JP2004140436A - カメラ付き携帯端末装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】簡単且つ小型の構成にて被写体の照明を可能にしたカメラ付き携帯端末装置を提供する。
【解決手段】カメラ部7を内蔵した携帯電話機において、表示部2を照明する光源5の光を第1筺体1の投光窓10に導く反射板11を備える。
【選択図】 図2
【解決手段】カメラ部7を内蔵した携帯電話機において、表示部2を照明する光源5の光を第1筺体1の投光窓10に導く反射板11を備える。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、携帯電話機やPDA(Personal Digital Assistants)等のカメラ付き携帯端末装置に関し、より詳しくは、簡単且つ小型の構成にて被写体を照明できるようにしたカメラ付き携帯端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、携帯電話機やPDAにカメラを一体に備えて撮影できるようにしたカメラ付き携帯端末装置が用いられている。例えば液晶表示部を備えた筺体と操作部を備えた筺体とを折り畳み可能に構成したフォルダタイプのカメラ付き電話機では、液晶表示部と反対側の面にサブ液晶表部を備え、その近傍にカメラを配置したものが多く用いられている。
【0003】
この種のカメラ付き携帯電話機は、暗い場所で撮影を行う場合や、暗い被写体を撮影する場合に対応するために、被写体を照明することが考えられており、例えばフラッシュ内蔵のカメラのフラッシュをそのままモジュールで使用したものがある。又、外付けカメラタイプの携帯電話機においては、外付けカメラそのものにカメラ用のストロボ装置や電池を装備させている。
【0004】
例えば、ストロボ装置を備えたカメラ付き携帯電話機としては、電話機本体にストロボ装置を設け、ストロボ装置をレリーズボタンのレリーズ操作で発光させてストロボ光で照明して撮影する構成のものが提案されている(例えば、特許文献1)。
【0005】
【特許文献1】
特開昭2001−320622号公報。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記特許文献1のようなストロボ装置を備えた従来のカメラ付き携帯電話機では、ストロボ装置が別途必要である上に、ストロボ装置を駆動するための回路が必要であり、電話機が複雑で高価になるという課題があった。又、外付けカメラの場合はカメラ付き携帯電話機全体が大型化すると共に重量も増加し、このために軽量、小型の要求に対応できないという課題があった。
【0007】
しかも、ストロボ装置を外付けしたカメラ付き携帯電話機は、携帯時にストロボ装置を携帯電話機から取り外して別々に携帯しなければならないことから持ち運びが不便であるといった不都合もあった。
【0008】
本発明は、上記従来の課題に鑑みてなしたもので、簡単且つ小型の構成にてカメラの撮影時に被写体への照明を可能にしたカメラ付き携帯端末装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記の目的を達成するためになしたもので、請求項1記載に係る発明は、端末本体内に少なくともカメラ部と、表示素子及び該表示素子に光を照射する光源とからなる表示部をそれぞれ内蔵したカメラ付き携帯端末装置において、端末本体表面には投光窓を設けるとともに、前記投光窓に前記表示部に備える光源の光を導く導光手段を具備させたことを特徴とする。
【0010】
請求項2に係る発明は、請求項1に記載のカメラ付き携帯端末装置であって、導光手段が、カメラ部の非撮影時に前記光源の光を前記表示素子に反射し、撮影時には前記光源の光を反射させて前記投光窓へ導くよう回動可能な反射板からなることを特徴とする。
【0011】
請求項3に係る発明は、請求項1又は請求項2に記載のカメラ付き携帯端末装置であって、輝度調整用スイッチを備え、この輝度調整用スイッチの操作によって前記光源から照射させる光の輝度を増加させるようにしてあることを特徴とする。
【0012】
請求項4に係る発明は、端末本体内に少なくともカメラ部と表示部をそれぞれ内蔵した携帯端末装置において、この携帯端末装置は、照明用スイッチと、照明用スイッチの操作により点灯する照明用光源と、端末本体表面に備える投光窓と、投光窓に前記照明用光源の光を導く導光手段とを具備することを特徴とする。
【0013】
請求項5に係る発明は、請求項4に記載のカメラ付き携帯端末装置であって、前記導光手段が、前記照明用光源の光を反射させて前記投光窓へ導く反射板からなることを特徴とする。
【0014】
請求項6に係る発明は、請求項4に記載のカメラ付き携帯端末装置であって、前記導光手段が、前記照明用光源の光を前記投光窓へ導く照明用導光板からなることを特徴とする。
【0015】
請求項7に係る発明は、請求項2又は請求項5に記載のカメラ付き携帯端末装置であって、前記反射板は、前記カメラ部で撮影する被写体の距離に応じて反射角を調整できるようにしてあることを特徴とする。
【0016】
上記手段によれば、以下のように作用する。
