JP2004137892A - 組立柵工 - Google Patents

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Abstract

【課題】 景観向上や環境緑化の観点に立ち、水路や擁壁等の壁面を施工する組立柵工について、植栽による景観向上や環境緑化を図ることができるようにした組立柵工技術の提供。
【解決手段】 水路Wや擁壁等の壁面を施工する組立柵工である。下側部分を地中に埋設する状態に立設される複数本の杭体1と、この各杭体の上側部分に取り付けられる板架け部材2と、この板架け部材の間に上下複数段に横架されて背面土Bを支える土留板3とを備えている。土留板を、その上縁側が壁面の前面側に傾斜する状態に横架させることにより、土留板の内面側に上面が開放した植生棚部Pを形成し、この植生棚部内に植生土Qを充填する。
【選択図】   図1

Description

 本発明は、杭体又はU字状枠体と、土留板を用いて水路や擁壁等の壁面を施工する組立柵工技術に関するものである。
 従来、例えば、水路や擁壁等の壁面を施工する組立柵工は、複数本の杭体を、一定間隔で地中に埋設して立設し、この各杭体の中程背面部に突設された突出部に土留板の下端部を支持する状態で、土留板を隣り合う杭体間において杭体の上側部分の間に上下複数段に横架することにより背面土を支えるように施工される。
 又、水路の壁面を施工する組立柵工は、底面枠部の両端に支柱枠部が立設されている複数本のU字状枠体を、水路の内面に沿って一定間隔で設置し、両支柱枠部の背面両側に形成された切欠部の下端段差部で土留板の下端部を支持する状態で、土留板を隣り合う支柱枠部の間に上下複数段に横架することにより背面土を支えるように施工される。
 前者の杭体又は後者のU字状枠体のいずれを用いた場合も、土留板は上下方向に積み重ねる状態に架設されることから、施工後の壁面は単なる平面的な壁に構築されるに過ぎないものになっている。
 近年、コンクリートによる土木構造物の景観向上や環境緑化が重要視されるようになっている。
 本発明では、この景観向上や環境緑化の観点に立ち、水路や擁壁等の壁面を施工する組立柵工についても、植栽による景観向上や環境緑化を図ることができるようにした組立柵工技術を提供することを課題としている。
 上記の課題を解決するために、本発明(請求項1)の組立柵工は、
 水路や擁壁等の壁面を施工する組立柵工であって、
 下側部分を地中に埋設する状態で壁面に沿って立設される複数本の杭体と、この各杭体の上側部分に取り付けられる板架け部材と、隣り合う杭体間において板架け部材の間に上下複数段に横架されて背面土を支える土留板とを備え、
 前記土留板を、その上縁側が壁面の前面側に傾斜する状態に横架させることにより、土留板の内面側に上面が開放した植生棚部を形成し、この植生棚部内に植生土を充填した構成にしている。
 この組立柵工では、土留板の上縁側が壁面の前面側に傾斜する状態に横架されて、土留板の内面側に上面が開放した植生棚部が形成されているため、この植生棚部をいわゆるプランターとして使用することができる。
 従って、この植生棚部に植生土を充填して、ここに植物を植生させれば、壁面に上下複数段のグリーンベルトができあがり、単なるコンクリート壁と異なり、景観向上や環境緑化を図ることができる。
 この組立柵工において、杭体の中程背面部に板架け部材の下端面を受け止めて支持する突出部が形成され、板架け部材には、その前面中央部に杭体に対する嵌合溝が形成されると共に、その両側部に張り出し部が形成され、この張り出し部に土留板の端部を嵌合させる傾斜溝が形成されている態様(請求項2)がある。
 杭体を用いた組立柵工では、杭体と土留板が構成部材となるが、本発明では、これに加えて板架け部材を備えている点に特徴がある。
 即ち、杭体によって板架け部材を支持し、この板架け部材によって土留板を支持する構成になっている。
 この場合、板架け部材は、杭体の中程背面部に突設された突出部によって支持されると共に、前面中央部に形成された嵌合溝を杭体に嵌合することにより杭体に支持される。
 又、板架け部材の両側部には張り出し部が形成され、この張り出し部に傾斜溝が形成され、この傾斜溝に土留板の端部を嵌合させることにより、土留板を傾斜状態に横架して土留板の内面側に植生棚部を形成するようになっている。
