JP2004144428A - 冷凍サイクル装置 - Google Patents

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Ikuo Koike
小池 育夫
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Abstract

【課題】車両用空調装置において暖房運転をアシストする際に、一時的に使用されるバイパス流路から主冷媒流路へガス冷媒が流入する際の騒音を抑えることができる冷凍サイクル装置を提供することにある。
【解決手段】膨張弁から冷媒蒸発器にいたる主連結流路65へのバイパス連結流路64の合流部における、合流後の中心線と、バイパス連結流路64の中心線のなす角度を鋭角とすることにより、ガス冷媒がバイパス連結流路64から共有配管に流れ込む際に、ガス冷媒の流れ方向の曲がりの内側における渦の発生を抑えることができ、騒音を抑えることができる。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、冷凍サイクル装置において暖房運転をアシストする際に、一時的に、冷媒蒸発器にて空調空気の加熱を行うため、冷媒圧縮機を出た高温のガス冷媒を直接冷媒蒸発器に流すためのバイパス流路と、膨張弁から冷媒蒸発器にいたる主冷媒流路との合流部の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、冷凍サイクル装置の冷媒配管では、ガス冷媒が流れる際に冷媒配管内の冷媒流路の形状によって渦が発生し騒音の原因となっている。この騒音を抑制するため、冷媒配管同士の接続部において、渦の発生原因となるような流動不良箇所をできるだけ無くしたものがある(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
ところで、車両用空調装置における、空調空気の加熱はエンジン冷却水の持つ排熱を利用して行われる。すなわち、ダクト内のヒータコアにエンジン冷却水を循環させて、ダクト内を流れる空気を加熱して車室内を暖房する。しかし、エンジンの始動直後は冷却水温度が低いため、暖房運転を行うには能力不足になる。よって、一時的に暖房運転をアシストする必要が生じる。そこで、ダクト内に配置された冷媒蒸発器にて空調空気の加熱を行えるようにするべく、冷媒圧縮機から吐出された高温のガス冷媒を、冷媒凝縮器をバイパスして、直接、冷媒蒸発器へ流すことができるように冷媒圧縮機の出側と冷媒蒸発器の入側とを結ぶバイパス流路が冷凍サイクル装置に備えられている(例えば、特許文献2参照)。
【0004】
しかし、高温のガス冷媒を直接冷媒蒸発器に流すためのバイパス流路と、膨張弁から冷媒蒸発器にいたる主冷媒流路との合流部のごとく、2つの異なる流路が合流する部分においては、特許文献1の接続部における単一流路とは異なり、さらに流動状態が複雑になる。また、バイパス流路は、一時的に使用されるものであるため、ほぼ直線状に製作され据え付けられる主冷媒流路に対し、その側面にほぼ垂直に接続されている。
【0005】
【特許文献1】
特開平7−217779号公報(第3−5頁、図1)
【特許文献2】
特許第3237187号公報(第3−6頁、図1)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
したがって、暖房運転のアシスト時には、ガス冷媒はバイパス流路から主冷媒流路に流れ込む際に、バイパス流路内のガス冷媒の流れ方向に対して、直角に流れの方向が曲げられる。通常、流れが曲げられた場合、その曲がりの内側では渦が発生しやすくなり、曲がりの角度が大きいほど渦の発生は顕著になる。このため、上記のごとくガス冷媒の流れが直角に曲げられる合流部では、騒音の発生が顕著である。また、該合流部はダクト内に据え付けられた冷媒蒸発器の近傍にあるため、乗車席でも顕著に聞き取れてしまい、さらに騒音問題を悪化させている。
