JP2004151798A - 記憶装置の管理用計算機、およびプログラム - Google Patents

記憶装置の管理用計算機、およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】従来は、障害発生時又は構成変更時にシステム全体を矛盾なく設定制御を実施するための構成と方法を提供することができなかった。
【解決手段】本発明の一実施形態の管理用計算機は、複数の対象計算機と、対象計算機に接続される記憶装置とに接続され、対象計算機及び記憶装置を管理する。管理用計算機は、対象計算機に接続される記憶装置内の記憶領域に関するボリューム管理情報と、管理対象計算機が提供し記憶装置内のファイル共有に関するファイル共有情報とを、対象計算機から受信し、記憶装置に関する記憶装置管理情報を、記憶装置から受信するインタフェースを有する。さらに、管理用計算機は、ボリューム管理情報と、ファイル共有情報と、記憶装置管理情報とに従って、設定制御をすべき対象計算機または記憶装置を特定し、特定した対象計算機または記憶装置に対して設定制御を実行するように指示する制御部を有する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、記憶装置を有する計算機システムにおける管理構成と方法に関わる。特に、記憶装置と、記憶装置に接続される複数台の計算機の障害管理、および設定制御を統括するための、構成および方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、企業などで利用される計算機システムが扱う情報量は、飛躍的に増大している。これに伴いデータを記憶する記憶領域であるディスクボリュームの容量も増加の一途をたどっている。このようなディスクボリュームの容量増加に対応するため、ファイバーチャネルインタフェースなどのネットワークで接続され、計算機本体とは独立し、複数の計算機から大容量かつ複数のディスクボリュームを共用して利用する専用の記憶装置が、世の中に増加してきている。
【0003】
一方、記憶装置を利用する計算機も、クライアント計算機側の用途により種々の提供形態が存在している。前述代表的な計算機提供形態の例として、SAN(Storage Area Network)やNAS(Networked Attached Storage)などが挙がる。SANはホスト計算機を利用し、ディスクボリュームに対し、ディスクのブロックレベルでデータの入出力を行い、高速なデータアクセスを実現できる。一方、NASはファイルサーバ計算機を利用し、ディスクボリュームに対し、ファイルレベルでのデータの入出力を行い、複数のクライアント計算機がデータであるファイルを共有することが可能である。
【0004】
更に、前述したSAN、NASの両方の特徴を活かし、ファイルサーバとホストの両計算機を配置し、互いが連携し、クライアント計算機側からのデータアクセスをファイル単位で処理し、実際のディスクボリュームへのデータの入出力はブロックレベルで行う、NAS over SANと呼ばれる提供形態も、近年世の中に出てきている。
【0005】
例えば、特許文献1では、記憶装置側の管理手段と計算機側の管理手段が連携することにより、記憶装置を利用する計算機へのディスクボリュームを最適に割当方法を目的としている。
【0006】
【特許文献1】
特開2001−142648号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
前述した特許文献1では、例えば記憶装置で障害が発生した場合、記憶装置の管理コンソールには障害発生の通報は挙がってくるが、記憶装置と接続関係を持つ計算機の管理コンソールには通報は挙がってこない。そのため、管理者は記憶装置と計算機の接続関係などの構成情報を参照した上で、関係する計算機側のクライアント接続抑止などの制御を、計算機の管理コンソールを利用し実施する必要があった。加えてNAS over SANの環境においては、SAN環境側のホスト計算機、NAS環境側のファイルサーバ計算機の両方が連動して、前述の接続抑止などの設定制御をそれぞれの管理コンソールを利用し実施する必要があった。
【0008】
更に、記憶装置や各計算機に構成変更などの種々の設定制御を指示する場合、前述した特許文献1では、管理者は記憶装置と計算機システムの接続関係や、計算機同士の関係を検討した上で、全てのシステム上で矛盾が生じない設定制御を各管理コンソールからそれぞれ指示する必要があった。
【0009】
このように、障害発生時或いは記憶装置内の構成変更の際に、システム全体を矛盾なく設定制御を実施するためには、クライアント接続抑止、ファイル共有抑止、ディスクボリューム公開抑止及び対象ボリュームの閉塞等の設定制御の種類が適切であること、複数の設定制御をする順番が正しいこと及び抑止制御されるべき対象機器が正しいことが必要である。従って、記憶装置と複数の計算機を有する計算機システムにおいて、障害発生情報を記憶装置側と計算機側とで連携する機能が必要であった。
【0010】
本発明の目的は、障害発生時又は構成変更時にシステム全体を矛盾なく設定制御を実施するための構成と方法を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明の一実施形態の管理用計算機は、複数の対象計算機と、対象計算機に接続される記憶装置とに接続され、対象計算機及び記憶装置を管理する。管理用計算機は、対象計算機に接続される記憶装置内の記憶領域に関するボリューム管理情報と、管理対象計算機が提供し記憶装置内のファイル共有に関するファイル共有情報とを、対象計算機から受信するインタフェースを有する。また、記憶装置に関する記憶装置管理情報を、記憶装置から受信するインタフェースを有する。さらに、管理用計算機は、ボリューム管理情報と、ファイル共有情報と、記憶装置管理情報とに従って、設定制御をすべき対象計算機または記憶装置を特定し、特定した対象計算機または記憶装置に対して設定制御を実行するように指示する制御部を有する。
