JP2004145724A - 情報表示装置における情報表示方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】従来の情報表示方法では、ニュース見出し一覧画面において後で必要なニュースを探すには、カーソルを上下して検索する操作が煩雑であるという問題点があり、必要なニュース見出しを簡単な操作でまとめて一覧表示して、利便性を向上させることができる情報表示装置における情報表示方法を提供する。
【解決手段】ユーザクリップ登録手段25が、ニュース見出し一覧画面の中からユーザによって任意に選択されたニュース見出しデータを、ユーザクリップニュース見出しとして記憶部3に登録しておき、入力部5からニュース見出しクリップ画面表示の指示が入力されると、一覧画面表示手段23が、記憶部3からユーザクリップニュース見出しを読み取って、ニュース見出しクリップ画面に表示する情報表示装置における情報表示方法である。
【選択図】 図4
【解決手段】ユーザクリップ登録手段25が、ニュース見出し一覧画面の中からユーザによって任意に選択されたニュース見出しデータを、ユーザクリップニュース見出しとして記憶部3に登録しておき、入力部5からニュース見出しクリップ画面表示の指示が入力されると、一覧画面表示手段23が、記憶部3からユーザクリップニュース見出しを読み取って、ニュース見出しクリップ画面に表示する情報表示装置における情報表示方法である。
【選択図】 図4
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、証券・金融情報を表示する情報表示装置において、関連ニュースの見出しを表示する際の情報表示方法に係り、特にユーザにとって必要なニュースの見出しを容易にまとめて一覧表示して利便性を向上させ、また、スクロール表示画面の有効利用を図ると共に目新しい情報を提供して見る人を飽きさせない表示を行うことができる情報表示装置における情報表示方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
情報表示装置は、例えば証券会社の営業支店等に複数設けられ、本店等に設けられたサーバからネットワークを介して送信されて受信した証券・金融情報や、ニュース等を受信して表示するものである。
【0003】
従来の、ニュースを表示する情報表示装置について図7を用いて説明する。図7は、従来の、ニュースの見出しを表示する情報表示装置の構成ブロック図である。
図7に示すように、従来の情報表示装置は、通信回線を介してサーバからデータを受信したり、サーバに対してデータを要求する送受信部1と、通信制御や表示制御等、装置全体の制御を行う制御部2′と、受信したデータを記憶する記憶部3′と、ニュースの見出し等の各種データを表示する表示部4とから構成されている。
【0004】
そして、記憶部3′には、受信したニュース見出しのデータ(ニュース見出しデータ)を記憶するエリアが設けられており、また、制御部2′にはニュースの見出しを表示するニュース見出し表示手段として、スクロール画面表示手段と、一覧画面表示手段とが設けられている。ニュース見出しの具体的な表示方法については後で詳細に説明する。
【0005】
更に、表示部4には、ニュース見出しのスクロール表示を行うスクロール表示部41と、ニュース見出しの一覧画面を表示する一覧表示部42とが設けられている。
【0006】
ここで、表示部4における表示画面例について図8を用いて説明する。図8は、従来のニュースの見出しを表示する情報表示装置の表示画面例を示す説明図である。
図8に示すように、従来の情報表示装置の表示部4は、例えば、PDP(Plasma Display Panel)等で構成され、受信したニュースの見出しを時系列に新しいものから順に一覧表示する一覧表示部42と、最新ニュース数本についてやや大きめの文字でニュースの見出しをスクロール表示するスクロール表示部41とを備えている。
【0007】
そして、通常は、スクロール表示部41には、最新の受信ニュース数本の見出しをスクロール表示するスクロールニュース画面が表示されており、一覧表示部42には、ニュース見出し一覧画面が表示されるようになっている。
【0008】
ここで、図7に示した従来の情報表示装置の記憶部3′に記憶されているニュース見出しデータについて図9を用いて説明する。図9は、従来のニュース見出しデータを示す説明図である。
図9に示すように、従来のニュース見出しデータは、受信したニュース見出しデータを新しい順に記憶しているものであり、最新の受信データから順に、「受信日時」と「見出し」とを記憶しているものである。
【0009】
次に、従来の情報表示装置におけるニュース見出しの一覧表示方法について図7及び図10を用いて説明する。図10は、従来の情報表示装置におけるニュース見出しの一覧表示方法を示す説明図である。
図10に示すように、従来の情報表示装置では、ニュース見出しデータを含むニュースを受信すると、まず、図7に示した制御部2′が受信したニュース見出しデータを記憶部3′に記憶すると共に、図8に示した一覧表示部42に表示するニュース見出し一覧画面の表示データを更新する。
【0010】
具体的には、制御部2′は、記憶部3′に記憶されているニュース見出しデータの内、一覧表示部に表示させるデータを読み出してニュース見出し一覧画面の表示データとするが、見出しの選択方法は複数種類の中からユーザが設定可能となっている。通常は、「最新ニュース表示」が設定されており、制御部2′は、ニュース見出しデータを受信すると、ニュース見出し一覧画面の表示データの内、一番古いデータ以外の表示データをソートし、新たに受信したニュース見出しデータを先頭に書き込む。これにより、最も古いデータが画面から消え、最新の受信データが一覧表示の先頭に表示されるものである。
【0011】
このように、ニュース見出し一覧画面では、通常、最新の見出しから一定数分のニュース見出しデータを表示しているものであるが、ユーザが後から必要な見出しを検索する場合などは、カーソルを上下に移動して、見出しをスクロールして表示できるようになっている。これは、制御部2′が記憶部3′のニュース見出しデータの中から、カーソル位置に応じたニュース見出しデータを読み出して、表示データとして出力するものである。
【0012】
次に、従来のスクロールニュース画面の表示方法について図11を用いて説明する。図11は従来の情報表示装置におけるスクロールニュース画面の表示方法を示す説明図である。
図11に示すように、スクロール画面表示手段22′は、記憶部3′に蓄積されている受信したニュース見出しデータの内、新しく受信したものから順に予め設定された数だけデータを読み取って、制御部2′内部のワーキングエリアに保持し、表示データとする。そして、保持されたデータを、例えば最新のものから順に、規定されているタイミングで表示部4のスクロール表示部41に出力する。これにより、ニュース見出しデータが一定の速度でスクロール表示されるものである。
【0013】
従来の情報表示方法に関する技術としては、番組コンテンツのオーダーを簡単な処理で作成する情報処理装置(例えば、特許文献1参照)や、手間や時間をかけないで各利用者に対応した情報の配信を的確に行うカスタマイズ配信装置や(例えば、特許文献2参照)、自動演奏や自動伴奏などの曲データを分かり易く容易に編集できる曲データの編集方法(例えば、特許文献記憶部3参照)等がある。
【0014】
【特許文献1】
特開2002−142205公報
【特許文献2】
特開2000−112978公報
【特許文献3】
特開平10−116073号公報
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の情報表示装置における情報表示方法では、ニュース見出し一覧画面においては、ユーザにとって必要なニュースであっても、時間がたてば表示部から押し出されて表示されなくなってしまうため不便であり、また、後で必要なニュースを探そうとするとカーソルを上下して検索しなければならず、操作が煩雑であるという問題点があった。
【0016】
また、従来の情報表示装置における情報表示方法では、スクロールニュース画面においては、最新のニュース見出し数本をスクロール表示するため、ニュース見出しデータを受信しない時間帯では、同一ニュースの見出しを繰り返し表示したり、一定回数の繰り返し表示の後スクロール表示をやめるなどしており、スクロール表示部を十分活用していない上、顧客が見飽きてしまい満足できる表示とはなっていないという問題点があった。
