JP2004147176A - 電子的アルバムシステム及び電子的アルバム公開方法 - Google Patents

電子的アルバムシステム及び電子的アルバム公開方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ネットワーク上でアルバムを共有するシステムを提供することを目的とする。
【解決手段】電子的に形成されたテンプレートを用いて、静止画等のマルチメディアのオブジェクトを当該テンプレートにはめ込み、かつ全体のデータ量を一定値以下にするように調整して電子的なアルバムを形成する電子的アルバム形成手段と、上記形成された電子的アルバムを送信する送信手段とを有することを特徴とする電子的アルバムシステム。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子的にマルチメディアデータを扱う分野に属する。
【0002】
【従来の技術】
デジカメ等で撮影された静止画等を、友人等の他人に送付してインターネット上で電子的アルバム等の各種コンテンツを公開するものとして、現在大きく分けて2通りの方法が有る。
【0003】
1つは、メールに画像をアタッチ(添付)する方法である。
もう1つは、第三者が提供するサーバーを介して画像を伝達する方法である。
メールに画像を添付する方法については特に説明する必要はないと思われるが、サーバーを介して画像を伝達する方法については説明する。
【0004】
このサーバーを介して画像を伝達する方法にも色々あるが、代表例としては、デジカメで撮った静止画データや、写真機で撮った写真をスキャナーで取り込んだデジタルデータを、インターネット上のサーバーに(複数枚)アップロードする。
【0005】
そして、上記アップロードしたデジタルデータをウェブ上で電子的な「アルバム」に仕上げる。
ここで「アルバム」と言うのは、例えば、ただ単に一枚の静止画ではなく、何枚かの静止画を何らかの「背景」(例えば、冊子でできたいわゆる普通のアルバムをイメージさせるような枠付きの背景など)上に適切に(位置を指定して)レイアウトしたようなものである。
【0006】
この電子的アルバム(以下単に「アルバム」と称する)は、サーバー上の「ある特定の場所」に作成される。そして、この「アルバム」の有る場所に、「URL」を対応させる。
【0007】
上記アルバムの作成者は、このアルバムの有る場所のURLを、友人、親兄弟、親戚等、このアルバムを見せたい相手にメールで送付する。即ち、メール中のどこかに、そのURLが記載されることになる。送られた人は、このURLをクリックすると、インターネットでこのアルバムを保管するサーバーに接続され、ブラウザ上にそのアルバムが表示される。
【0008】
さて、このようなサーバーを介して画像を伝達する方法は、単なるメールに画像をアタッチする方法に比べて、次の三点で優れていると考えられる。
【0009】
小さな静止画をごく数枚送るのであれば、メールに画像をアタッチする方法であっても重大な問題は発生しない。しかしながら、静止画のデータサイズは小さくないことも少なくなく、何枚も送ろうとすると、メールに画像をアタッチする方法では、添付ファイルのサイズが大きくなりすぎ、プロバイダを通過できなくなるなど、好ましくないことになる。
【0010】
一方、サーバーを介して画像を伝達する方法では、このような好ましくない問題は生じず、アップロード、ダウンロード共に単に時間がかかるという問題に過ぎなくなる。
【0011】
また、ダウンロード側で、徐々に画像を荒い状態から高精細な状態にするなどの工夫を行うこともできる。
そして、先にも説明したように、「アルバム」としての体裁を整えられる。その結果として、見た目が美しく、また楽しいものとすることができる。
【0012】
さらに、動画や音声を組み合わせた、「マルチメディアアルバム」をつくることができる。特に動画は、データサイズが大きくなりがちなので、上述したようにメールの添付ファイルには向かない。これに対して、サーバーを介するようにすれば、見る側では「ダウンロード」ではなく「ストリーミング」で再生できるので、長いこと伝送のために待たされるということも無い。
【0013】
一方、サーバーを介して画像を伝達する方法の問題点としては、次のようなことが有る。
サーバーを介して画像を伝達する方法では、サーバーを提供せねばならず、かなり大きな蓄積容量と、伝送のための設備が必要である。特に「マルチメディアアルバム」のように、動画を配信するような場合には、大掛かりな装置となりがちで、小さくない費用が発生する。
