JP2004144388A - 焼却施設の解体方法 - Google Patents

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Yasushi Kimura
木村 康司
Kozo Tabuchi
田渕 幸蔵
Junichi Hagiwara
萩原 純一
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Abstract

【課題】作業者に付着した有害物質の分散を防止すると共に、搬送手段に付着した有害物質を大気中に分散させるのを防止する焼却施設の解体方法を提供する。
【解決手段】密閉された焼却施設1の内部に焼却炉2が配置され、焼却施設1の一側面に並設された更衣室(洗浄室)3と、焼却施設1の他側面に並設され密閉された屋内解体物置場4と、屋内解体物置場4に並設され密閉された屋内洗車室5と、屋内解体物置場4から解体物Dを搬送する搬送車TAと、搬送車TAによって運ばれた解体物Dを一時的に仮置きする屋外解体物置場6と、屋外解体物置場6から廃棄物置場に解体物Dを搬送する搬送車TBとで構成し、焼却炉2を解体し一時的に屋内解体物置場4に解体物Dを放置して有害物質の有無を分析し、有害物質が無くなった状態で屋外解体物置場6に搬送する。
【選択図】   図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は焼却施設における焼却炉の解体方法に関し、特に、焼却施設の解体作業における解体物の搬送時に有害物質が大気中に分散することを防止する焼却施設の解体方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ダイオキシン等の有害物質を管理するには管理区域内で作業する必要があると共に、有害物質の含有量が基準値以下にしてから排出するように規制され、建造物を解体する解体エリアは、シート養生による閉鎖処理と負圧機による有害物質の基準値以下の排気処理が必要となっている。
【0003】
また、焼却炉の解体作業は、焼却炉に付着したダイオキシンにより作業者がばく露することを防止しながら行われる。ばく露防止のために厚生労働省労働基準局長名の「廃棄物焼却施設内作業におけるダイオキシン類ばく露防止対策について」と題する通達が平成13年4月25日付で「基発第401号」として出されている。これを要約すれば、ダイオキシンの濃度が高い場所での焼却炉の解体作業は、ばく露防止の装備を重装備にしなければならず、ダイオキシン濃度の低い場所での同作業は前記装備を軽装備してもよいことを定めている。
【0004】
前記通達によれば、最も重装備であるレベル4の場合には、保護衣として送気式気密服、自給式呼吸用保護具内装形気密服などを使用し、保護手袋として化学防護手袋,保護靴として化学防護靴を使用するほか、作業着やヘルメットなどについても特定している。一方、最も軽装備であるレベル1の場合は、防塵マスク、粉塵の付着しにくい作業着や保護手袋,安全靴,ヘルメットを使用すれば足りることとなっている。
【0005】
また、焼却炉施設などの解体は、ウォータージェット等を用いて焼却施設の解体を行っている。ウォータージェットは、鉄筋コンクリート等の切断の際にほとんど熱が発生することがなく、切断の際に焼却施設の内部に付着したダイオキシン類が気化することを防止でき、作業者の健康への影響を防止することができる(例えば、特許文献1参照)。
【0006】
【特許文献1】
特開2002−81619号公報(第3頁、第1図)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、作業者のばく露防止の対策が取られている一方、作業者が解体を行っている焼却施設と外部との出入りを行う時に、作業着(保護衣)に付着したダイオキシン類が、外部に分散するおそれがあった。
また、解体物を搬送する際に、搬送手段等に付着した有害物質が大気中に分散し大気を汚染するおそれがあった。
【0008】
そこで、本発明は、作業者に付着した有害物質の分散を防止すると共に、搬送手段に付着した有害物質を大気中に分散させるのを防止する焼却施設の解体方法を提供する。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前記した課題を解決するため、本発明の焼却施設の解体方法は、焼却炉を内部に備えた焼却施設の解体方法において、前記焼却炉の解体時に発生する解体物を、前記焼却施設に並設された一時的に前記解体物を放置する密閉された屋内置場に搬送すると共に前記解体物の有害物質の有無を分析し、前記有害物質の非検出時に前記屋内置場から屋外置場に搬送することを特徴とする。