【0017】
請求項1に係る発明では、表示部を構成する光源の光を端末本体の投光窓に導くための導光手段を備えたので、表示素子に照明光を与える光源を利用して簡単な構成で被写体を照明できる。
【0018】
請求項2に係る発明では、導光手段が、カメラ部の非撮影時は光源の光を表示素子に反射し、撮影時には前記光源の光を反射させて投光窓へ導くよう回動できる反射板であるので、簡単な構成で被写体を照明でき、且つカメラ部の非撮影時には表示素子へ十分な照明光を与え、表示部に対して十分な明るさを確保することができる。
【0019】
請求項3に係る発明では、表示部の光源は、輝度調整用スイッチの操作により照明光の輝度が増加されるようにしてあるので、撮影時に被写体を明るく照明できる。
【0020】
請求項4に係る発明では、端末本体に少なくともカメラ部と表示部をそれぞれ内蔵した携帯端末装置において、この携帯端末装置に、照明用スイッチと、照明用スイッチの操作により点灯する照明用光源と、端末本体表面に備える投光窓と、投光窓に前記照明用光源の光を導く導光手段とを具備させるようにしたので、前記照明用光源によって撮影時に被写体を明るく照明できる。
【0021】
請求項5に係る発明では、導光手段が、照明用光源の光を反射させて投光窓に導く反射板であるので、簡単な構成で被写体を照明できる。
【0022】
請求項6に係る発明では、導光手段が、照明用光源の光を投光窓に導く照明用導光板であるので、構成が更に簡略化できる。
【0023】
請求項7に係る発明では、反射板は、カメラ部で撮影する被写体の距離に応じて反射角を調整できるようにしてあるので、カメラ部と被写体との距離に合わせて反射板の反射角を調整することにより被写体を有効に照明して明瞭な撮影画像を得ることができる。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
【0025】
図1は本発明のカメラ付き携帯端末装置の一実施形態を示すもので、端末本体を表示部を有する第1筺体1と操作部を有する第2筺体20とから構成し、両筺体1,20を折り畳み可能に構成したフォルダタイプの携帯電話機を、メイン液晶表示部(図示せず)の背面方向から見た正面図、図2は図1をII−II方向から見た切断側面図、図3は図1をIII−III方向から見た側面図である。
【0026】
サブ液晶表示部2はサブ液晶表示素子3、液晶用導光板4及び光源5からなり、サブ液晶表示素子3の後方に液晶用導光板4を備え、液晶用導光板4の上端近傍に光源5(LED)が設けられている。図示の例では2個の光源5を設けている。光源5は液晶用導光板4を介してサブ液晶表示素子3を照明し、これによりサブ液晶表示素子3に出力された情報をサブ液晶用透過窓6から明るい液晶画面として視認できるようになっている。
【0027】
液晶用導光板4の上部には、カメラ部7(カメラモジュール)が内蔵されており、第1筺体1背面のカメラ窓8を通して被写体の撮影が行えるようになっている。図1中9はカメラ窓8の横に設けられた鏡である。
【0028】
上記構成において、第1筺体1背面におけるサブ液晶用透過窓6とカメラ窓8との間に投光窓10を設ける。
【0029】
一方、第1筺体1内の前記光源5の上部位置に、回動可能な反射板11(導光手段)を設ける。図1〜図3の例では、反射板11に設けた回動軸12を第1筺体1の側部に延長してこの回動軸12の端部に回動用のレバー或いはダイアル等の回動操作部13を設けている。前記反射板11は、前記回動操作部13を操作することによって、カメラ部7による撮影を行わない時には光源5の光をサブ液晶表示部2側に反射させて光源5の光が上方へ逃げるのを防止する遮蔽位置Aと、撮影時には光源5の光を反射させて投光窓10に導く投光位置Bとに切替られるようになっている。
【0030】
第1筺体1の任意の位置には、ON−OFFを行う輝度調整用スイッチ14を設けている。光源5はカメラ部7による撮影を行わない通常時にはサブ液晶表示部2を照明するのみの輝度となっているが、前記輝度調整用スイッチ14をON操作することによって前記光源5の照明の輝度が増加されるようになっている。尚、上記形態例では、回動操作部13を手動で操作することによって反射板11を遮蔽位置Aと投光位置Bとに回動する場合について説明したが、前記輝度調整用スイッチ14をONとすることによって図示しないモータなどにより自動的に反射板11を遮蔽位置Aから投光位置Bに回動するよう構成されていてもよい。
【0031】
又、投光位置Bに回動した反射板11は反射角αを調整できるようになっている。即ち、図1に示すように、カメラ部7と投光窓10とは同一位置に設置することができないために相互間には距離がある。このために、図4、図5に示すように被写体Xとカメラ部7との距離が変化した場合に、カメラ部7の光軸上で被写体Xに有効に照明光を当てるためには反射板11の反射角αをα1、α2のように調節してやる必要がある。
【0032】
