JP2004135928A - 椅子型マッサージ機 - Google Patents

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Abstract

【課題】脚載部の復帰が自然に行えるようにして脚載部の移動を簡単化する。
【解決手段】座部3を有する椅子本体と、被施療者の脚の長さ方向に移動して位置調整自在に前記座部3の前側に設けられた脚載部5と、を備え、前記椅子本体と前記脚載部5の少なくともいずれか一方にマッサージ部が備えられた椅子型マッサージ機において、前記脚載部5が、調整した位置から前記座部側へ復帰しないようにロックして位置決めする位置決め部67と、前記脚載部5を前記座部3側へ付勢する付勢部24と、を有し、前記位置決め部67によるロックを解除することで前記脚載部5が前記付勢部24によって前記座部3側へ復帰する。
【選択図】   図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、椅子型マッサージ機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
椅子型に構成されたマッサージ機には、脚を載せてリラックスできるように座部の前側に脚載部が設けられたものが存在する。脚載部は、被施療者の身長差に対応するため、脚載部を前後方向にスライド自在に設けるとともに、所定の位置で位置決め可能に設けられているものがある(特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2000−197676号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
脚載部を所定の位置に位置決めするためには、手動で操作されるロック機構を設けておき、スライドした位置から脚載部が移動しないように手動でロックして脚載部をスライド不能とすることが考えられる。この場合、位置決めした位置から再び脚載部をスライドさせる場合には手動でロックを解除して脚載部をスライド自在として当該脚載部をスライドさせることになる。
しかし、かかる構成では、脚載部を移動させようとする場合には、ロック解除を行って脚載部をスライドさせ再びロックを行うという3つの手順が必要であり、その操作手順が煩雑である。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであって、脚載部の移動を簡単化することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、座部を有する椅子本体と、被施療者の脚の長さ方向に移動して位置調整自在に前記座部の前側に設けられた脚載部と、を備え、前記椅子本体と前記脚載部の少なくともいずれか一方にマッサージ部が備えられた椅子型マッサージ機において、前記脚載部が、調整した位置から前記座部側へ復帰しないようにロックして位置決めする位置決め部と、前記脚載部を前記座部側へ付勢する付勢部と、を有し、前記位置決め部によるロックを解除することで前記脚載部が前記付勢部によって前記座部側へ復帰することを特徴とする椅子型マッサージ機である。
【0006】
本発明によると、脚載部を座部側に復帰させようとする場合には、ロックを解除することで付勢部の付勢力によって脚載部が自然に座部側へ復帰する。したがって、わざわざ脚載部を手などで移動させることなく、脚載部を座部側に容易に復帰させることができる。
【0007】
また、前記位置決め部のロックは、前記付勢部の付勢力に抗して前記脚載部が前記座部から離れる方向へ移動するのを許容しつつ、前記脚載部が前記座部側に復帰する方向へ移動するのを阻止すべくロックする一方向ロックであるのが好ましい。位置決め部によるロックは、脚載部が座部から離れる方向への移動を許容するため、ロック時においてもロック解除を行うことなく、脚載部が座部から離れる方向に簡単に移動させることができる。
しかも、脚載部には、前記付勢部によって復帰方向に付勢力が働いているため、脚載部が座部から離れる方向に移動するには当該付勢力を上回る力が必要である。よって、このため位置決め部によるロックが座部から離れる方向への移動を許容していても、脚載部が勝手に当該方向に移動することが防止され、一方向ロックであっても調整した位置に脚載部を位置決めすることができる。
なお、脚載部を座部から離れる方向に移動させるには、足などで脚載部を押して、付勢力を上回る力を加えればよい。
【0008】
さらに、前記一方向ロックは、前記脚載部とともに移動する可動係合部と、前記脚載部が前記座部から離れる方向へ移動するのを許容しつつ前記座部側へ移動するのを阻止するように前記可動係合部に係合する被係合部と、を備えて構成され、前記可動係合部と前記被係合部との係合を解除することでロックが解除されて前記脚載部が前記付勢部によって前記座部側へ復帰するのが好ましい。
【0009】
また、本発明においては、ロックを解除するための駆動力を発生するロック解除駆動部を備えているのが好ましく、ロック解除駆動部を備えていることで、ロック解除を容易に行うことができ、ロック解除操作が簡単になる。
