JP2004141291A - 遠隔診断システム - Google Patents

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小川 哲司
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Abstract

【課題】遠隔診断システムにおいて、実際に診断を行う医師が診断目的応じた最適な撮影条件を指定することによって、依頼医に適切な撮影作業を指示可能にする。
【解決手段】依頼元病院10は、眼底画像を撮影するための眼底カメラなどの撮影装置11と、撮影した画像と共に検査情報、患者情報などを記録して、依頼医10Aが他の診断医に依頼を行うための依頼医用端末12とを備えている。依頼用端末12はLANやインターネットなどネットワークを通じて管理サーバ20に接続され、管理サーバ20に診断依頼票を送信しデータの登録を行うことにより診断依頼を行うようにされている。管理サーバ20は撮影目的に応じた撮影条件等を登録及び記憶する手段を有し、ネットワークを通じて登録されている依頼元病院10、診断医30A、30B、30Cの診断用端末31A、31B、31Cから接続が可能とされている。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数の医師が連携して診断を行う遠隔診断システムであり、より詳しくは医用画像を含む診療情報を格納したデータベースを持つサーバと、そのサーバに接続された依頼用端末と診断用端末を有する遠隔診断システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、医師が患者の診断を行う多くの場合に、一人の患者に対して一人の医師が診断を行っている。病気の種類、患者の状態によっては他の医師に参考意見を求めたり、他の病院を紹介して診断を委託することが必要となる場合も多い。
【0003】
例えば、糖尿病の患者が内科医を訪れた場合に、糖尿病性網膜症の可能性があるために眼科の検査を行うことが望ましいが、同じ病院施設内に眼科が無い場合には眼科医へ紹介することとなる。その場合に、紹介状や検査データ票などを作成しなければならず、また紹介先の相手との診療情報のやりとりが必要であり、多大な時間と労力が必要とされている。また、患者においても内科医と眼科医、別々に通院しなければならず面倒である。
【0004】
これを解決するために、一部の内科医では遠隔診断システムを利用し、ネットワークを介してデジタル化された医用画像を含む診療情報を眼科医とやりとりすることで、網膜症の読影、診断等を行っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上述の従来例においては、医用画像を撮影しその診断を依頼する側の医師と、実際に診断する医師が異なるため、診断に求められる画像と実際に撮影される画像に喰い違いが生ずるという問題がある。つまり、依頼側は診断の目的及び患者の病名は充分把握していても、その画像診断を行うためにどのような画像が必要であるかを把握することは困難となる。
【0006】
その結果、要求される画質や部位などを満たせずに、再度の取り直しが必要になったり、不必要に画像サイズの大きな高画質画像を配信して転送効率を落としてしまったりと、非効率な作業を行う可能性を多分に含んでいる。これは撮影から診断にかかる時間の短縮という遠隔診断システムの利点を大きく損ねてしまうだけでなく、不必要な大容量画像を配信するために高価なハードウェアを必要とし、設備コストや運用コストを引き上げてしまうという問題もある。
【0007】
また、この問題を回避するために、依頼医が手動で診断医の要求する画像に設定するという作業も考えられるが、特に枚数が多い場合に非常に手間がかかり、また間違いが発生し易いという問題がある。
【0008】
本発明の目的は、上述の問題点を解消し、診断目的に応じて求められる画像の撮影条件を、実際に診断する医師が設定することにより、効率を大幅に高めることが可能な遠隔診断システムを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための請求項1に係る本発明は、医用画像を含む医用情報を格納したデータベースを持つサーバと、該サーバに接続した依頼用端末と、該依頼用端末に接続した医用撮影装置と、前記サーバに接続した診断用端末とから成る遠隔診断システムであって、前記依頼用端末に配置し依頼医が診断目的を入力する診断目的入力手段と、前記診断用端末に配置し診断医が撮影条件及び(又は)撮影シーケンスを設定する条件設定手段と、前記診断目的入力手段と前記条件設定手段とにより設定する内容を関連付けて記憶する撮影条件記憶手段とを備え、該撮影条件記憶手段からの出力に基づいて前記医用撮影装置を制御する制御手段とを有することを特徴とする遠隔診断システムである。
