JP2004139797A - メス型シールドコネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】オス内導体端子誘い込みの許容度が大きく高周波特性も良いメス型シールドコネクタを提供すること。
【解決手段】オス内導体端子21の棒状先端部21aを挟持するためにメス内導体端子31の各弾性接触片31aを先端に向かって対向する間隔が狭まるように形成し、各先端にはオス内導体端子21を受け入れ易くするために外側に開いた導入部31dを設けると共に、これら導入部31dがオス内導体端子挿入の際に外側へ広がるための空間を誘電体32のメス内導体端子収容孔32aの先端内側から開口面にかけて切欠形成して設けた。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、メス型シールドコネクタに関し、更に詳しくはメス型シールドコネクタに内蔵されるメス内導体端子とそのメス内導体端子を収容する部材とによる接続相手のオス内導体端子誘い込み構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、カーナビゲーションシステム等の自動車の電気装置に内蔵される電子部品やIC(集積回路)等が実装された制御用のプリント基板へ伝送される電気信号は高速化(高周波化)され、また、そのプリント基板の回路パターンも密集し高密度化されてきている。一般的に、このような高周波の電気信号を伝送するために高周波対応のシールドケーブルが用いられるが、伝送される電気信号の高周波化に伴って、このシールドケーブルの接続に用いられるシールドコネクタにも高周波対応小型化の要求がある。
【0003】
このようなシールドコネクタにはオスタイプとメスタイプとがあり、オス型シールドコネクタの中心に位置するオス内導体端子と、メス型シールドコネクタの中心に位置するメス内導体端子が嵌合接続することで、電気信号の伝達が図られる。一般的にオス内導体端子は棒状の先端を有し、これに対しメス内導体端子はそのオス内導体端子の先端を挟持するための弾性接触片を有しており、オス内導体端子の棒状先端がメス内導体端子の弾性接触片の間に挿入されることとで嵌合接続が図られる。
【0004】
通常、メス型シールドコネクタは、オス内導体端子をメス内導体端子へ案内するための誘い込み構造を有している。メス型シールドコネクタのオス内導体端子誘い込み構造としては、図3に示すようなメス内導体端子51の弾性接触片52先端の内側をテーパ形状にした案内面53を形成して誘い込みをするものがある(例えば、特許文献1参照。)。
【0005】
【特許文献1】
特開平7−176355号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、図3のメス型シールドコネクタのオス内導体端子の誘い込み構造は、メス内導体端子51の弾性接触片52の先端に設けた小さなテーパ面53のみであるため、図示されるような誘い込み幅Bが小さく、オス内導体端子54をメス内導体端子51の中心に精度良く挿入する必要がある。この場合、オス・メス型シールドコネクタの各部品の公差や組付けの公差が大きいと、オス内導体端子先端がメス内導体端子先端に引っかかったり、ひどい場合は誘電体先端に引っかかったりして端子が破損するおそれがある。従って、それぞれの端子のコネクタ内でのがたつきを抑えて突き当たりによる破損を防ぐため、極めて厳しい公差を設定して管理することになってしまいコストアップの要因になっていた。
【0007】
このような端子への突き当たりを防止する対策として、図4に示すように誘電体61の先端をメス内導体端子62の先端部分を覆うように形成するとともに、その開口端面に誘い込み用のテーパ部63を設けることで、誘い込み幅Cを大きくすることが考えられるが、嵌合接続されたオス内導体端子64とメス内導体端子62の図中のE部において、端子径が前後の径より変化する部分が生じて図示されるような段差ができてしまう。
【0008】
