JP2004141963A - バーリングパンチ構造 - Google Patents
バーリングパンチ構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004141963A JP2004141963A JP2002346521A JP2002346521A JP2004141963A JP 2004141963 A JP2004141963 A JP 2004141963A JP 2002346521 A JP2002346521 A JP 2002346521A JP 2002346521 A JP2002346521 A JP 2002346521A JP 2004141963 A JP2004141963 A JP 2004141963A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- punch
- burring
- punching
- burring punch
- ejector pin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Punching Or Piercing (AREA)
Abstract
【課題】従来より、ねじ下穴用に使用されるバーリングパンチ構造は、バーリングパンチに内装しているジェクタピンでは、スプリングの力が弱く、抜き打ち時におけるスクラップの排出が、磁気、油の付着のため不確実であり、又、抜き打ち加工時に、ワーク抜き打ち部にジェクタピンを内装している為、強度が弱く、抜き打ち部、もしくは、ジェクタピンが欠損しやすい、といった問題点があるため、強度を向上させ、スクラップを確実に排出させる。
【解決手段】本発明は、従来の問題を解決するため、バーリングパンチ7に抜き打ち用パンチ6を内装した。また抜き打ち用パンチ6の先端に突起をつける。
抜き打ち用パンチ6を固定し、バーリングパンチ7を可動させることを特徴としたバーリングパンチ構造。
【選択図】 図1
【解決手段】本発明は、従来の問題を解決するため、バーリングパンチ7に抜き打ち用パンチ6を内装した。また抜き打ち用パンチ6の先端に突起をつける。
抜き打ち用パンチ6を固定し、バーリングパンチ7を可動させることを特徴としたバーリングパンチ構造。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、バーリングパンチの形状、及び、構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、ねじ下穴用に使用される小径ピアスバーリングパンチ構造は、バーリングパンチと抜き打ち用パンチとが一体になっており、スクラップの排出手段としてジェクタピンとスプリングを内装していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら従来のものは、例えば、バーリングパンチに内装しているジェクタピンではスプリングの力が弱く、抜き打ち時に排出されるスクラップが磁気の発生や油の付着のため確実に排出されない。又、抜き打ち加工時に、ワーク抜き打ち部にジェクタピンを内装している為に強度が弱く、抜き打ち部、もしくは、ジェクタピンが欠損するといった問題点があった。
そこで本発明は、これらの問題点を解決するために発明されたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は、従来の問題を解決するため、バーリングパンチに抜き打ち用パンチを内装した。
抜き打ち用パンチを固定して、バーリングパンチを可動させることにより、抜き打ち時に排出されるスクラップを、ジェクタピンを内装することなく確実に排出し、抜き打ち用パンチの強度の向上を伴う結果を得た。
【0005】
【発明の実施の形態】
発明実施の形態を実施例に基づき図面を参照して説明する。
図2においてバーリングパンチ7はパンチプレート3に取り付けられる。抜き打ち用パンチ6はバックプレート2と上型ホルダ1に取り付けられる。
図3に示される実施例では、抜き打ち用パンチ6が上型ホルダ1の下方向への動作のために押し出され、押え板4がワーク8を押える。バックプレート2も下方向へ稼動するが、パンチプレート3のスペースがあるためバーリングパンチ7はワーク8を貫通しない。
図4に示される実施例では、上型の下降によってワーク8を抜き打ち用パンチ6が貫通し、バーリングの下穴加工をする。
図5に示される実施例では、さらに上型が下降し、パンチプレート3にスペースが無くなったことで、バーリングパンチ7がバックプレート2に押し出され、ワーク8にバーリング穴を整形する。
図6に示される実施例では、磁気等の発生により、抜き打ち用パンチ6に付着しようとしているスクラップが、下死点を超えたことによる上型の上昇に伴い稼動する抜き打ち用パンチ6から、パンチプレート3にスペースがあるために残っているバーリングパンチ7によってダイ5のバーリングダイに落とされる。抜き打ち用パンチ6の先端の突起のため、スクラップの容易な排出が可能となる。図7、図8に示される実施例では、最初の状態に戻った抜き打ち用パンチ6とバーリングパンチ7である。スクラップはダイ5のバーリングダイにより、排出された。
【0006】
【発明の効果】
本発明は、以上説明したような構造で動作し、以下に記載されるような効果を奏する。
ジェクタピンを内装することなく、バーリングパンチの可動により、抜き打ち時に発生するスクラップを排出するため、スクラップの確実な排出と、抜き打ち用パンチの強度の向上を得られた。
