JP2004134364A - 光統合システム - Google Patents

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Abstract

【課題】楕円の焦点に位置する、少なくとも1個のランプから発せられた光を統合する、光統合システムを提供する。
【解決手段】本発明の光統合システムにおいて、光誘導手段は、本光統合システムに設けられ、集束された光を出力側へと導くものである。光統合システムは、は、楕円ランプの焦点機能を持つといった特徴を有し、したがって光統合の効率性を上げることが可能である。
【選択図】  図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、光統合システムに関するものであり、より具体的には、複数のランプで構成した映写用光統合システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術およびその課題】
今日、周知の映写技術は、主に以下の二つのグループに分けられる。つまり、液晶表示(LCD)映写とデジタル光プロセッシング(DLP)映写の二グループである。
DLP映写は、米国のテキサスインストゥルメントによって開発されたものである。
DLP技術は、非常に小さな鏡をマイクロチップに取り付けた、デジタルマイクロ鏡装置(DMD)と呼ばれるものを有し、光を反射させ、非常に鮮明でシャープな映写イメージを生成するものである。しかしながら、LCDまたはDLPを採用した映写装置は、一般的に1個のランプを光源として利用し、イメージの映写を実行するものである。より高いルーメンスを得るためには、映写装置が、より強力なランプをもつ必要がある。
他のアプローチとしては、光学的原理を利用して、光を統合し、より大きな出力を得ることによって、イメージを映写するために、より大きなルーメンス出力を得ることが可能である。
【0003】
しかしながら、強力なランプは、寿命が短いし、ルーメンスの効率性は低く、しかも電力を多く消費することとなる。更に予備部品に要する費用を上げることとなる。したがって、強力なランプを利用することは、効果的な技術解決策であるとはいえない。
【0004】
より強力なランプを採用する技術に加え、光学的原理を利用して、省力のランプの光を統合し、より強力な光ビームを出力する技術が存在する。
図1は、その技術を例としたものである。第一放物面鏡11と、前記放物面鏡11の焦点に位置する第一ランプ21と、第二放物面鏡12と、前記第二放物面鏡12の焦点に位置する第二ランプ22とを有する。
スネルの法則によれば、第一ランプ21から放たれる光21Aは、第一放物鏡11上で反射し、第二放物線鏡12へと投射され、そして直角プリズム30を通過して光トンネル40へと反射することになる。
同様に、第二ランプ22から放たれる光22Bは、第一放物面鏡11上で反射し、第二放物面鏡12へと直接投射され、そして直角プリズム30を通過して光トンネル40へと反射することになる。
同様に、第二放物面鏡12から放たれた光22Aと22Bは、同じ経路を辿って、光トンネル40へと反射することになる。
直角プリズム30は、第一ランプ21と第二ランプ22からの光が、光トンネル40へ進入することを許し、第一ランプ21と第二ランプ22とのエネルギーを合体させるものである。
【0005】
図1に示される光統合システムは、放物面鏡と直角プリズムの特徴を利用したものである。光統合の効率性は、1.3〜1.4である。
ランプのエネルギー消耗といった意味ではまだ改善の余地がある。更に、放物面鏡を製造するには、非球形製造技術が必要であるが、これは極めて難しい技術である。
放物面鏡と直角プリズムのエラーが、平行光ビームの出力を困難なものにする。結果として、光の統合の効率性が低下する。
【0006】
したがって、比較的省力の2個以上のランプを利用し、光学的原理を採用して、同等量の出力ルーメンスを獲得し、光統合の効率性を向上させることによって、従来技術によって引き起こされる、高出力消費問題と照明の低い効率性に関する問題を解決するといった、光統合システムの発展の必要性がある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前述した従来技術の欠点を参考にし、本発明は、イメージ映写を目的にして、出力を増加させ、高いルーメンスを提供するために、光統合原理を適用し、2個以上のランプを用いた、照明統合システムを提供する。
【0008】
