JP2004133796A - 情報検索装置および情報検索方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】データの階層構造を意識した冗長な検索条件の入力が不要。
【解決手段】入力された検索キーワードを有する分類カテゴリをキーワード一致分類カテゴリとして出力する分類カテゴリ検出部4と、分類カテゴリを階層化してなる複数の階層分類から、キーワード一致分類カテゴリを含む階層分類を選択する階層分類検出部5と、出力された階層分類のうち所定の条件を満たす階層分類を含む階層分類の組を選択する階層分類選択部7と、組に含まれる階層分類においてキーワード一致分類カテゴリに至る各階層の分類カテゴリすべてに包含される検索対象データを検索結果として出力するデータ検出部8を備える。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、ユーザが入力した検索条件に合致する情報を得るための情報検索装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、携帯電話の普及により、モバイル環境においても、インターネットなどに存在する膨大な情報から、必要な情報を検索できるサービスが提供され始めている。その中でも、最も使い易い入力手段の一つである音声入力に応答する情報検索・提供サービスであるボイスポータルへの期待は高く、試験的なサービスが始まっている。
【0003】
従来のボイスポータル等で用いられる情報検索装置では、検索対象となるデータは階層的に分類され、データベースに記憶されている。ユーザは、最上位の階層から順に提示されるカテゴリを辿って検索条件を指定していくことにより、希望の情報に到達することが出来る。
【0004】
ここで、ユーザの要求が「鎌倉市で5000円の懐石料理店」の場合を例にとり、情報検索の動作について具体的に説明する。まず、ユーザがボイスポータルへ電話を掛けると、「ボイスポータルへようこそ。以下のメニューからご希望のものをおっしゃってください。『天気情報』、『飲食店情報』、『ニュース』、『株式情報』、『道路交通情報』、『乗り換え案内』、『占い』」のようなガイダンスのメッセージが出力される。ここで示された検索条件の候補は、最上位の階層に属するカテゴリである。ユーザは『飲食店情報』を選択し、システムに音声で入力する。音声入力による条件指定を受け付けたシステムは、「エリアを次の中から指定してください。『関東』、『関西』」のように、次の階層のカテゴリを示し、ユーザに検索条件の入力を促す。ユーザが『関東』を選択すると、次にシステムは、「関東地方の県名をおっしゃってください。」というガイダンスを出力する。ユーザが『神奈川県』と入力すると、システムは「市区町村名をおっしゃってください。」というガイダンスを出力する。次に、ユーザが『鎌倉市』と入力すると、システムは「ご予算を指定してください。」とガイダンスを出力する。ユーザが『5000円』と入力すると、システムは「料理ジャンルを次の中から指定してください。『和食』、『洋食』、『中華』」とガイダンスを出力する。ユーザが『和食』と入力すると、システムは「和食のジャンルを次の中から指定してください。『しゃぶしゃぶ』、『懐石』、『すし』、『そば・うどん』」とガイダンスを出力する。ユーザが『懐石』と入力すると、システムは「ご希望の条件では10件ございます」とガイダンスを出力し、その後、店名、電話番号などの情報を検索結果として出力する。
【0005】
なお、従来の文書解析システムにおいては、ユーザがキーワードに関する情報検索を行う際、キーワードに対する目的を明確にできるような関連語情報データベースを提供することにより、情報検索作業の効率を高めている。(例えば、特許文献1参照)。また、従来の索引生成装置においては、ユーザの発想や着眼点に合致した索引を生成し、索引を利用することによりデータベースの活用を効率化している(例えば、特許文献2参照)。
【0006】
【特許文献1】
特開2000−259670公報(第2−4頁)
【特許文献2】
特開平11−66077号公報(第4−8頁)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
従来の情報検索装置は以上のように構成されているので、階層を順に辿って検索条件を指定するために冗長な条件も入力しなければならず、システムとのやり取りの回数が多くなって利便性が低いという問題があった。例えば、上述した例では、条件「鎌倉市」に対して「関東」や「神奈川県」、「懐石」に対して「和食」は冗長な条件であり、意味の上では「鎌倉市」や「懐石」を直接入力すれば必要のない条件である。また、「懐石料理店」を直接入力出来れば、最初のガイダンスに従って入力した『飲食店情報』も必要がない冗長な条件となる。
【0008】
また、予め決められた階層に従って検索条件を指定しなければならないため、ユーザは任意の順序で条件を入力することが出来ないという問題があった。例えば、上述した例において、条件指定の順序は、「場所」、「料金」、「料理ジャンル」の順に固定されている。よって、例えば、まず「鎌倉市」と「懐石」の条件で検索し、その後に料金の条件を指定することは出来ない。
【0009】
さらに、入力した条件を詳細化していくための情報も固定されているため、入力した検索条件に応じた絞り込み情報を得ることが出来ないという問題があった。例えば、上述した例において、階層を順に辿り「神奈川県」まで入力した場合、システムから提示される次の情報は場所「神奈川県」に対するさらに詳細な指定条件である「市区町村」だけであり、飲食店情報は「料理ジャンル」、「料金」などによっても分類されているという情報はユーザには提供されない。
【0010】
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、検索開始時点で全ての検索条件を直接入力でき、階層を順に辿って冗長な条件を入力しなくても、必要とする情報を検索できる情報検索装置を得ることを目的とする。
【0011】
また、ユーザが任意の順序で条件を入力できる情報検索装置を得ることを目的とする。
【0012】
さらに、入力された検索条件に応じた絞り込み情報をユーザに提供できる情報検索装置を得ることを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る情報検索装置は、入力された検索キーワードと分類カテゴリが有するキーワードとを照合し、一致したキーワードを有する分類カテゴリをキーワード一致分類カテゴリとして出力する分類カテゴリ検出部と、分類カテゴリを階層化してなる複数の階層分類から、キーワード一致分類カテゴリを含む階層分類を選択して出力する階層分類検出部と、階層分類検出部から出力された階層分類が所定の条件を満たす場合に、その階層分類を含む階層分類の組を選択して出力する階層分類選択部と、組に含まれる階層分類においてキーワード一致分類カテゴリに至る各階層の分類カテゴリすべてに包含される検索対象データを特定し、検索結果として出力するデータ検出部とを備えたものである。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の様々な形態を説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1による情報検索装置の構成を示すブロック図である。図において、データベース1には検索対象データが記憶されており、各データの属する分類カテゴリが付与されている。階層分類記憶部2には検索対象データを階層的に分類するための構造である階層分類が一つ以上記憶されている。階層分類は、分類カテゴリを節点とする階層構造で表現され、下位の分類カテゴリは上位の分類カテゴリに概念的に包含される。また、キーワード記憶部3には、各分類カテゴリについて、その分類カテゴリの主要な意味概念を表す主要キーワードと、その他の意味概念を表す関連キーワードが記憶されている。階層分類関係記憶部6には、階層分類記憶部2に記憶される階層分類のうち、検索条件として組み合わせ可能な階層分類の組が記憶されている。データベース1、階層分類記憶部2、キーワード記憶部3、および階層分類関係記憶部6は、それぞれ別個の記憶装置に格納されていてもよいが、単一の記憶装置に格納されていてもよい。分類カテゴリ検出部4、階層分類検出部5、階層分類選択部7、およびデータ検出部8は、プログラムに従ってコンピュータの中央演算処理装置が行う動作のモジュールを表しており、これらは実際には一体として中央演算処理装置を構成する。
【0015】
実施の形態1は、ボイスポータルで使用する情報検索装置とする。ボイスポータルとは、音声によるインターネット情報検索サービスであり、飲食店情報、天気情報などのボイスポータル業者が提供する情報の他に、ボイスポータルの外のインターネットサイトへのリンク情報が検索対象である。ここでは、飲食店情報、天気情報、企業情報をボイスポータル内に持ち、それらの情報を提供するボイスポータルに対して、ユーザが携帯電話から検索を行う場合を例にとり、具体的な動作について説明する。
