JP2004147875A - 遊技機及び遊技機用表示装置 - Google Patents

遊技機及び遊技機用表示装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2004147875A
JP2004147875A JP2002316725A JP2002316725A JP2004147875A JP 2004147875 A JP2004147875 A JP 2004147875A JP 2002316725 A JP2002316725 A JP 2002316725A JP 2002316725 A JP2002316725 A JP 2002316725A JP 2004147875 A JP2004147875 A JP 2004147875A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
display
image
image signal
cpu
control
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002316725A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayuki Nonaka
誠之 野中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Universal Entertainment Corp
Seta Corp
Original Assignee
Seta Corp
Aruze Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seta Corp, Aruze Corp filed Critical Seta Corp
Priority to JP2002316725A priority Critical patent/JP2004147875A/ja
Publication of JP2004147875A publication Critical patent/JP2004147875A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)
  • Display Devices Of Pinball Game Machines (AREA)

Abstract

【課題】大きな表示サイズの表示部を備えた場合であっても、従来の表示制御手段を活用して開発の促進させることができる遊技機を提供する。
【解決手段】スロット遊技機10は、画像が表示される表示装置30と、その表示装置30に遊技に関する画像を表示させる表示制御手段と、表示制御手段から供給される画像信号を受け取り、その画像信号を、画像信号により表示される表示サイズよりも大きい表示サイズである拡大画像信号として変換を行い、拡大画像信号を表示装置30に供給する制御手段と、を備えている。
【選択図】 図5

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、遊技機及び遊技機用表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、パチンコ、パチスロ等の遊技機が流行しており、各遊技機メーカにより、様々な形の遊技機が開発、発売されている。
【0003】
このような遊技機には、その筐体に表示部が備えられており、この表示部に遊技内容を示す画像や、演出を行うための画像等、様々な画像が表示される。このように遊技機には、表示部が必要不可欠なものとなっている。
【0004】
このような表示部には、ブラウン管を使用したCRT(Cathode Ray Tube)や、STN(Super−Twisted Transistor)方式、TFT(Thin Film Transistor)方式等、各種の液晶ディスプレイが用いられている。このような表示部は、遊技機における筐体の内側に凸形状に取り付けられるので、遊技機のサイズを小型化するためにも薄型の液晶ディスプレイが主流となっている(例えば、特許文献1参照)。
【0005】
【特許文献1】
特開平5−115596号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した遊技機における液晶ディスプレイでは、大きなサイズの画像を表示させることができず、臨場感、迫力等、遊技者を満足させる程度のものではなかった。例えば、上述した遊技機においては、液晶ディスプレイのサイズが7.7インチのワイド画面であり、遊技機とは異なる装置における画面と比べて充分な演出が行われるとは思えない。
【0007】
そこで、新たに、15インチから20インチの大きな画面を用いて演出を行う遊技機を考案しようとしたが、新たに高性能のCPUを搭載しなければならず、従来の遊技機と比較して、高価となるおそれがあった。
【0008】
また、このような費用についての事項を除外し、高性能のCPUを搭載する場合であっても、CPUに対する開発環境自体を新たに開発しなければならず、その開発環境を、直ちに、開発し、大きな画面を用いた遊技機を販売するためには相当な時間、人件費が必要となる。更には、従来から使用してきた開発環境を新たにするということは、従来から培われてきたノウハウを全て捨ててしまうようなものである。
【0009】
本発明は、上述した如き課題に鑑みてなされたものであり、大きな表示サイズの表示部を備えた場合であっても、従来の表示制御手段を活用して開発の促進させることができる遊技機及び遊技機用表示装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
以上のような目的を達成するために、本発明の遊技機は、前記表示制御手段から供給される画像信号を受け取り、当該画像信号を、当該画像信号により表示される表示サイズよりも大きい表示サイズである拡大画像信号として変換を行い、当該拡大画像信号を前記表示部に供給する拡大変換手段を備えたことを特徴とする。
【0011】
より具体的には、本発明は、以下のようなものを提供する。
【0012】
(1) 画像が表示される表示部と、当該表示部に遊技に関する画像を表示させる表示制御手段と、を備えた遊技機であって、前記表示制御手段から供給される画像信号を受け取り、当該画像信号を、当該画像信号により表示される表示サイズよりも大きい表示サイズである拡大画像信号として変換を行い、当該拡大画像信号を前記表示部に供給する拡大変換手段を備えたことを特徴とする遊技機。
【0013】
