JP2004140978A - かご形誘導機回転子、及び、それの製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】性能を劣化さぜずに製造コストをより低減すること。
【解決手段】鉄心1と、鉄心1に軸方向に形成される複数の溝2に嵌め込まれるスロットバー5と、複数のスロットバー5の軸方向端面を互いに電気的に短絡する短絡環7とから構成されている。スロットバー5の複数の第1部分円筒状周面と鉄心5の第2部分円筒状周面とは概ね同一の単一円筒面26を形成する。スロットバー5は、半径方向に鉄心で被覆されず、相手側電機子に対してより近接し、磁気誘導効果が増大する。スロットバー5は簡単な型により溶融金属の流し込みにより形成され、製造コストが各段に低減する。
【選択図】 図1
【解決手段】鉄心1と、鉄心1に軸方向に形成される複数の溝2に嵌め込まれるスロットバー5と、複数のスロットバー5の軸方向端面を互いに電気的に短絡する短絡環7とから構成されている。スロットバー5の複数の第1部分円筒状周面と鉄心5の第2部分円筒状周面とは概ね同一の単一円筒面26を形成する。スロットバー5は、半径方向に鉄心で被覆されず、相手側電機子に対してより近接し、磁気誘導効果が増大する。スロットバー5は簡単な型により溶融金属の流し込みにより形成され、製造コストが各段に低減する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、かご形誘導機回転子、及び、それの製造方法に関し、特に、製造コストを低減するかご形誘導機回転子、及び、それの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
誘導機として、かご形誘導機が知られている。かご形誘導機には、かご形回転子が用いられている。かご形回転子は、鉄心と、回転軸心方向に鉄心を貫通し同一面上に配置される多数のスロットバー(導体棒)と、多数のスロットバーのそれぞれの軸方向端面どうしを電気的に短絡する短絡環とから構成されている。
【0003】
かご形回転子には、その製造コストの低減が求められている。製造コストの低減のための技術は、後掲特許公報で知られている。よりコストを低減することが求められる。
【0004】
【特許文献1】
特開平9−215286号公報
【特許文献2】
特開2000−50580号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の課題は、性能を劣化さぜずに製造コストをより低減することができるかご形誘導機回転子、及び、それの製造方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
その課題を解決するための手段が、下記のように表現される。その表現中に現れる技術的事項には、括弧()つきで、番号、記号等が添記されている。その番号、記号等は、本発明の実施の複数の形態又は複数の実施例のうちの少なくとも1つの実施の形態又は複数の実施例を構成する技術的事項、特に、その実施の形態又は実施例に対応する図面に表現されている技術的事項に付せられている参照番号、参照記号等に一致している。このような参照番号、参照記号は、請求項記載の技術的事項と実施の形態又は実施例の技術的事項との対応・橋渡しを明確にしている。このような対応・橋渡しは、請求項記載の技術的事項が実施の形態又は実施例の技術的事項に限定されて解釈されることを意味しない。
【0007】
本発明によるかご形誘導機回転子は、鉄心(1又は1’)と、鉄心(1)に軸方向に形成される複数の溝(2又は2’)に嵌め込まれるスロットバー(5又は5’)と、複数のスロットバー(5)の軸方向端面を互いに電気的に短絡する短絡環(7又は7’)とから構成され、スロットバー(5)の複数の第1部分円筒状周面と鉄心(5)の第2部分円筒状周面とは概ね同一の単一円筒面(26又は26’、又は、33又は33’)を形成する。
【0008】
スロットバー(5)は、半径方向に鉄心で被覆されず、相手側電機子に対してより近接し、磁気誘導効果が増大する。
【0009】
第2部分円筒状周面(26)は鉄心の外側周面、又は、内側周面である。そのような誘導回転子は、ステータ又はロータとして提供され得る。
【0010】
短絡環(7)は、スロットバー(5)に金属結晶構造的に一体である。金属結晶構造的に一体であることは、後述される成形方法により具体的に明らかにされる。
【0011】