 従って、土留板は、板架け部材を介して杭体に支持されることになるため、杭体及び土留板については、従来の既成品を使用しながら、板架け部材についてのみ新たな部品として成形すれば足りる。
 又、本発明(請求項3)の組立柵工は、
水路の壁面を施工する組立柵工であって、
 水路の底面に沿わせる底面枠部の両端に水路の壁面に沿わせる支柱枠部が立設されている複数本のU字状枠体と、このU字状枠体の少なくとも一方の支柱枠部に取り付けられる板架け部材と、隣り合うU字状枠体間において板架け部材の間に上下複数段に横架されて背面土を支える土留板とを備え、
 前記土留板を、その上縁側が壁面の前面側に傾斜する状態に横架させることにより、土留板の内面側に上面が開放した植生棚部を形成し、この植生棚部内に植生土を充填した構成にしている。
 この組立柵工においても、土留板の内面側に上面が開放した植生棚部が形成されているため、この植生棚部に植生土を充填して、ここに植物を植生させれば、壁面に上下複数段のグリーンベルトができあがり、単なるコンクリート壁と異なり、景観向上や環境緑化を図ることができる。
 この場合、隣り合うU字状枠体間において一方の支柱枠部間には、従来通りに土留板を上下方向に積み重ねる状態に架設することで、水路を形成する一方の壁面を単なる平面的な壁に形成させてもよいし、又、隣り合うU字状枠体間において両方の支柱枠部間に土留板を傾斜する状態に横架して、水路を形成する両方の壁面に、共に植生棚部を形成させるようにしてもよい。
 この組立柵工において、支柱枠部の背面両側に上端から下部にかけて切欠部が形成され、この切欠部の下端に板架け部材の下端面を受け止めて支持する下端段差部が形成され、板架け部材には、その前面中央部に支柱枠部に対する嵌合溝が形成されると共に、その両側部に張り出し部が形成され、この張り出し部に土留板の端部を嵌合させる傾斜溝が形成されている態様(請求項4)がある。
 このようにU字状枠体を用いた組立柵工においても、土留板は、板架け部材を介して支柱枠部に支持されることになるため、U字状枠体及び土留板については、従来の既成品を使用しながら、板架け部材についてのみ新たな部品として成形すれば足りる。
 又、本発明(請求項5)の組立柵工は、
 水路や擁壁等の壁面を施工する組立柵工であって、
 下側部分を地中に埋設する状態で壁面に沿って立設される複数本の杭体と、隣り合う杭体間において上下複数段に横架されて背面土を支える土留板とを備え、
 前記土留板の正面に上面が開放した植生用ポット部を形成し、この植生用ポット部内に植生土を充填した構成にしている。
 この組立柵工では、土留板の正面に上面が開放した植生用ポット部を形成しているため、この植生用ポット部をいわゆるプランターとして使用することができる。
 従って、この植生用ポット部に植生土を充填して、ここに植物を植生させれば、壁面に上下複数段のグリーンベルトができあがり、単なるコンクリート壁と異なり、景観向上や環境緑化を図ることができる。
 以上説明してきたように、本発明の組立柵工(請求項1又は3又は5)にあっては、景観向上や環境緑化の観点に立ち、水路や擁壁等の壁面を施工する組立柵工について、植栽による景観向上や環境緑化を図ることができる。
 また、本発明の組立柵工(請求項2又は4)にあっては、杭体又はU字状枠体、及び土留板については、従来の既成品を使用しながら、板架け部材についてのみ新たな部品として成形すれば足りることになり、成形コストの負担を軽減することができる。
 以下、本発明の実施の形態を図面により詳述する。図1は本発明の実施の第1形態である組立柵工の断面図、図2はその正面図、図3はその平面図、図4はこの組立柵工に用いた板架け部材の斜視図である。
 この組立柵工は、水路Wの壁面を施工するものであって、杭体1と、板架け部材2と、土留板3とを備えている。
 前記杭体1は、鉄筋コンクリートにより角柱状に形成され、中程背面部に突出部10が形成された既成品が用いられている。
 そして、壁面に沿って複数本の杭体1を一定間隔で立設させるもので、この場合、突出部10が背面になるように各杭体1の下側部分を地中Gに打ち込んで埋設する。