【0010】
本発明の焼却施設の解体方法によれば、焼却施設の解体時の解体物を焼却施設に並設されている密閉された屋内置場に搬送して、解体物の有害物質の付着の有無を確認し、有害物質の付着が確認された場合には、屋内置場で再度洗浄もしくは、安定化処理を施し、有害物質が非検出時に屋外置場に搬送することで、有害物質を大気中に分散することを防止することができる。
なお、有害物質とは、例えば、ダイオキシンや重金属などの人体に悪影響を与える物質である。
【0011】
本発明の焼却施設の解体方法は、前記屋内置場と前記屋外置場の間に前記解体物を搬送する搬送手段を備えると共に、内部に洗浄装置を備え密閉された屋内洗浄施設を前記屋内置場に並設し、前記搬送手段を洗浄することを特徴とする。
【0012】
本発明の焼却施設の解体方法によれば、屋内置場から搬送手段を用いて解体物を屋外置場に搬送すると共に、屋内置場に並設された屋内洗浄施設で搬送手段を洗浄することで、搬送手段に付着した有害物質を除去し、解体物を搬送中に搬送車に付着した有害物質を大気中に分散することを防止できる。
【0013】
本発明の焼却施設の解体方法は、前記焼却施設の解体作業を行う作業者の洗浄室を前記焼却施設の他方に並設したことを特徴とする。
【0014】
本発明の焼却施設の解体方法によれば、解体作業を行う作業者の更衣室を焼却施設に並設することで、作業者に付着した有害物質を更衣室で除去することができ、外部の大気に有害物質を分散することを防止することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態の係る焼却施設の解体方法を、適宣図面を参照して説明する。図1は焼却施設の構成を示した構成図である。図2は、図1に示した焼却施設の一部を示した拡大図である。図3は、屋内解体物置場から屋外解体物置場に解体物を搬送する状態の一部を示した拡大図である。図4は、有害物質の汚染状態に応じた処理法を示したフローチャートである。
【0016】
図1に示すように、密閉された焼却施設1の内部に焼却炉2が配置され、焼却施設1の一側面に並設された更衣室(洗浄室)3と、焼却施設1の他側面に並設され密閉された屋内解体物置場4と、屋内解体物置場4に並設され密閉された屋内洗車室5と、屋内解体物置場4から解体物Dを搬送する搬送車TAと、搬送車TAによって運ばれた解体物Dを一時的に仮置きする屋外解体物置場6と、屋外解体物置場6から図示しない廃棄物置場に解体物Dを搬送する搬送車TBとで構成される。
【0017】
ここで、焼却施設1は、コンクリート等を用いて形成され、内部に焼却炉2が備えられている。なお、内部の空気を換気できるように図示しない換気口や換気扇を備えると共に、内部の有害物質を含んだ粉塵等を外部に排出しないようにエアフィルター等が備えられている。また、解体時の粉塵等が分散しないように焼却施設1と更衣室3との間には扉G1が設けられ、焼却施設1と屋内解体物置場4の間には、扉G2が設けられている。
また、焼却炉2は、焼却物を粉砕する粉砕機や焼却物の分別を行う分別装置等を備えるものであり、従来公知の焼却炉と同様で特に限定されるものではない。
【0018】
解体機械Mは、焼却炉2や焼却施設1の解体や解体物Dを任意の場所に移動させることができるものであれば特に限定されるものではなく、従来公知の工作機械を用いることができる。例えば、油圧ブレーカや、ワイヤーソー、ウォルソー等を用いて解体することができる。
【0019】
更衣室(洗浄室)3は、焼却施設1の解体作業を行う作業者Wが作業着に着替えるチェンジングルーム3Aと作業着に付着した粉塵等を除去するエアーシャワールーム3Bとを備えている。なお、エアーシャワールーム3Bは、エアーを作業者に吹き付けて、解体作業時に作業者に付着した有害物質を除去する部屋である。
また、焼却施設1とエアーシャワールーム3Bとの間に扉G1が設けられると共に、エアーシャワールーム3Bとチェンジングルーム3Aの間に扉G5が設けられ、外部とチェンジングルーム3Aの間に扉G6が備えられている。
【0020】
屋内解体物置場4は、焼却施設1に並設されると共に焼却炉2等の解体物Dを一時的に仮置きし、解体物Dに付着している有害物質を後記する規定範囲になるまで仮置き及び洗浄する場所であり、有害物質が土壌等に浸透しないように浸透防止の対策がとられている。また、焼却施設1と屋内解体物置場4の間には、扉G2が設けられ、屋内解体物置場4と屋内洗車室5の間には、扉G3が設けられている。