【0007】
【発明の目的】
本発明の目的は、バイパス流路から主冷媒流路へガス冷媒が流入する際の騒音を抑えることができる冷凍サイクル装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
〔請求項1について〕
請求項1に記載の発明によれば、膨張弁から冷媒蒸発器にいたる主冷媒流路へのバイパス流路の合流部における、主冷媒流路の中心線と、バイパス流路の中心線のなす角度を鋭角とすることにより、ガス冷媒がバイパス流路から主冷媒流路に流れ込む際に、ガス冷媒の流れ方向の曲がりの内側における渦の発生を抑えることができる。
【0009】
すなわち、曲がりの角度が大きいほど(特に90度以上)、ガス冷媒の流れ方向が変えられてしまう場合は、曲がりの内側における渦の発生は顕著になる。よって、主冷媒流路へのバイパス流路の合流部における、主冷媒流路の中心線と、バイパス流路の中心線のなす角度を鋭角とすることにより、渦の発生を抑制することが可能となる。それによって、渦の発生にともなう騒音の発生を抑えることができる。
【0010】
〔請求項2について〕
請求項2に記載の発明によれば、バイパス流路の断面積が合流部において拡大することにより、ガス冷媒の流速は主冷媒流路に流入する直前、すなわち流れの方向が変わる直前にダウンするため、渦の発生をさらに抑えることができる。それによって、さらに渦の発生にともなう騒音の発生を抑えることができる。
【0011】
〔請求項3について〕
請求項3に記載の発明によれば、主冷媒流路の中心線と、バイパス流路の中心線とのなす角度を25度以上、かつ45度以下とすることにより、渦の発生を抑えるのにより好適な合流部をもった冷凍サイクル装置の提供が可能となる。それによって、さらに渦の発生にともなう騒音の発生を抑えることができる。
【0012】
〔請求項4について〕
請求項4に記載の発明は、合流部における主冷媒流路とバイパス流路とが直線状に合流することにより、通常、直線上の配管である主冷媒流路に、直線上の配管であるバイパス流路を接続する車両用空調装置の冷凍サイクル装置において、渦の発生を抑制することができる。それによって、渦の発生にともなう騒音の発生を抑えることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
〔実施形態の構成〕
本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。本実施形態では、自動車空調装置における冷凍サイクル装置への適用を取り上げて説明する。
自動車空調装置は、車室内に空調空気を送り込むための送風機(図示せず)、空調空気の通路をなすダクト(図示せず)を備え、ダクト内には、ダクト内を流れる空気を冷却する冷却用熱交換器としての冷媒蒸発器(後記する)、ダクト内を流れる空気を加熱する加熱用熱交換器としてのヒータコア(図示せず)が備えられている。
ヒータコアは、例えば、直接噴射式ガソリンエンジンやディーゼルエンジンなどのエンジンを冷却するエンジン冷却水を循環させ、その廃熱を熱源として空調空気の加熱を行うものであり、冷媒蒸発器の下流に備えられる。車室内に吹き出される空調空気の温度制御は、ヒータコアの入口に取り付けられたエアミックスドアの開度を車室内の空気温度と設定温度との偏差に応じて制御し、ヒータコアへの通気量を調節するエアミックス温度制御方式である。
【0014】
次に冷凍サイクル装置1を図2に示す。冷凍サイクル装置1は、例えば、エンジンにより回転駆動されて吸入した冷媒を圧縮して高温のガス冷媒とする冷媒圧縮機11、この冷媒圧縮機11より吐出された冷媒と室外空気とを熱交換する室外熱交換器13、流入した冷媒を気液分離して液冷媒のみを流出させるレシーバ14、凝縮した冷媒を膨張させて低温の霧状とする膨張弁15、膨張した冷媒を蒸発させ冷媒の蒸発熱により空調空気の冷却、除湿を行う冷媒蒸発器5、流入した冷媒を気液分離してガス冷媒のみを流出させるアキュムレータ16、およびこれらを環状に接続する冷媒配管などから構成されている。
