JP2004149131A - 流体荷役装置の緊急切離し装置 - Google Patents

流体荷役装置の緊急切離し装置 Download PDF

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Abstract

【課題】緊急切離し装置の無いものと同一の配管サイズの流体荷役装置に適用することができて、構成が簡単で、保守もし易く、製作コストを安価にする。
【解決手段】緊急切離し装置7は、切離し可能に接合される開閉バルブ22a,22bと、ヒンジ機構で連結されたクランプ部材37で開閉バルブ22a,22bを分離可能に連結するクランプ手段23と、クランプ部材37の連結穴43cに圧縮バネ50で付勢された連結軸48を挿入、引き抜きにより開閉バルブ22a,22bの連結を維持、解除するロック手段24と、各端部をインボードアームとロック手段24の連結軸48とに連結されたワイヤーケーブル54により、インボードアームとアウトボードアームとの間の角度が限界角度を超えた時に、連結軸48を連結穴43cから引き抜き、クランプ部材37による開閉バルブ22a,22bの連結の解除動作をさせる操作手段25とを備えている。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、液化石油ガス等の流体を貯蔵する流体貯蔵部とタンクローリ、タンカー等の流体輸送部との間で前記流体を積み卸しするための流体荷役装置の緊急切離し装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、前記流体荷役装置は、岸壁等に固定、設置されて流体貯蔵部に接続された立上り管と、該立上り管に水平旋回および垂直旋回可能に接続されたインボードアームと、該インボードアームの先端に垂直旋回可能に接続されたアウトボードアームと、一端側が前記アウトボードアームの先端に接続され、他端側がタンカー等の流体輸送部に接続された緊急切離し装置とを備え、前記流体貯蔵部と流体輸送部との間で液化石油等の流体を積み卸している際に、岸壁等からタンカー等が安全な許容範囲を離れることにより、前記インボードアームとアウトボードアームとの間の角度が限界角度を超えて開いた緊急時に、前記緊急切離し装置が作動して流体荷役装置とタンカー等との接続を切り離すようになっている。
【0003】
従来、前記緊急切離し装置として、リンク機構で同時に閉鎖作動される開閉弁を有し、接合面を互いに突き合わせて切離し可能に接合される一対の分割体と、該一対の分割体を互いに分離可能に連結するクランプ部材および該クランプ部材による前記連結を解除するシリンダ装置からなる切り離しカプラーと、前記アウトボードアームに固定され前記シリンダ装置を動作させる流体を供給する流体圧供給シリンダ装置と、該流体圧供給シリンダ装置を流体圧供給不能状態に固定する第1シヤーピンと、前記リンク機構を前記開閉弁の開状態に固定する第2シヤーピンと、一端を前記インボードアームに結合され、他端を前記第1、第2シヤーピンにそれぞれ連結された第1、第2索状部材とを備え、前記インボードアームと前記アウトボードアームとの間の角度が限界角度を超えた緊急時に、前記第1、第2索状部材の緊張によって前記第2シヤーピンが切断されて前記リンク機構により前記開閉弁が閉作動された後に、前記第1シヤーピンが切断されて前記流体圧供給シリンダ装置から前記シリンダ装置に油圧が供給されて前記クランプ部材による前記一対の分割体の連結を解除するようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】
