JP2004139161A - 情報処理装置および通信環境設定方法 - Google Patents
情報処理装置および通信環境設定方法 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】本発明は、ユーザが必要とするネットワーク利用情報のみを対象に、ネットワーク利用情報を取得して、ユーザに提示できる、使い勝手のよいクライアント装置が実現可能な情報処理装置および通信環境設定方法を提供することを課題とする。
【解決手段】通信モジュール(Client Service)41は、アクセスポイント30に設けられた通信モジュール(Server Service)31より利用リソース情報を取得しレジストリィ(Registry)43に保存する。クライアントモジュール(Client Module)42は、GUI画面(利用リソース設定画面、条件追加設定画面)の表示制御並びにその設定画面上の設定内容をシステムに設定する処理を行う。
【選択図】 図2
【解決手段】通信モジュール(Client Service)41は、アクセスポイント30に設けられた通信モジュール(Server Service)31より利用リソース情報を取得しレジストリィ(Registry)43に保存する。クライアントモジュール(Client Module)42は、GUI画面(利用リソース設定画面、条件追加設定画面)の表示制御並びにその設定画面上の設定内容をシステムに設定する処理を行う。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、中継装置を経由してネットワーク接続を行う通信機能をもつ情報処理装置、および情報処理装置の通信環境設定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
ネットワーククライアントとしてパーソナルコンピュータを利用する際、DHCP( dynamic host configuration protocol)を介してIPアドレス、DNS(domain name system)サーバ等の現在接続しているネットワーク固有の情報を取得し、その後、インターネットの設定、ネットワークプリンタの設定等を行うことで、現在接続しているネットワーク上にてインターネットへの接続、ネットワークプリンタの使用等が可能となる(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
しかしながら、従来のこの種システムに於いては、携行の容易なパーソナルコンピュータを、ネットワークを利用できる中継装置(アクセスポイント)に接続可能な任意の場所でクライアントコンピュータとして使用可能にしたとき、ネットワーク接続の度に、利用するネットワーク並びに利用するリソースに適した設定を行わなければならないことから、その設定作業にかかる操作負担が大きいという問題があった。また、操作性の面でも、多種多様なリスト内容等から必要な設定を行わなければならない等、操作が煩雑で設定が迅速かつ容易に行えないという問題があった。
【0004】
【特許文献1】
特開平11−68765号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように従来では、ネットワークを利用できる中継装置(アクセスポイント)に接続可能な任意の場所でコンピュータを使用可能にしたとき、ネットワーク接続の度に、利用するネットワーク並びにリソースに適した設定を行わなければならないことから、その設定作業にかかる操作負担が大きいという問題があった。更に操作が煩雑で迅速かつ容易に設定できないという問題があった。また、操作性の面でも操作が煩雑で迅速かつ容易に設定できないという問題があった。
【0006】
本発明は上記実情に鑑みなされたもので、ネットワークを利用する際のユーザにかかる設定作業の操作負担を軽減できる情報処理装置および通信環境設定方法を提供することを目的とする。
【0007】
また、本発明は、ユーザが必要とするネットワーク利用情報のみを対象に、ネットワーク利用情報を取得して、ユーザに提示できる、使い勝手のよいクライアント装置が実現可能な情報処理装置および通信環境設定方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、ネットワークに接続する際に、ユーザが設定したネットワーク利用情報に従い、ユーザが所望するネットワーク利用情報を選択的に取得して、その取得したネットワーク利用情報をシステムに反映する機能をもつことで、ネットワークを利用する際のユーザにかかる設定作業の操作負担を軽減したことを特徴とする。
【0009】
即ち、本発明は、中継装置を経由してネットワーク接続を行う通信機能をもつ情報処理装置に於いて、ネットワーク上で利用するリソースを指定するグラフィックユーザインタフェースと、前記グラフィックユーザインタフェースで指定された内容に従いネットワーク上のリソースを利用するための設定情報を取得する第1の手段と、前記取得した設定情報をシステムに反映する第2の手段とを具備したことを特徴とする。
【0010】
また、本発明は、前記情報処理装置に於いて、前記第1の手段は、使用するネットワーク環境に変化が生じたことを検知する監視手段を有し、前記監視手段がネットワーク環境に変化が生じたことを検知した際に、当該検知したネットワーク環境で利用可能なリソースから、前記グラフィックユーザインタフェースで指定されたリソースに従う設定情報を取得することを特徴とする。
【0011】
