JP2004139606A - 自律システム及び自律型ロボット - Google Patents

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Abstract

【課題】 動的な状態に対して適応性を有する自律性の高いシステムやロボットを構築できるようにすることである。
【解決手段】 動的に状態が遷移するカオスニューラルネットワーク56と、このカオスニューラルネットワーク56に信号を入力させる信号入力手段60と、カオスニューラルネットワーク56から出力される信号を入力する信号出力手段61とにより自律システムや自律型ロボット59を構成したので、自律性の高いシステムや自律型ロボットを構築できる。
【選択図】  図7

Description

 本発明は、例えば画像や音声の認識、ロボット等の適応制御、連想記憶、非線形予測等のような各種制御に適用可能な、神経細胞を模倣したカオスニューラルネットワークを用いた自律システム及び自律型ロボットに関する。
 生体の情報処理の基本的な単位である神経細胞(ニューロン)の機能を模倣し、さらに、この「神経細胞模倣素子」(神経細胞ユニット)をネットワークにし、情報の並列処理を目指したのが、いわゆるニューラルネットワークである。文字認識や連想記憶、運動制御等、生体ではいとも簡単に行われていても、従来のノイマン型コンピュータではなかなか達成しないものが多い。生体の神経系、特に生体特有の機能、即ち並列処理、自己学習等をニューラルネットワークにより模倣して、これらの問題を解決しようとする試みが盛んに行われている。
 しかし、これらのニューラルネットワークの研究は、静的状態を扱うものが殆どであり、実際の生体で行われている動的状態とは異なるものである。従って、人間や他の生体が有する情報処理機能を実現するためには、この動的状態を扱わなければならない。
 ここに、動的なニューラルネットワークの情報処理で、大きな役割を果たしていると考えられているのが「カオス現象」である。このカオス状態を有するニューラルネットワークモデルとしては、例えば、非特許文献1に示されるものがある。
 図8はこの文献において示されているカオスニューロンの電子回路モデルのブロック図構成を示すものである。これは、2つのサンプル&ホールド回路(S&H回路)1,2と1次元写像回路3とを用い、クロック4に従いS&H回路1により1ステップ前の内部状態値を保持し、これを1次元写像回路3に入力してクロック5に従い次の時刻の値をS&H回路2の出力に得る、という動作を繰返すようにしたものである。
「ニューラルシステムにおけるカオス」(合原一幸編著、東京電機大学出版局、pp.157〜188)
 ところが、非特許文献1に示されるようなカオスニューロンモデルは、図8に示したようにアナログ回路で構成されている。さらに、シンプルなモデルとはいえ、不応期が存在する等、まだ複雑さを有しているものである。
 請求項1記載の自律システムは、動的に状態が遷移するニューラルネットワークと、このニューラルネットワークに信号を入力させる信号入力手段と、前記ニューラルネットワークから出力される信号を入力する信号出力手段とよりなり、前記ニューラルネットワークを、複数の信号を加算する加算手段と、この加算手段の加算結果を非線形変換する非線形変換手段と、この非線形変換手段による変換結果を外部に出力する出力手段と、複数の外部入力信号に対して結合係数を乗算し乗算結果を前記加算手段へ出力する外部入力手段と、前記加算手段の加算結果に対して係数を乗算し乗算結果を前記加算手段へ出力する第1内部入力手段と、前記非線形変換手段の変換結果に対して係数を乗算し乗算結果を前記加算手段へ出力する第2内部入力手段とを有する複数個のニューロン素子を相互に接続してなるカオスニューラルネットワークとしたものである。
 請求項2記載の発明は、請求項1記載の自律システムにおいて、カオスニューラルネットワーク中の各ニューロン素子が、加算手段に入力させる信号を格納した記憶手段を有するものとしたものである。
 請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の自律システムにおいて、加算手段の加算結果をそのまま直接この加算手段に出力する第1内部入力手段としたものである。
