JP2004147133A - 行動先読み処理システム - Google Patents
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Abstract
【課題】個人が次の移動先で取る行動に応じた処理を、人の手を煩わせることなく自動的実行または実行停止する。
【解決手段】GPS装置から得られる移動情報と、あらかじめ登録された行動データベースを照合することで次に取る行動を予測し、それに応じた処理を自動的に行う。
【効果】上記解決手段により、従来その都度指示を行っていた遠隔操作を、移動情報と行動DBとのマッチングにより自動的に行うことができるため、動作指示および動作停止指示の出し忘れミスを防ぐことができる。
【選択図】 図1
【解決手段】GPS装置から得られる移動情報と、あらかじめ登録された行動データベースを照合することで次に取る行動を予測し、それに応じた処理を自動的に行う。
【効果】上記解決手段により、従来その都度指示を行っていた遠隔操作を、移動情報と行動DBとのマッチングにより自動的に行うことができるため、動作指示および動作停止指示の出し忘れミスを防ぐことができる。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、GPS装置および行動判定用の行動先読みシステムが互いにネットワーク接続され、相互に情報のやりとりを行うことで、処理の内容を決定するシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
位置・時刻・移動速度・移動方向に関する情報の利用は、地図とのマッチングによる所在地確認や目的地までの所要時間算出などにのみ用いられている。
【特許文献1】
特願平11−270604号公報
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
位置・時刻・移動速度・移動方向に関する情報および個人の行動パターンから次の行動を先読みし、その行動を補助する処理を行う。
【0004】
【課題を解決するための手段】
GPS装置から得られる移動情報と、あらかじめ定義された行動データベースとを照合することで、次に採る行動を予測し、その行動を補助するような処理を自動的に行う。
GPS装置と行動先読み処理システムは、ネットワークを介して繋がっており、相互に情報のやりとりを行うことができる。
行動先読み処理システムは、位置・時刻・移動速度・移動方向の情報と、行動データベースの情報とを照合することで、次に採る行動を予測し、その行動内容に応じた処理を自動的に実行する。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を詳細に説明する。
【0006】
図1は、本発明のシステム構成図である。
GPS装置(102)は、行動先読み処理システム(103)および自動処理対象装置(106)とネットワーク(107)でつながっている。行動先読みシステム(103)はGPS装置(102)からの位置や移動情報を、行動DB(104)のデータと照合・判断することで、自動処理対象装置(105)に対し、ネットワーク(106)を介して次にとるべき処理の指示を出す。
【0007】
ここで、本実施の形態では、GPS装置とは、GPSなどの位置・時刻・移動速度・移動方向を取得可能な装置をいう(以下、GPS装置をいう。)。
【0008】
図2は、帰社時に自宅の風呂を自動的に沸かすシステムの処理の流れである。まずはじめに、帰社かどうかの判定(201)を行う。帰社かどうかの判定処理は図3および下記説明に記す。
【0009】
帰社であると判定した場合、湯沸しを開始(202)する。
その後、自宅に到着した場合(203)は処理を終了する。
帰宅経路を外れた場合、あるいは帰宅経路上であっても長時間移動を停止している場合(204)は、湯沸しを一時停止(205)し、帰社経路で移動を開始するまで待つ。
帰宅を停止したかどうかの判定処理は図4および下記説明に記す。
【0010】
図3は、帰宅中であるかどうかの判定処理である。
【0011】
まず、はじめに、GPS装置からの情報をもとに、現在居る場所が行動DB(105)に登録されている帰宅ルート上にあるかどうかを確認(301)する。帰宅ルート上である場合、GPS装置からの情報をもとに移動中であるかどうかを判断する(302)。その際、横断歩道・交差点での信号待ちや駅での電車待ちなど短時間の移動停止は無視するようにする。
【0012】
移動中であると判断した場合、次に帰宅する可能性のある時間帯(終業時刻から終電車時刻まで等)であるかどうかをチェックする(303)。
【0013】
更に、行動DB(105)上の予定表をチェックし、他の予定が入っていないことを確認することで、帰宅中であると判定する。
【0014】
図4は、帰宅を停止したかどうかの判定処理である。
【0015】
GPS装置からの情報をもとに、帰宅経路を逆方向に進んでいないかどうかチェックする(401)。逆方向に進んでいる場合、帰宅を中断したと判定する(404)。
【0016】
次に、帰宅経路を外れているかどうかをチェックする(402)。GPS装置からの情報と、行動DBに登録されている帰宅経路に不一致が生じた場合、帰宅を中断したと判定する(404)。