【0015】
また、冷凍サイクル装置1は、冷媒圧縮機11より吐出された冷媒を室外熱交換器13→レシーバ14→膨張弁15→冷媒蒸発器5→アキュムレータ16を経て冷媒圧縮機11に戻す通常の冷凍サイクルと、この冷媒圧縮機11から吐出された冷媒をバイパス配管2→冷媒蒸発器5→アキュムレータ16を経て冷媒圧縮機11に戻すホットガスサイクルとを切り替える冷媒流路の切替手段としての三方弁12を備える。
【0016】
ホットガスサイクルは、エンジン冷却水の廃熱などを熱源として空調空気を加熱して暖房を行うにあたり、エンジンの始動時などで冷却水温度が低い場合や、寒冷地などでの運転の場合に、一時的に暖房運転をアシストするため、通常の冷凍サイクルから切り替えられるものである。
【0017】
室外熱交換器13は、冷媒圧縮機11より吐出された冷媒を室外空気と熱交換することにより凝縮する冷媒凝縮器、冷房負荷の急激な増加などに対応できるように液冷媒の一部を蓄えておくレシーバ14、およびこのレシーバ14より流出した液冷媒を室外空気と熱交換させてさらに冷却する過冷却器を備えている。
【0018】
膨張弁15は冷媒蒸発器5の出口における冷媒温度によって弁開度が制御される温度作動式であり、ハウジング15Hで囲われ、ダイヤフラム室のみが上方で露出している。ハウジング15H内には、冷媒凝縮器から高圧の液冷媒を導き、膨張させ低温霧状となった冷媒を流す通路が膨張弁15の一部をなすとともにハウジング15Hの下部に内蔵されている。一方、ハウジング15Hの上部には、冷媒蒸発器5で熱交換の済んだガス冷媒をアキュムレータ16へ流すための通路が内蔵されている。
【0019】
ハウジング15Hの隣には、ブロックジョイント3が接合されハウジング15Hと一体化されている。ブロックジョイント3には、ホットガスサイクル時に室外熱交換器13、レシーバ14および膨張弁15をバイパスして、高温のガス冷媒を、直接、冷媒蒸発器5へ送るバイパス配管2と、通常の冷凍サイクル時およびホットガスサイクル時ともに冷媒蒸発器5へ冷媒を供給するための共有配管4と、冷媒蒸発器5からの冷媒の戻り配管32とが接続されている。
【0020】
冷媒蒸発器5は図2または図3に示す構造を有する。図3において、冷媒蒸発器5はチューブ51とフィン52を交互に積層して、熱交換部を形成しその下側には冷媒を各チューブ51へ分配するための下部タンク53が、上側には熱交換の済んだ冷媒を集約するための上部タンク54が設けられている。
冷媒蒸発器5は、送風機により送り込まれた空調空気が、全量、熱交換部を通過するようにダクト内の最上流に配置される。
なお、図3に示すごとく、共有配管4および戻り配管32がブロックジョイント3に隣接する部分は、断熱材4aおよび断熱材32aで被覆され、配管表面における結露が防止されている。
【0021】
ブロックジョイント3は、図1に示すごとく下部に合流部6を内蔵する。合流部6は膨張弁15から冷媒蒸発器5へいたる主冷媒流路である共有配管4の差込部61と、バイパス流路をなすバイパス配管2の差込部62と、ハウジング15Hの下部に内蔵され膨張弁15にて低温霧状となった冷媒を流す通路の差込部63と、差込部61と差込部62とを連結するバイパス連結流路64と、差込部63から出てバイパス連結流路64の側面に接続される主連結流路65とから構成される。
【0022】
ここで、差込部61の中心線、すなわち主冷媒流路たる共有配管4の中心線と、バイパス連結流路64の中心線、すなわちバイパス流路たるバイパス配管2の中心線のなす角度は35度である。また、バイパス配管2の内径はφ6であり、一方、バイパス連結流路64の内径は図1に示すごとくφ8であり、バイパス配管2よりもバイパス連結流路64の方が断面積が拡大している。