本発明によるかご形誘導機回転子は、鉄心部材(1)と、鉄心部材(1)に軸方向に形成される複数の溝(2)に嵌め込まれるスロットバー(5)と、複数のスロットバー(5)の軸方向端面を互いに電気的に短絡する短絡環(7)とから構成され、スロットバー(5)の複数の第1部分円筒状周面と鉄心部材(1)の第2部分円筒状周面とは概ね同一の単一円筒面(26)を形成するかご形誘導機回転子を製造するかご形誘導機回転子の製造方法であり、鉄心部材(1)を構成するステップと、鉄心部材(1)の周面側に軸方向に延び半径方向に開放された溝(2)を形成するステップと、溝(2)に第1金属メッキ層を形成するステップと、鉄心部材(1)の軸直角端面(23)に第2金属メッキ層を形成するステップと、第1金属メッキ層のうち単一円筒面(33)から外側に位置する部分を削除するステップとから構成されている。
【0012】
半径方向に開放されている溝(2)の溝面に溶融金属を流し込むことは、鉄心部材(1)を溶融金属の中に漬け込むことに同じであり、長い穴の中に溶融金属を通し込むことより、溶融金属の流し込みが確実であり、流し込み圧力(射出圧力)がより低減され、型(11)のコストが削減され、且つ、スロットバー(5)に気泡が入り込むことがより確実に抑制される。
【0013】
第1金属メッキ層を形成する既述のステップは、型(11)の中に鉄心部材(1)を挿入するステップと、型(11)の中に溶融金属を注入するステップとから形成され、溶融金属を注入する既述のステップでは、結果的に、溝(2)の軸方向の両端の間の全溝面が溶融金属に接触することになる。第2金属メッキ層を形成する既述のステップでは、鉄心部材(1)の軸方向の両端面が溶融金属に接触する。このような製造工程では、短絡環(7)とスロットバー(5)とが金属結晶体として一体物として形成され、スロットバー(5)と短絡環(7)の間の電気伝導性が完全である。
【0014】
第1金属メッキ層の円筒状周面を旋削して鉄心部材(1)の周面の直径と第1金属メッキ層の周面の直径とを等しくして単一円筒面(26)を形成する製造工程は、スロットバー(5)の成形コストをより一層に低減することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
図に対応して、本発明によるかご形誘導機回転子は、スロットバーが回転子側鉄心の円筒周面側に露出して形成されている。その回転子側鉄心1には、図1に示されるように、多数の溝2が形成されている。溝2は、半径方向内側で小半径円筒部分面3である底面と、円周方向に直交し、又は、円周方向に概ね直交し円周方向に対向する両側面4とを有し、半径方向外側に開放されている。スロットバー5は、溝2に埋め込まれた金属で形成されている。スロットバー5の外周面を含む円筒面は、回転子側鉄心1の外周面を含む円筒面に一致している。
【0016】
回転子側鉄心1の軸直角両側端面とスロットバー5の軸直角両側端面とは、図2に示されるように、同一両側端面6を形成している。同一両側端面6に直接に短絡環7が接合している。スロットバー5と短絡環7とは一体成形体を形成している。短絡環7は、同一両側端面6のそれぞれの円環状外周域に接合している。短絡環7に代えられて短絡円板が用いられ得る。この場合には、その短絡円板は、回転子側鉄心1の中心穴領域を除いて、同一両側端面6の全面に接合することが可能である。回転子側鉄心1には、回転軸が通る中心穴8が軸方向に通されて開けられている。
【0017】
図3〜図7は、本発明によるかご形誘導機回転子の製造方法を示している。図3に示される回転子側鉄心1は、第1製造工程により製造されている。回転子側鉄心要素1’は、多数枚の電磁鋼板9により一体化されている。電磁鋼板9の外周域には、溝2を形成する溝要素2’が等角度間隔で形成されている。電磁鋼板9には、回転子側鉄心1の中心穴に部分的に相当する中心穴要素8’が開けられている。
【0018】
図4は、第2製造工程を示している。第2製造工程では、型11が用いられる。型11は、円筒状シリンダタイプの第1型12と、ピストンタイプの第2型13とから形成されている。第2型13は、第1型12の開放口に軸心線方向に可動に挿入されている。第1型12の蓋には、溶融金属流出入口14が形成されている。溶融金属15は開閉弁16を介してキャビティ17に流出可能に流入する。
【0019】