シールドコネクタでは、信号線のインピーダンスとコネクタ部のインピーダンスを一致させる必要があり、例えば、同軸コネクタにおけるインピーダンスZは、外導体の内径をD、中心導体の外径をdとしたとき、Z=60×In(D/d)/√εで定まる。同軸コネクタにおけるこのような段差によるD/dの変化は、軸方向にインピーダンスが変化することを意味し、高周波電気信号の伝送において信号の反射等の不具合を発生させる。したがって、メス内導体端子の先端と誘電体の先端は図3のようにほぼ面一になるように構造するのが好ましいが、前述のような不具合がある。
【0009】
本発明が解決しようとする課題は、オス内導体端子誘い込みの許容度が大きく高周波特性も良いメス型シールドコネクタを提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
この課題を解決するため本発明に係るメス型シールドコネクタは、長手方向において先端から筒状の基端部付近まで伸びるスリットにより分割されて該基端部に片持ち支持された複数の弾性接触片を有するメス内導体端子と、このメス内導体端子を収容孔に収容して接続の相手となるオス内導体端子の棒状先端部の挿入を可能にする開口面を有する誘電体と、この誘電体を介して前記メス内導体端子を電磁的にシールドするために外側に配された外導体端子とを備えたメス型シールドコネクタにおいて、前記オス内導体端子の棒状先端部を挟持するために前記メス内導体端子の各弾性接触片は先端に向かって対向する間隔が狭まるように形成されるとともに各先端には前記オス内導体端子を受け入れ易くするために外側に開いた導入部が形成され、これら導入部の全部又は一部が前記オス内導体端子挿入の際に外側へ広がるための空間が前記誘電体の端子収容孔の先端内側から開口面にかけて切欠形成された切欠部により設けられていることを要旨とするものである。
【0011】
上記構成を有するメス型シールドコネクタによれば、オス内導体端子の棒状先端部を受け入れ易くするために外側に開いた導入部をメス内導体端子の弾性接触片の先端に設けるとともに、その導入部がオス内導体端子挿入の際に外側に広がるための空間が、誘電体の開口端面の切欠部によって形成されているので、誘電体に干渉されることなく、誘い込み用の導入部の開きを大きく構成することが可能となり、オス内導体端子の誘い込みの許容度が向上する。したがって、オス型シールドコネクタのオス内導体端子とメス型シールドコネクタのメス内導体端子同士の軸合わせのための公差を厳しく設計管理することなく端子同士の突き当たりが防止されるので、低コストに同軸コネクタを製造できる。
【0012】
この場合、前記切欠部の切欠面により、前記オス内導体端子挿入の際に外側へ拡がる導入部が所定以上広がらないように規制される構成にすれば、オス内導体端子がメス内導体端子にこじられた状態で挿入されたり、挿入後にこじられたりしても、オス内導体端子を挟持する弾性接触片が許容する弾性変形領域以上に変形してしまうことが切欠部の切欠面により規制されるので、接続の信頼性が良い。
【0013】
さらに、前記メス型シールドコネクタの外導体端子が、前記オス内導体端子を電磁的にシールドするために外周に配された相手方の外導体端子の内側に嵌合接続される構成、つまり、よりインピーダンス整合が重視されるシールドコネクタのメス型シールドコネクタにこのようなオス内導体端子誘い込み構造を適用すれば、メス内導体端子の先端と誘電体の先端を面一になるように構成することができるので、前述したメス内導体端子とオス内導体端子の嵌合部における端子径が変化する段差を生じさせることがない。したがって、上述の効果を奏する上にインピーダンス不整合がなく高周波特定も良好なシールドコネクタとなる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の一実施形態に係るメス型同軸コネクタについて図面を参照して詳細に説明する。図1に示す同軸コネクタ10は、同軸ケーブルW接続用のオス型同軸コネクタ20と、図示しないプリント基板接続用のメス型同軸コネクタ30とで構成され、これらが互いに嵌合することで同軸ケーブルとプリント基板の接続が図られる。以下、それぞれの同軸コネクタにおいて嵌合接続側を前として説明する。
【0015】