また、本発明は、前記情報処理装置に於いて、前記グラフィックユーザインタフェースは、ネットワーク上で利用可能な複数種のリソースから、ネットワーク上で利用するリソースを選択するためのセッティング画面の表示手段と、前記セッティング画面でセットされたリソースに対して、除外するサーバを指定する操作入力部、IPアドレスの設定をDHCPに従わせるか否かを選択する操作入力部のいずれか若しくはすべてを備えた追加機能画面の表示手段とを具備し、前記第1の手段は、前記セッティング画面のセット内容と前記追加機能画面の操作入力内容に従う設定情報を取得することを特徴とする。
【0012】
また、本発明は、中継装置を経由してネットワーク接続を行う通信機能をもつコンピュータの通信環境設定方法であって、前記コンピュータを前記ネットワークに接続する際に、ユーザが設定したネットワーク利用情報に従い、ユーザが所望するネットワーク利用情報を選択的に取得して、その取得したネットワーク利用情報をシステムに反映することを特徴とする。
【0013】
また、本発明は、中継装置を経由してネットワーク接続を行う通信機能をもつ情報処理装置の通信環境設定方法であって、ネットワーク上で利用するリソースを指定する画面をユーザに提示するステップと、前記画面上で指定された内容に従いネットワーク上のリソースを利用するための設定情報を取得するステップと、前記取得した設定情報をシステムに反映するステップとを具備したことを特徴とする。
【0014】
上記したような本発明の構成並びに機能を具備することで、ユーザが必要とするネットワーク利用情報のみを対象に、ネットワーク利用情報を取得して、ユーザに提示できることから、使い勝手のよいクライアント装置を提供できる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
【0016】
図1は本発明の実施形態に於ける情報処理装置を用いたネットワークシステムの構成を示すブロック図である。図2は上記図1に示すアクセスポイント30と端末40と間の本発明に係る処理の手順およびその処理に係る構成要素を示すブロック図である。この実施形態では、少なくとも50m以上離れたエリアAとエリアBとの間に於けるネットワークシステムを例に説明する。
【0017】
図1に示すように、上記エリアAとエリアBはIP網10を介して通信ネットワークを構築している。エリアAと、エリアBには、それぞれ、プリンタ、ネットワーク、ファイル等のサーバ(Server)20、およびアクセスポイント( Access Point)30が設けられる。
【0018】
クライアントとなる端末(STA)40は、例えば携帯型のパーソナルコンピュータを用いて実現される。この端末40は、それぞれ無線LANにより、上記アクセスポイント30に接続される。
【0019】
上記アクセスポイント30には、図2に示すように、通信モジュール(Server
Service)31、レジストリィ(Registry)32等が設けられる。
【0020】
上記アクセスポイント30に設けられた通信モジュール(Server Service)31は、端末40に設けられた通信モジュール(Client Service)41との間で無線LAN接続により所定の手順で情報交換を行う。レジストリィ(Registry)32は所属するネットワーク上のリソース情報等を保持する。
【0021】
クライアントとなる端末40には、図2に示すように、通信モジュール(Client Service)41、クライアントモジュール(Client Module)42、レジストリィ(Registry)43、システム設定モジュール(System Setting)44等が設けられる。
【0022】
通信モジュール(Client Service)41は、アクセスポイント30に設けられた通信モジュール(Server Service)31との間で無線LAN接続により所定の手順で情報交換を行う。また、この情報交換で、当該アクセスポイント30が所属するネットワーク上に於けるリソースを利用するための情報(ネットワーク利用情報)を取得する。この際、通信モジュール(Client Service)41は、後述する図3に示す利用リソース設定用GUI設定画面300上のセッティング欄303でチェックボックスにより選択され設定された利用リソースに対してのみ、その各リソースのネットワーク利用情報(以下リソース情報と称す)を取得し、その情報をレジストリィ(Registry)43に保存する。
【0023】
クライアントモジュール(Client Module)42は、クライアントとしての通信の処理およびGUIの制御を司るもので、この実施形態では、後述する図3および図4に示す各GUI画面(利用リソース設定画面300、条件追加設定画面400)の表示制御並びにその設定画面上の設定内容をシステムに反映(設定)する処理を行う。
【0024】
図3は図示しない特定の選択操作(リソース情報の取得を指定する特定のボタンまたはアイコン等の選択操作)により常時表示可能な利用リソース設定画面300の一構成例を示したもので、ここでは「更新」ボタン301、「追加機能」ボタン302、利用リソースのセッティング欄303、「設定」ボタン304、インフォメーション欄310、ステータス欄320等が設けられる。
【0025】
上記「更新」ボタン301は、利用するリソース情報をユーザの操作により取得する、手動モードの際に操作される。「追加機能」ボタン302は、利用リソース情報の取得条件を設定する際に操作されるもので、このボタン操作により、図4に示す条件追加設定画面400が表示される。この画面上で、利用リソース情報を取得する対象から外したいサーバ(上記セッティング欄303で選択されたリソースに対して、取得対象から除外するサーバ)、IPアドレスの設定をDHCPに従わせるか否か等を指定することができる。
【0026】
図4は上記図3に示す画面上で「追加機能」ボタン302が操作された際に表示される条件追加設定画面400の一構成例を示したもので、ここではアクションタイプ・タイマ欄401、除外サーバ指定欄402、IPアドレスオプション欄403、「OK」ボタン404等が設けられる。
