JP2004141077A - 愛玩動物用シートとその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】抗菌消臭材として、成分未抽出の茶、檜等の乾燥粉末を使用することによって、高価な設備(茶殻乾燥機など)を必要とせず、十分な抗菌消臭効果や芳香効果が得られるようにする。
【解決手段】下側吸水性紙層部(2b)の下から空気吸引を行いながら、上から混合物(1)として含有量15〜30重量部のパルプと、含有量3〜8重量部のポリマーと、粉末状の水溶性成分未抽出の茶あるいは檜材の粉末からなる含有量3〜8重量部の抗菌消臭粉体とを散布し、前記混合物の上下を吸水性紙層部(2a、2b)で覆った後、吸水性紙層部と混合物の間の吸収体を一体化し、吸収性能を向上させるための凹凸模様をエンボス加工により設け、その上下を不織布(3)とビニールシート(4)で覆い、単位製品毎に切り離して、それぞれの周端部を接着する。
【選択図】 図1
【解決手段】下側吸水性紙層部(2b)の下から空気吸引を行いながら、上から混合物(1)として含有量15〜30重量部のパルプと、含有量3〜8重量部のポリマーと、粉末状の水溶性成分未抽出の茶あるいは檜材の粉末からなる含有量3〜8重量部の抗菌消臭粉体とを散布し、前記混合物の上下を吸水性紙層部(2a、2b)で覆った後、吸水性紙層部と混合物の間の吸収体を一体化し、吸収性能を向上させるための凹凸模様をエンボス加工により設け、その上下を不織布(3)とビニールシート(4)で覆い、単位製品毎に切り離して、それぞれの周端部を接着する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、愛玩動物の常に居る場所の敷物として使用し、尿、その他の排泄物の水分を吸収するだけでなく、汚物の腐敗を防止し、発生する臭気を取り除き、芳香による周囲雰囲気の浄化にも役立つような愛玩動物用シートとその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、愛玩動物用シートとして、パルプあるいはパルプスラッジを主成分とするパルプ系のものを吸水性の高いポリマー(高分子吸水体)とともに吸水紙に挟み込み、その下側に不透水性のプラスチック膜、上側に透水性の不織布などを配した衛生シーツの一部が、流用されている。
【0003】
また、産業廃棄物として処理されるコーヒー液抽出残留液や茶殻に抗菌・殺菌作用があることに着目して、愛玩動物が排泄した汚物の水分を吸収するだけでなく、積極的に抗菌消臭効果を期待して、これらの産業廃棄物を、乾燥し、粉末化して上記の物に加え、あるいは産業廃棄物から再抽出した液を吸水紙にしみこませたり、あるいは乾燥させ、その乾燥物を他の物に加えて混合した混合物を、吸水紙に挟み込むなどの提案がある(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開2000−129592号公報(第5−7頁、第1図)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
前記発明の提案のように衛生シーツなどに使用するコーヒー液抽出残留液や茶殻類は、ある程度多量に纏まって入手するルートがないと、工場生産に適さない。したがって、国内にあっては、ボトル詰めにする量産工場(ドリンク製造工場)等から、コーヒーやお茶を抽出した後に大量に排出される残滓を、流通機構を介して入手することが考えられる。
もし、これらを前記の製造工場より一括購入すれば、一時、一定期間の保存が必要となる場合が多い。
【0006】
ところが、これらの残滓は、成分に抗菌物質が含まれていても80%前後の水分も含んでいるので、通常の環境では腐敗が早く、特に夏の季節には直ぐに腐ってしまう。
そこで、これらの残滓の乾燥のために、入荷後直ぐに処理するするための、毎時間1トン程度の処理能力を有する高価な乾燥設備が必要となる。また、その乾燥物を適当な大きさに粉砕するために高価な粉砕機が必要となる。