【0014】
この場合、伝送のための設備にかかった費用をユーザーから回収できればよいが、これらのサービスは単なる伝達の補助手段、補助サービスとしてしかとらえられておらず有料化するのは難しい。
【0015】
一方、メールに画像をアタッチする方法では、次のような長所が有る。
添付ファイルを指定するだけで画像を送ることができ、画像を送る際に行う操作が簡単である。また、受け取った方も添付ファイルをクリックするだけで画像を見ることができるので、送られた画像を見る際に行う操作も簡単である。
【0016】
また、メールに画像をアタッチする方法では、以下のような短所がある。
添付ファイルのサイズには限界があり、大きなサイズのものは送れない。
単に、画像を添付するだけであり、「サーバーを介して画像を伝達する方法」で説明したような「アルバム」を作ることはできない。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】
以上説明したように、デジカメ等で撮影された静止画等を、友人等の他人に送付する手段として、現在大きく分けて2通りの方法が有るが、それぞれに長所と短所を持ち、決め手となる方法が無かった。
【0018】
すなわち、メールに画像をアタッチする方法では、魅力的なアルバムを作ることが困難であるという問題点があった。一方、サーバーを介して画像を伝達する方法では、設備に莫大な費用がかかるのにも拘わらず、上記費用を回収することができずビジネスにならないという問題点があった。
【0019】
本発明は、上述の問題点に鑑みてなされたものであり、設備費用を可及的にかけずに魅力的なアルバム(マルチメディアアルバム)を容易に作成することができるようにすることを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記課題を解決するために、電子的に形成されたテンプレートを用いて、静止画等のマルチメディアのオブジェクトを当該テンプレートにはめ込み、かつ全体のデータ量を一定値以下にするように調整して電子的なアルバムを形成する手段と、上記電子的アルバムを送信する手段とを有する事を特徴とする電子的アルバムシステム等を提供する。
【0021】
【発明の実施の形態】
次に、図面を参照しながら、本発明の電子的アルバムシステム及び電子的アルバム公開方法の実施の形態(実施例)について説明する。
まず、本実施例の概要を説明する。
【0022】
本実施例では、MPEG4を用いて静止画などから「(動きのある)アルバム」を作る。
この「アルバム」を作る際には、手間をできるだけ少なくする為にテンプレートを用いた「ドラッグ&ペースト」ベースとする。そして、このテンプレートに静止画等を貼り付ける際、「アルバム」全体のデータ量がある一定量以下になる様に調整し、「アルバム」を作成する。そして、この「アルバム」は、メール添付で送付する。
【0023】
このようにすることによって、サーバーを介することがないので費用もかからず、それでいて魅力の有る「アルバム」が形成でき、なおかつメール添付できるサイズとなる。
【0024】
また、この「アルバム」は、テンプレートを利用して、極めて簡単に作成する事ができる。
そして、ここで形成されるアルバムは、単に静止画を適当に配置しただけのものではなく、動きを与える事ができ非常に魅力的なものとなっている。
【0025】
先に述べた様に、「動画」を扱おうとすると、静止画より魅力的になるものの、設備等が大変になりがちであるが、本発明によれば、簡単に「動き」を表現できる。
さらに、この「テンプレート」を色々用意し、各種「テンプレート」をサーバーからダウンロードできるようにする。
【0026】
この際、サーバーは単なるダウンロード機能を有するだけなので費用は極めて小さくなる。さらに、それらのテンプレートを、ものによっては有料とする。魅力の有るアルバムを作成できるテンプレートであれば、有料でもそれを入手しようとする人が多くいると考えられる。
【0027】
このようにして、「サーバーを介する」場合と異なり、設備投資をほとんど行わず、それでいて今までにない「アルバム」ソリューションをユーザーに提供することができ、しかも有料でテンプレートを販売する事により、新しいビジネスモデルを形成する事ができる。
【0028】