【0012】
上記実施形態では、インタフェースは、対象計算機または記憶装置から障害情報を受付けることが好ましい。さらに、制御部は、対象計算機または記憶装置から障害情報を受付けた場合に、障害情報と、ボリューム管理情報と、ファイル共有情報と、記憶装置管理情報とに従って、設定制御をすべき対象計算機又は記憶装置を特定し、特定した対象計算機または記憶装置に対して設定制御を実行するように指示することが好ましい。
【0013】
上記実施形態では、制御部は、ボリューム管理情報と、ファイル共有情報と、記憶装置管理情報とに従って、設定制御をすべき対象計算機または記憶装置と、設定制御の種類とを特定し、特定した対象計算機または記憶装置に対して、特定した種類の設定制御を実行するように指示することが好ましい。さらに、設定制御の種類には、クライアント接続抑止、ファイル共有抑止、ディスクボリューム公開抑止、記憶装置レベルでのアクセス抑止のいずれか1つが含まれることが好ましい。
【0014】
上記実施形態では、制御部は、ボリューム管理情報と、ファイル共有情報と、記憶装置管理情報とに従って、設定制御をすべき対象計算機または記憶装置と、設定制御が複数必要である場合には、さらに設定制御の実行する順番とを特定し、特定した対象計算機または記憶装置に対して、特定した順番に従って、設定制御を実行するように指示することが好ましい。
【0015】
上記実施形態では、インタフェースは、記憶領域へのアクセス要求を他の対象計算機間とで共有するクラスタ情報を、対象計算機から受付けることが好ましい。さらに、制御部は、クラスタ情報と、ボリューム管理情報と、ファイル共有情報と、記憶装置管理情報とに従って、設定制御をすべき対象計算機または記憶装置を特定し、特定した対象計算機または記憶装置に対して設定制御を実行するように指示することが好ましい。
【0016】
本発明における他の実施形態の統合管理プログラムは、複数の対象計算機と、対象計算機に接続される記憶装置と、対象計算機と記憶装置とに接続された管理用計算機上で動作し、対象計算機および記憶装置を管理するストレージ統合管理手段である。統合管理プログラムは、対象計算機に接続される前記記憶装置内の記憶領域に関するボリューム管理情報と、管理対象計算機が提供し記憶装置内のファイル共有に関するファイル共有情報とを、対象計算機から受信する受信手段と、記憶装置に関する記憶装置管理情報を、記憶装置から受信する受信手段として管理用計算機を機能させる。さらに、統合管理プログラムは、ボリューム管理情報と、ファイル共有情報と、記憶装置管理情報とに従って、設定制御をすべき対象計算機または記憶装置を特定し、特定した対象計算機または記憶装置に対して設定制御を実行するように指示することにより、対象計算機および記憶装置を管理する制御手段として管理用計算機を機能させる。
【0017】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明における第一の実施形態の構成を示した図である。
【0018】
計算機システムは、管理端末1、ホスト計算機2a、・・・ホスト計算機2n(総称してホスト2と呼ぶ)、ファイルサーバ計算機3a、・・・ファイルサーバ計算機3n(総称してファイルサーバ3と呼ぶ)、記憶装置管理専用ホスト計算機4、ネットワーク5、およびホスト2やファイルサーバ3に接続される独立した記憶装置6を有して構成される。
【0019】
管理端末1、ホスト2、ファイルサーバ3、および記憶装置管理専用ホスト計算機4は、制御部、記憶部などを有する計算機であり、記憶部に格納されたオペレーティングシステム、アプリケーションプログラムをCPUが読み出して実行することで、各計算機上で実行される所定の機能を実現する。
【0020】
管理端末1は、管理用の計算機であって、記憶部と、記憶部に格納されたオペレーティングシステム、アプリケーションプログラムを制御部と、ホスト2、ファイルサーバ3、記憶装置管理用ホスト4、記憶装置6を管理するための管理コマンドを受付けるコンソール11〜13と、ネットワーク5を介して通信するためのインタフェース(I/F)とを有する。
【0021】
ホスト2及びファイルサーバ3は、管理端末1により管理される対象計算機であって、記憶部と、記憶部に格納されたオペレーティングシステム、アプリケーションプログラム等を実行する制御部と、ネットワーク5を介して通信をするためにインタフェース(I/F)と、記憶装置6と通信するためのインタフェース(I/F)22とを有する。
【0022】
記憶装置管理用ホスト4は、管理端末1により管理される対象計算機であって、記憶部と、記憶部に格納されたオペレーティングシステム、アプリケーションプログラム等を実行する制御部と、ネットワーク5を介して通信をするためにインタフェース(I/F)とを有する。
【0023】
記憶装置6は、複数のディスクボリューム61と、ディスクコントローラ62と、ホスト2やファイルサーバ3と接続する複数のポート63と、ネットワーク5と接続するネットワークインタフェース64とを有している。
【0024】
ディスクコントローラ62は、ディスクボリューム61の制御、およびホスト2やファイルサーバ3からのアクセスの制御を司り、ディスクボリューム61とホスト2やファイルサーバ3との接続関係などの構成情報、ディスクボリューム61やポート63の状態情報、性能情報などが管理されている。管理されている情報は、定期的もしくは構成情報や状態情報が変更されるタイミングで、記憶措置管理専用ホスト計算機4にネットワーク5を介して送られる。
【0025】