したがって、これらの残滓の利用は、産業廃棄物の再利用という環境保全に役立つ有意義な方法であるにもかかわらず、上記のように莫大な設備投資と余分な加工経費を必要とするので、現在工場生産化されていない実情にある。
【0007】
一方、上記の残滓ではなく、同じ産業廃棄物であっても、製茶工場で各種加工工程に使用する設備の内部に残った製品化できない粉末状のお茶や、製材工場から切断加工時に排出される檜材の切削粉、あるいは伐採された檜材の処理時や森林養生のための間伐時などに出る檜の枝葉を、乾燥し粉末状にしたものなどがあるが、それらは有効成分の抽出以前のものであるので、芳香性もあり、とくに抗菌消臭効果は高い。
しかし、これらの製茶工場や製材工場は小規模のところが多く、流通機構の不備などもあって安価な多量一括購入が難しいという問題があった。
【0008】
ところが、最近では海外の特定国ではあるが、産業の規模拡大が進み、流通機構も近代化されるに至って、粉茶や檜の粉末などが容易に、かつ安価に入手できるようになってきつつある。しかも、抗菌消臭成分が未抽出であるため、抽出後の残滓を利用するよりその効果は遙に大きい。
それにもかかわらず、現時点では、この有効成分抽出以前の粉茶などに注目して利用しようとするには至っていない。
【0009】
本発明の課題は、上記の問題を解決するために、乾燥状態の粉茶や檜の粉末を利用することにより、工程の無駄を省くことができ、高価な設備を必要とせず、低価格でありながら十分な抗菌消臭効果や芳香効果も得られるような、愛玩動物用シートとその製造方法を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために、請求項1の発明は、少なくとも天然物素材からなる抗菌消臭用粉体と吸水用粉体を挟みこんだ吸水性紙層部(2a、2b)を含み、前記抗菌消臭用粉体が製茶加工工程において排出される水溶性成分未抽出の 茶、あるいは檜材の粉末であることを特徴とする愛玩動物用シートである。
【0011】
請求項2の発明は、請求項1に記載の愛玩動物用シートにおいて、前記吸水性紙層部(2a、2b)に挟み込む混合物(1)は、含有量3乃至8重量部の粉茶と、含有量15乃至30重量部のパルプと、含有量3乃至8重量部のポリマーと、を含むことを特徴とする愛玩動物用シートである。
【0012】
請求項3の発明は、請求項1に記載の愛玩動物用シートにおいて、前記吸水性紙層部(2a、2b)に挟み込む混合物(1)は、含有量3乃至8重量部の粉末状の檜材と、含有量15乃至30重量部のパルプと、含有量3乃至8重量部のポリマーと、を含むことを特徴とする愛玩動物用シートである。
【0013】
請求項4の発明は、挟み込むべき混合物(1)の下面に接する下側吸水性紙層部(2b)の下から真空吸引を行いながら、該下側吸水性紙層部(2b)の上から前記混合物(1)として含有量15乃至30重量部のパルプ(11)と、含有量3乃至8重量部のポリマー(12)と、粉末状の水溶性成分未抽出の茶あるいは檜材の粉末からなる含有量3乃至8重量部の抗菌消臭粉体(13)とを散布し、前記散布により載置された前記混合物(1)の上面を上側吸水性紙層部(2a)の素材で覆い、前記下側吸水性紙層部(2b)及び上側吸水性紙層部(2a)に、前記混合物(1)とを一体化するための凹凸模様をエンボス加工により設け、前記上側吸水性紙層部(2a)の上面を不織布(3)で覆うとともに、前記下側吸水性紙層部(2b)の下面をビニールシート(4)で覆い、前記不織布(3)と前記ビニールシート(4)のそれぞれの周端部を接続することを特徴とする愛玩動物用シートの製造方法である。
【0014】
【発明の実施の形態】
本発明者は、原材料集荷時に乾燥状態にあり、従来産業廃棄物となるべき粉茶、あるいは檜材の粉末を、抗菌消臭用剤として愛玩動物用シートに混入すれば、、無駄な工程が無く安価に製品化できることに着目した。
これにより、設備投資と加工経費を低く抑えることができ、製品量産化の実現が容易となる。とくに、粉茶の場合は、水溶性成分を抽出する前の有効成分が豊富に含まれる状態で利用するので、同一効果を期待するために必要な混入量は、茶殻使用の場合に比べて遙に少なくて済む。