【0017】
本発明は上記実情に鑑みて為されたもので、一覧表示の中からユーザにとって必要なニュース見出しを必要な時に簡単な操作でまとめて一覧表示して、利便性を向上させることができ、また、スクロール表示の長時間の繰り返し表示を無くし、顧客に多様な情報を提供して、表示部の有効活用と顧客へのサービス向上を図ることができる情報表示装置における情報表示方法を提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】
上記従来例の問題点を解決するための本発明は、見出しデータを含むニュースを受信して、見出しデータに基づいてニュースの見出しをニュース見出し一覧画面として表示する情報表示装置における情報表示方法であって、ニュース見出し一覧画面に表示されたニュースの見出しの中から、ユーザによって選択されたニュースの見出しを、ユーザクリップニュース見出しとして記憶しておき、ユーザクリップニュース見出しの表示指示が入力された場合に、記憶されているユーザクリップニュース見出しの一覧画面を表示する情報表示装置における情報表示方法としており、多くのニュースの中からユーザにとって必要なニュースだけを集めて管理でき、必要なときに簡単な操作でまとめて表示させることができ、煩雑な検索操作を不要とし、利便性を向上させることができる。
【0019】
上記従来例の問題点を解決するための本発明は、見出しデータを含むニュースを受信して、見出しデータに基づいてニュースの見出しをスクロール表示する情報表示装置における情報表示方法であって、予め登録されたユーザコンテンツを記憶しておき、一定時間ニュースの受信がなかった場合に、記憶されているユーザコンテンツを読み出してスクロール表示し、ユーザコンテンツの表示中に新たにニュースを受信した場合に、スクロール表示速度を上げて表示し、ユーザコンテンツの区切りまでの表示が終わったら、ユーザコンテンツに代えて受信したニュースの見出しデータに基づいて通常のスクロール速度でスクロール表示する情報表示装置における情報表示方法としており、長時間ニュースの受信がない場合でも、スクロール表示画面を有効利用して顧客に多様な情報を提供し、顧客を飽きさせない表示を行うことができ、また、ユーザコンテンツ表示中に新たなニュースを受信した場合には、ユーザコンテンツの表示を素早く切り上げて受信したニュースを表示することができ、重要なニュースを遅れることなく表示することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
尚、以下で説明する機能実現手段は、当該機能を実現できる手段であれば、どのような回路又は装置であっても構わず、また機能の一部又は全部をソフトウェアで実現することも可能である。更に、機能実現手段を複数の回路によって実現してもよく、複数の機能実現手段を単一の回路で実現してもよい。
【0021】
本発明に係る情報表示装置における情報表示方法は、ニュース見出し一覧画面を表示している際に、ニュース見出し一覧画面とは別の特定の画面(ニュース見出しクリップ画面)を表示する指示が入力されると、ニュース見出し一覧画面に重ねてニュース見出しクリップ画面を表示し、ユーザによって選択されたニュース見出しをニュース見出しクリップ画面にも表示し、ニュース見出し一覧画面において、時間経過と共に必要なニュース見出しが表示から消えてしまった場合でも、ニュース見出しクリップ画面表示の指示を入力すれば、ユーザが選択したニュース見出しが記載されたニュース見出しクリップ画面表示するものであり、煩雑な検索操作を不要とし、いつでも必要なニュース見出しを簡単な操作でまとめて表示でき、利便性を向上させることができるものである。
【0022】
また、本発明に係る情報表示装置における情報表示方法は、予めユーザが任意に入力可能なユーザコンテンツを入力して記憶しておき、スクロールニュース画面の表示において、一定時間ニュース見出しデータを受信しなかった場合には、記憶されているユーザコンテンツを順次スクロール表示し、更に、ユーザコンテンツの表示中に新たなニュース見出しデータを受信した場合には、スクロール速度を上げてユーザコンテンツの切れ目まで表示してから、新たに受信したデータを含むニュース見出しデータのスクロール表示を行うものであり、スクロール表示部の有効利用を図り、顧客に多様な情報を提供して、顧客を飽きさせない表示を行うことができ、更に、ユーザコンテンツ表示中に新たにニュース見出しデータを受信した場合には迅速にニュースの表示に戻ることができるものである。
【0023】
図1は、本発明の実施の形態に係る情報表示方法を実現する情報表示装置の構成ブロック図である。尚、図7と同様の構成をとる部分については同一の符号を付して説明する。
図1に示すように、本発明の実施の形態に係る情報表示装置は、図7に示した従来の情報表示装置とほぼ同様の構成となっており、サーバとの送受信を行う送受信部1と、表示制御等を行う制御部2と、受信したデータや入力されたデータを記憶する記憶部3と、ニュース見出し等を表示する表示部4と、データを入力する入力部5とから構成されている。
【0024】
更に、制御部2は、本方法を実現するための手段として、ニュース受信判定手段21と、スクロール画面表示手段22と、一覧画面表示手段23と、ユーザコンテンツ登録手段24と、ユーザクリップ登録手段25とを備えている。尚、スクロール画面表示手段22及び一覧画面表示手段23は、従来の情報表示装置におけるスクロール画面表示手段22′、一覧画面表示手段23′とは一部処理が異なっている。
【0025】
また、記憶部3は、サーバから受信したニュース見出しデータを記憶するニュース見出しデータテーブル31と、本方法の特徴として、入力部5からユーザによって入力されたユーザコンテンツのデータと、ニュース見出し一覧画面においてユーザが任意に選択したユーザクリップニュース見出しのデータを記憶しているものである。
ユーザコンテンツは、ユーザが顧客に知らせたい情報や、広告料を課金して表示する広告情報や、天気情報等顧客にとって有益な情報が考えられ、複数登録可能となっている。
【0026】
入力部5は、キーボードやマウス、又は記憶装置からの読込を可能とする入力手段と、編集用のモニタ画面を備えており、ユーザが、ニュース見出しクリップ画面を表示させる指示を入力したり、ニューズ見出しクリップ画面に表示する見出し(ユーザクリップニュース見出し)を選択する操作を行うものである。また、ユーザコンテンツの入力も可能なものである。尚、モニタ画面には表示部4に表示される内容が表示されて、編集操作をしやすくするものである。
【0027】
表示部4は、従来の情報表示装置と同様に、スクロール表示部41と一覧表示部42とから構成されており、従来と同様にスクロール表示部41はスクロール画面を表示し、一覧表示部42は、ニュース見出し一覧画面を表示するが、本方法の特徴として、スクロール表示部41におけるスクロールニュース画面の表示方法が従来とは一部異なっており、また、一覧表示部42にはニュース見出し一覧画面の他にニュース見出しクリップ画面を表示するようになっている。
【0028】
次に、各構成部分について具体的に説明する。
制御部2のユーザコンテンツ登録手段21は、送受信部1又は入力部5から入力されたユーザコンテンツを記憶部3の特定のエリアに登録するものである。ユーザコンテンツは、サーバから通信回線を介して配信されるものでもよいし、入力部5からユーザが入力したものでも構わない。
【0029】
また、ユーザクリップ登録手段25は、ニュース見出し一覧画面から、ニュース見出しクリップ画面に登録するよう選択されたニュース見出しを、記憶部3のユーザクリップニュース見出しを記憶するエリアに登録するものである。
【0030】
ニュース受信判定手段21は、送受信部1からニュース見出しデータの入力があるかどうかを常時チェックしているものであり、ニュース見出しデータが入力された場合には、ニュース見出しデータを記憶部3のニュース見出しデータテーブル31に記憶し、スクロール画面表示手段22及び一覧画面表示手段23に表示更新の指示を出力するものである。
【0031】
また、本装置の特徴として、ニュース受信判定手段21は、内部にタイマを備え、ニュース見出しデータを受信しない時間を計時し、予め設定された一定時間を経過した場合には、スクロール画面表示手段22に、ユーザコンテンツ表示の指示を出力するものである。ニュース受信判定手段21の処理については後で詳細に説明する。