【0027】
上記アクションタイプ・タイマ欄401は、上記利用リソース情報の取得を「自動」で行うか「手動」で行うかを選択する際に操作される。ここではラジオボタンにより「自動」または「手動」を選択する。
【0028】
除外サーバ指定欄402は、利用リソース情報を取得する対象から外したいサーバ(上記セッティング欄303で選択されたリソースに対して、取得対象から除外するサーバ)を指定する際に用いられるもので、ここでは、サーバのプロファイル名を入力することにより、そのプロファイル名をもつサーバが、利用リソース情報の取得対象サーバから除外される。
【0029】
IPアドレスオプション欄403は、IPアドレスの設定をDHCPに従わせるか否かを選択する際に操作される。即ち、TCP/IP設定をDHCPのIPアドレスに自動的に変更する(デフォルト)か、あるいは固定IPアドレスとするかを選択する際に操作されるもので、ここでは、チェックボックスにチェックマークを付けない際(デフォルト)は、TCP/IPの設定が自動的にDHCPのIPアドレスに変更されるが、チェックボックスにチェックマークを付けるとIPアドレスが固定(IPアドレスが固定された機器に対して有効)となる。
【0030】
ここで上記各図を参照して本発明の実施形態に於ける動作を説明する。
【0031】
図1に示すように、エリアAと、エリアBには、それぞれ、プリンタ、ネットワーク、ファイル等のサーバ(Server)20と、アクセスポイント( Access Point)30が設けられる。エリアBに於いてクライアントとなる端末40をエリアBのアクセスポイント30から切り離し(無線LAN接続を断ち)、その端末40をエリアAに移動して、エリアAに設けられたプリンタ、ネットワーク、ファイル等のサーバ(Server)20にアクセスする際、そのプリンタ、ネットワーク、ファイル等を利用するには、その利用リソース情報をシステムに設定することにより、はじめてそのリソースを利用できる。
【0032】
この際の利用リソース情報の取得並びにシステムへの設定は、図3に示す利用リソース設定画面300、および図4に示す条件追加設定画面400の設定内容に従って行われる。
【0033】
先ず基本的な動作について説明する。
【0034】
図4に示す条件追加設定画面400上のアクションタイプ・タイマ欄401で、「オート」が選択された状態にあるときは、そのアクションタイプ・タイマ欄401のタイマ設定に従う周期で、図2に示す手順(1)〜(4)の処理が繰り返し実行される。また、アクションタイプ・タイマ欄401で、「マニュアル」が選択された状態にあるときは、図3に示す利用リソース設定画面300に設けられた「更新」ボタン301を操作する都度、図2に示す手順(1)〜(4)の処理が実行される。
【0035】
ここで上記手順(1)は、端末40の通信モジュール(Client Service)41がアクセスポイント30の通信モジュール(Server Service)31とデータ授受を行い、アクセスポイント30から利用リソース情報を取得する処理ステップ、(2)は、通信モジュール(Server Service)31が取得した利用リソース情報をレジストリィ(Registry)43に保存する処理ステップ、(3)および(4)は、クライアントモジュール(Client Module)42がレジストリィ(Registry)43より利用リソース情報を読み込んで、システムに反映(システム設定モジュール(System Setting)44に設定)する処理ステップである。
【0036】
この手順(1)〜(4)の処理が周期的に繰り返し実行され(オートモード)、または手動操作で実行される(マニュアルモード)。
【0037】
この際、ユーザは、これから利用するリソースを当然ながら認知している。そこで、本発明に於いては、利用するリソースの取捨選択を端末40側でユーザが任意に行うことのできる機能を提供している。利用するリソースを予め特定しておくことで、そのリソースを利用するためのリソース情報を必要最小限にとどめて、設定作業並びに処理を簡素化することができる。
【0038】
ユーザは、図3に示す利用リソース設定画面300上の利用リソースのセッティング欄303に提示された利用可能な各種リソースのうち、利用する若しくはこれから利用したいリソースを選択する。ここではチェックボックスにチェックマークを付すことで、利用する任意のリソースを選択し、その後、「設定」ボタン304を操作する。この設定内容は、クライアントモジュール(Client Module)42によりレジストリィ(Registry)43上で管理される。
【0039】
更に、利用リソース情報の取得に条件を加えたいときは、上記図3に示す利用リソース設定画面300上の「追加機能」ボタン302を操作する。この「追加機能」ボタン302を操作することにより、図4に示すような条件追加設定画面400が表示される。この際の各GUI設定画面の表示形態は、カスケード表示、タイル表示等のいずれであってもよい。
【0040】
この条件追加設定画面400上で、利用リソース情報の取得について更に条件を追加することができる。
【0041】
上記条件追加設定画面400上のアクションタイプ・タイマ欄401で、上記利用リソース情報の取得を「自動(オート)」で行うか「手動(マニュアル)」で行うかをラジオボタンにより選択することができる。この際、「自動(オート)」を選択した際は、更にその情報取得の周期をタイマ設定できる。例えばタイマ間隔を10秒に設定すると、通信モジュール(Client Service)41がアクセスポイント30の通信モジュール(Server Service)31に10秒間隔で情報授受(図2に示す手順(1)参照)を行う。
【0042】