特公平1−44600号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の前記流体荷役装置の緊急切離し装置は、分離される一対の分割体の開閉弁を閉鎖作動させるリンク機構を設けたり、クランプ部材による一対の分割体の連結を解除するシリンダ装置や該シリンダ装置に流体を供給する流体圧供給シリンダ装置を設けているので、その分だけ装置の構成が複雑となり、製作コストが高くなる問題があると共に、緊急時に、前記リンク機構を作動させたり、前記油圧供給シリンダ装置を作動させるために前記索状部材の緊張によって第1、第2シヤーピンを切断する必要があるので、該第1、第2シヤーピンを切断するための大きな切断力が索状部材を介してインボードアームに作用し、このために、前記インボードアーム等の流体荷役装置の配管サイズを切離し装置の無いものと比較して大きくする必要があり、また、第1、第2シヤーピンを切断の都度交換する必要があり、保守に手間がかかる問題がある。
【0006】
本発明は、前記事情に鑑みてなされたもので、緊急切離し装置の無いものと同一の配管サイズの流体荷役装置に容易に適用することができ、構成が簡単で、保守もし易く、製作コストを安価にすることができる流体荷役装置の緊急切離し装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前記課題を解決するために、以下の点を特徴としている。
すなわち、請求項1に係る流体荷役装置の緊急切離し装置は、流体貯蔵部に接続された固定管に水平旋回および垂直旋回可能に接続されたインボードアームと、該インボードアームの先端に垂直旋回可能に接続されたアウトボードアームと、一端側が前記アウトボードアームの先端に接続され、他端側が流体輸送部に接続された緊急切離し装置とを設けた流体荷役装置において、前記緊急切離し装置が、接合時にバルブボディーの流体流路の開口部を開き、切離し時に前記流体流路を閉じる弁部をバルブボディーの内部に設け、前記バルブボディーの開口部側の接合面を互いに突き合わせて切離し可能に接合される一対の開閉バルブと、ヒンジで連結された複数のクランプ部材によって各バルブボディーの外周部を把持して前記接合された一対の開閉バルブを互いに分離可能に連結するクランプ手段と、前記クランプ部材の連結端部の連結穴に対する連結軸の挿入および引き抜きにより、前記一対の開閉バルブの連結を維持および解除するロック手段と、一端を前記インボードアームに固定され、他端を前記ロック手段の連結軸に連結された索状部材によって、前記インボードアームと前記アウトボードアームとの間の角度が限界角度を超えた緊急時に、前記ロック手段の連結軸を牽引して前記クランプ部材の連結穴から引き抜いて前記クランプ部材の連結端部を解放させることにより、前記一対の開閉バルブの連結の解除動作を行わせる操作手段とを備えていることを特徴としている。
【0008】
また、請求項2に係る流体荷役装置の緊急切離し装置は、請求項1に記載の緊急切離し装置において、前記ロック手段の連結軸が、常時、前記クランプ部材の連結端部の連結穴に挿入される方向に付勢バネで付勢されていることを特徴としている。
【0009】
また、請求項3に係る流体荷役装置の緊急切離し装置は、請求項1または2に記載の緊急切離し装置において、前記操作手段の索状部材が、前記アウトボードアームに設けた案内部材によって、前記ロック手段の連結軸との連結側を該連結軸の軸方向に向けて案内、支持されていることを特徴としている。
【0010】
また、請求項4に係る流体荷役装置の緊急切離し装置は、請求項1〜3のいずれかに記載の緊急切離し装置において、前記操作手段の索状部材には、その長さを調節する長さ調整手段が設けられていることを特徴としている。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態に係る流体荷役装置の緊急切離し装置について図1〜図5を参照して説明する。
図1、図2において、1は液化石油ガス等の流体を貯蔵する給油ステーション(流体貯蔵部)からタンクローリ(流体輸送部)のタンクに前記流体を積み込むための流体荷役装置である。該流体荷役装置1は、給油ステーション(図示せず)に固定して立設され、前記給油ステーションの地下タンク等(流体貯蔵タンク)にポンプ等を介して連絡された立上り管(固定管)2と、該立上り管2の上端に、基端部(図2で右端部)を水平旋回および垂直旋回可能なスイベルジョイント3を介して接続されたインボードアーム4と、該インボードアーム4の先端部に垂直旋回可能なスイベルジョイント5を介して接続されたアウトボードアーム6と、該アウトボードアーム6の下端にフランジ継手を介して接続された緊急切離し装置7と、該緊急切離し装置7の下端に垂直旋回可能なスイベルジョイント8を介して接続されたドロップパイプ9と、該ドロップパイプ9の下端にストップバルブ10を介して接続されたコネクター11と、前記スイベルジョイント3の垂直旋回部の固定側3aと前記インボードアーム4との間に設けたバランスユニット12とを備えている。
