JP2004139581A - コンテンツ送信装置、コンテンツ受信装置、コンテンツ送受信システム及びそれらの方法並びに記録媒体 - Google Patents

コンテンツ送信装置、コンテンツ受信装置、コンテンツ送受信システム及びそれらの方法並びに記録媒体 Download PDF

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Hidekazu Hatae
波多江 英一
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Abstract

 【課題】 より広い範囲のコンテンツを、よりやさしく、より簡単に、コンテンツを送受信できるコンテンツ送受信システムを提供する。
 【解決手段】 コンテンツ送信装置101は、過去に送信したコンテンツの再生順序・再生区間・再生日時情報を含む再生制御情報を送信し、コンテンツ受信装置103では、受信者が受信側入力部108を用いて、特定のテレビチャンネルを選択すると、受信側制御部109が、再生制御情報に従ってコンテンツの再生を行う。送信者が、受信者に対して過去に送信したコンテンツも含むコンテンツの制御を行え、送信者が意図するコンテンツの再生を、受信者は、テレビのチャンネル感覚で容易に視聴できる。
【選択図】 図1

Description

 本発明は、ネットワークを経由してコンテンツを送信するコンテンツ送信装置、コンテンツを受信するコンテンツ受信装置及びそれらの関連技術に関するものである。本明細書において、「コンテンツ」とは、(動画像、静止画、テキストあるいは絵文字等)の任意の組み合わせをいい、「コンテンツデータ」とは、上記コンテンツを任意のフォーマットで記録したデジタルデータである。
 電子メールやFTPなどのネットワーク通信を用いると、文字列データだけでなく、コンテンツを、送信者から受信者へ送信でき、コミュニケーションの幅が、広くなる。
 今までは、このようなデータ通信は、専門知識を備えた者が中心となって、利用していたものである。
 しかしながら、インターネットなどのネットワークに接続できる環境が、各家庭まで広く普及するに伴い、高齢者や子供など、専門知識を持たずネットワーク環境に精通していない者が、データを受信する機会が、増えている。このため、従前よりも、よりやさしく、より簡単に、コンテンツを送受信できるシステムが、求められている。
 このシステムは、ディスク又はテープなどの記録媒体を、物理的に送る場合に比べ、ネットワークを経由してコンテンツを送信できるから、コストが少なく、即時性があり、有利である。例えば、両親が、その子供の卒業式のシーンを撮影してコンテンツを作成し、これを、遠くに住んでいる祖父母(高齢者)に、送信する場合など、このようなシステムは、日常生活で広く利用されることが、考えられる。
 さて、コンテンツを、ネットワークを経由して送信するには、電子メールにコンテンツを添付して送信し、パソコンや携帯電話で、電子メールに添付されたコンテンツを再生するのが、一般である。
 また、これよりも、受信者側の便宜を向上させるために、特許文献1(特開2001−125851号公報)において、次の技術が開示されている。即ち、図6(a)に簡単にまとめているように、このものでは、電子メールにコンテンツなどの添付ファイルと同時に、その添付ファイルの時刻情報や作成日時情報を含む添付ファイルヘッダを付加して受信者へ送信する。
 そして、受信者側では、添付ファイルヘッダの時刻情報や作成日時情報に基づいて、添付ファイル(コンテンツ)の再生を行う。こうすれば、受信者は、正しい再生順序を知らなくとも、送信者が指定した再生順序で、コンテンツが再生されるため、複数のコンテンツを、単に、電子メールに添付しただけよりも、便宜性が向上する。
 また、特許文献2(特開2002−7282号公報)では、次の技術が開示されている。即ち、図6(b)に示すように、このものでは、送信者は、電子メールに送信指定日時情報を付加して送信する。
 しかし、送信後直ちに受信者に受信完了を通知するのではなく、わざと、送信指定日時になるまで待ってから、受信者に受信完了を通知する。これにより、あたかも、受信者が、指定日時丁度に、電子メールを受信したかのように見せかけている。文献2の技術は、例えば、誕生日お祝い伝言やモーニングコールというように、通知する日時が重要な意味を持つ場合に有用である。
特開2001−125851号公報(第4−6頁) 特開2002−7282号公報(第5−8頁、図2)
 上述したように、受信者は、必ずしもパソコン等の複雑な操作に精通しているとは限らないから、できるだけ容易な操作のみで、受信者が、コンテンツを再生できるようにすべきである。しかしながら、文献1、文献2によっても、次のような問題点があり、不十分である。
 文献1記載の技術は、添付ファイルヘッダと同送している、コンテンツの再生順序を、添付ファイルヘッダにおいて指定することを、前提とする。したがって、添付ファイルヘッダで再生順序を指定できるのは、このヘッダと同送されるコンテンツに限られ、同じ送信者から同じ受信者へ、添付ファイルヘッダの送信時よりも、過去に送信したコンテンツは、指定できない。
 この技術で、過去に送信したコンテンツを含んで再生順序を指定しようとすると、過去に送信したコンテンツを、添付ファイルヘッダに、再度添付し、再度送信しなければならない。
 コンテンツは、文字列データなどに比べ、一般にデータサイズが大きいから、このように、過去に送信したコンテンツを、再度送信すると、ネットワーク負荷が増えるし、送受信完了までに長時間が必要となる。さらに、同じコンテンツを、多重にコンテンツ受信装置の記録部に蓄積することになり、無駄が多く、コンテンツ受信装置の記録部の容量を圧迫する要因になる。