 前記板架け部材2は、鉄筋コンクリートにより成形されたもので、前記杭体の断面角形状に対応する嵌合溝20が前面中央部に上下方向に全長に亘って延長して形成され、その左右には張り出し部21,21が形成されている。
 この張り出し部21には、板架け部材2の側面及び前面に開口し、前面から背面方向に下り傾斜した(実施の形態では垂直に対して約35度)傾斜溝22が上下複数段(3段)に形成されている。
 そして、この板架け部材2は、前記嵌合溝20を杭体の背面側から杭体1の上側部分に嵌合させると共に、その下端面を前記突出部10によって受け止めることで、杭体1に支持されている。
 前記土留板3は、鉄筋コンクリートにより平板状に形成された既成品が用いられている。
 そして、この土留板3の両端部を隣り合う杭体1,1間において板架け部材2,2の傾斜溝22,22に嵌合させて、板架け部材2,2間に土留板3を横架させることにより、この土留板3によって背面土Bを支えた組立柵工が構成される。
 この場合、土留板3の上縁側が壁面の前面側に傾斜する状態に横架されることにより、土留板3の内面側に上面が開放した植生棚部Pが形成され、この植生棚部P内に植生土Qを充填して(背面土Bをそのまま充填してもよいし、腐葉土等を充填してもよい)、ここに植物を植生させるようになっている。
 このように構成した組立柵工では、土留板3の上縁側が壁面の前面側に傾斜する状態に横架されて、土留板3の内面側に上面が開放した植生棚部Pが形成されているため、この植生棚部Pをいわゆるプランターとして使用することができる。
 従って、この植生棚部Pに植生土Qを充填して、ここに植物を植生させれば、壁面に上下複数段のグリーンベルトができあがり、単なるコンクリート壁と異なり、景観向上や環境緑化を図ることができる。
 又、植生棚部Pに充填した植生土Qと背面土Bが連続するため、背面土Bから植生土Qへの雨水の浸透が得られ、単なる鉢やプランタによる植栽と異なり、地山からの水分補給が得られる。
 この組立柵工では、杭体1によって板架け部材2を支持し、この板架け部材2によって土留板3を支持する構成になっている。
 即ち、板架け部材2は、杭体1の中程背面部に突設された突出部10によって支持されると共に、前面中央部に形成された嵌合溝20を杭体1に嵌合することにより杭体1に支持されている。
 又、土留板3は、板架け部材2の張り出し部21に形成された傾斜溝22に端部を嵌合させることにより横架されている。
 従って、土留板3は、板架け部材2を介して杭体1に支持されることになるため、杭体1及び土留板3については、従来の既成品を使用しながら、板架け部材2についてのみ新たな部品として成形すれば足りることになり、成形コストの負担を軽減することができる。
 次に、図5は本発明の実施の第2形態である組立柵工の断面図、図6は図5のA−A断面図、図7はこの組立柵工に用いた板架け部材の斜視図である。
 この組立柵工は、水路Wの両壁面を施工するものであって、U字状枠体5と、板架け部材6と、土留板7とを備えている。
 前記U字状枠体5は、鉄筋コンクリートにより、水路Wの底面に沿わせる底面枠部50の両端に水路Wの壁面に沿わせる支柱枠部51,51が一体に立設された略U字形状に形成されている。そして、支柱枠部51の背面両側に上端から下部にかけて切欠部52,52が形成されて、この支柱枠部51が断面凸字形状に形成され、前記切欠部52,52の下端に板架け部材6の下端面を受け止めて支持する下端段差部53,53が形成された既成品が用いられている。
 そして、水路Wの内面に沿って複数体のU字状枠体5を一定間隔で設置させるもので、この場合、底面枠部50が水路Wの幅方向に延在するように設置する。
 前記板架け部材6は、鉄筋コンクリートにより成形されたもので、前記支柱枠部51の断面凸字形状に対応する嵌合溝60が前面中央部に上下方向に全長に亘って延長して形成され、その左右には張り出し部61,61が形成されている。
 この張り出し部61には、板架け部材6の側面及び前面に開口し、前面から背面方向に下り傾斜した(実施の形態では垂直に対して約45度)傾斜溝62が上下複数段(3段)に形成されている。