ディスクコントローラ62は、クライアント計算機上でアプリケーションを実行することにより発行されるアクセス要求(アクセスするボリューム61の論理アドレスを指定)と、ボリューム61の論理アドレスと物理アドレスとの対応関係を示す論物変換テーブルとに従って、ボリューム61が指定する物理領域に対してのアクセス(リード、ライト等の許可)を制御する。ディスクコントローラ62は、論物変換テーブルでボリュームのアドレスを削除することで、記憶装置6レベルでボリュームに対するアクセス抑止を実行することができる。ディスクボリューム61は、ハードウェア的には1つ以上のディスクユニット装置であり、RAID(Redundant Arrays of Inexpensive Disks)システムなどで構成される。しかし本実施形態では、ディスクボリュームのハードウェア的な説明が直接関係しないことから、簡略化のためホスト2やファイルサーバ3が接続する論理的な管理単位であるボリュームを使用し、説明を行う。
【0026】
図5は、ディスクボリューム61とホスト2やファイルサーバ3との接続関係に関する構成情報例をテーブル情報として示した図である。図5のテーブルは,記憶装置管理専用ホスト4の記憶装置管理手段41が保持する。
【0027】
図5のテーブルには少なくとも、記憶装置6内に、存在するディスクボリューム61の一覧501に対する、各々のボリューム61に接続されるホスト2やファイルサーバ3の識別情報502が存在する。なお、本テーブル情報はあくまでも一例であり、ディスクボリューム61とホスト2やファイルサーバ3との接続関係を表す情報が入っていれば、その情報形式は問わない。
【0028】
記憶装置管理手段41は、記憶装置6からの障害情報と、図5のテーブルとに従って、障害の発生を管理端末1の記憶装置管理コンソール13に通知する。記憶装置管理手段41は、記憶装置管理用ホスト4の制御部により実行されるプログラムによりその機能が実現される。
【0029】
ポート63は、ホスト2やファイルサーバ3のインタフェース22と接続され、ホスト2やファイルサーバ3が処理するデータ入出力要求を処理するための経路であり、概経路に適用される好適な例を挙げるならば、少なくともSCSI(米国 Security Control Systems,Inc.の登録商標)(Small Computer System Interface)チャネル、ESCON(米国およびその他の国における米国International Business Machines Corp.の登録商標)(Enterprise System CONnection)チャネル、ファイバチャネルなどが該当する。なお、ポート63や各計算機側のインタフェース22は、種類が異なるものが混在しても構わない。
【0030】
記憶装置6に接続される、ホスト2とファイルサーバ3の違いは、ホスト2がディスクボリューム61に対し、ディスクのブロックレベルでデータの入出力を行い、高速なデータアクセスをする機能を実現するのに対し、ファイルサーバ3はディスクボリューム61に対し、ファイルレベルでのデータの入出力を行い、複数のクライアント計算機に対しデータであるファイルを共有する機能を提供することである。なお、本実施形態では、ホスト2とファイルサーバ3が両方とも記憶装置6に複数接続されるような構成を例として挙げているが、どちらか一方のみ、かつ1台以上の計算機が、記憶装置6に接続する構成であっても構わない。
【0031】
以上説明してきた図1の計算機システムにおいて、管理者が従来から実施している管理手段の構成と内容を説明する。
【0032】
各ホスト2上には、ボリューム管理手段21が配置される。ボリューム管理手段21は、記憶装置6のディスクボリューム61に接続される各ホスト2の、少なくともディスクへの入出力を設定制御し、構成情報、性能情報などの管理を実行する。ボリューム管理手段21としての機能は、ホスト2上のソフトウェア(プログラム)としてオペレーティングシステム上でホスト2の制御部(例えばCPU)により実行されることにより実現される。
【0033】
図6は、ディスクへの入出力に関する構成情報例をテーブルとして示す。図6のテーブルは、ホスト2及びファイルサーバ3のボリューム管理手段21が保持する。
【0034】
図6のテーブルには少なくとも、ディスクボリュームを管理する単位であるポイント601と、ポイント601ごとのディスクボリューム61の識別情報602が存在する。ポイント601は、ホスト2又はファイルサーバ3がボリューム61をマウントすることにより指定される。マウントとは、ホスト2又はファイルサーバ3上で、ディスクボリューム61に対してアクセス可能にするためにディスクボリューム61を認識することをいう。本テーブル情報はあくまでも一例であり、ディスクボリューム61を各ホスト2が管理するための情報が入っていれば、その情報形式は問わない。
【0035】
ホスト2及びファイルサーバ3のボリューム管理手段21は、図6のテーブルの内容に従って、ボリューム61に対するアクセスを管理する。ホスト2及びファイルサーバ3のボリューム管理手段21は、図6のテーブルでマウントポイントを削除することにより、ディスクボリュームの公開抑止を行うことができる。
【0036】
管理者が各ホスト2上のボリューム管理手段21の設定制御、情報管理を行うには、管理端末1上のホスト管理コンソール11を利用する。
【0037】
各ファイルサーバ3上には、ボリューム管理手段21と、ファイル共有管理手段31が配置される。ファイル共有管理手段31は、ファイルサーバ3を利用するクライアント計算機への、少なくともファイル共有を設定制御し、構成情報、性能情報などの管理を実行する。ファイル共有管理手段31は、ボリューム管理手段21と共に、ファイルサーバ3上のソフトウェア(プログラム)としてオペレーティングシステム上で制御部(例えばCPU)により実行されることにより、その機能が実現される。
【0038】
図7は、クライアント計算機へのファイル共有に関する構成情報例をテーブルとして示す。図7のテーブルは、ファイルサーバ3のファイル共有管理手段31が保持する。