【0012】
前記バランスユニット12は、前記インボードアーム4の側部に固定したバネ箱13と、前記スイベルジョイント3の垂直旋回部の固定側3aに固着したブラケット14に上下(垂直)方向に旋回可能にピン連結されたレバー15と、該レバー15に基端を固定されて先端側を前記バネ箱13内に挿入され、該バネ箱13内に装着されているバネと係合されているチェーン16とを備え、前記インボードアーム4がスイベルジョイント3を介して上下(垂直)方向に旋回した場合に、インボードアーム3の旋回モーメントの変化を前記バネ箱13内のバネで平衡させるようになっている。
前記レバー15にはボルト17が上下方向に螺合されており、該ボルト17の先端を前記ブラケット14に当接させることによって、前記インボードアーム3の下方への旋回角度の限界位置を調節できるようになっている。
【0013】
前記緊急切離し装置7は、図3に示すように、バルブボディー18a,18bの一端側の開口部19a,19aに流体の流路を開閉する弁部20a,20aをそれぞれ有し、前記開口部19a,19a側の接合面21,21を互いに突き合わせて接合される一対の開閉バルブ22a,22bと、突き合わせられた前記開閉バルブ22a,22bを互いに分離可能に連結するクランプ手段23と、該クランプ手段23による前記開閉バルブ22a,22bの連結を維持および解除するロック手段24と、該ロック手段24を操作して前記開閉バルブ22a,22bの連結の解除動作を行わせる操作手段25とを備えている。
【0014】
前記一方の開閉バルブ22aのバルブボディー18aは、下半部(一端側半部)が大径円筒とされ上半部(他端側半部)が小径円筒とされた胴部26を有し、該胴部26の下端(一端)の外周に、外周側が薄肉となるように前記接合面21aと反対側の背面27aにテーパを形成したフランジ27が設けられ、上端(他端)の外周に接続フランジ28が設けられ、該接続フランジ28が前記アウトボードアーム6の下端のフランジ6aにボルト29a、ナット29bで連結されている。また、前記他方の開閉バルブ22bのバルブボディー18bは、前記一方の開閉バルブ22aのバルブボディー18aの接続フランジ28を省略すると共に、前記一端側の開口部19aをバルブボディー18bの上端(一端)に嵌合して固定したリング29に形成した点を除いて、前記バルブボディー18aと略同様に形成され、バルブボディー18aに対して上下の位置関係を反転した状態で前記接合面21a,21aを突き合わせて接合されるようになっている。なお、バルブボディー18bの下端(他端)は前記スイベルジョイント8に固定されている。
【0015】
前記各開閉バルブ22a,22bの弁部20a,20aは、同様に形成され、前記バルブボディー18a,18bの小径円筒部内に軸方向に摺動自在に挿入され、前記開口部19a側の端部を閉鎖部材30で閉鎖された円筒部材31と、前記閉鎖部材30の開口部19a側に装着されたパッキン32と、該パッキン32を挟着するようにして前記閉鎖部材30に螺合して固定されたスプール33とを備えている。前記円筒部材31の閉鎖部材30と反対側の大径穴31aの内部に装着され、大径穴31aの段部31bと前記バルブボディー18a,18bの内部に装着して止め輪34aで固定したリング34b、または前記バルブボディー18bの内側段部31cとに両端を当接させた圧縮バネ35によって、前記弁部20aは、常時前記開口部19a側に付勢されており、前記開閉バルブ22a,22bが互いに接合面21,21から分離されたとき、前記パッキン32が前記開口部19aの内側に形成した弁座36に着座して開口部19aを閉じ、開閉バルブ22a,22bが接合面21,21で接合されたとき、前記閉鎖部材33の軸部33a,33a同士が当接することにより、圧縮バネ35が圧縮されて、前記パッキン35が弁座36から離れて前記開口部19aが開放され、これにより、前記開閉バルブ22a,22b内の流体の流路e,eが開閉されるようになっている。なお、前記円筒部材31の閉鎖部材30側の周囲には、周方向に間隔をあけて1つまたは複数の流体通路31aが周壁を貫通して設けられている。