このため、回動操作部13が設置された場所の第1筺体1の表面に、カメラ部7と被写体Xの距離に応じて回動操作部13を回動させる位置を指定するための目盛15(マーク)を施している。この目盛15は例えばカメラ部7と被写体Xの距離が30cm〜1m、1m以上の場合に対応するように段階的に付すことができる。一方、被写体Xに照明光が有効に当たると被写体Xが明るくなることによって反射板11の反射角αが合致していると判断できるので、被写体Xの明るさを見ながら回動操作部13を操作するようにして前記目盛15を省略してもよい。
【0033】
以下に、上記図1〜図3に示した形態例の作用を説明する。
【0034】
カメラ部7による撮影を行わないときは、輝度調整用スイッチ14はOFFの位置とし、又、回動操作部13はOFFの位置として反射板11(導光手段)を実線で示す遮蔽位置Aに保持しておく。
【0035】
これにより、カメラ部7による撮影を行わないときは、光源5の上部は反射板11によって塞がれており、従って光源5の光は反射板11によりサブ液晶表示部2側に反射されるので光源5の光が上方へ逃げることは防止される。
【0036】
カメラ部7による撮影を行うときは、回動操作部13を操作して反射板11を実線の遮蔽位置Aから二点鎖線の投光位置Bに回動させる。これにより、光源5の照明光は反射板11により反射して投光窓10から外部に向けて投射され被写体を照明する。
【0037】
この時、輝度調整用スイッチ14をONに操作すると、照明光の輝度が増加され、これにより被写体X(図4、図5)を明るく照明することができる。
【0038】
更に、カメラ部7と被写体Xとの距離に合わせて回動操作部13を操作し、反射板11の反射角αを調節することにより、被写体Xが有効に照明されるようにする。すると、被写体Xは明るく照明され明瞭な撮影画像を得ることができる。
【0039】
尚、図1〜図3の形態例では、サブ液晶表示部2を照明する光源5を被写体Xの照明に利用する場合について説明したが、第1筺体1の図示しないメイン液晶表示部に備える光源を被写体Xの照明に利用することもできる。
【0040】
図6は前記図1〜図3における反射板11を回動させる方式の他の例を示したものであり、図6では、ONの操作により光源5の照明の輝度を増加するようにしている輝度調整用スイッチ14に、前記反射板11の回動軸12を接続している。そして、前記輝度調整用スイッチ14をOFFからONにスライドさせると光源5の照明の輝度が増加され、更にその状態から同方向にスライドさせると、前記反射板11が遮蔽位置Aから投光位置Bに回動するようにしている。即ち、輝度調整用スイッチ14は、光源5の輝度を増加させる作用と、反射板11を回動させる回動操作部としての作用を兼ねたものになっている。
【0041】
更に、図6においても、図1〜図3に示したように、投光位置Bに回動した反射板11の反射角αを調整できるようにしている。即ち、図6に示すように、輝度調整用スイッチ14が設置された場所の第1筺体1の表面に、カメラ部7と被写体Xとの距離に応じた目盛15(マーク)を施している。
【0042】
図6に示した構成においても、図1〜図3の形態例と同様に作用することができる。又、図6の構成では、図1のような回動操作部を特別に備えないので、装置を更に簡略化できる。
【0043】
図7は本発明の他の実施形態を示すもので、カメラ付き携帯電話機のメイン液晶表示部(図示せず)の背面方向から見た正面図、図8は図7をVIII−VIII方向から見た切断側面図である。
【0044】
図7、図8に示すように、カメラ部7を内蔵した携帯電話機において、サブ液晶表示部2を照明する光源16と、被写体を照明するための照明用光源17とを設ける。図示の例では1個の光源16と2個の照明用光源17を設けている。前記光源16は液晶用導光板4に向けて照明するようになっているのに対し、照明用光源17は、液晶用導光板4とは反対の上側に向けて照明するようになっている。この照明用光源17は、通常時は消灯しており、照明用スイッチ21のON操作によって点灯されるようになっている。
【0045】
更に、第1筺体1の内部に、照明用光源17の光を第1筺体1の投光窓10に導くための導光手段18を設けている。図7、図8における導光手段18は、照明用光源17からの光を反射させて投光窓10に導く反射板18aである。この反射板18aは設定された反射角αに固定されていてもよく、或いは、図6と同様に反射板18aに設けた回動軸19を照明用スイッチ21に接続し、照明用スイッチ21をONにした状態から更に同方向にスライドさせることによって反射板18aの反射角αを調整できるようにしてもよい。
【0046】
上記図7、図8に示した形態例では、サブ液晶表示部2を照明する光源16とは別個の照明用光源17を設けており、撮影時には照明用スイッチ21をONに操作することにより照明用光源17を点灯させる。照明用光源17からの光は反射板18aにより反射されて投光窓10から被写体Xに向けて投光される。従って、専用に設けられる照明用光源17は高い輝度の照明を発するものを用いることができ、よって被写体Xを明るく照明することができる。又、専用の照明用光源17を設けているので、被写体の照明時にサブ液晶表示部2の明るさが変化することはない。
【0047】
又、反射板18aの反射角αを、例えば図6に示したように照明用スイッチ21の操作によって調整できるようにすれば、距離に応じて被写体Xを有効に照明し明瞭な撮影画像を得ることができる。