【0010】
請求項2に係る本発明は、前記撮影条件記憶手段によって記憶する条件は、医用画像の種別であることを特徴とする請求項1に記載の遠隔診断システムである。
【0011】
請求項3に係る本発明は、前記撮影条件記憶手段によって記憶する条件は、医用画像の解像力であることを特徴とする請求項1に記載の遠隔診断システムである。
【0012】
請求項4に係る本発明は、前記撮影条件記憶手段によって記憶する条件は、医用画像のフォーマットであることを特徴とする請求項1に記載の遠隔診断システムである。
【0013】
請求項5に係る本発明は、前記撮影条件記憶手段によって記憶する条件は、医用画像の圧縮率であることを特徴とする請求項1に記載の遠隔診断システムである。
【0014】
請求項6に係る本発明は、前記撮影条件記憶手段によって記憶する条件は、診断する部位であることを特徴とする請求項1に記載の遠隔診断システムである。
【0015】
請求項7に係る本発明は、前記撮影条件記憶手段によって記憶する条件は、医用画像の撮影枚数であることを特徴とする請求項1に記載の遠隔診断システムである。
【0016】
請求項8に係る本発明は、複数の診断医から担当診断医を選択する選択手段を有し、前記撮影条件記憶手段は担当診断医の識別情報及び(又は)診断内容も関連付けて記憶することを特徴とした請求項1に記載の遠隔診断システムである。
【0017】
請求項9に係る本発明は、前記条件設定手段は診断目的に対応した複数の条件を設定可能であることを特徴とした請求項1に記載の遠隔診断システムである。
【0018】
請求項10に係る本発明は、医用画像を含む医用情報を格納したデータベースを持つサーバと、該サーバに接続した医用撮影端末と、診断用端末とから成る遠隔診断システムであって、前記医用撮影端末において依頼医が診断目的を入力する診断目的入力手段と、前記診断用端末において診断医が撮影条件及び(又は)撮影シーケンスを設定する条件設定手段とを備え、前記診断目的入力手段と前記条件設定手段により設定する内容を関連付けて記憶する撮影条件記憶手段と、該撮影条件記憶手段からの出力に基づいて前記医用撮影端末を制御する制御手段とを有することを特徴とする遠隔診断システムである。
【0019】
請求項11に係る本発明は、前記撮影条件記憶手段によって記憶する条件は、医用画像の解像力であることを特徴とする請求項10に記載の遠隔診断システムである。
【0020】
請求項12に係る本発明は、前記撮影条件記憶手段によって記憶する条件は、医用画像のフォーマットであることを特徴とする請求項10に記載の遠隔診断システムである。
【0021】
請求項13に係る本発明は、前記撮影条件記憶手段によって記憶する条件は、医用画像の圧縮率であることを特徴とする請求項10に記載の遠隔診断システムである。
【0022】
請求項14に係る本発明は、前記撮影条件記憶手段によって記憶する条件は、診断する部位であることを特徴とする請求項10に記載の遠隔診断システムである。
【0023】
請求項15に係る本発明は、前記撮影条件記憶手段によって記憶する条件は、医用画像の撮影枚数であることを特徴とする請求項10に記載の遠隔診断システムである。
【0024】
請求項16に係る本発明は、複数の診断医から担当診断医を選択する選択手段を有し、前記撮影条件記憶手段は担当診断医の識別情報及び(又は)診断内容を関連付けて記憶することを特徴とする請求項10に記載の遠隔診断システムである。
【0025】
請求項17に係る本発明は、前記条件設定手段は診断目的に対応した複数の条件を設定可能であることを特徴とする請求項10に記載の遠隔診断システムである。
【0026】
【発明の実施の形態】
本発明を図示の実施の形態に基づいて詳細に説明する。
図1は第1の実施の形態の遠隔診断システムの構成図を示す。依頼元病院10は、眼底画像を撮影するための眼底カメラなどの撮影装置11と、撮影した画像と共に検査情報、患者情報などを記録して、依頼医10Aが他の診断医に依頼を行うための依頼医用端末12とを備えている。患者情報等を含むローカルデータベース13が撮影装置11、依頼用端末12に接続され、データベース13には患者の受付時に登録した患者情報が格納されており、画像撮影時又は診断依頼時に患者情報入力をこの患者情報データベース13から検索して行うこともできる。
【0027】