【0015】
以下、図面等を参照して、本発明の愛玩動物用シートの実施の形態について、さらに詳しく説明する。
図1は、本発明の愛玩動物用シートの一例を、上下方向の平面で切断し、中央の一部を省略して示した断面図である。
図に示すように、本発明の愛玩動物用シートは、吸水と抗菌消臭の効果を有する混合物1を、上下の吸水性紙層部(本実施形態例では吸水紙2aと2b)の間に挟み、さらにその外側に、上側は透水性の高い不織布3で、下側は透水性のないビニールシート4で覆うようにして構成してある。
【0016】
混合物1は、例えば小型犬用のレギュラーサイズ(30cm×45cm)の場合では、基材としての含有量20重量部のパルプ類と、吸水材としての含有量5重量部のポリマーと、抗菌消臭材(芳香材を兼ねる)として含有量5重量部の粉末状の水溶性成分未抽出の茶(あるいは檜材の粉末)を混合したものである。
吸水紙2aと2bには、それぞれその内側に隣接する混合物1との間、および上側に隣接する不織布3あるいは下側に隣接するビニールシート4との間に、吸収体を一体化し、吸収性能を向上させるために、その全面にわたってエンボス加工(加熱、加圧)による凹凸模様が作られている。
【0017】
混合物1に含まれる主原料は、粒度60メッツシュ以下の粉体で、木粉またはその他の有機物の粉体、または、リサイクルしたパルプその他のリサイクル物体(有機物)である。たとえば、牧草、籾殻、みかんの殻、ピーナツの殻、ピートモス、木粉などである。
ポリマーは、高分子吸水体で、自重の数10倍〜2000倍程度の水を吸収しても形を保持できるものである。
【0018】
抗菌消臭材として茶類を選択する場合は、例えば、お茶(本実施形態の場合は緑茶)の製茶工程で必然的に排出される粉体(ティーパックその他のものに使用され、一般に粉茶といわれる)を使用する。
また、茶摘み作業は、1番茶、2番茶、3番茶と複数回が行われるが、各茶摘み作業後に剪定鋏みなどで剪定作業が行われる。この剪定作業で切り落とされた茶葉(従来はそのまま放置されていたもの)を、粉体にしたものを使用しても、同様な効果が得られる。
この粉茶は、水溶性成分が抽出されていないので、抗菌、殺菌作用の強いカテキンなどの有効成分は、飲用されるお茶や、飲用茶抽出後の茶殻に比べても、遙に多く含んでいる。
檜の粉末を選択する場合は、製材所で檜材を切断や切削により加工する際に発生する粉末状の屑として残ったものなどを使用する。
この粉末には、ヒノキチオールが含まれ、防腐と芳香(消臭にもなる)効果も大である。
【0019】
図2は、本発明の愛玩動物用シートの製造工程の中のシート各層の積層を終えるまでの流れを、製造設備の各要素をモデル化して示した説明図(モデル図)である。
以下、製法の概要について述べる。
図2において、積載機10aには、パルプ11を入れ、ホッパー10bには、ポリマー12を入れ、ホッパー10cには、粉末状の水溶性成分未抽出の茶、あるいは、檜材の粉末などの抗菌消臭用粉体13を入れる。
繰出しローラー20aには、上側給水性紙層部を形成するための給水紙2aを巻き取ったロールを装着し、繰出しローラー20bには、下側給水性紙層部を形成するため給水紙2bを巻き取ったロールを装着し、繰出しローラー20cには不織布3を巻き取ったロールを装着し、繰出しローラー20dには、ビニールシート4を巻き取ったロールを装着する。
【0020】
繰出しローラー20bから繰り出した給水紙2bの上からパルプ11、ポリマー12、抗菌消臭用粉体13を散布するが、給水紙2bの下側には真空吸引装置30が配置されていて、負圧を与えて給水紙2bの上にパルプ11、ポリマー12、抗菌消臭用粉体13を、混合物1として順次吸着しその位置に定着させる。
前記各粉体の散布量は、例えば、前記レギュラーサイズの場合は、出来上がりの単位製品毎に、パルプ11は略含有量20重量部に、ポリマー12は略含有量5重量部に、抗菌消臭用粉体13は略含有量5重量部になるように調整する。
【0021】