【0048】
図9は図7、図8の導光手段18の他の例を示したものであり、図9の導光手段18は、照明用光源17からの光を照明用導光板18bを用いて投光窓10に導くようにしている。
【0049】
図9の照明用導光板18bを用いた構成によれば、投光窓10から投光する照明の方向を調節することはできないが、構成は簡略なものとすることができる。
【0050】
尚、上記形態例では、フォルダタイプの携帯端末装置の第1筺体にカメラ部を備えた場合について説明したが、フォルダタイプ、一体型を問わずカメラを内蔵した携帯電話機であれば適用できること、反射板を回動する機構には種々の方式のものが採用できること、その他本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ること、等は勿論である。
【0051】
さらに、上記形態例では携帯電話機を例にとって示したが、PDA等のカメラを備えた携帯端末装置にも適用できることは言う迄もない。
【0052】
【発明の効果】
本発明は、以上のように構成されているため、次のような効果を奏する。
【0053】
請求項1に係る発明によれば、表示素子に照射する光源の光を端末本体の投光窓に導くための導光手段を備えたので、表示素子の光源を利用して簡単な構成で被写体を照明できる効果がある。
その為、暗い場所でのカメラ撮影においても光を当てて被写体を撮影することができる。
【0054】
請求項2に係る発明によれば、導光手段が、カメラ部の非撮影時に前記光源の光を前記表示素子に反射し、撮影時には前記光源の光を反射させて投光窓へ導くよう回動可能な反射板であるので、簡単な構成で被写体を照明でき、且つカメラ部の非撮影時には表示部に備える光源の光が逃げるのを防止できる効果がある。
【0055】
請求項3に係る発明によれば、携帯端末装置に輝度調整用スイッチを備え、この輝度調整用スイッチの操作によって表示部に備える光源から照射される光の輝度を増加させるようにしてあるので、撮影時に被写体を明るく照明できる効果がある。
【0056】
請求項4に係る発明によれば、携帯端末装置に、照明用スイッチと、照明用スイッチの操作により点灯する照明用光源と、端末本体表面に備える投光窓と、投光窓に前記照明用光源の光を導く導光手段とを具備させるようにしたので、照明用光源により撮影時に被写体を明るく照明できる効果がある。
【0057】
請求項5に係る発明によれば、導光手段が、照明用光源の光を反射させて前記投光窓へ導く反射板であるので、簡単な構成で被写体を照明できる効果がある。
【0058】
請求項6に係る発明によれば、導光手段が、照明用光源の光を端末本体の投光窓へ導く照明用導光板であるので、構成がさらに簡略化できる効果がある。
【0059】
請求項7に係る発明によれば、反射板は、カメラ部で撮影する被写体の距離に応じて反射角を調整できるようにしてあるので、カメラ部と被写体との距離に合わせて反射板の反射角を調節することにより被写体を有効に照明して明瞭な撮影画像を得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のカメラ付き携帯端末装置の一実施形態を示す第1筺体をメイン液晶表示部の背面方向から見た正面図である。
【図2】図1をII−II方向から見た切断側面図である。
【図3】図1をIII−III方向から見た側面図である。
【図4】被写体とカメラ部の距離が近い場合における反射板の反射角を示す説明図である。
【図5】被写体とカメラ部の距離が遠い場合の反射板の反射角を示す説明図である。
【図6】図1における反射板を回動させる方式の他の例を示した正面図である。
【図7】本発明のカメラ付き携帯端末装置の他の実施形態を示す第1筺体をメイン液晶表示部の背面方向から見た正面図である。
【図8】図7をVIII−VIII方向から見た切断側面図である。
【図9】図7及び図8の導光手段の他の例を示した切断側面図である。
【符号の説明】
1 第1筺体(端末本体)
2 サブ液晶表示部(表示部)
3 サブ液晶表示素子(表示素子)
5 光源
7 カメラ部(カメラモジュール)
10 投光窓
11 反射板(導光手段)
14 輝度調整用スイッチ
16 光源
17 照明用光源
18 導光手段
18a 反射板
18b 照明用導光板
21 照明用スイッチ
A 遮蔽位置
B 投光位置
X 被写体
α 反射角
【発明の属する技術分野】
本発明は、携帯電話機やPDA(Personal Digital Assistants)等のカメラ付き携帯端末装置に関し、より詳しくは、簡単且つ小型の構成にて被写体を照明できるようにしたカメラ付き携帯端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、携帯電話機やPDAにカメラを一体に備えて撮影できるようにしたカメラ付き携帯端末装置が用いられている。例えば液晶表示部を備えた筺体と操作部を備えた筺体とを折り畳み可能に構成したフォルダタイプのカメラ付き電話機では、液晶表示部と反対側の面にサブ液晶表部を備え、その近傍にカメラを配置したものが多く用いられている。