図中右側のオス型同軸コネクタ20は、同軸ケーブルWの信号導体Waと接続されるオス内導体端子21と、そのオス内導体端子21が収容される誘電体22と、この誘電体22の外周を覆うともに同軸ケーブルWのシールド導体Wbに接続される外導体端子23とを備えている。
【0016】
中心に位置するオス内導体端子21には、高周波電気信号が伝達されるようになっており、外導体端子23はこのオス内導体端子21の周囲を覆って電磁的にシールドするためのもので、誘電体22は両端子間を絶縁状態にするものである。
【0017】
オス内導体端子21は、導電性板材を型抜きした後、プレス加工等により略棒状に形成されたもので、相手方のメス内導体端子31と嵌合接続して電気信号の受け渡しが行われる。この場合、オス内導体端子21は嵌合側前方部にタブ部21aを備えており、このタブ部21aがメス内導体端子31に挿入されると、メス内導体端子31の弾性接触片31aがタブ部21a外面に弾性的に接触されるようになっている。
【0018】
オス内導体端子21の後方部には、剥き出しになった同軸ケーブルWの信号導体Waがかしめ固定される圧着部21bが備えられており、図示されるように信号導体Waにかしめられて接続されている。また、オス内導体端子21が誘電体22に保持される部分となる筒部21cは、図示されるようにタブ部21aより太い径を有している。この筒部21cには突出片21dが外側に突出して形成されており、誘電体22の収容孔22aの内壁に係合するようになっている。
【0019】
このオス内導体端子21を収容保持する誘電体22は、所定の誘電率を有する樹脂製の絶縁性材料から成形されており、オス内導体端子21と後述する外導体端子23との間に組み付けられて、両端子間を絶縁状態にする。誘電体22には、オス内導体端子21の筒部21cを収容する収容孔22aが前後に開口して本体部22bに形成されている。この本体部22bの前方にはフード部22cが設けられ、そのフード部22cの内側にオス内導体端子21のタブ部21aが突出するように配されている。
【0020】
外導体端子23は導電性板材を型抜きした後、プレス加工等により略筒状に成形されたもので、円筒状の本体筒部23aと、その本体筒部23a後方の圧着部23bを備えている。本体筒部23aには誘電体22が収容され、圧着部23bには剥き出しになった同軸ケーブルWのシールド導体Wbがかしめ固定により接続されている。
【0021】
図1の左側に示すメス型同軸コネクタ30は、図示しないプリント基板上の信号回路と接続されるメス内導体端子31と、そのメス内導体端子31が収容される誘電体32と、この誘電体32の外周を覆うともにプリント基板上のグランド回路に接続される外導体端子33とを備えている。メス内導体端子31には、高周波電気信号が伝達されるようになっており、外導体端子33はこのメス内導体端子31の周囲を覆って電磁的にシールドするためのもので、誘電体32は両端子間を絶縁状態にするものである。
【0022】
メス内導体端子31は、導電性板材を型抜きした後、プレス加工等により略筒状に成形されたもので、相手方のオス内導体端子21と嵌合接続して電気信号の受け渡しが行われる。このメス内導体端子31は嵌合側前方部に長手方向のスリット31fにより周方向に分割された円弧状の弾性接触片31a,31aを有する筒部31bと、図示しないプリント基板上の信号回路に接続される脚片31cとを備えている。
【0023】
弾性接触片31a,31aは、オス内導体端子21の棒状のタブ部21aを挟持するために先端に向かって対向する間隔が狭まるように形成されると共に、各先端にはタブ部21aの先端を受け入れ易くするため外側に開くように折り曲げられた導入部31d,31dが設けられている。この導入部31d,31dによるオス内導体端子21の誘い込み幅Aは図示されるような広さになる。導入部31d,31dの内径はオス内導体端子21のタブ部21a外径よりもやや小さく形成されているので、嵌合接続の際、タブ部21aが挿入されると、導入部31d,31dはやや拡径されてタブ部21aの外面に弾性的に接触するようになっている。
【0024】