また、除外サーバ指定欄402は、利用リソース情報を取得する対象から外したいサーバ(上記セッティング欄303で選択されたリソースに対して、取得対象から除外するサーバ)を指定する際に用いられるもので、ここでは、除外したいサーバのプロファイル名を入力することにより、そのプロファイル名をもつサーバが、利用リソース情報の取得対象サーバから除外される。
【0043】
また、IPアドレスオプション欄403は、IPアドレスの設定をDHCPに従わせるか否かを選択する際に操作されるもので、ここでは、チェックボックスにチェックマークを付けない際(デフォルト)は、TCP/IPの設定が自動的にDHCPのIPアドレスに変更される。また、チェックボックスにチェックマークを付けるとIPアドレスが固定となる。
【0044】
これらの各設定内容は、すべてクライアントモジュール(Client Module)42上で管理され、その設定内容に従って利用リソース情報の取得処理並びにシステムへの設定が実行される。この際の処理には二通りの方法がある。その一つは、クライアントモジュール(Client Module)42の制御の下に、通信モジュール(Client Service)41が、上記利用リソース設定画面300および条件追加設定画面400の設定内容に従ってアクセスポイント30の通信モジュール(Server Service)31より利用リソース情報を取得する方法であり、他の一つは、通信モジュール(Client Service)41が、上記利用リソース設定画面300および条件追加設定画面400の設定内容に拘わらず、アクセスポイント30の通信モジュール(Server Service)31から、利用可能なすべてのリソース情報を取得し、クライアントモジュール(Client Module)42が、通信モジュール(Client Service)41で取得したリソース情報から上記利用リソース設定画面300および条件追加設定画面400の設定内容に従って情報を取捨する方法である。このいずれの方法にしても、ユーザが扱うことのできるリソース情報は上記利用リソース設定画面300および条件追加設定画面400の設定内容に限られる。例えば、利用リソース設定画面300上のインフォメーション欄310には、取得内容が表示されるが、その取得情報は上記利用リソース設定画面300および条件追加設定画面400の設定内容に限られる。
【0045】
上記したような本発明の構成並びに機能を具備することで、ユーザが必要とするネットワーク利用情報のみを対象に、ネットワーク利用情報を取得して、ユーザに提示できることから、使い勝手のよいクライアント装置を提供できる。
【0046】
【発明の効果】
以上詳記したように本発明によれば、ネットワークを利用する際のユーザにかかる設定作業の操作負担を軽減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に於ける情報処理装置を用いたネットワークシステムの構成を示すブロック図。
【図2】上記図1に示すアクセスポイントと端末と間の本発明に係る処理の手順およびその処理に係る構成要素を示すブロック図。
【図3】上記実施形態に於ける利用リソース設定画面の構成例を示す図。
【図4】上記実施形態に於ける条件追加設定画面の構成例を示す図。
【符号の説明】
10…IP網
20…サーバ(Server)
30…アクセスポイント( Access Point)
31…通信モジュール(Server Service)
32…レジストリィ(Registry)
40…端末(STA)
41…通信モジュール(Client Service)
42…クライアントモジュール(Client Module)
43…レジストリィ(Registry)
44…システム設定モジュール(System Setting)
300…利用リソース設定画面
301…「更新」ボタン
302…「追加機能」ボタン
303…利用リソースのセッティング欄
304…「設定」ボタン
310…インフォメーション欄
320…ステータス欄
400…条件追加設定画面
401…アクションタイプ・タイマ欄
402…除外サーバ指定欄
403…IPアドレスオプション欄
404…「OK」ボタン
【発明の属する技術分野】
本発明は、中継装置を経由してネットワーク接続を行う通信機能をもつ情報処理装置、および情報処理装置の通信環境設定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
ネットワーククライアントとしてパーソナルコンピュータを利用する際、DHCP( dynamic host configuration protocol)を介してIPアドレス、DNS(domain name system)サーバ等の現在接続しているネットワーク固有の情報を取得し、その後、インターネットの設定、ネットワークプリンタの設定等を行うことで、現在接続しているネットワーク上にてインターネットへの接続、ネットワークプリンタの使用等が可能となる(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
しかしながら、従来のこの種システムに於いては、携行の容易なパーソナルコンピュータを、ネットワークを利用できる中継装置(アクセスポイント)に接続可能な任意の場所でクライアントコンピュータとして使用可能にしたとき、ネットワーク接続の度に、利用するネットワーク並びに利用するリソースに適した設定を行わなければならないことから、その設定作業にかかる操作負担が大きいという問題があった。また、操作性の面でも、多種多様なリスト内容等から必要な設定を行わなければならない等、操作が煩雑で設定が迅速かつ容易に行えないという問題があった。
【0004】
【特許文献1】