【0032】
スクロール画面表示手段22は、従来と同様に、表示部4のスクロール表示部41にスクロールニュース画面を表示するものであり、本装置の特徴として、ニュース受信判定手段21からユーザコンテンツ表示の指示が入力された場合には、記憶部3からユーザコンテンツのデータを読み取ってスクロールニュース画面にスクロール表示するものである。
【0033】
また、スクロール画面表示手段22は、ユーザコンテンツの表示中にニュース見出しデータを受信して、ニュース受信判定手段21からの指示があった場合に、ユーザコンテンツのスクロール表示速度を上げて、当該コンテンツの区切りまで表示し、その後ニュース見出しデータのスクロール表示を通常の速度で行うものである。
そのため、本情報表示装置のスクロール画面表示手段22は、スクロール速度として、ニュース見出しデータを表示する際の通常のスクロール速度と、それより早いスクロール速度の、少なくとも2種類のスクロール速度のデータを備えており、設定されたほうの速度に従ってスクロール表示を行うものである。スクロール画面表示手段22の動作については後で詳細に説明する。
【0034】
一覧画面表示手段23は、従来と同様に、表示部4の一覧表示部42にニュース見出し一覧画面を表示するものであり、更に本装置の特徴として、入力部からニュース見出しクリップ画面の表示指示が入力された場合に、ニュース見出しクリップ画面を表示するものである。一覧画面表示手段23の動作については後で詳細に説明する。
【0035】
次に、本情報表示装置の記憶部3に記憶されているニュース見出しデータテーブル31について、図2を用いて説明する。図2は、ニュース見出しデータテーブル31の説明図である。
図2に示すように、ニュース見出しデータテーブル31は、図9に示した従来のテーブルと同様に、受信日時と、見出しとを記憶しているものであるが、それに加えて各ニュース見出しに対応して、ユーザクリップの有無を記憶しているものである。
【0036】
ユーザクリップは、後で詳細に説明するが、ニュース見出し一覧画面から、ユーザがニュース見出しクリップ画面で表示するよう任意に選択したニュース見出しであることを示すフラグであり、ユーザクリップされたニュース見出しは、通常、ユーザ(例えば、金融会社社員)にとって有益な情報や重要なニュースであったり、ユーザが顧客に特に知らせたい情報である場合が考えられる。
【0037】
そして、制御部2の一覧画面表示手段23が、ニュース見出しデータテーブル31に基づいてニュース見出し一覧画面を表示する際には、従来と同様の一覧表示画面に加えて、ユーザクリップされているニュース見出しに、その旨を表すマークやアイコンを付して表示するようにしている。
【0038】
また、図示は省略するが、本情報表示装置の記憶部3にはニュース見出しデータテーブル31の他に、ユーザクリップニュース見出しだけを記憶したテーブルが設けられており、制御部2が、入力部5からの指示によりニュース見出しクリップ画面を表示する際には、ユーザクリップニュース見出しのテーブルからデータを読み取ってユーザが特に選択したニュース見出しのみをまとめて表示する。
尚、ユーザクリップニュース見出しのみを集めたテーブルは必ずしも必要ではなく、ニュース見出しクリップ画面を表示する際には、制御部2は、ニュース見出しデータテーブル31からユーザクリップのフラグが付されたデータを読み取って表示しても構わない。
【0039】
次に、本装置のスクロール画面表示手段22の動作について図3を用いて説明する。図3は、本発明のスクロールニュース画面の表示方法を示す説明図である。
図3に示すように、スクロール画面表示手段22は、ニュース受信判定手段21から画面更新の指示が入力されると、記憶部3のニュース見出しデータテーブルから、新しいものから順に予め規定されている一定数のニュース見出しデータをスクロール画面表示データ(スクロールデータ)として読み出し、スクロールニュース画面に出力してスクロール表示する。そして、スクロール画面表示手段22は、ニュース受信判定手段21から次の指示が入力されるまで、同じスクロールデータでの表示を繰り返す。この動作は従来の情報表示装置におけるスクロール表示と同様である。
【0040】
そして、本方法の特徴として、予め設定された一定時間、ニュース見出しデータを受信しなかった場合、ニュース受信判定手段21からユーザコンテンツ表示の指示が入力されて、スクロール画面表示手段22は、記憶部3からユーザコンテンツを読み取ってスクロールデータとし、ニュース見出しデータに代えてユーザコンテンツをスクロール表示する。この場合のスクロール速度は通常の速度となる。
【0041】
これにより、長時間、ニュース見出しデータを受信しない場合でも、別の情報をスクロール表示部41に表示して、目新しい情報を顧客に提供することができ、表示部の有効利用と顧客へのサービス向上を図ることができるものである。
【0042】
更に、本方法の特徴として、ユーザコンテンツのスクロール表示中に新たなニュース見出しデータを受信した場合、ニュース受信判定手段21からニュース見出しデータ表示の指示を受けて、スクロール速度を速いほうに設定してスクロール速度に切り替え、表示中のユーザコンテンツをスクロール速度を上げて表示し、ユーザコンテンツの区切りまで表示した場合には、そこでユーザコンテンツの表示を打ち切って、新たに受信したニュース見出しデータに基づいて通常のスクロール速度でスクロール表示を行う。
【0043】
これにより、ユーザコンテンツ表示中に新たなニュース見出しデータを受信した場合には、表示中のユーザコンテンツの表示を素早く終えて、ニュース見出しデータの表示に移行することができ、重要なニュースを迅速に取得できるものである。
【0044】
次に、本装置におけるニュース見出しクリップ画面の表示方法について図4を用いて説明する。図4は、本方法のニュース見出し一覧画面及びニュース見出しクリップ画面の表示例を示す説明図である。
図4に示すように、本装置においては、従来と同様に一覧表示部42にニュース見出し一覧画面を表示している際にニュース見出しクリップ画面を表示する特定の指示が入力されると、ニュース見出し一覧画面に重ねて別ウインドウのニュース見出しクリップ画面が表示される。ニュース見出しクリップ画面には、その時点で記憶部3のユーザクリップニュース見出しのテーブルに記憶されているユーザクリップニュース見出しのデータを埋め込んで表示するものである。更に、ニュース見出し一覧画面においても、ユーザクリップニュース見出しには、ユーザクリップニュース見出しであることを示す識別用のアイコン又はマークを表示するため、ユーザはどれを登録したか一目で分かるものであり、追加登録や削除の操作を容易にするものである。
尚、ここでは、ニュース見出し一覧画面に重ねてニュース見出しクリップ画面を表示しているが、ニュース見出しクリップ画面のみを表示することも可能である。
【0045】
次に、ユーザクリップニュース見出しの登録方法について図5を用いて説明する。図5は、ユーザクリップニュース見出しの登録方法(登録操作)を示す説明図である。
図5に示すように、ニュース見出し一覧画面を表示している際に入力部5からニュース見出しクリップ画面を表示する指示が入力されると、一覧画面表示手段23が、ニュース見出し一覧画面に重ねてニュース見出しクリップ画面を表示する。そして、ユーザが入力部5のモニタ画面上でマウスによるドラッグアンドドロップ操作を行って、所望のニュース見出しを選択してニュース見出しクリップ画面にコピーする。
【0046】
この操作が行われることにより、ユーザクリップ登録手段25は、ニュース見出しデータテーブル31の該当するニュース見出しにユーザクリップのフラグをセットし、更にユーザクリップニュース見出しのテーブルに当該ニュース見出しデータを記憶する。そして、一覧画面表示手段23は、更新された各テーブルの内容に基づいて、ニュース見出し一覧画面に識別用のアイコン又はマークを表示し、ニュース見出しクリップ画面に新たに登録されたニュース見出しデータを表示するようになっている。
また、ニュース見出しクリップ画面からの削除操作によって、記憶部3における登録解除も可能となっている。
【0047】
次に、制御部2における表示処理について図6を用いて説明する。図6は、制御部2における表示処理を示すフローチャート図である。