第1製造工程で製造された図3の回転子側鉄心1は、それの中心穴8に回転軸相当の中心穴塞ぎ棒18が圧入的に挿入され、図4に示されるように、第1型12と第2型13とで形成されるキャビティ17の中に位置決めされて挿入される。中心穴塞ぎ棒18の一端面は、第1型12の軸直角内面19に接触している。キャビティ17は、回転子側鉄心1の一方側軸直角端面21と軸直角内面19との間の第1短絡環対応キャビティ22と、回転子側鉄心1の他方側軸直角端面23と第2型13の軸直角端面24との間の第2短絡環対応キャビティ25と、回転子側鉄心1の円筒状外周面26と第1型12の円筒状内周面27との間の環状キャビティ28との合成により形成されている。開閉弁16の開閉制御と第2型13の相対的軸方向運動制御とにより、第1短絡環対応キャビティ22と第2短絡環対応キャビティ25と環状キャビティ28とが形成される単一のキャビティに溶融金属15が射出的に注入される。
【0020】
図4に示される第2製造工程で、回転子側鉄心1を全周囲的に囲む金属被覆円柱体29が製造される。図5は、第2型13が第1型12から抜き取られた後に第1型12から抜き取られた金属被覆円柱体29を示している。金属被覆円柱体29は、回転子側鉄心1と多数のスロットバー5とが一体介したスロットバー同体化中間製品である。金属被覆円柱体29は、回転子側鉄心1の部分円筒状外側面とスロットバー5の部分円筒状外側面とに接合する円筒状外皮31を形成している。円筒状外皮31は、環状キャビティ28に対応している。金属被覆円柱体29は、図6に示されるように、回転子側鉄心1の両側軸直角端面とスロットバー5の両側軸直角端面とに接合する円板状外皮32を更に形成している。両側の円板状外皮は、第1短絡環対応キャビティ22と第2短絡環対応キャビティ25とにそれぞれに対応している。
【0021】
図6は、第3製造工程を示している。スロットバー5の多数の部分円筒状外側面を連続化する単一円筒面33の外側に位置する円筒状外皮31は、旋削により削り落とされる。その旋削は、旋盤により行われる。図7は、そのような旋盤加工により単一円筒面33の外側の部分である円筒状外皮31が除かれて多数のスロットバー5の部分円筒状外側面が露出した中間製造品34を示している。
【0022】
図8は、第4製造工程を示している。円板状外皮32のうち単一円筒面33の内側の部分が旋盤により旋削される。その旋削により、短絡環7が残存する。第4製造工程は省略され得る。図8に示される製造品は、図1に示される完成品に同じである。スロットバー5と短絡環7は、溶融金属が個体化して形成される金属結晶個体構造の一体物であり、スロットバー5と短絡環7の間の電気伝導性はその金属個体が持つ電気伝導性を持つ点で完全である。
【0023】
図9は、本発明によるかご形誘導機回転子の製造方法の実施の他の形態を示している。実施の既述の形態では、かご形回転子は、外側に配置される固定子の内側に配置されているが、実施の本形態では、かご形回転子は内側に配置される固定子の外側に配置されている。既述の溝2に相当する溝2’は、既述の回転子側鉄心1に相当する回転子側鉄心1’の内周面側に形成されている。回転子側鉄心1’が、図4に示される型11に挿入される。実施の本形態では、図4に示される型と回転子側鉄心1’との関係では、第1短絡環対応キャビティ22と第2短絡環対応キャビティ25は存在するが環状キャビティ28は存在しない。第1型12の中の中心領域には、図9に示されるように、中央側円柱体35が固定的に配置される。
【0024】
型11と回転子側鉄心1’との間に形成される第1短絡環対応キャビティ22と第2短絡環対応キャビティ25とに、開閉弁16を介して溶融金属が注入される。回転子側鉄心1’と中央側円柱体35との間に形成されるキャビティ36に溶融金属が射出的に注入される。溶融金属の固化により、溝2’にスロットバー5’が埋め込まれて形成され、同時的に、スロットバー5’に一体に接続し回転子側鉄心1’の内側周面に接合する円筒状内皮31’が形成される。円筒状外皮31’と第1型12とから、円筒状外皮31’とスロットバー5’と回転子側鉄心1’とが一体化している中間製造品が抜き出される。
【0025】
回転子側鉄心1’の多数の内側部分円筒面を含む単一円筒面33’より内側にある円筒状外皮31’が内径旋削旋盤により削り落とされる。このような旋削により、回転子側鉄心1’の多数の内側部分円筒面と多数のスロットバー5’の内側円筒面は単一円筒面を形成する。軸直角端面に接合する円板状外皮32’の一部が旋削され、図10に示されるように、短絡環7’が形成される。短絡環7’は、スロットバー5’に電気伝導性の点で完全であることは、実施の先の形態のそれに同じである。
【0026】
本発明によるかご形誘導機回転子は、回転子として既述されているが、回転子と固定子との間の電気磁気的相互作用は相対的に対称であるから、固定子側として適用され得る。