 文献2記載の技術は、電子メールにおいて、再生する日時情報を指定できるコンテンツが、電子メールに同送されるものに限られる点において、文献1と同様である。したがって、文献1と同様の問題点がある。
 但し、文献2では、電子メールの受信完了を、日時情報で指定された日時まで、受信者に対して意図的に隠すものである。したがって、見かけ上、日時情報でで指定された日時から、過去に受信されたコンテンツが、再生されることになる。
 しかしながら、これは、再生する時期を、わざと遅らせているだけのことである。そして、電子メールと、コンテンツとが、同送されることに変わりない。つまり、電子メールにおいて、電子メールの送信時よりも、過去に受信者が受信しているが、電子メールに同送されていないコンテンツについて、再生する日時を指定できない。
 そこで本発明は、より広い範囲のコンテンツを、よりやさしく、より簡単に、コンテンツを送受信できるコンテンツ送受信システムを提供することを目的とする。
 第1の発明に係るコンテンツ送受信システムでは、コンテンツを記録する送信側記録部を有するコンテンツ送信装置と、
コンテンツ送信装置にネットワークを経由して接続し、コンテンツ送信装置からコンテンツを受信するコンテンツ受信装置と、
コンテンツ受信装置に接続され、コンテンツ受信装置が再生するコンテンツを表示する表示装置とを備えるコンテンツ送受信システムであって、
コンテンツ受信装置は、
ユーザからの入力を受け付ける受信側入力部と、
コンテンツ送信装置から受信した情報を記録する受信側記録部と、
受信側入力部と受信側記録部とを制御する受信側制御部とを備え、
コンテンツ送信装置は、コンテンツ受信装置に、コンテンツの再生制御情報を送信し、
再生制御情報には、再生制御情報の送信時よりも、過去にコンテンツ受信装置に送信され、受信側記録部に記録された、コンテンツに関する再生制御情報を含め得るようになっており、
受信側制御部は、再生制御情報にしたがい、
再生制御情報の送信時よりも、過去にコンテンツ受信装置に送信され、受信側記録部に記録された、コンテンツについては、このコンテンツ又はこのコンテンツ由来のコンテンツを再生し、
再生制御情報に同送されるコンテンツについては、同送され、受信側記録部に記録された、コンテンツ又はこのコンテンツ由来のコンテンツを再生する。
 この構成により、送信者が受信者に対して過去に送信したコンテンツも含む再生制御情報を設定しても、コンテンツ受信装置でこれに対応するコンテンツの再生を行うことができる。送信者が、リーダーシップを発揮すれば、受信者は、特に何も考える必要がなく、送信者の意図のとおりに、コンテンツが再生される。
 したがって、受信者が、高齢者や子供など、システムに精通していない者であっても、受信者にとって、やさしく、簡単で、しかも高度なコンテンツの再生制御を行うことができる。
 また、受信側制御部は、再生制御情報の送信時よりも、過去にコンテンツ受信装置に送信され、受信側記録部に記録された、コンテンツについては、このコンテンツ又はこのコンテンツ由来のコンテンツを再生するから、過去に受信側記録部に記録されたコンテンツを、多重に受信側記録部に記録する必要がなく、受信側記録部の容量を、無駄なく効率よく使用できる。
 第2の発明に係るコンテンツ送受信システムでは、コンテンツ送信装置は、再生制御情報に、未だ受信側記録部に記録されていないコンテンツに関する情報が含まれる場合のみ、このコンテンツを、コンテンツ受信装置に送信する。
 この構成により、コンテンツ送信装置は、過去に送信したコンテンツを再送する必要がなく、ネットワーク負荷を軽減でき、送受信完了までの所用時間を短縮できる。しかも、受信側記録部の無駄な記録を、回避できる。
 第3の発明に係るコンテンツ送受信システムでは、受信側入力部は、テレビチャンネルの切替操作入力を受け付け、受信側制御部は、この切替操作入力に基づき、コンテンツを再生する。
 この構成により、受信者は、パソコンやAV機器の複雑な操作をすることなしに、テレビチャンネルを切り替える感覚で、送信者から送られたコンテンツを容易に視聴することができる。高齢者や子供など、システムに精通していない者にとっても、対応しやすいシステムを構築できる。
 第4の発明に係るコンテンツ送受信システムでは、コンテンツ送信装置は、コンテンツ受信装置に、削除対象となるコンテンツのID情報を含む情報を送信すると、受信側制御部は、このID情報が示す該当コンテンツを、受信側記録部から削除する。
 この構成により、送信者は、受信者に対して過去に送信したコンテンツを、遠隔操作で削除できる。したがって、受信者は、送信者に任せておけば、自分自身で、コンテンツの削除操作をする必要がない。したがって、送信者、受信者共に、受信側記録部の容量のオーバーフローを気にせずに、コンテンツの送受信を行える。
 第5の発明に係るコンテンツ送受信システムでは、再生制御情報は、受信側記録部内のコンテンツの再生順序を含み、受信側制御部は、この再生順序にしたがって、該当コンテンツを再生する。
 この構成により、受信者は、送信者に任せておけば、難しい操作なしに、送信者が指定した再生順序のとおり、コンテンツを視聴できる。
 第6の発明に係るコンテンツ送受信システムでは、再生制御情報は、受信側記録部内のコンテンツの再生区間を含み、受信側制御部は、この再生区間にしたがって、該当コンテンツを再生する。
 この構成により、受信者は、送信者に任せておけば、難しい操作なしに、送信者が指定した再生区間のとおり、コンテンツを視聴できる。
