタイムで監視用PDP14に表示され、また、定期的に画像データとして画像処理装置13或いは記憶装置23に蓄積されて上記図2に示したメモリテーブルのメモリマップに従って管理される。
【0074】
図3には、配信用サーバ装置15に記憶されるメモリテーブルの一例を示してある。
このメモリテーブルでは、母親に関連するデータを格納するためのメモリマップが示される。具体的には、各母親の氏名(“川田花子”等)毎に、新生児31a〜31dの番号(“X1=20020001”等)と、入院の開始日(“X2”等)及び終了日(“X3”等)と、部屋の番号(“X4”等)と、保険証の番号(“X5”等)と、ユーザの識別情報であるユーザID(“X6”等)と、パスワード(“X7”等)と、アクセスの件数(“X8”等)及び時間(“X9”等)が格納される。
【0075】
本例では、上記図2に示したメモリテーブルと上記図3に示したメモリテーブルとが、母親の氏名により関連付け(リンク)される。
また、本例では、情報処理装置3や携帯電話端末装置4a〜4cにより病院の外部から院内システム1に対してアクセスする場合に使用されるユーザIDやパスワードは、上記図3に示したメモリテーブルに基づいて参照される。
【0076】
図4には、各カメラ11a〜11dについて設けられる閲覧中フラグ及び閲覧禁止フラグの状態と、閲覧者による閲覧の状態との対応の一例を示してある。
本例では、例えば各カメラ11a〜11dにおいて或いは他の装置において、閲覧者から閲覧を要求するためのアクセスがある場合には“1”値とされる一方で当該アクセスがない場合には“0”値とされる閲覧中フラグと、閲覧禁止スイッチ22の操作により閲覧者によるリアルタイム画像の閲覧が禁止されている場合には“1”値とされる一方で当該閲覧が禁止されていない(つまり、許可されている)場合には“0”値とされる閲覧禁止フラグが管理される。
【0077】
同図に示されるように、閲覧中フラグが“1”値であって閲覧禁止フラグが“1”値であるフラグ状態Aでは、情報処理装置3や携帯電話端末装置4a〜4cからのアクセスがあるが、当該情報処理装置3や当該携帯電話端末装置4a〜4cではリアルタイムの画像を表示することはできない。
閲覧中フラグが“1”値であって閲覧禁止フラグが“0”値であるフラグ状態Bでは、情報処理装置3や携帯電話端末装置4a〜4cからのアクセスがあり、当該情報処理装置3や当該携帯電話端末装置4a〜4cでは例えばリアルタイムの画像を表示中である。
【0078】
閲覧中フラグが“0”値であって閲覧禁止フラグが“1”値であるフラグ状態Cでは、情報処理装置3や携帯電話端末装置4a〜4cからのアクセスがなく、また、当該情報処理装置3や当該携帯電話端末装置4a〜4cについてはリアルタイム画像の閲覧が禁止されている。
閲覧中フラグが“0”値であって閲覧禁止フラグが“0”値であるフラグ状態Dでは、情報処理装置3や携帯電話端末装置4a〜4cからのアクセスがなく、また、当該情報処理装置3や当該携帯電話端末装置4a〜4cについてはリアルタイム画像の閲覧が可能である。
【0079】
また、上記したフラグ状態Aでは、配信用サーバ装置15へアクセスしている情報処理装置3や携帯電話端末装置4a〜4cに対して、リアルタイム画像の代わりに、リアルタイム画像の閲覧が禁止されていることを表す画像や、或いは、過去において撮像されて画像処理装置13或いは記憶装置23に記憶されている新生児31a〜31dの画像のように代替となる画像(代替画像)を、配信用サーバ装置15から送信する。
【0080】
また、上記したフラグ状態Aや上記したフラグ状態Bでは、情報処理装置3や携帯電話端末装置4a〜4cからのアクセスがあることが閲覧中表示部21により産婦人科の看護師や医師などに対して報知されることにより、これらの者に対してカメラ11a〜11dや監視用PDP14への注意を喚起することができ、また、これらの者に対して閲覧禁止スイッチ22のオフ動作或いはオン動作を促すことができる。
【0081】