【0039】
図7のテーブルには少なくとも、各ファイルサーバ3がクライアント計算機にファイル共有する単位である共有名701と、ファイル共有するディスクボリューム61を指定するマウントパス情報702、および共有を許可されているクライアント計算機を示す識別情報703と、各クライアント計算機の共有時のアクセス権を許可する種別を示す情報704(例えば、リード、ライト、ファイルオープン等)が存在する。マウントパス情報702は、本実施形態では、図6のマウントポイントを指定することにより、ファイル共有するディスクボリューム61を特定しているが、ボリューム名602を直接指定してもよい。本テーブル情報はあくまでも一例であり、各ファイルサーバ3がクライアント計算機にファイル共有するための情報が入っていれば、その情報形式は問わない。
【0040】
ファイルサーバ3のファイル共有手段31は、図7のテーブルの内容に従って、ファイル共有を管理する。ファイルサーバ3のファイル共有手段31は、図7のテーブルで特定の共有名701を削除することにより、ファイル共有抑止をする。また、ファイル共有手段31は、図7のテーブルで特定のクライアント計算機のアクセス許可クライアント703を削除することでクライアント接続抑止をする。
【0041】
管理者が各ファイルサーバ3上のボリューム管理手段21、およびファイル共有管理手段31の設定制御、情報管理を行うには、管理端末1上のファイルサーバ管理コンソール12を利用する。
【0042】
記憶装置管理専用ホスト計算機4上には、記憶装置管理手段41が配置される。記憶装置管理手段41は、記憶装置管理専用ホスト計算機4上のソフトウェア(プログラム)としてオペレーティングシステム上で記憶装置管理専用ホスト計算機4内の制御部(例えばCPU)により実行されることにより、その機能は実現される。そして少なくとも、前述した通り記憶装置6から送られてくるディスクボリューム61やポート63の状態情報、性能情報の管理と、ディスクコントローラ62を利用したホスト2やファイルサーバ3との接続関係などの記憶装置6の構成を設定制御する機能を有する。管理者が記憶装置管理専用ホスト計算機4上の記憶装置管理手段41の設定制御、情報管理を行うには、管理端末1上の記憶装置管理コンソール13を利用する。
【0043】
前述で説明したように、従来は計算機システムの各管理手段と管理コンソールは、別々に存在しており、管理者が計算機システムを管理していく上では、以下の課題事項が存在する。
【0044】
まず、例えば記憶装置6内でハードウェアなどが障害を発生した場合、記憶装置管理手段41は、記憶装置6からの障害情報と図5のテーブルとに従って、記憶装置管理コンソール13に障害通報する。しかし、障害が発生した各ハードウェアに関係するホスト2や、ファイルサーバ3の各管理コンソール11、12には、その障害情報は通報されてこない。そのため障害時のホスト2、ファイルサーバ3で障害時に必要となる設定制御を障害に連動して動作さすようなことは不可能である。
【0045】
例えば、図5のテーブル例で示したディスクボリューム61の「Vol 1」に障害が発生した場合、その障害情報は記憶装置管理コンソール13には通報されてくるが、ホスト2の管理コンソール11には、その障害情報は通報されてこない。一方図6で示したホスト2の「Host 1」上のボリューム管理手段21が持つテーブル例で示したように、障害が発生した「Vol 1」は、「Host 1」上で、ボリューム管理手段21によりマウントされており、各種アプリケーションなどが実行されている。しかし、そのマウントポイントを停止することで、ディスクボリュームの公開抑止を行うためには、ホスト2の管理コンソール11が、上記ディスクボリュームの公開抑止に関する処理を実行する必要があるが、ホスト管理コンソール11にはその処理を実行する契機となる障害情報は挙がってこないため、連動動作させることは不可能である。
【0046】
また、図5のテーブル例で示したディスクボリューム61の「Vol 2」に障害が発生した場合、その障害情報は記憶装置管理コンソール13には通報されてくるが、ファイルサーバ3の管理コンソール12には、その障害情報は通報されてこない。一方図6、および図7で示したファイルサーバ3の「Server 1」上のボリューム管理手段21およびファイル共有手段31が持つテーブル例で示したように、障害が発生した「Vol 2」は、ボリューム管理手段21によりマウント、かつファイル共有手段31によりファイル共有されており、クライアント計算機などがファイル共有で利用している。しかし、そのファイル共有を停止したりアクセス許可されているクライアントを一時的に削除することで、ファイル共有抑止したり、特定のクライアント計算機からの接続を抑止(クライアント接続抑止)をするためには、ファイルサーバ3の管理コンソール12が、上記ファイル共有抑止もしくは、クライアント接続抑止に関する処理を実行する必要があるが、その処理を実行する契機となる障害情報は挙がってこないため、連動動作させることは不可能である。
【0047】
更に、管理者が記憶装置管理コンソール13から記憶装置管理手段41を利用し、記憶装置6内の構成情報の設定制御を指示した場合、設定制御指示に関係する記憶装置6に接続されるホスト2やファイルサーバ3のボリューム管理手段21やファイル共有手段31に対しても設定制御を指示する必要がある。
【0048】
具体的には、例えばディスクボリューム61の構成の変更指示をした場合、図5に関するテーブル情報は記憶装置管理コンソール13から変更可能であるが、それに伴い、新たにそのディスクボリューム情報をボリューム管理手段21が認識し図6に関するテーブル情報の変更を行い、必要により、そのディスクボリューム61のファイル共有をファイル共有管理手段31によりクライアントに公開するため、図7に関するテーブル情報を変更するための制御が必要になる。しかし、各管理コンソール11、12、13には連携制御する機能が無いため、自動的に各管理テーブルの情報を変更制御することは不可能である。