 第7の発明に係るコンテンツ送受信システムでは、再生制御情報は、受信側記録部内のコンテンツの再生日時を含み、受信側制御部は、この再生日時にしたがって、該当コンテンツを再生する。
 この構成により、受信者は、送信者に任せておけば、難しい操作なしに、送信者が指定した再生日時のとおり、コンテンツを視聴できる。
 このように、再生制御情報を活用すれば、送信者は、過去に送信したコンテンツを含んだ番組編成を行える。
 例えば、送信者が、卒業式のコンテンツを、受信者に対して送信する場合、過去に送信した入学式の際のコンテンツも含めて所望の再生区間や再生順序などの再生制御情報を設定でき、送信者が、過去に送信したコンテンツの再送なしに、受信者に対して番組編成を変更できる。
 また、このようなコンテンツ送受信システムにおいて、誕生日お祝いや新年の挨拶など、メッセージを届ける日時に大きな意味を持つコミュニケーションの場合、指定日時になった段階で、受信者に対してコンテンツの受信通知または再生開始をおこなうことができる。
 本発明によれば、送信者が、受信者に対して過去に送信したコンテンツも含む再生制御情報を設定でき、受信者は、難しい操作をしなくとも、送信者の意図のとおりに、コンテンツを再生でき、受信者の利便性が向上する。
 また、パソコンやAV機器の複雑な操作に精通しない受信者でも、テレビチャンネルを切り替える感覚で、送信者から送られたコンテンツを容易に視聴できる。
 また、追加コンテンツ以外の過去に送信したコンテンツの再送が不要となり、ネットワーク負荷を軽減できるし、送受信完了までの所用時間の短縮、受信側記録部の容量節約に資することができる。
 また、送信者が受信者に対して過去に送信したコンテンツの削除を可能とし、パソコンやAV機器の複雑な操作に精通しない受信者でも、コンテンツの削除操作することなしに、受信側記録部の容量のオーバーフローを気にせず、コンテンツを受信できる。
 また、送信者が受信者に対して過去に送信したコンテンツを含む再生順序や再生区間や再生日時を指定することが可能となり、受信者は、難しい操作をしなくとも、送信者の意図のとおりに、コンテンツを再生でき、受信者の利便性が向上する。
 以下、図面を参照しながら、本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の一実施の形態におけるコンテンツ送受信システムのブロック図である。まず、図1を参照しながら、本形態の概要を説明する。
 本形態のコンテンツ送受信システムは、コンテンツを記録する送信側記録部107を有するコンテンツ送信装置101と、コンテンツ送信装置101にネットワーク102を経由して接続し、コンテンツ送信装置からコンテンツを受信するコンテンツ受信装置103と、コンテンツ受信装置103に接続され、コンテンツ受信装置103が再生するコンテンツを表示する表示装置104とを、有する。
 また、コンテンツ受信装置103は、ユーザからの入力を受け付ける受信側入力部108と、コンテンツ送信装置101から受信した情報を記録する受信側記録部110と、受信側入力部108と受信側記録部110とを制御する受信側制御部とを備える。
 また、コンテンツ送信装置101は、コンテンツ受信装置103に、コンテンツの再生制御情報を送信し、再生制御情報には、再生制御情報の送信時よりも、過去にコンテンツ受信装置103に送信され、受信側記録部110に記録された、コンテンツに関する再生制御情報を含め得るようになっている。
 受信側制御部109は、再生制御情報にしたがい、再生制御情報の送信時よりも、過去にコンテンツ受信装置103に送信され、受信側記録部110に記録された、コンテンツについては、このコンテンツ又はこのコンテンツ由来のコンテンツを再生する。
 また、受信側制御部109は、再生制御情報にしたがい、再生制御情報に同送されるコンテンツについては、同送され、受信側記録部110に記録された、コンテンツ又はこのコンテンツ由来のコンテンツを再生する。
 ここで、コンテンツ由来のコンテンツとは、コンテンツに、編集、加工、複写又は移動などの処理を施したものである。
 即ち、受信側記録部110に記録されたコンテンツは、記録後、常にそのままの状態で保存されていなくとも良く、再生制御情報やコンテンツIDテーブル等の、管理情報で把握できる限り、受信側記録部11に、どのような形態で、保存されていても良い。
 コンテンツ送信装置101は、再生制御情報に、未だ受信側記録部110に記録されていないコンテンツに関する情報が含まれる場合のみ、このコンテンツを、コンテンツ受信装置103に送信する。
 受信側入力部108は、テレビチャンネルの切替操作入力を受け付け、受信側制御部109は、この切替操作入力に基づき、コンテンツを再生する。
 ここで本形態においては、チャンネル「5」が受信したコンテンツの再生開始に割り当てられている。しかし、チャンネル「5」でなくとも、どんなチャンネル番号に割り当てても良い。例えば、放送局が割り当てられていない空きチャンネルを割り当てるとよい。
 また、再生制御情報の中に、送信したコンテンツを再生するチャンネル番号情報を含めると、受信者がコンテンツを再生するチャンネルを、送信者が指定できる。
 例えば、チャンネル「4」とチャンネル「5」とが空いているとき、入学式の模様を撮影したコンテンツをチャンネル「4」に割り当て、運動会の模様を撮影したコンテンツをチャンネル「5」に割り当てる。こうすれば、受信者は、チャンネルを選ぶだけで、視聴したいコンテンツを選択でき、便利である。
 このように、チャンネルの切り替えコマンドを、再生開始に割り当てることにより、受信者にとってはテレビ視聴と同じインターフェイスでネットワーク経由で受信したコンテンツの視聴が可能になり、パソコンやAV機器の複雑な操作に精通しない受信者でも、直感的に分かりやすく容易に視聴することができる。