図5には、監視用PDP14の画面表示の例を示してある。
同図に示した例では、全体の画面領域が複数の画面領域に分割されて、それぞれの画面領域毎に異なる画像が表示されている。
例えば、左上の画面領域41では、病院の外部からのリアルタイム画像の閲覧が可能であってリアルタイム画像が通常に閲覧されている場合における画面表示の一例を示してあり、カメラ番号51と識別コード52と母親の氏名53の情報が当該画面領域41の上方に表示されており、閲覧対象となる1人の新生児31a〜31dのリアルタイム画像54が当該画面領域41の中央部分に表示されており、閲覧中フラグが“1”値(オン)であるか或いは“0”値(オフ)であるかを表す情報55が当該画面領域41の下方に表示されている。
【0082】
また、左下の画面領域42では、病院の外部からのリアルタイム画像の閲覧が禁止されている場合における画面表示の一例を示してあり、上記した左上の画面領域41と同様な表示内容に加えて、情報処理装置3や携帯電話端末装置4a〜4cに対してリアルタイム画像の閲覧が禁止されていることを表す画像を送信している旨或いは情報処理装置3や携帯電話端末装置4a〜4cに対して代替画像を送信している旨を示す情報56が当該画面領域42の下方に表示されている。
【0083】
図6(a)、(b)、(c)には、院内システム1の配信用サーバ装置15から送信される画像等を受信側となる情報処理装置3や携帯電話端末装置4a〜4cに備えられた画面に表示した場合における画面表示の例を示してある。
同図(a)には、情報処理装置3や携帯電話端末装置4a〜4cによりリアルタイム画像の閲覧が可能であってリアルタイム画像が通常に閲覧されている場合における画面表示の一例を示してあり、リアルタイム画像である旨を表す情報61が画面の上方に表示されており、閲覧対象となる1人の新生児31a〜31dのリアルタイム画像62が画面の中央に表示されている。
【0084】
同図(b)には、情報処理装置3や携帯電話端末装置4a〜4cによるリアルタイム画像の閲覧が禁止されていて当該情報処理装置3や当該携帯電話端末装置4a〜4cに対してリアルタイム画像の閲覧が禁止されていることを表す画像が配信用サーバ装置15から送信される場合における画面表示の一例を示してあり、リアルタイム画像の閲覧が禁止されていることを表す画像(同図(b)の例では、“不可”という文字の画像)63が画面の中央に表示されている。
【0085】
同図(c)には、情報処理装置3や携帯電話端末装置4a〜4cによるリアルタイム画像の閲覧が禁止されていて当該情報処理装置3や当該携帯電話端末装置4a〜4cに対して代替画像が配信用サーバ装置15から送信される場合における画面表示の一例を示してあり、リアルタイム画像の閲覧が不可である旨を表す情報64及び代替画像である旨を表す情報65が画面の上方に表示されており、代替画像である例えば過去に撮像された閲覧対象となる1人の新生児31a〜31dの画像66が画面の中央に表示されている。
【0086】
図7を参照して、情報処理装置3や携帯電話端末装置4a〜4cの側(以下で、端末側と言う)から画像の閲覧要求が発生した場合において、カメラ11a〜11dや配信用サーバ装置15や端末側により行われる処理の手順の一例を示す。なお、この例では、端末側からのリアルタイム画像の閲覧が禁止されていない(つまり、許可されている)とする。
【0087】
(1)まず、端末側から配信用サーバ装置15に対してアクセス要求が行われる。
(2)すると、配信用サーバ装置15は、アクセス要求があった端末側に対して、ユーザID及びパスワードの入力要求を行う。
(3)当該入力要求に対して、端末側からユーザIDが入力されて配信用サーバ装置15に対して送信される。
(4)また、当該入力要求に対して、端末側からパスワードが入力されて配信用サーバ装置15に対して送信される。
(5)そして、配信用サーバ装置15により受信したユーザID及びパスワードが正しく認証されたと判断されると、配信用サーバ装置15から端末側に対して認証完了を示す応答が送信される。