つぎに、給水紙2bの上の混合物1の上に、繰出しローラー20aから給水紙2aを繰り出して覆う。
続いて上下の吸水紙2a、2bと、混合物1の間、及び、不織布3あるいはビニールシート4との間の摩擦を大きくするためにエンボス加工を行う。このエンボス加工は、上下の吸水紙2a、2bの間に挟まれている混合物1がシートの運搬あるいは使用中にシートの一方に偏らないようにするためのものである。
エンボス加工は、混合物1を挟み込んだ吸水紙2aおよび2bを、エンボス加工用の加熱加圧ローラー21aと21bの間を通過させて行う。
この上と下からの加熱加圧により、混合物1は圧縮され、パルプ11の繊維に、粉末状のポリマー12と混合物1が絡み固形化される。また吸水紙2a、2bには凹凸模様が作られて固形化された混合物1に食い込む。そこで、吸水紙2a、2bと混合物1は一体化される。
【0022】
エンボス加工が終わった吸水紙2aおよび2bは、混合物1を挟んだ状態で、次の工程に進み、繰出しローラー20cから繰り出した不織布3で上側を覆うとともに、繰出しローラー20dから繰り出したビニールシート4で下側を覆い、図示しない装置で単位製品毎の境界部を切断して切り離し、不織布3とビニールシート4のそれぞれの周縁部を接着し、単位製品として装置外に排出する。
【0023】
こうして作られた単位製品は、前記のレギュラーサイズで厚さが普通型の場合は、パルプ20〜25gに、径250μの抗菌消臭用粉体の2〜3g及び同様の給水体(ポリマー)の3〜5gが絡んで一体化されたものが得られる。
レギュラーサイズの薄型の場合は、パルプ7〜10gに、径250μの抗菌消臭用粉体の2〜3g及び同様のポリマー(給水体)の2〜3gが絡んで一体化されたものが得られるが、抗菌消臭用粉体の分布は、上部(製品の表面)ほど、その密度が高くなるので、十分な芳香と抗菌消臭効果が得られる。
【0024】
(変形形態)
以上説明した実施形態に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の均等の範囲内である。
例えば、図2の各工程に使用する機器、装置の種類とその配置は、本発明の主旨に沿うもであれば何でもよい。
また、檜の粉体は、通常のおが屑でもよいが、葉のついた小枝を天然乾燥して粉砕したものは、通常のおが屑の2〜3倍のヒノキチオールの含有が認められ、好ましく使用できる。
【0025】
【発明の効果】
以上詳しく説明したように、
(1) 抗菌消臭用粉体と吸水用粉体を挟みこんだ吸水性紙層部があって、そこに製茶加工工程において排出される水溶性成分未抽出の茶、あるいは檜材の粉末を混入させてあるので、高価な設備を必要とせず、低価格でありながら十分な抗菌消臭効果や芳香効果も得られるような、愛玩動物用シートが得られるという効果がある。
【0026】
(2) また下側吸水性紙層部の下から空気吸引を行いながら、上からパルプ、ポリマー、抗菌消臭粉体を散布し、この散布により載置された混合物の上面を上側吸水性紙層部で覆い、下側吸水性紙層部及び上側吸水性紙層部に、吸収体を一体化し、吸収性能を向上させるための凹凸模様をエンボス加工により設け、上側吸水性紙層部の上面を不織布で、下側吸水性紙層部の下面をビニールシートで覆い、不織布とビニールシートの周端部を接続するという方法で、本発明品を具体的、かつ容易に得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の愛玩動物用シートの実施形態例を示す断面図である。図である。
【図2】本発明品の製造工程の一部をモデル化して示す説明図である。
図である。
【符号の説明】
1 混合物
2a、2b 吸水紙
3 不織布
4 ビニールシート
10a 積載機
10b、10c ホッパー
11 パルプ
12 ポリマー
13 抗菌消臭用粉体
20a、20b、20c、20d 繰出しローラー
21a、21b 加熱加工用ローラー
30 真空吸引装置
【発明の属する技術分野】