 また、チャンネル番号だけではなく、再生開始を指示するための表示メニューやリモコンボタンなどの押し下げをトリガとして、再生を開始しても良い。
 コンテンツ送信装置101は、コンテンツ受信装置103に、削除対象となるコンテンツのID情報を含む情報を送信すると、受信側制御部109は、このID情報が示す該当コンテンツを、受信側記録部から削除する。
 再生制御情報は、受信側記録部110内のコンテンツの再生順序、再生区間、再生日時を含み、受信側制御部110は、この再生順序、再生区間、再生日時にしたがって、該当コンテンツを再生する。
 次に、図1を参照しながら、このコンテンツ送受信システムの詳細を説明する。まず、コンテンツ送信装置101は、コンテンツ等のデータを、ネットワーク102経由でコンテンツ受信装置103へ送信する。
 コンテンツ受信装置103は、ネットワーク102を経由して、コンテンツ送信装置からコンテンツ等のデータを受信する。
 さらに、表示装置104は、コンテンツ受信装置103に接続され、コンテンツ受信装置103が再生するコンテンツを表示する。
 コンテンツ送信装置101のうち、送信側入力部105は、送信者の入力を受け付ける。送信側記録部107は、コンテンツ及び再生制御情報などを記録する。送信側制御部106は、送信側入力部105及び送信側記録部107を制御し、コンテンツ等のデータを、インターネットなどのネットワーク経由で送信する。
 送信側入力部105は、リモコン、キーボード、マウスなどの送信者のコマンド入力手段であり、送信側制御部106に対して送信者のコマンドを通知する。送信側入力部105は、リモコン、キーボード、マウスに限定されないが、送信者が、再生制御情報等をコンテンツ送信装置101に簡易に入力できるものが好ましい。
 送信側記録部107は、ハードディスク、フラッシュメモリ、DVDディスクなどの不揮発性の蓄積メディアであり、コンテンツのデータおよびコンテンツの送受信に必要な管理情報(再生制御情報など)の記録蓄積を行う。なお、この管理情報については、後に、図4を参照しながら、詳述する。また、送信側記録部107としては、コンテンツおよび管理情報の記録蓄積が可能であれば、任意の蓄積媒体を用いて良い。
 送信側制御部106は、CPU(中央処理装置)とROM(リードオンリーメモリー)などから構成され、送信側入力部105からの送信者コマンドの解析、コンテンツの記録・削除・送信、再生制御情報の作成・送信などを行う。ROMには、CPUが実行し、図2に示すフローチャートにしたがうプログラムが記録されている。
 また、コンテンツ受信装置103は、次の要素を有する。受信側入力部108は、受信者の入力を受け付ける。受信側記録部110は、コンテンツ及び再生制御情報などを記録する。受信側制御部109は、受信側入力部108及び受信側記録部110を制御し、コンテンツ等のデータをインターネットなどのネットワーク経由で受信する。
 受信側入力部108は、リモコン、キーボード、マウスなどの受信者のコマンド入力手段であり、受信側制御部109に対して受信者のコマンドを通知する。受信側入力部108は、リモコン、キーボード、マウスに限定されないが、受信者が簡易に再生制御情報等をコンテンツ受信装置103に入力できるものが好ましい。
 受信側記録部110は、ハードディスク、フラッシュメモリ、DVDディスクなどの不揮発性の蓄積メディアであり、コンテンツのデータおよびコンテンツの送受信に必要な管理情報(再生制御情報など)の記録蓄積を行う。また、受信側記録部110としては、コンテンツおよび管理情報の記録蓄積が可能であれば、任意の蓄積媒体を用いて良い。
 例えば、受信側記録部110がハードディスクとDVDディスクドライブの両方を有しているときは、再生制御情報に、ハードディスクからDVDディスクへのダビング情報を含めるよい。このとき、受信者が何もしなくとも、このダビング情報にしたがって、送信者が指示したとおりに、ダビングされる。受信者が、操作に慣れていない場合に、特に便利である。
 受信側制御部109は、CPU(中央処理装置)とROM(リードオンリーメモリー)などから構成され、受信側入力部108からの受信者コマンドの解析、コンテンツの記録・削除・受信、再生制御情報の作成・受信などを行う。ROMには、CPUが実行し、図3に示すフローチャートにしたがうプログラムが記録されている。
 表示装置104は、ブラウン管、LCDあるいはプラズマディスプレイなどの表示デバイスであり、受信側制御部109から出力されたコンテンツ信号を表示する。表示装置104としては、任意の表示デバイスを用いて良い。
 送信側制御部106と受信側制御部109とは、任意の送受信方式で通信する。例えば、電子メールやFTPなどの一般的な送受信方式を用いればよい。
 ネットワーク102は、コンテンツ等のデータを送受信可能な通信媒体であり、インターネットなどのWAN、社内ネットワーク・宅内ネットワークなどのLANなどがある。ネットワーク102の種類や通信プロトコルは、任意に選択できる。
 次に、図2及び図4を参照しながら、コンテンツ送信装置101とコンテンツ受信装置103とにおいて、ネットワーク102経由でコンテンツの送受信を行う場合の処理の流れ及び各記録部107、110に記録されるデータについて説明する。
 ここで、図2は、本発明の一実施の形態におけるコンテンツ送信装置のフローチャートであり、図4(a)、(b)、(c)は、それぞれ送信側記録部107のデータ構成を示し、図4(d)、(e)、(f)は、それぞれ送信側記録部110のデータ構成を示す。
 図2に示すように、コンテンツ送信装置101の送信側制御部106は、次のような処理を行う。