【0017】
最後に、長時間停止しているかどうかのチェックを行う(405)。1箇所に留まっている時間がある程度以上になった場合、寄り道をしている、あるいは交通渋滞や列車ダイヤ乱れが発生していると判断し、帰宅を(一時)中断したと判定する(404)。
【0018】
【発明の効果】
本発明によれば、移動情報と行動DBとのマッチングにより、個人の手を煩わせることなく先読み操作を自動的に行うことができる。また、従来はその都度指示を行っていた遠隔操作を、移動情報と行動DBとのマッチングにより自動的に行うことができるため、動作指示および動作停止指示の出し忘れミスを防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を実現するためのシステム構成図
【図2】遠隔湯沸しのアルゴリズム
【図3】帰宅中かどうかを判定するアルゴリズム
【図4】帰宅を中断したかどうかを判定するアルゴリズム
【符号の説明】
101 行動対象者
102 GPSなどの位置・時刻・移動速度・移動方向を取得可能な装置
103 行動先読み処理システム
104 行動データベース
105 自動処理対象装置
106 ネットワーク
201〜405 各アルゴリズムの判定および処理項目
【発明の属する技術分野】
本発明は、GPS装置および行動判定用の行動先読みシステムが互いにネットワーク接続され、相互に情報のやりとりを行うことで、処理の内容を決定するシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
位置・時刻・移動速度・移動方向に関する情報の利用は、地図とのマッチングによる所在地確認や目的地までの所要時間算出などにのみ用いられている。
【特許文献1】
特願平11−270604号公報
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
位置・時刻・移動速度・移動方向に関する情報および個人の行動パターンから次の行動を先読みし、その行動を補助する処理を行う。
【0004】
【課題を解決するための手段】
GPS装置から得られる移動情報と、あらかじめ定義された行動データベースとを照合することで、次に採る行動を予測し、その行動を補助するような処理を自動的に行う。
GPS装置と行動先読み処理システムは、ネットワークを介して繋がっており、相互に情報のやりとりを行うことができる。
行動先読み処理システムは、位置・時刻・移動速度・移動方向の情報と、行動データベースの情報とを照合することで、次に採る行動を予測し、その行動内容に応じた処理を自動的に実行する。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を詳細に説明する。
【0006】
図1は、本発明のシステム構成図である。
GPS装置(102)は、行動先読み処理システム(103)および自動処理対象装置(106)とネットワーク(107)でつながっている。行動先読みシステム(103)はGPS装置(102)からの位置や移動情報を、行動DB(104)のデータと照合・判断することで、自動処理対象装置(105)に対し、ネットワーク(106)を介して次にとるべき処理の指示を出す。
【0007】
ここで、本実施の形態では、GPS装置とは、GPSなどの位置・時刻・移動速度・移動方向を取得可能な装置をいう(以下、GPS装置をいう。)。
【0008】
図2は、帰社時に自宅の風呂を自動的に沸かすシステムの処理の流れである。まずはじめに、帰社かどうかの判定(201)を行う。帰社かどうかの判定処理は図3および下記説明に記す。
【0009】
帰社であると判定した場合、湯沸しを開始(202)する。
その後、自宅に到着した場合(203)は処理を終了する。
帰宅経路を外れた場合、あるいは帰宅経路上であっても長時間移動を停止している場合(204)は、湯沸しを一時停止(205)し、帰社経路で移動を開始するまで待つ。
帰宅を停止したかどうかの判定処理は図4および下記説明に記す。
【0010】
図3は、帰宅中であるかどうかの判定処理である。
【0011】
まず、はじめに、GPS装置からの情報をもとに、現在居る場所が行動DB(105)に登録されている帰宅ルート上にあるかどうかを確認(301)する。帰宅ルート上である場合、GPS装置からの情報をもとに移動中であるかどうかを判断する(302)。その際、横断歩道・交差点での信号待ちや駅での電車待ちなど短時間の移動停止は無視するようにする。
【0012】
移動中であると判断した場合、次に帰宅する可能性のある時間帯(終業時刻から終電車時刻まで等)であるかどうかをチェックする(303)。
【0013】
更に、行動DB(105)上の予定表をチェックし、他の予定が入っていないことを確認することで、帰宅中であると判定する。
【0014】
図4は、帰宅を停止したかどうかの判定処理である。
【0015】
GPS装置からの情報をもとに、帰宅経路を逆方向に進んでいないかどうかチェックする(401)。逆方向に進んでいる場合、帰宅を中断したと判定する(404)。
【0016】