特開平11−68765号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように従来では、ネットワークを利用できる中継装置(アクセスポイント)に接続可能な任意の場所でコンピュータを使用可能にしたとき、ネットワーク接続の度に、利用するネットワーク並びにリソースに適した設定を行わなければならないことから、その設定作業にかかる操作負担が大きいという問題があった。更に操作が煩雑で迅速かつ容易に設定できないという問題があった。また、操作性の面でも操作が煩雑で迅速かつ容易に設定できないという問題があった。
【0006】
本発明は上記実情に鑑みなされたもので、ネットワークを利用する際のユーザにかかる設定作業の操作負担を軽減できる情報処理装置および通信環境設定方法を提供することを目的とする。
【0007】
また、本発明は、ユーザが必要とするネットワーク利用情報のみを対象に、ネットワーク利用情報を取得して、ユーザに提示できる、使い勝手のよいクライアント装置が実現可能な情報処理装置および通信環境設定方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、ネットワークに接続する際に、ユーザが設定したネットワーク利用情報に従い、ユーザが所望するネットワーク利用情報を選択的に取得して、その取得したネットワーク利用情報をシステムに反映する機能をもつことで、ネットワークを利用する際のユーザにかかる設定作業の操作負担を軽減したことを特徴とする。
【0009】
即ち、本発明は、中継装置を経由してネットワーク接続を行う通信機能をもつ情報処理装置に於いて、ネットワーク上で利用するリソースを指定するグラフィックユーザインタフェースと、前記グラフィックユーザインタフェースで指定された内容に従いネットワーク上のリソースを利用するための設定情報を取得する第1の手段と、前記取得した設定情報をシステムに反映する第2の手段とを具備したことを特徴とする。
【0010】
また、本発明は、前記情報処理装置に於いて、前記第1の手段は、使用するネットワーク環境に変化が生じたことを検知する監視手段を有し、前記監視手段がネットワーク環境に変化が生じたことを検知した際に、当該検知したネットワーク環境で利用可能なリソースから、前記グラフィックユーザインタフェースで指定されたリソースに従う設定情報を取得することを特徴とする。
【0011】
また、本発明は、前記情報処理装置に於いて、前記グラフィックユーザインタフェースは、ネットワーク上で利用可能な複数種のリソースから、ネットワーク上で利用するリソースを選択するためのセッティング画面の表示手段と、前記セッティング画面でセットされたリソースに対して、除外するサーバを指定する操作入力部、IPアドレスの設定をDHCPに従わせるか否かを選択する操作入力部のいずれか若しくはすべてを備えた追加機能画面の表示手段とを具備し、前記第1の手段は、前記セッティング画面のセット内容と前記追加機能画面の操作入力内容に従う設定情報を取得することを特徴とする。
【0012】
また、本発明は、中継装置を経由してネットワーク接続を行う通信機能をもつコンピュータの通信環境設定方法であって、前記コンピュータを前記ネットワークに接続する際に、ユーザが設定したネットワーク利用情報に従い、ユーザが所望するネットワーク利用情報を選択的に取得して、その取得したネットワーク利用情報をシステムに反映することを特徴とする。
【0013】
また、本発明は、中継装置を経由してネットワーク接続を行う通信機能をもつ情報処理装置の通信環境設定方法であって、ネットワーク上で利用するリソースを指定する画面をユーザに提示するステップと、前記画面上で指定された内容に従いネットワーク上のリソースを利用するための設定情報を取得するステップと、前記取得した設定情報をシステムに反映するステップとを具備したことを特徴とする。
【0014】
上記したような本発明の構成並びに機能を具備することで、ユーザが必要とするネットワーク利用情報のみを対象に、ネットワーク利用情報を取得して、ユーザに提示できることから、使い勝手のよいクライアント装置を提供できる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
【0016】
図1は本発明の実施形態に於ける情報処理装置を用いたネットワークシステムの構成を示すブロック図である。図2は上記図1に示すアクセスポイント30と端末40と間の本発明に係る処理の手順およびその処理に係る構成要素を示すブロック図である。この実施形態では、少なくとも50m以上離れたエリアAとエリアBとの間に於けるネットワークシステムを例に説明する。
【0017】
図1に示すように、上記エリアAとエリアBはIP網10を介して通信ネットワークを構築している。エリアAと、エリアBには、それぞれ、プリンタ、ネットワーク、ファイル等のサーバ(Server)20、およびアクセスポイント( Access Point)30が設けられる。
【0018】
クライアントとなる端末(STA)40は、例えば携帯型のパーソナルコンピュータを用いて実現される。この端末40は、それぞれ無線LANにより、上記アクセスポイント30に接続される。
【0019】
上記アクセスポイント30には、図2に示すように、通信モジュール(Server
Service)31、レジストリィ(Registry)32等が設けられる。
【0020】
上記アクセスポイント30に設けられた通信モジュール(Server Service)31は、端末40に設けられた通信モジュール(Client Service)41との間で無線LAN接続により所定の手順で情報交換を行う。レジストリィ(Registry)32は所属するネットワーク上のリソース情報等を保持する。
【0021】
クライアントとなる端末40には、図2に示すように、通信モジュール(Client Service)41、クライアントモジュール(Client Module)42、レジストリィ(Registry)43、システム設定モジュール(System Setting)44等が設けられる。