【0088】
(6)また、配信用サーバ装置15は、正常な認証を確認した時点で、例えば受信したユーザIDやパスワードにより上記図3に示したメモリテーブルに基づいて指定されるカメラ11a〜11dに対して画像の取得要求を行う。
(7)当該画像の取得要求を受信すると、カメラ11a〜11dは、閲覧中フラグを“0”値(オフ)から“1”値(オン)へ切り替える。これにより、閲覧中表示部21のランプが点灯する。
(8)また、当該カメラ11a〜11dは、リアルタイムに取得した新生児31a〜31dの画像を配信用サーバ装置15に対して送信する。
(9)当該画像を受信すると、配信用サーバ装置15は、受信した画像をアクセス要求があった端末側に対して送信する。これにより、端末側では、配信用サーバ装置15から受信される画像が画面に表示され、近親者などにより当該画像を閲覧することが可能となる。
【0089】
(10)このようにして画像を閲覧するに際して、近親者などがカメラ操作の要求を端末側に与えると、端末側から配信用サーバ装置15に対してカメラ操作の要求が送信される。
(11)カメラ操作の要求を受信すると、配信用サーバ装置15は、受信したカメラ操作の要求内容を指定されるカメラ11a〜11dに対して送信する。これにより、当該カメラ11a〜11dは、当該要求内容に従って、ズーム状態などを変更する。
【0090】
(12)また、カメラ11a〜11dでは新生児31a〜31dの画像を逐次取得しており、取得した画像を配信用サーバ装置15へ送信する。
(13)また、配信用サーバ装置15は、カメラ11a〜11dから受信する画像を例えば定期的に端末側へ送信する。
(14)このように、端末側における画像の閲覧中には、配信用サーバ装置15からの定期的な画像送信が繰り返し行われ、また、任意のタイミングで端末側からカメラ11a〜11dを操作することが可能である。
【0091】
(15)端末側において画像を閲覧している近親者などが画像の閲覧の終了要求を当該端末側に入力すると、当該端末側から回線の切断要求が配信用サーバ装置15に対して送信される。
(16)当該回線の切断要求を受信すると、配信用サーバ装置15は、端末側との間の回線の接続状態を切断し、これにより、当該端末側からのアクセスは中止される。
(17)また、配信用サーバ装置15は、カメラ11a〜11dに対して画像の送信中止要求(例えば、プリセット信号)を送信する。
(18)当該画像の送信中止要求を受信すると、カメラ11a〜11dは、閲覧中フラグを“1”値(オン)から“0”値(オフ)へ切り替える。これにより、閲覧中表示部21のランプが消灯する。
(19)そして、当該カメラ11a〜11dから配信用サーバ装置15への画像送信が終了される。
【0092】
図8を参照して、端末側におけるリアルタイム画像の閲覧が禁止される場合において、カメラ11a〜11dや画像処理装置13や配信用サーバ装置15や端末側により行われる処理の手順の一例を示す。なお、この例では、端末側から配信用サーバ装置15に対してリアルタイム画像の閲覧要求があるとする。
【0093】
(1)或るカメラ11a〜11dの閲覧禁止スイッチ22がオフからオンへ切り替えられると、当該カメラ11a〜11dでは閲覧禁止フラグが“0”値(オフ)から“1”値(オン)へ切り替えられる。
(2)そして、当該カメラ11a〜11dから画像処理装置13に対して閲覧禁止の通知が行われる。画像処理装置13は、例えば、閲覧禁止が設定された旨などを監視用PDP14の画面に表示させる。
【0094】
(3)また、当該カメラ11a〜11dから配信用サーバ装置15に対して閲覧禁止の通知が行われる。
(4)すると、配信用サーバ装置15は、リアルタイム画像の閲覧が不可である旨を表す情報或いは代替画像の情報を端末側に対して送信する。当該端末側では、受信した情報が画面に表示され、これにより、近親者などはリアルタイム画像の閲覧が禁止されていることを認識することができる。