 まずステップS201において、送信側制御部106は、送信側入力部105から送信者のコマンド入力を待ち、コマンド入力があった場合、そのコマンド内容を解析する。
 送信者コマンドが「コンテンツの追加」を示す場合、ステップS202で送信側記録部107に、コンテンツを記録蓄積させる。
 ここでは、コンテンツデータA、B、Cが、コンテンツとして追加されるものとすると、図4(a)に示すように、送信側記録部107に、コンテンツデータA、B、Cが記録され、送信側制御部106は、送信側記録部107から、コンテンツデータA、B、Cの先頭を示すポインタpa、pb、pcを得る。
 なお、これらのコンテンツが、MPEGやJPEGなどの圧縮データの場合、送信側制御部106は、エンコード処理を行い、エンコード後のストリームを、コンテンツデータとして送信側記録部107にて記録蓄積させる。
 勿論、送信側制御部106は、送信側記録部107に、圧縮されていないコンテンツを記録蓄積させることもできる。
 次に、送信側制御部106は、ステップS203において、図4(b)に示すようなコンテンツIDテーブルを作成し、コンテンツデータA、B、Cにそれぞれに対応する、コンテンツID(A、B、C)と、そのポインタ(pa、pb、pc)とを、コンテンツIDテーブルの該当するエントリにセットする。
 ステップS204において、送信側制御部106は、新たに追加記録したコンテンツ等のデータを、送信側制御部106から受信側制御部109へ送信する。本形態では、送信側制御部106は、この時、コンテンツのコンテンツデータとそのコンテンツIDとを、受信側制御部109へ送信する。
 また、ステップS201において、送信者が入力したコマンドが「コンテンツの削除」を示す場合、送信側制御部106は、ステップS205に処理を進め、送信側記録部107から送信者が指定したコンテンツを、削除する。
 例えば、コンテンツIDが「C」であるコンテンツの削除が指示されたならば、図4(a)に示すコンテンツデータCの実体とコンテンツポインタpcとが削除される。
 そして、ステップS206において、送信側制御部106は、図4(b)に示すコンテンツIDテーブルから、削除指定されたコンテンツのエントリを削除する。
 例えば、コンテンツIDが「C」であるコンテンツの削除が指示されたならば、図4(b)に示すコンテンツIDが「C」であるエントリが削除される。
 次に、送信側制御部106は、ステップS207において、削除指定されたコンテンツのIDを、送信側制御部106から受信側制御部109へ送信する。
 例えば、コンテンツIDが「C」であるコンテンツの削除が指示されたならば、送信側制御部106は、コンテンツのID「C」を、受信側制御部109へ送信する。
 また、ステップS201において、送信者が入力したコマンドが、「再生制御情報送信」を示す場合、送信側制御部107は、ステップS208において、図4(c)に示すように、再生制御情報を作成し、送信側記録部107に記録させる。
 図4(c)に例示する再生制御情報は、次のような再生制御が行われるべきことを示している。
 即ち、第1に、再生日時情報が示す「2003年1月1日0時0分」に、コンテンツIDが「B」であるコンテンツの「150フレームから18000フレームまで」を再生すること。
 第2に、コンテンツIDが「A」であるコンテンツの「0フレームから300フレームまで」を再生すること。
 第3に、コンテンツIDが「A」であるコンテンツの「600フレームから9000フレームまで」を再生すること。
 第4に、コンテンツIDが「C」であるコンテンツの「300フレームから14400フレームまで」を再生すること。
 なお、本形態では、再生開始位置および再生停止位置を、フレーム数により表現しているが、フィールド数で表現しても良いし、コンテンツの最初からの再生時間を表記しても良い。要するに、コンテンツ中の再生区間が指定できる指標であれば、表現は任意である。
 また、再生日時情報も、年月日時分の表記に限定するものでなく、コンテンツ送信装置とコンテンツ受信装置間で同期したクロックカウンタの値など、再生するタイミングを指定することができる指標であればよい。
 また、再生日時情報は、ある日時情報のみではなく、毎時間・毎日・毎週・毎月などの再帰的な設定を実施することもできる。
 次に、送信側制御部106は、ステップS209において、送信者が、再生制御情報の作成の終了を指示したかどうかを判定する。
 終了の指示がなければ、更にステップS208の再生制御情報作成処理を継続し、終了の指示があれば、ステップS210に処理を移す。
 ステップS210では、送信側制御部106は、作成した再生制御情報を送信側制御部106から受信側制御部109に送信する。
 なお、ステップS201において、送信者のコマンドが「電源OFF」を示す場合、送信側制御部106は、終了処理を行いプログラムを終了する。
 次に、図3を用いて、受信側制御部109の処理の流れを説明する。まず、受信側制御部109は、ステップS301において、ネットワーク102からのコンテンツ受信の有無を判定し、コンテンツ受信無しの場合は、ステップS304に処理を移し、コンテンツ受信有りの場合は、ステップS302に処理を移す。
 ステップS302では、受信側制御部109は、ネットワーク102を経由し、送信側制御部106からコンテンツデータを受信し、受信側記録部110に記録蓄積させる。また、この時、受信側制御部109は、送信側制御部106からコンテンツIDを受信する。