【0022】
通信モジュール(Client Service)41は、アクセスポイント30に設けられた通信モジュール(Server Service)31との間で無線LAN接続により所定の手順で情報交換を行う。また、この情報交換で、当該アクセスポイント30が所属するネットワーク上に於けるリソースを利用するための情報(ネットワーク利用情報)を取得する。この際、通信モジュール(Client Service)41は、後述する図3に示す利用リソース設定用GUI設定画面300上のセッティング欄303でチェックボックスにより選択され設定された利用リソースに対してのみ、その各リソースのネットワーク利用情報(以下リソース情報と称す)を取得し、その情報をレジストリィ(Registry)43に保存する。
【0023】
クライアントモジュール(Client Module)42は、クライアントとしての通信の処理およびGUIの制御を司るもので、この実施形態では、後述する図3および図4に示す各GUI画面(利用リソース設定画面300、条件追加設定画面400)の表示制御並びにその設定画面上の設定内容をシステムに反映(設定)する処理を行う。
【0024】
図3は図示しない特定の選択操作(リソース情報の取得を指定する特定のボタンまたはアイコン等の選択操作)により常時表示可能な利用リソース設定画面300の一構成例を示したもので、ここでは「更新」ボタン301、「追加機能」ボタン302、利用リソースのセッティング欄303、「設定」ボタン304、インフォメーション欄310、ステータス欄320等が設けられる。
【0025】
上記「更新」ボタン301は、利用するリソース情報をユーザの操作により取得する、手動モードの際に操作される。「追加機能」ボタン302は、利用リソース情報の取得条件を設定する際に操作されるもので、このボタン操作により、図4に示す条件追加設定画面400が表示される。この画面上で、利用リソース情報を取得する対象から外したいサーバ(上記セッティング欄303で選択されたリソースに対して、取得対象から除外するサーバ)、IPアドレスの設定をDHCPに従わせるか否か等を指定することができる。
【0026】
図4は上記図3に示す画面上で「追加機能」ボタン302が操作された際に表示される条件追加設定画面400の一構成例を示したもので、ここではアクションタイプ・タイマ欄401、除外サーバ指定欄402、IPアドレスオプション欄403、「OK」ボタン404等が設けられる。
【0027】
上記アクションタイプ・タイマ欄401は、上記利用リソース情報の取得を「自動」で行うか「手動」で行うかを選択する際に操作される。ここではラジオボタンにより「自動」または「手動」を選択する。
【0028】
除外サーバ指定欄402は、利用リソース情報を取得する対象から外したいサーバ(上記セッティング欄303で選択されたリソースに対して、取得対象から除外するサーバ)を指定する際に用いられるもので、ここでは、サーバのプロファイル名を入力することにより、そのプロファイル名をもつサーバが、利用リソース情報の取得対象サーバから除外される。
【0029】
IPアドレスオプション欄403は、IPアドレスの設定をDHCPに従わせるか否かを選択する際に操作される。即ち、TCP/IP設定をDHCPのIPアドレスに自動的に変更する(デフォルト)か、あるいは固定IPアドレスとするかを選択する際に操作されるもので、ここでは、チェックボックスにチェックマークを付けない際(デフォルト)は、TCP/IPの設定が自動的にDHCPのIPアドレスに変更されるが、チェックボックスにチェックマークを付けるとIPアドレスが固定(IPアドレスが固定された機器に対して有効)となる。
【0030】
ここで上記各図を参照して本発明の実施形態に於ける動作を説明する。
【0031】
図1に示すように、エリアAと、エリアBには、それぞれ、プリンタ、ネットワーク、ファイル等のサーバ(Server)20と、アクセスポイント( Access Point)30が設けられる。エリアBに於いてクライアントとなる端末40をエリアBのアクセスポイント30から切り離し(無線LAN接続を断ち)、その端末40をエリアAに移動して、エリアAに設けられたプリンタ、ネットワーク、ファイル等のサーバ(Server)20にアクセスする際、そのプリンタ、ネットワーク、ファイル等を利用するには、その利用リソース情報をシステムに設定することにより、はじめてそのリソースを利用できる。
【0032】
この際の利用リソース情報の取得並びにシステムへの設定は、図3に示す利用リソース設定画面300、および図4に示す条件追加設定画面400の設定内容に従って行われる。
【0033】
先ず基本的な動作について説明する。
【0034】
図4に示す条件追加設定画面400上のアクションタイプ・タイマ欄401で、「オート」が選択された状態にあるときは、そのアクションタイプ・タイマ欄401のタイマ設定に従う周期で、図2に示す手順(1)〜(4)の処理が繰り返し実行される。また、アクションタイプ・タイマ欄401で、「マニュアル」が選択された状態にあるときは、図3に示す利用リソース設定画面300に設けられた「更新」ボタン301を操作する都度、図2に示す手順(1)〜(4)の処理が実行される。
【0035】
ここで上記手順(1)は、端末40の通信モジュール(Client Service)41がアクセスポイント30の通信モジュール(Server Service)31とデータ授受を行い、アクセスポイント30から利用リソース情報を取得する処理ステップ、(2)は、通信モジュール(Server Service)31が取得した利用リソース情報をレジストリィ(Registry)43に保存する処理ステップ、(3)および(4)は、クライアントモジュール(Client Module)42がレジストリィ(Registry)43より利用リソース情報を読み込んで、システムに反映(システム設定モジュール(System Setting)44に設定)する処理ステップである。