【0023】
また、ブロックジョイント3は図1に示すごとく上部に、冷媒蒸発器5で熱交換の済んだ冷媒の戻り配管32と、ハウジング15Hの上部に内蔵され熱交換の済んだガス冷媒をアキュムレータ16へ流すための通路とを連通させる通路31を内蔵する。
さらにブロックジョイント3は、ハウジング15Hとの接合のためのネジ穴33、34を備える。これによって図2または図3に示すごとくブロックジョイント3とハウジング15Hとはボルト、ネジなどの締結具で接合されて一体化される。なお、ブロックジョイント3はさらにもう一つのネジ穴35を有し、バイパス配管2との接続に用いられる。
【0024】
〔実施形態の作用〕
通常の冷凍サイクルでは、冷媒は、冷媒圧縮機11から、高温高圧のガス状で吐出され三方弁12を経て、室外熱交換器13の冷媒凝縮器で室外空気と熱交換し凝縮されレシーバ14に蓄えられる。レシーバ14に蓄えられた液冷媒は冷房負荷に応じて流出し、室外熱交換器13の過冷却器で室外空気と熱交換し、さらに冷却される。その後、膨張弁15で霧状に膨張して温度を低下させ、ブロックジョイント3および共有配管4を介して冷媒蒸発器5へ送られてガス化し、戻り配管32、ブロックジョイント3およびアキュムレータ16を経て冷媒圧縮機11へ戻り、サイクルを繰り返す。
このサイクルでは、膨張弁15によって膨張され低温の霧状になった冷媒は、冷媒蒸発器5でダクト内を流れる空気から蒸発熱を奪ってガス化する。この際、冷媒蒸発器5は冷却用熱交換器として機能し、ダクト内を流れる空気は冷却され、車室内は冷房される。
【0025】
一方、ホットガスサイクルでは、三方弁12はバイパス配管2へ流路が切り替えられ、冷媒は、冷媒圧縮機11から高温高圧のガス状で吐出され、室外熱交換器13、レシーバ14および膨張弁15をバイパスして、バイパス配管2、ブロックジョイント3および共有配管4を介して冷媒蒸発器5へ送られ温度を下げ、その後は戻り配管32、ブロックジョイント3、アキュムレータ16を経て冷媒圧縮機11へ戻り、サイクルを繰り返す。
このサイクルでは、冷媒圧縮機11から吐出された高温高圧のガス冷媒は、冷媒蒸発器5でダクト内を流れる空気に熱を与えて温度を下げる。この際、冷媒蒸発器5は加熱用熱交換器として機能し、ダクト内を流れる空気は加熱され、ヒータコアでの暖房能力の不足を補うことができ車室内は暖房される。
【0026】
〔実施形態の効果〕
本実施例におけるブロックジョイント3に内蔵される合流部6は、主冷媒流路たる共有配管4の中心線と、バイパス流路たるバイパス配管2の中心線のなす角度が35度となっており、ガス冷媒がバイパス連結流路64から共有配管4に流れ込む際に、ガス冷媒の流れ方向の曲がりの内側における渦の発生を抑えることができる。
さらに合流部6は、バイパス配管2の断面積がバイパス連結流路64に合流する直前にφ6からφ8へ拡大しており、ガス冷媒の流速はバイパス連結流路64に流入する直前、すなわちガス冷媒の流れの方向が変わる直前にダウンするため、渦の発生をさらに抑えることができる。
以上のように、本実施形態の自動車空調装置における冷凍サイクル装置では、ホットガスサイクルにおける合流部6での渦の発生を抑えることができ、それにともなう騒音の発生を抑えることができる。
【0027】
〔実施形態の実験結果〕
本実施例にかかるブロックジョイント3を用いて暖房運転のアシストを行ったときの騒音の発生状況を図4に実線(斜め流れ)で示す。比較例1を示した一点鎖線(直角流れ)や比較例2を示した破線(ストレート流れ)よりも、騒音がダウンしており、角度の適正化による渦の発生の抑制効果が見られる。
【0028】