【0016】
ユーザが携帯電話からボイスポータルに電話を掛けることにより、システムは最初のガイダンスメッセージを出力する。ここでは、例として「ボイスポータルへようこそ。初めてのご利用の方は『ヘルプ』、ご利用方法をご存じの方はお調べになりたいことをおっしゃってください。」というメッセージが出力される。
【0017】
ユーザが、検索条件として、例えば「鎌倉市で懐石料理のお店」を音声により入力する。ユーザの音声は電話回線を通じてボイスポータルの音声認識装置(図示せず)に入力され、音声認識の結果、入力キーワードとして、「鎌倉市」、「懐石料理」、「お店」が出力される。
【0018】
音声認識装置が出力した入力キーワード「鎌倉市」、「懐石料理」、「お店」が分類カテゴリ検出部4に入力されると、分類カテゴリ検出部4は、キーワード記憶部3を参照し、各入力キーワードに一致するキーワードを持つ分類カテゴリを検出する。
【0019】
ここで、図4を用いてキーワード記憶部3に格納される情報について説明する。実際には、キーワード記憶部3は全ての分類カテゴリに対する主要キーワードおよび関連キーワードを記憶しているが、図4に示すのはその一部である。例えば、分類カテゴリ「飲食店料理:懐石」に対しては、主要キーワードとして「懐石」、「懐石料理」、「茶懐石」が、関連キーワードとして「初風炉」、「炉開き」が登録されている。
【0020】
図4を用いて分類カテゴリの検出について具体的に説明する。例えば、「鎌倉市」を主要キーワードとして持つ分類カテゴリは、「飲食店場所:鎌倉市」、「天気予報場所:鎌倉市」、「企業場所:鎌倉市」の3つであるので、これらを主要キーワード一致分類カテゴリとして検出する。同様に「懐石料理」については、主要キーワード一致分類カテゴリとして「飲食店料理:懐石」が検出される。「お店」については、主要キーワードとして「お店」を持つ分類カテゴリはないため、関連キーワード一致分類カテゴリとして「お店」を含む分類カテゴリとして、「飲食店場所:飲食店」、「飲食店料理:飲食店」、「飲食店料金:飲食店」が検出される。結果として、分類カテゴリ検出部4は、図6に示すように分類カテゴリ、主要キーワード、関連キーワードを出力する。
【0021】
分類カテゴリ検出部4により出力された主要キーワード一致分類カテゴリあるいは関連キーワード一致分類カテゴリ(キーワード一致分類カテゴリ)は、階層分類検出部5に入力される。階層分類検出部5では、階層分類記憶部2を参照し、入力された分類カテゴリの情報を基に、対象となる階層分類を検出する。
【0022】
ここで、図2を用いて階層分類記憶部2に格納される情報について説明する。上述したように、階層分類はデータを階層的に分類するための構造であり、分類カテゴリを節点とする木構造で表現される。例えば、飲食店のデータは、「場所」、「料理」、「料金」などの観点でまず大きく分類することが出来る。さらに場所の観点からは、関東にある飲食店、関西にある飲食店で二分することが出来る。さらに、関東にある飲食店は、東京都にある飲食店、神奈川県にある飲食店のように階層的に分類出来る。階層分類を構成する分類カテゴリは、下位の分類カテゴリが上位の分類カテゴリに意味的あるいは物理的に包含される概念を表すように規定する。なお、図2には分類カテゴリの一部しか記載していないが、階層分類「飲食店場所」では、第2階層の分類カテゴリ「関東」、「関西」と第2階層目以降の分類カテゴリには、場所という概念での包含関係がある。
【0023】
一方、最上位の分類カテゴリ(以下、階層分類最上位分類カテゴリと記す。)は、分類対象全体を意味するものである。階層分類「飲食店場所」の階層分類最上位分類カテゴリ「飲食店」は飲食店全体を表す分類カテゴリである。第2階層の分類カテゴリ「関東」、「関西」は場所を表す概念であるので、階層分類最上位分類カテゴリ「飲食店」と同類の概念を表すものではない。
【0024】
なお、図2では飲食店情報に対する階層分類の具体例のみを示したが、階層分類記憶部2には、天気情報、企業情報に対しても以下の階層分類が記憶されている。天気情報に関しては、場所での階層分類「天気情報場所」、日にちでの階層分類「天気情報日にち」、企業情報に対しては、業種での階層分類「企業業種」、場所での分類「企業場所」が記憶されている。
【0025】
階層分類検出部5は、階層分類記憶部2に記憶された階層分類のうち、階層分類最上位分類カテゴリよりも下位に位置する階層の分類カテゴリに、入力されたキーワード一致分類カテゴリを一つ以上含むものを抽出する。またこのようにして抽出された階層分類のうち、キーワード一致分類カテゴリを一つだけ含む階層分類については、その階層分類をそのまま出力する。一方、キーワード一致分類カテゴリを複数含む階層分類については、それぞれのキーワード一致分類カテゴリが他のキーワード一致分類カテゴリと上位概念・下位概念の関係をなす階層分類のみを選択して出力する。
【0026】
上述したように、階層分類において下位の分類カテゴリは、上位の分類カテゴリに意味的または物理的に包含される概念である。従って、入力キーワードがある分類カテゴリの主要キーワードに一致すれば、その入力キーワードは、その分類カテゴリを包含する全ての上位分類カテゴリに含まれることになる。すなわち、キーワード一致分類カテゴリから上位の階層の分類カテゴリに至る経路上のすべての分類カテゴリに対する主要キーワードを入力したのと同じことになる。
【0027】
このため、従来の方式のように階層分類最上位分類カテゴリから下位の分類カテゴリに至る経路上の全てのキーワードを順に入力しなくとも、下位の分類カテゴリの主要キーワードを入力するだけでよい。
【0028】
階層分類検出部5の動作について、具体例を用いて説明する。ここでは、分類カテゴリ検出部4から図6に示す結果が入力された場合を考える。階層分類検出部5は、図6に示すキーワード一致分類カテゴリを、階層分類最上位分類カテゴリよりも下位の分類カテゴリに一つ以上含む階層分類を抽出する。例えば、階層分類「飲食店場所」に対して分類カテゴリ検出部4で検出された分類カテゴリは、主要キーワード一致分類カテゴリ「飲食店場所:鎌倉市」と関連キーワード一致分類カテゴリ「飲食店場所:飲食店」の2つである。一方、階層分類「飲食店場所」の階層分類最上位分類カテゴリは「飲食店場所:飲食店」である。従って、階層分類「飲食店場所」は、階層分類最上位分類カテゴリ以外のキーワード一致分類カテゴリ「飲食店場所:鎌倉市」を含むので、抽出される。
【0029】
階層分類「飲食店場所」に含まれるキーワード一致分類カテゴリは、入力キーワード「鎌倉市」に対する「飲食店場所:鎌倉市」と入力キーワード「お店」に対する「飲食店場所:飲食店」である。これらを繋いで最上位の分類カテゴリへ至る経路は、図2に示すように、「飲食店場所:飲食店」、「飲食店場所:関東」、「飲食店場所:神奈川県」、「飲食店場所:鎌倉市」であり、相異なる入力キーワードに対する2つのキーワード一致分類カテゴリは、枝分かれのない経路上に存在する。よって、階層分類「飲食店場所」は出力対象となる。
【0030】
以上の処理を階層分類記憶部2に記憶された全ての階層分類について行うことにより、階層分類検出部5は、図7に示す階層分類を出力する。なお、図中で黒丸を付した分類カテゴリは主要キーワード一致分類カテゴリを表し、白丸を付した分類カテゴリは、関連キーワード一致分類カテゴリを表す。
【0031】
一方、ある階層分類において、相異なる入力キーワードに対する主要キーワード一致分類カテゴリあるいは関連キーワード一致分類カテゴリが、一つの経路上に存在しなければ、それは矛盾を持った入力を意味するため選択しない。例えば、入力キーワード「神奈川県」に対するキーワード一致分類カテゴリ「飲食店場所:神奈川県」と入力キーワード「札幌市」に対するキーワード一致分類カテゴリ「飲食店場所:札幌市」が分類カテゴリ検出部4より入力された場合、これらは一つの経路上に存在せず、これらの条件を同時に満たす階層分類は存在しない。このような場合には、階層分類「飲食店場所」は選択しない。
【0032】
階層分類検出部5によって出力された階層分類「飲食店場所」、「飲食店料理」、「天気情報場所」、「企業場所」は、階層分類選択部7に入力される。階層分類選択部7は、階層分類関係記憶部6を参照し、入力された階層分類について、階層分類の組を出力する。
【0033】
ここで、図5を用いて階層分類関係記憶部6に記憶される情報について説明する。図に示すように、「飲食店場所」、「飲食店料理」、「飲食店料金」は互いに組み合わせ可能な階層分類として規定されている。ここでの組み合わせ可能とは、検索条件として組み合わせ可能であることを意味している。すなわち、ある一つのデータを指定するために選択可能な条件の組み合わせである。例えば飲食店のデータを探すのであれば、場所、料理、料金の条件が選択可能な条件であることを意味する。
【0034】