【0036】
この手順(1)〜(4)の処理が周期的に繰り返し実行され(オートモード)、または手動操作で実行される(マニュアルモード)。
【0037】
この際、ユーザは、これから利用するリソースを当然ながら認知している。そこで、本発明に於いては、利用するリソースの取捨選択を端末40側でユーザが任意に行うことのできる機能を提供している。利用するリソースを予め特定しておくことで、そのリソースを利用するためのリソース情報を必要最小限にとどめて、設定作業並びに処理を簡素化することができる。
【0038】
ユーザは、図3に示す利用リソース設定画面300上の利用リソースのセッティング欄303に提示された利用可能な各種リソースのうち、利用する若しくはこれから利用したいリソースを選択する。ここではチェックボックスにチェックマークを付すことで、利用する任意のリソースを選択し、その後、「設定」ボタン304を操作する。この設定内容は、クライアントモジュール(Client Module)42によりレジストリィ(Registry)43上で管理される。
【0039】
更に、利用リソース情報の取得に条件を加えたいときは、上記図3に示す利用リソース設定画面300上の「追加機能」ボタン302を操作する。この「追加機能」ボタン302を操作することにより、図4に示すような条件追加設定画面400が表示される。この際の各GUI設定画面の表示形態は、カスケード表示、タイル表示等のいずれであってもよい。
【0040】
この条件追加設定画面400上で、利用リソース情報の取得について更に条件を追加することができる。
【0041】
上記条件追加設定画面400上のアクションタイプ・タイマ欄401で、上記利用リソース情報の取得を「自動(オート)」で行うか「手動(マニュアル)」で行うかをラジオボタンにより選択することができる。この際、「自動(オート)」を選択した際は、更にその情報取得の周期をタイマ設定できる。例えばタイマ間隔を10秒に設定すると、通信モジュール(Client Service)41がアクセスポイント30の通信モジュール(Server Service)31に10秒間隔で情報授受(図2に示す手順(1)参照)を行う。
【0042】
また、除外サーバ指定欄402は、利用リソース情報を取得する対象から外したいサーバ(上記セッティング欄303で選択されたリソースに対して、取得対象から除外するサーバ)を指定する際に用いられるもので、ここでは、除外したいサーバのプロファイル名を入力することにより、そのプロファイル名をもつサーバが、利用リソース情報の取得対象サーバから除外される。
【0043】
また、IPアドレスオプション欄403は、IPアドレスの設定をDHCPに従わせるか否かを選択する際に操作されるもので、ここでは、チェックボックスにチェックマークを付けない際(デフォルト)は、TCP/IPの設定が自動的にDHCPのIPアドレスに変更される。また、チェックボックスにチェックマークを付けるとIPアドレスが固定となる。
【0044】
これらの各設定内容は、すべてクライアントモジュール(Client Module)42上で管理され、その設定内容に従って利用リソース情報の取得処理並びにシステムへの設定が実行される。この際の処理には二通りの方法がある。その一つは、クライアントモジュール(Client Module)42の制御の下に、通信モジュール(Client Service)41が、上記利用リソース設定画面300および条件追加設定画面400の設定内容に従ってアクセスポイント30の通信モジュール(Server Service)31より利用リソース情報を取得する方法であり、他の一つは、通信モジュール(Client Service)41が、上記利用リソース設定画面300および条件追加設定画面400の設定内容に拘わらず、アクセスポイント30の通信モジュール(Server Service)31から、利用可能なすべてのリソース情報を取得し、クライアントモジュール(Client Module)42が、通信モジュール(Client Service)41で取得したリソース情報から上記利用リソース設定画面300および条件追加設定画面400の設定内容に従って情報を取捨する方法である。このいずれの方法にしても、ユーザが扱うことのできるリソース情報は上記利用リソース設定画面300および条件追加設定画面400の設定内容に限られる。例えば、利用リソース設定画面300上のインフォメーション欄310には、取得内容が表示されるが、その取得情報は上記利用リソース設定画面300および条件追加設定画面400の設定内容に限られる。
【0045】
上記したような本発明の構成並びに機能を具備することで、ユーザが必要とするネットワーク利用情報のみを対象に、ネットワーク利用情報を取得して、ユーザに提示できることから、使い勝手のよいクライアント装置を提供できる。
【0046】
【発明の効果】
以上詳記したように本発明によれば、ネットワークを利用する際のユーザにかかる設定作業の操作負担を軽減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に於ける情報処理装置を用いたネットワークシステムの構成を示すブロック図。
【図2】上記図1に示すアクセスポイントと端末と間の本発明に係る処理の手順およびその処理に係る構成要素を示すブロック図。
【図3】上記実施形態に於ける利用リソース設定画面の構成例を示す図。
【図4】上記実施形態に於ける条件追加設定画面の構成例を示す図。
【符号の説明】
10…IP網
20…サーバ(Server)
30…アクセスポイント( Access Point)
31…通信モジュール(Server Service)