【00010】
さらに、本発明においては、前記脚載部には、被施療者の足裏が押し当てられる足裏押し当て面が備えられ、当該足裏押し当て面を足裏で押すことにより当該足裏押し当て面が前記付勢部の付勢力に抗して前記座部から離れる方向へ移動可能に構成され、前記位置決め部のロックによって前記足裏押し当て面が前記座部側へ復帰することを阻止することで、前記足裏押し当て面が前記付勢部による押し付け力を被施療者の足裏に加えることなく当該足裏押し当てが位置決めされるのが好ましい。
【0011】
足裏押し当て面を備えていることで、付勢力に抗して脚載部を移動させるのが容易となる。しかも、足裏押し当て面及び付勢部を備えていると、足裏に付勢部による押し付け力が作用することとなるが、位置決め部のロックによって付勢部による押し付け力が被施療者の足裏に加わることが防止されているため、被施療者に余分な負荷が作用せず、リラックスすることができる。
【0012】
さらに、前記位置決め部は、前記付勢部の付勢力に抗して前記脚載部が前記座部から離れる方向へ移動するのを許容しつつ、前記脚載部が前記座部側に復帰する方向へ移動するのを阻止すべくロックする一方向ロックであり、前記脚載部が前記座部から離れる方向への移動は、前記足裏押し当て面を足裏で押すことによりロックを解除することなく行えるのが好ましい。
位置決め部によるロックは、脚載部が座部から離れる方向への移動を許容するため、ロック時においてもロック解除を行うことなく、足裏押し当て面を足裏で押すことにより簡単に脚載部を座部から離れる方向に移動させることができる。
【0013】
さらにまた、前記脚載部は、複数の脚保持部材を脚の長さ方向に並べて構成され、前記足裏押し当て面は、最先端の脚保持部材に設けられているのが好ましい。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好ましい実施形態を図面に基づいて説明する。図1〜図3は、椅子型マッサージ機1を示しており、この椅子型マッサージ機1は、座部3及び座部3の後側に配置された背もたれ部4を有する椅子本体を備えている。また、椅子本体は、座部3の両側に配置された肘掛け部(アームレスト)7と、座部3から下方に延びる支持脚部8とを備えている。さらに、座部3の前側には、脚載部(フットレスト)5が備わっている。この脚載部5は、座部3の前側に取り付けられた支持装置6によって支持されている。
【0015】
上記背もたれ部4と脚載部とは座部3に対して可動である。すなわち、背もたれ部4は、リクライニング可能であり、図1の状態から後方に倒れることができるように構成されている。また、脚載部5は、座部3の前部に対して水平方向の軸まわりに回動自在に連結されて座部3に対する位置(角度)を変更可能とされており、図1及び図2の状態(下向き状態)から上方に回動して図3の状態(上昇状態)になることができる。
【0016】
背もたれ部4には、マッサージ部10が設けられている。背もたれ部4のマッサージ部10は、モータ駆動の施療子9を備えものであり、叩き・揉み・振動などのマッサージを被施療者に施すことができる。
座部3の上面には、マッサージ部13a,13b,13c,14が設けられている。座部3のマッサージ部は、エアの給排によって膨脹・収縮し、被施療者に押圧マッサージを施すマッサージ用のエアセル13a,13b,13c,14によって構成されている。エアセル13a,13b,13bは被施療者の臀部に、エアセル14は太股に押圧マッサージを施すように配置されている。
【0017】
脚載部5は、複数(図示のものでは3つ)の脚保持部材(第1脚保持部材51、第2脚保持部材52、第3脚保持部材53)を、脚の長さ方向(図示の状態では上下方向、図3の状態では前後方向)に並べて構成されている。
各脚保持部材51〜53は、脚(第3脚保持部材53には、足首よりも先の「足」が載せられる。本発明では、脚には足が含まれる)を載せるための底面部51a,52a,53aを備えている。また、各底面部51a〜53aは、左右両側端から立設した側面部51b,51b,52b,52b,53b,53bをそれぞれ備えている。すなわち、各脚保持部材51〜53は、それぞれ断面U字状に形成されており、両脚の左右両側方に側面部51b〜53bが位置するように両脚を底面部51a〜53bの上に載せることができる。なお、第3脚保持部材53の側面部53b,53bは、他の脚保持部材51,52の側面部よりも高く形成されており、足の形状に応じたものとなっている。
【0018】
最先端にある、すなわち座部3から最も離れた位置にある、第3脚保持部材53には、足裏の押し当て面53cが備わっている。この足裏押し当て面53cは、第3脚保持部材53の前側から立設した前面壁として形成されている。足裏押し当て面(前面壁)53cと各側面部51b〜53bとによって両脚を左右両側方と前方とで囲むようにされている。この足裏押し当て面53は、次の3つの機能を有する。すなわち、図1及び図2にように脚載部5を下降させているときには、足裏押し当て面53は足裏を載せるための足載面として機能する。また、足裏押し当て面53cは、足裏で押して脚保持部材51〜53が座部3から離れる方向に移動させるための移動用押圧面として機能する。さらに、足裏押し当て面53cは、当該面53cに設けられたマッサージ部によって足裏をマッサージするための足裏マッサージ面として機能する。