図6に示すように、制御部2のニュース受信判定手段21は、定期的にニュース見出しデータ(図6では「ニュースデータ」として記載)を受信したかどうかを判断し(100)、ニュース見出しデータを受信した場合には、タイマをリセットする(102)。
【0048】
そして、制御部2のニュース受信判定手段21は、受信したニュース見出しデータを記憶部3のニュース見出しデータテーブル31に記憶し(104)、一覧画面表示手段23にニュース見出し一覧画面更新の指示を出力し、スクロール画面表示手段22にスクロールニュース画面更新の指示を出力する。
【0049】
そして、制御部2の一覧画面表示手段23は、更新されたニュース見出しデータテーブル31の内容に基づいて、表示を更新し(106)、最新の見出しを先頭に表示する。同様に、制御部2のスクロール画面表示手段22は、スクロールニュース画面に新しいデータを表示するよう表示を更新し、処理102へ移行する。
【0050】
また、処理100においてニュース見出しデータを受信しなかった場合には、ニュース受信判定手段21は、タイマがタイムアップしたかどうかを判断し(110)、タイムアップしていない場合には処理100に戻る。
【0051】
処理110において、タイムアップした場合には、ニュース受信判定手段21は、スクロール画面表示手段22にユーザコンテンツ表示の指示を出力して、スクロール画面表示手段22が、ニュース見出しデータに代えてユーザコンテンツをスクロールニュース画面に出力する(112)。
【0052】
そして、ニュース受信判定手段21は、ニュース見出しデータを受信したかどうかを判断し(114)、受信していなければ、処理112に戻って、スクロール画面表示手段22は、ユーザコンテンツの表示を繰り返す。
【0053】
処理114でニュース見出しデータを受信した場合には、ニュース受信判定手段21は、スクロール画面表示手段22にニュース見出しデータ表示の指示を出力し、スクロール画面表示手段22は、スクロール速度を上げて表示中のユーザコンテンツの区切りまで表示する(116)。そして、ユーザコンテンツの区切りまでの表示が終わると、処理102に移行して、ニュース見出しデータの表示を行う。
このようにして、本情報表示装置の制御部2における処理が行われるようになっている。
【0054】
本発明の実施の形態に係る情報表示装置における情報表示方法によれば、ユーザクリップ登録手段25が、ニュース見出し一覧画面の中からユーザによって任意に選択されたニュース見出しデータを、ユーザクリップニュース見出しとして記憶部3に登録しておき、入力部5からニュース見出しクリップ画面表示の指示が入力されると、一覧画面表示手段23が、記憶部3からユーザクリップニュース見出しを読み取って、ニュース見出しクリップ画面に表示するようにしているので、ユーザにとって必要な情報をまとめて管理しておくことができ、煩雑な検索をすることなく必要な時にいつでも簡単な操作で必要な情報を一覧表示させることができ、利便性を向上させることができる効果がある。
【0055】
また、本方法によれば、予め記憶部3にユーザコンテンツを記憶しておき、ニュース受信判定手段21が、ニュース見出しデータの受信を監視して、一定時間受信しなかった場合に、スクロール画面表示手段22にユーザコンテンツ表示の指示を出力すると、スクロール画面表示手段22が、ニュース見出しデータに代えてユーザコンテンツをスクロールニュース画面に出力して、ユーザコンテンツをスクロール表示するようにしており、長時間新しいニュース見出しの受信がなくても、スクロール表示画面を有効に活用して顧客に多様な情報を提供することができ、顧客にが飽きない表示を提供して、サービスを向上することができる効果がある。
【0056】
更に、本方法によれば、スクロールニュース画面にユーザコンテンツを表示している最中に、ニュース受信判定手段21が新たなニュース見出しデータの受信を検出すると、スクロール画面表示手段22が、表示中のユーザコンテンツのスクロール速度を上げて区切りまで表示して、ニュース見出しデータを通常のスクロール速度で表示するようにしているので、ユーザコンテンツの表示を素早く切り上げて、新しく受信したニュース見出しを迅速に表示することができ、重要な証券・金融ニュースの表示もれ(表示取りこぼし)を防ぎ、ニュースをタイムリーに表示できる効果がある。
【0057】
【発明の効果】
本発明によれば、見出しデータを含むニュースを受信して、見出しデータに基づいてニュースの見出しをニュース見出し一覧画面として表示する情報表示装置における情報表示方法であって、ニュース見出し一覧画面に表示されたニュースの見出しの中から、ユーザによって選択されたニュースの見出しを、ユーザクリップニュース見出しとして記憶しておき、ユーザクリップニュース見出しの表示指示が入力された場合に、記憶されているユーザクリップニュース見出しの一覧画面を表示する情報表示装置における情報表示方法としているので、多くのニュースの中からユーザにとって必要なニュースだけを集めて管理でき、必要なときに簡単な操作でまとめて表示させることができ、煩雑な検索操作を不要とし、利便性を向上させることができる効果がある。
【0058】
本発明によれば、見出しデータを含むニュースを受信して、見出しデータに基づいてニュースの見出しをスクロール表示する情報表示装置における情報表示方法であって、予め登録されたユーザコンテンツを記憶しておき、一定時間ニュースの受信がなかった場合に、記憶されているユーザコンテンツを読み出してスクロール表示し、ユーザコンテンツの表示中に新たにニュースを受信した場合に、スクロール表示速度を上げて表示し、ユーザコンテンツの区切りまでの表示が終わったら、ユーザコンテンツに代えて受信したニュースの見出しデータに基づいて通常のスクロール速度でスクロール表示する情報表示装置における情報表示方法としているので、長時間ニュースの受信がない場合でも、スクロール表示画面を有効利用して顧客に多様な情報を提供し、顧客を飽きさせない表示を行うことができ、また、ユーザコンテンツ表示中に新たなニュースを受信した場合には、ユーザコンテンツの表示を素早く切り上げて受信したニュースを表示することができ、重要なニュースを遅れることなく表示することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る情報表示方法を実現する情報表示装置の構成ブロック図である。
【図2】ニュース見出しデータテーブル31の説明図である。
【図3】本発明のスクロールニュース画面の表示方法を示す説明図である。
【図4】本方法のニュース見出し一覧画面及びニュース見出しクリップ画面の表示例を示す説明図である。
【図5】ユーザクリップニュース見出しの登録方法(登録操作)を示す説明図である。
【図6】制御部2における表示処理を示すフローチャート図である。
【図7】従来の、ニュースの見出しを表示する情報表示装置の構成ブロック図である。
【図8】従来のニュースの見出しを表示する情報表示装置の表示画面例を示す説明図である。
【図9】従来のニュース見出しデータを示す説明図である。
【図10】従来の情報表示装置におけるニュース見出しの一覧表示方法を示す説明図である。
【図11】従来の情報表示装置におけるスクロールニュース画面の表示方法を示す説明図である。
【符号の説明】
1…送受信部、 2…制御部、 3…記憶部、 4…表示部、 5…入力部、21…ニュース受信判定手段、 22…スクロール画面表示手段、 23…一覧画面表示手段、 24…ユーザコンテンツ登録手段、 25…ユーザクリップ登録手段、 31…ニューズ見出しデータテーブル、 41…スクロール表示部、 42…一覧表示部
【発明の属する技術分野】
本発明は、証券・金融情報を表示する情報表示装置において、関連ニュースの見出しを表示する際の情報表示方法に係り、特にユーザにとって必要なニュースの見出しを容易にまとめて一覧表示して利便性を向上させ、また、スクロール表示画面の有効利用を図ると共に目新しい情報を提供して見る人を飽きさせない表示を行うことができる情報表示装置における情報表示方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
情報表示装置は、例えば証券会社の営業支店等に複数設けられ、本店等に設けられたサーバからネットワークを介して送信されて受信した証券・金融情報や、ニュース等を受信して表示するものである。
【0003】