本発明は、愛玩動物の常に居る場所の敷物として使用し、尿、その他の排泄物の水分を吸収するだけでなく、汚物の腐敗を防止し、発生する臭気を取り除き、芳香による周囲雰囲気の浄化にも役立つような愛玩動物用シートとその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、愛玩動物用シートとして、パルプあるいはパルプスラッジを主成分とするパルプ系のものを吸水性の高いポリマー(高分子吸水体)とともに吸水紙に挟み込み、その下側に不透水性のプラスチック膜、上側に透水性の不織布などを配した衛生シーツの一部が、流用されている。
【0003】
また、産業廃棄物として処理されるコーヒー液抽出残留液や茶殻に抗菌・殺菌作用があることに着目して、愛玩動物が排泄した汚物の水分を吸収するだけでなく、積極的に抗菌消臭効果を期待して、これらの産業廃棄物を、乾燥し、粉末化して上記の物に加え、あるいは産業廃棄物から再抽出した液を吸水紙にしみこませたり、あるいは乾燥させ、その乾燥物を他の物に加えて混合した混合物を、吸水紙に挟み込むなどの提案がある(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開2000−129592号公報(第5−7頁、第1図)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
前記発明の提案のように衛生シーツなどに使用するコーヒー液抽出残留液や茶殻類は、ある程度多量に纏まって入手するルートがないと、工場生産に適さない。したがって、国内にあっては、ボトル詰めにする量産工場(ドリンク製造工場)等から、コーヒーやお茶を抽出した後に大量に排出される残滓を、流通機構を介して入手することが考えられる。
もし、これらを前記の製造工場より一括購入すれば、一時、一定期間の保存が必要となる場合が多い。
【0006】
ところが、これらの残滓は、成分に抗菌物質が含まれていても80%前後の水分も含んでいるので、通常の環境では腐敗が早く、特に夏の季節には直ぐに腐ってしまう。
そこで、これらの残滓の乾燥のために、入荷後直ぐに処理するするための、毎時間1トン程度の処理能力を有する高価な乾燥設備が必要となる。また、その乾燥物を適当な大きさに粉砕するために高価な粉砕機が必要となる。
したがって、これらの残滓の利用は、産業廃棄物の再利用という環境保全に役立つ有意義な方法であるにもかかわらず、上記のように莫大な設備投資と余分な加工経費を必要とするので、現在工場生産化されていない実情にある。
【0007】
一方、上記の残滓ではなく、同じ産業廃棄物であっても、製茶工場で各種加工工程に使用する設備の内部に残った製品化できない粉末状のお茶や、製材工場から切断加工時に排出される檜材の切削粉、あるいは伐採された檜材の処理時や森林養生のための間伐時などに出る檜の枝葉を、乾燥し粉末状にしたものなどがあるが、それらは有効成分の抽出以前のものであるので、芳香性もあり、とくに抗菌消臭効果は高い。
しかし、これらの製茶工場や製材工場は小規模のところが多く、流通機構の不備などもあって安価な多量一括購入が難しいという問題があった。
【0008】
ところが、最近では海外の特定国ではあるが、産業の規模拡大が進み、流通機構も近代化されるに至って、粉茶や檜の粉末などが容易に、かつ安価に入手できるようになってきつつある。しかも、抗菌消臭成分が未抽出であるため、抽出後の残滓を利用するよりその効果は遙に大きい。
それにもかかわらず、現時点では、この有効成分抽出以前の粉茶などに注目して利用しようとするには至っていない。
【0009】
本発明の課題は、上記の問題を解決するために、乾燥状態の粉茶や檜の粉末を利用することにより、工程の無駄を省くことができ、高価な設備を必要とせず、低価格でありながら十分な抗菌消臭効果や芳香効果も得られるような、愛玩動物用シートとその製造方法を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために、請求項1の発明は、少なくとも天然物素材からなる抗菌消臭用粉体と吸水用粉体を挟みこんだ吸水性紙層部(2a、2b)を含み、前記抗菌消臭用粉体が製茶加工工程において排出される水溶性成分未抽出の 茶、あるいは檜材の粉末であることを特徴とする愛玩動物用シートである。
