JP2004141386A - 簡易構造の脱臭装置 - Google Patents
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Abstract
【構成】本発明は、ファン付きの入り口と出口とを備えたケーシンク゛を多数の部屋に区画し、各部屋を区画する仕切体に連通口を形成し、この各部屋及び連通口で空気の迂回通路を形成し、またケーシンク゛内底には脱臭液貯留区を、その上方には底面に細孔を有する脱臭液拡散室を形成し、脱臭液貯留区とこの脱臭液拡散室とをホ゜ンフ゜付き配管を介して連通した簡易構造の脱臭装置である。従って、小型で、低コストの脱臭装置を提供できる。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、簡易構造の脱臭装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
周知の如く、日常生活において、身近な問題として悪臭、異臭等の臭(悪臭とする)がある。例えば、座椅子用便器、簡易便器(おまる)等を使用する排便時に発生する悪臭の問題である。この問題は、高齢化社会に移行することで顕著となり、例えば、老人の病気、痴呆等に基づく家庭介護の場合、又は入院による相部屋等の場合において、座椅子用便器等の使用で発生する悪臭は、他人又は介護者等への気遣いとか、又は床の中での用便による羞恥心は、言葉では表現できない程辛いことは周知である。そして、この問題を解消できれば、病人等にとって気が休まることは明らかである。殊に、携帯用として簡易に持ち運びができる簡易型消臭装置があれば、前記の問題は解決できる。そこで、本出願人は、簡易型消臭装置(特開平11−285528号)を提案して、この解決策の一環として貢献しているものとして自負する。しかし、この発明は、効果の達成と、この効果を達成するに最適な構造を提供できる。しかし、構造の簡略化、コストの低廉化の面で、一層の改良が望まれる状況となり、昨今の経済情勢では、この問題が改良点となりつつある。
【0003】
以上のような観点から、文献による解決策を模索した処、次に説明する文献(1)〜(4)が参考資料として挙げられる。その文献(1)は、特開2001−286545の脱臭装置及び脱臭方法であり、その内容は、圧送ホ゜ンフ゜を備えたタンク内に空気を吸込み、この空気とタンク内に噴射した微粒脱臭液との接触を介して脱臭する構成であり、構造の簡易化、軽量化、又は製造コスト等のコストの低廉化等を意図する。次に文献(2)は、特開2000−296307のシ゛ェット噴射流式塵埃および排煙除去方法とその装置であり、その内容は、前述の文献(1)と略同様であるが、この発明は、工場、焼却炉等の排気カ゛スの清澄化を意図した比較的大型の装置である。また文献(3)は、特開2000−210520の集塵方法および集塵装置であり、その内容は、吸入ファン及び排気ファンを備えたケーシンク゛を、上下制御板を介して迂回通路を形成し、このケーシンク゛の上方に配備したハ゜イフ゜より流体を噴霧しつつ、この噴霧微粒流体を塵埃との接触を介して当該塵埃を捕捉し、この塵埃を捕捉した空気を、迂回通路の高い方から低い方に向って流して集合室に導く構成であり、主として工場の塵埃(カーホ゛ン繊維)回収を意図する。さらに文献(4)は、特開昭63−206246号の消臭装置があり、その内容は、可撓性の吸入管と吐出管よりなる吸気経路に消臭フィルタを設ける構成であり、この吸入管を介して吸引した悪臭を、消臭フィルタで消臭した後、吐出管より排気することを意図する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
前記文献(1)は、略密封式のタンク内を空気が流通する構成(エセ゛クタ方式)であるので、ホ゜ンフ゜の容量が大型化する虞がある。また多数のタンクを設けた構造も開示されているが、装置の大型化、及び複雑化等を招来する問題点が考えられる。従って、本発明が意図する簡易構造の脱臭装置としては不向きと考えられる。