 そして、この板架け部材6は、前記嵌合溝60を支柱枠部51に背面側から嵌合させると共に、その下端面を前記下端段差部53によって受け止めることで、支柱枠部51に支持されている。
 前記土留板7は、鉄筋コンクリートにより平板状に形成された既成品が用いられている。
 そして、実施の第1形態と同様に、この土留板7の両端部を隣り合うU字状枠体5,5間において板架け部材6,6の傾斜溝62,62に嵌合させて、板架け部材62,62間に土留板7を横架させることにより、この土留板7によって背面土Bを支えた組立柵工が構成される。
 これにより、土留板7の内面側に上面が開放した植生棚部Pが形成され、この植生棚部P内に植生土Qを充填して、ここに植物を植生させるようになっている。
 従って、植生棚部Pをいわゆるプランターとして使用することができ、単なるコンクリート壁と異なり、景観向上や環境緑化を図ることができる。
 この組立柵工では、板架け部材6は、支柱枠部51に形成された切欠部52,52の下端段差部53,53によって支持されると共に、前面中央部に形成された嵌合溝60を支柱枠部51に嵌合することにより支柱枠部51に支持されている。
 又、土留板7は、板架け部材6の張り出し部61に形成された傾斜溝62に端部を嵌合させることにより横架されている。
 従って、土留板7は、板架け部材6を介してU字状枠体5の支柱枠部51に支持されることになるため、U字状枠体5及び土留板7については、従来の既成品を使用しながら、板架け部材6についてのみ新たな部品として成形すれば足りる。
 次に、図8は本発明の実施の第3形態である組立柵工の断面図、図9はこの組立柵工の平面図、図10はこの組立柵工の正面図である。
 この組立柵工は、擁壁の壁面を施工するものであって、杭体1と、平状土留板8及びポット付き土留板9を備えている。
 前記杭体1は、実施の第1形態で用いたものと同様に鉄筋コンクリートにより角柱状に形成され、中程背面部に突出部10が形成された既成品が用いられている。
 そして、壁面に沿って複数本の杭体1を一定間隔で立設させるもので、この場合、突出部10が背面になるように各杭体1の下側部分を地中Gに打ち込んで埋設する。
 前記平状土留板8は、鉄筋コンクリートにより平板状に形成された既成品が用いられている。
 又、ポット付き土留板9は、背面板部90の正面に上面が開放した植生用ポット部91を形成したもので、この植生用ポット部91は、内側に傾斜した左右側板92,92と、上縁側が壁面の前面側に傾斜した前面板93とで内部に凹状空間94を囲むように形成されている。
 また、前記背面板部90には、杭体1の背面幅の半分の突出幅で架設部95,95が両端部に形成され、又、背面板部90を貫通して前記凹状空間94内に連通する導水穴96が形成されている。
 そして、この平状土留板8の両端部及びポット付き土留板9の架設部95,95を隣り合う杭体1,1間に横架させることにより、この平状土留板8及びポット付き土留板9によって背面土Bを支えた組立柵工が構成される。
 尚、この実施の形態では、杭体の突出部10の上に平状土留板8の両端を支持させることで、擁壁の最下段に平状土留板8を横架させ、この平状土留板8の上に支持されるようにポット付き土留板9を2段に横架させ、このポット付き土留板9の上に支持されるように平状土留板8を横架させ、かつ擁壁の最上段において平状土留板8及び各杭体1の上端に笠木ブロック99を上から被せた擁壁構造に施工されている。
 そして、前記各ポット付き土留板9の植生用ポット部91内に植生土Qを充填して、ここに植物を植生させるようになっている。
 このように構成した組立柵工では、ポット付き土留板9の正面に上面が開放した植生用ポット部91が形成されているため、この植生用ポット部91をいわゆるプランターとして使用することができる。
 従って、この植生用ポット部91に植生土Qを充填して、ここに植物を植生させれば、壁面に上下複数段のグリーンベルトができあがり、単なるコンクリート壁と異なり、景観向上や環境緑化を図ることができる。
 又、導水穴96によって植生用ポット部91に充填した植生土Qと背面土Bが連通するため、背面土Bから植生土Qへの雨水の浸透が得られ、地山からの水分補給が得られる。
 以上、本発明の実施の形態を図面により説明したが、具体的な構成はこれに限定されることはない。