【0019】
第3脚保持部材53の底面部53aは、かかと載せ部となっており、当該かかと載せ部53aは、第1脚保持部材51及び第2脚保持部材52の底面部51a,52aよりも低くなっている。このように、脚載部5の底面部(脚載面)51a,52a,53aが、脚の足首よりも上部が載せられる範囲51a,52bよりもかかとが載せられる範囲(かかと載せ部)53aの方が低くなるように形成されていることで、かかとを載せやすく、脚載部5に載せられた脚(かかとを含む)のほぼ全体が底面部(脚載面)51a,52a,53aに当接する状態、若しくは脚と底面部(脚載面)との間にわずかな隙間しかない状態が得られる。
【0020】
各脚保持部材51〜53には、それぞれマッサージ部15a,15b,16a,16b,17a,17bが備わっている。ここでのマッサージ部もエアの給排によって膨脹・収縮するマッサージ用のエアセル15a,15b,16a,16b,17a,17bによって構成されている。
【0021】
エアセル15a,15bは、各脚保持部材51〜53の両側面部51b〜53bの内面側に配置されており、被施療者の両脚の外側を押圧マッサージする。エアセル16a,16bは、各脚保持部材51〜53の底面部51a〜53aの上面に配置されている。
【0022】
エアセル16a,16bにエアが供給されると、エアセル16aはエアセル15aに近づく方向に膨脹し、エアセル16bはエアセル15bに近づく方向に膨脹するよう形成されており、エアセル16a,16bは被施療者の両脚の裏側から内側に当接して、被施療者の脚をエアセル15a,15b側に押し付けるように押圧マッサージを行う。したがって、エアセル15a,15b,16a,16bを膨脹させると両脚を挟むようにマッサージすることができる。
エアセル17a,17bは、足裏押し当て面53cに配置されており、左右の足裏をそれぞれ押圧できるように左右に並設されている。
【0023】
ここで、脚載部5の底面部(脚載面)51a〜53aには、ふくらはぎから足のかかとまでの範囲が載せされるが、仮に各脚保持部材51〜53の底面部51a〜53aの高さが同じである場合には、ふくらはぎとかかととの間の部分(足首近傍)が底面部51a〜53a(特に底面部52a)から浮いた状態となり、底面部51a〜53aに設けられたエアセル16a,16b(特に、底面部52aのエアセル16a,16b)が膨脹しても直ちに足首近傍に当接せず、押圧時間が短くなったり押圧力が低下し、マッサージ感が損なわれる。一方、本実施形態では、底面部(脚載面)が一段低いかかと載せ部53aを有しているため、底面部51a〜53にかかとまで載せても、足首近傍の範囲は底面部51a〜53に接しているか、あるいは浮いていてもわずかである。よってエアセル16a,16bによるマッサージ感が損なわれることを抑えることができる。
【0024】
図2及び図3に示すように、脚載部5の背後(より具体的には、脚載部5の支持装置6の背後)には、脚載部5を昇降駆動するための昇降駆動用エアセル18が配置されている。
エアセル18は、エアの給排によって膨脹収縮して脚載部5を昇降駆動するものであり、エアが供給されるとエアセル18が膨脹して図3に示すように脚載部5を押し上げる。この状態において、被施療者は、膝を伸ばした状態でマッサージ機1に着座することができる。また、エアが排出されてエアセル18が収縮すると、脚載部5は下方に回動して図1及び図2の位置に復帰する。
【0025】
次に、脚載部5及び支持装置6の構造について詳細に説明する。図4は、図1において、向かって左側面側からみたマッサージ機1の脚載部5及び支持装置6を、水平な状態にして表した側面図である。また、図5は、図4の状態から脚載部5の各脚保持部材51〜53を座部3から離れる方向(前方)へ移動させた状態の側面図である。
【0026】
図4及び図5に示すように、支持装置6は、被施療者の脚の長さ方向に伸縮自在に構成されている。すなわち、支持装置6は、座部3の前端に取り付けられる装置基体61と、この装置基体61に対して被施療者の長さ方向(前後方向にスライド可能に取り付けられたスライド部材62,63を備えており、スライド部材62,63をスライドさせることで支持装置6の長さを変えることができる。
【0027】
本実施形態では、スライド部材62,63は複数設けられており、より具体的には、第1スライド部材62と第2スライド部材63の2つが備わっている。第1スライド部材62は、装置基体61に対して被施療者の脚の長さ方向(前後方向)にスライド可能に取り付けられ、第2スライド部材63は第1スライド部材62に対して被施療者の脚の長さ方向(前後方向)にスライド可能に取り付けられている。