本発明の他の目的は、楕円鏡を光の反射鏡として採用した、効率的な光統合システムを提供することにある。
【0009】
楕円形状のデュアルフォーカス機能は、第一焦点上に位置するランプが、楕円面鏡上に反射するのを許容し、第二焦点上に集束して、反射後のエネルギーロスを減らし、光統合の効率性を増加させるものである。
【0010】
本発明の第一実施例によれば、光統合システムは、楕円形状の焦点に位置するランプと、楕円形状の長軸と短軸の交差点に位置する光誘導手段とを含むものである。
そして、ランプから放たれる光は、集束され、一方側に出力され、楕円形状の短軸から伸張される。
【0011】
上述のランプは、更に、ランプから光誘導手段へと発せられた光を集束するために、第一焦点に位置したランプを有する楕円面に形成された第一ランプシェードを含むものである。
更に、第二ランプシェードは、また楕円面に形成され、第二ランプシェードの第一焦点へと放たれたランプの光を集束するために、第一ランプシェードの反対側に位置される。
第一ランプシェードと第二ランプシェードの焦点機能を通じて、光伝達時に起こるロスを減少させることが可能であり、また光統合の効率性も上昇させることが可能である。
更に、例えばプリズムのような、光誘導手段は、ビームスプリッタと反射器を含むものである。
【0012】
本発明の第二実施例において、その光統合システムは、楕円形状の二つの焦点に夫々位置する2個のランプと、楕円形状の長軸と短軸の交差部に位置する光誘導手段とを含むものである。
ランプより発せられる光は、集束されて、楕円形状の短軸から伸びる一方方向へと出力される。
【0013】
前記のランプは、更にランプから光誘導手段へと発せられた光を集束するために、楕円面に形成したランプシェードを含むものである。
ランプシェードの焦点機能を通じて、光伝達時に起きているロスを減少させることが可能であり、そして光統合の効率性も上げることが可能である。
例えば、プリズムのような、光誘導手段は、更にビームスプリッタと反射器を有する。
【0014】
前記した本発明の目的、機能、利点とそれ以外の追加的な目的、機能、利点は、以下に記載した詳細な説明からより明白なものとなり、以下の詳細な説明は添付の図面と共に説明される。
【0015】
【発明の実施の形態】
説明の理解をできるだけ容易なものとするため、以下の説明にあるランプは、楕円シェードを利用して説明する。実際には、どのようなランプであっても、光を焦点へと集束するものであれば、本発明のランプとして利用可能である。
【0016】
図2を参照しながら、本発明の第一実施例である光統合システムに関して説明する。
2個のランプで構成された光統合システムは、第一楕円面鏡51と、第二楕円面鏡52と、第一ランプ61と、第二ランプ62と、ビームスプリッタ71と、反射器72と、光トンネル40とを含むものである。
第一楕円面鏡51と第二楕円面鏡52とは、夫々の内側が全面反射フィルムで覆われ、第一楕円面鏡51と第二楕円面鏡52上に投射された光を反射させる。第一楕円面鏡51と第二楕円面鏡52とは、第一ランプ61と第二ランプ62のランプシェードの役割を果たすものである。
ビームスプリッタ71と反射器(反射鏡)72とは、光誘導手段の役割を果たし、第一ランプ61と第二ランプ62から出力用に出力側へ発せられた光を誘導する。
【0017】
本発明の光統合システムは、従来技術で利用されていたような、放物面鏡というよりも、むしろ楕円鏡を利用している。
これは、従来の光統合システムが、放物面鏡の焦点に位置したランプを持ち、放物面鏡によって反射された後に、平行光を生成し、前記平行光が直角プリズムによって反射されて、出力用の平行光ビームを形成するからである。
しかしながら、光は通常出力される前に何度も反射される。放物面鏡とプリズムのエラーは、平行光ビームの出力を困難なものにする。
【0018】
楕円形状は、第一焦点と第二焦点から構成する、二つの焦点を持つ。全体を反射フィルムで覆われた楕円形状において、第一焦点から放たれた光は、反射フィルムで反射され、第二焦点上に集束される。
同様に第二焦点から発射された光は、第一焦点上に集束される。したがって、集束された光を光トンネルに導くための投射角は、容易に制御可能であり、エラーの許容範囲がより大きくなるため、柔軟性が増す。
【0019】
本発明の光統合システムは、楕円形状の焦点の機能を利用している。第一ランプ61は、第一楕円面鏡51の第一焦点上に位置し、第二ランプ62は、第二楕円面鏡52上の第一焦点に位置する。