【0095】
また、図9を参照して、端末側におけるリアルタイム画像の閲覧が禁止される場合において、カメラ11a〜11dや画像処理装置13や配信用サーバ装置15や端末側により行われる処理の手順の他の一例を示す。なお、この例では、閲覧禁止スイッチ22が画像処理装置13に備えられている場合を示す。また、この例では、端末側から配信用サーバ装置15に対してリアルタイム画像の閲覧要求があるとする。
【0096】
(1)画像処理装置13において、或るカメラ11a〜11dに対応する閲覧禁止スイッチ22がオフからオンへ切り替えられたとする。
(2)すると、画像処理装置13から当該カメラ11a〜11dに対して閲覧禁止の通知が行われる。
(3)当該閲覧禁止の通知を受信すると、当該カメラ11a〜11dでは、閲覧禁止フラグが“0”値(オフ)から“1”値(オン)へ切り替えられる。
【0097】
(4)そして、当該カメラ11a〜11dから配信用サーバ装置15に対して閲覧禁止の通知が行われる。
(5)すると、配信用サーバ装置15は、リアルタイム画像の閲覧が不可である旨を表す情報或いは代替画像の情報を端末側に対して送信する。当該端末側では、受信した情報が画面に表示され、これにより、近親者などはリアルタイム画像の閲覧が禁止されていることを認識することができる。
【0098】
以上のように、本例の画像配信システムでは、病院内における新生児31a〜31dの撮像画像をネットワーク(本例では、インターネット網)2を介して利用者(閲覧者)の情報処理装置3や携帯電話端末装置4a〜4cに対してリアルタイムで配信する構成において、閲覧禁止フラグを設け、閲覧禁止フラグがオフであるときには利用者からの画像配信要求に対して通常の画像配信を行う一方、閲覧禁止フラグがオンであるときには利用者からの画像配信要求に対して代替画像などを配信して利用者に対して閲覧禁止中であることを知らせることが行われる。
【0099】
従って、本例の画像配信システムでは、院内システム1から閲覧者による画像の閲覧に使用される情報処理装置3や携帯電話端末装置4a〜4cに対して閲覧対象の画像を送信するに際して、例えば病院側の都合に応じて、病院側の者により閲覧者による画像の閲覧を禁止することができ、これにより、病院側の者の利便性を高めることができる。
【0100】
また、本例の画像配信システムでは、病院内における新生児31a〜31dの撮像画像をネットワーク(本例では、インターネット網)2を介して利用者(閲覧者)の情報処理装置3や携帯電話端末装置4a〜4cに対してリアルタイムで配信する構成において、閲覧中フラグを設け、利用者から画像配信要求が行われた場合には、閲覧中フラグを“1”値(オン)へ立ち上げて、利用者が閲覧のためにアクセス中であることを院内において知らせることが行われる。
【0101】
従って、本例の画像配信システムでは、院内システム1から閲覧者による画像の閲覧に使用される情報処理装置3や携帯電話端末装置4a〜4cに対して閲覧対象の画像を送信するに際して、病院側の者により閲覧者による画像の閲覧状況を把握することができ、これにより、病院側の者の利便性を高めることができる。
【0102】
なお、本例では、閲覧対象として新生児31a〜31dが用いられており、閲覧者として新生児31a〜31dの近親者や担当医師などが用いられている。
また、本例では、院内システム1の機能により画像配信部が構成されており、情報処理装置3や携帯電話端末装置4a〜4cにより画像閲覧通信装置が構成されている。
【0103】
また、本例の院内システム1では、カメラ11a〜11dの機能により画像取得手段が構成されており、閲覧禁止スイッチ22の機能により画像閲覧禁止設定手段が構成されており、カメラ11a〜11dの閲覧禁止フラグに関する機能や配信用サーバ装置15により代替画像などを送信する機能などにより画像送信制御手段が構成されている。
【0104】