支持装置6の装置基体61には第1脚保持部材51が備えられ、第1スライド部材62には第2脚保持部材52が備えられ、第2スライド部材63には第3脚保持部材53が備えられている。
【0028】
第1脚保持部材51は、可動体64を介して装置基体61に設けられており、被施療者の脚の長さ方向にスライド可能に装置基体61に設けられている。すなわち、第1脚保持部材51の底面部51aの下面には前記可動体64が設けられ、当該可動体64は車輪65を有しており、当該車輪65が装置基体61のガイドレール部61aに沿って脚の長さ方向にスライド可能に装置基体61に取り付けられている。つまり、装置基体61は座部3に対してスライドしないものの、装置基体61に備えられた第1脚保持部材51は装置基体61に対してスライド可能である。
【0029】
第2脚保持部材52は、第1スライド部材62に対して位置固定的に取り付けられており、第1スライド部材62のスライドに連れて移動する。また、第3脚保持部材53は、第2スライド部材63に対して位置固定的に取り付けられており、第2スライド部材63のスライドに連れて移動する。このように、各脚保持部材51〜53は、すべて座部3に対して近接・離反する方向にスライドすることができ、被施療者の脚長さ方向における位置調整が可能となっている。
【0030】
図4のように、支持装置6を縮めた状態においては、脚載部5も縮まった状態にあり、比較的身長の低い人の体型に合った状態となる。また、マッサージ機1不使用時等においてコンパクトに保管するのに適した状態となる。一方、図5のように、支持装置6を伸ばした状態においては、脚載部5も各脚載部51〜53が離反して伸びた状態にあり、比較的身長の高い人の体型に合った状態となる。
【0031】
図6に示すように、支持装置6の装置基体61は、脚の長さ方向に長く延びる左右のガイドレール部61a,61aと、左右のガイドレール部61a,61aの前端間を連結するように設けられた前連結部61bと、左右のガイドレール部61a,61aの後端間を連結するように設けられた後連結部61cとを備えてフレーム状に形成され、さらに座部への取付部61dを後端部に備えている。この取付部61dは、取付孔61eを有しており、この取付孔61eが座部3に対して軸着され、上下方向に昇降する脚載部5の回動支点となる。
また、装置基体61には、エアセル18が当接する当接板66が備わっている。当接板66は、装置基体61の背後側(図4及び図5において下側)に配置されており、具体的には、当接板66は前連結部61bと後連結部61cの後面にそれぞれ設けられた取付柱66aに取り付けられている。エアセル18が膨脹すると当接板66を押し上げ、図3に示す如く、支持装置6及び脚載部5を上昇させる。
【0032】
支持装置6の第1スライド部材62は、装置基体61のガイドレール部61a,61aに対してスライド可能に装着された左右のガイド部62a,62aと、左右のガイド部62a,62aの前端間を連結するように設けられた前連結部62bと、左右のガイド部62a,62aの後部間を連結するように設けられた後連結部61c,61cとを備えてフレーム状に構成されている。
【0033】
支持装置6の第2スライド部材63は、第1スライド部材62のガイド部62a,62aに対してスライド可能に装着された左右のガイド部63a,63aと、左右のガイド部63a,63aの前端間を連結するように設けられた前連結部63bと、左右のガイド部63a,63aの後部間を連結するように設けられた後連結部63c,63cとを備えてフレーム状に構成されている。
【0034】
図6〜図8に示すように、支持装置6は、さらに、各脚保持部材51〜53を互いに接続するリンク機構23を備えている。このリンク機構23は、4点接続の四角形リンクを3段に接続したものであり、図7に示すように12本のリンク231(2本),232(2本),233(2本),234(2本),235(2本),236(2本)を用いて構成されている。このリンク機構23は、各四角形リンクを脚の長さ方向に屈伸させることにより伸縮する。
【0035】
第1段目の四角形リンクの開き角(一対の第1リンク231の連結角、又は一対の第2リンク232の連結角)θ1は、第2段目の四角形リンクの開き角(一対の第3リンク233の連結角、又は一対の第4リンク234の連結角)θ2よりも大きくなるように構成されている。
また、第3段目の四角形リンクの開き角(一対の第5リンク235の連結角、又は一対の第6リンク236の連結角)θ3は、第2段目の四角形リンクの開き角θ2よりも大きくなるように構成されている。
【0036】
上記リンク機構23は、原点P0が装置基体61(の後連結部61c)に固定され、第1節点P1が第1脚保持部材51に、第2節点P2が第2脚保持部材52に、第3節点P3が第3脚保持部材53にそれぞれ固定されている。したがって、リンク機構23は、その伸縮動作により、脚保持部材51〜53(及び支持装置6の装置基体61,第1スライド部材62,第2スライド部材63)を、脚の長さ方向に所定の関係で相互に連動させる。
【0037】