まず、階層分類検出部5から出力された階層分類「飲食店場所」と組み合わせ可能な階層分類は、図5から、「飲食店料理」と「飲食店料金」であることが分かる。このうち出力された階層分類に含まれるのは「飲食店料理」なので、階層分類の組み合わせ{「飲食店場所」、「飲食店料理」}を得る。次に、階層分類「天気情報場所」については、組み合わせ可能な階層分類は図5によると「天気情報日にち」であるが、階層分類「天気情報日にち」は、階層分類検出部5から検出された階層分類の中には含まれない。従って、この場合には階層分類の組み合わせとして{「天気情報場所」}が得られる。同様に、階層分類「企業場所」については、階層分類の組み合わせ{「企業場所」}が得られる。
【0035】
次に、階層分類選択部7は、得られた階層分類の組み合わせの中から、入力キーワードのそれぞれについて、主要キーワード一致分類カテゴリあるいは関連キーワード一致分類カテゴリを少なくとも一つ含む階層分類の組み合わせを選択する。
【0036】
階層分類の組み合わせ{「飲食店場所」、「飲食店料理」}については、図7に示すように、キーワード「鎌倉市」に対して分類カテゴリ「飲食店場所:鎌倉市」が、キーワード「懐石料理」に対して分類カテゴリ「飲食店料理:懐石」がそれぞれ主要キーワード一致分類カテゴリであり、キーワード「お店」に対して「飲食店場所:飲食店」と「飲食店料理:飲食店」が関連キーワード一致分類カテゴリである。従って、3つの入力キーワード全てに対して、主要キーワード一致分類カテゴリあるいは関連キーワード一致分類カテゴリが一つ以上含まれている。
【0037】
一方、階層分類の組み合わせ{「天気情報場所」}および{「企業場所」}については、図7に示すように、キーワード「鎌倉市」に対する主要キーワード一致分類カテゴリ「天気情報場所:鎌倉市」および「企業場所:鎌倉市」が存在するが、その他のキーワード「懐石料理」と「お店」に対する分類カテゴリは存在しない。
【0038】
以上のことから、階層分類の組み合わせとして{「飲食店場所」、「飲食店料理」}が選択され、階層分類選択部7より出力される。
【0039】
階層分類選択部7から出力された階層分類の組み合わせ{「飲食店場所」、「飲食店料理」}がデータ検出部8に入力されると、入力された階層分類の組に含まれる主要キーワード一致分類カテゴリ「飲食店場所:鎌倉市」、「飲食店料理:懐石」および関連キーワード一致分類カテゴリ「飲食店場所:飲食店」、「飲食店料理:飲食店」が付与されたデータを、データベース1から検出して出力する。
【0040】
ここで、図3を用いてデータベース1に記憶される情報、すなわち検索対象データについて説明する。図中、データ1は飲食店「A亭」のデータであり、店の住所、電話番号、メニューなどが記録されている。各データには、階層分類中の分類カテゴリが付与されており、対応付けがなされている。例えば図3の例では、データ1には、「飲食店場所:飲食店」、「飲食店場所:関東」、「飲食店場所:神奈川県」、「飲食店場所:鎌倉市」、「飲食店料理:飲食店」、「飲食店料理:和食」、「飲食店料理:懐石」、「飲食店料金:飲食店」、「飲食店料金:5000円〜7000円」の9つの分類カテゴリが付与されている。なお、各分類カテゴリを一意に識別するために、図に示すように、分類カテゴリに階層分類を含めた形で記述している。
【0041】
データ検出部8から出力された検索対象データは、例えば音声合成装置(図示せず)により電話回線を通じた音声出力で、あるいは文字情報としてデータ回線を通じて画面出力でユーザの携帯電話に提示される。
【0042】
次に、階層分類選択部7の別の動作例を説明する。ユーザが検索条件として「鎌倉市の天気」を入力した場合について説明する。上述したように、音声認識処理の結果、入力キーワード「鎌倉市」、「天気」が出力される。
【0043】
分類カテゴリ検出部4は、入力キーワード「鎌倉市」、「天気」が入力されると、図4に示すキーワード記憶部3を参照し、各入力キーワードに一致するキーワードを持つ分類カテゴリを検出し、図8に示す結果を出力する。
【0044】
図8に示す出力結果が階層分類検出部5に入力されると、図9に示す階層分類「飲食店場所」、「天気情報場所」、「企業場所」、「企業業種」が出力される。
【0045】
階層分類選択部7は、階層分類「飲食店場所」、「天気情報場所」、「企業場所」、「企業業種」が入力されると、図5に示す階層分類関係記憶部6の情報を参照し、組み合わせ可能な階層分類の組{「飲食店場所」}、{「天気情報場所」}、{「企業場所」、「企業業種」}を得る。
【0046】
階層分類の組み合わせ{「天気情報場所」}については、入力キーワード「鎌倉市」に対するキーワード一致分類カテゴリ「天気情報場所:鎌倉市」、同じく入力キーワード「天気」に対するキーワード一致分類カテゴリ「天気情報場所:天気情報」が含まれる。
【0047】
{「企業場所」、「企業業種」}については、入力キーワード「鎌倉市」に対するキーワード一致分類カテゴリ「企業場所:鎌倉市」、入力キーワード「天気」に対するキーワード一致分類カテゴリ「企業業種:天気情報」が含まれる。
【0048】
一方、{「飲食店場所」}については、入力キーワード「鎌倉市」に対するキーワード一致分類カテゴリ「飲食店場所:鎌倉市」が含まれるが、入力キーワード「天気」に対するキーワード一致分類カテゴリを持つ階層分類は含まれない。
【0049】
従って、全ての入力キーワードに対するキーワード一致分類カテゴリを含む階層分類の組み合わせ{「天気情報場所」}と{「企業場所」、「企業業種」}の2つが階層分類選択部7によって選択される。
【0050】
階層分類の組み合わせが複数選択された場合、階層分類選択部7は、階層分類最上位分類カテゴリがキーワード一致分類カテゴリである階層分類を含む階層分類の組を選択する。図9より、階層分類「天気情報場所」の階層分類最上位分類カテゴリ「天気情報場所:天気情報」はキーワード一致分類カテゴリである。一方、階層分類「企業場所」および「企業業種」のどちらの階層分類最上位分類カテゴリもキーワード一致分類カテゴリではない。従って、階層分類の組み合わせとして{「天気情報場所」}のみが選択される。
【0051】
選択した階層分類の組み合わせ{「天気情報場所」}に含まれる階層分類「天気情報場所」のキーワード一致分類カテゴリは「天気情報場所:天気情報」、「天気情報場所:鎌倉市」である。このうち最も下位に位置するキーワード一致分類カテゴリは「天気情報場所:鎌倉市」であり、これは主要キーワード一致分類カテゴリである。従って、選択した階層分類の組み合わせ{「天気情報場所」}には、最下位のキーワード一致分類カテゴリが関連キーワード一致分類カテゴリである階層分類は含まれない。従って、階層分類選択部7は、階層分類の組み合わせ{「天気情報場所」}を出力する。
【0052】
データ検出部8は、階層分類の組み合わせ{「天気情報場所」}が入力されると、データベース1を参照し、キーワード一致分類カテゴリ「天気情報場所:天気情報」「天気情報場所:鎌倉市」が付与されたデータを検出して出力する。
【0053】
次に、階層分類選択部7の動作について、もう一つ別の例を用いて説明する。ユーザが検索条件として「和風のレストラン」を入力した場合について説明する。上述したように、音声認識処理の結果、入力キーワード「和風」、「レストラン」が出力される。
【0054】
分類カテゴリ検出部4は、入力キーワード「和風」、「レストラン」が入力されると、図4に示すキーワード記憶部3を参照し、各入力キーワードに一致するキーワードを持つ分類カテゴリを検出し、図10に示す結果を出力する。
【0055】
図10に示す出力結果が階層分類検出部5に入力されると、図11に示す階層分類「飲食店料理」、「企業業種」が出力される。
【0056】
階層分類選択部7は、階層分類「飲食店料理」、「企業業種」が入力されると、図5に示す階層分類関係記憶部6を参照し、入力された階層分類と組み合わせ可能な階層分類の組{「飲食店料理」}、{「企業業種」}を得る。
【0057】
階層分類の組み合わせ{「飲食店料理」}については、入力キーワード「和風」に対するキーワード一致分類カテゴリ「飲食店料理:和食」、同じく入力キーワード「レストラン」に対するキーワード一致分類カテゴリ「飲食店料理:飲食店」が含まれる。
【0058】
{「企業業種」}については、入力キーワード「和風」に対するキーワード一致分類カテゴリ「企業業種:居酒屋」、入力キーワード「レストラン」に対するキーワード一致分類カテゴリ「企業業種:飲食サービス」が含まれる。
【0059】
従って、全ての入力キーワードに対するキーワード一致分類カテゴリを含む階層分類の組み合わせ{「飲食店料理」}と{「企業業種」}の2つが階層分類選択部7によって選択される。
【0060】
階層分類の組み合わせが複数選択されたので、階層分類選択部7は、階層分類最上位分類カテゴリがキーワード一致分類カテゴリである階層分類を含む階層分類の組を選択する。図11より、階層分類「飲食店料理」の階層分類最上位分類カテゴリ「飲食店料理:飲食店」はキーワード一致分類カテゴリである。一方、階層分類「企業業種」の階層分類最上位分類カテゴリはキーワード一致分類カテゴリではない。従って、階層分類の組み合わせとして{「飲食店料理」}のみが選択される。
【0061】