第一楕円面鏡51と第二楕円面鏡52の位置で楕円形状を形成することによって、第一楕円面鏡51の第一焦点と第二楕円面鏡52の第二焦点が、一致し、第一楕円面鏡51の第二焦点と第二楕円面鏡52の第一焦点がまた、一致する。
【0020】
光トンネル40と反射器72は、夫々が第一楕円面鏡51と第二楕円面鏡52とによって形成された、楕円形状の短軸の両側の延長上に位置するものである。光トンネルは、次の光システムに統合される光を誘導する。光トンネル40は、このシステムに必要な要件と考えることができ、また光を焦点に集束する焦点プリズムとなり得る。
【0021】
ビームスプリッタ71は、第一楕円面鏡51と第二楕円面鏡52によって形成された楕円平面の長軸と短軸の交差点に位置して、第一焦点と第二焦点から投射された光を反射する。
反射せずにビームスプリッタ71を透写する光は、楕円面鏡51,52によって反射され、ビームスプリッタ71を通して光トンネル40に導かれる。
反射器72は、光のロスを減らすために、再びビームスプリッタ71に散乱光を反射させるのに利用される。
【0022】
図3を参照しながら、第一ランプ61の光集束過程を説明する。スネルの法則によれば、第一ランプ61から放たれた光61Aは、第一楕円面鏡51によって反射され、ビームスプリッタ71に投射される。
光61Aは、最終的にビームスプリッタ71、反射器、第一楕円面鏡51、第二楕円面鏡52、スプリッタ71から光トンネル40への光反射路を通過して光トンネル40へと導かれる。
しかしながら、光61Aは、ビームスプリッタ71によって完全に反射される訳ではない。光61Aの一部は、ビームスプリッタ71を通過して、図3に示されるように光61AAとなる。
【0023】
光61AAの路は、またスネルの法則に従うものである。光61AAは、第二楕円面鏡52によって反射され、ビームスプリッタ71によって反射されて、光トンネル40へと進入する。
第一ランプ61は、更に他の光61Bを発し、ビームスプリッタ71と反射器72によって反射され、第二楕円面鏡52上に投射される。
そして、光61Bは、第二楕円面鏡52とビームスプリッタ71を通過して光トンネル40に反射することとなる。光ビーム61A,61AA,61Bの路が、第一楕円面鏡51または第二楕円面鏡52で反射されようと、ビームスプリッタ71によって、第一ランプ61から発せられた光を、光トンネル40に集束されることが可能であることを示している。
【0024】
第4図を参照しながら、第二ランプ62の集束過程について説明する。スネルの法則によれば、第二ランプ62から放たれた光62Aは、第二楕円面鏡52上で反射され、ビームスプリッタ71上に投射され、光を光トンネル40に反射する。
光62Aの一部は、ビームスプリッタ71を通過し、光62AAとなる。同様に、スネルの法則によれば、光62AAは、第一楕円面鏡51によって反射され、ビームスプリッタ71で反射されて、光トンネル40へと進入する。
【0025】
第二ランプ62は、他の光62Bを放ち、他の光62Bは、第二楕円面鏡52によって反射され、反射器72上に投射され、ビームスプリッタ71に反射され、そして第一楕円面鏡51によって反射する。光62Bは,光62AAと同じ経路を辿り、最終的には光トンネル40へと進入する。
上述の説明を基にビームスプリッタ71を利用して、第一楕円面鏡51または第二楕円面鏡52で反射されようと、第二ランプ62から発せられる光が光トンネル40に集束されることが可能である。
最後に、反射器72を通じて、散乱光は、第一楕円面鏡51と第二楕円面鏡52とに反射が可能であることから、反射のロスを減少させることとなる。
【0026】
したがって、第一ランプ61または第二ランプ62から放たれる光は、第一楕円面鏡51と第二楕円面鏡52によって充分に反射され、ビームスプリッタ71を通過して、最終的には、ビームスプリッタ71によって集束される。
よって、二つの異なったランプより発せられる光エネルギーは、反射され、蓄積されてより大きな力の光となる。
【0027】
本発明の光統合システムは、2個のランプを同時に使用するよりもむしろ、1個のランプだけを使用する。第一楕円面鏡と第二楕円面鏡の焦点の特徴を通じて、光統合の効率性が向上する。
ビームスプリッタは、第二楕円面鏡に近い光出力側に分割グリッド(図示せず)を設けて、光トンネルに入る前に、光を赤灯、緑灯、白灯とに分けることが可能である。
【0028】
ビームスプリッタ71と光誘導手段の反射鏡72の構造は、図2に示されている。更に、反射鏡72はまた、図5に示されるように楕円面鏡を呈することが可能である。