マッサージ機1に被施療者が着座して脚を脚載部5に入れ、押し当て面53cに足裏を当てて、押し当て面53が座部3から離れるように脚を伸ばすと、第3脚保持部材53が脚の長さ方向に座部3から離れる方向に駆動される。これにより、リンク機構23は伸長動作し、第1〜第3節点P1〜P3がそれぞれ座部3から離れる方向へ移動する。したがって、支持装置6によってスライド可能に保持されている脚保持部材51〜53は、それぞれ座部3から離れる方向へ移動する。このように、本実施形態では、リンク機構23により、いずれかの脚保持部材51〜53を移動させると、他の脚保持部材51〜53も連動するよう構成されている。なお、図5,図6,及び図8は、支持装置6及び脚載部5が最も伸長した状態を示す図である。
【0038】
図9は、リンク機構23の伸縮動作を原理的に示す図である。図示のように、伸縮に伴う第1節点P1、第2節点P2、及び第3節点P3の位置変化をみると、一定の勾配が形成されており、原点P0から各節点までの距離L1,L2,L3は、L1:L2:L3が概ね一定被となるように比例的に伸縮する。従って、原点P0からの脚の長さ方向における脚保持部材51〜53までの各距離も比例的に伸縮する。このように比例的に伸縮する構成を採用しているのは、ツボ等の脚の部位は脚の長短によりその絶対位置は異なるが、相対的な位置関係はほぼ同じであり、原点P0から見た脚の施療部位までの距離は、脚の長さに応じて比例的に変化するという経験的事実に基づいている。
【0039】
なお、厳密に「一定比」ではなく「概ね一定比」となる理由は、各段の四角形リンクの開き角θ1,θ2,θ3が同一ではないからである。このような構成を採用することにより、脚の長短に応じて微妙にずれる施療要所の位置に対して、単なる比例伸縮よりも正確に脚保持部材の位置を合致させることができる。
【0040】
支持装置6は、当該支持装置6(脚載部5)の長さを収縮させる方向に付勢する付勢部24を備えている。この付勢部24は、装置基体61(の原点P0)に設けられた付勢部取付部24aと、第2スライド部材63(の前連結部)に設けられた付勢部取付部24aとの間に張設されたバネによって構成されている。この付勢部24によってリンク機構23は収縮方向に常に付勢されており、したがって、脚載部5の各脚保持部材51〜53は、座部3に接近する方向(収縮方向)に付勢されていることになる。なお、バネ24の付勢力は人の脚の力によって容易に伸ばすことができる程度に設定されている。
【0041】
支持装置6は、脚載部5(の各脚保持部材51〜53)を移動させて調整した位置に固定するための位置決め部67を備えている。図10及び図11の拡大図において示すように、この位置決め部67は、第2スライド部材63に設けられた可動係合部67aと、第1スライド部材62に設けられた被係合部67bとを備えており、両係合部67a,67bが係合することにより脚載部5(の各脚保持部材51〜53)の位置を固定(ロック)する。
【0042】
可動係合部67aは、第2スライド部材63の左右のガイド部63a,63aの内側にそれぞれ配置され、被係合部67bは第1スライド部材62の左右のガイド部62a,62aの外側にそれぞれ取り付けられており、両係合部67a,67bは対向している。また、被係合部67bは第1スライド部材62のガイド部62a,62aの長手方向長さよりもやや短い程度の長さを有しており、支持装置6の伸縮に伴い可動係合部67aが移動しても、常に両係合部67a,67bは係合可能な位置関係にある。
【0043】
両係合部67a,67bの対向面にはそれぞれ、互いに噛み合うように形状が対応した、のこぎり歯状の凹凸を有する係合面67c,67dが形成されている。のこぎり歯状の係合面67c,67dは、可動係合部67aが座部3へ近づく方向(図10において矢印Aの方向)に移動するには抵抗が非常に大きく、反対に可動係合部67aが座部3から離れる方向(図10において矢印Bの方向)に移動するには比較的抵抗が少なくなるように凹凸傾斜面の角度が設定されている。
【0044】
可動係合部67aは、第2スライド部材63のガイド部63aに対して左右方向に移動可能に設けられており、被係合部67bに対して近接・離反する方向への移動が可能となっている。すなわち、可動係合部67aは、一対の挿通軸部67eを備えており、これらの挿通軸部67eは、挿通孔68aを有してガイド部63aに取り付けられた支持板68の前記挿通孔68に挿通されており、可動係合部67aが当該軸部67eの軸方向に移動可能となっている。
【0045】
位置決め部67は、移動可能な可動係合部67aが被係合部67bに近づく方向に付勢して両係合部67a,67bの係合を維持するための係合付勢部67fを備えている。この係合付勢部67fは、支持板68と可動係合部67aの間において、各挿通軸部67e,67eに外嵌状に装着されて可動係合部67aを被係合部側に押し付けるバネによって構成されている。
【0046】