このように、本実施例の電子的アルバムシステムは、テンプレートを用いて静止画等の「オブジェクト」をドラッグ&ドロップ形式でテンプレートのしかるべきところにはめ込み、かつ全体のデータ量を一定値以下にするように調整して、上述のようなアルバムを形成する手段と、この様にして形成されたアルバムをメールに添付してeメールする手段と、テンプレートをサーバーに保持する手段と、保持されたテンプレートをダウンロードする手段と、当該ダウンロードの際課金する事を可能にする手段とからなる。
【0029】
(実施例)
実施例を具体的に説明する前に、その為の予備説明として、まずMPEG4に付いて説明する。MPEG4は、ISOにより国際標準として定められたものであって、動画の圧縮・伝送を主たる目的として開発された物である。第二世代携帯電話FOMAにもそのコーデックが使われていることで有名である。
【0030】
次に、そのMPEG4の「システム規格」について説明する。
MPEG4にはシステム規格があり、一般にはBIFSと呼ばれる事が多い。BIFSは、基本的にVRMLで記述された「シーン記述」を、データ量の削減のためにバイナリー化したものである。
【0031】
正確にはVRML2.0と全く同じではなく、VRMLが3次元のシーン記述のみであるのに対し、BIFSでは2次元の物も含む。ただし文法的な記述方法はVRMLに準拠するものである。
【0032】
このBIFSで記述する「シーン記述」について、次に説明する。
MPEG4では、単なる一枚の静止画や、1つの動画を扱うだけでなく、この「シーン記述」を用いて、マルチオブジェクトをインターラクティブに扱う事ができる。即ち、この「シーン記述」に、どこに何があって、それがどうされたらどうするというようなことを記述することができるのである。
【0033】
これを図1の例を用いて説明する。
図1では、まず全体の背景101が有る。ここには適当な静止画があてられる。103は静止画、104も静止画、105には動画の一番最初の画面(静止画)がある。106はボタンであり、ストップボタンである。
【0034】
今静止画103上でマウスをクリックすると拡大されながら左方向に移動し、102に表示される。拡大表示されるのにこの例では2秒かかる。そのまま5秒表示され、もとの静止画103に2秒かかって戻る。
【0035】
静止画104も同じで、2秒、5秒、2秒の動作を、静止画104がクリックされる事で行う。動画の一番最初の画面105も同じであるが、動画の一番最初の画面105がクリックされると動画がスタートするという点が静止画103、104と異なる。
【0036】
また動画がスタートして終了するまでの間にボタン106をクリックすれば、動画を停止させる事ができる。
このような「配置」と「動作」は、すべてVRMLの記法に従って、BIFSデータとされている。すなわち、このように、どこに、何を配置し、それがマウスクリック等の操作に対してどう動作するかといったことが、全てBIFSに記述されることになる。
【0037】
図1では、「何」に当たる物に動画と静止画しか挙げなかったが、このほかにテキスト、サウンドがある。また「動き」(上記の例では、静止画や動画が拡大されながら左方向に動いていく、という「動き」になっている)はVRMLで記述可能な非常に広範囲のことができる。
【0038】
そして、この様にして作られたマルチメディアの集合体は、全体として1つのMPEG4となる。そして、普通はこのマルチメディアの集合体を1つのファイル、すなわちmp4ファイルとする。
【0039】
すなわちMPEG4では、マルチオブジェクトをインターラクティブに扱う為にBIFSというシーン記述データをデータファイル(普通はmp4ファイル)の中に持たせ、それと個々の静止画、テキスト、サウンド、動画のデータを一緒に1つのファイル(普通はmp4ファイル)にしているわけである。
【0040】
以上説明したように、MPEG4では、マルチメディアのオブジェクトをマルチに配置、表現し、それらを外部からの操作に対応してインターラクティブに動作させることができる。
【0041】
本実施例では、このマルチオブジェクト、インターラクティブな特性をもつ、MPEG4を利用して、先に述べたような課題を解決する方法に付いて説明する。言い換えれば、本実施例では、MPEG4を用いた例を用いて本実施例の説明を行う。
【0042】
但し、同等の機能を持つものであれば、換言すれば、本発明を実現するのに十分な機能を有する手段であれば、特段MPEG4にこだわるものではないが、MPEG4はこの手段に適しており、他の手段であっても類似の物と成ると考えられる。他の手段の候補としては、例えば「Flash」がある。