【0016】
前記クランプ手段23は、図5に示すように、前記開閉バルブ22a,22bのバルブボディー18a,18bのフランジ27,27の半径より僅かに大きな内半径を有する一対の円弧状のクランプ部材37,37と、該クランプ部材37,37の内側にそれらの周方向に所定間隔をあけて一体に結合した複数個(図の例では各2個)の円弧状のクランプ爪38と、前記クランプ部材37,37の一端側に設けられてそれらの一端部を相互にヒンジ連結するヒンジ機構(ヒンジ)39と、前記クランプ部材37,37の他端部(連結端部)側に固定して設けられて該他端部同士を相互に連結するための連結部材40とを備えている。
前記クランプ爪38には、前記開閉バルブ22a,22bのバルブボディー18a,18bの接続フランジ27,27に嵌合する横断面がV字状で、クランプ部材37の周方向に沿う円弧状溝38a(図3参照)が形成されている。
【0017】
前記ヒンジ機構39は、前記各クランプ部材37,37の一端部にそれらの略半径方向の外側へ突き出して図3で上下に間隔をあけて固定した一対の支持片37a,37aに、クランプ部材37の中心軸方向に沿う軸穴37b,37bを設け、該軸穴37b,37bに跨ってヒンジピン41,41を挿入して軸回りに回動可能に支持させ、各ヒンジピン41,41の直径方向に形成した互いに反対方向のねじ穴41a,41bに、中央に六角頭42aを有する調節ボルト42の中央を境にして互いに反対方向の雄ねじ部42a,42bを螺合させて、調節ボルト42を回転させることにより、前記ヒンジピン41,41間の距離が調節できるようになっている。
前記連結部材40は、一方のクランプ部材37の他端部に略半径方向の外側へ突き出して図3で上下に間隔をあけて固定した一対の連結片(雌型連結片)43aと、他方のクランプ部材37の他端部に力半径方向の外側へ突き出した固定しされ、前記一対の連結片43a,43aの間に挿入される1つの連結片(雄型連結片)43bとを備え、各連結片43a,43bには、後述の連結軸48が挿入される同径の挿通穴43c,43cが前記クランプ部材37の中心軸方向にあけられている。
【0018】
前記ロック手段24は、図3に示すように、前記アウトボードアーム6のフランジ6aに前記開閉バルブ22aのバルブボディー18aを固定するボルト29aによりカラー44を介して前記フランジ6aの上面に固定されたホルダー45と、上方部をホルダー45にあけた案内穴45aとホルダー45の上面に固定した円筒状のカラー46の軸穴46aに嵌合されると共に、下方部を前記一方のバルブボディー18aの側部に固定した支持板47の案内穴47aに嵌合されて、開閉バルブ22a,22bの軸方向に移動自在とした連結軸48と、前記ホルダー45の下面に固定された円筒状部材49内に収納されて、両端を前記ホルダー45と連結軸48の下部に設けたフランジ48aとに当接され、該フランジ48aを介して前記連結軸45を下方へ付勢する圧縮バネ(付勢バネ)50と、前記連結軸48の上端に螺合したアイナット51とを備えている。
【0019】
前記連結軸48の下端部は、前記開閉バルブ22a,22bのバルブボディー18a,18bが接合面21,21で接合され、バルブボディー18a,18bのフランジ27、27の外側に前記クランプ部材37,37が装着されて、クランプ爪38の前記円弧状溝38aを嵌合させた状態(クランプ状態)において、前記クランプ部材37,37の連結片43a,43bの軸心を一致させた挿通穴43c、43cに嵌入され、前記圧縮バネ50の付勢力により、その嵌入状態が維持されるようになっている。