位置決め部67は、ガイド部63aの外側において対の挿通軸部67e,67eに取り付けられた受板69を備えている。受板69と支持板68との間には、エアの給排によって膨脹・収縮するエアセル70が配置されている。このエアセル70は、可動係合部67aと被係合部67bの係合を解除するための駆動力を発生するロック解除駆動部である。
【0047】
通常は、図10に示す如く、エアセル70には、エアが供給されておらず収縮した状態にある。この状態においては、可動係合部67aは係合付勢部67fによって被係合部67bに押し付けられ係合している。この係合状態において、可動係合部67aは大きな係合抵抗のため、矢印A方向への移動が阻止されている。一方、可動係合部67aの矢印B方向への移動については係合抵抗が小さいため、可動係合部67aに矢印B方向への力が加えられることによって、係合付勢部67fの付勢力に抗して可動係合部67aが矢印C方向に微動することで、係合状態を維持したまま移動が許容される。
【0048】
従って、位置決め部67は、図10の係合状態においては、第2スライド部材63及び第3脚保持部材53が第1スライド部材63に対して座部3から離れる方向(矢印B方向)へ移動するのを許容しつつ、第2スライド部材63及び第3脚保持部材53が座部3側へ復帰する方向(矢印A方向)へ移動するのを阻止する。すなわち、位置決め部67は、矢印B方向への移動を許容し矢印A方向への移動を阻止する一方向ロックとなっている。
【0049】
第3脚保持部材53は、リンク機構23を介して第1及び第2脚保持部材51,52と連動して移動するように構成されているから、第3脚保持部材53の移動が位置決め部67によって阻止されると他の脚保持部材51,52の移動も阻止される。このため、脚載部5の各脚保持部材51〜53は、付勢部24によって座部3に接近する方向(収縮方向)に付勢されているが、位置決め部67によってロック(係合)しているため脚載部5(の各脚保持部材51〜53)が座部3側へ復帰しない。
【0050】
このように、本実施形態では移動可能な脚保持部材51〜53が複数備わっているが、各脚保持部材51〜53を連動させているため、少なくとも一つの脚保持部材53の移動をロックするだけで他の脚保持部材の移動もロックでき位置決め部の構成が簡単になる。なお、リンク機構23のような連動のための機構を備えない場合には、各脚保持部材51〜53の移動を阻止する位置決め部をそれぞれ設ければよい。
【0051】
また、位置決め部67は一方向ロックであるから、位置決め部67がロック(係合)状態であっても、第3脚保持部材53はもちろん、連動する他の脚保持部材51,52も、座部3から離れる方向への移動が許容されており、付勢部24の付勢力に抗する力を脚保持部材51〜53加えることで、ロックを解除することなく、脚載部5を伸長させ、脚載部5の各脚保持部材51〜53が座部3から離れる方向(前方)へ移動させることができる。さらに、位置決め部67が一方向ロックであって、脚載部5が伸長し、各保持部材51〜53が座部3から離れる方向へ移動するのが許容されていても、付勢部24があるため、付勢部24の付勢力以上の力を加えなければ、移動が許容されている方向への移動が生じず、不必要な伸長・移動が防止されている。
【0052】
しかも、本実施形態では、脚載部5が足裏押し当て面53cを備えているため、押し当て面53cを足裏で押すことにより、脚による比較的大きな力で簡単に脚載部5を移動(伸長)させることができる。そして足裏を押し当て面53cに押し当てた状態で脚を伸ばせば、ロックを解除することなく、自然に脚の長さに応じた長さに脚載部5を伸長させることができて、長さ調整が簡単である。
特に、図1及び図2のように脚載部5が下降しているときは、脚載部5を収縮させておいてコンパクトな状態にしておき、この状態から足裏押し当て面53cに足裏を載せおいて脚載部5を上昇させると、脚載部5の位置を簡単に調整できる。すなわち、脚載部5を上昇させると、被施療者は脚をやや突っ張った状態にしておくだけで、脚載部5の上昇につれて足裏が足裏押し当て面53cを押して脚載部5の位置(伸長量)が脚の長さに応じたものとなる。
【0053】
また、各脚保持部材51〜53は、脚の所定の部位に対応した所定の位置に簡単に調節される。これを詳細に説明すると、まず、図12(a)は、比較的脚の短い人が脚載部5に脚を載せた状態である。この場合、第1脚保持部材51はふくらはぎ近傍を、第2脚保持部材52は足首近傍を、第3脚保持部材53は足をマッサージすることができる。一方、図12(b)は、比較的脚の長い人が脚載部5に脚を載せた状態である。この場合、足裏を押し当て面53cに押し当てて脚を伸ばすことで、自然と長い脚の長さに応じて各脚保持部材51〜53が移動する。そして、各脚保持部材51〜53は、原点P0を基準として比例的にその位置を移動するので、各脚保持部材51は、(a)の場合と同様の位置を押圧する。すなわち、第1脚保持部材51はふくらはぎ近傍を、第2脚保持部材52は足首近傍を、第3脚保持部材53は足をマッサージする。このように、本実施形態によると、脚の長さにかかわらず、所定の部位をマッサージすることができ、所定の部位に応じて各脚保持部材51の位置を調整するもの極めて簡単である。