 ここでは、受信側制御部109が、コンテンツデータA、B、Cを受信したものとすると、図4(d)に示すように、受信側記録部110に、コンテンツデータA、B、Cが記録され、受信側制御部109は、受信側記録部110から、コンテンツデータA、B、Cの先頭を示すポインタpa’、pb’、pc’を得る。なお、これらのポインタpa’、pb’、pc’は、送信側記録部107のポインタpa、pb、pcと一致している必要はない。
 次に、受信側制御部109は、ステップS303において、図4(e)に示すようなコンテンツIDテーブルを作成し、コンテンツデータA、B、Cにそれぞれに対応する、コンテンツID(A、B、C)と、そのポインタ(pa’、pb’、pc’)とを、コンテンツIDテーブルの該当するエントリにセットする。
 ステップS304では、受信側制御部109は、ネットワーク102からコンテンツ削除要求を受信したかどうか判定し、受信した場合は、ステップS307に処理を移し、受信しなかった場合は、ステップS305に処理を移す。
 ステップS305では、受信側制御部109は、指定されたIDを持つコンテンツデータを受信側記録部110から削除し、ステップS306では、受信側制御部109は、このコンテンツIDが示すコンテンツIDテーブルのエントリを受信側記録部110より削除する。
 ステップS307では、受信側制御部109は、ネットワーク102から再生制御情報を受信したかどうか判定し、受信しなかった場合、ステップS311に処理を移し、受信した場合、ステップS308に処理を移す。
 ステップS308では、受信側制御部109は、図4(f)に示すような再生制御情報を、ネットワーク102経由で、送信側制御部106から受信する。この再生制御情報の内容は、図4(c)に示したものと同じである。
 ステップS309では、受信側制御部109は、受信した再生制御情報に再生日時情報が存在するかどうかを判定する。存在すれば、受信側制御部109は、ステップS311に処理を移し、存在しなければ、受信側制御部109は、ステップS310に処理を移す。
 ステップS310では、受信側制御部109は、受信者に対してコンテンツを受信した旨を通知する。この通知は、LEDを点灯させたり、表示装置104に表示中のコンテンツに重ねあわせて表示したり、特定の音声を発生したりするなど、種々考えられるが、受信者がコンテンツの受信を認知することができれば十分である。
 また、本形態では、ステップS310において、受信通知を行う例を示しているが、ステップS310で受信したコンテンツを受信した再生制御情報に基づいて再生開始し、表示装置104に再生コンテンツを表示しても構わない。
 ステップS311では、受信側制御部109は、現在の日時が再生制御情報内の再生日時情報に達したかどうかを判定する。達していれば、受信側制御部109は、ステップS312に処理を移し、達していなければ、受信側制御部109は、ステップS313に処理を移す。
 なお、再生制御情報に再生日時情報が指定されていない場合は、本ステップS311およびステップS312は、省略して構わない。
 ステップS312では、受信側制御部109は、ステップS310と同様に、受信者に対してコンテンツを受信した旨を通知する。
 この通知は、ステップS310と同様に、受信者がコンテンツの受信を認知することができれば十分である。
 また、本形態では、ステップS312において、受信通知を行う例を示しているが、ステップS312で受信したコンテンツを受信した再生制御情報に基づいて再生開始し、表示装置104に再生コンテンツを表示しても構わない。
 ステップS313では、受信側制御部109は、受信者により受信側入力部108により受信者コマンドの入力があるかどうか判定する。受信者コマンドの入力がなければ、受信側制御部109は、ステップS301に処理を移す。
 受信者コマンドの入力があれば、コマンド毎に処理を行う。即ち、このその受信者コマンドがチャンネル「5」を選択するとき、ステップS314に処理を移す。
 ここで本形態では、上述したように、チャンネル「5」が、コンテンツ送信装置101に関する送信者から受信したコンテンツの再生用として、予め、割り当てられている。
 ステップS314では、受信側制御部109は、受信したコンテンツを受信した再生制御情報(図4(f))に基づき再生を開始し、再生が終了した時点または再生停止を意味するコマンドが受信者により入力された時点で、ステップS301に処理を戻す。
 この再生において、再生コンテンツは、受信側制御部109から出力され、表示装置104で表示される。受信側記録部110に記録蓄積されたコンテンツがMPEGやJPEGなどの圧縮データであれば、受信側制御部109が、デコード処理を行い、表示装置104にデコード後の信号を出力する。
 ステップS313において、受信者コマンド入力が有り、その受信者コマンドが「電源OFF」を示す場合、受信側制御部109は、終了処理を行い、プログラムが終了する。
 ステップS313において、受信者コマンド入力が有り、その受信者コマンドがチャンネル「5」の選択または「電源OFF」でないときは、受信側制御部109は、その他処理(任意に設定できる)を実行し、ステップS301に処理を戻す。
 次に、図5を用いて、本発明の他の実施の形態について説明する。図5において、上述した形態と同様の構成要素については、同一符号を付すことにより説明を省略する。
 さて本形態では、ネットワークの例であるインターネット網102上に、コンテンツサーバ51が存在する。コンテンツサーバ51は、大容量のハードディスク等からなる記録装置52を持ち、その一部の領域は、コンテンツ送信装置101及びコンテンツ受信装置103の両方にアクセスが許された共有領域53となっている。