なお、前記連結軸48の下方への移動は前記フランジ48aの下面が前記支持板47の上面に当接して制限され、前記挿通穴43c,43cに挿通されたときの連結軸48の下端は連結片40aの下面に一致されている。また、前記連結軸48の上方への移動は前記フランジ48aの上面が前記円筒状部材49の下端に当接して制限され、該制限位置まで移動する連結軸48の移動距離は、該連結軸48の下端が、前記クランプ部材の連結片40aの挿通穴43cから脱出して上方の連結片40aの上端面から十分に離れ、かつ前記支持板47の案内穴47aから離脱しない距離となっている。
【0020】
前記操作手段25は、前記ロック手段24の連結軸48のアイナット51に一端を連結され、他端をターンバックル(長さ調整手段)52と接続金具53aを介して前記インボードアーム4の側部に固定した取付片53に連結されたワイヤーケーブル(索状部材)54を備えている。前記ワイヤーケーブル54は、中間部分を前記アウトボードアーム6の側部に固定した案内リング55の中心穴を通されており、弛んだ際に縺れることがなく、かつ緊張した際に前記連結軸48との連結側が該連結軸48の軸方向に向けて正しく案内されるようになっている。そして、前記クランプ部材37,37の挿通穴43c、43c、支持板47の案内穴47a、ホルダー45とカラー46の案内穴45a,46a、前記案内リング55の中心穴および前記接続金具53の中心が、1つの鉛直な(図1で紙面に垂直な)平面内に位置するように設定されている。また、前記ワイヤーケーブル54は、前記インボードアーム4とアウトボードアーム6との間の内角αが所定の制限角度を超えたとき、緊張して、前記圧縮バネ50の付勢力に抗して前記連結軸48を前記クランプ部材37,37の挿通穴43cから完全に引き抜かれるように、前記ターンバックル52によって必要な長さに調節されて設定されている。前記案内リング55に代えて滑車等を用いることができる。
【0021】
次に、前記実施の形態に係る流体荷役装置の緊急切離し装置7の作用について説明する。
常態では、前記流体荷役装置1のアウトボードアーム6の先端に接続された緊急切離し装置7は、一対の開閉バルブ22a,22bが接合面21,21同士を突き合わせて、接続フランジ27,27をクランプ手段23におけるクランプ部材37のクランプ爪38で締め付けられてクランプ状態とされ、ロック手段24の連結軸48がクランプ手段23の連結部材40の連結片43a,43bの挿通穴43c,43cに挿入されてクランプ部材37,37が解放されないようにクランプ手段23が施錠された状態となっている。
この常態で、前記流体貯蔵部からタンクローリに液化石油ガスを積み込む場合には、給油ステーションの所定位置に停止されたタンクローリのタンクに設けられている雌型のコネクターに、流体荷役装置1のアウトボードアーム6の先端に設けられている雄型のコネクター11を接続した後、ポンプ等を作動させて給油ステーションのタンクから前記流体荷役装置1を通してタンクローリのタンクに所要の流体を積み込む。この積み込みが終了したときは、前記コネクター11の操作レバー11aを操作して、前記記タンクローリ側のコネクターと流体荷役装置1側のコネクター11とを切り離して、タンクローリが給油ステーションを離れる。
【0022】
しかし、前記流体の積み込みの途中、または積み込みが終了した後前記タンクローリ側のコネクターと流体荷役装置1側のコネクター11を切り離す前に、誤ってタンクローリが流体荷役装置1から離れる方向に移動する緊急事態が生じた場合には、流体荷役装置1のインボードアーム4とアウトボードアーム6との間の角度αが大きくなり、その角度が所定の限界角度を超えると、前記ワイヤーケーブル54が緊張されて前記ロック手段24の連結軸48を圧縮バネ50の付勢力に抗して引っ張り、前記連結軸48の先端部が前記クランプ手段23の連結部材40の連結片43a,43bの挿通穴43cから引き抜かれる。
【0023】