【0054】
また、脚載部5の各脚保持部材51は、付勢部24によって座部3側へ付勢されているものの、位置決め部67によって付勢方向への移動はロックされている。したがって、足裏押し当て面53が付勢部24の付勢力によって被施療者の足裏を押し返すことが防止されており、リラックスして着座することができる。
【0055】
図11に示すように、位置決め部67のロック解除は、ロック・ロック解除切替の駆動部であるエアセル70にエアを供給して膨脹させることによって行われる。エアセル70が膨脹すると、係合付勢部67fの付勢力に抗して受板69が支持板68から離れる方向へ移動し、これに連れて、受板69に挿通軸部67eを介して取り付けられている可動係合部67aが被係合部67bから離れて、両係合部67a,67bの係合(ロック)が解除される。これにより、第3スライド部材63のスライド移動が自在となり、第3スライド部材63に設けられている第3脚保持部材53、及び他の脚保持部材51,52がスライド自在となる。
【0056】
位置決め部67によるロックが解除されて、各脚保持部材51〜53がスライド自在になると、付勢部24の付勢力によって、脚載部5は収縮し、脚載部5の各脚保持部材51〜53は座部3側へ復帰する。このように、ロックを解除すると脚載部5の復帰が付勢部24によって自然に行われるので、ロックを解除した後さらに手などで力を加えて脚載部5を復帰させる必要がなく、脚載部5の復帰操作が非常に簡単である。また、ロック解除のための駆動力がロック駆動部によって発生するため、人が力を加えてロック解除を行う必要がなく、ロック解除操作も容易となっている。
【0057】
なお、ロック解除状態においても、脚載部5を伸長させ、各脚保持部51〜53が座部3から離れる方向に移動させることができる。この場合、位置決め部67による係合抵抗がないので、ロック時よりも軽い力で伸長・移動させることができる。
また、膨脹状態のエアセル70からエアを排出すると収縮し、係合付勢部67fによって可動係合部67aが再び被係合部67bに係合しロックされる。このエア収縮時においては、係合付勢部67fの付勢力(バネ力)がエアセル収縮方向に働いてエアセル70からのエアの排出を促進し、速やかに再ロックが行える。
【0058】
図13は、マッサージ機に備わっているエアセルへエアを供給するためのエア回路図である。このマッサージ機1は、2つのエア給排ユニット21,22を座部の下方に備えており(図1参照)、一方のエア給排ユニット21は、マッサージ用であって、マッサージ用エア供給装置21aと第1給排気切替部21bとを備え、他方のエア給排ユニット21は、脚載部5の昇降駆動とロック解除駆動用であって、駆動用エア供給装置22aと第2給排気切替部22bとを備えている。エア供給装置21a,22aは、ポンプ等からなり、給排気切替部21b,22bは、複数の電磁弁121a〜121h,122a及び122bによって構成されている。なお、両エア供給装置21a,22aは共通化して一つにすることができる。
各エアセルの膨脹収縮は、給排気切替部21b,22bによって給気と排気を切り換えることによって行われる。また、図14に示すように、給排気切替部21b,22bの各電磁弁は、制御部19によって個々に制御され、各エアセルを必要に応じて膨脹収縮させ、マッサージ、脚載部の昇降、ロック解除を適宜行うことができる。
【0059】
特に、ロック解除は、電磁弁122bを切替制御することによって行うことができ、電磁弁122bの制御は、操作器19を操作することで行えるようになっている。したがって、ロックを解除使用とするときは操作器19のボタンを押す等してロック解除操作を行うと、制御部125が電磁弁122bを給気側に切り換えてエアセル70への給気が行われてエアセル70が膨脹し、ロック解除される。
【0060】
また、ロック解除は、制御部125によって自動的に行われることもあり、例えば、脚載部5が下降するときには、制御部125はロック解除駆動部(エアセル70)を駆動(膨脹)させてロック解除状態にする。これは、脚載部5が伸長している状態で下降すると脚載部5の先端が床に当たって回動不能となることを回避するためであり、ロック解除して脚載部5を収縮させることで脚載部5を確実に下降させることができる。このような、制御部125による自動ロック解除は、例えば、操作器19によって脚載部5の下降が指示されたこと、又は脚載部5が所定位置よりも下方に回動したことをセンサ等で検出することによって行うことができる。
なお、マッサージ機の1使用後には、マッサージ機1をコンパクトにするため、脚載部5を下降させておくのが一般的であり、脚載部5の下降時にロック解除をすることで、脚載部5の下降とともに脚載部5の座部側への復帰(収縮)も行うことができ、使用後等におけるコンパクト化が簡単である。
【0061】