 コンテンツ送信装置101は、インターネット網102への接続のため、インターネット接続部55を有し、送信側制御部106と送信側記録部107との間に、I/O部54を備える。I/O部54には、記録媒体(例えば、CD−ROM等)57から情報を読み出すドライブ56が接続される。
 記録媒体57には、上述の形態によるコンテンツ送信プログラムが格納されており、記録媒体57がドライブ56にセットされると、このコンテンツ送信プログラムが、コンテンツ送信装置101にロード又はインストールされる。
 コンテンツ受信装置103は、コンテンツ送信装置101と同様に、インターネット接続部59、I/O部58、ドライブ60を備える。
 記録媒体61には、上述の形態によるコンテンツ受信プログラムが格納されており、記録媒体61がドライブ60にセットされると、このコンテンツ受信プログラムが、コンテンツ受信装置103にロード又はインストールされる。
 本形態では、コンテンツ送信装置101は、コンテンツデータ及び再生制御情報を、共有領域53にアップロードすれば足り、コンテンツデータ及び再生制御情報をコンテンツ受信装置103に直接送信する必要はない。
 コンテンツ受信装置103は、共有領域53からアップロードされたコンテンツデータ及び再生制御情報をダウンロードし、再生制御情報にしたがって、コンテンツデータを再生する。
 本形態においても、共有領域53には、過去にコンテンツ受信装置103に送信されたコンテンツデータについては、コンテンツデータそのものの送信は省略され再生制御情報のみが送信される。
 こうすると、送信側記録部107と受信側記録部110とを、共有領域53により代用することができ、記録容量の負担が軽減される。
 また、コンテンツ送信装置101の通信経路が短くなるので、コンテンツ送信装置101の送信負担が軽減される。
 本発明に係るコンテンツ記録装置は、例えば、デジタルビデオレコーダ及びその関連分野において好適に利用できる。
本発明の一実施の形態におけるコンテンツ送受信システムのブロック図 本発明の一実施の形態における送信側制御部のフローチャート 本発明の一実施の形態における受信側制御部のフローチャート (a)本発明の一実施の形態におけるコンテンツデータの記録構成図 (b)本発明の一実施の形態におけるコンテンツIDテーブルの例示図 (c)本発明の一実施の形態における再生制御情報の例示図 (d)本発明の一実施の形態におけるコンテンツデータの記録構成図 (e)本発明の一実施の形態におけるコンテンツIDテーブルの例示図 (f)本発明の一実施の形態における再生制御情報の例示図 本発明の他の実施の形態におけるコンテンツ送受信システムのブロック図 (a)従来のコンテンツ送受信システムの概要図 (b)従来のコンテンツ送受信システムの概要図
符号の説明
101 コンテンツ送信装置
102 ネットワーク
103 コンテンツ受信装置
104 表示装置
105 送信側入力部
106 送信側制御部
107 送信側記録部
108 受信側入力部
109 受信側制御部
110 受信側記録部

Claims (21)

  1. ネットワークを経由してコンテンツをコンテンツ受信装置に送信するコンテンツ送信装置であって、
     送信側制御部を有し、
     前記送信側制御部は、前記コンテンツの再生制御情報を前記コンテンツ受信装置に送信し、
     前記再生制御情報には、前記再生制御情報の送信時よりも、過去に前記コンテンツ受信装置に送信されたコンテンツに関する再生制御情報を含め得るようになっており、
     前記送信側制御部は、前記再生制御情報の送信時よりも、過去に前記コンテンツ受信装置に送信されたコンテンツについては、コンテンツの送信を省略し再生制御情報のみを前記コンテンツ受信装置に送信するコンテンツ送信装置。
  2. 前記送信側制御部は、前記再生制御情報に、未だ前記コンテンツ受信装置に送信されていないコンテンツに関する情報が含まれる場合のみ、前記送信されていないコンテンツを、前記コンテンツ受信装置に送信する、請求項1記載のコンテンツ送信装置。
  3. 前記再生制御情報は、コンテンツを再生するテレビチャンネル情報を含む、請求項1から2記載のコンテンツ送信装置。
  4. 前記再生制御情報は、削除対象となるコンテンツのID情報を含む、請求項1から3記載のコンテンツ送信装置。
  5. 前記再生制御情報は、コンテンツの再生順序を含む、請求項1から4記載のコンテンツ送信装置。
  6. 前記再生制御情報は、コンテンツの再生区間を含む、請求項1から5記載のコンテンツ送信装置。
  7. 前記再生制御情報は、コンテンツの再生日時を含む、請求項1から6記載のコンテンツ送信装置。
  8. ネットワークを経由してコンテンツを受信するコンテンツ受信装置であって、
     受信側制御部と、
     コンテンツを記録する受信側記録部とを有し、
     前記受信側制御部は、コンテンツの再生制御情報を受信し、
     前記再生制御情報には、前記再生制御情報の送信時よりも、過去に受信したコンテンツに関する再生制御情報を含め得るようになっており、
     前記受信側制御部は、前記再生制御情報にしたがい、コンテンツ又はこのコンテンツ由来のコンテンツを再生する、コンテンツ受信装置。
  9. 前記受信側制御部は、前記再生制御情報の送信時よりも、過去に、前記受信側記録部に記録された、コンテンツについては、前記受信側記録部に記録されたコンテンツ又はこのコンテンツ由来のコンテンツを再生し、
     前記再生制御情報に同送されるコンテンツについては、同送されたコンテンツ又はこのコンテンツ由来のコンテンツを再生する、請求項8記載のコンテンツ受信装置。
  10. テレビチャンネルの切替操作入力を受け付ける受信側入力部をさらに備え、