従来の、ニュースを表示する情報表示装置について図7を用いて説明する。図7は、従来の、ニュースの見出しを表示する情報表示装置の構成ブロック図である。
図7に示すように、従来の情報表示装置は、通信回線を介してサーバからデータを受信したり、サーバに対してデータを要求する送受信部1と、通信制御や表示制御等、装置全体の制御を行う制御部2′と、受信したデータを記憶する記憶部3′と、ニュースの見出し等の各種データを表示する表示部4とから構成されている。
【0004】
そして、記憶部3′には、受信したニュース見出しのデータ(ニュース見出しデータ)を記憶するエリアが設けられており、また、制御部2′にはニュースの見出しを表示するニュース見出し表示手段として、スクロール画面表示手段と、一覧画面表示手段とが設けられている。ニュース見出しの具体的な表示方法については後で詳細に説明する。
【0005】
更に、表示部4には、ニュース見出しのスクロール表示を行うスクロール表示部41と、ニュース見出しの一覧画面を表示する一覧表示部42とが設けられている。
【0006】
ここで、表示部4における表示画面例について図8を用いて説明する。図8は、従来のニュースの見出しを表示する情報表示装置の表示画面例を示す説明図である。
図8に示すように、従来の情報表示装置の表示部4は、例えば、PDP(Plasma Display Panel)等で構成され、受信したニュースの見出しを時系列に新しいものから順に一覧表示する一覧表示部42と、最新ニュース数本についてやや大きめの文字でニュースの見出しをスクロール表示するスクロール表示部41とを備えている。
【0007】
そして、通常は、スクロール表示部41には、最新の受信ニュース数本の見出しをスクロール表示するスクロールニュース画面が表示されており、一覧表示部42には、ニュース見出し一覧画面が表示されるようになっている。
【0008】
ここで、図7に示した従来の情報表示装置の記憶部3′に記憶されているニュース見出しデータについて図9を用いて説明する。図9は、従来のニュース見出しデータを示す説明図である。
図9に示すように、従来のニュース見出しデータは、受信したニュース見出しデータを新しい順に記憶しているものであり、最新の受信データから順に、「受信日時」と「見出し」とを記憶しているものである。
【0009】
次に、従来の情報表示装置におけるニュース見出しの一覧表示方法について図7及び図10を用いて説明する。図10は、従来の情報表示装置におけるニュース見出しの一覧表示方法を示す説明図である。
図10に示すように、従来の情報表示装置では、ニュース見出しデータを含むニュースを受信すると、まず、図7に示した制御部2′が受信したニュース見出しデータを記憶部3′に記憶すると共に、図8に示した一覧表示部42に表示するニュース見出し一覧画面の表示データを更新する。
【0010】
具体的には、制御部2′は、記憶部3′に記憶されているニュース見出しデータの内、一覧表示部に表示させるデータを読み出してニュース見出し一覧画面の表示データとするが、見出しの選択方法は複数種類の中からユーザが設定可能となっている。通常は、「最新ニュース表示」が設定されており、制御部2′は、ニュース見出しデータを受信すると、ニュース見出し一覧画面の表示データの内、一番古いデータ以外の表示データをソートし、新たに受信したニュース見出しデータを先頭に書き込む。これにより、最も古いデータが画面から消え、最新の受信データが一覧表示の先頭に表示されるものである。
【0011】
このように、ニュース見出し一覧画面では、通常、最新の見出しから一定数分のニュース見出しデータを表示しているものであるが、ユーザが後から必要な見出しを検索する場合などは、カーソルを上下に移動して、見出しをスクロールして表示できるようになっている。これは、制御部2′が記憶部3′のニュース見出しデータの中から、カーソル位置に応じたニュース見出しデータを読み出して、表示データとして出力するものである。
【0012】
次に、従来のスクロールニュース画面の表示方法について図11を用いて説明する。図11は従来の情報表示装置におけるスクロールニュース画面の表示方法を示す説明図である。
図11に示すように、スクロール画面表示手段22′は、記憶部3′に蓄積されている受信したニュース見出しデータの内、新しく受信したものから順に予め設定された数だけデータを読み取って、制御部2′内部のワーキングエリアに保持し、表示データとする。そして、保持されたデータを、例えば最新のものから順に、規定されているタイミングで表示部4のスクロール表示部41に出力する。これにより、ニュース見出しデータが一定の速度でスクロール表示されるものである。
【0013】
従来の情報表示方法に関する技術としては、番組コンテンツのオーダーを簡単な処理で作成する情報処理装置(例えば、特許文献1参照)や、手間や時間をかけないで各利用者に対応した情報の配信を的確に行うカスタマイズ配信装置や(例えば、特許文献2参照)、自動演奏や自動伴奏などの曲データを分かり易く容易に編集できる曲データの編集方法(例えば、特許文献記憶部3参照)等がある。
【0014】
【特許文献1】
特開2002−142205公報
【特許文献2】
特開2000−112978公報
【特許文献3】
特開平10−116073号公報
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の情報表示装置における情報表示方法では、ニュース見出し一覧画面においては、ユーザにとって必要なニュースであっても、時間がたてば表示部から押し出されて表示されなくなってしまうため不便であり、また、後で必要なニュースを探そうとするとカーソルを上下して検索しなければならず、操作が煩雑であるという問題点があった。
【0016】
また、従来の情報表示装置における情報表示方法では、スクロールニュース画面においては、最新のニュース見出し数本をスクロール表示するため、ニュース見出しデータを受信しない時間帯では、同一ニュースの見出しを繰り返し表示したり、一定回数の繰り返し表示の後スクロール表示をやめるなどしており、スクロール表示部を十分活用していない上、顧客が見飽きてしまい満足できる表示とはなっていないという問題点があった。
【0017】
本発明は上記実情に鑑みて為されたもので、一覧表示の中からユーザにとって必要なニュース見出しを必要な時に簡単な操作でまとめて一覧表示して、利便性を向上させることができ、また、スクロール表示の長時間の繰り返し表示を無くし、顧客に多様な情報を提供して、表示部の有効活用と顧客へのサービス向上を図ることができる情報表示装置における情報表示方法を提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】
上記従来例の問題点を解決するための本発明は、見出しデータを含むニュースを受信して、見出しデータに基づいてニュースの見出しをニュース見出し一覧画面として表示する情報表示装置における情報表示方法であって、ニュース見出し一覧画面に表示されたニュースの見出しの中から、ユーザによって選択されたニュースの見出しを、ユーザクリップニュース見出しとして記憶しておき、ユーザクリップニュース見出しの表示指示が入力された場合に、記憶されているユーザクリップニュース見出しの一覧画面を表示する情報表示装置における情報表示方法としており、多くのニュースの中からユーザにとって必要なニュースだけを集めて管理でき、必要なときに簡単な操作でまとめて表示させることができ、煩雑な検索操作を不要とし、利便性を向上させることができる。
【0019】
上記従来例の問題点を解決するための本発明は、見出しデータを含むニュースを受信して、見出しデータに基づいてニュースの見出しをスクロール表示する情報表示装置における情報表示方法であって、予め登録されたユーザコンテンツを記憶しておき、一定時間ニュースの受信がなかった場合に、記憶されているユーザコンテンツを読み出してスクロール表示し、ユーザコンテンツの表示中に新たにニュースを受信した場合に、スクロール表示速度を上げて表示し、ユーザコンテンツの区切りまでの表示が終わったら、ユーザコンテンツに代えて受信したニュースの見出しデータに基づいて通常のスクロール速度でスクロール表示する情報表示装置における情報表示方法としており、長時間ニュースの受信がない場合でも、スクロール表示画面を有効利用して顧客に多様な情報を提供し、顧客を飽きさせない表示を行うことができ、また、ユーザコンテンツ表示中に新たなニュースを受信した場合には、ユーザコンテンツの表示を素早く切り上げて受信したニュースを表示することができ、重要なニュースを遅れることなく表示することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