【0049】
以上説明してきたように、図1の計算機システムでは障害時、設定制御時には、各管理手段の連携動作が必要になる。本発明の実施形態では、これらの課題に対応するため、管理端末1上にストレージシステム統合管理手段14を配置する。ストレージ統合管理手段14は、管理端末1上のソフトウェア(プログラム)としてオペレーティングシステム上で管理端末1の制御部(例えばCPU)により実行されることにより、その機能が実現される。
【0050】
ストレージ統合管理手段14は、ボリューム管理手段21、ファイル共有管理手段31、記憶装置管理手段41と連携して上記課題を解決する処理を実施する。即ち、ストレージ統合管理手段14は、記憶装置管理手段41が管理する図5のテーブルの内容と、ボリューム管理手段21が管理する図6のテーブルの内容と、ファイル共有管理手段31が管理する図7のテーブルの内容とを受信する。尚、受信するタイミングは、定期的であっても、構成内容が変更したときであってもよい。
【0051】
また、ストレージ統合管理手段14は、障害が発生した場合又は記憶装置内の構成変更が発生した場合に、障害情報又は構成変更情報と、図5、6及び7の内容とに従って、システム全体として矛盾なく設定制御を実行するように、ホスト2、ファイルサーバ3及び記憶装置4を管理する。具体的には、まず、ストレージ統合管理手段14は、図5、6及び7の内容とに従って、適切な設定制御の種類(クライアント接続抑止、ファイル共有抑止、ディスクボリューム公開抑止、記憶装置レベルでのアクセス抑止等)と、設定制御の指示をすべき対象機器2、3、6とを特定する。次に、ストレージ統合管理手段14は、特定されたホスト2(ボリューム管理手段21)、ファイルサーバ3(ファイル共有手段31)及び記憶装置6(ディスクコントローラ62)へ、特定した内容に従って設定制御を実行するように指示する。尚、設定制御が複数必要である場合は、ストレージ統合管理手段14は、図5、6及び7の内容とに従って、設定制御を実行する順番も特定し、各コンソール11〜13へ特定した内容に従って、設定制御を実行するように指示する。なお、本実施例では、ストレージシステム統合管理手段14を管理端末1内に配置したが、当該機能を実現する機能は、管理端末1とネットワーク5を介して接続される、ホスト2、ファイルサーバ3、記憶装置管理専用ホスト計算機4、および記憶装置6内など、どこに配置されていても良い。また本実施例では、管理端末上に3つの管理コンソールを配置しているが、これら3つの管理コンソールをストレージシステム統合管理手段14に対応した1つの専用コンソール(以下統合管理コンソールと呼ぶ)に統合しても良い。
【0052】
図3は、第一の実施形態において、記憶装置6内で障害が発生した場合の処理フローの例を示した図である。
【0053】
記憶装置6内で障害が発生すると、記憶装置6内の状態情報が変更されるため、前述したように記憶装置管理手段41は、記憶装置6内の状態情報の変更を障害情報として受けて、記憶装置内での障害発生を認識する (ステップ301) 。
【0054】
記憶装置管理手段41は、ステップ301で受けた障害情報を、ネットワーク5を介して、管理端末1上のストレージシステム統合管理手段14に通報する(ステップ302)。
【0055】
ストレージシステム統合管理手段14は、図5、6及び7の情報を取得し、これら情報に基づいて、ステップ302で通報されてきた障害情報が、ホスト2、もしくはファイルサーバ3の接続されたボリューム61であるかどうかを判定する(ステップ303)。
【0056】
ステップ303の判定で、ホスト2、もしくはファイルサーバ3の接続されたボリューム61でなかった場合は、通常通り、記憶装置管理コンソール13に障害情報を通知する(ステップ310)。
【0057】
一方、ステップ303の判定で、ホスト2、もしくはファイルサーバ3の接続されたボリューム61であった場合は、障害情報と図5、6及び7の情報とに基づいて、障害が発生したボリューム61と接続関係があるホスト2、もしくはファイルサーバ3を特定し、障害発生によって、設定制御すべき種類を判定する(設定制御不要である場合も含む。)(ステップ304)。即ち、判定する場合の条件は、ホスト2やファイルサーバ3が、記憶装置6内の障害発生箇所の資源を単に割り当てているだけでなく、クライアント計算機に対しファイル共有を設定しているか、またそのディスクボリュームを利用するアプリケーションプログラムがあるかまでを図5、6及び7の情報に基づき判定する。
【0058】
ステップ304で、抑止等の設定制御が必要な場合、ストレージシステム統合管理手段14は、特定された制御処理を適切なホスト2、ファイルサーバ3及び記憶装置管理用ホスト4のボリューム管理手段21、ファイル共有管理手段31及び記憶装置管理手段41に設定制御するように指示する(ステップ305)。尚、ストレージシステム統合管理手段14は、指示すべきコンソール11〜13を特定し、コンソール11〜13を介して、設定制御の指示を発行してもよい。
【0059】
ここで設定制御に関して、具体的に説明を行う。
【0060】
「クライアント接続抑止」は、特定のクライアント計算機とボリュームとの接続を抑止することであり、ファイル共有手段により、図7のテーブルのアクセス許可クライアント703の情報を削除することによって実現される。本実施形態では、接続抑止を実施するかどうかの判定は、図6と図7のテーブルに基づいて、記憶装置6内の障害部位と接続するクライアント計算機が存在するかどうか、及び「アクセス許可クライアント703」にそのクライアント計算機が登録されているかどうかで決定する。即ち、ストレージシステム統合管理手段14は、図6と図7のテーブルに基づいて、記憶装置6内の障害部位と接続するクライアント計算機が存在し、「アクセス許可クライアント703」にいずれかのクライアント計算機が登録されている場合には、設定制御の種類として、クライアント接続抑止を実行することを決定する。