【0027】
【発明の効果】
本発明によるかご形誘導機回転子、及びそれの製造方法は、性能を劣化させずに製造コストを各段に低減させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明によるかご形誘導機回転子の実施の形態を示す側面断面図である。
【図2】図2は、図1の正面図である。
【図3】図3は、本発明によるかご形誘導機回転子の製造方法の実施の形態を示す側面図である。
【図4】図4は、本発明によるかご形誘導機回転子の製造方法の実施の形態で使用される型を示す正面断面図である。
【図5】図5は、中間製造品を示す側面断面図である。
【図6】図6は、他の製造工程で製造される他の中間製造品を示す正面断面図である。
【図7】図7は、更に他の製造工程で製造される更に他の中間製造品を示す正面断面図である。
【図8】図8は、本発明によるかご形誘導機回転子の製造方法の実施の形態で製造される最終製品を示す正面断面図である。
【図9】図9は、本発明によるかご形誘導機回転子の製造方法の実施の他の形態を示す側面断面図である。
【図10】図10は、図9の製造工程で製造される最終製品を示す正面断面図である。
【符号の説明】
1,1’…鉄心部材
2,2’…溝
5,5’…スロットバー
7,7’…短絡環
23…軸直角端面
26,26’…単一円筒面
33…単一円筒面
【発明の属する技術分野】
本発明は、かご形誘導機回転子、及び、それの製造方法に関し、特に、製造コストを低減するかご形誘導機回転子、及び、それの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
誘導機として、かご形誘導機が知られている。かご形誘導機には、かご形回転子が用いられている。かご形回転子は、鉄心と、回転軸心方向に鉄心を貫通し同一面上に配置される多数のスロットバー(導体棒)と、多数のスロットバーのそれぞれの軸方向端面どうしを電気的に短絡する短絡環とから構成されている。
【0003】
かご形回転子には、その製造コストの低減が求められている。製造コストの低減のための技術は、後掲特許公報で知られている。よりコストを低減することが求められる。
【0004】
【特許文献1】
特開平9−215286号公報
【特許文献2】
特開2000−50580号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の課題は、性能を劣化さぜずに製造コストをより低減することができるかご形誘導機回転子、及び、それの製造方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
その課題を解決するための手段が、下記のように表現される。その表現中に現れる技術的事項には、括弧()つきで、番号、記号等が添記されている。その番号、記号等は、本発明の実施の複数の形態又は複数の実施例のうちの少なくとも1つの実施の形態又は複数の実施例を構成する技術的事項、特に、その実施の形態又は実施例に対応する図面に表現されている技術的事項に付せられている参照番号、参照記号等に一致している。このような参照番号、参照記号は、請求項記載の技術的事項と実施の形態又は実施例の技術的事項との対応・橋渡しを明確にしている。このような対応・橋渡しは、請求項記載の技術的事項が実施の形態又は実施例の技術的事項に限定されて解釈されることを意味しない。
【0007】
本発明によるかご形誘導機回転子は、鉄心(1又は1’)と、鉄心(1)に軸方向に形成される複数の溝(2又は2’)に嵌め込まれるスロットバー(5又は5’)と、複数のスロットバー(5)の軸方向端面を互いに電気的に短絡する短絡環(7又は7’)とから構成され、スロットバー(5)の複数の第1部分円筒状周面と鉄心(5)の第2部分円筒状周面とは概ね同一の単一円筒面(26又は26’、又は、33又は33’)を形成する。
【0008】
スロットバー(5)は、半径方向に鉄心で被覆されず、相手側電機子に対してより近接し、磁気誘導効果が増大する。
【0009】
第2部分円筒状周面(26)は鉄心の外側周面、又は、内側周面である。そのような誘導回転子は、ステータ又はロータとして提供され得る。
【0010】
短絡環(7)は、スロットバー(5)に金属結晶構造的に一体である。金属結晶構造的に一体であることは、後述される成形方法により具体的に明らかにされる。
【0011】