依頼用端末12はLANやインターネットなどネットワークを通じて管理サーバ20に接続され、管理サーバ20に診断依頼票を送信しデータの登録を行うことにより診断依頼を行うようにされている。管理サーバ20の記憶装置21には、読影の診療情報データベース、診断依頼のオーダを管理するオーダ管理データベース、登録している医師のデータを管理する医師管理データベース、後述する撮影条件データベース、課金・配金の管理する課金データベースなどが記録されている。
【0028】
管理サーバ20には、ネットワークを通じて登録されている依頼元病院10の依頼用端末12、診断医30A、30B、30Cの診断用端末31A、31B、31Cから接続が可能とされている。管理サーバ20は依頼元病院10の施設内にあってもよいが、依頼元病院10とは別の個所にあるインターネットなど公共のネットワークでアクセス可能な施設であっても支障はない。また、管理サーバ20は複数のデータベース(DB)から構成されているが、分散管理することも可能である。
【0029】
診断医30A、30B、30Cは、それぞれ診断用端末31A、31B、31Cから、ネットワークを介して管理サーバ20にアクセスすることにより自分に課された診断依頼を閲覧し、診断結果を記入し、管理サーバ20に送信して診断結果のデータを登録することができる。診断用端末31は電子署名、或いはパスワードなどで本人の確認を取ることにより、複数の診断医が1台の端末を共有して使用することも可能である。
【0030】
図2は診断医30A、30B、30Cが、診断目的に応じた撮影条件や撮影シーケンス等を予め設定する設定画面であり、診断医30Aが管理サーバ20にアクセスすることにより、診断用端末31Aに表示される。
【0031】
診断医30Aは先ず診断目的2aから入力する。ここでは、連携医療を行う依頼元の内科医が診断依頼すべき診断目的がプルダウンメニュー等で予め準備されている。項目の内容は図2に示すように、具体的に疑いのある病名を入力することも可能であるし、“スクリーニング”などの目的でもよい。
【0032】
次に、画像の種別2bを入力する。仮に、他の画像と併用したい場合は、この項目を複数準備して、それぞれに対して以降の項目を増やすことにより対応が可能となる。次に、診断医30Aはその診断に対して要求すべき画像がどのような条件及び方法で撮影すべきかを設定する。
【0033】
先ず、解像力2cを設定する場合に、解像力は○○本/mm などの表現でもよいし、撮影装置側で“Fine”などと記号化されている場合や、画像サイズのなどで表現されている場合は、撮影装置に合わせた形式の項目を準備してもよい。次に、撮影モード2dとして通常カラー撮影や、螢光撮影、前眼部撮影などを入力する。画像フォーマット2eは直接指定してもよいし、圧縮の可否などで表現してもよい。圧縮可能なフォーマットの場合はその圧縮率2fを入力する。
【0034】
撮影部位2gとして、後極部、周辺上耳側、乳頭部のみなどと入力する。複数の部位が必要な場合に、複数の項目が入力可能にしてもよい。また、撮影枚数2hは両眼撮影の要不要や、周辺撮影など必要な場合に、何枚撮影するか等を入力すればよい。このような設定作業が終了すると、画面上の登録ボタン2iをクリックすると、診断用端末31Aで設定された内容が管理サーバ20に送信される。
【0035】
管理サーバ20では、診断医30Aの識別情報と共に、診断目的に応じた上記の設定内容が撮影条件データベースに登録され保管される。また、診断医30Aが他の診断目的に対して設定を継続する場合には、上記の作業を繰り返せばよい。
【0036】
例えば、診断医30Bがスクリーニング診断のみの契約で、遠隔診断システムに参加している場合も考えられる。その場合には、診断用端末31Bからの設定画面は、管理サーバ20が医師の契約状況や専門分野などを判断して、図2の診断目的2aを非表示にして画面表示する。診断医30Bはスクリーニング目的に必要な画像の設定を行って、登録ボタン2iをクリックする。その場合も診断医30Bの識別情報と共に診断目的を自動的に“スクリーニング”とし、設定内容が保存される。
【0037】
また、図2はプルダウンメニューにより予め設定されている設定項目を選択させる形式を想定しているが、最初に診断目的を入力した時点で一般的に多く用いられる設定に、以下の項目を変更し、その診断医が変更した部分だけ設定させることも考えられる。以上の手順で診断目的に応じた撮影条件及び撮影シーケンスの設定登録作業が完了する。
【0038】
依頼元病院10が撮影装置を使った依頼作業を行う場合で、仮に依頼元病院10の依頼医者10Aが内科医で、糖尿病患者の診察時に眼科の診断医30Aに糖尿病性網膜症の診断を依頼する場合を想定して説明する。
【0039】