【0061】
「ファイル共有抑止」は、複数のクライアント計算機で共有するボリュームに対する共有を抑止することをいい、ファイル共有手段により図7のテーブル情報にある共有名701の情報を削除することによって実現される。ファイル共有抑止を実施するかどうかの判定は、図6と図7のテーブルに基づいて、記憶装置6内の障害部位と接続するクライアント計算機が存在するかどうか、及び「アクセス許可クライアント703」にそのクライアント計算機が登録されているかどうかで決定する。即ち、ストレージシステム統合管理手段14は、図6と図7のテーブルに基づいて、記憶装置6内の障害部位と接続するクライアント計算機が存在し、「アクセス許可クライアント703」にあらゆるクライアント計算機が登録されている場合には、設定制御の種類として、ファイル共有抑止を実施することを決定する。
【0062】
「ディスクボリュームの公開抑止」は、ボリューム単位でアクセスを抑止することをいい、ボリューム管理手段21により、図6のテーブルの「マウントポイント601」の情報を削除することによって実現される。ディスクボリューム公開抑止を実施するかどうかの判定は、図7のテーブルに基づいて、記憶装置6内の障害部位と接続するクライアント計算機が存在するかどうか、及び障害が発生したボリューム61に対する「マウントポイント601」が登録されているかどうかで判断する。即ち、ストレージシステム統合管理手段14は、図6、7のテーブルに基づいて、障害が発生したボリューム61に接続するクライアント計算機が存在せず、かつ障害が発生したボリューム61に対する「マウントポイント601」が登録されている場合には、設定制御の種類として、ディスクボリュームの公開抑止を実施することを決定する。
【0063】
なお、クライアント接続抑止、ファイル共有抑止、ディスクボリューム公開抑止、記憶装置レベルでのアクセス抑止等の設定制御の種類は、上述した図5、6及び7の情報に基づくものだけでなく、さらに障害情報とに基づいて、特定するようにしてもよい。例えば、ホスト2のインタフェース22での障害が発生した場合には、記憶装置6のレベルで抑止(記憶装置レベルでのアクセス抑止)を実行しても効果がないことから、クライアント接続抑止、ファイル共有抑止、ディスクボリューム公開抑止のいずれかを設定制御の種類として決定することができる。ここに挙げた設定制御処理は、一例であり、他の制御処理を行うことで障害時の処理対応をすることもできる。
【0064】
一方不要な場合は、ステップ305を処理せずステップ320に処理を移行する。ストレージシステム統合管理手段14は、記憶装置管理コンソール13と、ホスト管理コンソール11もしくはファイルサーバ管理コンソール12に、障害情報を通報する(ステップ320)。尚、ストレージシステム統合管理手段14は、直接、ホスト2、ファイルサーバ3及び記憶装置管理用ホスト4に対して設定制御を実施するように指示してもよい。
【0065】
図4は、第一の実施形態において、管理端末1から設定制御を指示した場合の処理フロー例を示した図である。
【0066】
管理者が、管理端末1の各管理コンソール(ホスト管理コンソール11、ファイルサーバ管理コンソール12、記憶装置管理コンソール13)、もしくは前述した統合管理コンソールからホスト2、ファイルサーバ3、記憶装置6などに対して設定制御の指示を出す(ステップ401)。ストレージシステム統合管理手段14は、ステップ401で発行された指示を受ける(ステップ402)。ストレージシステム統合管理手段14は、設定制御対象となるホスト2、ファイルサーバ3、記憶装置6の各管理手段(ボリューム管理手段21、ファイル共有管理手段31、記憶装置管理手段41)から得られる図5、6,7の情報に基づいて、指示された設定制御指示が、計算機システムの構成情報に影響が出ないかを判定する(ステップ403)。ここで、影響が出るかどうかの判定の好適な例を挙げる。なお、ここで挙げるものは一例であり、本特許ではこれ以外にも各管理手段から得られる構成情報で判定可能なものは全て対象になるのは言うまでもない。例えば、記憶装置内6のディスクボリューム61を削除する場合は、ストレージシステム統合管理手段14は、図5、6及び7のテーブル情報を参照し、そのディスクボリューム61に接続しているホスト2もしくはファイルサーバ3が有る場合は、影響が出ると判定する。逆に同ディスクボリューム61に接続しているホスト2もしくはファイルサーバ3が無い場合は、影響が出ないと判定する。
【0067】
ステップ403で影響が出ると判定された場合は、ストレージシステム管理手段14は、各管理手段(ボリューム管理手段21、ファイル共有管理手段31、記憶装置管理手段41)に、管理者から指示された設定制御の他に、必要になる設定制御を特定し、それら設定制御を適切な順番に発行する(ステップ420)。ここで、管理者から指示された設定制御の他に、必要になる設定制御を、適切な順番に発行する好適な例を挙げる。なお、ここで挙げるものは一例であり、本特許ではこれ以外も対象とすることは言うまでもない。例えば、ストレージシステム管理手段14は、記憶装置内6のディスクボリューム61を削除する指示を受け、そのディスクボリューム61に接続しているホスト2もしくはファイルサーバ3が有る場合は、ディスクボリュームを削除する前に、ボリューム管理手段21でディスクボリューム公開抑止又はフィル共有管理手段31でファイル共有の解除を実施する必要がある。具体的には、まず、ストレージシステム管理手段14は、図6、および図7のテーブル情報に基づいて、削除されるディスクボリューム61をマウントしている機器2、3があるかどうか及び削除されるディスクボリューム61をマウントし、そのボリュームに対するファイル共有実施しているファイルサーバがあるかどうか判定する。削除されるディスクボリューム61をマウントし、そのボリュームに対するファイル共有実施しているファイルサーバがある場合は、ストレージシステム管理手段14は、ファイル共有している共有名701の削除するようにファイル共有手段31に指示し、削除されるディスクボリューム61をマウントしている機器2、3がある場合には、図6のマウントポイント601の削除するようにボリューム管理手段21に指示する。