本発明によるかご形誘導機回転子は、鉄心部材(1)と、鉄心部材(1)に軸方向に形成される複数の溝(2)に嵌め込まれるスロットバー(5)と、複数のスロットバー(5)の軸方向端面を互いに電気的に短絡する短絡環(7)とから構成され、スロットバー(5)の複数の第1部分円筒状周面と鉄心部材(1)の第2部分円筒状周面とは概ね同一の単一円筒面(26)を形成するかご形誘導機回転子を製造するかご形誘導機回転子の製造方法であり、鉄心部材(1)を構成するステップと、鉄心部材(1)の周面側に軸方向に延び半径方向に開放された溝(2)を形成するステップと、溝(2)に第1金属メッキ層を形成するステップと、鉄心部材(1)の軸直角端面(23)に第2金属メッキ層を形成するステップと、第1金属メッキ層のうち単一円筒面(33)から外側に位置する部分を削除するステップとから構成されている。
【0012】
半径方向に開放されている溝(2)の溝面に溶融金属を流し込むことは、鉄心部材(1)を溶融金属の中に漬け込むことに同じであり、長い穴の中に溶融金属を通し込むことより、溶融金属の流し込みが確実であり、流し込み圧力(射出圧力)がより低減され、型(11)のコストが削減され、且つ、スロットバー(5)に気泡が入り込むことがより確実に抑制される。
【0013】
第1金属メッキ層を形成する既述のステップは、型(11)の中に鉄心部材(1)を挿入するステップと、型(11)の中に溶融金属を注入するステップとから形成され、溶融金属を注入する既述のステップでは、結果的に、溝(2)の軸方向の両端の間の全溝面が溶融金属に接触することになる。第2金属メッキ層を形成する既述のステップでは、鉄心部材(1)の軸方向の両端面が溶融金属に接触する。このような製造工程では、短絡環(7)とスロットバー(5)とが金属結晶体として一体物として形成され、スロットバー(5)と短絡環(7)の間の電気伝導性が完全である。
【0014】
第1金属メッキ層の円筒状周面を旋削して鉄心部材(1)の周面の直径と第1金属メッキ層の周面の直径とを等しくして単一円筒面(26)を形成する製造工程は、スロットバー(5)の成形コストをより一層に低減することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
図に対応して、本発明によるかご形誘導機回転子は、スロットバーが回転子側鉄心の円筒周面側に露出して形成されている。その回転子側鉄心1には、図1に示されるように、多数の溝2が形成されている。溝2は、半径方向内側で小半径円筒部分面3である底面と、円周方向に直交し、又は、円周方向に概ね直交し円周方向に対向する両側面4とを有し、半径方向外側に開放されている。スロットバー5は、溝2に埋め込まれた金属で形成されている。スロットバー5の外周面を含む円筒面は、回転子側鉄心1の外周面を含む円筒面に一致している。
【0016】
回転子側鉄心1の軸直角両側端面とスロットバー5の軸直角両側端面とは、図2に示されるように、同一両側端面6を形成している。同一両側端面6に直接に短絡環7が接合している。スロットバー5と短絡環7とは一体成形体を形成している。短絡環7は、同一両側端面6のそれぞれの円環状外周域に接合している。短絡環7に代えられて短絡円板が用いられ得る。この場合には、その短絡円板は、回転子側鉄心1の中心穴領域を除いて、同一両側端面6の全面に接合することが可能である。回転子側鉄心1には、回転軸が通る中心穴8が軸方向に通されて開けられている。
【0017】
図3〜図7は、本発明によるかご形誘導機回転子の製造方法を示している。図3に示される回転子側鉄心1は、第1製造工程により製造されている。回転子側鉄心要素1’は、多数枚の電磁鋼板9により一体化されている。電磁鋼板9の外周域には、溝2を形成する溝要素2’が等角度間隔で形成されている。電磁鋼板9には、回転子側鉄心1の中心穴に部分的に相当する中心穴要素8’が開けられている。
【0018】
図4は、第2製造工程を示している。第2製造工程では、型11が用いられる。型11は、円筒状シリンダタイプの第1型12と、ピストンタイプの第2型13とから形成されている。第2型13は、第1型12の開放口に軸心線方向に可動に挿入されている。第1型12の蓋には、溶融金属流出入口14が形成されている。溶融金属15は開閉弁16を介してキャビティ17に流出可能に流入する。
【0019】