尚、以下で説明する機能実現手段は、当該機能を実現できる手段であれば、どのような回路又は装置であっても構わず、また機能の一部又は全部をソフトウェアで実現することも可能である。更に、機能実現手段を複数の回路によって実現してもよく、複数の機能実現手段を単一の回路で実現してもよい。
【0021】
本発明に係る情報表示装置における情報表示方法は、ニュース見出し一覧画面を表示している際に、ニュース見出し一覧画面とは別の特定の画面(ニュース見出しクリップ画面)を表示する指示が入力されると、ニュース見出し一覧画面に重ねてニュース見出しクリップ画面を表示し、ユーザによって選択されたニュース見出しをニュース見出しクリップ画面にも表示し、ニュース見出し一覧画面において、時間経過と共に必要なニュース見出しが表示から消えてしまった場合でも、ニュース見出しクリップ画面表示の指示を入力すれば、ユーザが選択したニュース見出しが記載されたニュース見出しクリップ画面表示するものであり、煩雑な検索操作を不要とし、いつでも必要なニュース見出しを簡単な操作でまとめて表示でき、利便性を向上させることができるものである。
【0022】
また、本発明に係る情報表示装置における情報表示方法は、予めユーザが任意に入力可能なユーザコンテンツを入力して記憶しておき、スクロールニュース画面の表示において、一定時間ニュース見出しデータを受信しなかった場合には、記憶されているユーザコンテンツを順次スクロール表示し、更に、ユーザコンテンツの表示中に新たなニュース見出しデータを受信した場合には、スクロール速度を上げてユーザコンテンツの切れ目まで表示してから、新たに受信したデータを含むニュース見出しデータのスクロール表示を行うものであり、スクロール表示部の有効利用を図り、顧客に多様な情報を提供して、顧客を飽きさせない表示を行うことができ、更に、ユーザコンテンツ表示中に新たにニュース見出しデータを受信した場合には迅速にニュースの表示に戻ることができるものである。
【0023】
図1は、本発明の実施の形態に係る情報表示方法を実現する情報表示装置の構成ブロック図である。尚、図7と同様の構成をとる部分については同一の符号を付して説明する。
図1に示すように、本発明の実施の形態に係る情報表示装置は、図7に示した従来の情報表示装置とほぼ同様の構成となっており、サーバとの送受信を行う送受信部1と、表示制御等を行う制御部2と、受信したデータや入力されたデータを記憶する記憶部3と、ニュース見出し等を表示する表示部4と、データを入力する入力部5とから構成されている。
【0024】
更に、制御部2は、本方法を実現するための手段として、ニュース受信判定手段21と、スクロール画面表示手段22と、一覧画面表示手段23と、ユーザコンテンツ登録手段24と、ユーザクリップ登録手段25とを備えている。尚、スクロール画面表示手段22及び一覧画面表示手段23は、従来の情報表示装置におけるスクロール画面表示手段22′、一覧画面表示手段23′とは一部処理が異なっている。
【0025】
また、記憶部3は、サーバから受信したニュース見出しデータを記憶するニュース見出しデータテーブル31と、本方法の特徴として、入力部5からユーザによって入力されたユーザコンテンツのデータと、ニュース見出し一覧画面においてユーザが任意に選択したユーザクリップニュース見出しのデータを記憶しているものである。
ユーザコンテンツは、ユーザが顧客に知らせたい情報や、広告料を課金して表示する広告情報や、天気情報等顧客にとって有益な情報が考えられ、複数登録可能となっている。
【0026】
入力部5は、キーボードやマウス、又は記憶装置からの読込を可能とする入力手段と、編集用のモニタ画面を備えており、ユーザが、ニュース見出しクリップ画面を表示させる指示を入力したり、ニューズ見出しクリップ画面に表示する見出し(ユーザクリップニュース見出し)を選択する操作を行うものである。また、ユーザコンテンツの入力も可能なものである。尚、モニタ画面には表示部4に表示される内容が表示されて、編集操作をしやすくするものである。
【0027】
表示部4は、従来の情報表示装置と同様に、スクロール表示部41と一覧表示部42とから構成されており、従来と同様にスクロール表示部41はスクロール画面を表示し、一覧表示部42は、ニュース見出し一覧画面を表示するが、本方法の特徴として、スクロール表示部41におけるスクロールニュース画面の表示方法が従来とは一部異なっており、また、一覧表示部42にはニュース見出し一覧画面の他にニュース見出しクリップ画面を表示するようになっている。
【0028】
次に、各構成部分について具体的に説明する。
制御部2のユーザコンテンツ登録手段21は、送受信部1又は入力部5から入力されたユーザコンテンツを記憶部3の特定のエリアに登録するものである。ユーザコンテンツは、サーバから通信回線を介して配信されるものでもよいし、入力部5からユーザが入力したものでも構わない。
【0029】
また、ユーザクリップ登録手段25は、ニュース見出し一覧画面から、ニュース見出しクリップ画面に登録するよう選択されたニュース見出しを、記憶部3のユーザクリップニュース見出しを記憶するエリアに登録するものである。
【0030】
ニュース受信判定手段21は、送受信部1からニュース見出しデータの入力があるかどうかを常時チェックしているものであり、ニュース見出しデータが入力された場合には、ニュース見出しデータを記憶部3のニュース見出しデータテーブル31に記憶し、スクロール画面表示手段22及び一覧画面表示手段23に表示更新の指示を出力するものである。
【0031】
また、本装置の特徴として、ニュース受信判定手段21は、内部にタイマを備え、ニュース見出しデータを受信しない時間を計時し、予め設定された一定時間を経過した場合には、スクロール画面表示手段22に、ユーザコンテンツ表示の指示を出力するものである。ニュース受信判定手段21の処理については後で詳細に説明する。
【0032】
スクロール画面表示手段22は、従来と同様に、表示部4のスクロール表示部41にスクロールニュース画面を表示するものであり、本装置の特徴として、ニュース受信判定手段21からユーザコンテンツ表示の指示が入力された場合には、記憶部3からユーザコンテンツのデータを読み取ってスクロールニュース画面にスクロール表示するものである。
【0033】
また、スクロール画面表示手段22は、ユーザコンテンツの表示中にニュース見出しデータを受信して、ニュース受信判定手段21からの指示があった場合に、ユーザコンテンツのスクロール表示速度を上げて、当該コンテンツの区切りまで表示し、その後ニュース見出しデータのスクロール表示を通常の速度で行うものである。
そのため、本情報表示装置のスクロール画面表示手段22は、スクロール速度として、ニュース見出しデータを表示する際の通常のスクロール速度と、それより早いスクロール速度の、少なくとも2種類のスクロール速度のデータを備えており、設定されたほうの速度に従ってスクロール表示を行うものである。スクロール画面表示手段22の動作については後で詳細に説明する。
【0034】
一覧画面表示手段23は、従来と同様に、表示部4の一覧表示部42にニュース見出し一覧画面を表示するものであり、更に本装置の特徴として、入力部からニュース見出しクリップ画面の表示指示が入力された場合に、ニュース見出しクリップ画面を表示するものである。一覧画面表示手段23の動作については後で詳細に説明する。
【0035】
次に、本情報表示装置の記憶部3に記憶されているニュース見出しデータテーブル31について、図2を用いて説明する。図2は、ニュース見出しデータテーブル31の説明図である。
図2に示すように、ニュース見出しデータテーブル31は、図9に示した従来のテーブルと同様に、受信日時と、見出しとを記憶しているものであるが、それに加えて各ニュース見出しに対応して、ユーザクリップの有無を記憶しているものである。
【0036】
ユーザクリップは、後で詳細に説明するが、ニュース見出し一覧画面から、ユーザがニュース見出しクリップ画面で表示するよう任意に選択したニュース見出しであることを示すフラグであり、ユーザクリップされたニュース見出しは、通常、ユーザ(例えば、金融会社社員)にとって有益な情報や重要なニュースであったり、ユーザが顧客に特に知らせたい情報である場合が考えられる。