選択した階層分類の組み合わせ{「飲食店料理」}に含まれる階層分類「飲食店料理」のキーワード一致分類カテゴリは「飲食店料理:飲食店」、「飲食店料理:和食」である。このうち最も下位に位置するキーワード一致分類カテゴリは「飲食店料理:和食」であり、これは関連キーワード一致分類カテゴリである。従って、選択した階層分類の組み合わせ{「飲食店料理」}には、最下位のキーワード一致分類カテゴリが関連キーワード一致分類カテゴリである階層分類が含まれる。
【0062】
階層分類「飲食店料理」の関連キーワード一致分類カテゴリ「飲食店料理:和食」と階層分類最上位分類カテゴリ「飲食店料理:飲食店」を繋ぐ経路は、「飲食店料理:飲食店」、「飲食店料理:和食」である。この経路上に存在する分類カテゴリは2つともキーワード一致分類カテゴリである。従って、階層分類選択部7は、階層分類の組み合わせ{「飲食店料理」}を出力する。
【0063】
データ検出部8は、階層分類の組み合わせ{「飲食店料理」}が入力されると、データベース1を参照し、キーワード一致分類カテゴリ「飲食店料理:和食」「飲食店料理:飲食店」が付与されたデータを検出して出力する。
【0064】
以上のように、この実施の形態1によれば、ユーザが入力したキーワードに対応する分類カテゴリを抽出し、それらの分類カテゴリを全て含む階層分類の組を選択する。選択された階層分類に含まれる、キーワード一致分類カテゴリの全てに属する検索対象データを検索結果として出力するようにしたので、上位の分類カテゴリに対するキーワードが入力されていなくても、階層を順に辿って条件を入力したのと同様の検索が可能となり、ユーザは冗長な検索条件を入力しなくても必要とする情報を取得出来るという効果が得られる。
【0065】
また、この実施の形態1によれば、ユーザは階層分類の構造を意識することなく、任意の順序で条件を入力することが出来るという効果が得られる。
【0066】
また、この実施の形態1によれば、分類カテゴリ検出部4により、入力キーワードに対応する分類カテゴリを、主要キーワード一致分類カテゴリと関連キーワード一致分類カテゴリに分けて出力するようにした。これにより、検索対象データを特定する度合いの強さによってキーワードの使い分けをすることが出来るので、検索処理の精度が向上するという効果が得られる。
【0067】
なお、実施の形態1では、データベース1、キーワード記憶部3、階層分類記憶部2、および階層分類関係記憶部6をそれぞれ記憶装置に格納しているが、これらは、CD−ROM等の記憶媒体によって提供されるようにしてもよい。また、ネットワークを介して他のシステムから供給するようにしてもよい。
【0068】
また、実施の形態1では、ボイスポータルで使用する情報検索装置についての構成例を示したが、実施の形態1による情報検索装置はボイスポータル以外の用途、例えばカーナビゲーションシステム、情報端末機器、家電機器などでの情報検索やマニュアル検索、Webベースのテキスト検索などにも用いることもできる。
【0069】
実施の形態2.
図12は、この発明の実施の形態2による情報検索装置の構成を示すブロック図である。図1と同一の符号は、同一の構成要素を表している。図において、最上位分類カテゴリ概念記憶部9には、階層分類最上位分類カテゴリと第2階層以下の分類カテゴリの間に、概念の包含関係があるかどうかが記憶されており、最上位分類カテゴリ概念判定部10によって参照される。
【0070】
図14は、最上位分類カテゴリ概念記憶部9に格納される情報の一例を示すものである。階層分類記憶部2に記憶される各階層分類について、階層分類最上位分類カテゴリの意味概念が第2階層の分類カテゴリの意味概念を包含するか否かが記述されている。ただし図14においては一部省略している。図に示すように、階層分類「飲食店料理2」は包含関係が「あり」になっている。図13は、階層分類「飲食店料理2」を示すものである。図に示すように、階層分類「飲食店料理2」は料理による飲食店の分類を表している。図2に示した階層分類「飲食店料理」では、第2階層以降の分類カテゴリは「料理」を意味するのに対し、「飲食店料理2」では、第2階層以降の分類カテゴリは「飲食店」を意味する。つまり、第2階層の分類カテゴリ「和食屋」、「洋食屋」の意味概念は、最上位の分類カテゴリ「飲食店」に包含される。
【0071】
次に、動作について説明する。実施の形態2も実施の形態1と同様に、ボイスポータルにおける情報検索として説明する。なお、実施の形態2においては、最上位分類カテゴリ概念判定部10の動作以外については実施の形態1と同じなので、最上位分類カテゴリ概念判定部10の動作の説明に重点を置き、同様の部分については簡単な説明とする。
【0072】
ユーザが「鎌倉市の懐石料理屋」と検索条件を入力した場合を例に取って説明する。実施の形態1と同様に、音声認識装置(図示せず)によって入力キーワード「鎌倉市」と「懐石料理屋」が分類カテゴリ検出部4に入力される。分類カテゴリ検出部4は、実施の形態1と同様にキーワード記憶部3を参照し、図18に示す結果を出力する。なお、実施の形態2で用いるキーワード記憶部3の内容は図16に示すものである。次に、階層分類検出部5は、図18の出力結果が入力されると、図19に示す階層分類を結果として出力する。
【0073】
次に、最上位分類カテゴリ概念判定部10に、図19に示す階層分類「飲食店場所」、「飲食店料理2」、「天気情報場所」、「企業場所」が入力される。最上位分類カテゴリ概念判定部10は、入力された階層分類のうち、主要キーワード一致分類カテゴリを含む階層分類に対して最上位分類カテゴリ概念記憶部9を参照する。ここでは、図19に示すように4つの階層分類全てに主要キーワード一致分類カテゴリが含まれているので、全ての階層分類が対象になる。
【0074】
図14に示すように、入力された4つの階層分類のうち、階層分類最上位分類カテゴリと第2階層の分類カテゴリの間に概念の包含関係があるのは「飲食店料理2」のみである。よって、階層分類「飲食店料理2」の階層分類最上位分類カテゴリ「飲食店料理2:飲食店」を主要キーワード一致分類カテゴリにする。また、他の階層分類「飲食店場所」、「天気情報場所」、「企業場所」については何もしない。以上の処理の結果、図20に示す4つの階層分類が出力される。
【0075】
図20の結果が階層分類選択部7に入力される。階層分類選択部7は階層分類関係記憶部6を参照して組み合わせ可能な階層分類を抽出する。ここでは、階層分類関係記憶部6に記憶される情報は図17に示されるようになっている。図に示すように、「飲食店料理」と「飲食店料理2」のいずれかが、「飲食店場所」、「飲食店料金」と組み合わせ可能である。よって、実施の形態1と同様の処理により、階層分類の組み合わせ{「飲食店場所」、「飲食店料理2」}と{「天気情報場所」}{「企業場所」}が得られる。ここで、{「飲食店場所」、「飲食店料理2」}については、キーワード「鎌倉市」に対して主要キーワード一致分類分類カテゴリ「飲食店場所:鎌倉市」が、キーワード「懐石料理屋」に対して主要キーワード一致分類分類カテゴリ「飲食店料理2:懐石料理屋」が含まれている。一方、{「天気情報場所」}および{「企業場所」}については、キーワード「鎌倉市」に対する主要キーワード一致分類カテゴリ「天気情報場所:鎌倉市」および「企業場所:鎌倉市」が存在するが、キーワード「懐石料理屋」に対する分類カテゴリは存在しない。よって、階層分類選択部7は階層分類の組み合わせ{「飲食店場所」、「飲食店料理2」}を出力する。
【0076】
データ検出部8は階層分類選択部7の出力結果を受け、実施の形態1と同様に、出力された階層分類に含まれる主要キーワード一致分類カテゴリ「飲食店場所:鎌倉市」、「飲食店料理2:懐石料理屋」および「飲食店料理2:飲食店」が付与されたデータを、データベース1から検出して出力する。図15に、該当するデータの例としてデータ1を示す。
【0077】
以上のように、この実施の形態2によれば、最上位分類カテゴリ概念判定部10が、階層分類検出部5によって出力された階層分類のうち主要キーワード一致分類カテゴリを含み、且つ階層分類最上位分類カテゴリがその階層分類の意味概念を表すものについては、階層分類最上位分類カテゴリを主要キーワード一致分類カテゴリにするようにした。これにより、下位分類カテゴリに対するキーワードが入力されれば、最上位の分類カテゴリに対するキーワードが入力されたのと同様の条件で検索出来る。よって、最上位の分類カテゴリから順に階層を辿って冗長な条件を入力しなくても、必要とする情報の検索が出来るという効果が得られる。
【0078】
また、この実施の形態2によれば、ユーザは階層分類の構造を意識することなく、任意の順序で条件を入力することが出来るという効果が得られる。
【0079】
また、この実施の形態2によれば、主要キーワード一致分類カテゴリを含む階層分類のみ最上位分類カテゴリ概念判定部10の処理対象とした。これにより、検索対象データを特定する度合いの強さによってキーワードの使い分けをすることが出来るので、検索処理の精度が向上するという効果が得られる。
【0080】
実施の形態3.