     前記受信側制御部は、前記切替操作入力に基づき、コンテンツを再生する、請求項8から9記載のコンテンツ受信装置。
  11. 前記再生制御情報は、コンテンツを再生するテレビチャンネル番号情報を含む、請求項10記載のコンテンツ受信装置。
  12. 前記受信側制御部は、削除対象となるコンテンツのID情報を含む再生制御情報を受信すると、前記ID情報が示す該当コンテンツを前記受信側記録部から削除する、請求項8から11記載のコンテンツ受信装置。
  13. 前記再生制御情報は、コンテンツの再生順序を含み、前記受信側制御部は、前記再生順序にしたがって該当コンテンツを再生する、請求項8から12記載のコンテンツ受信装置。
  14. 前記再生制御情報は、コンテンツの再生区間を含み、前記受信側制御部は、前記再生区間にしたがって該当コンテンツを再生する、請求項8から13記載のコンテンツ受信装置。
  15. 前記再生制御情報は、コンテンツの再生日時を含み、前記受信側制御部は、前記再生日時にしたがって該当コンテンツを再生する、請求項8から14記載のコンテンツ受信装置。
  16. コンテンツを記録する送信側記録部を有するコンテンツ送信装置と、
     前記コンテンツ送信装置にネットワークを経由して接続し、前記コンテンツ送信装置からコンテンツを受信するコンテンツ受信装置と、
     前記コンテンツ受信装置に接続され、前記コンテンツ受信装置が再生するコンテンツを表示する表示装置とを備えるコンテンツ送受信システムであって、
     前記コンテンツ受信装置は、
     ユーザからの入力を受け付ける受信側入力部と、
     前記コンテンツ送信装置から受信した情報を記録する受信側記録部と、
     前記受信側入力部と前記受信側記録部とを制御する受信側制御部とを備え、
     前記コンテンツ送信装置は、前記コンテンツ受信装置に、コンテンツの再生制御情報を送信し、
     前記再生制御情報には、前記再生制御情報の送信時よりも、過去に前記コンテンツ受信装置に送信され、前記受信側記録部に記録された、コンテンツに関する再生制御情報を含め得るようになっており、
     前記受信側制御部は、前記再生制御情報にしたがい、
     前記再生制御情報の送信時よりも、過去に前記コンテンツ受信装置に送信され、前記受信側記録部に記録された、コンテンツについては、このコンテンツ又はこのコンテンツ由来のコンテンツを再生し、
     前記再生制御情報に同送されるコンテンツについては、同送され、前記受信側記録部に記録された、コンテンツ又はこのコンテンツ由来のコンテンツを再生する、コンテンツ送受信システム。
  17. ネットワークを経由してコンテンツをコンテンツ受信装置に送信するコンテンツ送信方法であって、
     コンテンツと前記コンテンツの再生制御情報を前記コンテンツ受信装置に送信するステップを備え、
     前記再生制御情報には、前記再生制御情報の送信時よりも、過去に前記コンテンツ受信装置に送信されたコンテンツに関する再生制御情報を含め得るようになっており、
     前記再生制御情報の送信時よりも、過去に前記コンテンツ受信装置に送信されたコンテンツについては、コンテンツの送信を省略し再生制御情報のみを前記コンテンツ受信装置に送信するコンテンツ送信方法。
  18. ネットワークを経由してコンテンツを受信するコンテンツ受信方法であって、
     コンテンツと前記コンテンツに関する再生制御情報とを受信するステップを備え、
     前記再生制御情報には、前記再生制御情報の送信時よりも、過去に受信したコンテンツに関する再生制御情報を含め得るようになっており、
     前記受信側制御部は、前記再生制御情報にしたがい、コンテンツ又はこのコンテンツ由来のコンテンツを再生する、コンテンツ受信方法。
  19. 受信したコンテンツを記録するステップをさらに備え、
     前記再生制御情報の送信時よりも、過去に記録された、コンテンツについては、記録されたコンテンツ又はこのコンテンツ由来のコンテンツを再生し、
     前記再生制御情報に同送されるコンテンツについては、同送されたコンテンツ又はこのコンテンツ由来のコンテンツを再生する、請求項17から18記載のコンテンツ受信方法。
  20. ネットワークを経由してコンテンツをコンテンツ受信装置に送信するコンテンツ送信プログラムであって、
     コンテンツと前記コンテンツの再生制御情報を前記コンテンツ受信装置に送信するステップを備え、
     前記再生制御情報には、前記再生制御情報の送信時よりも、過去に前記コンテンツ受信装置に送信されたコンテンツに関する再生制御情報を含め得るようになっており、
     前記再生制御情報の送信時よりも、過去に前記コンテンツ受信装置に送信されたコンテンツについては、コンテンツの送信を省略し再生制御情報のみを前記コンテンツ受信装置に送信するコンテンツ送信プログラムをコンピュータ読み取り可能に記録した記録媒体。
  21. ネットワークを経由してコンテンツを受信するコンテンツ受信プログラムであって、
     コンテンツと前記コンテンツに関する再生制御情報とを受信するステップを備え、
     前記再生制御情報には、前記再生制御情報の送信時よりも、過去に受信したコンテンツに関する再生制御情報を含め得るようになっており、
     前記受信側制御部は、前記再生制御情報にしたがい、コンテンツ又はこのコンテンツ由来のコンテンツを再生する、コンテンツ受信プログラムをコンピュータ読み取り可能に記録した記録媒体。
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