【0037】
そして、制御部2の一覧画面表示手段23が、ニュース見出しデータテーブル31に基づいてニュース見出し一覧画面を表示する際には、従来と同様の一覧表示画面に加えて、ユーザクリップされているニュース見出しに、その旨を表すマークやアイコンを付して表示するようにしている。
【0038】
また、図示は省略するが、本情報表示装置の記憶部3にはニュース見出しデータテーブル31の他に、ユーザクリップニュース見出しだけを記憶したテーブルが設けられており、制御部2が、入力部5からの指示によりニュース見出しクリップ画面を表示する際には、ユーザクリップニュース見出しのテーブルからデータを読み取ってユーザが特に選択したニュース見出しのみをまとめて表示する。
尚、ユーザクリップニュース見出しのみを集めたテーブルは必ずしも必要ではなく、ニュース見出しクリップ画面を表示する際には、制御部2は、ニュース見出しデータテーブル31からユーザクリップのフラグが付されたデータを読み取って表示しても構わない。
【0039】
次に、本装置のスクロール画面表示手段22の動作について図3を用いて説明する。図3は、本発明のスクロールニュース画面の表示方法を示す説明図である。
図3に示すように、スクロール画面表示手段22は、ニュース受信判定手段21から画面更新の指示が入力されると、記憶部3のニュース見出しデータテーブルから、新しいものから順に予め規定されている一定数のニュース見出しデータをスクロール画面表示データ(スクロールデータ)として読み出し、スクロールニュース画面に出力してスクロール表示する。そして、スクロール画面表示手段22は、ニュース受信判定手段21から次の指示が入力されるまで、同じスクロールデータでの表示を繰り返す。この動作は従来の情報表示装置におけるスクロール表示と同様である。
【0040】
そして、本方法の特徴として、予め設定された一定時間、ニュース見出しデータを受信しなかった場合、ニュース受信判定手段21からユーザコンテンツ表示の指示が入力されて、スクロール画面表示手段22は、記憶部3からユーザコンテンツを読み取ってスクロールデータとし、ニュース見出しデータに代えてユーザコンテンツをスクロール表示する。この場合のスクロール速度は通常の速度となる。
【0041】
これにより、長時間、ニュース見出しデータを受信しない場合でも、別の情報をスクロール表示部41に表示して、目新しい情報を顧客に提供することができ、表示部の有効利用と顧客へのサービス向上を図ることができるものである。
【0042】
更に、本方法の特徴として、ユーザコンテンツのスクロール表示中に新たなニュース見出しデータを受信した場合、ニュース受信判定手段21からニュース見出しデータ表示の指示を受けて、スクロール速度を速いほうに設定してスクロール速度に切り替え、表示中のユーザコンテンツをスクロール速度を上げて表示し、ユーザコンテンツの区切りまで表示した場合には、そこでユーザコンテンツの表示を打ち切って、新たに受信したニュース見出しデータに基づいて通常のスクロール速度でスクロール表示を行う。
【0043】
これにより、ユーザコンテンツ表示中に新たなニュース見出しデータを受信した場合には、表示中のユーザコンテンツの表示を素早く終えて、ニュース見出しデータの表示に移行することができ、重要なニュースを迅速に取得できるものである。
【0044】
次に、本装置におけるニュース見出しクリップ画面の表示方法について図4を用いて説明する。図4は、本方法のニュース見出し一覧画面及びニュース見出しクリップ画面の表示例を示す説明図である。
図4に示すように、本装置においては、従来と同様に一覧表示部42にニュース見出し一覧画面を表示している際にニュース見出しクリップ画面を表示する特定の指示が入力されると、ニュース見出し一覧画面に重ねて別ウインドウのニュース見出しクリップ画面が表示される。ニュース見出しクリップ画面には、その時点で記憶部3のユーザクリップニュース見出しのテーブルに記憶されているユーザクリップニュース見出しのデータを埋め込んで表示するものである。更に、ニュース見出し一覧画面においても、ユーザクリップニュース見出しには、ユーザクリップニュース見出しであることを示す識別用のアイコン又はマークを表示するため、ユーザはどれを登録したか一目で分かるものであり、追加登録や削除の操作を容易にするものである。
尚、ここでは、ニュース見出し一覧画面に重ねてニュース見出しクリップ画面を表示しているが、ニュース見出しクリップ画面のみを表示することも可能である。
【0045】
次に、ユーザクリップニュース見出しの登録方法について図5を用いて説明する。図5は、ユーザクリップニュース見出しの登録方法(登録操作)を示す説明図である。
図5に示すように、ニュース見出し一覧画面を表示している際に入力部5からニュース見出しクリップ画面を表示する指示が入力されると、一覧画面表示手段23が、ニュース見出し一覧画面に重ねてニュース見出しクリップ画面を表示する。そして、ユーザが入力部5のモニタ画面上でマウスによるドラッグアンドドロップ操作を行って、所望のニュース見出しを選択してニュース見出しクリップ画面にコピーする。
【0046】
この操作が行われることにより、ユーザクリップ登録手段25は、ニュース見出しデータテーブル31の該当するニュース見出しにユーザクリップのフラグをセットし、更にユーザクリップニュース見出しのテーブルに当該ニュース見出しデータを記憶する。そして、一覧画面表示手段23は、更新された各テーブルの内容に基づいて、ニュース見出し一覧画面に識別用のアイコン又はマークを表示し、ニュース見出しクリップ画面に新たに登録されたニュース見出しデータを表示するようになっている。
また、ニュース見出しクリップ画面からの削除操作によって、記憶部3における登録解除も可能となっている。
【0047】
次に、制御部2における表示処理について図6を用いて説明する。図6は、制御部2における表示処理を示すフローチャート図である。
図6に示すように、制御部2のニュース受信判定手段21は、定期的にニュース見出しデータ(図6では「ニュースデータ」として記載)を受信したかどうかを判断し(100)、ニュース見出しデータを受信した場合には、タイマをリセットする(102)。
【0048】
そして、制御部2のニュース受信判定手段21は、受信したニュース見出しデータを記憶部3のニュース見出しデータテーブル31に記憶し(104)、一覧画面表示手段23にニュース見出し一覧画面更新の指示を出力し、スクロール画面表示手段22にスクロールニュース画面更新の指示を出力する。
【0049】
そして、制御部2の一覧画面表示手段23は、更新されたニュース見出しデータテーブル31の内容に基づいて、表示を更新し(106)、最新の見出しを先頭に表示する。同様に、制御部2のスクロール画面表示手段22は、スクロールニュース画面に新しいデータを表示するよう表示を更新し、処理102へ移行する。
【0050】
また、処理100においてニュース見出しデータを受信しなかった場合には、ニュース受信判定手段21は、タイマがタイムアップしたかどうかを判断し(110)、タイムアップしていない場合には処理100に戻る。
【0051】
処理110において、タイムアップした場合には、ニュース受信判定手段21は、スクロール画面表示手段22にユーザコンテンツ表示の指示を出力して、スクロール画面表示手段22が、ニュース見出しデータに代えてユーザコンテンツをスクロールニュース画面に出力する(112)。
【0052】
そして、ニュース受信判定手段21は、ニュース見出しデータを受信したかどうかを判断し(114)、受信していなければ、処理112に戻って、スクロール画面表示手段22は、ユーザコンテンツの表示を繰り返す。
【0053】
処理114でニュース見出しデータを受信した場合には、ニュース受信判定手段21は、スクロール画面表示手段22にニュース見出しデータ表示の指示を出力し、スクロール画面表示手段22は、スクロール速度を上げて表示中のユーザコンテンツの区切りまで表示する(116)。そして、ユーザコンテンツの区切りまでの表示が終わると、処理102に移行して、ニュース見出しデータの表示を行う。
このようにして、本情報表示装置の制御部2における処理が行われるようになっている。
【0054】