これにより、クランプ手段23は施錠が解かれてクランプ部材37,37が前記ヒンジ機構39のヒンジピン41,41を中心にして連結部材40側が瞬時に開き、クランプ部材37,37のクランプ爪38が前記開閉バルブ22a,22bの接続フランジ27,27のクランプ状態を解除させるので、開閉バルブ22a,22bは相互にそれらの接合面21,21から分離される。その際、開閉バルブ22a,22bは、弁部20a,20aが圧縮バネ35の付勢力で開口部19a,19a側に移動されて、パッキン32,32が弁座36,36に着座して前記開口部19a,19aを瞬時に閉じるので、前記アウトボードアーム6内に流体が開閉バルブ22a内の流体の流路eを通して開口部19aから外部へ流出したり、開閉バルブ22b内やそれより先端側の管路e内に残留した流体が開口部19aから外部へ流出することはない。
【0024】
なお、前記クランプ部材37,37が、前記自由状態のとき、自体の弾力により内半径を開閉バルブ22a,22bのフランジ27,27の半径より大きな曲率半径となり、前記フランジ27,27に嵌合、装着してクランプ部材37,37の連結端部(連結部材40)を連結した際に、弾力に抗して撓められて、前記のように前記フランジ27,27の半径より僅かに大きな円弧となって、前記クランプ爪38,38が前記フランジ27,27に合致するように形成すると、前記連結端部の連結穴43c,43cから連結軸48が抜き出された際、前記クランプ部材37,37が、弾力によって自由状態に戻ることにより、前記フランジ27,27から積極的に離れるため、クランプ部材37,37による開閉バルブ22a、22bのクランプ状態を迅速、確実に解除させることができる。
【0025】
また、前記において、流体荷役装置1のインボードアーム4とアウトボードアーム6との間の限界角度に対して、前記ワイヤーケーブル54によって前記連結軸48が引っ張られて、その先端部が前記クランプ手段23の連結片43a,43bの挿通穴43cから引き抜かれる時期、すなわち、前記クランプ部材37による一対の開閉バルブ22a,22bの切り離しのタイミングは、前記ワイヤーケーブル54のターンバックル52によって適宜に、かつ容易に調節することができる。また、前記連結軸48の前記挿通穴43cからの引抜力は前記圧縮バネ50の強さを変更することによって任意に設定することができる。
【0026】
このように、前記実施の形態に係る流体荷役装置の緊急切離し装置7によれば、流体荷役装置1によって給油ステーションからタンクローリに流体が積み込まれているとき、あるいは流体の積み込みが終了しても未だ前記流体荷役装置1とタンクローリとの連結が切り離されていないときに、タンクローリが流体荷役装置1から離れる方向へ異常に移動するといった不測の緊急事態が生じた場合には、前記流体荷役装置1のインボードアーム4とアウトボードアーム6との間の角度の拡大に伴う前記操作手段25のワイヤーロープ54の緊張によって、前記ロック手段24の連結軸48を軸方向に牽引して、アウトボードアーム6の先端に接続された緊急切離し装置7の一対の開閉バルブ22a,22bを連結しているクランプ手段23におけるクランプ部材37,37の連結端部(連結部材40)の結合を解除し、これにより、前記開閉バルブ22a,22bからクランプ部材37,37を迅速に外して、開閉バルブ22a,22b同士を互いに確実に分離させることができるため、流体荷役装置1の各アーム4,6同士の間の角度の開き過ぎに起因する破損事故を未然に防止することができる。しかも、前記開閉バルブ22a,22bの分離時には、それらの弁部20a,29aが開口部19a,19aを瞬時に自動的に閉鎖するので、流体荷役装置1の流体の流路内の流体が外部へ流出するのを可及的に少なくすることができる。
【0027】