次に、帰宅経路を外れているかどうかをチェックする(402)。GPS装置からの情報と、行動DBに登録されている帰宅経路に不一致が生じた場合、帰宅を中断したと判定する(404)。
【0017】
最後に、長時間停止しているかどうかのチェックを行う(405)。1箇所に留まっている時間がある程度以上になった場合、寄り道をしている、あるいは交通渋滞や列車ダイヤ乱れが発生していると判断し、帰宅を(一時)中断したと判定する(404)。
【0018】
【発明の効果】
本発明によれば、移動情報と行動DBとのマッチングにより、個人の手を煩わせることなく先読み操作を自動的に行うことができる。また、従来はその都度指示を行っていた遠隔操作を、移動情報と行動DBとのマッチングにより自動的に行うことができるため、動作指示および動作停止指示の出し忘れミスを防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を実現するためのシステム構成図
【図2】遠隔湯沸しのアルゴリズム
【図3】帰宅中かどうかを判定するアルゴリズム
【図4】帰宅を中断したかどうかを判定するアルゴリズム
【符号の説明】
101 行動対象者
102 GPSなどの位置・時刻・移動速度・移動方向を取得可能な装置
103 行動先読み処理システム
104 行動データベース
105 自動処理対象装置
106 ネットワーク
201〜405 各アルゴリズムの判定および処理項目
Claims (1)
- 行動先読み処理システムであって、
GPS装置から得られる利用者の移動情報と、
あらかじめデータベースに格納された前記利用者の行動情報とを照合し、
前記利用者の次なる行動を予測し、
前記次なる行動を補助する処理を行うことを特徴とする行動先読み処理システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002310422A JP2004147133A (ja) | 2002-10-25 | 2002-10-25 | 行動先読み処理システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002310422A JP2004147133A (ja) | 2002-10-25 | 2002-10-25 | 行動先読み処理システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004147133A true JP2004147133A (ja) | 2004-05-20 |
Family
ID=32455911
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002310422A Pending JP2004147133A (ja) | 2002-10-25 | 2002-10-25 | 行動先読み処理システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004147133A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8140188B2 (en) | 2008-02-18 | 2012-03-20 | Toyota Motor Engineering & Manufacturing North America, Inc. | Robotic system and method for observing, learning, and supporting human activities |
US11525585B2 (en) | 2017-04-19 | 2022-12-13 | Gree Electric Appliances (Wuhan) Co., Ltd | Method and apparatus for controlling water heater, water heater, and controlling system thereof |
-
2002
- 2002-10-25 JP JP2002310422A patent/JP2004147133A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8140188B2 (en) | 2008-02-18 | 2012-03-20 | Toyota Motor Engineering & Manufacturing North America, Inc. | Robotic system and method for observing, learning, and supporting human activities |
US11525585B2 (en) | 2017-04-19 | 2022-12-13 | Gree Electric Appliances (Wuhan) Co., Ltd | Method and apparatus for controlling water heater, water heater, and controlling system thereof |
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