【0068】
一方、削除されるディスクボリューム61をマウントしている機器2、3が無い場合は、ストレージシステム管理手段14は、そのまま管理者の設定制御の指示を、各管理手段(ボリューム管理手段21、ファイル共有管理手段31、記憶装置管理手段41)に発行する(ステップ410)。
【0069】
図2は、本発明における第二の実施形態の構成を示した図である。図1との違いを中心に説明する。
【0070】
図1で説明した構成に加え、図2ではクラスタファイルシステム手段23が、ホスト2、およびファイルサーバ3上に配置される。
【0071】
クラスタファイルシステム手段23は、後述する図8のテーブル情報に基づいて、既に説明したクライアント計算機側からのファイル単位でのアクセス要求をファイルサーバ3が処理し、ブロックレベルでボリュームに対するアクセスを実行可能なホスト2へアクセス要求を発行する。これにより、ファイル単位でのアクセス要求を高速にデータアクセス可能なNAS over SANが実現される。尚、クラスタファイルシステム手段23は、ブロックレベルのアクセス要求をホスト2で処理し、ファイル単位でボリュームに対するアクセスを実行可能なファイルサーバ3へアクセス要求を発行するようにしてもよい。クラスタファイルシステム手段23は、ホスト2とファイルサーバ3間で互いの情報を管理制御するためのソフトウェア (プログラム)として、オペレーティングシステム上でホスト2又はファイルサーバ3の制御部(例えばCPU)により実行されることにより、その機能が実現される。
【0072】
図2の構成においても、図1の場合と同様に計算機システムでは障害時、設定制御時には、各管理手段の連携動作が必要になる。そのため図1と同様にストレージシステム統合管理手段14を配置し課題を解決する処理を実施する。
【0073】
図1との処理時の大きな違いは、障害時の処理時、および設定制御の処理時に他の管理手段と同様にクラスタファイルシステム手段23が構成情報などの参照と設定制御を実施する管理手段の対象に入ることである。また図2の場合、クラスタファイルシステム手段23が実施するホスト2、ファイルサーバ3間の制御情報の設定なども障害時、および設定制御の処理内容として対象となる。つまり、ホスト2、もしくはファイルサーバ3自身の障害や設定時に、お互いのボリューム管理手段21や、ファイル共有管理手段31に影響が出るかどうかも判定の対象として処理することが必要となる。
【0074】
図8は、受付けたアクセス要求を他のホスト2又はファイルサーバ3へ経由させてボリューム61にアクセスさせる為のテーブル例を示す。図8のテーブルは、クラスタファイルシステム手段23が所持する。
【0075】
図8のテーブルには少なくとも、各ホスト2とファイルサーバ3がどのような接続関係をもっているか、ホストの識別情報801と、そのホストごとに接続されたファイルサーバの識別情報802が示されている。たとえば、「Host 1」のホスト名801には、「Server 1」のサーバ名が示されているので、アプリケーションを実行することによる「Server 1」に対するアクセス要求は、「Host 1」のホスト2を経由して、ボリューム61に対してアクセスされる。本テーブル情報はあくまでも一例であり、各ホスト2とファイルサーバ3がどのような接続関係を持つかの情報が入っていれば、その情報形式は問わない。例えば、各ホスト2及びファイルサーバ3のクラスタファイルシステム手段23は、図8のテーブルの代わりに、ボリューム61ごとに、アクセス要求を経由させる他の機器2、3を示すテーブルを保持し、ボリューム単位で、経由させる機器2、3を設定しても良い。
【0076】
判定に上記図8のテーブル情報も入る以外は基本的に、図3、図4で説明した処理の流れと同様である。
【0077】
即ち、ストレージ統合管理手段14は、障害が発生した場合又は記憶装置内の構成変更が発生した場合に、障害情報又は構成変更情報と、図5、6、7及び8の内容とに従って、システム全体として矛盾なく設定制御を実行するように、ホスト2、ファイルサーバ3及び記憶装置6を管理する。
【0078】
以上述べたように本発明によれば、記憶装置を有する計算機システムにおいて、各管理手段と連携する統合管理手段により、記憶装置の障害発生時に、通報すべき管理コンソールを自動的に特定し、接続関係を有する計算機の特定を自動的に行い、各計算機側で必要となる制御などを自動的に実施することが可能となる。
【0079】
更に、統合管理手段を用いることにより、記憶装置と計算機との接続関係や、計算機の提供形態に寄らず、管理者により指示された設定制御を調整し、矛盾無く計算機システム全体を設定制御することが可能になる。
【0080】
【発明の効果】
本発明によると、障害発生時又は構成変更時にシステム全体を矛盾なく設定制御を実施するための構成と方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における第一の実施形態を示す図
【図2】本発明における第二の実施形態を示す図
【図3】障害処理フローの例を示す図
【図4】設定制御処理フローの例を示す図
【図5】記憶装置管理手段が管理する構成情報例を示すテーブル図
【図6】ボリューム管理手段が管理する構成情報例を示すテーブル図
【図7】ファイル共有管理手段が管理する構成情報例を示すテーブル図