(1)の発明によれば、「前記表示制御手段から供給される画像信号を受け取り、当該画像信号を、当該画像信号により表示される表示サイズよりも大きい表示サイズである拡大画像信号として変換を行い、当該拡大画像信号を前記表示部に供給する拡大変換手段を備えた」ので、表示部の表示サイズを大きくする場合であっても、従来から用いられている表示制御手段、即ちCPU等をそのまま用いることができる。また、従来から用いられてきた開発環境等を再開発することなく、従来の開発環境を使用することが可能となる。
【0014】
これにより、新たな開発環境を、直ちに、再開発する必要もなくなり、開発の促進を妨げることなく、表示部の表示サイズを大きくすることが可能となる。また、高性能なCPU等を用いることなく、安価な製品を提供することができる。更には、高性能なCPU等を用いた開発環境を再開発するための充分な時間が確保でき、より一層充実した開発環境を開発することが可能となる。
【0015】
例えば、従来から用いられている7.7インチのワイド画面を有する遊技機は、従来から用いられているCPU等、開発環境により実現可能であるが、15インチから20インチの更に大きな画面を有する遊技機を実現するためには、新たなCPU等、開発環境を用いることが一般的には考えられるが、上述した理由により開発に多大なる時間、人件費が必要となる。
【0016】
そこで、本発明を実施することにより、このような多大なる時間、人件費を要することなく、15インチから20インチの画面を有する遊技機を実現することが可能となる。
【0017】
(2) 前記表示制御手段が設けられた画像表示用基板に前記拡大変換手段が設けられていることを特徴とする(1)記載の遊技機。
【0018】
(2)の発明によれば、「前記表示制御手段が設けられた画像表示用基板に前記拡大変換手段が設けられている」ので、新たな基板を設けることなく、遊技機のサイズを大きくすることを防止することができる。また、同じ基板上に設けられることにより、ケーブル接続されることがないため、ケーブル接続される場合よりも、ノイズに耐え易くなり、表示部に表示される画像が劣化することも防止することができる。
【0019】
更には、「前記拡大変換手段は、前記画像表示用基板から電源電圧が供給される」こととしてもよく、別途、電源電圧を供給することなく、遊技機のサイズを大きくすることなく設置することが可能となる。更には、画像信号だけでなく、各種の回路を安定して稼動させるための電源電圧に対しても、ノイズに耐え易くすることができ、表示部に表示される画像が劣化することも防止することができる。尚、上述した「表示制御手段が設けられた画像表示用基板」とは、表示制御手段を構成する表示制御部品と、その表示制御部品の一部と、が設けられていることを問わない。この表示制御部品とは、実施形態における図5に示す如く、表示用のCPU、ビデオRAM、画像ROM等が含まれている。特に、これらの表示制御部品の一部に、表示用のCPUが含まれていることが好適である。このような表示用のCPUが含まれる場合には、拡大変換手段に含まれる変換用のCPUと、表示用のCPUと、を兼用するように構成することが可能である。これにより、変換用のCPU、表示用のCPUのいずれかを備えずともよく、部品点数を減少させることが可能であり、省スペース化、コスト削減を可能とする。また、各種の表示制御部品から拡大変換手段に供給される信号を、基板自体に形成された信号配線(パターン)を介して供給することにより、外部からのノイズに耐え易くなり、更には、各種の表示制御部品から拡大変換手段に供給される信号を、可能な限り短く配線することによっても、より一層、ノイズに耐え易くすることができるのである。
【0020】
(3) 画像が表示される表示部と、当該表示部に遊技に関する画像を表示させる表示制御手段と、を備えた遊技機用表示装置であって、前記表示制御手段から供給される画像信号を受け取り、当該画像信号を、当該画像信号により表示される表示サイズよりも大きい表示サイズである拡大画像信号として変換を行い、当該拡大画像信号を前記表示部に供給する拡大変換手段を備えたことを特徴とする遊技機用表示装置。
【0021】
(3)の発明によれば、「前記表示制御手段から供給される画像信号を受け取り、当該画像信号を、当該画像信号により表示される表示サイズよりも大きい表示サイズである拡大画像信号として変換を行い、当該拡大画像信号を前記表示部に供給する拡大変換手段を備えた」ので、表示部の表示サイズを大きくする場合であっても、従来から用いられている表示制御手段、即ちCPU等をそのまま用いることができる。また、従来から用いられてきた開発環境等を再開発することなく、従来の開発環境を使用することが可能となる。
【0022】
これにより、新たな開発環境を、直ちに、再開発する必要もなくなり、開発の促進を妨げることなく、表示部の表示サイズを大きくすることが可能となる。また、高性能なCPU等を用いることなく、安価な製品を提供することができる。更には、高性能なCPU等を用いた開発環境を再開発するための充分な時間が確保でき、より一層充実した開発環境を開発することが可能となる。
【0023】
例えば、従来から用いられている7.7インチのワイド画面を有する遊技機は、従来から用いられているCPU等、開発環境により実現可能であるが、15インチから20インチの更に大きな画面を有する遊技機を実現するためには、新たなCPU等、開発環境を用いることが一般的には考えられるが、上述した理由により開発に多大なる時間、人件費が必要となる。
【0024】
そこで、本発明を実施することにより、このような多大なる時間、人件費を要することなく、15インチから20インチの画面を有する遊技機を実現することが可能となる。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施形態について図面に基づいて説明する。尚、本実施形態は、本発明をスロット遊技機に適用し、遊技に必要な複数種類の識別情報画像を可変表示する可変表示装置として複数の機械式回転リールを用いた実施形態により説明するが、本発明はこれに限らず、パチンコ遊技機、メダル遊技機、カード遊技機等、各種の遊技機に採用することができる。
【0026】
[遊技機の構成]
スロット遊技機10の概略を示す図を図1に示す。
【0027】
スロット遊技機10の外周を覆う筐体12は、本体部11と扉13とから構成されている。スロット遊技機10の全体を形成している筐体12の正面には、矩形状の表示窓14(14L、14C及び14R)が設けられている。
【0028】