図21は、この発明の実施の形態3による情報検索装置の構成を示すブロック図である。図1と同一の符号は、同一の構成要素を表している。図において、下位分類カテゴリ名記憶部11には、各分類カテゴリの下位分類カテゴリ名が記憶されており、下位分類カテゴリ名検出部12によって参照される。図22に下位分類カテゴリ名記憶部11に記憶される情報の一例を示す。例えば、分類カテゴリ「飲食店場所:神奈川県」の下位分類カテゴリは、「横浜市」、「川崎市」、「鎌倉市」であることが分かる。
【0081】
次に、動作について説明する。実施の形態3も実施の形態1と同様に、ボイスポータルにおける情報検索として説明する。なお、実施の形態3においては、下位分類カテゴリ名検出部12の動作以外は実施の形態1と同じなので、下位分類カテゴリ名検出部12の動作の説明に重点を置き、同様の部分については簡単な説明とする。
【0082】
ユーザが、検索条件「神奈川県で和食のお店」を音声入力すると、実施の形態1と同様に、キーワード「神奈川県」、「和食」、「お店」が分類カテゴリ検出部4に入力される。以下、分類カテゴリ検出部4、階層分類検出部5、階層分類選択部7は実施の形態1と同様に動作し、図23に示す2つの階層分類の組み合わせ{「飲食店場所」、「飲食店料理」}が階層分類選択部7から出力される。
【0083】
下位分類カテゴリ名検出部12は、図23の結果が入力されると、階層分類「飲食店場所」において、最も下位の階層に存在する主要キーワード一致分類カテゴリ「飲食店場所:神奈川県」を選択し、下位分類カテゴリ名記憶部11を参照して分類カテゴリ「飲食店場所:神奈川県」の下位分類カテゴリ名を取得する。図22に示すように、3つの下位分類カテゴリ「川崎市」、「横浜市」、「鎌倉市」が得られる。また、階層分類「飲食店料理」についても、分類カテゴリ「飲食店料理:和食」の下位分類カテゴリ、「すし」、「懐石」、「しゃぶしゃぶ」を得て出力する。
【0084】
下位分類カテゴリ名検出部12から出力された下位分類カテゴリ名「川崎市」、「横浜市」、「鎌倉市」、および「すし」、「懐石」、「しゃぶしゃぶ」は、検索条件をさらに絞り込むための情報としてユーザに提供される。ユーザへの提供方法は、例えば音声合成装置(図示せず)による音声出力でもよいし、あるいは文字情報としてユーザの携帯電話等の画面に出力してもよい。
【0085】
ユーザが、提示された情報を基に検索条件を絞り込んで再度入力すると、その条件に従って上述した情報検索処理が繰り返され、データ検出部8から対象データが出力されてユーザに提供される。
【0086】
以上のように、この実施の形態3によれば、入力キーワードと一致するキーワードを持つ分類カテゴリの下位分類カテゴリを、下位分類カテゴリ名検出部12が検出して出力するので、入力キーワードに応じた絞り込み情報をユーザに提供出来るという効果が得られる。
【0087】
実施の形態4.
図24は、この発明の実施の形態4による情報検索装置の構成を示すブロック図である。図1または図21と同一の符号は、同一の構成要素を表している。図中の未入力階層分類検出部13の動作により、実施の形態4では、ユーザに、キーワード入力可能な分類カテゴリを提示し、検索条件を絞り込む情報を提供する。
【0088】
次に、動作について説明する。実施の形態4も実施の形態1と同様に、ボイスポータルにおける情報検索として説明する。なお、実施の形態4においては、未入力階層分類検出部13の動作以外は実施の形態3と同じなので、異なる部分の動作の説明に重点を置き、同様の部分については簡単な説明とする。
【0089】
ユーザが検索条件として「鎌倉市で懐石料理のお店」を音声入力すると、実施の形態1と同様に、キーワード「鎌倉市」、「懐石料理」、「お店」が分類カテゴリ検出部4に入力される。以下、分類カテゴリ検出部4、階層分類検出部5、階層分類選択部7は実施の形態1と同様に動作し、階層分類の組み合わせ{「飲食店場所」、「飲食店料理」}が階層分類選択部7から出力される。
【0090】
未入力階層分類検出部13は、階層分類の組み合わせ{「飲食店場所」、「飲食店料理」}が入力されると、図5に示された階層分類関係記憶部6に記憶された階層分類の組み合わせの中から、階層分類「飲食店場所」、「飲食店料理」を全て含む{「飲食店場所」、「飲食店料理」、「飲食店料金」}の組み合わせを選択する。次に、選択した組み合わせ{「飲食店場所」、「飲食店料理」、「飲食店料金」}に含まれて、階層分類選択部7から入力された組み合わせ{「飲食店場所」、「飲食店料理」}に含まれない階層分類である「飲食店料金」を検出して出力する。
【0091】
下位分類カテゴリ名検出部12は、未入力階層分類検出部13から階層分類「飲食店料金」が入力されると、階層分類最上位分類カテゴリ「飲食店料金:飲食店」の下位分類カテゴリ名「1000円以下」、「1000円〜3000円」、「3000円〜5000円」、「5000円〜7000円」、「7000円〜10000円」、「10000円以上」を、図22に示す情報を持つ下位分類カテゴリ名記憶部11を参照して検出し、出力する。
【0092】
下位分類カテゴリ名検出部12から出力された「飲食店料金:飲食店」の下位分類カテゴリ名は、検索条件をさらに絞り込むための情報としてユーザに提供される。ユーザへの提供方法は、例えば音声合成装置(図示せず)による音声出力でもよいし、あるいは文字情報としてユーザの携帯電話等の画面に出力してもよい。
【0093】
ユーザが、提示された情報を基に検索条件を絞り込んで再度入力すると、その条件に従って上述した情報検索処理が繰り返され、データ検出部8から対象データが出力されてユーザに提供される。
【0094】
以上のように、この実施の形態4によれば、未入力階層分類検出部13は、階層分類関係記憶部6に記憶された階層分類の組み合わせから、階層分類選択部7の出力した階層分類を全て含む組み合わせを選択し、選択した組み合わせに含まれる階層分類のうち、階層分類選択部7の出力した階層分類に含まれない階層分類を検出して出力する。下位分類カテゴリ名検出部12は、未入力階層分類検出部13が出力した階層分類の下位分類カテゴリを抽出する。これにより、入力された検索条件に応じた絞り込み情報をユーザに提供出来るという効果が得られる。
【0095】
実施の形態5.