【0005】
また前記文献(2)は、シ゛ェット噴射流式の塵埃捕捉装置であり、ケーシンク゛内において溶液を霧状に急速に噴出する構成であり、噴射エネルキ゛ーを要する。従って、小型化、簡略化等を意図し、また低コストを意図する急激なタンク内を空気が流通する構成(エセ゛クタ方式)であるので、ホ゜ンフ゜の容量が大型化する虞がある。また多数のタンクを設けた構造も開示されているが、装置の大型化、及び複雑化等を招来する問題点が考えられる。従って、本発明が意図する簡易構造の脱臭装置としては不向きと考えられる。
【0006】
文献(3)は、迂回通路を形成し、塵埃を捕捉した溶液を、順次オーハ゛フローして、他の迂回通路の下部に流す構成である。この発明は、多数のチャンハ゛ー(部屋)を設けることが必須要件となり、構造の複雑化、装置の大型化等を招来する虞があり、本発明が意図する脱臭装置としては不向きと考えられる。またこの発明は、塵埃の捕捉を意図する構造であり、脱臭に関する記載がないことから、本発明が意図する脱臭装置としては不向きと考えられる。
【0007】
また文献(4)は、確かに簡易型(ホ゜ータフ゛ル型)消臭装置としても利用できるが、消臭装置とホースとが別体で構成されているので、嵩ばり、簡易に持ち運ぶには問題がある。また単に消臭フィルタのみでは十分な消臭は期待できないと思われる。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、携帯に適した小型化、軽量な簡易構造の脱臭装置を提供すること、又は悪臭空気と霧化状態の脱臭剤との接触と、迂回通路による確実な前記接触とを介して脱臭効果を確保すること、略常圧状態の脱臭液拡散室への脱臭剤の搬送を利用してホ゜ンフ゜の小型化、低容量化等を図ること、等を意図する。
【0009】
請求項1は、処理用の空気を吸込み用の入り口に備えたケーシンク゛と、この入り口に設けたファンと、前記ケーシンク゛を多数の部屋に区画し、この多数の部屋を区画する仕切体に通路用の連通口を設け、この連通口と前記部屋とで空気の迂回通路を形成し、また前記ケーシンク゛の内底には脱臭液貯留区を形成し、前記ケーシンク゛の上方には底面に細孔を有する脱臭液拡散室を設け、前記脱臭液貯留区とこの脱臭液拡散室とをホ゜ンフ゜付き配管を介して連通し、さらに前記ケーシンク゛に脱臭済の空気排出用の出口を形成した簡易構造の脱臭装置である。
【0010】
請求項2の発明は、請求項1の目的を達成すること、及び吸込んだ空気(悪臭)を、確実に消臭して、略無臭の空気として排気できるケーシンク゛の入り口及び出口の構造を提案する。
【0011】
請求項2は、請求項1に記載のファンを備えた入り口を、前記ケーシンク゛の一方上方に配備し、また脱臭済の空気排出用の出口を、このケーシンク゛の他方上方に配備し、このケーシンク゛内に導入した空気を、各部屋に迂回可能な構成とした簡易構造の脱臭装置である。
【0012】
請求項3の発明は、請求項1の目的を達成すること、及びホ゜ンフ゜の小型化、低容量化等が達成できる簡易構造の脱臭装置の提供を意図する。
【0013】
請求項3は、請求項1に記載のホ゜ンフ゜付き配管を、前記脱臭液拡散室に開放して、当該ホ゜ンフ゜の小型化、低容量化を可能とした構成の簡易構造の脱臭装置である。
【0014】
請求項4の発明は、請求項1の目的を達成すること、及び吸込んだ空気(悪臭)を、確実に消臭して、略無臭の空気にするために要する時間を確保することを意図する。
【0015】
請求項4は、請求項1に記載のファンの吸込み力を利用して、前記ケーシンク゛内の空気を適宜のスヒ゜ート゛で搬送し、この空気の脱臭に要する時間を確保して、前記排出口に誘導(圧送)する構成とした簡易構造の脱臭装置である。
【0016】
請求項5の発明は、請求項1の目的を達成すること、及び携帯に便利な簡易構造の脱臭装置を提案する。
【0017】
請求項5は、請求項1に記載のファン、ホ゜ンフ゜の駆動源を、充電式ハ゛ッテリー、電池等として汎用形とした構成の簡易構造の脱臭装置である。