第三楕円面鏡53は、光を集中させるために用いられ、前記光は、ビームスプリッタ71から反射され、ビームスプリッタ71と第一楕円面鏡51または第二楕円面鏡52に反射し直して光のロスを減少させる。
【0029】
更に、光誘導手段は、また図6に示めすようなプリズム73を採用することも可能である。
プリズム73は、楕円形状の長軸と短軸の交差点に位置し、第一楕円面鏡51と第二楕円面鏡52との焦点機能を利用して、第一ランプ61と第二ランプ62とから放たれた光を集束する。
【0030】
図7を参照して、本発明の第二の実施例に示される光統合システムについて説明する。3個のランプから構成する光統合システムは、第一楕円面鏡51と、第二楕円面鏡52と、第三楕円面鏡53と、第一ランプ61と、第二ランプ62と、第三ランプ63と、ビームスプリッタ71と、光トンネル40とを含むものである。
第一楕円面鏡51と、第二楕円面鏡52と、第三楕円面鏡53とは、それらの内側が前面反射フィルムで覆われており、第一楕円面鏡51と、第二楕円面鏡52と、第三楕円面鏡53上に映写された光を反射する。
【0031】
本発明の第二実施例の光統合システムは、また楕円形状の焦点機能を利用するものである。
第一ランプ61は、第一楕円面鏡51の第一焦点上に位置し、第二ランプ62は、第二楕円面鏡52の第一焦点上に位置する。
第一楕円面鏡51と第二楕円面鏡52の位置決めによって、楕円形状が形成される。
したがって、第一楕円面鏡51の第一焦点と第二楕円面鏡52の第二焦点とが一致し、第一楕円面鏡51の第二焦点と第二楕円面鏡52の第一焦点とが一致する。
【0032】
第三ランプ63は、第三楕円面鏡53の第一焦点に位置する。第一楕円面鏡51と第二楕円面鏡52によって形成される楕円形状の短軸と第三楕円面鏡53の楕円の長軸とが一致する。
【0033】
光トンネル40は、第三楕円面鏡53の第二焦点に位置し、統合された光を次の光学システムへと誘導する。光トンネル40は、本システムの必須要素として考えられている。また光トンネルは、プリズムであることも可能である。
【0034】
ビームスプリッタ71は、第一焦点と第二焦点から映写された光を反射させる目的で、第一楕円面鏡51と第二楕円面鏡52によって形成された、楕円形状平面の長軸と短軸の交差点に位置する。
反射されずに、ビームスプリッタ71を透写する光は、楕円面鏡によって反射され、ビームスプリッタ74を通じて光トンネル40に誘導される。
【0035】
第一ランプ61および第二ランプ62から放たれる光の路および集束方法は、上述の第一実施例と似ている。
第一実施例のように、第三ランプ63から放たれた光は、第三楕円面鏡53で反射され、ビームスプリッタ71を通って光トンネル40に集束される。
【0036】
上述の光統合システムは、3個のランプよりも、むしろ1個か2個のランプを一度に利用する。
楕円面鏡の焦点機能を通じて、光統合の効率性は高くなる。
【0037】
同様に、ビームスプリッタは、第二楕円面鏡に近い光出力側に分割グリッド(図示せず)を設けて、光トンネルに入る前に、光を赤灯、緑灯、白灯とに分けることが可能である。
【0038】
本発明の光統合システムは、低ルーメンスのランプを利用して、光学反射原理を通じて、異なったルーメンスのランプのパワーを蓄積し、より大きな出力を得ることが可能である。
しかしながら、実際には、1個のランプが一度に点灯可能である。パワー検波回路と切替回路は、各ランプ上に設置されるよう設計されている。ランプの一つがその寿命に近づきつつある時、他のランプが自動的に切り替わることが可能である。
ユーザによっては、違った目的のランプで、手動切り替え方法を採用することも可能である。2個のランプは、また異なった出力ルーメンスを持ち、異なった仕様に適用させなければならない。ランプを切り替えることによって、全体の寿命はより長いものとなる。
【0039】
要約すると、本発明での光統合システムは、光が第一焦点または第二焦点から放たれようと、楕円形状の二重焦点機能を採用し、他の焦点を集束する。
そして、光が、光誘導手段を通じて光出力側へ誘導されて、出力される。本発明の光統合の効率性は、少なくとも1.5に達することが可能であり、従来の技術よりは充分に高いものであることがわかる。
【0040】
更に、本発明の構成は、従来技術の構成より少ない数の光トンネルを利用し、したがって、単純で、製造が容易であり、備品やモジュールのコストを下げることが可能である。