【0021】
屋内洗車室5は、屋内解体物置場4から屋外解体物置場6に解体物Dを積載して搬送する搬送車TAを洗車する場所であり、内部にエアーシャワーやウォーターシャワー等の洗浄装置を備え、搬送車TAに付着した有害物質を除去できるように構成されている。また、屋内洗車室と外部との間には扉G4が設けられ、閉塞状態で搬送車TAから有害物質を除去することができる。
【0022】
搬送車TAは、解体物Dを屋内解体物置場4から屋外解体物置場6に搬送する搬送手段であり、特に、搬送車の種類などを限定する必要も無く、解体物Dを搬送することができるものであればどのようなものでも良い。
また、搬送車TBは、屋外解体物置場6から解体物Dを図示しない廃材置場等に搬送する搬送手段である。なお、搬送車TBは、搬送車TAと同様に解体物Dを搬送できるものであればどのようなものでもよい。
【0023】
屋外解体物置場6は、屋内解体物置場4で有害物質が無くなった状態の解体物Dを搬送して仮置きする場所である。なお、屋外解体物置場6には、有害物質や汚水等が土壌に浸透しないように、コンクリート等で土壌浸透防止が施されている。
【0024】
次に、焼却施設の解体方法を図を用いて詳細に説明する。
まず、解体を行う前に焼却炉2がどの程度有害物質を保持しているかサンプリング調査を行い、その調査結果に応じて解体処理を行う。
図2に示すように、焼却施設1を解体するために作業者Wは、扉G6を開いてチェンジングルーム3Aに入室して作業着に着替える。そして、扉G5を開いてエアーシャワールーム3Bに入室し、扉G5を閉じた後に扉G1を開き焼却施設1の内部に入る。
【0025】
焼却施設1の内部に入った作業者Wは、焼却施設1内の解体機械M等を用いて焼却炉2を解体し、その解体物Dを洗浄する。そして、扉G2を開放して屋内解体物置場4に搬送する。なお、扉G2は、解体物Dを屋内解体物置場4に搬送時だけ開放するようにし、焼却炉2の解体時に発生する粉塵等を屋内解体物置場4の内部に分散することを防止する。
【0026】
そして、屋内解体物置場4に搬送された解体物Dの汚染度に応じて、汚染度3ng−TEQ/g以下になるまで洗浄を繰り返す。解体物Dの汚染度が3ng−TEQ/g以下になった時点で、扉G3を開放して屋内洗車室5に入庫している搬送車TAに積載する。なお、洗車室5と外部の間に設けられている扉G4は閉じた状態とする。
また、ng‐TEQ/gは、2,3,7,8−TCDD(テトラクロロジベンゾパラジオキシン)の毒性の何グラム分に相当するかという濃度の値である。
【0027】
搬送車TAに解体物Dを積載後、扉G3を閉じて屋内洗車室5を閉塞状態にし、搬送車TAに解体物Dの積載時に付着した粉塵等を洗浄して除去する。搬送車TAを洗浄後、扉G4を開放し、屋外解体物置場6に解体物Dを搬送する。
そして、屋外解体物置場6に解体物Dを仮置きし、搬送車TBを用いて図示しない廃棄物置場に搬送する。
【0028】
このように、焼却炉2の解体を閉塞状態で行うと共に、外部の廃棄物置場に搬送する前に屋内解体物置場4で解体物Dに付着する有害物質を除去してから外部に搬送するので、大気中に有害物質を分散することを防止できる。
また、屋内解体物置場4から屋外解体物置場6に搬送車TAを使い、屋外解体物置場6から廃棄物置場に搬送車TBを使い分け、搬送車TAを屋内洗車室5で有害物質を除去するので、搬送途中に大気中に有害物質を分散することを防止できる。
さらに、解体作業を行っている作業者Wが焼却施設1から退室する際に、エアーシャワー室3Bに入室して作業着などついた粉塵を取り除き、チェンジングルーム3Bで着替えを行ったあと解体現場から退出するため、解体現場の作業者の出入りによる解体現場の有害物質を大気中に分散することを防止できる。
【0029】
なお、焼却炉2を解体する際に、焼却炉2を構成する材料の種類によって処理方法が異なる。例えば、コンクリート・鉄の場合、洗浄でダイオキシン等の有害物質を除去することができるが、耐火材の場合、表面のみならず内部に浸透しているため、簡単に有害物質を除去することが難しい。
【0030】
そこで、フローチャートを用いて汚染度と材料の種類に基づいた処理方法を詳細に説明する。
まず、焼却炉2の解体前に有害物質がどの程度保持しているか、サンプリング調査を行う。図4に示すように、サンプリング調査時に、汚染度が3ng−TEQ/g以下(S1、YES)の場合、焼却炉2を解体すると共に洗浄し(S2)、その解体物Dがコンクリート・鉄か否かの分別を行う(S3)。
【0031】