本発明の実施の形態に係る情報表示装置における情報表示方法によれば、ユーザクリップ登録手段25が、ニュース見出し一覧画面の中からユーザによって任意に選択されたニュース見出しデータを、ユーザクリップニュース見出しとして記憶部3に登録しておき、入力部5からニュース見出しクリップ画面表示の指示が入力されると、一覧画面表示手段23が、記憶部3からユーザクリップニュース見出しを読み取って、ニュース見出しクリップ画面に表示するようにしているので、ユーザにとって必要な情報をまとめて管理しておくことができ、煩雑な検索をすることなく必要な時にいつでも簡単な操作で必要な情報を一覧表示させることができ、利便性を向上させることができる効果がある。
【0055】
また、本方法によれば、予め記憶部3にユーザコンテンツを記憶しておき、ニュース受信判定手段21が、ニュース見出しデータの受信を監視して、一定時間受信しなかった場合に、スクロール画面表示手段22にユーザコンテンツ表示の指示を出力すると、スクロール画面表示手段22が、ニュース見出しデータに代えてユーザコンテンツをスクロールニュース画面に出力して、ユーザコンテンツをスクロール表示するようにしており、長時間新しいニュース見出しの受信がなくても、スクロール表示画面を有効に活用して顧客に多様な情報を提供することができ、顧客にが飽きない表示を提供して、サービスを向上することができる効果がある。
【0056】
更に、本方法によれば、スクロールニュース画面にユーザコンテンツを表示している最中に、ニュース受信判定手段21が新たなニュース見出しデータの受信を検出すると、スクロール画面表示手段22が、表示中のユーザコンテンツのスクロール速度を上げて区切りまで表示して、ニュース見出しデータを通常のスクロール速度で表示するようにしているので、ユーザコンテンツの表示を素早く切り上げて、新しく受信したニュース見出しを迅速に表示することができ、重要な証券・金融ニュースの表示もれ(表示取りこぼし)を防ぎ、ニュースをタイムリーに表示できる効果がある。
【0057】
【発明の効果】
本発明によれば、見出しデータを含むニュースを受信して、見出しデータに基づいてニュースの見出しをニュース見出し一覧画面として表示する情報表示装置における情報表示方法であって、ニュース見出し一覧画面に表示されたニュースの見出しの中から、ユーザによって選択されたニュースの見出しを、ユーザクリップニュース見出しとして記憶しておき、ユーザクリップニュース見出しの表示指示が入力された場合に、記憶されているユーザクリップニュース見出しの一覧画面を表示する情報表示装置における情報表示方法としているので、多くのニュースの中からユーザにとって必要なニュースだけを集めて管理でき、必要なときに簡単な操作でまとめて表示させることができ、煩雑な検索操作を不要とし、利便性を向上させることができる効果がある。
【0058】
本発明によれば、見出しデータを含むニュースを受信して、見出しデータに基づいてニュースの見出しをスクロール表示する情報表示装置における情報表示方法であって、予め登録されたユーザコンテンツを記憶しておき、一定時間ニュースの受信がなかった場合に、記憶されているユーザコンテンツを読み出してスクロール表示し、ユーザコンテンツの表示中に新たにニュースを受信した場合に、スクロール表示速度を上げて表示し、ユーザコンテンツの区切りまでの表示が終わったら、ユーザコンテンツに代えて受信したニュースの見出しデータに基づいて通常のスクロール速度でスクロール表示する情報表示装置における情報表示方法としているので、長時間ニュースの受信がない場合でも、スクロール表示画面を有効利用して顧客に多様な情報を提供し、顧客を飽きさせない表示を行うことができ、また、ユーザコンテンツ表示中に新たなニュースを受信した場合には、ユーザコンテンツの表示を素早く切り上げて受信したニュースを表示することができ、重要なニュースを遅れることなく表示することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る情報表示方法を実現する情報表示装置の構成ブロック図である。
【図2】ニュース見出しデータテーブル31の説明図である。
【図3】本発明のスクロールニュース画面の表示方法を示す説明図である。
【図4】本方法のニュース見出し一覧画面及びニュース見出しクリップ画面の表示例を示す説明図である。
【図5】ユーザクリップニュース見出しの登録方法(登録操作)を示す説明図である。
【図6】制御部2における表示処理を示すフローチャート図である。
【図7】従来の、ニュースの見出しを表示する情報表示装置の構成ブロック図である。
【図8】従来のニュースの見出しを表示する情報表示装置の表示画面例を示す説明図である。
【図9】従来のニュース見出しデータを示す説明図である。
【図10】従来の情報表示装置におけるニュース見出しの一覧表示方法を示す説明図である。
【図11】従来の情報表示装置におけるスクロールニュース画面の表示方法を示す説明図である。
【符号の説明】
1…送受信部、 2…制御部、 3…記憶部、 4…表示部、 5…入力部、21…ニュース受信判定手段、 22…スクロール画面表示手段、 23…一覧画面表示手段、 24…ユーザコンテンツ登録手段、 25…ユーザクリップ登録手段、 31…ニューズ見出しデータテーブル、 41…スクロール表示部、 42…一覧表示部
Claims (2)
- 見出しデータを含むニュースを受信して、前記見出しデータに基づいてニュースの見出しをニュース見出し一覧画面として表示する情報表示装置における情報表示方法であって、
前記ニュース見出し一覧画面に表示されたニュースの見出しの中から、ユーザによって選択されたニュースの見出しを、ユーザクリップニュース見出しとして記憶しておき、ユーザクリップニュース見出しの表示指示が入力された場合に、前記記憶されているユーザクリップニュース見出しの一覧画面を表示することを特徴とする情報表示装置における情報表示方法。 - 見出しデータを含むニュースを受信して、前記見出しデータに基づいてニュースの見出しをスクロール表示する情報表示装置における情報表示方法であって、
予め登録されたユーザコンテンツを記憶しておき、
一定時間ニュースの受信がなかった場合に、前記記憶されているユーザコンテンツを読み出してスクロール表示し、前記ユーザコンテンツの表示中に新たにニュースを受信した場合に、スクロール表示速度を上げて表示し、前記ユーザコンテンツの区切りまでの表示が終わったら、ユーザコンテンツに代えて受信したニュースの見出しデータに基づいて通常のスクロール速度でスクロール表示することを特徴とする情報表示装置における情報表示方法。
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---|---|---|---|---|
JP2008235957A (ja) * | 2007-03-16 | 2008-10-02 | Casio Hitachi Mobile Communications Co Ltd | 移動体通信端末、および、プログラム |
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JP2015032123A (ja) * | 2013-08-02 | 2015-02-16 | 日立オムロンターミナルソリューションズ株式会社 | 営業端末システム |
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-
2002
- 2002-10-25 JP JP2002311303A patent/JP2004145724A/ja active Pending
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US9569077B2 (en) | 2011-12-21 | 2017-02-14 | International Business Machines Corporation | Information processing apparatus, display processing method, program, and recording medium to display presence of off-screen objects using sub-window |
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