また、本例の院内システム1では、配信用サーバ装置15により情報処理装置3や携帯電話端末装置4a〜4cからの画像の閲覧要求に応じて閲覧対象の画像を送信する機能により画像送信手段が構成されており、閲覧中表示部21の機能により画像閲覧報知手段が構成されている。
【0105】
また、本例の院内システム1では、画像処理装置13の内部記憶装置の機能や外部記憶装置23の機能により画像記憶手段が構成されており、監視用PDP14の機能により画像表示手段が構成されている。
また、本例の情報処理装置3や携帯電話端末装置4a〜4cでは、配信用サーバ装置15に対して画像の閲覧要求を送信する機能により画像閲覧要求送信手段が構成されており、配信用サーバ装置15に対してユーザIDやパスワードを送信する機能により識別情報送信手段が構成されている。
【0106】
ここで、本発明に係る画像配信システムなどの構成としては、必ずしも以上に示したものに限られず、種々な構成が用いられてもよい。なお、本発明は、例えば本発明に係る処理を実行する方法或いは方式や、このような方法や方式を実現するためのプログラムなどとして提供することも可能である。
また、本発明の適用分野としては、必ずしも以上に示したものに限られず、本発明は、種々な分野に適用することが可能なものである。
【0107】
また、本発明に係る画像配信システムなどにおいて行われる各種の処理としては、例えばプロセッサやメモリ等を備えたハードウエア資源においてプロセッサがROM(Read Only Memory)に格納された制御プログラムを実行することにより制御される構成が用いられてもよく、また、例えば当該処理を実行するための各機能手段が独立したハードウエア回路として構成されてもよい。
また、本発明は上記の制御プログラムを格納したフロッピー(登録商標)ディスクやCD(Compact Disc)−ROM等のコンピュータにより読み取り可能な記録媒体や当該プログラム(自体)として把握することもでき、当該制御プログラムを記録媒体からコンピュータに入力してプロセッサに実行させることにより、本発明に係る処理を遂行させることができる。
【0108】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係る画像配信システムによると、閲覧者に対して受信した画像を表示する機能を有する画像閲覧通信装置と、閲覧対象の画像を画像閲覧通信装置に対して送信する画像配信部とから構成され、画像配信部では、閲覧者により閲覧対象の画像を閲覧することを禁止することが設定された場合には、当該設定中に取得される閲覧対象の画像を当該閲覧者による画像の閲覧に使用される画像閲覧通信装置に対して送信することを不実行とするようにしたため、例えば、画像配信部側の者により閲覧者による画像の閲覧を禁止することができ、これにより、画像配信部側の者の利便性を高めることができる。
【0109】
また、本発明に係る画像配信システムによると、閲覧者に対して受信した画像を表示する機能を有する画像閲覧通信装置と、閲覧対象の画像を画像閲覧通信装置に対して送信する画像配信部とから構成され、画像配信部では、画像閲覧通信装置から閲覧対象の画像を閲覧するための要求を受信したことに応じて閲覧対象の画像を当該画像閲覧通信装置に対して送信するに際して、例えば当該要求を受信した旨を報知することや或いは当該送信を行う旨を報知するようにしたため、画像配信部側の者により閲覧者による画像の閲覧状況を把握することができ、これにより、画像配信部側の者の利便性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像配信システムの一例を示す図である。
【図2】画像処理装置により記憶されるメモリテーブルの一例を示す図である。
【図3】配信用サーバ装置により記憶されるメモリテーブルの一例を示す図である。
【図4】閲覧中フラグ及び閲覧禁止フラグの状態と閲覧状態との対応の一例を示す図である。
【図5】監視用PDPの画面表示の例を示す図である。
【図6】情報処理装置や携帯電話端末装置の画面表示の例を示す図である。