筐体12の内部には、各々の外周面に複数種類の識別情報画像が描かれた3個のリール26L、26C、26Rが回転自在に設けられている。これらのリール26L、26C、26Rの各々は、上述した表示窓14を介して視認可能に設けられている。また、リール26L、26C、26Rは、後述する如く、表示窓14を介して、リール26L、26C、26Rの外周面に描かれた識別情報画像が上から下に向かって移動するように回転駆動される。そしてリール26L、26C、26Rの各々の回転が停止したときには、1リール毎に3つの外周面に描かれた識別情報画像が表示窓14を介して視認されるように停止するのである。
【0029】
また、この表示窓14の下方には、表示装置30が設けられている。この表示装置30は、液晶ディスプレイであり、その表示装置30には、後述する如く、遊技内容を報知画像、遊技者を楽しませるための演出画像等、様々な画像が表示される。また、この表示装置30は、本発明を採り入れたものであり、詳細は後述するが、XGA形式、横1024ビット、縦768ビット、赤色データ、緑色データ、青色データ、各々8ビットの画像が表示可能なものである。
【0030】
また、表示装置30の下方には、略水平の台座部28が設けられており、その上面右側には、コイン投入口31が設けられている。また、台座部28の上面左側には、1回の押動操作により、既に投入されているコインのうちの1枚だけを遊技の賭けの対象とするための1−BETスイッチ20と、既に投入されているコインのうちの2枚だけを遊技の賭けの対象とするための2−BETスイッチ22と、既に投入されているコインのうち1回の遊技に可能な最大枚数のコインを遊技の賭けの対象とするための最大BETスイッチ24とが設けられている。
【0031】
この1−BETスイッチ20を遊技者が操作したときには、図2に示す如く、3個のリール各々の視認可能な3つの識別情報画像のうち、各々中央の識別情報画像の組合せからなる入賞ラインL1のみが遊技結果の判定に対して有効(以下、遊技結果の判定に対して有効となる識別情報画像の組合せを「有効ライン」と称する)となる。また、2−BETスイッチ22を操作したときには、上述の有効ラインの他に、3個のリール各々の視認可能な3つの識別情報画像の内、各々上側の識別情報画像の組合せ、各々下側の識別情報画像の組合せからなる入賞ラインL2A及びL2Bを加えた、合計3本の入賞ラインが有効ラインとなる。
【0032】
更に、最大BETスイッチ24を操作したときには、既に投入されているコインが3枚以上であるときには、上述の有効ラインの他に、リール26L上の上側の識別情報画像、リール26C上の中央の識別情報画像、リール26R上の下側の識別情報画像の組合せからなる入賞ラインL3Aと、リール26L上の下側の識別情報画像、リール26C上の中央の識別情報画像、リール26R上の上側の識別情報画像の組合せからなる入賞ラインL3Bと、を加えた5本の入賞ラインの全て、即ちL1、L2A、L2B、L3A及びL3Bを有効化する。入賞ラインL1、L2A、L2B、L3A及びL3Bの各々については後述する。但し、既に投入されているコインの残数が2枚の場合には、5つの入賞ラインの内のL1、L2A及びL2Bの3つのみが、また、既に投入されているコインの残数が1枚の場合には、5つの入賞ラインの内のL1のみが有効化されることになる。有効化された入賞ラインについては、表示窓14の側方にその旨を表示することにより、遊技者に対して報知される。
【0033】
これらのBETスイッチ20、22又は24を押動操作することで、押動操作されたBETスイッチに応じて上述した入賞ラインが有効化されることとなる。上述した1−BETスイッチ20、2−BETスイッチ22、又は最大BETスイッチ24が遊技者によって押動操作されることにより、遊技開始可能状態に至るのである。
【0034】
図1に示す如く、台座部28の前面の左側には、スタートレバー32が傾動可能に設けられている。このスタートレバー32を遊技者が傾動操作することにより、上述した3つのリール26L、26C、26Rの回転が一斉に開始される。3つのリール26L、26C、26Rが回転したときには、リール26L、26C、26Rの各々の外周面に描かれている識別情報画像が、表示窓14において変動表示されることとなる。
【0035】
上述した3つのリール26L、26C、26Rの回転速度が所定の速度に達したときには後述するリール停止ボタン34L、34C、34Rの遊技者による操作が有効となる。
【0036】
台座部28の前面の中央には、3個のリール停止ボタン34L、34C、34Rが設けられている。リール停止ボタン34Lはリール26Lに対応し、リール停止ボタン34Cはリール26Cに対応し、リール停止ボタン34Rはリール26Rに対応している。リール停止ボタン34Lを遊技者が押動操作したときには、リール26Lが停止し、リール停止ボタン34Cを遊技者が押動操作したときには、リール26Cが停止し、リール停止ボタン34Rを遊技者が押動操作したときには、リール26Rが停止するようになされている。
【0037】
スタートレバー32の左側には、払出しボタン36が設けられている。遊技者が払出しボタン36を押動操作したときには、投入されているコインが正面下部のコイン払出口38から払い出され、払い出されたコインはコイン受け部40に溜められる。
【0038】
また、このコイン受け部40の上側には、筐体12の内部に収納されたスピーカ46(図4参照)から発せられた音を筐体12の外部へ出すための透音口42が設けられている。
【0039】
上述したリール26L、26C、26Rの各々には、外周面に複数種類の識別情報画像が、所定の数、例えば21個ずつ描かれている。リール26L、26C、26Rの各々の回転が停止したときの、表示窓14から視認可能なこれらの識別情報画像の配置により、所定の量のコインの払い出しや、遊技者に対して有利な状態への遊技の移行などが行われる。
【0040】
[遊技機の基板構成]
また、スロット遊技機の筐体内部を示す概略図を図3に示す。尚、この図3は、スロット遊技機10における扉13を開放したものである。
【0041】
スロット遊技機10には、図3に示す如く、各種の装置、各種の制御基板が内蔵されている。
【0042】
筐体12における本体部11上方には、主制御回路100(図4参照)を含む主制御基板72が配置されている。
【0043】
更には、扉13の表示装置30の裏方に相当する位置には、サブ制御回路130(図4参照)を含むサブ制御基板76と、表示装置30と、が配置されている。尚、表示装置30には、サブ制御基板76から供給される画像信号を受け取るための画像表示サブ基板77が備えられている。
【0044】
主制御基板72とサブ制御基板76とは、コネクタ(図示せず)を用いて電気的に接続されており、サブ制御基板76と表示装置30に含まれる画像表示サブ基板77とは、コネクタ(図示せず)を用いて電気的に接続されている。