【0003】
この種のカメラ付き携帯電話機は、暗い場所で撮影を行う場合や、暗い被写体を撮影する場合に対応するために、被写体を照明することが考えられており、例えばフラッシュ内蔵のカメラのフラッシュをそのままモジュールで使用したものがある。又、外付けカメラタイプの携帯電話機においては、外付けカメラそのものにカメラ用のストロボ装置や電池を装備させている。
【0004】
例えば、ストロボ装置を備えたカメラ付き携帯電話機としては、電話機本体にストロボ装置を設け、ストロボ装置をレリーズボタンのレリーズ操作で発光させてストロボ光で照明して撮影する構成のものが提案されている(例えば、特許文献1)。
【0005】
【特許文献1】
特開昭2001−320622号公報。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記特許文献1のようなストロボ装置を備えた従来のカメラ付き携帯電話機では、ストロボ装置が別途必要である上に、ストロボ装置を駆動するための回路が必要であり、電話機が複雑で高価になるという課題があった。又、外付けカメラの場合はカメラ付き携帯電話機全体が大型化すると共に重量も増加し、このために軽量、小型の要求に対応できないという課題があった。
【0007】
しかも、ストロボ装置を外付けしたカメラ付き携帯電話機は、携帯時にストロボ装置を携帯電話機から取り外して別々に携帯しなければならないことから持ち運びが不便であるといった不都合もあった。
【0008】
本発明は、上記従来の課題に鑑みてなしたもので、簡単且つ小型の構成にてカメラの撮影時に被写体への照明を可能にしたカメラ付き携帯端末装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記の目的を達成するためになしたもので、請求項1記載に係る発明は、端末本体内に少なくともカメラ部と、表示素子及び該表示素子に光を照射する光源とからなる表示部をそれぞれ内蔵したカメラ付き携帯端末装置において、端末本体表面には投光窓を設けるとともに、前記投光窓に前記表示部に備える光源の光を導く導光手段を具備させたことを特徴とする。
【0010】
請求項2に係る発明は、請求項1に記載のカメラ付き携帯端末装置であって、導光手段が、カメラ部の非撮影時に前記光源の光を前記表示素子に反射し、撮影時には前記光源の光を反射させて前記投光窓へ導くよう回動可能な反射板からなることを特徴とする。
【0011】
請求項3に係る発明は、請求項1又は請求項2に記載のカメラ付き携帯端末装置であって、輝度調整用スイッチを備え、この輝度調整用スイッチの操作によって前記光源から照射させる光の輝度を増加させるようにしてあることを特徴とする。
【0012】
請求項4に係る発明は、端末本体内に少なくともカメラ部と表示部をそれぞれ内蔵した携帯端末装置において、この携帯端末装置は、照明用スイッチと、照明用スイッチの操作により点灯する照明用光源と、端末本体表面に備える投光窓と、投光窓に前記照明用光源の光を導く導光手段とを具備することを特徴とする。
【0013】
請求項5に係る発明は、請求項4に記載のカメラ付き携帯端末装置であって、前記導光手段が、前記照明用光源の光を反射させて前記投光窓へ導く反射板からなることを特徴とする。
【0014】
請求項6に係る発明は、請求項4に記載のカメラ付き携帯端末装置であって、前記導光手段が、前記照明用光源の光を前記投光窓へ導く照明用導光板からなることを特徴とする。
【0015】
請求項7に係る発明は、請求項2又は請求項5に記載のカメラ付き携帯端末装置であって、前記反射板は、前記カメラ部で撮影する被写体の距離に応じて反射角を調整できるようにしてあることを特徴とする。
【0016】
上記手段によれば、以下のように作用する。
【0017】
請求項1に係る発明では、表示部を構成する光源の光を端末本体の投光窓に導くための導光手段を備えたので、表示素子に照明光を与える光源を利用して簡単な構成で被写体を照明できる。
【0018】
請求項2に係る発明では、導光手段が、カメラ部の非撮影時は光源の光を表示素子に反射し、撮影時には前記光源の光を反射させて投光窓へ導くよう回動できる反射板であるので、簡単な構成で被写体を照明でき、且つカメラ部の非撮影時には表示素子へ十分な照明光を与え、表示部に対して十分な明るさを確保することができる。
【0019】
請求項3に係る発明では、表示部の光源は、輝度調整用スイッチの操作により照明光の輝度が増加されるようにしてあるので、撮影時に被写体を明るく照明できる。
【0020】
請求項4に係る発明では、端末本体に少なくともカメラ部と表示部をそれぞれ内蔵した携帯端末装置において、この携帯端末装置に、照明用スイッチと、照明用スイッチの操作により点灯する照明用光源と、端末本体表面に備える投光窓と、投光窓に前記照明用光源の光を導く導光手段とを具備させるようにしたので、前記照明用光源によって撮影時に被写体を明るく照明できる。
【0021】
請求項5に係る発明では、導光手段が、照明用光源の光を反射させて投光窓に導く反射板であるので、簡単な構成で被写体を照明できる。
【0022】