【図7】情報処理装置や携帯電話端末装置から画像配信要求が発生した場合に行われる処理の手順の一例を示す図である。
【図8】情報処理装置や携帯電話端末装置によるリアルタイム画像の閲覧が禁止される場合における処理の手順の一例を示す図である。
【図9】情報処理装置や携帯電話端末装置によるリアルタイム画像の閲覧が禁止される処理の手順の他の一例を示す図である。
【符号の説明】
1・・院内システム、 2・・インターネット網、 3・・情報処理装置、
4a〜4c・・携帯電話端末装置、 11a〜11d・・カメラ、
12・・LAN回線、 13・・画像処理装置、
14・・プラズマディスプレイ(PDP)、 15・・配信用サーバ装置、
16・・ADSL回線、 21・・閲覧中表示部、
22・・閲覧禁止スイッチ、 23・・記憶装置、
31a〜31d・・新生児、
Claims (5)
- 閲覧者に対して受信した画像を表示する機能を有する画像閲覧通信装置と、閲覧対象の画像を画像閲覧通信装置に対して送信する画像配信部とから構成される画像配信システムであって、
画像配信部には、閲覧対象の画像を取得する画像取得手段と、
閲覧者により閲覧対象の画像を閲覧することを禁止することを設定する画像閲覧禁止設定手段と、
画像閲覧禁止設定手段により閲覧者により閲覧対象の画像を閲覧することを禁止することが設定された場合には、当該設定中に画像取得手段により取得される閲覧対象の画像を当該閲覧者による画像の閲覧に使用される画像閲覧通信装置に対して送信することを不実行とする画像送信制御手段と、を備えた、
ことを特徴とする画像配信システム。 - 請求項1に記載の画像配信システムにおいて、
画像送信制御手段は、画像閲覧禁止設定手段により閲覧者により閲覧対象の画像を閲覧することを禁止することが設定された場合には、当該閲覧者による画像の閲覧に使用される画像閲覧通信装置により表示させるための所定の情報を当該画像閲覧通信装置に対して送信する、
ことを特徴とする画像配信システム。 - 閲覧者に対して受信した画像を表示する機能を有する画像閲覧通信装置と、閲覧対象の画像を画像閲覧通信装置に対して送信する画像配信部とから構成される画像配信システムであって、
画像閲覧通信装置には、閲覧対象の画像を閲覧するための要求を画像配信部に対して送信する画像閲覧要求送信手段を備え、
画像配信部には、閲覧対象の画像を取得する画像取得手段と、
画像閲覧通信装置から閲覧対象の画像を閲覧するための要求を受信したことに応じて、画像取得手段により取得される閲覧対象の画像を当該画像閲覧通信装置に対して送信する画像送信手段と、
画像閲覧通信装置から閲覧対象の画像を閲覧するための要求を受信した場合に或いは画像閲覧通信装置から閲覧対象の画像を閲覧するための要求を受信したことに応じて画像送信手段により閲覧対象の画像を当該画像閲覧通信装置に対して送信する場合にその旨を報知する画像閲覧報知手段と、を備えた、
ことを特徴とする画像配信システム。 - 請求項3に記載の画像配信システムにおいて、
画像閲覧報知手段は、人間の視覚により認識することが可能な情報或いは人間の聴覚により認識することが可能な情報の少なくとも一方を出力して報知を行う、
ことを特徴とする画像配信システム。 - 請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の画像配信システムにおいて、
画像配信部は、病院に設けられており、
閲覧対象は、当該病院に存する患者或いは新生児であり、
閲覧者は、閲覧対象の関係者であり、
画像取得手段は、閲覧対象の画像を撮像するカメラから構成されており、
画像閲覧通信装置は、無線により通信を行う機能を有しており、閲覧者により携帯されることが可能であり、
病院に設けられた画像配信部と病院の外側に存する画像閲覧通信装置とが無線回線を用いて通信を行うことが可能である、
ことを特徴とする画像配信システム。
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