また、従来の緊急切離し装置のように、分離される一対の開閉バルブ22a,22bの弁部20a,20aを閉鎖作動させるためのリンク機構や、クランプ手段23による開閉バルブ22a,22bのクランプを解除させるためのシリンダ装置を設けると共に、そのシリンダ装置に圧油を供給するための流体圧供給シリンダ装置を設け、さらに、緊急時に、アーム同士の間の角度の拡大によるワイヤケーブルの緊張によってシヤーピンを切断して、前記油圧供給シリンダ装置を作動させるための手段を設ける必要がないので、装置の構成が簡単となり、作動が確実であり、故障が少なく、シヤーピンを切断の都度交換する必要もなくて保守が容易である。また、前記シヤーピンを切断するための大きな切断力がワイヤーケーブル54を介してインボードアーム4に作用することがないので、前記インボードアーム4の配管サイズを大きくする必要がなく、流体荷役装置1を緊急切離し装置の無いものと同じ配管サイズで利用でき、あるいは緊急切離し装置7の無い流体荷役装置を立上り管(固定管)2、インボードアーム4等の配管サイズを変更することなく、緊急切離し装置付きの流体荷役装置1に容易に更新することができる。
【0028】
また、クランプ手段23のクランプ部材37,37の連結端部において、連結部材40の挿通穴43cに挿通されてクランプ部材37,37による開閉バルブ22a,22bのフランジ27,27のクランプ状態を維持または解除する前記連結軸48は、前記圧縮バネ50によってクランプ状態の維持方向へ適度な力で付勢されているので、常時は、クランプ状態が確実に維持されて不用意にクランプ状態が解除されるおそれはなく、クランプ状態の解除時には、ワイヤーケーブル54の比較的に小さな牽引力で、円滑に前記挿通穴43cから引き抜くことができると共に、シヤーピンのような切断を要する部品を備える必要がないので、繰り返し使用することができ、消耗部品がなくて経済的である。
【0029】
なお、前記実施の形態に係る流体荷役装置の緊急切離し装置においては、本発明を給油ステーション(流体貯蔵部)からタンクローリに流体を積み込む流体荷役装置に適用した場合の例を示したが、本発明はこれに限らず、給油ステーションとタンク貨車(流体輸送部)との間で流体を積み卸しする流体荷役装置や、岸壁等に設置されて陸上の流体貯蔵部と海上のタンカー(流体輸送部)との間で流体を積み卸しする流体荷役装置に適用することもできる。
【0030】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば以下の優れた効果を奏する。
請求項1に係る流体荷役装置の緊急切離し装置によれば、従来の緊急切離し装置のように、分離される一対の開閉バルブの弁部を閉鎖作動させるためのリンク機構や、クランプ手段による一対の開閉バルブのクランプ状態を解除させるためのシリンダ装置を設けると共に、そのシリンダ装置に流体を供給するための流体圧供給シリンダ装置を設け、さらに、緊急時に、アーム同士の間の角度の拡大による策状部材の緊張によってシヤーピンを切断して、前記油圧供給シリンダ装置を作動させるための手段を設ける必要がないので、装置の構成が簡単となり、作動が確実であり、故障が少なく、シヤーピンを切断の都度交換する必要もなくて保守が容易である。
また、前記シヤーピンを切断するための大きな切断力がワイヤーケーブルを介してインボードアームに作用することがないので、前記インボードアーム等の配管サイズを大きくする必要がなく、流体荷役装置を緊急切離し装置の無いものと同じ配管サイズで利用することができ、あるいは緊急切離し装置の無い流体荷役装置を固定管、インボードアーム等の配管サイズを変更することなく、緊急切離し装置付きの流体荷役装置に容易に更新することができる。
【0031】
請求項2に係る流体荷役装置の緊急切離し装置によれば、ロック手段の連結軸が、常時、クランプ部材の連結端部の連結穴に挿入される方向に付勢バネで付勢されているので、常時は、前記連結軸によってクランプ部材による一対の開閉バルブのクランプ状態が確実に維持されて、不用意にクランプ状態が解除されるおそれはないと共に、クランプ状態の解除時には、ワイヤーケーブルの比較的に小さな牽引力で、前記連結軸を前記クランプ部材の連結端部の挿通穴から容易に引き抜くことができる。また、前記連結軸は、前記クランプ部材の連結端部の連結の解除時に切断を要するシヤーピンのような部品を備える必要がないので、繰り返し使用することができ、消耗部品がなくて経済的である。
【0032】