 例えば、杭体を用いた組立柵工については、これを用いて水路の壁面を構築するほか、擁壁の壁面を構築することができる。
 又、杭体の立設間隔やU字状枠体の設置間隔、土留板の段数や傾斜角度等は、現場条件等に合わせて適宜に設計することができる。
 又、土留板の材質についても、鉄筋コンクリートのほか、プラスチック、金属、木材、ポーラスコンクリート等を使用できるし、その表面にデザインや塗装を施すことは任意である。
 又、実施の第3形態において、土留板として平状土留板8とポット付き土留板9を用いたが、平状土留板8を用いずに、ポット付き土留板9のみを用いて施工することもできる。
本発明の実施の第1形態である組立柵工の断面図である。 その組立柵工の正面図である。 その組立柵工の平面図である。 この組立柵工に用いた板架け部材の斜視図である。 本発明の実施の第2形態である組立柵工の断面図である。 図5のA−A断面図である。 この組立柵工に用いた板架け部材の斜視図である。 本発明の実施の第3形態である組立柵工の断面図である。 この組立柵工の平面図である。 この組立柵工の正面図である。
符号の説明
  1 杭体
 10 突出部
  2 板架け部材
 20 嵌合溝
 21 張り出し部
 22 傾斜溝
  3 土留板
  B 背面土
  G 地中
  P 植生棚部
  Q 植生土
  W 水路
  5 U字状枠体
 50 底面枠部
 51 支柱枠部
 52 切欠部
 53 下端段差部
  6 板架け部材
 60 嵌合溝
 61 張り出し部
 62 傾斜溝
  7 土留板
  8 平状土留板
  9 ポット付き土留板
 90 背面板部
 91 植生用ポット部
 92 側板
 93 前面板
 94 凹状空間
 95 架設部
 96 導水穴
 99 笠木ブロック

Claims (5)

  1. 水路や擁壁等の壁面を施工する組立柵工であって、
     下側部分を地中に埋設する状態で壁面に沿って立設される複数本の杭体と、この各杭体の上側部分に取り付けられる板架け部材と、隣り合う杭体間において板架け部材の間に上下複数段に横架されて背面土を支える土留板とを備え、
     前記土留板を、その上縁側が壁面の前面側に傾斜する状態に横架させることにより、土留板の内面側に上面が開放した植生棚部を形成し、この植生棚部内に植生土を充填したことを特徴とした組立柵工。
  2. 請求項1記載の組立柵工において、杭体の中程背面部に板架け部材の下端面を受け止めて支持する突出部が形成され、板架け部材には、その前面中央部に杭体に対する嵌合溝が形成されると共に、その両側部に張り出し部が形成され、この張り出し部に土留板の端部を嵌合させる傾斜溝が形成されている組立柵工。
  3. 水路の壁面を施工する組立柵工であって、
     水路の底面に沿わせる底面枠部の両端に水路の壁面に沿わせる支柱枠部が立設されている複数本のU字状枠体と、このU字状枠体の少なくとも一方の支柱枠部に取り付けられる板架け部材と、隣り合うU字状枠体間において板架け部材の間に上下複数段に横架されて背面土を支える土留板とを備え、
     前記土留板を、その上縁側が壁面の前面側に傾斜する状態に横架させることにより、土留板の内面側に上面が開放した植生棚部を形成し、この植生棚部内に植生土を充填したことを特徴とした組立柵工。
  4. 請求項3記載の組立柵工において、支柱枠部の背面両側に上端から下部にかけて切欠部が形成され、この切欠部の下端に板架け部材の下端面を受け止めて支持する下端段差部が形成され、板架け部材には、その前面中央部に支柱枠部に対する嵌合溝が形成されると共に、その両側部に張り出し部が形成され、この張り出し部に土留板の端部を嵌合させる傾斜溝が形成されている組立柵工。
  5. 水路や擁壁等の壁面を施工する組立柵工であって、
     下側部分を地中に埋設する状態で壁面に沿って立設される複数本の杭体と、隣り合う杭体間において上下複数段に横架されて背面土を支える土留板とを備え、
     前記土留板の正面に上面が開放した植生用ポット部を形成し、この植生用ポット部内に植生土を充填したことを特徴とした組立柵工。
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