 請求項4記載の発明は、請求項1,2又は3記載の自律システムにおいて、非線形変換手段の変換結果をそのまま直接加算手段に出力する第2内部入力手段としたものである。
 請求項5記載の発明は、請求項1,2,3又は4記載の自律システムにおいて、カオスニューラルネットワーク中に、入力信号を発生させるとともに出力結果を入力させてこれらの入力信号と出力結果とから評価値を生成する評価手段と、この評価手段による評価値を用いてニューロン素子内部の係数を読み出してその係数を遺伝アルゴリズムに従い更新し更新された係数を各ニューロン素子に書き込む遺伝アルゴリズム演算手段とを設けたものである。
 請求項6記載の発明は、請求項1,2,3又は4記載の自律システムにおいて、入力信号を用いて結合係数を更新する外部入力手段としたものである。
 請求項1ないし6記載の自律システムにおいては、動的に状態が遷移するカオスニューラルネットワークを用いて自律システムを構成しているので、自律性の高いシステムを構築できる。
 請求項7記載の自律型ロボットは、動的に状態が遷移するニューラルネットワークと、このニューラルネットワークに入力させる信号を生成するセンサと、前記ニューラルネットワークから出力される信号を制御信号として受けて駆動又は表示する駆動表示手段とを有し、前記ニューラルネットワークを、複数の信号を加算する加算手段と、この加算手段の加算結果を非線形変換する非線形変換手段と、この非線形変換手段による変換結果を外部に出力する出力手段と、複数の外部入力信号に対して結合係数を乗算し乗算結果を前記加算手段へ出力する外部入力手段と、前記加算手段の加算結果に対して係数を乗算し乗算結果を前記加算手段へ出力する第1内部入力手段と、前記非線形変換手段の変換結果に対して係数を乗算し乗算結果を前記加算手段へ出力する第2内部入力手段とを有する複数個のニューロン素子を相互に接続してなるカオスニューラルネットワークとしたものである。
 請求項8記載の発明は、請求項7記載の自律型ロボットにおいて、カオスニューラルネットワーク中の各ニューロン素子が、加算手段に入力させる信号を格納した記憶手段を有するものとしたものである。
 請求項9記載の発明は、請求項7又は8記載の自律型ロボットにおいて、加算手段の加算結果をそのまま直接この加算手段に出力する第1内部入力手段としたものである。
 請求項10記載の発明は、請求項7,8又は9記載の自律型ロボットにおいて、非線形変換手段の変換結果をそのまま直接加算手段に出力する第2内部入力手段としたものである。
 請求項11記載の発明は、請求項7,8,9又は10記載の自律型ロボットにおいて、カオスニューラルネットワーク中に、入力信号を発生させるとともに出力結果を入力させてこれらの入力信号と出力結果とから評価値を生成する評価手段と、この評価手段による評価値を用いてニューロン素子内部の係数を読み出してその係数を遺伝アルゴリズムに従い更新し更新された係数を各ニューロン素子に書き込む遺伝アルゴリズム演算手段とを設けたものである。
 請求項12記載の発明は、請求項7,8,9又は10記載の自律型ロボットにおいて、入力信号を用いて結合係数を更新する外部入力手段としたものである。
 請求項7ないし12記載の自律型ロボットにおいては、動的に状態が遷移するカオスニューラルネットワークを用いて自律型ロボットを構成しているので、自律性の高いロボットを提供できる。
 請求項1ないし6記載の発明の自律システムによれば、動的に状態が遷移するカオスニューラルネットワークを用いて自律システムを構成したので、自律性の高いシステムを構築できる。
 請求項7ないし12記載の発明の自律型ロボットによれば、動的に状態が遷移するカオスニューラルネットワークを用いて自律型ロボットを構成したので、自律性の高いロボットを提供できる。
 本発明の第一の実施の形態を図1ないし図4により説明する。図1に本実施の形態のカオスニューラルネットワークを構成する要素となる1個のニューロン素子40の構成例を示す。まず、複数の信号を加算する加算器(加算手段)41とその加算結果を非線形変換する非線形変換部(非線形変換手段)42とその変換結果を外部に出力する出力部(出力手段)43とが順に設けられている。前記加算器41の入力側には、複数個の外部入力部(外部入力手段)44と、第1内部入力部(第1内部入力手段)45と、第2内部入力部(第2内部入力手段)46と、所定の入力信号を記憶したメモリ(記憶手段)47とが並列的に接続され、各々の信号を加算器41に入力し得るように構成されている。カオスニューラルネットワークとしては、複数個のこのようなニューロン素子40を相互に接続することにより構成される。