【0043】
次に、実施例を説明する。初めに「テンプレート」を用いて、メール添付に適した「アルバム」を作成するプロセスについて説明する。
以下の説明では、アルバムの構成要素に動画を含まず、静止画だけの場合で行う。但し、後で述べるように、動画を含んだとしても、発明の本質は変わらない。
【0044】
本発明の第1の実施例として、「ウェディング」と言う名称の「アルバム」を挙げる。
図2に「ウェディング」という名称の「アルバム」を作成する為の「テンプレート」のレイアウトを示す。
【0045】
テンプレートを用いて「アルバム」を作成する手順を、図3を用いて説明する。
図3の説明をする。
301はパソコンの画面を示す。302にテンプレートが配置される。
311は「コンテンツフォルダー」である。ここに「ドラッグ&ドロップ」でテンプレートにもっていくコンテンツの候補が表示される。313〜318がその例(候補になるコンテンツ)である。
ここでは全て静止画となっている。310が候補になるコンテンツ313〜318を表示する領域である。
【0046】
312は、コンテンツ313〜318をスクロールするバーである。このスクロールバー312をアップ、ダウンさせることにより、表示できる全てのコンテンツ313〜318を表示させることができる。
【0047】
図3では、コンテンツ313〜318に静止画像だけを書いているが、例えば310の左側にタブをつけ、表示されるコンテンツを静止画、動画、サウンドと切り替えるように構成すれば、マルチメディアコンテンツを全て(テキストは除く。テキストについては後述する。)この位置に表示できる。
【0048】
動画は、最初の画像をサムネイルとして表示すればよい。また、その動画のタイトルをその下に表示すればなおわかり易い。サウンドは、画像で表示するのは難しいので、なんらかの記号(サウンドであるとわかる記号)を表示し、その下にタイトルなどを表示する、といった方法が考えられる。
【0049】
このように、コンテンツフォルダー311中にあるコンテンツ313〜318を、パソコン画面上で、テンプレート(領域302)にマウスでドラッグ&ドロップすることによってアルバムを作成する。
【0050】
なお、テキストについては、ドラッグ&ドロップでもよいが、ここではそうでなく、テンプレート(領域302)上の、テキストを記入するところでマウスを右クリックすると、テキストを記入する為のボックスが表示され、そこにキーボードを用いて書き込む、という方法としている。
【0051】
「ウェディング」のテンプレートに説明を戻す。
図2の201全体がテンプレート画面で、図3の領域302に当たるところのものである。202〜207は、静止画を配置するところで、ここに(図2には不表示の)コンテンツフォルダーからマウスを用いたドラッグ&ドロップで、適当な静止画を貼り付ける。
【0052】
210〜215は、テキストを記入するところである。この位置でマウスを右クリックするとテキストを記入するボックスが現れる。そこにキーボードを利用してテキストを記入すると、それぞれの場所にそのテキストが表示される。
【0053】
このようにして、ドラッグ&ドロップをベースにしながら、アルバムを作成することができる。このようにして適切な場所に、適切なコンテンツを配置したらメニューバーで「アルバムの作成」を選び実行すると、このテンプレートに基づいた「アルバム−ウェディング」が自動的に作成される。
【0054】
ここで作成された「アルバム−ウェディング」は、静止画をクリックすると、左側の領域220に拡大表示される。拡大表示は一気に行われるのではなく、元の位置から領域220の位置に徐々に移動しながら徐々に拡大される。最終的な位置に行くまで2秒かかる。
【0055】
拡大された静止画は、領域220の位置には5秒いて、また2秒かかって元の位置、元のサイズに戻る。テキストは、もとの位置に静止して表示される。これらの配置、動作は全て前もって決められており、前にも述べた、BIFSに記述されている。これにより、静止画だけから成り立っていたアルバムが、動きも含む魅力的なアルバムになった。
【0056】
上述のテンプレートを用いてアルバムを作成する別の例をもう1つ挙げる。
この例も、静止画とテキストだけから構成されるものであるが、できあがったアルバムでは、動きが加わり、非常に魅力的なものとなる。