【0045】
尚、本実施形態におけるスロット遊技機10では、本体部11に主制御基板72を、扉13にサブ制御基板76、及び、画像表示サブ基板77を含む表示装置30を、それぞれ配置したが、本発明はこれに限らず、本体部11に、サブ制御基板76、及び、画像表示サブ基板77を含む表示装置30を配置してもよく、扉13に主制御基板72を配置してもよい。もちろん、本体部11にサブ制御基板76を、扉13に画像表示サブ基板77を含む表示装置30を、それぞれ配置してもよい。
【0046】
また、本実施形態におけるスロット遊技機10では、主制御基板72とサブ制御基板76とを接続ケーブル78を介して、電気的に接続されているが、本発明はこれに限らず、接続ケーブル78を介することなく、コネクタ等により電気的に接続されたものであってもよい。
【0047】
更には、本実施形態におけるスロット遊技機10では、サブ制御基板76と、表示装置30に含まれる画像表示サブ基板77と、をコネクタを用いて電気的に接続されているが、本発明はこれに限らず、接続ケーブルのような配線を用いて電気的に接続されてもよい。
【0048】
尚、上述した実施形態において、接続ケーブルを用いて電気的に接続するよりも、コネクタ接続したほうが、外部からのノイズに対して耐え易く、より一層ノイズの影響が抑制でき、好適である。
【0049】
[遊技機の制御部の構成]
スロット遊技機10における回路構成を示すブロック図を図4に示す。
【0050】
上述したスタートレバー32は、主制御回路100のインターフェイス回路群102に接続され、インターフェイス回路群102は、入出力バス104に接続されている。スタートレバー32から発せられた始動開始信号は、インターフェイス回路群102において所定の信号に変換された後、入出力バス104に供給される。入出力バス104は、中央処理回路(以下、CPUと称する)106にデータ信号又はアドレス信号が入出力されるようになされている。
【0051】
また、上述したインターフェイス回路群102には、リール停止ボタン34L、34C、34R、1−BETスイッチ20、2−BETスイッチ22、最大BETスイッチ24及び払出しボタン36も接続されている。これらのボタンやスイッチから発せられる信号もインターフェイス回路群102に供給され、所定の信号に変換された後、入出力バス104に供給される。
【0052】
更に、インターフェイス回路群102には、コインカウンタ52及びコイン通過センサ54も接続されている。これらのカウンタやセンサから発せられる信号もインターフェイス回路群102に供給され、所望とする信号に変換された後、入出力バス104に供給される。
【0053】
上述した入出力バス104には、ROM(リード・オンリー・メモリ)108及びRAM(ランダム・アクセス・メモリ)110も接続されている。ROM108は、スロット遊技機10の全体の流れを制御する制御プログラムを記憶する。更に、ROM108は、制御プログラムを実行するための初期データ等、各種のプログラム、データ、テーブルを記録している。
【0054】
また、RAM110は、上述した制御プログラムで使用するフラグや変数の値を一時的に記憶する。
【0055】
入出力バス104には、乱数を発生するための乱数発生部112も設けられている。乱数発生部112は、一定の範囲の数値、例えば0〜65535(2の16乗)に含まれる乱数を発生する。尚、乱数は、CPU106の演算処理により発するように構成してもよい。
【0056】
尚、本実施形態におけるスロット遊技機10では、乱数発生部112により乱数を発生させたが、本発明はこれに限らず、ROM108に記憶されたプログラムに基づいて、CPU106が乱数を発生させてもよい。
【0057】
入出力バス104には、リール26L、26C、26Rを駆動させるためのモータ制御装置117も接続されている。
【0058】
また、モータ制御装置117には、モータ駆動回路118が接続されている。モータ駆動回路118には、上述した3つのリール26L、26C、26Rの各々を回転駆動するステッピングモータ62L、62C、62Rが接続されている。ステッピングモータ62L、62C、62Rの各々は、3つのリール26L、26C、26Rの内部に設けられ、ステッピングモータ62L、62C、62Rの回転シャフトがリール26L、26C、26Rの回転中心となるように、リール26L、26C、26Rは、ステッピングモータ62L、62C、62Rに設けられている。
【0059】
CPU106から発せられる駆動制御命令は、モータ制御装置117を介して、モータ駆動回路118により駆動信号に変換され、駆動信号はステッピングモータ62L、62C、62Rに供給される。尚、駆動制御命令には、回転速度の命令も含まれており、ステッピングモータ62L、62C、62Rの回転制御及び停止制御を行うとともに、回転速度の制御も行う。
【0060】
CPU106が、上述した如き、ステッピングモータ62L、62C、62Rに対する制御をすることにより、リール26L、26C、26Rの回転制御及び停止制御を行うとともに、回転速度の制御を行うことができるのである。
【0061】
また、リール26L、26C、26Rの各々には、各リールの回転角度位置を検出するための回転角度位置センサ(図示せず)が設けられており、回転角度位置センサは、リール回転角度位置検出回路120に接続されている。リール26L、26C、26Rの各々の回転角度位置を示す信号が回転角度位置センサから発せられたときには、リール回転角度位置検出回路120に供給され、所定の信号に変換された後、モータ制御装置117に供給される。
【0062】
CPU106は、供給された回転角度位置より、表示窓14を介して遊技者に視認可能に表示される識別情報画像を特定することができるのである。
【0063】
また、入出力バス104には、電飾ランプ44を駆動するためのランプ駆動回路122も接続されており、CPU106は、遊技状態に応じて電飾ランプ44を点灯駆動させるのである。
【0064】
更に、入出力バス104には、スピーカ46及び表示装置30を駆動するためのサブ制御回路130も接続されており、CPU106は、音声発生信号、画像表示信号をサブ制御回路130に供給することにより、スピーカ46から音声を発生させ、表示装置30に画像を表示させることとなる。
【0065】
[遊技機の表示制御装置の構成]
上述したサブ制御回路130の回路を示すブロック図を図5に示す。
【0066】
サブ制御回路130は、主制御回路100から供給される、画像、音声等の遊技情報に基づいて、表示装置30、スピーカ46等、演出関係の周辺装置を制御する。
【0067】