【0011】
請求項2の発明は、請求項1に記載の愛玩動物用シートにおいて、前記吸水性紙層部(2a、2b)に挟み込む混合物(1)は、含有量3乃至8重量部の粉茶と、含有量15乃至30重量部のパルプと、含有量3乃至8重量部のポリマーと、を含むことを特徴とする愛玩動物用シートである。
【0012】
請求項3の発明は、請求項1に記載の愛玩動物用シートにおいて、前記吸水性紙層部(2a、2b)に挟み込む混合物(1)は、含有量3乃至8重量部の粉末状の檜材と、含有量15乃至30重量部のパルプと、含有量3乃至8重量部のポリマーと、を含むことを特徴とする愛玩動物用シートである。
【0013】
請求項4の発明は、挟み込むべき混合物(1)の下面に接する下側吸水性紙層部(2b)の下から真空吸引を行いながら、該下側吸水性紙層部(2b)の上から前記混合物(1)として含有量15乃至30重量部のパルプ(11)と、含有量3乃至8重量部のポリマー(12)と、粉末状の水溶性成分未抽出の茶あるいは檜材の粉末からなる含有量3乃至8重量部の抗菌消臭粉体(13)とを散布し、前記散布により載置された前記混合物(1)の上面を上側吸水性紙層部(2a)の素材で覆い、前記下側吸水性紙層部(2b)及び上側吸水性紙層部(2a)に、前記混合物(1)とを一体化するための凹凸模様をエンボス加工により設け、前記上側吸水性紙層部(2a)の上面を不織布(3)で覆うとともに、前記下側吸水性紙層部(2b)の下面をビニールシート(4)で覆い、前記不織布(3)と前記ビニールシート(4)のそれぞれの周端部を接続することを特徴とする愛玩動物用シートの製造方法である。
【0014】
【発明の実施の形態】
本発明者は、原材料集荷時に乾燥状態にあり、従来産業廃棄物となるべき粉茶、あるいは檜材の粉末を、抗菌消臭用剤として愛玩動物用シートに混入すれば、、無駄な工程が無く安価に製品化できることに着目した。
これにより、設備投資と加工経費を低く抑えることができ、製品量産化の実現が容易となる。とくに、粉茶の場合は、水溶性成分を抽出する前の有効成分が豊富に含まれる状態で利用するので、同一効果を期待するために必要な混入量は、茶殻使用の場合に比べて遙に少なくて済む。
【0015】
以下、図面等を参照して、本発明の愛玩動物用シートの実施の形態について、さらに詳しく説明する。
図1は、本発明の愛玩動物用シートの一例を、上下方向の平面で切断し、中央の一部を省略して示した断面図である。
図に示すように、本発明の愛玩動物用シートは、吸水と抗菌消臭の効果を有する混合物1を、上下の吸水性紙層部(本実施形態例では吸水紙2aと2b)の間に挟み、さらにその外側に、上側は透水性の高い不織布3で、下側は透水性のないビニールシート4で覆うようにして構成してある。
【0016】
混合物1は、例えば小型犬用のレギュラーサイズ(30cm×45cm)の場合では、基材としての含有量20重量部のパルプ類と、吸水材としての含有量5重量部のポリマーと、抗菌消臭材(芳香材を兼ねる)として含有量5重量部の粉末状の水溶性成分未抽出の茶(あるいは檜材の粉末)を混合したものである。
吸水紙2aと2bには、それぞれその内側に隣接する混合物1との間、および上側に隣接する不織布3あるいは下側に隣接するビニールシート4との間に、吸収体を一体化し、吸収性能を向上させるために、その全面にわたってエンボス加工(加熱、加圧)による凹凸模様が作られている。
【0017】
混合物1に含まれる主原料は、粒度60メッツシュ以下の粉体で、木粉またはその他の有機物の粉体、または、リサイクルしたパルプその他のリサイクル物体(有機物)である。たとえば、牧草、籾殻、みかんの殻、ピーナツの殻、ピートモス、木粉などである。
ポリマーは、高分子吸水体で、自重の数10倍〜2000倍程度の水を吸収しても形を保持できるものである。
【0018】
抗菌消臭材として茶類を選択する場合は、例えば、お茶(本実施形態の場合は緑茶)の製茶工程で必然的に排出される粉体(ティーパックその他のものに使用され、一般に粉茶といわれる)を使用する。