【0057】
図4、図5に従って、もう1つの例について説明する。
図4に、テンプレートを示す。401がテンプレートの全体である。領域402にはテキストを記入する。領域402の枠の上で、マウスを右クリックすると、テキストを入力するボックスが現れるのでそこにキーボードを用いてテキストを入力する。
【0058】
また、403は静止画をドラッグ&ドロップで貼り付ける所であるが、ここには、パノラマ静止画を貼り付ける事が期待されている。パノラマ静止画でも、特にデジカメの、当社ではスティッチアシストと呼ぶ機能であるが、何枚かの撮影画面を連結して1つの静止画にする機能を用いて作成されたより横長度の高いものであれば、それだけ見栄えがする。
【0059】
そのような「パノラマ静止画」を、コンテンツフォルダーの中に入れておき、それをドラッグ&ドロップで、ここの領域403に貼り付ける。
このようにして、テンプレートを用いて作成されたアルバムがどのような物であるかを、図5を用いて説明する。
【0060】
501が、アルバム全体の画面である。領域503にテキスト入力で入力されたテキストが表示される。領域502には、貼り付けた静止画が表示されるが、横方向は、パノラマ静止画の全てが表示されるのではなく、一部が表示される。そして、徐々に左から右へ動いていき、一番左端まで来ると、こんどは徐々に右から左に動いていく。
【0061】
そして今度は一番右端まで来ると、再度左から右へ動く。そしてこれらの動作を繰り返す。プリント物でパノラマ写真を見ると楽しい物であるが、パソコンの画面上にパノラマ上の静止画を表示しても、全体が小さくなってしまい、おもしろくない。ところが、上に示したようなアルバムで、大きく表示すると、その動きも合わせ、非常に見て楽しい、見栄えのあるものができる。
【0062】
これが、静止画だけから生成された動きを含むアルバムの第2の例である。
以上は例であるが、この例にかかわらず、色々なテンプレートを用意することにより、いろいろな「アルバム」(動く「アルバム」ないし「マルチメディアアルバム」)を作る事ができる。
【0063】
これらの「アルバム」は、「アルバム」を作成する「アプリケーション」(プログラム)によって、MPEG4化されたものとして作成される。即ち、先に述べた様に、配置や動きはVRMLに基づくBIFSデータとして作成される。そして静止画データ等と共にmp4ファイルとなる。この様にして作られたmp4ファイルを、mp4ファイルを再生するプレーヤーにかければ、「アルバム」がそれぞれテンプレートで設定されたように再生される。
【0064】
上の2つの例でいえば、上述の実施例で示した様に再生されるようにテンプレートが作られており、「アプリケーション」上の(不表示の)メニューなどから「アルバムの作成」などを指示することにより、そういう動作を行うように指定されたBIFSデータを含むmp4ファイルが作成されるわけである。
【0065】
MPEG4の仕組みを用いて、この様に単なる静止画を、魅力のある「動くアルバム」「マルチメディアアルバム」に変えることができるわけである。そして、本実施例に基づけば、その「マルチメディアアルバム」を作成するのに、わずらわしい、または難しい操作は一切必要なく、準備されたテンプレートにドラッグ&ドロップベースでコンテンツを貼り付けるだけでよい。
【0066】
この様にして作成された「アルバム」(mp4ファイル)をメール添付して、この「アルバム」を見てもらいたい友人や家族、親戚などに送付する。ところで、メールでアッタチする添付ファイルは、そのサイズがあまり大きくなる事は好ましくない。
【0067】
何故ならば、第一には、インターネットプロバイダーが1MBとか5MBなどに送付可能な添付ファイルのサイズを制限しているのが一般的であるからである。
【0068】
第二に、例えば電話回線では一般的な約50kbpsでの送信を考えると、1MB送付するのに3分近くかかることになり、送る方もそうであるが、特に受ける方は何が送られてくるのかわからない物に3分近く待たされる事になりあまり嬉しい事ではない。
【0069】
そこで「アルバム」のデータサイズが大きくなりすぎない様、その値を一定値以下にするように構成する。具体的には、静止画のサイズをリサイズすることなどにより、一定値以下にするようにする。
【0070】