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。例えば、上記実施形態では、脚載部5は、複数の分割された脚保持部材51,52,53によって構成され、各脚保持部材51,52,53が座部3に対して近接離反するよう移動するが、一体的な脚載部5が座部3に対して近接離反するよう構成してもよい。また、脚載部5の左右方向中央部に区画壁を突設して、当該区画壁の左右に両脚を振り分けて載せることができるようにしてもよい。
さらに、背もたれ部2のマッサージ部10はエアセル等のその他のマッサージ手段を採用してもよい。また、座部3及び脚載部5のマッサージ部は、バイブレータやその他モータ駆動のマッサージ手段を採用してもよい。
【0062】
【発明の効果】
本発明によると、ロックを解除すると付勢部の付勢力によって脚載部が自然に座部側へ復帰するため、わざわざ脚載部を手などで移動させることなく脚載部を座部側に復帰させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】椅子型マッサージ機の斜視図である。
【図2】脚載部が下向きの状態にある椅子型マッサージ機の側面図である。
【図3】脚載部が上昇した状態にある椅子型マッサージ機の側面図である。
【図4】収縮状態の脚載部と支持装置の側面図である。
【図5】伸長状態の脚載部と支持装置の側面図である。
【図6】伸長状態の支持装置の平面図である。
【図7】リンク機構の平面図である。
【図8】脚載部及びリンク機構の側面図である。
【図9】リンク機構の伸縮動作の原理図である。
【図10】ロック状態にある位置決め部の拡大平面図である。
【図11】ロック解除状態にある位置決め部の拡大平面図である。
【図12】(a)は短い脚を脚載部に載せた状態の側面図であり、(b)は長い脚を脚載部に載せた状態の側面図である。
【図13】マッサージ機のエア回路図である。
【図14】マッサージ機の制御回路図である。
【符号の説明】
1 椅子型マッサージ機
2 背もたれ部
3 座部(椅子本体)
5 脚載部
24 付勢部
51 第1脚保持部材
52 第2脚保持部材
53 第3脚保持部材
53c 足裏押し当て面
67 位置決め部
67a 可動係合部
67b 被係合部
70 エアセル(ロック解除駆動部)

Claims (7)

  1. 座部を有する椅子本体と、被施療者の脚の長さ方向に移動して位置調整自在に前記座部の前側に設けられた脚載部と、を備え、前記椅子本体と前記脚載部の少なくともいずれか一方にマッサージ部が備えられた椅子型マッサージ機において、
    前記脚載部が、調整した位置から前記座部側へ復帰しないようにロックして位置決めする位置決め部と、
    前記脚載部を前記座部側へ付勢する付勢部と、を有し、
    前記位置決め部によるロックを解除することで前記脚載部が前記付勢部によって前記座部側へ復帰することを特徴とする椅子型マッサージ機。
  2. 前記位置決め部のロックは、前記付勢部の付勢力に抗して前記脚載部が前記座部から離れる方向へ移動するのを許容しつつ、前記脚載部が前記座部側に復帰する方向へ移動するのを阻止すべくロックする一方向ロックであることを特徴とする請求項1記載の椅子型マッサージ機。
  3. 前記一方向ロックは、前記脚載部とともに移動する可動係合部と、前記脚載部が前記座部から離れる方向へ移動するのを許容しつつ前記座部側へ移動するのを阻止するように前記可動係合部に係合する被係合部と、を備えて構成され、
    前記可動係合部と前記被係合部との係合を解除することでロックが解除されて前記脚載部が前記付勢部によって前記座部側へ復帰することを特徴とする請求項2記載の椅子型マッサージ機。
  4. 前記ロックを解除するための駆動力を発生するロック解除駆動部を備えていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の椅子型マッサージ機。
  5. 前記脚載部には、被施療者の足裏が押し当てられる足裏押し当て面が備えられ、
    当該足裏押し当て面を足裏で押すことにより当該足裏押し当て面が前記付勢部の付勢力に抗して前記座部から離れる方向へ移動可能に構成され、
    前記位置決め部のロックによって前記足裏押し当て面が前記座部側へ復帰することを阻止することで、前記足裏押し当て面が前記付勢部による押し付け力を被施療者の足裏に加えることなく当該足裏押し当てが位置決めされることを特徴とする請求項1記載の椅子型マッサージ機。
  6. 前記位置決め部は、前記付勢部の付勢力に抗して前記脚載部が前記座部から離れる方向へ移動するのを許容しつつ、前記脚載部が前記座部側に復帰する方向へ移動するのを阻止すべくロックする一方向ロックであり、
    前記脚載部が前記座部から離れる方向への移動は、前記足裏押し当て面を足裏で押すことによりロックを解除することなく行えることを特徴とする請求項5記載の椅子型マッサージ機。
  7. 前記脚載部は、複数の脚保持部材を脚の長さ方向に並べて構成され、
    前記足裏押し当て面は、最先端の脚保持部材に設けられていることを特徴とする請求項5又は6に記載の椅子型マッサージ機。
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