第1製造工程で製造された図3の回転子側鉄心1は、それの中心穴8に回転軸相当の中心穴塞ぎ棒18が圧入的に挿入され、図4に示されるように、第1型12と第2型13とで形成されるキャビティ17の中に位置決めされて挿入される。中心穴塞ぎ棒18の一端面は、第1型12の軸直角内面19に接触している。キャビティ17は、回転子側鉄心1の一方側軸直角端面21と軸直角内面19との間の第1短絡環対応キャビティ22と、回転子側鉄心1の他方側軸直角端面23と第2型13の軸直角端面24との間の第2短絡環対応キャビティ25と、回転子側鉄心1の円筒状外周面26と第1型12の円筒状内周面27との間の環状キャビティ28との合成により形成されている。開閉弁16の開閉制御と第2型13の相対的軸方向運動制御とにより、第1短絡環対応キャビティ22と第2短絡環対応キャビティ25と環状キャビティ28とが形成される単一のキャビティに溶融金属15が射出的に注入される。
【0020】
図4に示される第2製造工程で、回転子側鉄心1を全周囲的に囲む金属被覆円柱体29が製造される。図5は、第2型13が第1型12から抜き取られた後に第1型12から抜き取られた金属被覆円柱体29を示している。金属被覆円柱体29は、回転子側鉄心1と多数のスロットバー5とが一体介したスロットバー同体化中間製品である。金属被覆円柱体29は、回転子側鉄心1の部分円筒状外側面とスロットバー5の部分円筒状外側面とに接合する円筒状外皮31を形成している。円筒状外皮31は、環状キャビティ28に対応している。金属被覆円柱体29は、図6に示されるように、回転子側鉄心1の両側軸直角端面とスロットバー5の両側軸直角端面とに接合する円板状外皮32を更に形成している。両側の円板状外皮は、第1短絡環対応キャビティ22と第2短絡環対応キャビティ25とにそれぞれに対応している。
【0021】
図6は、第3製造工程を示している。スロットバー5の多数の部分円筒状外側面を連続化する単一円筒面33の外側に位置する円筒状外皮31は、旋削により削り落とされる。その旋削は、旋盤により行われる。図7は、そのような旋盤加工により単一円筒面33の外側の部分である円筒状外皮31が除かれて多数のスロットバー5の部分円筒状外側面が露出した中間製造品34を示している。
【0022】
図8は、第4製造工程を示している。円板状外皮32のうち単一円筒面33の内側の部分が旋盤により旋削される。その旋削により、短絡環7が残存する。第4製造工程は省略され得る。図8に示される製造品は、図1に示される完成品に同じである。スロットバー5と短絡環7は、溶融金属が個体化して形成される金属結晶個体構造の一体物であり、スロットバー5と短絡環7の間の電気伝導性はその金属個体が持つ電気伝導性を持つ点で完全である。
【0023】
図9は、本発明によるかご形誘導機回転子の製造方法の実施の他の形態を示している。実施の既述の形態では、かご形回転子は、外側に配置される固定子の内側に配置されているが、実施の本形態では、かご形回転子は内側に配置される固定子の外側に配置されている。既述の溝2に相当する溝2’は、既述の回転子側鉄心1に相当する回転子側鉄心1’の内周面側に形成されている。回転子側鉄心1’が、図4に示される型11に挿入される。実施の本形態では、図4に示される型と回転子側鉄心1’との関係では、第1短絡環対応キャビティ22と第2短絡環対応キャビティ25は存在するが環状キャビティ28は存在しない。第1型12の中の中心領域には、図9に示されるように、中央側円柱体35が固定的に配置される。
【0024】
型11と回転子側鉄心1’との間に形成される第1短絡環対応キャビティ22と第2短絡環対応キャビティ25とに、開閉弁16を介して溶融金属が注入される。回転子側鉄心1’と中央側円柱体35との間に形成されるキャビティ36に溶融金属が射出的に注入される。溶融金属の固化により、溝2’にスロットバー5’が埋め込まれて形成され、同時的に、スロットバー5’に一体に接続し回転子側鉄心1’の内側周面に接合する円筒状内皮31’が形成される。円筒状外皮31’と第1型12とから、円筒状外皮31’とスロットバー5’と回転子側鉄心1’とが一体化している中間製造品が抜き出される。
【0025】
回転子側鉄心1’の多数の内側部分円筒面を含む単一円筒面33’より内側にある円筒状外皮31’が内径旋削旋盤により削り落とされる。このような旋削により、回転子側鉄心1’の多数の内側部分円筒面と多数のスロットバー5’の内側円筒面は単一円筒面を形成する。軸直角端面に接合する円板状外皮32’の一部が旋削され、図10に示されるように、短絡環7’が形成される。短絡環7’は、スロットバー5’に電気伝導性の点で完全であることは、実施の先の形態のそれに同じである。
【0026】
本発明によるかご形誘導機回転子は、回転子として既述されているが、回転子と固定子との間の電気磁気的相互作用は相対的に対称であるから、固定子側として適用され得る。