【0018】
請求項6の発明は、請求項1の目的を達成すること、及び脱臭液の管理の容易化、薬効の向上と、確実な搬送を図ること、等を意図する。
【0019】
請求項6は、請求項1に記載の脱臭液貯留区に、発泡防止用のマット、不織布等の発泡防止手段を設ける構成とした簡易構造の脱臭装置である。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の態様を説明する。先ず、電源をONすると、吸込みファン及びホ゜ンフ゜が作動する。そこで、悪臭の発生源に、吸込みファンを備えたホースを近づける。そして、このホースを介して悪臭(空気)を吸込むとともに、ホ゜ンフ゜が作動して脱臭液貯留区の脱臭液(他の溶液、薬液等も可能である)を、吸上げて脱臭液拡散室に送る。この吸上げられた脱臭液は、脱臭液拡散室の細孔と、多数の部屋(チャンハ゛ー)の天井面から滴下及び/又は霧化された脱臭液が、拡散される。
【0021】
この吸込みファンを介して吸込まれた悪臭は、多数の部屋の第1部屋の上方より吸込まれる。そして、この吸込まれた悪臭は、仕切体(遮蔽板)と脱臭液拡散室とで進行を妨げられることで(天井仕切体でも可能である)、少なくとも三方向の仕切体に沿って下がり、かつ脱臭液拡散室の細孔より滴下及び/又は霧化された脱臭液(脱臭液粒子とする)と接触する。この接触を介して悪臭の脱臭と、塵埃の捕獲(捕捉)とが図れる。その後、当該仕切体の隙間より第2部屋に流れる(移動する)。そして、この第2部屋においても前記第1部屋と同様に脱臭液粒子と接触し、脱臭と捕獲とが行なわれる。そして、この第2部屋を上昇した空気及び/又は一部の塵埃は、その後、当該仕切体の隙間より第3部屋に流れる(移動する)。その後は、必要により数開繰返される。この繰返しを介して順次脱臭及び゛/又は清澄化されていき、最終の部屋(一例として、第8部屋)において、上昇した脱臭された空気及び/又は塵埃は、その後、当該仕切体の隙間より装置外に排気される(移動する)。
【0022】
そして、この例では、第1部屋及び第8部屋は、狭い空間として、吸込み口から悪臭空気を、確実かつ定量吸込み可能とすること、又は出口から略無臭空気を、確実かつスムース゛に排気すること、部屋に空気をためること、及び空気の滞留時間を確保すること、等を意図する。また吸込み口で、吸込空気の乱流で発生する(整流状態を確保して)騒音、渦流等の発生回避を図り、また前記の確実かつ定量吸込み可能とすることを意図する。
【0023】
尚、ホ゜ンフ゜付き配管を、脱臭液拡散室に開放(開口)して、当該ホ゜ンフ゜の小型化、低容量化を可能として、本発明の目的を達成する。
【0024】
【実施例】
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
【0025】
1は処理用の空気(矢印実線で示す)吸込み用の入り口2と、脱臭済の空気排出用の出口3とを備えたケーシンク゛で、このケーシンク゛1には、上下位置、又は中間位置等に開口(連通口400)を備えた多数枚の仕切体4(区画部)と、このケーシンク゛1の内壁100とを介して多数の部屋5を形成する。この部屋5と仕切板4及び連通口400とを利用して迂回通路500を形成する。この迂回通路500を形成し、空気の滞留時間を確保すること、脱臭効果及び/又は塵埃の捕獲等を意図して、前記連通口400は、図示の例が理想であり、上下位置で、かつ交互に設けることが理想である。尚、出口3に開閉自在のタ゛クト(排出管)を設けることも可能である。
【0026】
6は入り口2に設けた吸込み用のファンで、このファン6のファンケース開口600は吸込み用のホース7に連通されている。また8はファン6、又は後述するホ゜ンフ゜等を駆動する充電式ハ゛ッテリー、電池、家庭用電源等の駆動源であり、スイッチ800を備えている。このスイッチ800は手動、自動の何れでも可能とする。この自動の場合には、介護者本人が自由に、気兼ねなく使用できるので重宝すること、又は他人等による遠隔操作可能として、利便性、汎用性、フ゜ライハ゛シーの保護等が図れること、等の利点がある。尚、ホース7の向きを遠隔操作することも可能であり、前記スイッチ800の操作と連動、又は個別操作を介して前記自己管理、又は利便性、汎用性、フ゜ライハ゛シーの保護等が図れること、等の実益がある。図面では、スイッチ8からのコート゛は省略する。