また、導入部31d,31dの外径は誘電体32の収容孔32aの内径よりも小さく形成されているので、収容の際に、この収容孔32aの内壁に干渉しないようになっている。筒部31bには突出片31eが外側に突出して形成されており、誘電体32の収容孔32aの内壁に係合するようになっている。
【0025】
このメス内導体端子31が収容される誘電体32は、所定の誘電率を有する樹脂製の絶縁性材料から成形されており、メス内導体端子31と後述する外導体端子33との間に組み付けられて、両端子間を絶縁状態にする。誘電体32には、メス内導体端子31のほぼ全体を収容する収容孔32aが前後に開口して形成されている。外導体端子33の内径と同等の外径を有する本体部32bの前方には、その本体部32bよりも小径の前方部32cが段状になって設けられている。この前方部32cの開口端面には、収容孔32aの内周に沿ってテーパ面状に切欠形成された切欠部32dが設けられており、前述のメス内導体端子31の導入部31d,31dが外側への拡がった際には、その先端部分が、この切欠部32dにより形成された空間34に臨むようになっている。この場合、切欠部32dのテーパ面は、端子材料の応力限界内で導入部31d,31dの変位が止まるような位置に形成されている。これにより、過度の変位が抑制され、破損が防止される。
【0026】
外導体端子33は導電性板材を型抜きした後、プレス加工等により略筒状に成形されたもので、前後に開口した円筒状の本体筒部33aと、その本体筒部33a後端に設けられた脚片33b、33bとを備えている。
【0027】
外導体端子33の本体筒部33aの内側には、前述の誘電体32が収容可能となっている。本体筒部33aの嵌合側前方部33cはスリット33eにより周方向に分割されており、内側に膨出された接触凸部33dが形成されている。この接触凸部33dは嵌合接続の際にオス型同軸コネクタ20の外導体端子23の外壁面に弾性的に接触するようになっている。
【0028】
このような構成のメス型同軸コネクタ30のオス内導体端子誘い込み構造によれば、オス内導体端子21のタブ部21aの挿入を容易に案内するために設けられたメス内導体端子31の外側に開いた導入部31dの先端が、オス内導体端子21の挿入の際に外側に広がっても、誘電体32の前方部32cの開口端面に形成された切欠部32dによって設けられた退避用の空間34があるため、誘電体32と干渉することなく、外側に変位することができる。これにより、オス内導体端子21のタブ部21aをメス内導体端子31内に案内するための誘い込み幅Aを十分になるように導入部31d,31dを広げることが可能となる。
【0029】
また、このような構成により、メス内導体端子31の先端を誘電体32の先端とほぼ面一になるように配することができるので、嵌合接続後に前述のようなメス内導体端子とオス内導体端子の嵌合部の端子径の変化による段差が生じることがなく、インピーダンス不整合が発生しない。尚、嵌合接続後は、メス内導体端子31の導入部31d,31dが筒部31bの外径よりも外側に広がった状態になるが、電流は最短経路を通って流れるため、この導入部31d,31dのはみ出た部分にはほとんど流れないので、高周波特性への影響は無視できるほど小さい。
【0030】
また、これらオス型同軸コネクタ20とメス型同軸コネクタ30が嵌合した状態では、コネクタの後方への引っ張り対して、導入部31dが切欠部32dに引っかかるため、メス内導体端子31が軸方向にずれてしまって端子間の接触が絶たれるようなおそれがなく、引張りに対する接続の信頼性も向上する。
【0031】
導入部31d,31d退避用の切欠部としては、図2に示される切欠部41のように構成しても良い。この切欠部41は、前述のテーパ状に切り欠かかれたものとは異なり、段状に切り欠かれた形状を有しており、この場合、段部41bの位置が、端子材料の応力限界内で導入部31d,31dの変位が止まるような形成されている。
【0032】