【0027】
【発明の効果】
本発明によるかご形誘導機回転子、及びそれの製造方法は、性能を劣化させずに製造コストを各段に低減させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明によるかご形誘導機回転子の実施の形態を示す側面断面図である。
【図2】図2は、図1の正面図である。
【図3】図3は、本発明によるかご形誘導機回転子の製造方法の実施の形態を示す側面図である。
【図4】図4は、本発明によるかご形誘導機回転子の製造方法の実施の形態で使用される型を示す正面断面図である。
【図5】図5は、中間製造品を示す側面断面図である。
【図6】図6は、他の製造工程で製造される他の中間製造品を示す正面断面図である。
【図7】図7は、更に他の製造工程で製造される更に他の中間製造品を示す正面断面図である。
【図8】図8は、本発明によるかご形誘導機回転子の製造方法の実施の形態で製造される最終製品を示す正面断面図である。
【図9】図9は、本発明によるかご形誘導機回転子の製造方法の実施の他の形態を示す側面断面図である。
【図10】図10は、図9の製造工程で製造される最終製品を示す正面断面図である。
【符号の説明】
1,1’…鉄心部材
2,2’…溝
5,5’…スロットバー
7,7’…短絡環
23…軸直角端面
26,26’…単一円筒面
33…単一円筒面
Claims (8)
- 鉄心と、
前記鉄心に軸方向に形成される複数の溝に嵌め込まれるスロットバーと、
複数の前記スロットバーの軸方向端面を互いに電気的に短絡する短絡環とを構成し、
前記スロットバーの複数の第1部分円筒状周面と前記鉄心の第2部分円筒状周面とは概ね同一の単一円筒面を形成する
かご形誘導機回転子。 - 前記第2部分円筒状周面は前記鉄心の外側周面である
請求項1のかご形誘導機回転子。 - 前記第2部分円筒状周面は前記鉄心の内側周面である
請求項1のかご形誘導機回転子。 - 前記短絡環は前記スロットバーに金属結晶構造的に一体である
請求項1〜3から選択される1請求項のかご形誘導機回転子。 - 鉄心と、
前記鉄心に軸方向に形成される複数の溝に嵌め込まれるスロットバーと、
複数の前記スロットバーの軸方向端面を互いに電気的に短絡する短絡環とを構成し、
前記スロットバーの複数の第1部分円筒状周面と前記鉄心の第2部分円筒状周面とは概ね同一の単一円筒面を形成するかご形誘導機回転子を製造するかご形誘導機回転子の製造方法であり、
鉄心部材を構成するステップと、
前記鉄心部材の周面側に軸方向に延び半径方向に開放された溝を形成するステップと、
前記溝に第1金属メッキ層を形成するステップと、
前記鉄心部材の軸直角端面に第2金属メッキ層を形成するステップと、
前記第1金属メッキ層のうち前記単一円筒面から外側に位置する部分を削除するステップ
とを構成するかご形誘導機回転子の製造方法。 - 前記第1金属メッキ層を形成する前記ステップは、
型の中に前記鉄心部材を挿入するステップと、
前記型の中に前記溶融金属を注入するステップとを形成し、
前記溶融金属を注入する前記ステップでは、前記溝の軸方向の両端の間の全溝面が前記溶融金属に接触する
請求項5のかご形誘導機回転子の製造方法。 - 前記第2金属メッキ層を形成する前記ステップでは、前記鉄心部材の軸方向の両端面が前記溶融金属に接触する
請求項6のかご形誘導機回転子の製造方法。 - 前記第1金属メッキ層の円筒状周面を旋削して前記鉄心部材の周面の直径と前記第1金属メッキ層の周面の直径とを等しくして単一円筒面を形成するステップ
を更に構成する請求項6又は7のかご形誘導機回転子の製造方法。
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JP2002305839A JP2004140978A (ja) | 2002-10-21 | 2002-10-21 | かご形誘導機回転子、及び、それの製造方法 |
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-
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- 2002-10-21 JP JP2002305839A patent/JP2004140978A/ja not_active Withdrawn
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