【図面の簡単な説明】
【図1】バーリングパンチの断面図である。
【図2】バーリングパンチの取り付け時の断面図である。
【図3】〜
【図8】バーリングパンチ加工の工程を示す図である。
【図9】バーリングパンチ先端形状の断面図である。
【符号の説明】
1上型ホルダ
2バックプレート
3パンチプレート
4板押え
5ダイ
6抜き打ち用パンチ
7バーリングパンチ
8ワーク
9スプリング
【発明の属する技術分野】
本発明は、バーリングパンチの形状、及び、構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、ねじ下穴用に使用される小径ピアスバーリングパンチ構造は、バーリングパンチと抜き打ち用パンチとが一体になっており、スクラップの排出手段としてジェクタピンとスプリングを内装していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら従来のものは、例えば、バーリングパンチに内装しているジェクタピンではスプリングの力が弱く、抜き打ち時に排出されるスクラップが磁気の発生や油の付着のため確実に排出されない。又、抜き打ち加工時に、ワーク抜き打ち部にジェクタピンを内装している為に強度が弱く、抜き打ち部、もしくは、ジェクタピンが欠損するといった問題点があった。
そこで本発明は、これらの問題点を解決するために発明されたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は、従来の問題を解決するため、バーリングパンチに抜き打ち用パンチを内装した。
抜き打ち用パンチを固定して、バーリングパンチを可動させることにより、抜き打ち時に排出されるスクラップを、ジェクタピンを内装することなく確実に排出し、抜き打ち用パンチの強度の向上を伴う結果を得た。
【0005】
【発明の実施の形態】
発明実施の形態を実施例に基づき図面を参照して説明する。
図2においてバーリングパンチ7はパンチプレート3に取り付けられる。抜き打ち用パンチ6はバックプレート2と上型ホルダ1に取り付けられる。
図3に示される実施例では、抜き打ち用パンチ6が上型ホルダ1の下方向への動作のために押し出され、押え板4がワーク8を押える。バックプレート2も下方向へ稼動するが、パンチプレート3のスペースがあるためバーリングパンチ7はワーク8を貫通しない。
図4に示される実施例では、上型の下降によってワーク8を抜き打ち用パンチ6が貫通し、バーリングの下穴加工をする。
図5に示される実施例では、さらに上型が下降し、パンチプレート3にスペースが無くなったことで、バーリングパンチ7がバックプレート2に押し出され、ワーク8にバーリング穴を整形する。
図6に示される実施例では、磁気等の発生により、抜き打ち用パンチ6に付着しようとしているスクラップが、下死点を超えたことによる上型の上昇に伴い稼動する抜き打ち用パンチ6から、パンチプレート3にスペースがあるために残っているバーリングパンチ7によってダイ5のバーリングダイに落とされる。抜き打ち用パンチ6の先端の突起のため、スクラップの容易な排出が可能となる。図7、図8に示される実施例では、最初の状態に戻った抜き打ち用パンチ6とバーリングパンチ7である。スクラップはダイ5のバーリングダイにより、排出された。
【0006】
【発明の効果】
本発明は、以上説明したような構造で動作し、以下に記載されるような効果を奏する。
ジェクタピンを内装することなく、バーリングパンチの可動により、抜き打ち時に発生するスクラップを排出するため、スクラップの確実な排出と、抜き打ち用パンチの強度の向上を得られた。
【図面の簡単な説明】
【図1】バーリングパンチの断面図である。
【図2】バーリングパンチの取り付け時の断面図である。
【図3】〜
【図8】バーリングパンチ加工の工程を示す図である。
【図9】バーリングパンチ先端形状の断面図である。
【符号の説明】
1上型ホルダ
2バックプレート
3パンチプレート
4板押え
5ダイ
6抜き打ち用パンチ
7バーリングパンチ
8ワーク
9スプリング
Claims (2)
- バーリングパンチに抜打ち用パンチを内装したものであって、抜き打ち用パンチを固定し、バーリングパンチを可動させることを特徴とするバーリングパンチ構造。
- スクラップの排出を確実にするための、抜き打ち用パンチの先端にパンチ先端径よりも小さい円錐形の突起をつけた形状。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002346521A JP2004141963A (ja) | 2002-10-24 | 2002-10-24 | バーリングパンチ構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002346521A JP2004141963A (ja) | 2002-10-24 | 2002-10-24 | バーリングパンチ構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004141963A true JP2004141963A (ja) | 2004-05-20 |
Family
ID=32462854