図25は、この発明の実施の形態5による情報検索装置の構成を示すブロック図である。図1と同一の符号は同一の構成要素を表す。図において、キーワード・分類カテゴリ関係生成部14は、図27に示すキーワード・分類カテゴリ関係表を生成し、キーワード・分類カテゴリ関係記憶部15に格納する。分類カテゴリ検出部54は、実施の形態1の分類カテゴリ検出部4に相当するものであるが、動作が異なる。
【0096】
次に、動作について説明する。実施の形態5も実施の形態1と同様に、ボイスポータルにおける情報検索として説明する。なお、実施の形態5においては、キーワード・分類カテゴリ関係生成部14および分類カテゴリ検出部54の動作以外は実施の形態1と同じなので、異なる部分の動作の説明に重点を置き、同様の部分については簡単な説明とする。
【0097】
まず、キーワード・分類カテゴリ関係表作成処理について説明する。キーワード・分類カテゴリ関係生成部14は、まず、図26に示すように、キーワード・分類カテゴリ関係表の全ての欄をクリアして初期化する。次に、キーワード・分類カテゴリ関係生成部14は、キーワード記憶部3を参照し、各分類カテゴリに対して以下の処理を行う。なお、ここで参照するキーワード記憶部3に記憶されている内容は図4に示すものとする。
【0098】
まず、キーワード記憶部3に記憶された各分類カテゴリに付与された各キーワードが、キーワード・分類カテゴリ関係表のキーワード欄に存在するか調べる。存在しなければ新たに追加する。次に、キーワード記憶部3の各分類カテゴリに付与された各キーワードについて、キーワード・分類カテゴリ関係表上のキーワード欄に対応する分類カテゴリ欄に、該当する分類カテゴリを登録する。以上の処理を全て終えると、キーワード・分類カテゴリ関係表は図27に示すようになる。ただし、図27は、キーワード・分類カテゴリ関係表の一部分のみを示したものである。キーワード・分類カテゴリ関係生成部14は完成したキーワード・分類カテゴリ関係表を出力する。
【0099】
キーワード・分類カテゴリ関係生成部14が出力したキーワード・分類カテゴリ関係表は、キーワード・分類カテゴリ関係記憶部15に記憶される。
【0100】
次に、情報検索処理について説明する。ユーザが、検索条件として「鎌倉市の懐石料理のお店」を音声で入力したとすると、実施の形態1と同様に、キーワード「鎌倉市」、「懐石料理」、「お店」が分類カテゴリ検出部54に入力される。分類カテゴリ検出部54は、キーワードが入力されると、図27に示す表が格納されたキーワード・分類カテゴリ関係記憶部15を参照する。その結果、キーワード「鎌倉市」に対して、主要キーワード一致分類カテゴリ「飲食店場所:鎌倉市」、「天気情報場所:鎌倉市」、「企業場所:鎌倉市」を得る。同様に、キーワード「懐石料理」に対して、主要キーワード一致分類カテゴリ「飲食店料理:懐石」、キーワード「お店」に対して関連キーワード一致分類カテゴリ「飲食店場所:飲食店」、「飲食店料理:飲食店」、「飲食店料金:飲食店」を得て出力する。以後の動作は実施の形態1と同じなので省略する。
【0101】
以上のように、この実施の形態5によれば、キーワード・分類カテゴリ関係生成部14がキーワード・分類カテゴリ関係表を予め作成し、キーワード・分類カテゴリ関係記憶部15に記憶しておくようにした。これにより、分類カテゴリ検出部54は、キーワード記憶部3を参照して全ての分類カテゴリについてキーワードの照合を行わなくても、キーワード・分類カテゴリ関係表を参照して入力キーワードに一致するキーワードに対応する分類カテゴリを選び出せばよいので、検索時の処理量が削減されるという効果が得られる。
【0102】
実施の形態6.
図28は、この発明の実施の形態6による情報検索装置の構成を示すブロック図である。図1と同一の符号は、同一の構成要素を表す。図において、分類カテゴリ・データ関係生成部16は、図30に示す分類カテゴリ・データ関係表を生成し、分類カテゴリ・データ関係記憶部17に格納する。データ検出部68は、実施の形態1のデータ検出部8に相当するものであるが、動作が異なる。
【0103】
次に、動作について説明する。実施の形態6も実施の形態1と同様に、ボイスポータルにおける情報検索として説明する。なお、実施の形態6においては、分類カテゴリ・データ関係生成部16およびデータ検出部68の動作以外は実施の形態1と同じなので、異なる部分の動作の説明に重点を置き、同様の部分については簡単な説明とする。
【0104】
まず、分類カテゴリ・データ関係表作成処理について説明する。分類カテゴリ・データ関係生成部16は、まず、図29に示すように、分類カテゴリ・データ関係表の全ての欄をクリアして初期化する。次に、分類カテゴリ・データ関係生成部16は、データベース1を参照し、各データに対して以下の処理を行う。
【0105】
まず、データベース1に記憶された各データについて、付与された分類カテゴリが分類カテゴリ・データ関係表の分類カテゴリ欄に存在するか調べる。存在しなければ新たに追加する。次に、データベース1の各データに付与された各分類カテゴリについて、分類カテゴリ・データ関係表上の分類カテゴリ欄に対応するデータ欄に、該当するデータ名を登録する。以上の処理を全て終えると、分類カテゴリ・データ関係表は図30に示すようになる。ただし、図30は、分類カテゴリ・データ関係表の1部分のみを示したものである。分類カテゴリ・データ関係生成部16は完成した分類カテゴリ・データ関係表を出力する。
【0106】
分類カテゴリ・データ関係生成部16が出力した分類カテゴリ・データ関係表は、分類カテゴリ・データ関係記憶部17に記憶される。
【0107】
次に、情報検索処理について説明する。ユーザが、検索条件として「鎌倉市の懐石料理のお店」を音声入力すると、実施の形態1と同様の処理により、階層分類選択部7から階層分類の組み合わせ{「飲食店場所」、「飲食店料理」}が出力される。
【0108】
データ検出部68は、階層分類の組み合わせ{「飲食店場所」、「飲食店料理」}が入力されると、図30に示された分類カテゴリ・データ関係表が格納された分類カテゴリ・データ関係記憶部17を参照する。データ検出部68は、主要キーワード一致分類カテゴリ「飲食店場所:鎌倉市」に対するデータ「データ1,データ10,データ49,...」を、同じく主要キーワード「飲食店料理:懐石」に対するデータ「データ1,データ49,データ113,...」を、また、関連キーワード一致分類カテゴリ「飲食店場所:飲食店」、「飲食店料理:飲食店」に対応するデータを得る。そして、これらの全てに共通して属している「データ1」を検出結果として出力する。
【0109】
以上のように、この実施の形態6によれば、分類カテゴリ・データ関係生成部16が分類カテゴリ・データ関係表を予め作成し、分類カテゴリ・データ関係記憶部17に記憶しておくようにした。これにより、データ検出部68は、データベース1中の全てのデータに対して、主要キーワード一致分類カテゴリまたは関連キーワード一致分類カテゴリが存在するか否かを調べること無く、分類カテゴリ・データ関係表を参照することで所望のデータを得ることが出来るので、検索時の処理量が削減されるという効果が得られる。
【0110】
実施の形態7.