請求項3に係る流体荷役装置の緊急切離し装置によれば、操作手段の索状部材が、アウトボードアームに設けた案内部材によって、ロック手段の連結軸側との連結側を該連結軸の軸方向に向けて案内、支持されているので、緊急時に索状部材が緊張した際に、該索状部材が前記連結軸をその軸方向に沿って牽引して、前記連結軸の端部をクランプ部材の連結端部の連結穴から円滑、迅速に引き抜くことができる。
【0033】
請求項4に係る流体荷役装置の緊急切離し装置によれば、操作手段の索状部材に、その長さを調節する長さ調整手段が設けられているので、緊急時にロック手段の連結軸をクランプ手段のクランプ部材の挿通穴から完全に引き抜くのに必要な長さを容易に設定することができて、前記クランプ部材による一対の開閉バルブの切り離しのタイミングを、適宜に、かつ容易に調節することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る流体荷役装置の緊急切離し装置を示す平面図である。
【図2】同じく側面図である。
【図3】同じく要部の縦断面図である。
【図4】図3のX矢視図である。
【図5】図3のY−Y断面図である。
【符号の説明】
1 流体荷役装置
2 立上り管(固定管)
3,5,8 スイベルジョイント
4 インボードアーム
6 アウトボードアーム
7 緊急切離し装置
18a,18b バルブボディー
19a 開口部
20a 弁部
21 接合面
22a,22b 開閉バルブ
23 クランプ手段
24 ロック手段
25 操作手段
27 フランジ
37 クランプ部材
38 クランプ爪
39 ヒンジ機構(ヒンジ)
40 連結部材
45 ホルダー
47 支持板
48 連結軸
50 圧縮バネ(付勢バネ)
52 ターンバックル(長さ調整部手段)
53 取付金具
54 ワイヤーケーブル(索状部材)
55 案内リング(案内部材)
α 角度

Claims (4)

  1. 流体貯蔵部に接続された固定管に水平旋回および垂直旋回可能に接続されたインボードアームと、該インボードアームの先端に垂直旋回可能に接続されたアウトボードアームと、一端側が前記アウトボードアームの先端に接続され、他端側が流体輸送部に接続された緊急切離し装置とを設けた流体荷役装置において、
    前記緊急切離し装置は、接合時にバルブボディーの流体流路の開口部を開き、切離し時に前記流体流路を閉じる弁部をバルブボディーの内部に設け、前記バルブボディーの開口部側の接合面を互いに突き合わせて切離し可能に接合される一対の開閉バルブと、ヒンジで連結された複数のクランプ部材によって各バルブボディーの外周部を把持して前記接合された一対の開閉バルブを互いに分離可能に連結するクランプ手段と、前記クランプ部材の連結端部の連結穴に対する連結軸の挿入および引き抜きにより、前記一対の開閉バルブの連結を維持および解除するロック手段と、一端を前記インボードアームに固定され、他端を前記ロック手段の連結軸に連結された索状部材によって、前記インボードアームと前記アウトボードアームとの間の角度が限界角度を超えた緊急時に、前記ロック手段の連結軸を牽引して前記クランプ部材の連結穴から引き抜いて前記クランプ部材の連結端部を解放させることにより、前記一対の開閉バルブの連結の解除動作を行わせる操作手段とを備えていることを特徴とする流体荷役装置の緊急荷役装置。
  2. 前記ロック手段の連結軸は、常時、前記クランプ部材の連結端部の連結穴に挿入される方向に付勢バネで付勢されていることを特徴とする請求項1に記載の流体荷役装置の緊急切離し装置。
  3. 前記操作手段の索状部材は、前記アウトボードアームに設けた案内部材によって、前記ロック手段の連結軸との連結側が該連結軸の軸方向に向けて案内、支持されていることを特徴とする請求項1または2に記載の流体荷役装置の緊急切離し装置。
  4. 前記操作手段の索状部材には、その長さを調節する長さ調整手段が設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の流体荷役装置の緊急切離し装置。
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