先ず、依頼医10Aは依頼用端末12を用いて管理サーバ20にアクセスし、遠隔診断依頼が発生したことを伝える。図3は管理サーバ20が依頼用端末12に依頼用画面を表示し、依頼医10Aが患者情報等の必要項目を入力した画面の説明図である。
【0040】
依頼医10Aは診断目的2aとして糖尿病性網膜症を選択し、診断医30Aを選択する。ここで、撮影開始ボタン3aをクリックすることにより、図2において診断医30Aが先に設定した撮影条件が、検査番号や患者情報と共に撮影装置11に転送される。
【0041】
依頼医10Aが撮影を開始する際には、既に撮影装置11に対する撮影条件設定は完了されており、図2において設定した通常カラーモードで、撮影部位2gは後極部を撮影可能に固視灯が設定されている。被検眼に対しアライメントを行い撮影すると、得られた眼底画像の処理を開始する。
【0042】
先ず、設定された解像力に合うように、画像の間引き処理等のサイズ変更処理を行う。本実施の形態では、“FINE”を指定しているので、その場合に間引き処理は行わなくてもよい。次に、指定されたフォーマット2e及び圧縮率2fとなるように、フォーマット変換処理を行う。以上の処理で指定された条件を満たした画像が、検査番号等をファイルIDとして、撮影装置11内の図示しない記録媒体に保管される。
【0043】
片眼の撮影を終了すると、撮影装置11の図示しない操作モニタから、逆の眼を引き続き撮影することを促すメッセージが表示される。同じ手順で逆の眼の撮影を終了すると、同様に指定された画像が、撮影装置11内の記録媒体に格納される。決められた撮影シーケンスを終了すると、依頼医10Aは依頼用端末12の図3の画面に対し、撮影終了ボタン3bをクリックする。
【0044】
撮影終了が操作された時点で、依頼用端末12は撮影装置11の記録媒体から検査番号に対応した画像を検索して画像を受け取る。画像の転送が終了すると、図4に示す画面が表示される。依頼医10Aは最終確認を行い、問題がなければ診断依頼ボタン4bをクリックする。
【0045】
この操作により、依頼内容及び眼底画像は管理サーバ20に配信される。次に、管理サーバ20は診断医30Aに対し電子メール等で診断依頼が発生したことを通知する。診断医30Aは診断用端末31Aから管理サーバ20にアクセスし、依頼医10Aが撮影した眼底画像を診断し、診断結果を記入し管理サーバ20に登録する。管理サーバ20は診断終了を依頼医10Aに同様に通知し、依頼医10Aが診断結果を確認する。
【0046】
以上のフローによって、非撮影者である診断する側の診断医30Aが求める画像を的確に撮影することが可能となる。また、診断目的2aなどによって高精細の画像を必要としない場合などには、予め画像サイズを小さくすることが可能となり、前述した画像配信作業及びそれに要する時間が非常に短縮される。
【0047】
本実施の形態では、医用画像撮影装置11の例として眼底カメラを想定したが、他の医用撮影装置においても同様の効果が得られる。また本実施の形態では、撮影装置11の内部で画像のサイズ変更処理及びフォーマット変換処理を行ったが、一旦未処理の画像をローカルデータベース13に保管し、その後に診断医30が設定した画像に加工して転送を行うこともできる。
【0048】
図2では依頼医10Aが診断医30Aを直接指定する例を示したが、診断目的や診断医30Aのスケジュールなどにより、管理サーバ20が診断医を自動選択してもよい。その場合には、撮影条件データベースに格納された各診断医の設定した撮影条件によって撮影装置11が設定される。
【0049】
図3では、依頼医10Aが診断目的等を選択する形態を説明したが、依頼元病院10内に検査オーダを発生、管理するシステムを有する場合には、そのオーダファイルから内容を自動的に読み取ってもよい。
【0050】
図5は第2の実施の形態の構成図であり、依頼用端末12が削除され、撮影装置11に依頼用端末12が持つ機能を持たせた場合を示している。ここで、撮影装置11はローカルデータベース13や管理サーバ20に直接アクセス可能に接続されている。
【0051】
撮影前の手順としては、依頼医10Aが撮影装置11に対し患者IDなどを入力することにより、ローカルデータベース13から必要な患者情報を検索し取り込みを行う。次に、診断依頼、診断目的及び診断医を撮影装置11に入力した時点で、管理サーバ20から直接撮影条件が転送され第1の実施の形態と同様に設定される。以後は同様に撮影を行い、診断依頼を終了することにより全ての情報が管理サーバ20に転送される。
【0052】
【発明の効果】
以上説明したように本発明に係る遠隔診断システムは、医用画像の遠隔診断を高精度で効率良く行うことができ、特に診断する医師によって求める画像が異なる場合や、依頼する側の医師が撮影装置に対する知識が浅い場合などについても有効である。