また、茶摘み作業は、1番茶、2番茶、3番茶と複数回が行われるが、各茶摘み作業後に剪定鋏みなどで剪定作業が行われる。この剪定作業で切り落とされた茶葉(従来はそのまま放置されていたもの)を、粉体にしたものを使用しても、同様な効果が得られる。
この粉茶は、水溶性成分が抽出されていないので、抗菌、殺菌作用の強いカテキンなどの有効成分は、飲用されるお茶や、飲用茶抽出後の茶殻に比べても、遙に多く含んでいる。
檜の粉末を選択する場合は、製材所で檜材を切断や切削により加工する際に発生する粉末状の屑として残ったものなどを使用する。
この粉末には、ヒノキチオールが含まれ、防腐と芳香(消臭にもなる)効果も大である。
【0019】
図2は、本発明の愛玩動物用シートの製造工程の中のシート各層の積層を終えるまでの流れを、製造設備の各要素をモデル化して示した説明図(モデル図)である。
以下、製法の概要について述べる。
図2において、積載機10aには、パルプ11を入れ、ホッパー10bには、ポリマー12を入れ、ホッパー10cには、粉末状の水溶性成分未抽出の茶、あるいは、檜材の粉末などの抗菌消臭用粉体13を入れる。
繰出しローラー20aには、上側給水性紙層部を形成するための給水紙2aを巻き取ったロールを装着し、繰出しローラー20bには、下側給水性紙層部を形成するため給水紙2bを巻き取ったロールを装着し、繰出しローラー20cには不織布3を巻き取ったロールを装着し、繰出しローラー20dには、ビニールシート4を巻き取ったロールを装着する。
【0020】
繰出しローラー20bから繰り出した給水紙2bの上からパルプ11、ポリマー12、抗菌消臭用粉体13を散布するが、給水紙2bの下側には真空吸引装置30が配置されていて、負圧を与えて給水紙2bの上にパルプ11、ポリマー12、抗菌消臭用粉体13を、混合物1として順次吸着しその位置に定着させる。
前記各粉体の散布量は、例えば、前記レギュラーサイズの場合は、出来上がりの単位製品毎に、パルプ11は略含有量20重量部に、ポリマー12は略含有量5重量部に、抗菌消臭用粉体13は略含有量5重量部になるように調整する。
【0021】
つぎに、給水紙2bの上の混合物1の上に、繰出しローラー20aから給水紙2aを繰り出して覆う。
続いて上下の吸水紙2a、2bと、混合物1の間、及び、不織布3あるいはビニールシート4との間の摩擦を大きくするためにエンボス加工を行う。このエンボス加工は、上下の吸水紙2a、2bの間に挟まれている混合物1がシートの運搬あるいは使用中にシートの一方に偏らないようにするためのものである。
エンボス加工は、混合物1を挟み込んだ吸水紙2aおよび2bを、エンボス加工用の加熱加圧ローラー21aと21bの間を通過させて行う。
この上と下からの加熱加圧により、混合物1は圧縮され、パルプ11の繊維に、粉末状のポリマー12と混合物1が絡み固形化される。また吸水紙2a、2bには凹凸模様が作られて固形化された混合物1に食い込む。そこで、吸水紙2a、2bと混合物1は一体化される。
【0022】
エンボス加工が終わった吸水紙2aおよび2bは、混合物1を挟んだ状態で、次の工程に進み、繰出しローラー20cから繰り出した不織布3で上側を覆うとともに、繰出しローラー20dから繰り出したビニールシート4で下側を覆い、図示しない装置で単位製品毎の境界部を切断して切り離し、不織布3とビニールシート4のそれぞれの周縁部を接着し、単位製品として装置外に排出する。
【0023】
こうして作られた単位製品は、前記のレギュラーサイズで厚さが普通型の場合は、パルプ20〜25gに、径250μの抗菌消臭用粉体の2〜3g及び同様の給水体(ポリマー)の3〜5gが絡んで一体化されたものが得られる。
レギュラーサイズの薄型の場合は、パルプ7〜10gに、径250μの抗菌消臭用粉体の2〜3g及び同様のポリマー(給水体)の2〜3gが絡んで一体化されたものが得られるが、抗菌消臭用粉体の分布は、上部(製品の表面)ほど、その密度が高くなるので、十分な芳香と抗菌消臭効果が得られる。
【0024】