【0027】
10はケーシンク゛1の下側に設けた脱臭液貯留区で、この脱臭液貯留区10にはホ゜ンフ゜11(水中ホ゜ンフ゜)付きの配管12を設ける。そして、この配管12はケーシンク゛1の上方に設けた脱臭液拡散室13に開口110する。尚、この脱臭液拡散室13は、ケーシンク゛1に一体に形成して、コンハ゜クト化、低コスト化、部材の省略化等に役立てること、又は別体として、取替え自由として、故障対応、清掃の容易化、又は細孔(後述する)の孔寸・位置・数等の変更を可能として、汎用性、利便性等を図る。そして、何れの方式も、原則として脱臭液拡散室13は密閉とするが、必要により開放又は一部開放とすることで、清浄空気及び/又は外気等を取入れて希釈化、又は細粒子化等として、悪臭の臭気除去、別の臭気の添加、薬品添加を介してより利用範囲の拡充を図ることも可能である。そして、この脱臭液拡散室13の下面には、細孔130を開設する。その開設位置、数、寸法等は適宜であり、原則として、この脱臭液拡散室13に脱臭液をフ゜ールする。しかし、湿潤、拡散、又は傾斜、誘導、振動等利用による流れ・拡散の如く、必要により適宜方式を採用する。また図示しないが、ロール拡散、霧化等の方式も可能である。またこの脱臭液拡散室13には取手等の他の構成を付設することもできる。
【0028】
尚、前記仕切板4相互間、仕切板4と脱臭液貯留区10との間には、連通口400a、400bが形成されており、この連通口400aと前記連通口400とで迂回通路500が形成される。図中14は脱臭液貯留区10に設けられた発泡防止用のマット、不織布・フィルター等の濾過材による発泡防止手段で、この発泡防止手段14は、ケーシンク゛1内に発生する泡防止を図るが、必要により設けられる。この発泡防止手段14の最適な例は、図5、図6に示すように仕切板4の連通口400から、対峙する仕切板4との間に傾斜状に設け、この発泡防止手段14をシ゛ク゛サ゛ク゛状に形成する。この発泡防止手段14に流下する消臭液を滴下又は衝止等させることで、消泡効果が期待できる。また必要により不純物の捕捉にも役立ち、長期の使用と、脱臭効果の持続性が確保できる。そして、この発泡防止手段14は薬で行なうことも可能であり、この場合には、原則として前述の発泡防止手段14は使用しない。但し、必要により前記の発泡防止手段14との併用もあり得る。また前記ケーシンク゛1に設けた出口3より、脱臭済の空気(矢印破線で示す)が排気される。
【0029】
図中記号⇒は脱臭液(一例である)の流れを示す。
【0030】
【発明の効果】
請求項1の発明は、処理用の空気を吸込み用の入り口に備えたケーシンク゛と、入り口に設けたファンと、ケーシンク゛を多数の部屋に区画し、多数の部屋を区画する仕切体に通路用の連通口を設け、連通口と前記部屋とで空気の迂回通路を形成し、またケーシンク゛の内底には脱臭液貯留区を形成し、ケーシンク゛の上方には底面に細孔を有する脱臭液拡散室を設け、脱臭液貯留区と脱臭液拡散室とをホ゜ンフ゜付き配管を介して連通し、さらにケーシンク゛に脱臭済の空気排出用の出口を形成した簡易構造の脱臭装置である。従って、携帯に適した小型化、軽量な簡易構造の脱臭装置を提供できること、又は悪臭空気と霧化状態の脱臭剤との接触と、迂回通路による確実な前記接触とを介して脱臭効果が確保できること、略常圧状態の脱臭液拡散室への脱臭剤の搬送を利用してホ゜ンフ゜の小型化、低容量化等が図れること、等の特徴がある。
【0031】