 ここに、前記外部入力部44は、例えば図2に示すように、外部入力信号とメモリ48に格納されている信号、具体的には、結合係数とを乗算器49によって乗算し、この乗算結果を前記加算器41に入力させるものである。
 前記第1内部入力部45は、例えば図3に示すように、加算器41からの出力信号50とメモリ51に格納されている信号、具体的には、所定の係数とを乗算器52によって乗算し、この乗算結果を前記加算器41に入力させるものである。
 前記第2内部入力部46は、例えば図4に示すように、非線形変換部42からの出力信号53とメモリ54に格納されている信号、具体的には、所定の係数とを乗算器55によって乗算し、この乗算結果を前記加算器41に入力させるものである。
 前記出力部43は、非線形変換部42からの変換結果なる出力値を一定期間保持するラッチにより構成されている。
 前記非線形変換部42は、テーブルルックアップを用いて加算器41からの出力信号を変換するものとしてもよく、或いは、DSP又はCPUによって非線形関数を算出するようにしてもよい。なお、前述した加算器41や乗算器49,52,55もDSP又はCPUにより実現するようにしてもよく、また、メモリ47,48,51,54は1データだけを保持するレジスタとしてもよい。また、このようなニューロン素子40は、その一部又は全部をソフトウエアにより実現するようにしてもよい。
 このようなカオスニューラルネットワーク構成によれば、メモリ47,48,51,54に格納されている値や外部入力信号の値によって各ニューロン素子40の出力値が動的に遷移するような動的挙動を示すものとなり、動的な状態に対して適応性を有するニューラルネットワークを構築できるものとなる。よって、このようなカオスニューラルネットワークを用いた場合、自律性の高い自律システムを構築できる。即ち、カオスニューラルネットワークに信号を入力させる信号入力手段と、カオスニューラルネットワークから出力される信号を入力する信号出力手段とを有するシステム構成とし、ある入力に対して動的に遷移する出力を発生させるものである。
 ここに、図1に示す各ニューロン素子40の構成において、メモリ47を削除してもよい。また、メモリ48と乗算器49とを実質的になくした第1内部入力部44構成とし、加算器41からの出力信号50をそのまま直接この加算器41に入力させるようにしてもよい。同様に、メモリ51と乗算器52とを実質的になくした第2内部入力部45構成とし、非線形変換部42からの出力信号53をそのまま直接加算器41に入力させるようにしてもよい。これらによれば、ニューラルネットワークをより容易に構築し得るものとなる。
 つづいて、本発明の第二の実施の形態を図5及び図6により説明する。本実施の形態は、遺伝アルゴリズムを利用して、前記実施の形態で説明したようなニューロン素子40を構成要素としてなるカオスニューラルネットワーク56の学習、即ち、各ニューロン素子40中のメモリ47,48,51,54の値の更新を行うようにしたものである。まず、遺伝アルゴリズムの適用方法から説明する。図5に示すように、各ニューロン素子40のメモリの値を因子とする遺伝子を想定する。ここに、メモリ48は結合係数に相当し、そのニューロン素子40における外部入力部44の数だけ存在する。
 遺伝アルゴリズムでは、必要なデータを、上記のように1本の遺伝子(個体)と見做してコード化する。このような個体を複数個用意して集団を形成する。そして、以下の手順1〜7に従って処理を行う。
1 遺伝子(個体)を多数発生させる。
2 各個体をカオスニューラルネットワーク56にロードし、トレーニングデータに対する出力値から、評価値Erを算出する。ここでは、この評価値Erが0に近いほど、よい評価であるものとする。
3 評価値を用い、ある基準値以上のものは“淘汰”する。
4 残った個体間で、“交叉”を行う。