請求項6に係る発明では、導光手段が、照明用光源の光を投光窓に導く照明用導光板であるので、構成が更に簡略化できる。
【0023】
請求項7に係る発明では、反射板は、カメラ部で撮影する被写体の距離に応じて反射角を調整できるようにしてあるので、カメラ部と被写体との距離に合わせて反射板の反射角を調整することにより被写体を有効に照明して明瞭な撮影画像を得ることができる。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
【0025】
図1は本発明のカメラ付き携帯端末装置の一実施形態を示すもので、端末本体を表示部を有する第1筺体1と操作部を有する第2筺体20とから構成し、両筺体1,20を折り畳み可能に構成したフォルダタイプの携帯電話機を、メイン液晶表示部(図示せず)の背面方向から見た正面図、図2は図1をII−II方向から見た切断側面図、図3は図1をIII−III方向から見た側面図である。
【0026】
サブ液晶表示部2はサブ液晶表示素子3、液晶用導光板4及び光源5からなり、サブ液晶表示素子3の後方に液晶用導光板4を備え、液晶用導光板4の上端近傍に光源5(LED)が設けられている。図示の例では2個の光源5を設けている。光源5は液晶用導光板4を介してサブ液晶表示素子3を照明し、これによりサブ液晶表示素子3に出力された情報をサブ液晶用透過窓6から明るい液晶画面として視認できるようになっている。
【0027】
液晶用導光板4の上部には、カメラ部7(カメラモジュール)が内蔵されており、第1筺体1背面のカメラ窓8を通して被写体の撮影が行えるようになっている。図1中9はカメラ窓8の横に設けられた鏡である。
【0028】
上記構成において、第1筺体1背面におけるサブ液晶用透過窓6とカメラ窓8との間に投光窓10を設ける。
【0029】
一方、第1筺体1内の前記光源5の上部位置に、回動可能な反射板11(導光手段)を設ける。図1〜図3の例では、反射板11に設けた回動軸12を第1筺体1の側部に延長してこの回動軸12の端部に回動用のレバー或いはダイアル等の回動操作部13を設けている。前記反射板11は、前記回動操作部13を操作することによって、カメラ部7による撮影を行わない時には光源5の光をサブ液晶表示部2側に反射させて光源5の光が上方へ逃げるのを防止する遮蔽位置Aと、撮影時には光源5の光を反射させて投光窓10に導く投光位置Bとに切替られるようになっている。
【0030】
第1筺体1の任意の位置には、ON−OFFを行う輝度調整用スイッチ14を設けている。光源5はカメラ部7による撮影を行わない通常時にはサブ液晶表示部2を照明するのみの輝度となっているが、前記輝度調整用スイッチ14をON操作することによって前記光源5の照明の輝度が増加されるようになっている。尚、上記形態例では、回動操作部13を手動で操作することによって反射板11を遮蔽位置Aと投光位置Bとに回動する場合について説明したが、前記輝度調整用スイッチ14をONとすることによって図示しないモータなどにより自動的に反射板11を遮蔽位置Aから投光位置Bに回動するよう構成されていてもよい。
【0031】
又、投光位置Bに回動した反射板11は反射角αを調整できるようになっている。即ち、図1に示すように、カメラ部7と投光窓10とは同一位置に設置することができないために相互間には距離がある。このために、図4、図5に示すように被写体Xとカメラ部7との距離が変化した場合に、カメラ部7の光軸上で被写体Xに有効に照明光を当てるためには反射板11の反射角αをα1、α2のように調節してやる必要がある。
【0032】
このため、回動操作部13が設置された場所の第1筺体1の表面に、カメラ部7と被写体Xの距離に応じて回動操作部13を回動させる位置を指定するための目盛15(マーク)を施している。この目盛15は例えばカメラ部7と被写体Xの距離が30cm〜1m、1m以上の場合に対応するように段階的に付すことができる。一方、被写体Xに照明光が有効に当たると被写体Xが明るくなることによって反射板11の反射角αが合致していると判断できるので、被写体Xの明るさを見ながら回動操作部13を操作するようにして前記目盛15を省略してもよい。
【0033】
以下に、上記図1〜図3に示した形態例の作用を説明する。
【0034】
カメラ部7による撮影を行わないときは、輝度調整用スイッチ14はOFFの位置とし、又、回動操作部13はOFFの位置として反射板11(導光手段)を実線で示す遮蔽位置Aに保持しておく。
【0035】
これにより、カメラ部7による撮影を行わないときは、光源5の上部は反射板11によって塞がれており、従って光源5の光は反射板11によりサブ液晶表示部2側に反射されるので光源5の光が上方へ逃げることは防止される。
【0036】
カメラ部7による撮影を行うときは、回動操作部13を操作して反射板11を実線の遮蔽位置Aから二点鎖線の投光位置Bに回動させる。これにより、光源5の照明光は反射板11により反射して投光窓10から外部に向けて投射され被写体を照明する。
【0037】
この時、輝度調整用スイッチ14をONに操作すると、照明光の輝度が増加され、これにより被写体X(図4、図5)を明るく照明することができる。
【0038】