このサブ制御回路130は、サブマイクロコンピュータ202を主たる構成要素とし、表示装置30の制御を行う画像制御回路250、画像制御回路250から出力された画像信号を規格に準ずる拡大画像信号に変換するための画像信号変換回路270と、スピーカ46の出音制御を行う音源IC302、増幅器としてのパワーアンプ304、音源としての音声データを記録しているサウンドROM306と、を含むように構成されている。また、これらの制御回路は、主制御回路100を含む主制御基板72とは異なるサブ制御基板76に構成されている。
【0068】
サブマイクロコンピュータ202は、サブCPU204、記憶手段としてのサブROM206、及びサブRAM208とを含んでいる。また、このサブマイクロコンピュータ202には、INポート210と、OUTポート212と、が含まれている。
【0069】
このINポート210は、主制御回路100から供給される画像、音声等の遊技情報を受け取り、その遊技情報をサブCPU204に供給する機能を有している。また、OUTポート212は、画像制御回路250、音源IC302に供給する画像表示信号、音声発生信号を供給する機能を有している。尚、このINポート210は、主制御回路100からサブCPU204に遊技情報を供給するのみであり、サブCPU204から主制御回路100に信号を供給することはない。このため、サブ制御回路130において、誤動作が生じた場合であっても、主制御回路100に誤動作が転移することはない。
【0070】
尚、図5のサブ制御回路130には、クロックパルス発生回路、分周器、乱数発生器、サンプリング回路を図示していないが、主制御回路100と同様に備えている。
【0071】
サブROM206には主制御回路100との通信シーケンスプログラムや、受信した遊技情報に基づいて各種演出を選択する演出選択テーブル、サウンドシーケンスプログラムなどを記録している。
【0072】
サブRAM208は、これらの制御プログラムを実行するうえでの作業領域として利用される。
【0073】
サブCPU204は、主制御回路100から送信された遊技情報コマンドに基づいて、各種の演出制御回路にどのような演出を行わせるかを決定し、各演出制御回路に決定内容を送信する。
【0074】
画像制御回路250は、画像制御CPU252、画像制御ROM254、画像制御RAM256、画像ROM258、ビデオRAM260、画像制御IC262及びINポート264で構成される。
【0075】
画像制御CPU252は、サブマイクロコンピュータ202で決定されたパラメータを、INポート264を通じて受信し、画像制御ROM254に記憶されている画像制御シーケンスプログラムに従って表示装置30での表示内容を決定する。
【0076】
画像制御ROM254は、サブマイクロコンピュータ202から送信されてくる画像演出コマンドの受信シーケンスプログラム、画像制御IC262を制御する画像制御シーケンスプログラムなどが記憶されている。
【0077】
画像制御RAM256は、画像制御プログラムを実行するときの作業領域として利用される。
【0078】
画像制御IC262は、画像制御CPU252で決定された表示内容に応じた画像を、画像ROM258に記憶されているグラフィックデータを利用して形成し、一時的にビデオRAM260に記憶させ、適宜のタイミングで画像制御IC262を介して画像信号変換回路270に供給することとなる。
【0079】
また、本実施形態においては、この画像信号変換回路270に供給される画像信号は、LVDS(Low Voltage Differential Signaling)を採用しているが、本発明はこれに限らず、各種の形式を用いたものであってもよい。例えば、LVDSのように差動方式の形式を用いることにより、ノイズの影響を受けにくく、画像を劣化させることなく、表示させるものが好ましい。
【0080】
更には、本実施形態においては、この画像信号変換回路270に供給される画像信号は、VGA(Video Graphics Array)のサイズの画像信号であり、画像信号変換回路270の処理により、XGA(eXtended Graphics Array)のサイズの拡大画像信号に変換されることとなる。尚、本実施形態においては、VGAのサイズの画像信号を画像信号変換回路270に供給したが、本発明はこれに限らず、多種多様のサイズの画像信号を供給するものであってもよい。
【0081】
また、画像信号変換回路270は、信号変換CPU272、信号変換ROM274、ビデオRAM276、INポート278及びOUTポート280を含むように構成されている。
【0082】
この信号変換CPU272は、信号変換ROM274に記録されている信号変換シーケンスプログラムに従って、画像制御回路250で生成された画像信号を、INポート278を通じて受信し、表示装置30での表示形式を変換し、ビデオRAM276に記録する。また、信号変換CPU272は、ビデオRAM276に記録された画像データを、表示装置30に適した拡大画像信号としてOUTポートを通じて表示装置30に拡大画像信号を供給することとなる。
【0083】
具体的には、信号変換CPU272は、VGAをはじめとする画像信号を、XGAをはじめとする拡大画像信号として、大きな表示サイズに対応可能な形式に変換することとなる。
【0084】
また、本実施形態においては、VGAの表示サイズである画像データを、ビット毎に拡大し、XGAの表示サイズに変換したが、本発明はこれに限らず、VGAサイズの画像データを受信し、受信したVGAサイズの画像データを合成して一つのXGAの表示サイズに変換してもよい。
【0085】
このような構成とすることにより、「前記表示制御手段から供給される画像信号を受け取り、当該画像信号を、当該画像信号により表示される表示サイズよりも大きい表示サイズである拡大画像信号として変換を行い、当該拡大画像信号を前記表示部に供給する拡大変換手段を備えた」ので、表示部の表示サイズを大きくする場合であっても、従来から用いられている表示制御手段、即ちCPU等をそのまま用いることができる。また、従来から用いられてきた開発環境等を再開発することなく、従来の開発環境を使用することが可能となる。
【0086】
これにより、新たな開発環境を、直ちに、再開発する必要もなくなり、開発の促進を妨げることなく、表示部の表示サイズを大きくすることが可能となる。また、高性能なCPU等を用いることなく、安価な製品を提供することができる。更には、高性能なCPU等を用いた開発環境を再開発するための充分な時間が確保でき、より一層充実した開発環境を開発することが可能となる。
【0087】