図31は、この発明の実施の形態7による情報検索装置の構成を示すブロック図である。図1と同一の符号は、同一の構成要素を表す。図において、分類カテゴリ検出部74は、実施の形態1の分類カテゴリ検出部4に相当するものであるが、動作が異なる。
【0111】
次に、動作について説明する。実施の形態7では、ユーザが検索条件の入力に携帯電話の文字入力機能を用いる場合を例に説明するが、実施の形態1と同様にボイスポータルにおける情報検索として用いることも出来る。なお、実施の形態7においては、分類カテゴリ検出部74の動作以外は実施の形態1と同じなので、異なる部分の動作の説明に重点を置き、同様の部分については簡単な説明とする。
【0112】
ユーザが、携帯電話のキー操作により検索条件「鎌倉市、懐石料理、有名」を入力すると、分類カテゴリ検出部74は実施の形態1と同様に動作し、入力キーワード「鎌倉市」に対して主要キーワード一致分類カテゴリ「飲食店場所:鎌倉市」、「天気情報場所:鎌倉市」、「企業場所:鎌倉市」を検出する。また、入力キーワード「懐石料理」に対して主要キーワード一致分類カテゴリ「飲食店料理:懐石」を検出する。一方、入力キーワード「有名」をキーワードとして持つ分類カテゴリは存在しないとする。その場合、分類カテゴリ検出部74は入力キーワード「有名」を未知キーワードとして出力する。
【0113】
分類カテゴリ検出部74から入力キーワード「有名」が未知キーワードとして出力されると、例えば音声合成装置(図示せず)により音声出力で、あるいは文字情報として画面出力で、無効なキーワードであることがユーザの携帯電話に提示される。
【0114】
ユーザが、提示された情報を基に検索条件を再度入力すると、その条件に従って上述した情報検索処理が繰り返され、データ検出部8から対象データが出力されてユーザに提供される。あるいは、ユーザが特に検索条件の再入力を行わなければ、2つの有効なキーワード「鎌倉市、懐石料理」を基に情報検索処理が行われる。
【0115】
以上のように、この実施の形態7によれば、分類カテゴリ検出部74は、入力キーワード中に、キーワード記憶部3に記憶されたいずれの分類カテゴリにも付与されていないキーワードが含まれていることを検知すると、その入力キーワードを無効なキーワードとして出力するので、ユーザに適切な検索条件を入力させるよう促すことが出来るという効果が得られる。
【0116】
実施の形態8.
図32は、この発明の実施の形態8による情報検索装置の構成を示すブロック図である。図1と同一の符号は、同一の構成要素を表している。図において、大分類名記憶部18には、階層分類が属する大分類名が記憶されており、大分類名検出部19によって参照される。図33は、大分類名記憶部18に記憶される情報の一例である。図に示すように、各階層分類に対して、その階層分類が属する大分類名が記述されている。例えば階層分類「飲食店場所」の属する大分類は「飲食店情報」である。階層分類選択部87は、実施の形態1の階層分類選択部7に相当するものであるが、動作が異なる。
【0117】
次に、動作について説明する。実施の形態8も実施の形態1と同様に、ボイスポータルにおける情報検索として説明する。なお、実施の形態8においては、階層分類選択部87と大分類名検出部19の動作以外は実施の形態1と同じなので、異なる部分の動作の説明に重点を置き、同様の部分については簡単な説明とする。
【0118】
ユーザにより、キーワード「鎌倉市」が検索条件として入力された場合を例に説明する。分類カテゴリ検出部4は実施の形態1と同様に動作し、キーワード記憶部3を参照して図34に示す結果を出力する。続いて、階層分類検出部5は図35に示す3つの階層分類「飲食店場所」、「天気情報場所」、「企業場所」を出力する。
【0119】
次に、階層分類選択部87は、図35に示す3つの階層分類「飲食店場所」、「天気情報場所」、「企業場所」が入力されると、階層分類関係記憶部6を参照して以下の処理を行う。ここで、参照される階層分類関係記憶部6の内容は、図5に示すものとする。
【0120】
まず、階層分類選択部87は、実施の形態1と同様に、入力された階層分類「飲食店場所」と組み合わせ可能な階層分類を選択する。図5を参照すると階層分類「飲食店料理」と「飲食店料金」が組み合わせ可能である。しかし、入力された階層分類の中にそれらは存在しない。従って、ここではただ一つの階層分類からなる組み合わせ{「飲食店場所」}が得られる。同様に、階層分類「天気情報場所」と組み合わせ可能な階層分類は、図5を参照すると「天気情報日にち」であるが、入力された階層分類には含まれない。従って、階層分類の組み合わせとして{「天気情報場所」}が得られる。さらに、階層分類「企業場所」と組み合わせ可能な階層分類は「企業業種」であるが、入力された階層分類には含まれないので、階層分類の組み合わせとして{「企業場所」}を得る。
【0121】
次に、得られた階層分類の組み合わせのうち、入力キーワードに対する主要キーワード一致分類カテゴリあるいは関連キーワード一致分類カテゴリを少なくとも一つ含む組み合わせを選択する。今の場合、階層分類の組み合わせ{「飲食店場所」}、{「天気情報場所」}、{「企業場所」}のいずれも、入力キーワード「鎌倉市」に対する主要キーワード一致分類カテゴリ「飲食店場所:鎌倉市」、「天気情報場所:鎌倉市」、「企業場所:鎌倉市」を含んでいる。従って、全て選択される。
【0122】
選ばれた階層分類の組み合わせが複数存在する場合、階層分類選択部87は、階層分類最上位分類カテゴリがキーワード一致分類カテゴリである階層分類を含む組み合わせを選択する。ところが、{「飲食店場所」}、{「天気情報場所」}、{「企業場所」}のいずれも、階層分類最上位分類カテゴリがキーワード一致分類カテゴリである階層分類を含んでいない。よって、どの組み合わせも選択されず、階層分類選択部87は「選択結果無し」を出力する。
【0123】
大分類名検出部19は、階層分類選択部87から「選択結果無し」が入力されると、図33に示す大分類名記憶部18を参照し、階層分類検出部5が出力した階層分類「飲食店場所」、「天気情報場所」、「企業場所」に対する大分類名「飲食店情報」、「天気情報」、「企業情報」を出力する。
【0124】
大分類名検出部19から出力された大分類名「飲食店情報」、「天気情報」、「企業情報」は、例えば音声合成装置(図示せず)により音声出力で、あるいは文字情報として画面出力でユーザの携帯電話に提示される。
【0125】
ユーザが、提示された情報を基に検索条件を再度入力すると、その条件に従って上述した情報検索処理が繰り返され、データ検出部8から対象データが出力されてユーザに提供される。
【0126】
以上のように、この実施の形態8によれば、入力キーワードの条件が曖昧で、階層分類選択部87によって階層分類の組が決定できない場合、大分類名検出部19が、階層分類検出部5が出力した各階層分類に対する大分類を検出して出力するので、ユーザに適切な検索条件を入力させるよう促すことが出来るという効果が得られる。
【0127】
実施の形態9.