更に、カメラ部7と被写体Xとの距離に合わせて回動操作部13を操作し、反射板11の反射角αを調節することにより、被写体Xが有効に照明されるようにする。すると、被写体Xは明るく照明され明瞭な撮影画像を得ることができる。
【0039】
尚、図1〜図3の形態例では、サブ液晶表示部2を照明する光源5を被写体Xの照明に利用する場合について説明したが、第1筺体1の図示しないメイン液晶表示部に備える光源を被写体Xの照明に利用することもできる。
【0040】
図6は前記図1〜図3における反射板11を回動させる方式の他の例を示したものであり、図6では、ONの操作により光源5の照明の輝度を増加するようにしている輝度調整用スイッチ14に、前記反射板11の回動軸12を接続している。そして、前記輝度調整用スイッチ14をOFFからONにスライドさせると光源5の照明の輝度が増加され、更にその状態から同方向にスライドさせると、前記反射板11が遮蔽位置Aから投光位置Bに回動するようにしている。即ち、輝度調整用スイッチ14は、光源5の輝度を増加させる作用と、反射板11を回動させる回動操作部としての作用を兼ねたものになっている。
【0041】
更に、図6においても、図1〜図3に示したように、投光位置Bに回動した反射板11の反射角αを調整できるようにしている。即ち、図6に示すように、輝度調整用スイッチ14が設置された場所の第1筺体1の表面に、カメラ部7と被写体Xとの距離に応じた目盛15(マーク)を施している。
【0042】
図6に示した構成においても、図1〜図3の形態例と同様に作用することができる。又、図6の構成では、図1のような回動操作部を特別に備えないので、装置を更に簡略化できる。
【0043】
図7は本発明の他の実施形態を示すもので、カメラ付き携帯電話機のメイン液晶表示部(図示せず)の背面方向から見た正面図、図8は図7をVIII−VIII方向から見た切断側面図である。
【0044】
図7、図8に示すように、カメラ部7を内蔵した携帯電話機において、サブ液晶表示部2を照明する光源16と、被写体を照明するための照明用光源17とを設ける。図示の例では1個の光源16と2個の照明用光源17を設けている。前記光源16は液晶用導光板4に向けて照明するようになっているのに対し、照明用光源17は、液晶用導光板4とは反対の上側に向けて照明するようになっている。この照明用光源17は、通常時は消灯しており、照明用スイッチ21のON操作によって点灯されるようになっている。
【0045】
更に、第1筺体1の内部に、照明用光源17の光を第1筺体1の投光窓10に導くための導光手段18を設けている。図7、図8における導光手段18は、照明用光源17からの光を反射させて投光窓10に導く反射板18aである。この反射板18aは設定された反射角αに固定されていてもよく、或いは、図6と同様に反射板18aに設けた回動軸19を照明用スイッチ21に接続し、照明用スイッチ21をONにした状態から更に同方向にスライドさせることによって反射板18aの反射角αを調整できるようにしてもよい。
【0046】
上記図7、図8に示した形態例では、サブ液晶表示部2を照明する光源16とは別個の照明用光源17を設けており、撮影時には照明用スイッチ21をONに操作することにより照明用光源17を点灯させる。照明用光源17からの光は反射板18aにより反射されて投光窓10から被写体Xに向けて投光される。従って、専用に設けられる照明用光源17は高い輝度の照明を発するものを用いることができ、よって被写体Xを明るく照明することができる。又、専用の照明用光源17を設けているので、被写体の照明時にサブ液晶表示部2の明るさが変化することはない。
【0047】
又、反射板18aの反射角αを、例えば図6に示したように照明用スイッチ21の操作によって調整できるようにすれば、距離に応じて被写体Xを有効に照明し明瞭な撮影画像を得ることができる。
【0048】
図9は図7、図8の導光手段18の他の例を示したものであり、図9の導光手段18は、照明用光源17からの光を照明用導光板18bを用いて投光窓10に導くようにしている。
【0049】
図9の照明用導光板18bを用いた構成によれば、投光窓10から投光する照明の方向を調節することはできないが、構成は簡略なものとすることができる。
【0050】
尚、上記形態例では、フォルダタイプの携帯端末装置の第1筺体にカメラ部を備えた場合について説明したが、フォルダタイプ、一体型を問わずカメラを内蔵した携帯電話機であれば適用できること、反射板を回動する機構には種々の方式のものが採用できること、その他本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ること、等は勿論である。
【0051】
さらに、上記形態例では携帯電話機を例にとって示したが、PDA等のカメラを備えた携帯端末装置にも適用できることは言う迄もない。
【0052】
【発明の効果】
本発明は、以上のように構成されているため、次のような効果を奏する。
【0053】
請求項1に係る発明によれば、表示素子に照射する光源の光を端末本体の投光窓に導くための導光手段を備えたので、表示素子の光源を利用して簡単な構成で被写体を照明できる効果がある。