例えば、従来から用いられている7.7インチのワイド画面を有する遊技機は、従来から用いられているCPU等、開発環境により実現可能であるが、15インチから20インチの更に大きな画面を有する遊技機を実現するためには、新たなCPU等、開発環境を用いることが一般的には考えられるが、上述した理由により開発に多大なる時間、人件費が必要となる。
【0088】
そこで、本発明を実施することにより、このような多大なる時間、人件費を要することなく、15インチから20インチの画面を有する遊技機を実現することが可能となる。
【0089】
尚、本実施形態においては、XGA形式、横1024ビット、縦768ビット、赤色データ、緑色データ、青色データ、各々8ビットの拡大画像信号として変換するようにしたが、本発明においては、より一層大きなサイズで画像を表示させるものであればよく、変換形式、縦、横のビットサイズ、各色の諧調のビット等、上述したものに限ることはない。
【0090】
また、信号変換ROM274には画像制御回路250との通信シーケンスプログラムや、受信した画像信号を拡大画像信号として変換するためのシーケンスプログラム、更には、変換した拡大画像信号を、OUTポート280を通じて表示装置30に供給するための通信シーケンスプログラムが記録されている。
【0091】
また、INポート278は、画像制御回路250から供給される画像信号を受け取り、その画像信号を信号変換CPU272に供給する機能を有している。また、OUTポート212は、画像信号変換回路270で変換された拡大画像信号を表示装置30に供給することで画像表示演出を行うこととなる。
【0092】
このような構成とすることによって、「前記表示制御手段から供給される画像信号を受け取り、当該画像信号を、当該画像信号により表示される表示サイズよりも大きい表示サイズである拡大画像信号として変換を行い、当該拡大画像信号を前記表示部に供給する拡大変換手段を備えた」ので、表示部の表示サイズを大きくする場合であっても、従来から用いられている表示制御手段、即ちCPU等をそのまま用いることができる。また、従来から用いられてきた開発環境等を再開発することなく、従来の開発環境を使用することが可能となる。
【0093】
これにより、新たな開発環境を、直ちに、再開発する必要もなくなり、開発の促進を妨げることなく、表示部の表示サイズを大きくすることが可能となる。また、高性能なCPU等を用いることなく、安価な製品を提供することができる。更には、高性能なCPU等を用いた開発環境を再開発するための充分な時間が確保でき、より一層充実した開発環境を開発することが可能となる。
【0094】
[遊技機の動作]
上述したサブ制御回路130において実行されるスロット遊技機10を制御するサブルーチンを図6に示す。尚、図6に示すサブルーチンは、予め実行されているメインプログラムから所定のタイミングで呼び出されて実行されるものである。
【0095】
以下においては、スロット遊技機10は予め起動されており、上述したCPU106、サブCPU204、画像制御CPU252、信号変換CPU272において用いられる変数は所定の値に初期化され、定常動作しているものとする。
【0096】
最初に、画像制御CPU252は、CPU106から、サブCPU204、INポート264を介して、画像表示命令を受け取ったか否かを判断する(ステップS11)。この処理において、画像制御CPU252は、INポート264を介して、画像表示命令を受け取ったと判別した場合には、ステップS12に処理を移し、画像表示命令を受け取ったとは判別しなかった場合には、本サブルーチンを終了させる。
【0097】
次いで、画像データ読出処理を実行する(ステップS12)。この処理において、画像制御CPU252は、ステップS11の処理により受け取った画像表示命令に基づいて、表示内容を決定し、画像制御IC262にその旨を供給する。
【0098】
そして、画像制御IC262は、その旨を受け取り、画像ROM258に記憶されているグラフィックデータを利用して形成し、一時的にビデオRAM260に記憶させ(ステップS13)、適宜のタイミングで画像制御IC262を介して画像信号を画像信号変換回路270に供給する(ステップS14)。
【0099】
一方、信号変換CPU272は、INポート278を介して、画像信号を受け取る(ステップS21)。この処理が終了した場合には、ステップS22に処理を移す。
【0100】
画像信号を受信したか否かを判断する(ステップS22)。この処理において、信号変換CPU272は、INポート278を介して、画像制御回路250から画像信号画像信号を受信したと判別した場合には、ステップS23に処理を移し、画像制御回路250から画像信号画像信号を受信したとは判別しなかった場合には、本サブルーチンを終了させる。
【0101】
次いで、ステップS22において、信号変換CPU272が画像信号を受信したと判別した場合には、画像信号を拡大画像信号に変換する。この処理において、信号変換CPU272は、ステップS21の処理により受け取った画像信号を拡大画像信号に変換する。
【0102】
例えば、信号変換CPU272は、INポート278を通じて、画像制御回路250から供給された画像信号、例えば、VGA形式を採用した信号を受け取り、ビットを補填する制御を行うことにより画像データを拡大し、XGA形式、横1024ビット、縦768ビット、赤色データ、緑色データ、青色データ、各々8ビットの拡大画像信号として変換するようにする。この処理が終了した場合には、ステップS24に処理を移す。尚、本実施形態の処理おいて、信号変換CPU272は、VGAの表示サイズである画像データを、ビット毎に拡大し、XGAの表示サイズに変換したが、本発明はこれに限らず、VGAサイズの画像データを受信し、受信したVGAサイズの画像データを合成して一つのXGAの表示サイズに変換してもよい。
【0103】
次いで、拡大画像信号出力処理を実行する(ステップS24)。この処理において、信号変換CPU272は、ステップS23の処理により変換された拡大画像信号を、OUTポート280を通じて、表示装置30に供給する。この処理が終了した場合には、本サブルーチンを終了させる。
【0104】
このような構成とすることにより、「前記表示制御手段から供給される画像信号を受け取り、当該画像信号を、当該画像信号により表示される表示サイズよりも大きい表示サイズである拡大画像信号として変換を行い、当該拡大画像信号を前記表示部に供給する拡大変換手段を備えた」ので、表示部の表示サイズを大きくする場合であっても、従来から用いられている表示制御手段、即ちCPU等をそのまま用いることができる。また、従来から用いられてきた開発環境等を再開発することなく、従来の開発環境を使用することが可能となる。
【0105】