「一定値」をどうするかは、「アルバム」を作成するアプリケーション上で設定できるようにすることが好ましいが、適当な値を決めてしまう事も考えられる。一定の値としては、先のような事情から、1MB、5MBなどが適当であると考えられる。
【0071】
次に、この、「アルバム」のデータサイズを一定値以下にする方法について、実施例を説明する。
図6のフローチャートと、先に説明した、図2のウェディングのテンプレートとを用いて、本実施例を説明する。本実施例では、アルバムのサイズの上限である「一定値」を、ユーザーが設定する場合に付いて説明している。
【0072】
図6に示すように、アルバムを作成する「アプリケーション」が(それは「テンプレート」も含むわけであるが)、まずユーザーの設定した「一定値」を読み込む(ステップS601)。ここでは、1MBが指定されたとする。1MBというのはあくまで1つの例である。
【0073】
本実施例では、仮にこの1MBという値が設定された場合に付いて説明する。その他の値についても考え方は同様である。以下に考え方を例として説明するが、基本的な考え方は、そのアルゴリズムがアプリケーション上で行われるということである。
【0074】
まず、全体のデータ量を1MBにおさめるために、まずヘッダー情報等のオブジェクトデータ以外のデータの量について検討が行われる(ステップS602)。ここで、mp4ファイルとするために必要なヘッダー情報や、BIFSデータなどは、大体数十kBなので、余分に100kBをみておく。即ち残りの900kBが、静止画、テキストなどの「オブジェクト」のために割り振られたデータである。
【0075】
いま、「ウェディング」のテンプレートでは、背景静止画1枚、静止画6枚、テキスト6箇所の「オブジェクト」がある。「テンプレート」でアルバムを作成するので、どんな「オブジェクト」がどれだけあるかは、既知である。これら全てで、900kBにほぼ収まるように、振り分ける。900kBより大幅に小さくしてもよいが、その分画質の低下も発生するので、ユーザーが設定した1MBに近い値で、それを超えない値になる様に設定する。
【0076】
静止画像は、JPEG化する。JPEG化する際に、圧縮率を概略設定できるが、一般には10分の1から20分の1が目安とされる。テキストは、そのスペースからしても、長い文章を入れる事はあまり考えられない。
【0077】
そこで、背景静止画及び静止画を、それぞれ以下の(1式)及び(2式)の様に設定する。
背景静止画=1200×900画素、JPEG圧縮約10分の1・・(1式)
静止画=640×480画素、JPEG圧縮約10分の1・・(2式)
この様にした時、これらは大体800kB程度になる(ステップS603)。
この設定で、一度mp4ファイルを作成し、そのファイルサイズを測定する(ステップS604)。JPEGの圧縮率などは、大体の設定しかできないので、実測する必要がある。テキストなどのファイルサイズも実測しないとわからない。実測して見て1MBを超えているようであれば、JPEGの圧縮率を少し上げて(圧縮率を上げる、即ちデータ量を下げる)再調整する(ステップS605、S606)。これを繰り返し、1MB以下になる様にする。
【0078】
このような一連の動作が図6のフローチャートに示されている。
なお、1MBよりあまり小さなデータ量である時には、圧縮率を上げて再調整しても良い。
ここで、「一定値」に対応する、この「設定値」(サンプル画素数の決定など)をどうやって決めるかだが、テンプレート夫々に、設定された「一定値」に対して設定値を大体どうするか、ということをきめるプログラムを付属する。
【0079】
例えば、上限の「一定値」に応じて、静止画の縦横のサンプル画素数を決め、データ量に関する残りのある程度の幅は、JPEG圧縮の程度によって調整するようなプログラムである。この様なプログラムを構成する事は簡単で、テンプレートを作成した人には、そのなかにどんなオブジェクトがあるかはわかっているので、上限を決める「一定値」に応じて適切な設定(サンプル画素数などの決定など)が行われるようなプログラムを付属する事は簡単である。アルゴリズムとしては、今例で挙げたような手順に従えばよい。
【0080】
例えば、先の「ウェディング」の「アルバム」の例で言えば、1MBや2MB・・・・5MBというような数字(設定された一定値)が入ってきたら、夫々の値に応じて、それぞれのオブジェクトの縦横サンプル数をどうするか、初期のJPEG圧縮率をどうするか、などの値を決めておき、そのように設定するプログラムとしておけばよいわけである。
【0081】