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002346521A Pending JP2004141963A (ja) | 2002-10-24 | 2002-10-24 | バーリングパンチ構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004141963A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014169069A1 (en) * | 2013-04-11 | 2014-10-16 | Hirofumi Saito | Burring apparatus with scrap removing capability |
CN104162592A (zh) * | 2014-07-16 | 2014-11-26 | 苏州市天烨机械工程有限公司 | 冲压式冲孔头结构 |
CN107695200A (zh) * | 2017-11-24 | 2018-02-16 | 中山复盛机电有限公司 | 补强打扁成型冲压产品细小水沟的模具结构 |
CN107756039A (zh) * | 2017-10-18 | 2018-03-06 | 浙江长兴和良智能装备有限公司 | 一种制造四通换向阀d接管的生产线及方法 |
CN108043961A (zh) * | 2017-11-24 | 2018-05-18 | 中山复盛机电有限公司 | 补强打扁成型细小水沟于冲压产品上的补强打扁冲子 |
CN115194008A (zh) * | 2022-09-19 | 2022-10-18 | 山东经贸职业学院 | 一种可变直径板材冲孔冲头 |
-
2002
- 2002-10-24 JP JP2002346521A patent/JP2004141963A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014169069A1 (en) * | 2013-04-11 | 2014-10-16 | Hirofumi Saito | Burring apparatus with scrap removing capability |
CN104162592A (zh) * | 2014-07-16 | 2014-11-26 | 苏州市天烨机械工程有限公司 | 冲压式冲孔头结构 |
CN107756039A (zh) * | 2017-10-18 | 2018-03-06 | 浙江长兴和良智能装备有限公司 | 一种制造四通换向阀d接管的生产线及方法 |
CN107756039B (zh) * | 2017-10-18 | 2024-04-05 | 浙江长兴和良智能装备有限公司 | 一种制造四通换向阀d接管的生产线及方法 |
CN107695200A (zh) * | 2017-11-24 | 2018-02-16 | 中山复盛机电有限公司 | 补强打扁成型冲压产品细小水沟的模具结构 |
CN108043961A (zh) * | 2017-11-24 | 2018-05-18 | 中山复盛机电有限公司 | 补强打扁成型细小水沟于冲压产品上的补强打扁冲子 |
CN115194008A (zh) * | 2022-09-19 | 2022-10-18 | 山东经贸职业学院 | 一种可变直径板材冲孔冲头 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2008080376A (ja) | パイプ材にナットを固着するプレス装置 | |
JP2013043004A (ja) | ボタン取付用パンチ、ボタン取付装置、及びボタン取付方法 | |
WO2008143236A1 (ja) | カス上り防止方法及びパンチ金型 | |
JP2004141963A (ja) | バーリングパンチ構造 | |
CN203197088U (zh) | 利用压缩空气防止制件和废料上升的模具 | |
CN209998162U (zh) | 一种下料刀口防跳屑结构 | |
JP2005262263A (ja) | 孔明け装置 | |
JP2008155216A (ja) | 薄板金属の孔明け用のパンチ及びこのパンチを具備した薄板金属の孔明け装置並びにその方法 | |
CN202199674U (zh) | 耐冲击的冲孔模具及应用该模具的冲孔设备 | |
JP3773934B2 (ja) | ピアスカム | |
CN216801332U (zh) | 一种侧冲孔装置 | |
CN102066019A (zh) | 用于金属板的钻孔冲头、包括该冲头的金属板钻孔设备及其方法 | |
KR20040048582A (ko) | 목금형 | |
JP2008080350A (ja) | 薄板金属の孔明け用のパンチ及びそのパンチを具備した薄板金属の孔明け装置並びに薄板金属の孔明け方法 | |
CN200988072Y (zh) | 一种模具脱料结构 | |
CN203197089U (zh) | 具有防止制件或废料上升结构的模具 | |
CN106382290B (zh) | 一种用于pcb压合制程的铆合线路板的铆合工装 | |
KR20110035519A (ko) | 기판의 타발용 금형 | |
CN212264330U (zh) | 防止跳废料的快速拆换冲头模具 | |
KR200436122Y1 (ko) | 피어싱 펀치 교체가 용이한 프레스 금형 | |
JP2007175779A (ja) | パンチャー | |
KR20100103319A (ko) | 파이프 펀칭가공용 프레스금형 | |
CN205904335U (zh) | 一种圆锥轴承保持架自动冲窗装备的进料装置 | |
CN210907642U (zh) | 环形废料的防跳结构 | |
CN209849928U (zh) | 镜柜固定件打孔机 |