5 淘汰された個体数だけ、新たに個体を発生させる。
6 ある割合で個体に“突然変異”を起こさせる。
7 上記2〜6を繰り返し、最適な個体が見つかれば終了する。
 なお、評価基準及び突然変異の割合は、経験的に、任意に決定する。
 図6はこのようなGAを利用した学習を行わせるための装置構成を示し、カオスニューラルネットワーク56の入出力間に評価器(評価手段)57が接続されているとともに、カオスニューラルネットワーク56に対してGA演算器(遺伝アルゴリズム演算手段)58が接続されて構成されている。
 このような構成において、評価器57はテストデータを入力信号としてカオスニューラルネットワーク56に入力し、このカオスニューラルネットワーク56から得られる出力結果を入力させる。そこで、この評価器57はカオスニューラルネットワーク56の出力結果と与えた入力信号とから評価関数により評価値Erを算出する。算出されたこの評価値ErによりGA演算器58はカオスニューラルネットワーク56における各メモリ47,48,51,54の値を書込み更新する。
 本実施の形態によれば、カオスニューラルネットワーク56の学習が可能となるため、より柔軟性の高いものとなる。よって、このようなカオスニューラルネットワーク56を用いて構成される自律システムとしても、その柔軟性が高まるものとなる。
 つづいて、本発明の第三の実施の形態について説明する。本実施の形態も、前述した実施の形態で説明したような構成からなるカオスニューラルネットワーク56の学習方法に関するものであるが、Hebb の学習則のようなローカルな学習ルールによって外部入力部44におけるメモリ48の値(結合係数値)を更新するようにしたものである。即ち、メモリ48,51,54の更新後、更新前の値をMEMNEW ,MEMOLD 、各メモリ値MEMOLD と乗算された入力値をINとすると、
 MEMNEW =MEMOLD +A×(IN−B)
なる式に従って、メモリ48の値を更新するようにしたものである。ここに、A,Bの値は、経験的に、カオスニューラルネットワーク56内の各メモリ48,51,54毎に任意に決定される。また、本実施の形態の学習方法ではメモリ47の値は固定値とされる。
 本実施の形態による場合も、カオスニューラルネットワーク56の学習が可能となるため、より柔軟性の高いものとなる。よって、このようなカオスニューラルネットワーク56を用いて構成される自律システムとしても、その柔軟性が高まるものとなる。
 ついで、この自律システムをより具体化した例として、本発明の第四の実施の形態を図7により説明する。本実施の形態は、動的に状態が遷移するニューラルネットワーク、例えば、上記の図1ないし図6を参照して説明したカオスニューラルネットワーク56を用いて自律型ロボット59を構成したものである。即ち、自律型ロボット59の各センサ60からの信号はカオスニューラルネットワーク56に入力され、出力段の個々のニューロン素子40からの出力信号を制御信号として、自律型ロボット59の各駆動系或いはディスプレイ、ここではディスプレイ(駆動表示手段)61に与え、駆動或いは表示を行わせるように構成されている。
 ここに、カオスニューラルネットワーク56は前述したような学習則に従って学習、自己組織化を行い進化し、さらには、動的に状態が遷移するため、同一のセンサ60からの信号に対しても異なる動きを示すようになる。よって、適応性のある自律性を有するロボットが実現できる。
本発明の第一の実施の形態を示す一つのニューロン素子のブロック図である。 その外部入力部の構成を示すブロック図である。 その第1内部入力部の構成を示すブロック図である。 その第2内部入力部の構成を示すブロック図である。 本発明の第二の実施の形態を示す遺伝子についての説明図である。 ブロック図である。 本発明の第四の実施の形態を示す模式的構成図である。 従来例を示すカオスニューロンのブロック図である。
符号の説明
40 ニューロン素子
41 加算手段
42 非線形変換手段
43 出力手段
44 外部入力手段
45 第1内部入力手段
46 第2内部入力手段
47 記憶手段
56 カオスニューラルネットワーク
57 評価手段
58 遺伝アルゴリズム演算手段
59 自律型ロボット
60 センサ