32…レジストリィ(Registry)
40…端末(STA)
41…通信モジュール(Client Service)
42…クライアントモジュール(Client Module)
43…レジストリィ(Registry)
44…システム設定モジュール(System Setting)
300…利用リソース設定画面
301…「更新」ボタン
302…「追加機能」ボタン
303…利用リソースのセッティング欄
304…「設定」ボタン
310…インフォメーション欄
320…ステータス欄
400…条件追加設定画面
401…アクションタイプ・タイマ欄
402…除外サーバ指定欄
403…IPアドレスオプション欄
404…「OK」ボタン
Claims (9)
- 中継装置を経由してネットワーク接続を行う通信機能をもつ情報処理装置に於いて、
ネットワーク上で利用するリソースを指定するインタフェース手段と、
前記インタフェース手段で指定された内容に従いネットワーク上のリソースを利用するための情報を取得する取得手段と、
前記取得手段で取得した情報をシステムに設定する設定手段と
を具備したことを特徴とする情報処理装置。 - 前記取得手段は、使用するネットワーク環境に変化が生じたことを検知する監視手段を有し、前記監視手段がネットワーク環境に変化が生じたことを検知した際に、当該検知したネットワーク環境で利用可能なリソースのうち、前記インタフェース手段で指定されたリソースについて、当該リソースを利用するための情報を取得する請求項1記載の情報処理装置。
- 前記取得手段は、前記中継装置から発信される識別信号を受信した際に、ネットワーク接続に必要な情報と、前記インタフェース手段で指定されたリソースについて、当該リソースを利用するための情報とを取得する請求項1記載の情報処理装置。
- 前記インタフェース手段は、通信可能な中継装置を所定の周期で探索し、前記インタフェース手段で指定されたリソースについて、当該リソースを利用するための情報を取得する動作モードを指定する指定手段を具備する請求項1記載の情報処理装置。
- 前記取得手段は、前記指定手段により前記動作モードが指定されているとき、前記所定の周期で中継装置を探索し、探索した中継装置より、前記インタフェース手段で指定されたリソースについて、当該リソースを利用するための情報を取得する請求項4記載の情報処理装置。
- 前記インタフェース手段は、ネットワーク上で利用可能な複数種のリソースから、当該ネットワーク上で利用するリソースを選択するセッティング画面を表示し、
前記取得手段は、前記セッティング画面で選択されたリソースについて、当該リソースを利用するための情報を取得する請求項1記載の情報処理装置。 - 前記インタフェース手段は、ネットワーク上で利用可能な複数種のリソースから、当該ネットワーク上で利用するリソースを選択するセッティング画面を表示する手段と、前記セッティング画面で選択されたリソースに対して、除外するサーバを指定する追加機能設定画面を表示する手段とを具備し、前記取得手段は、前記セッティング画面のセット内容と前記追加機能設定画面の指定内容とに従ってリソースを利用するための情報を取得する請求項1記載の情報処理装置。
- 前記インタフェース手段は、ネットワーク上で利用可能な複数種のリソースから、当該ネットワーク上で利用するリソースを選択するセッティング画面を表示する手段と、前記セッティング画面で選択されたリソースに対して、IPアドレスの設定をDHCPに従わせるか否かを選択する追加機能設定画面を表示する手段とを具備し、
前記取得手段は、前記セッティング画面のセット内容と前記追加機能設定画面の選択内容とに従ってリソースを利用するための情報を取得する請求項1記載の情報処理装置。 - 中継装置を経由してネットワーク接続を行う通信機能をもつコンピュータの通信環境設定方法であって、
前記コンピュータを前記ネットワークに接続する際に、ユーザが設定したネットワーク利用情報に従い、ユーザが所望するネットワーク利用情報を選択的に取得して、その取得したネットワーク利用情報をシステムに反映することを特徴とする通信環境設定方法。
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JP2002300548A JP2004139161A (ja) | 2002-10-15 | 2002-10-15 | 情報処理装置および通信環境設定方法 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2007020037A (ja) * | 2005-07-11 | 2007-01-25 | Nikon Corp | 電子カメラ |
WO2007059665A1 (fr) * | 2005-11-28 | 2007-05-31 | Huawei Technologies Co., Ltd. | Systeme et procede de configuration d'un dispositif de reseau |
US9380014B2 (en) | 2006-08-23 | 2016-06-28 | Nikon Corporation | Electronic camera and server device |
-
2002
- 2002-10-15 JP JP2002300548A patent/JP2004139161A/ja active Pending
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CN100461692C (zh) * | 2005-11-28 | 2009-02-11 | 华为技术有限公司 | 网络设备配置系统和方法 |
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