以上、2つ挙げた本実施例では、静止画とテキストのみからなるアルバムについて説明した。
しかし、アルバム中の「オブジェクト」に動画が含まれていても同様である。動画を縦横のサンプルサイズを調整すると共に、それだけでは不十分な場合には、例えば適当な長さで切ってしまうことでデータ量をコントロールする事ができる。
【0082】
なおこのデータ量の調整を可能とする為にアルバムを作る「アプリケーション」には、静止画をリサイズしたり、JPEG圧縮・解凍したりするツールが含まれている事は当然である。また、動画を含む場合は、そのサイズ(縦横のサンプル数)や長さ(動画の再生時間)を調整する手段を持つことも当然である。
【0083】
また、データ量の調整の問題とは別であるが、動画の場合には、入力された動画の圧縮形式を適当な物に変換する手段を持つことも当然である。以上の様なMPEG4を用いる例では、動画はその動画単体のコーデックに於いてMPEG4形式の動画にされることが好ましい。
【0084】
また、テンプレートは、「アルバム」を作成する「アプリケーション」に初めから付随していたものの他に、有償、無償で上記サーバー等からダウンロードできるようにする。こうすることによって、ユーザーは新しいテンプレートを使い、楽しく見栄えのするアルバムを新たにどんどん作ることができる。
【0085】
また、ビジネスを行う側としてはアルバムをサーバー経由でやりとりする場合に必要となる、費用のかかる設備を用意しなくて良く、かつ、テンプレートを有償でダウンロードさせることにより、お金をもうけることができる。テンプレートのダウンロードを可能にする設備は、小さな費用で実現可能であるので、全体としてビジネスを構成できる。
【0086】
アルバムを作成するアプリケーションは、安く販売してもよいし場合によっては無償で配布する事も考えられる。このツールを使うユーザーが増え、テンプレートに対するニーズが高まればテンプレートの販売で利益をあげることができるからである。
【0087】
(本発明の他の実施形態)
上述した実施形態の機能を実現するべく各種のデバイスを動作させるように、該各種デバイスと接続された装置あるいはシステム内のコンピュータに対し、上記実施形態の機能を実現するためのソフトウェアのプログラムコードを供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(CPUあるいはMPU)に格納されたプログラムに従って上記各種デバイスを動作させることによって実施したものも、本発明の範疇に含まれる。
【0088】
また、この場合、上記ソフトウェアのプログラムコード自体が上述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコード自体、およびそのプログラムコードをコンピュータに供給するための手段、例えば、かかるプログラムコードを格納した記録媒体は本発明を構成する。かかるプログラムコードを記憶する記録媒体としては、例えばフレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。
【0089】
また、コンピュータが供給されたプログラムコードを実行することにより、上述の実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードがコンピュータにおいて稼働しているOS(オペレーティングシステム)あるいは他のアプリケーションソフト等と共同して上述の実施形態の機能が実現される場合にもかかるプログラムコードは本発明の実施形態に含まれることは言うまでもない。
【0090】
さらに、供給されたプログラムコードがコンピュータの機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに格納された後、そのプログラムコードの指示に基づいてその機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって上述した実施形態の機能が実現される場合にも本発明に含まれることは言うまでもない。
【0091】
【発明の効果】
以上説明した本発明を用いれば、テンプレートを用いて電子的なアルバムを作成し、且つその電子的なアルバムを指定のデータサイズ以下になる様に調整して送信するようにしたので、電子的なアルバムをメールに添付することができる。
【0092】