【図8】クラスタファイルシステム手段が管理する構成情報例を示すテーブル図
【符号の説明】
1…管理端末、2…ホスト計算機、3…ファイルサーバ計算機、4…記憶装置管理専用ホスト計算機、5…ネットワーク、6…記憶装置、11…ホスト管理コンソール、12…ファイルサーバ管理コンソール、13…記憶装置管理コンソール、14…ストレージシステム統合管理手段、21…ボリューム管理手段、22…I/F、23…クラスタファイルシステム手段、31…ファイル共有管理手段、41…記憶装置管理手段、61…ディスクボリューム、62…ディスクコントローラ、63…ポート、64…ネットワークインタフェース

Claims (9)

  1. 複数の対象計算機と、前記対象計算機に接続される記憶装置と、前記対象計算機と前記記憶装置とに接続され、前記対象計算機および前記記憶装置を管理する管理用計算機であって、
    前記記憶装置内の記憶領域に関するボリューム管理情報と、前記対象計算機が提供し前記記憶装置内のファイル共有に関するファイル共有情報と、前記記憶装置に関する記憶装置管理情報とを受信するインタフェースと、
    前記ボリューム管理情報と前記ファイル共有情報と前記記憶装置管理情報とに従って、設定制御すべき前記対象計算機または前記記憶装置を特定し、特定した設定制御すべき前記対象計算機または前記記憶装置に対して、設定制御の実行を指示することにより、前記対象計算機および前記記憶装置を管理する制御部とを有することを特徴とする管理用計算機。
  2. 請求項1に記載の管理用計算機であって、
    前記インタフェースは、
    さらに、前記対象計算機又は前記記憶装置から障害情報を受け、
    前記制御部は、
    前記障害情報と前記ボリューム管理情報と前記ファイル共有情報と前記記憶装置管理情報とに従って、設定制御をすべき前記対象計算機または前記記憶装置を特定し、特定した前記対象計算機または前記記憶装置に対して設定制御を実行するように指示することを特徴とする管理用計算機。
  3. 請求項1に記載の管理用計算機であって、
    前記制御部は、
    前記障害情報と前記ボリューム管理情報と前記ファイル共有情報と前記記憶装置管理情報とに従って、設定制御をすべき前記対象計算機または前記記憶装置と、前記設定制御の種類とを特定し、特定した前記対象計算機または前記記憶装置に対して、特定した種類の設定制御を実行するように指示することを特徴とする管理用計算機。
  4. 請求項3に記載の管理用計算機であって、
    前記設定制御の種類には、クライアント接続抑止、ファイル共有抑止、ディスクボリューム公開抑止、記憶装置レベルでのアクセス抑止のいずれか1つが含まれることを特徴とする管理用計算機。
  5. 請求項1に記載の管理用計算機であって、
    前記制御部は、
    前記障害情報と前記ボリューム管理情報と前記ファイル共有情報と前記記憶装置管理情報とに従って、設定制御をすべき前記対象計算機または前記記憶装置を特定し、前記設定制御が複数である場合には、さらに前記設定制御の実行する順番とを特定し、特定した前記対象計算機または前記記憶装置に対して、特定した順番に従って、前記設定制御を実行するように指示することを特徴とする管理用計算機。
  6. 請求項1に記載の管理用計算機であって、
    前記制御部は、
    前記対象計算機から前記記憶装置内部の構成変更情報を受付けた場合に、前記構成変更情報と前記ボリューム管理情報と前記ファイル共有情報と前記記憶装置管理情報とに従って、設定制御をすべき前記対象計算機または前記記憶装置を特定し、特定した前記対象計算機または前記記憶装置に対して設定制御を実行するように指示することを特徴とする管理用計算機。
  7. 請求項1に記載の管理用計算機であって、
    前記インタフェースは、
    さらに、前記記憶領域へのアクセス要求を他の対象計算機間とで共有するクラスタ情報を、前記対象計算機から受付け、
    前記制御部は、
    前記クラスタ情報と前記ボリューム管理情報と前記ファイル共有情報と前記記憶装置管理情報とに従って、設定制御をすべき前記対象計算機または前記記憶装置を特定し、特定した前記対象計算機または前記記憶装置に対して設定制御を実行するように指示することを特徴とする管理用計算機。
  8. 複数の対象計算機と、前記対象計算機とに接続される記憶装置であって、
    前記記憶装置内の記憶領域に関するボリューム管理情報と、前記記憶装置内のファイル共有に関するファイル共有情報とを受信するインタフェースと、
    前記ボリューム管理情報と前記ファイル共有情報と前記記憶装置に関する記憶装置管理情報とに従って、設定制御をすべき前記対象計算機を特定し、特定した前記対象計算機に対して設定制御を実行するように指示することにより、前記対象計算機を管理する制御部とを有することを特徴とする記憶装置。
  9. 複数の対象計算機と、前記対象計算機に接続される記憶装置と、前記対象計算機と前記記憶装置とに接続された管理用計算機の制御部により実行され、前記対象計算機および前記記憶装置を管理するための統合管理プログラムであって、
    前記記憶装置内の記憶領域に関するボリューム管理情報と、前記記憶装置内のファイル共有に関するファイル共有情報と、前記記憶装置に関する記憶装置管理情報とを、受信する受信手段と、
    前記ボリューム管理情報と、前記ファイル共有情報と、前記記憶装置管理情報とに従って、設定制御をすべき前記対象計算機または前記記憶装置を特定し、特定した前記対象計算機または前記記憶装置に対して設定制御を実行するように指示することにより、前記対象計算機および前記記憶装置を管理する制御手段として前記管理用計算機を機能させるための統合管理プログラム。
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