【0041】
本発明の実施例は、開示を目的として説明されたものである一方、本発明が開示した実施例や他の実施例の変形・変更は当業者にとっては可能であるかもしれない。
したがって、本願の特許請求の範囲の各請求項は、本発明の精神と領域から逸脱することなく、全実施例を含むものであるように設計されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の光統合システムの概略図
【図2】本発明の実施例に示した光統合システムの概略図
【図3】第一ランプから放たれた光の光統合過程を説明する、図2に図示した光統合システムの概略図
【図4】第二ランプから放たれた光の光統合過程を説明する、図2に図示した光統合システムの概略図
【図5】本発明の光統合システムにある光誘導手段の実施例を説明する概略図
【図6】本発明の光統合システムにある光誘導手段のその他の実施例を説明する概略図
【図7】本発明の光統合システムの第二実施例を説明する概略図

Claims (17)

  1. 楕円の第一焦点に位置する第一ランプと、
    出力を目的として、第一ランプから前記楕円の短軸より伸びる一方向へ発せられる光を集束し、楕円の長軸と短軸の交差点に位置する、光誘導手段とより成る、
    光統合システム。
  2. 請求項1に記載の光統合システムにおいて、前記第一ランプは、該第一ランプによって生成された光を前記光誘導手段に集束する、第一シェードを有することを特徴とする、光統合システム。
  3. 請求項2に記載の光統合システムにおいて、第一シェードが、楕円上に第一楕円面を形成し、前記第一ランプが第一楕円面の第一焦点に位置することを特徴とする、光統合システム。
  4. 請求項1に記載の光統合システムにおいて、前記第一シェードと対面位置に、第二シェードを有したことを特徴とする、光統合システム。
  5. 請求項4に記載の光統合システムにおいて、前記第二シェードが、楕円上に第二楕円面を形成し、第一ランプから第二楕円面の第二焦点へ発せられた光が集束されることを特徴とする、光統合システム。
  6. 請求項5に記載の光統合システムにおいて、前記第二楕円面の第二焦点に位置する第二ランプを有し、第二シェードが、第二ランプから第一シェードの第一焦点へ発せられた光を集束することを特徴とする、光統合システム。
  7. 請求項1に記載の光統合システムにおいて、前記光誘導手段は、楕円の中心に位置するビームスプリッタと、楕円の短軸から伸びる他方側に位置する反射器とより成ることを特徴とする、光統合システム。
  8. 請求項7に記載の光統合システムにおいて、前記反射器は、平面鏡か楕円面鏡であることを特徴とする、光統合システム。
  9. 請求項1に記載の光統合システムにおいて、光誘導手段がプリズムであることを特徴とする、光統合システム。
  10. 楕円の2つの焦点上に位置する、2個のランプと、
    出力を目的として、前記2個のランプから前記楕円の短軸より伸びる一方向へ発せられる光を集束し、長軸と短軸の交差点に位置する、光誘導手段とより成る、
    光統合システム。
  11. 請求項10に記載の光統合システムにおいて、前記2個のランプの夫々が、光誘導手段に対応するランプによって生成された光を集束する、シェードを有することを特徴とする、光統合システム。
  12. 請求項11に記載の光統合システムにおいて、2個のシェードが、第一楕円面と第二楕円面とを形成し、前記2個のランプが、第一楕円面の第一焦点と第二楕円面の第二焦点に位置することを特徴とする、光統合システム。
  13. 請求項10に記載の光統合システムにおいて、前記光誘導手段が、楕円の中心に位置するビームスプリッタと、楕円の短軸から伸びる他方側に位置する反射器とよりなることを特徴とする、光統合システム。
  14. 請求項13に記載の光統合システムにおいて、前記反射器は、平面鏡であることを特徴とする、光統合システム。
  15. 請求項13に記載の光統合システムにおいて、前記反射器は、楕円面鏡であることを特徴とする、光統合システム。
  16. 請求項15に記載の光統合システムにおいて、前記楕円面鏡は、更に楕円面鏡の第三焦点に位置するランプを有することを特徴とする、光統合システム。
  17. 請求項10に記載の光統合システムにおいて、前記光誘導手段は、プリズムであることを特徴とする、光統合システム。
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