これにより、新たな開発環境を、直ちに、再開発する必要もなくなり、開発の促進を妨げることなく、表示部の表示サイズを大きくすることが可能となる。また、高性能なCPU等を用いることなく、安価な製品を提供することができる。更には、高性能なCPU等を用いた開発環境を再開発するための充分な時間が確保でき、より一層充実した開発環境を開発することが可能となる。
【0106】
例えば、従来から用いられている7.7インチのワイド画面を有する遊技機は、従来から用いられているCPU等、開発環境により実現可能であるが、15インチから20インチの更に大きな画面を有する遊技機を実現するためには、新たなCPU等、開発環境を用いることが一般的には考えられるが、上述した理由により開発に多大なる時間、人件費が必要となる。
【0107】
そこで、本発明を実施することにより、このような多大なる時間、人件費を要することなく、15インチから20インチの画面を有する遊技機を実現することが可能となる。
【0108】
尚、本実施形態においては、画像制御回路250と画像信号変換回路270とが、サブ制御基板76という同一基板に設けられたが、本発明はこれに限らず、別々の基板に設けてもよい。尚、この「表示制御手段が設けられた画像表示用基板」とは、表示制御手段を構成する表示制御部品と、その表示制御部品の一部と、が設けられていることを問わない。また、上述した表示制御手段に含まれる表示制御部品とは、上述した本発明の好適な一実施形態においては、図5に示す如く、サブCPU204、サブROM206、サブRAM208、INポート210、OUTポート212、画像制御CPU252、画像制御ROM254、画像制御RAM256、画像ROM258、ビデオRAM260、画像制御IC262等、様々な部品が含まれている。
【0109】
特に、これらの表示制御部品の一部に、表示用のCPU、例えば、サブCPU204、画像制御CPU252、画像制御IC262等が含まれていることが好適である。このような表示用のCPUが含まれる場合には、拡大変換手段に含まれる変換用のCPUと、表示用のCPUと、を兼用するように構成することが可能である。これにより、変換用のCPU、表示用のCPUのいずれかを備えずともよく、部品点数を減少させることが可能であり、省スペース化、コスト削減を可能とする。また、各種の表示制御部品から拡大変換手段に供給される信号を、基板自体に形成された信号配線(パターン)を介して供給することにより、外部からのノイズに耐え易くなり、更には、各種の表示制御部品から拡大変換手段に供給される信号を、可能な限り短く配線することによっても、より一層、ノイズに耐え易くすることができるのである。
【0110】
また、本明細書に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、本明細書に記載されたものに限定されるものではない。
【0111】
【発明の効果】
本発明によれば、「前記表示制御手段から供給される画像信号を受け取り、当該画像信号を、当該画像信号により表示される表示サイズよりも大きい表示サイズである拡大画像信号として変換を行い、当該拡大画像信号を前記表示部に供給する拡大変換手段を備えた」ので、表示部の表示サイズを大きくする場合であっても、従来から用いられている表示制御手段、即ちCPU等をそのまま用いることができる。また、従来から用いられてきた開発環境等を再開発することなく、従来の開発環境を使用することが可能となる。
【0112】
これにより、新たな開発環境を、直ちに、再開発する必要もなくなり、開発の促進を妨げることなく、表示部の表示サイズを大きくすることが可能となる。また、高性能なCPU等を用いることなく、安価な製品を提供することができる。更には、高性能なCPU等を用いた開発環境を再開発するための充分な時間が確保でき、より一層充実した開発環境を開発することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明におけるスロット遊技機の概観を示す斜視図である。
【図2】本発明におけるスロット遊技機の表示画面を示す概略図である。
【図3】本発明におけるスロット遊技機の概観を示す斜視図である。
【図4】本発明におけるスロット遊技機の回路構成を示すブロック図である。
【図5】本発明におけるスロット遊技機の回路構成を示すブロック図である。
【図6】本発明によるスロット遊技機において実行される制御処理のフローチャートを示す図である。
【符号の説明】
10 スロット遊技機
11 本体部
12 筐体
13 扉
14 表示窓
20 1−BETスイッチ
22 2−BETスイッチ
24 最大BETスイッチ
26 リール
28 台座部
30 表示装置
31 コイン投入口
32 スタートレバー
34 リール停止ボタン
36 払出しボタン
38 コイン払出口
40 コイン受け部
42 透音口
44 電飾ランプ
46 スピーカ
52 コインカウンタ
54 コイン通過センサ
62 ステッピングモータ
72 主制御基板
76 サブ制御基板
77 画像表示サブ基板
78 接続ケーブル
100 主制御回路
102 インターフェイス回路群
104 入出力バス
106 CPU
108 ROM
110 RAM
112 乱数発生部
117 モータ制御装置
118 モータ駆動回路
120 リール回転角度位置検出回路
122 ランプ駆動回路
130 サブ制御回路
202 サブマイクロコンピュータ
204 サブCPU
206 サブROM
208 サブRAM
210、264、278 INポート
212、280 OUTポート
250 画像制御回路
252 画像制御CPU
254 画像制御ROM
256 画像制御RAM
258 画像ROM
260、276 ビデオRAM
262 画像制御IC
270 画像信号変換回路
272 信号変換CPU
274 信号変換ROM
302 音源IC
304 パワーアンプ
306 サウンドROM
L1、L2A、L2B、L3A、L3B 入賞ライン

Claims (3)

  1. 画像が表示される表示部と、当該表示部に遊技に関する画像を表示させる表示制御手段と、を備えた遊技機であって、
    前記表示制御手段から供給される画像信号を受け取り、当該画像信号を、当該画像信号により表示される表示サイズよりも大きい表示サイズである拡大画像信号として変換を行い、当該拡大画像信号を前記表示部に供給する拡大変換手段を備えたことを特徴とする遊技機。
  2. 前記表示制御手段が設けられた画像表示用基板に対して前記拡大変換手段が設けられていることを特徴とする請求項1記載の遊技機。
  3. 画像が表示される表示部と、当該表示部に遊技に関する画像を表示させる表示制御手段と、を備えた遊技機用表示装置であって、