コンクリート・鉄の解体物Dの場合(S3、YES)、S2で洗浄することで有害物質は除去されているので屋内解体物置場4に搬送して(S4)仮置きする。そして、搬送車TAを用いて屋外解体物置場6に搬送する(S5)と共に、屋外解体物置場6の解体物Dを、搬送車TBを用いて廃棄物置場に搬出する(S6)。
【0032】
また、S3において、コンクリート・鉄ではない(S3、NO)と、サンプリング調査時に3ng−TEQ/g以下であっても、内部に有害物質が浸透している可能性があるために、屋内解体物置場4に搬送して(S7)仮置きし、再度解体物Dのサンプリング調査を行う。このサンプリング調査で3ng−TEQ/g以上(S8、NO)だと、再度洗浄を行い(S9)、3ng−TEQ/g以下になるまで繰り返す。
【0033】
また、3ng−TEQ/g以下(S8、YES)の場合、解体物Dを屋外解体物置場6に搬送車TAを用いて搬送する(S5)。そして、屋外解体物置場6の解体物Dを、搬送車TBを用いて廃棄物置場に搬出する(S6)。
【0034】
なお、S1でサンプリング調査の結果、汚染度が3ng−TEQ/g以上の場合(S1、NO)、焼却炉2を解体すると共に解体物Dを洗浄する(S10)。そして、屋内解体物置場4に仮置き(S7)すると共に、再度サンプリング調査を行い、汚染度が3ng−TEQ/g以下になるまで、繰り返し解体物Dを洗浄し(S9)、3ng−TEQ/g以下になった時点で屋外解体物置場6に搬送車TAを用いて搬送する。そして、屋外解体物置場6から搬送車TBを用いて廃棄物置場に搬出する(S6)。
【0035】
これより、屋内解体物置場4の内部で解体物Dの汚染度が3ng−TEQ/g以下なるまで繰り返して洗浄を行い、又は、コンクリート固化処理等による安定化処理を行い解体物Dの汚染度が下がってから搬送するので、搬送中に有害物質を大気中に分散することなく、解体物Dを処理することができる。
【0036】
【発明の効果】
以上より、本発明の焼却施設の解体方法は、焼却炉を解体し一時的に密閉された屋内置場に放置して有害物質の有無を分析して、有害物質が無くなった状態で屋外置場に搬送することによって、大気中に有害物質を分散することを防止することができる。
【0037】
また、屋内置場と屋外置場の間に搬送手段を備え、内部に洗浄装置を備え、密閉された屋内洗浄装置で搬送手段に付着した有害物質等を洗浄することで、搬送手段に付着した有害物質を大気中に分散させることを防止することができる。
【0038】
また、焼却施設に解体作業を行う作業者用の密閉された洗浄室を設けることで、焼却施設内の有害物質を大気中に分散させることを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の焼却施設の構成を示した構成図である。
【図2】図1に示した焼却施設の一部を拡大した拡大図である。
【図3】屋内解体物置場から屋外解体物置場に解体物を搬送する状態の一部を示した拡大図である。
【図4】有害物質の汚染状態に応じた処理法を示したフローチャートである。
【符号の説明】
1 ・・・ 焼却施設
2 ・・・ 焼却炉
3 ・・・ 更衣室
3A ・・・ チェンジングルーム
3B ・・・ エアーシャワールーム
4 ・・・ 屋内解体物置場
5 ・・・ 屋内洗車室
6 ・・・ 屋外解体物置場
D ・・・ 解体物
G1 ・・・ 扉
G2 ・・・ 扉
G3 ・・・ 扉
G4 ・・・ 扉
G5 ・・・ 扉
G6 ・・・ 扉
TA ・・・ 搬送車
TB ・・・ 搬送車
M ・・・ 工作機械
W ・・・ 作業者

Claims (3)

  1. 焼却炉を内部に備えた焼却施設の解体方法において、前記焼却炉の解体時に発生する解体物を、前記焼却施設に並設された一時的に前記解体物を放置する密閉された屋内置場に搬送すると共に前記解体物の有害物質の有無を分析し、前記有害物質の非検出時に前記屋内置場から屋外置場に搬送することを特徴とする焼却施設の解体方法。
  2. 前記屋内置場と前記屋外置場の間に前記解体物を搬送する搬送手段を備えると共に、内部に洗浄装置を備え密閉された屋内洗浄施設を前記屋内置場に並設し、前記搬送手段を洗浄することを特徴とする請求項1に記載の焼却施設の解体方法。
  3. 前記焼却施設の解体作業を行う作業者の密閉された洗浄室を前記焼却施設の他方に並設したことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の焼却施設の解体方法。
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