61 駆動表示手段

Claims (12)

  1.  動的に状態が遷移するニューラルネットワークと、このニューラルネットワークに信号を入力させる信号入力手段と、前記ニューラルネットワークから出力される信号を入力する信号出力手段とよりなり、
     前記ニューラルネットワークを、複数の信号を加算する加算手段と、この加算手段の加算結果を非線形変換する非線形変換手段と、この非線形変換手段による変換結果を外部に出力する出力手段と、複数の外部入力信号に対して結合係数を乗算し乗算結果を前記加算手段へ出力する外部入力手段と、前記加算手段の加算結果に対して係数を乗算し乗算結果を前記加算手段へ出力する第1内部入力手段と、前記非線形変換手段の変換結果に対して係数を乗算し乗算結果を前記加算手段へ出力する第2内部入力手段とを有する複数個のニューロン素子を相互に接続してなるカオスニューラルネットワークとしたことを特徴とする自律システム。
  2.  カオスニューラルネットワーク中の各ニューロン素子が、加算手段に入力させる信号を格納した記憶手段を有することを特徴とする請求項1記載の自律システム。
  3.  加算手段の加算結果をそのまま直接この加算手段に出力する第1内部入力手段としたことを特徴とする請求項1又は2記載の自律システム。
  4.  非線形変換手段の変換結果をそのまま直接加算手段に出力する第2内部入力手段としたことを特徴とする請求項1,2又は3記載の自律システム。
  5.  カオスニューラルネットワーク中に、入力信号を発生させるとともに出力結果を入力させてこれらの入力信号と出力結果とから評価値を生成する評価手段と、この評価手段による評価値を用いてニューロン素子内部の係数を読み出してその係数を遺伝アルゴリズムに従い更新し更新された係数を各ニューロン素子に書き込む遺伝アルゴリズム演算手段とを設けたことを特徴とする請求項1,2,3又は4記載の自律システム。
  6.  入力信号を用いて結合係数を更新する外部入力手段としたことを特徴とする請求項1,2,3又は4記載の自律システム。
  7.  動的に状態が遷移するニューラルネットワークと、このニューラルネットワークに入力させる信号を生成するセンサと、前記ニューラルネットワークから出力される信号を制御信号として受けて駆動又は表示する駆動表示手段とを有し、
     前記ニューラルネットワークを、複数の信号を加算する加算手段と、この加算手段の加算結果を非線形変換する非線形変換手段と、この非線形変換手段による変換結果を外部に出力する出力手段と、複数の外部入力信号に対して結合係数を乗算し乗算結果を前記加算手段へ出力する外部入力手段と、前記加算手段の加算結果に対して係数を乗算し乗算結果を前記加算手段へ出力する第1内部入力手段と、前記非線形変換手段の変換結果に対して係数を乗算し乗算結果を前記加算手段へ出力する第2内部入力手段とを有する複数個のニューロン素子を相互に接続してなるカオスニューラルネットワークとしたことを特徴とする自律型ロボット。
  8.  カオスニューラルネットワーク中の各ニューロン素子が、加算手段に入力させる信号を格納した記憶手段を有することを特徴とする請求項7記載の自律型ロボット。
  9.  加算手段の加算結果をそのまま直接この加算手段に出力する第1内部入力手段としたことを特徴とする請求項7又は8記載の自律型ロボット。
  10.  非線形変換手段の変換結果をそのまま直接加算手段に出力する第2内部入力手段としたことを特徴とする請求項7,8又は9記載の自律型ロボット。
  11.  カオスニューラルネットワーク中に、入力信号を発生させるとともに出力結果を入力させてこれらの入力信号と出力結果とから評価値を生成する評価手段と、この評価手段による評価値を用いてニューロン素子内部の係数を読み出してその係数を遺伝アルゴリズムに従い更新し更新された係数を各ニューロン素子に書き込む遺伝アルゴリズム演算手段とを設けたことを特徴とする請求項7,8,9又は10記載の自律型ロボット。
  12.  入力信号を用いて結合係数を更新する外部入力手段としたことを特徴とする請求項7,8,9又は10記載の自律型ロボット。
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