その為、暗い場所でのカメラ撮影においても光を当てて被写体を撮影することができる。
【0054】
請求項2に係る発明によれば、導光手段が、カメラ部の非撮影時に前記光源の光を前記表示素子に反射し、撮影時には前記光源の光を反射させて投光窓へ導くよう回動可能な反射板であるので、簡単な構成で被写体を照明でき、且つカメラ部の非撮影時には表示部に備える光源の光が逃げるのを防止できる効果がある。
【0055】
請求項3に係る発明によれば、携帯端末装置に輝度調整用スイッチを備え、この輝度調整用スイッチの操作によって表示部に備える光源から照射される光の輝度を増加させるようにしてあるので、撮影時に被写体を明るく照明できる効果がある。
【0056】
請求項4に係る発明によれば、携帯端末装置に、照明用スイッチと、照明用スイッチの操作により点灯する照明用光源と、端末本体表面に備える投光窓と、投光窓に前記照明用光源の光を導く導光手段とを具備させるようにしたので、照明用光源により撮影時に被写体を明るく照明できる効果がある。
【0057】
請求項5に係る発明によれば、導光手段が、照明用光源の光を反射させて前記投光窓へ導く反射板であるので、簡単な構成で被写体を照明できる効果がある。
【0058】
請求項6に係る発明によれば、導光手段が、照明用光源の光を端末本体の投光窓へ導く照明用導光板であるので、構成がさらに簡略化できる効果がある。
【0059】
請求項7に係る発明によれば、反射板は、カメラ部で撮影する被写体の距離に応じて反射角を調整できるようにしてあるので、カメラ部と被写体との距離に合わせて反射板の反射角を調節することにより被写体を有効に照明して明瞭な撮影画像を得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のカメラ付き携帯端末装置の一実施形態を示す第1筺体をメイン液晶表示部の背面方向から見た正面図である。
【図2】図1をII−II方向から見た切断側面図である。
【図3】図1をIII−III方向から見た側面図である。
【図4】被写体とカメラ部の距離が近い場合における反射板の反射角を示す説明図である。
【図5】被写体とカメラ部の距離が遠い場合の反射板の反射角を示す説明図である。
【図6】図1における反射板を回動させる方式の他の例を示した正面図である。
【図7】本発明のカメラ付き携帯端末装置の他の実施形態を示す第1筺体をメイン液晶表示部の背面方向から見た正面図である。
【図8】図7をVIII−VIII方向から見た切断側面図である。
【図9】図7及び図8の導光手段の他の例を示した切断側面図である。
【符号の説明】
1 第1筺体(端末本体)
2 サブ液晶表示部(表示部)
3 サブ液晶表示素子(表示素子)
5 光源
7 カメラ部(カメラモジュール)
10 投光窓
11 反射板(導光手段)
14 輝度調整用スイッチ
16 光源
17 照明用光源
18 導光手段
18a 反射板
18b 照明用導光板
21 照明用スイッチ
A 遮蔽位置
B 投光位置
X 被写体
α 反射角
Claims (7)
- 端末本体内に少なくともカメラ部と表示部をそれぞれ内蔵した携帯端末装置において、前記表示部は少なくとも表示素子及び該表示素子に光を照射する光源とからなり、前記端末本体表面には投光窓を備えるとともに、該投光窓に前記光源の光を導く導光手段を具備したことを特徴とするカメラ付き携帯端末装置。
- 前記導光手段は、カメラ部の非撮影時に前記光源の光を前記表示素子に反射し、撮影時には前記光源の光を反射させて前記投光窓へ導くよう回動可能な反射板であることを特徴とする請求項1に記載のカメラ付き携帯端末装置。
- 前記カメラ付き携帯端末装置は輝度調整用スイッチを備え、該輝度調整用スイッチの操作によって前記光源から照射させる光の輝度を増加させるようにしたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のカメラ付き携帯端末装置。
- 端末本体内に少なくともカメラ部と表示部をそれぞれ内蔵した携帯端末装置において、該携帯端末装置は照明用スイッチと、該照明用スイッチの操作により点灯する照明用光源と、前記端末本体表面に備える投光窓と、該投光窓に前記照明用光源の光を導く導光手段とを具備したことを特徴とするカメラ付き携帯端末装置。
- 前記導光手段は、前記照明用光源の光を反射させて前記投光窓へ導く反射板であることを特徴とする請求項4に記載のカメラ付き携帯端末装置。
- 前記導光手段は、前記照明用光源の光を前記投光窓へ導く照明用導光板であることを特徴とする請求項4に記載のカメラ付き携帯端末装置。
- 前記反射板は、前記カメラ部で撮影する被写体の距離に応じて反射角を調整できるようにしてあることを特徴とする請求項2又は請求項5に記載のカメラ付き携帯端末装置。
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-
2002
- 2002-10-15 JP JP2002300662A patent/JP2004140436A/ja active Pending
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