    前記表示制御手段から供給される画像信号を受け取り、当該画像信号を、当該画像信号により表示される表示サイズよりも大きい表示サイズである拡大画像信号として変換を行い、当該拡大画像信号を前記表示部に供給する拡大変換手段を備えたことを特徴とする遊技機用表示装置。
JP2002316725A 2002-10-30 2002-10-30 遊技機及び遊技機用表示装置 Pending JP2004147875A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002316725A JP2004147875A (ja) 2002-10-30 2002-10-30 遊技機及び遊技機用表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002316725A JP2004147875A (ja) 2002-10-30 2002-10-30 遊技機及び遊技機用表示装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2004147875A true JP2004147875A (ja) 2004-05-27

Family

ID=32460346

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002316725A Pending JP2004147875A (ja) 2002-10-30 2002-10-30 遊技機及び遊技機用表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2004147875A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006334070A (ja) * 2005-06-01 2006-12-14 Newgin Corp 遊技機
JP2008023384A (ja) * 2007-10-15 2008-02-07 Newgin Corp 遊技機
JP2008023385A (ja) * 2007-10-15 2008-02-07 Newgin Corp 遊技機
JP2012040214A (ja) * 2010-08-20 2012-03-01 Kyoraku Sangyo Kk 遊技機
JP2012040215A (ja) * 2010-08-20 2012-03-01 Kyoraku Sangyo Kk 遊技機用中継基板
JP2012050485A (ja) * 2010-08-31 2012-03-15 Kyoraku Sangyo Kk 遊技機
JP2012050492A (ja) * 2010-08-31 2012-03-15 Kyoraku Sangyo Kk 遊技機

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006334070A (ja) * 2005-06-01 2006-12-14 Newgin Corp 遊技機
JP2008023384A (ja) * 2007-10-15 2008-02-07 Newgin Corp 遊技機
JP2008023385A (ja) * 2007-10-15 2008-02-07 Newgin Corp 遊技機
JP2012040214A (ja) * 2010-08-20 2012-03-01 Kyoraku Sangyo Kk 遊技機
JP2012040215A (ja) * 2010-08-20 2012-03-01 Kyoraku Sangyo Kk 遊技機用中継基板
JP2012050485A (ja) * 2010-08-31 2012-03-15 Kyoraku Sangyo Kk 遊技機
JP2012050492A (ja) * 2010-08-31 2012-03-15 Kyoraku Sangyo Kk 遊技機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7234697B2 (en) Gaming machine
US7972206B2 (en) Gaming machine and display device therefor
US7485039B2 (en) Gaming machine
US8241124B2 (en) Gaming machine having a curved display with a video switcher and touch router system
US20040209683A1 (en) Gaming machine
JP2007319470A (ja) スロットマシン
JP2004167016A (ja) 遊技機及び遊技機用表示装置
US20070032296A1 (en) Gaming machine
JP2004057419A (ja) 遊技機及び遊技機用表示装置
JP2004129903A (ja) 遊技機
JP2004147875A (ja) 遊技機及び遊技機用表示装置
JP2004216102A (ja) 遊技機及び遊技機用表示装置
JP2004215720A (ja) 遊技機
JP2004167018A (ja) 遊技機及び遊技機用表示装置
JP2006271553A (ja) 映像演出開発システム
JP2004167017A (ja) 遊技機及び遊技機用表示装置
JP2004216103A (ja) 遊技機及び遊技機用表示装置
EP1453022A2 (en) Gaming machine
EP1571621B1 (en) Gaming machine with display illumination means
EP1571613B1 (en) Gaming machine
AU2004200886B2 (en) Gaming machine
JP2014097147A (ja) 遊技台
JP2004215932A (ja) 遊技機
JP7500232B2 (ja) 遊技機
JP2021137386A (ja) 遊技機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050810

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20061023

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080819

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20081224