このようにして、単なる静止画を送るのでなく、動きなども加えた、見栄えのするアルバム(「マルチメディアアルバム」)を簡単に作成でき、さらにそれを簡単にメール添付することができる。
【0093】
また、色々なテンプレートを有料、ないし無料でウェブサイトからダウンロードできるので、ユーザーは、楽しい「アルバム」を色々作り、メールで親しい人などに送ることができる。
【0094】
また、このように構成すれば、これらの「アプリケーション」や「テンプレート」を提供するビジネスサイドとしては、アルバムをサーバー経由でやりとりする方法に比べ、著しく低い費用でアルバムのやりとりが行え、また、色々なテンプレートを有料でダウンロードさせることにより、もうかるビジネスが構成できる。テンプレートをダウンロード可能とする設備にかかる費用は、小さいものとすることができる、ということも重要なポイントである。
【0095】
再度言い直せば、このようにして「サーバーを介する」場合と異なり、設備投資をほとんど行わず、それでいてユーザーに今までにないアルバムソリューションを提供でき、しかも有料でテンプレートを販売することにより、新しいビジネスモデルを形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示し、BIFSを用いたシーン記述を解説する図である。
【図2】本発明の実施の形態を示し、「ウェディング」の「アルバム」の概要を示す図である。
【図3】本発明の実施の形態を示し、「アルバム」を作成する、パソコン上の「アプリケーション」全体の画面の概要を示す図である。
【図4】本発明の実施の形態を示し、第2の実施例の「テンプレート」を示す図である。
【図5】本発明の実施の形態を示し、第2の実施例の「アルバム」を示す図である。
【図6】本発明の実施の形態を示し、「アルバム」のデータ量を一定値以下にする為の動作フローを示すフローチャートである。
【符号の説明】
101 全体の背景画面
103 静止画
104 静止画
105 動画の一番最初の画面(静止画)
106 ボタン
201 テンプレート画面
202〜207 静止画を配置する領域
210〜215 テキストを記入する領域
301 パソコンの画面
302 テンプレートが配置される領域
310 コンテンツを表示する領域
311 コンテンツフォルダー
312 スクロールバー
313〜318 コンテンツ

Claims (7)

  1. 電子的に形成されたテンプレートを用いて、静止画等のマルチメディアのオブジェクトを当該テンプレートにはめ込み、かつ全体のデータ量を一定値以下にするように調整して電子的なアルバムを形成する電子的アルバム形成手段と、
    上記電子的アルバムを送信する送信手段とを有することを特徴とする電子的アルバムシステム。
  2. さらに、色々なテンプレートをサーバーに保持する手段と、
    保持されたテンプレートをダウンロードする手段と、
    当該ダウンロードの際に、課金する事を可能にする手段とを有することを特徴とする請求項1に記載の電子的アルバムシステム。
  3. 上記電子的アルバム形成手段は、上記アルバムを形成するフォーマットとしてMPEG4を用いることを特徴とする請求項1に記載の電子的アルバムシステム。
  4. さらに、上記アルバムのデータ量の上限値をユーザーが設定する手段を有することを特徴とする請求項1に記載の電子的アルバムシステム。
  5. 上記電子的アルバム形成手段は、上記アルバムを形成するフォーマットとしてFlashを用いることを特徴とする請求項1に記載の電子的アルバムシステム。
  6. 上記送信手段は、上記電子的アルバムをメールに添付して送信することを特徴とする請求項1に記載の電子的アルバムシステム。
  7. 電子的に形成されたテンプレートを用いて、静止画等のマルチメディアのオブジェクトを当該テンプレートにはめ込み、かつ全体のデータ量を一定値以下にするように調整して電子的なアルバムを形成するステップと、
    上記電子的アルバムを送信するステップとを有することを特徴とする電子的アルバム公開方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007133722A (ja) * 2005-11-11 2007-05-31 Softbank Mobile Corp メール処理方法、移動通信端末装置及び情報処理装置

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