(変形形態)
以上説明した実施形態に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の均等の範囲内である。
例えば、図2の各工程に使用する機器、装置の種類とその配置は、本発明の主旨に沿うもであれば何でもよい。
また、檜の粉体は、通常のおが屑でもよいが、葉のついた小枝を天然乾燥して粉砕したものは、通常のおが屑の2〜3倍のヒノキチオールの含有が認められ、好ましく使用できる。
【0025】
【発明の効果】
以上詳しく説明したように、
(1) 抗菌消臭用粉体と吸水用粉体を挟みこんだ吸水性紙層部があって、そこに製茶加工工程において排出される水溶性成分未抽出の茶、あるいは檜材の粉末を混入させてあるので、高価な設備を必要とせず、低価格でありながら十分な抗菌消臭効果や芳香効果も得られるような、愛玩動物用シートが得られるという効果がある。
【0026】
(2) また下側吸水性紙層部の下から空気吸引を行いながら、上からパルプ、ポリマー、抗菌消臭粉体を散布し、この散布により載置された混合物の上面を上側吸水性紙層部で覆い、下側吸水性紙層部及び上側吸水性紙層部に、吸収体を一体化し、吸収性能を向上させるための凹凸模様をエンボス加工により設け、上側吸水性紙層部の上面を不織布で、下側吸水性紙層部の下面をビニールシートで覆い、不織布とビニールシートの周端部を接続するという方法で、本発明品を具体的、かつ容易に得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の愛玩動物用シートの実施形態例を示す断面図である。図である。
【図2】本発明品の製造工程の一部をモデル化して示す説明図である。
図である。
【符号の説明】
1 混合物
2a、2b 吸水紙
3 不織布
4 ビニールシート
10a 積載機
10b、10c ホッパー
11 パルプ
12 ポリマー
13 抗菌消臭用粉体
20a、20b、20c、20d 繰出しローラー
21a、21b 加熱加工用ローラー
30 真空吸引装置
Claims (4)
- 少なくとも天然物素材からなる抗菌消臭用粉体と吸水用粉体を挟みこんだ吸水性紙層部を含み、
前記抗菌消臭用粉体が製茶加工工程において排出される水溶性成分未抽出の 茶、あるいは檜材の粉末であること
を特徴とする愛玩動物用シート。 - 請求項1に記載の愛玩動物用シートにおいて、
前記吸水性紙層部に挟み込む混合物は、
含有量15乃至30重量部のパルプと、
含有量3乃至8重量部のポリマーと、
含有量3乃至8重量部の粉茶と、
を含むことを特徴とする愛玩動物用シート。 - 請求項1に記載の愛玩動物用シートにおいて、
前記吸水性紙層部に挟み込む混合物は、
含有量15乃至30重量部のパルプと、
含有量3乃至8重量部のポリマーと、
含有量3乃至8重量部の粉末状の檜材と、
を含むことを特徴とする愛玩動物用シート。 - 挟み込むべき混合物の下面に接する下側吸水性紙層部の下から真空吸引を行いながら、該下側吸水性紙層部の上から前記混合物として含有量15乃至30重量部のパルプと、含有量3乃至8重量部のポリマーと、粉末状の水溶性成分未抽出の茶あるいは檜材の粉末からなる含有量3乃至8重量部の抗菌消臭粉体とを散布し、
前記散布により載置された前記混合物の上面を上側吸水性紙層部の素材で覆い、
前記下側吸水性紙層部及び上側吸水性紙層部に、前記混合物とを一体化するための凹凸模様をエンボス加工により設け、
前記上側吸水性紙層部の上面を不織布で覆うとともに、前記下側吸水性紙層部の下面をビニールシートで覆い、
前記不織布と前記ビニールシートのそれぞれの周端部を接続すること
を特徴とする愛玩動物用シートの製造方法。
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- 2002-10-25 JP JP2002310387A patent/JP2004141077A/ja active Pending
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