以上説明したメス型シールドコネクタ30は、オス内導体端子21受け入れ易くするために設けられた導入部31dのオス内導体端子挿入の際に外側に広がるための空間34を、誘電体32の開口端面に設けることで、誘い込み幅を大きくすることができるうえに、メス内導体端子31の先端を誘電体32の先端を面一になるように配置させることが可能な構成なので、端子同士の嵌合部分に外径が変化するような段差を生じさせることがなく、インピーダンスを整合させることができる。
【0033】
尚、本発明はこうした実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施できることは勿論である。例えば、上記の実施の形態では切欠部の形状がテーパ状と段状のものを示したが、種々なる形状を採用することが可能で、要は、導入部の全部又は一部がオス内導体端子挿入の際に外側へ広がるための空間として、誘電体の端子収容孔の先端内側から開口面にかけて切欠形成されたものであれば良く、上記実施例のようには限定されない。また、丸型の同軸コネクタに適用した例を示したが、角型の同軸コネクタや多芯シールドコネクタにも適用可能なのは言うまでもない。
【0034】
【発明の効果】
本発明は、オス内導体端子の棒状先端部の受け入れ易くするために外側に開いた導入部をメス内導体端子の弾性接触片の先端に設けるとともに、その導入部のオス内導体端子挿入の際に外側に広がるための空間が、誘電体の開口端面の切欠部によって形成されているので、誘い込み用の導入部の開きを大きく構成することが可能となり、オス内導体端子の誘い込みの許容度が向上する。これにより端子同士の軸合わせのための公差を厳しく設計管理することなく突き当てが防止されるので、嵌合接続させ易い上に低コストな構造である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るメス型同軸コネクタの概略構成を示した図である。
【図2】本発明の他の実施形態に係るオス内導体端子誘い込み構造を示した図である。
【図3】従来用いられているメス型同軸コネクタのオス内導体端子誘い込み構造を示した概略構成図である。
【図4】図3の誘い込み構造を改良した場合の構造を示した図である。
【符号の説明】
10 同軸コネクタ
20 オス型同軸コネクタ
21 オス内導体端子
21a タブ部
21c 筒部
22 誘電体
22a 収容孔
22b 本体部
22c フード部
23 外導体端子
30 メス型同軸コネクタ
31 メス内導体端子
31a 弾性接触片
31b 筒部
31d 導入部
31f スリット
32 誘電体
32a 収容孔
32c 前方部
32d,41 切欠部
33 外導体端子
34 空間
W 同軸ケーブル
Wa 信号導体
Wb シールド導体

Claims (3)

  1. 長手方向において先端から筒状の基端部付近まで伸びるスリットにより分割されて該基端部に片持ち支持された複数の弾性接触片を有するメス内導体端子と、このメス内導体端子を収容孔に収容して接続の相手となるオス内導体端子の棒状先端部の挿入を可能にする開口面を有する誘電体と、この誘電体を介して前記メス内導体端子を電磁的にシールドするために外側に配された外導体端子とを備えたメス型シールドコネクタにおいて、前記オス内導体端子の棒状先端部を挟持するために前記メス内導体端子の各弾性接触片は先端に向かって対向する間隔が狭まるように形成されるとともに各先端には前記オス内導体端子を受け入れ易くするために外側に開いた導入部が形成され、これら導入部の全部又は一部が前記オス内導体端子挿入の際に外側へ広がるための空間が前記誘電体の端子収容孔の先端内側から開口面にかけて切欠形成された切欠部により設けられていることを特徴とするメス型シールドコネクタ。
  2. 前記切欠部の切欠面により、前記オス内導体端子挿入の際に外側へ拡がる導入部が所定以上広がらないように規制されることを特徴とする請求項1に記載のメス型シールドコネクタ。
  3. 前記メス型シールドコネクタの外導体端子が、前記オス内導体端子を電磁的にシールドするために外側に配された相手方の外導体端子の内側に嵌合接続される構成であることを特徴とする請求項3に記載のメス型シールドコネクタ。
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