【0053】
また、高解像度で撮影可能な医療用撮影装置を用いて医用画像を撮影した場合や、依頼用端末や診断用端末とサーバ間のネットワーク帯域が狭い場合に、診断に必要な最適な画像サイズで医用画像を配信することによって、短時間で確実な遠隔診断を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態のシステム構成図である。
【図2】撮影条件設定画面の説明図である。
【図3】診断依頼画面の説明図である。
【図4】診断依頼画面の説明図である。
【図5】第2の実施の形態のシステム構成図である。
【符号の説明】
10 依頼元病院
10A 依頼医
11 撮影装置
12 依頼用端末
13 ローカルデータベース
20 管理サーバ
21 記憶装置
30A〜30C 診断医
31A〜31C 診断用端末

Claims (17)

  1. 医用画像を含む医用情報を格納したデータベースを持つサーバと、該サーバに接続した依頼用端末と、該依頼用端末に接続した医用撮影装置と、前記サーバに接続した診断用端末とから成る遠隔診断システムであって、前記依頼用端末に配置し依頼医が診断目的を入力する診断目的入力手段と、前記診断用端末に配置し診断医が撮影条件及び(又は)撮影シーケンスを設定する条件設定手段と、前記診断目的入力手段と前記条件設定手段とにより設定する内容を関連付けて記憶する撮影条件記憶手段とを備え、該撮影条件記憶手段からの出力に基づいて前記医用撮影装置を制御する制御手段とを有することを特徴とする遠隔診断システム。
  2. 前記撮影条件記憶手段によって記憶する条件は、医用画像の種別であることを特徴とする請求項1に記載の遠隔診断システム。
  3. 前記撮影条件記憶手段によって記憶する条件は、医用画像の解像力であることを特徴とする請求項1に記載の遠隔診断システム。
  4. 前記撮影条件記憶手段によって記憶する条件は、医用画像のフォーマットであることを特徴とする請求項1に記載の遠隔診断システム。
  5. 前記撮影条件記憶手段によって記憶する条件は、医用画像の圧縮率であることを特徴とする請求項1に記載の遠隔診断システム。
  6. 前記撮影条件記憶手段によって記憶する条件は、診断する部位であることを特徴とする請求項1に記載の遠隔診断システム。
  7. 前記撮影条件記憶手段によって記憶する条件は、医用画像の撮影枚数であることを特徴とする請求項1に記載の遠隔診断システム。
  8. 複数の診断医から担当診断医を選択する選択手段を有し、前記撮影条件記憶手段は担当診断医の識別情報及び(又は)診断内容も関連付けて記憶することを特徴とした請求項1に記載の遠隔診断システム。
  9. 前記条件設定手段は診断目的に対応した複数の条件を設定可能であることを特徴とした請求項1に記載の遠隔診断システム。
  10. 医用画像を含む医用情報を格納したデータベースを持つサーバと、該サーバに接続した医用撮影端末と、診断用端末とから成る遠隔診断システムであって、前記医用撮影端末において依頼医が診断目的を入力する診断目的入力手段と、前記診断用端末において診断医が撮影条件及び(又は)撮影シーケンスを設定する条件設定手段とを備え、前記診断目的入力手段と前記条件設定手段により設定する内容を関連付けて記憶する撮影条件記憶手段と、該撮影条件記憶手段からの出力に基づいて前記医用撮影端末を制御する制御手段とを有することを特徴とする遠隔診断システム。
  11. 前記撮影条件記憶手段によって記憶する条件は、医用画像の解像力であることを特徴とする請求項10に記載の遠隔診断システム。
  12. 前記撮影条件記憶手段によって記憶する条件は、医用画像のフォーマットであることを特徴とする請求項10に記載の遠隔診断システム。
  13. 前記撮影条件記憶手段によって記憶する条件は、医用画像の圧縮率であることを特徴とする請求項10に記載の遠隔診断システム。
  14. 前記撮影条件記憶手段によって記憶する条件は、診断する部位であることを特徴とする請求項10に記載の遠隔診断システム。
  15. 前記撮影条件記憶手段によって記憶する条件は、医用画像の撮影枚数であることを特徴とする請求項10に記載の遠隔診断システム。
  16. 複数の診断医から担当診断医を選択する選択手段を有し、前記撮影条件記憶手段は担当診断医の識別情報及び(又は)診断内容を関連付けて記憶することを特徴とする請求項10に記載の遠隔診断システム。
  17. 前記条件設定手段は診断目的に対応した複数の条件を設定可能であることを特徴とする請求項10に記載の遠隔診断システム。
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