比較例1は図5に示すごとく、バイパス連結流路64が主連結流路65に対し直角に接続されているため、ガス冷媒の流れ方向が90度曲げられ、その曲がりの内側で渦の発生が顕著に見られ、騒音は実施例よりも高い。
比較例2は図6に示すごとく、バイパス連結流路64と主連結流路65とが合流せず、別々に冷媒蒸発器5へ流れることができるようにしたものであり、バイパス連結流路64と主連結流路65は、それぞれ差込部61a、61bを備える。比較例2には合流部はないが、騒音は実施例よりも高い。
【0029】
〔他の実施の形態〕
本実施形態では、本発明を、直接噴射式ガソリンエンジンやディーゼルエンジンなどを搭載した車両の室内を冷暖房する空調装置に適用した例を示したが、他に、走行用モータと走行用エンジンとを搭載したハイブリッド自動車の室内を冷暖房する空調装置に適用してもよい。
また、本実施形態では、ダクト内に加熱用のヒータコアと冷却用の冷媒蒸発器とを収容した空調装置の例を示したが、ダクト内に冷媒蒸発器のみを収容した空調装置に適用してもよい。さらに、本実施形態では、エアミックス温度制御方式の空調装置の例を示したが、リヒート式温度制御方式の空調装置に適用してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態にかかるブロックジョイントの正面図および断面図である。
【図2】実施形態にかかる冷凍サイクル装置の構成図である。
【図3】冷媒蒸発器、ブロックジョイントおよび膨張弁の正面図である。
【図4】実施例と比較例の騒音の発生状況を示す図である。
【図5】比較例1にかかるブロックジョイントの正面図および断面図である。
【図6】比較例2にかかるブロックジョイントの断面図である。
【符号の説明】
1 冷凍サイクル装置
11 冷媒圧縮機
15 膨張弁
2 バイパス配管(バイパス流路)
3 ブロックジョイント
4 共有配管(主冷媒流路)
5 冷媒蒸発器
6 合流部
64 バイパス連結流路
65 主連結流路

Claims (4)

  1. ガス冷媒を圧縮して高温にする冷媒圧縮機と、
    高温のガス冷媒を凝縮させる冷媒凝縮器と、
    凝縮した冷媒を膨張させる膨張弁と、
    膨張した冷媒を蒸発させ冷媒の蒸発熱により空調空気の冷却を行う冷媒蒸発器と、
    これらを環状に接続する冷媒配管と、
    暖房運転時には一時的に前記冷媒蒸発器にて空調空気の加熱を行うため、前記冷媒圧縮機より吐出された高温のガス冷媒を、前記冷媒凝縮器をバイパスして前記冷媒蒸発器へ流すためのバイパス流路とを備えた冷凍サイクル装置において、
    前記膨張弁から前記冷媒蒸発器にいたる主冷媒流路への前記バイパス流路の合流部における、前記主冷媒流路の中心線と、前記バイパス流路の中心線とのなす角度が鋭角であることを特徴とする冷凍サイクル装置。
  2. 請求項1に記載の冷凍サイクル装置であって、前記バイパス流路の断面積が、前記合流部において拡大することを特徴とする冷凍サイクル装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の冷凍サイクル装置であって、前記主冷媒流路の中心線と、前記バイパス流路の中心線とのなす角度が25度以上、かつ45度以下であることを特徴とする冷凍サイクル装置。
  4. 請求項1ないし請求項3のうちいずれか1つに記載の冷凍サイクル装置であって、前記合流部における前記主冷媒流路と前記バイパス流路とが直線状に合流することを特徴とする冷凍サイクル装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008047784A1 (en) * 2006-10-17 2008-04-24 Daikin Industries, Ltd. Air conditioner

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