請求項2の発明は、請求項1に記載のファンを備えた入り口を、ケーシンク゛の一方上方に配備し、また脱臭済の空気排出用の出口を、ケーシンク゛の他方上方に配備し、ケーシンク゛内に導入した空気を、各部屋に迂回可能な構成とした簡易構造の脱臭装置である。従って、請求項1の目的を達成できること、及び吸込んだ空気(悪臭)を、確実に消臭して、略無臭の空気(浄化空気)として排気できるケーシンク゛の入り口及び出口の構造を提案できる実益がある。
【0032】
請求項3の発明は、請求項1に記載のホ゜ンフ゜付き配管を、前記脱臭液拡散室に開放して、当該ホ゜ンフ゜の小型化、低容量化を可能とした構成の簡易構造の脱臭装置である。従って、請求項1の目的を達成できること、及びホ゜ンフ゜の小型化、低容量化等が達成できる簡易構造の脱臭装置を提供できる実益がある。
【0033】
請求項4の発明は、請求項1に記載のファンの吸込み力を利用して、ケーシンク゛内の空気を適宜のスヒ゜ート゛で搬送し、空気の脱臭に要する時間を確保して、排出口に誘導(圧送)する構成とした簡易構造の脱臭装置である。従って、請求項1の目的を達成できること、及び吸込んだ空気(悪臭)を、確実に消臭して、略無臭の空気にするために要する時間を確保できること、等の特徴がある。
【0034】
請求項5の発明は、請求項1に記載のファン、ホ゜ンフ゜の駆動源を、充電式ハ゛ッテリー、電池等として汎用形とした構成の簡易構造の脱臭装置である。従って、請求項1の目的を達成できること、及び携帯に便利な簡易構造の脱臭装置を提案できる実益がある。
【0035】
請求項6の発明は、請求項1に記載の脱臭液貯留区に、発泡防止用のマット、不織布等の発泡防止手段を設ける構成とした簡易構造の脱臭装置である。従って、請求項1の目的を達成できること、及び脱臭液の管理の容易化、薬効の向上と、確実な搬送が図れること、等の特徴がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の全体斜視図
【図2】本発明の要部を示した一部省略の分解斜視図
【図3】本発明の全体断面図
【図4】本発明の他の一例を示した一部省略の分解斜視図
【図5】本発明の他の一例の全体断面図
【符号の説明】
1 ケーシンク゛
10 脱臭液貯留区
100 内壁
110 開口
11 ホ゜ンフ゜
12 配管
13 脱臭液拡散室
130 細孔
14 発泡防止手段
2 入り口
3 出口
4 仕切板
400 連通口
400a 連通口
400b 連通口
5 部屋
500 迂回通路
6 ファン
600 ファンケース開口
7 ホース
8 駆動源
800 スイッチ
Claims (6)
- 処理用の空気を吸込み用の入り口に備えたケーシンク゛と、この入り口に設けたファンと、前記ケーシンク゛を多数の部屋に区画し、この多数の部屋を区画する仕切体に通路用の連通口を設け、この連通口と前記部屋とで空気の迂回通路を形成し、また前記ケーシンク゛の内底には脱臭液貯留区を形成し、前記ケーシンク゛の上方には底面に細孔を有する脱臭液拡散室を設け、前記脱臭液貯留区とこの脱臭液拡散室とをホ゜ンフ゜付き配管を介して連通し、さらに前記ケーシンク゛に脱臭済の空気排出用の出口を形成した簡易構造の脱臭装置。
- 請求項1に記載のファンを備えた入り口を、前記ケーシンク゛の一方上方に配備し、また脱臭済の空気排出用の出口を、このケーシンク゛の他方上方に配備し、このケーシンク゛内に導入した空気を、各部屋に迂回可能な構成とした簡易構造の脱臭装置。
- 請求項1に記載のホ゜ンフ゜付き配管を、前記脱臭液拡散室に開放して、当該ホ゜ンフ゜の小型化、低容量化を可能とした構成の簡易構造の脱臭装置。
- 請求項1に記載のファンの吸込み力を利用して、前記ケーシンク゛内の空気を適宜のスヒ゜ート゛で搬送し、この空気の脱臭に要する時間を確保して、前記排出口に誘導(圧送)する構成とした簡易構造の脱臭装置。
- 請求項1に記載のファン、ホ゜ンフ゜の駆動源を、充電式ハ゛ッテリー、電池等として汎用形とした構成の簡易構造の脱臭装置。
- 請求項1に記載の脱臭液貯留区に、発泡防止用のマット、不織布等の発泡防止手段を設ける構成とした簡易構造の脱臭装置。
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