図36は、この発明の実施の形態9による情報検索装置の構成を示すブロック図である。図21および図32と同一の符号は同一の構成要素を表している。図中の未入力階層分類候補検出部20により、ユーザにキーワード入力可能な分類カテゴリを提示して、適切な検索条件を入力するための情報を提供することが可能になる。
【0128】
次に、動作について説明する。実施の形態9も実施の形態1と同様に、ボイスポータルにおける情報検索として説明する。
【0129】
ユーザが、キーワード「鎌倉市」を検索条件として入力した場合を例として説明する。分類カテゴリ検出部4、階層分類検出部5、階層分類選択部87は、実施の形態8と同様に動作し、階層分類選択部87は「選択結果無し」を出力する。
【0130】
未入力階層分類候補検出部20は、階層分類選択部87から「選択結果無し」が入力されると、階層分類関係記憶部6を参照して以下の動作を行う。まず、階層分類検出部5の出力する階層分類「飲食店場所」を含む組み合わせ{「飲食店場所」、「飲食店料理」、「飲食店料金」}を階層分類関係記憶部6から得る。次に、その中から、階層分類検出部5の出力する階層分類「飲食店場所」以外の階層分類「飲食店料理」、「飲食店料金」を選択して出力する。階層分類検出部5の出力する階層分類「天気情報場所」に対しても同様に動作し、階層分類「天気情報日にち」を選択して出力する。さらに、階層分類「企業場所」に対しても同様に動作し、階層分類「企業業種」を選択して出力する。
【0131】
下位分類カテゴリ名検出部12は、図22に示す下位分類カテゴリ名記憶部11を参照して、分類カテゴリ「飲食店料理」の階層分類最上位分類カテゴリ「飲食店料理:飲食店」に対する下位分類カテゴリ「和食」、「洋食」を出力する。また、分類カテゴリ「飲食店料金」の最上位分類カテゴリ「飲食店料金:飲食店」に対する下位分類カテゴリ「1000円以下」、「1000円〜3000円」、「3000円〜5000円」、「5000円〜7000円」、「7000円〜10000円」、「10000円以上」を、分類カテゴリ「天気情報日にち」の最上位分類カテゴリ「天気情報日にち:天気情報」に対する下位分類カテゴリ「今日」、「明日」、「明後日」、「週間」を検出して出力する。さらに、分類カテゴリ「企業業種」の最上位分類カテゴリ「企業業種:企業」に対する下位分類カテゴリ「情報サービス」、「飲食サービス」、「電気機器」などを検出して出力する。
【0132】
下位分類カテゴリ名検出部12から出力された下位分類カテゴリは、検索条件をさらに絞り込むための情報としてユーザに提供される。ユーザへの提供方法は、例えば音声合成装置(図示せず)による音声出力でもよいし、あるいは文字情報としてユーザの携帯電話等の画面に出力してもよい。
【0133】
ユーザが、提示された情報を基に検索条件を再度入力すると、その条件に従って上述した情報検索処理が繰り返され、データ検出部8から対象データが出力されてユーザに提供される。
【0134】
以上のように、この実施の形態9によれば、入力キーワードの条件が曖昧で、階層分類選択部87によって階層分類の組が決定できない場合、未入力階層分類候補検出部20は、階層分類関係記憶部6に記憶された階層分類の組み合わせのうち、階層分類検出部5の出力する階層分類を含むものを選択し、選択した組み合わせに含まれる階層分類のうち、階層分類検出部5の出力に含まれない階層分類を選択して出力する。下位分類カテゴリ名検出部12は、未入力階層分類候補検出部20が出力した階層分類の下位分類カテゴリを抽出する。これにより、ユーザに、適切な検索条件を入力するための情報を提供することが出来るという効果が得られる。
【0135】
【発明の効果】
以上のように、この発明によれば、ユーザが入力したキーワードに対応する分類カテゴリを全て含む階層分類中の、キーワード一致分類カテゴリの全てに属する検索対象データを検索結果として出力するようにしたので、検索開始時点で全ての検索条件を直接入力でき、階層を順に辿って冗長な条件を入力しなくても、必要とする情報を検索できる情報検索装置を得られるという効果がある。また、ユーザが任意の順序で条件を入力できるという効果がある。
【0136】
この発明によれば、検索キーワードと分類カテゴリの関係を主要キーワードと関連キーワードの2通りに分けるようにしたので、検索対象データを特定する度合いの強さによって検索キーワードの扱いを変えることが可能となり、検索処理の精度が向上するという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1による情報検索装置の構成を示すブロック図である。
【図2】この発明の実施の形態1による階層分類記憶部に記憶される階層分類の例である。
【図3】この発明の実施の形態1によるデータベースに記憶されるデータの例である。
【図4】この発明の実施の形態1によるキーワード記憶部に記憶される情報の例である。
【図5】この発明の実施の形態1による階層分類関係記憶部に記憶される情報の例である。
【図6】この発明の実施の形態1による分類カテゴリ検出部の出力内容の例である。
【図7】この発明の実施の形態1による階層分類検出部の出力内容の例である。
【図8】この発明の実施の形態1による分類カテゴリ検出部の出力内容の例である。
【図9】この発明の実施の形態1による階層分類検出部の出力内容の例である。
【図10】この発明の実施の形態1による分類カテゴリ検出部の出力内容の例である。
【図11】この発明の実施の形態1による階層分類検出部の出力内容の例である。
【図12】この発明の実施の形態2による情報検索装置の構成を示すブロック図である。
【図13】この発明の実施の形態2による階層分類記憶部に記憶される階層分類の例である。
【図14】この発明の実施の形態2による最上位分類カテゴリ概念記憶部に記憶される情報の例である。
【図15】この発明の実施の形態2によるデータベースに記憶されるデータの例である。
【図16】この発明の実施の形態2によるキーワード記憶部に記憶される情報の例である。
【図17】この発明の実施の形態2による階層分類関係記憶部に記憶される情報の例である。
【図18】この発明の実施の形態2による分類カテゴリ検出部の出力内容の例である。
【図19】この発明の実施の形態2による階層分類検出部の出力内容の例である。
【図20】この発明の実施の形態2による最上位分類カテゴリ概念判定部の出力内容の例である。
【図21】この発明の実施の形態3による情報検索装置の構成を示すブロック図である。
【図22】この発明の実施の形態3による下位分類カテゴリ名記憶部に記憶される情報の例である。
【図23】この発明の実施の形態3による階層分類選択部によって選択された階層分類の例である。
【図24】この発明の実施の形態4による情報検索装置の構成を示すブロック図である。
【図25】この発明の実施の形態5による情報検索装置の構成を示すブロック図である。
【図26】この発明の実施の形態5によるキーワード・分類カテゴリ関係生成部が作成するキーワード・分類カテゴリ関係表の初期化状態を示す図である。
【図27】この発明の実施の形態5によるキーワード・分類カテゴリ関係生成部が出力するキーワード・分類カテゴリ関係表の例である。
【図28】この発明の実施の形態6による情報検索装置の構成を示すブロック図である。
【図29】この発明の実施の形態6による分類カテゴリ・データ関係生成部が作成する分類カテゴリ・データ関係表の初期化状態を示す図である。
【図30】この発明の実施の形態6による分類カテゴリ・データ関係生成部が出力する分類カテゴリ・データ関係表の例である。
【図31】この発明の実施の形態7による情報検索装置の構成を示すブロック図である。
【図32】この発明の実施の形態8による情報検索装置の構成を示すブロック図である。
【図33】この発明の実施の形態8による大分類名記憶部に記憶される情報の例である。
【図34】この発明の実施の形態8による分類カテゴリ検出部の出力内容の例である。
【図35】この発明の実施の形態8による階層分類検出部の出力内容の例である。
【図36】この発明の実施の形態9による情報検索装置の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 データベース、2 階層分類記憶部、3 キーワード記憶部、4,54,74 分類カテゴリ検出部、5 階層分類検出部、6 階層分類関係記憶部、7,87 階層分類選択部、8,68 データ検出部、9 最上位分類カテゴリ概念記憶部、10 最上位分類カテゴリ概念判定部、11 下位分類カテゴリ名記憶部、12 下位分類カテゴリ名検出部、13 未入力階層分類検出部、14 キーワード・分類カテゴリ関係生成部、15 キーワード・分類カテゴリ関係記憶部、16 分類カテゴリ・データ関係生成部、17 分類カテゴリ・データ関係記憶部、18 大分類名記憶部、19 大分類名検出部、20 未入力階層分類候補検出部。

Claims (16)

  1. 入力された検索キーワードと分類カテゴリが有するキーワードとを照合し、一致したキーワードを有する上記分類カテゴリをキーワード一致分類カテゴリとして出力する分類カテゴリ検出部と、
    上記分類カテゴリを階層化してなる複数の階層分類から、上記キーワード一致分類カテゴリを含む階層分類を選択して出力する階層分類検出部と、
    上記階層分類検出部から出力された階層分類が所定の条件を満たす場合に、その階層分類を含む階層分類の組を選択して出力する階層分類選択部と、
    上記組に含まれる階層分類において上記キーワード一致分類カテゴリに至る各階層の分類カテゴリすべてに包含される検索対象データを特定し、検索結果として出力するデータ検出部とを備えた情報検索装置。
  2. 分類カテゴリ検出部は、複数の検索キーワードと分類カテゴリが有するキーワードとを照合し、一致したキーワードを有する上記分類カテゴリを上記検索キーワードごとにキーワード一致分類カテゴリとして出力し、
    階層分類検出部は、複数の階層分類から、1つのキーワード一致分類カテゴリのみを含む階層分類についてはその階層分類を選択し、2つ以上の上記キーワード一致分類カテゴリを含む階層分類については、該階層分類に含まれる1つのキーワード一致分類カテゴリと該階層分類に含まれる他のキーワード一致分類カテゴリとの間に上位概念・下位概念の関係を有する階層分類、あるいは該階層分類に含まれるいずれのキーワード一致分類カテゴリも同一の検索キーワードと照合して出力されたキーワード一致分類カテゴリである階層分類を選択することを特徴とする請求項1記載の情報検索装置。
  3. 分類カテゴリ検出部は、入力された検索キーワードが、分類カテゴリの主要な意味概念を表すキーワードである場合には、その分類カテゴリを主要キーワード一致分類カテゴリとして出力し、その他の意味概念を表すキーワードである場合には、その分類カテゴリを関連キーワード一致分類カテゴリとして出力することを特徴とする請求項2記載の情報検索装置。
  4. 階層分類選択部は、選択した組の中から、最上位の分類カテゴリがキーワード一致分類カテゴリである階層分類を含む組を抽出し、抽出した組のうち、最も下位に位置するキーワード一致分類カテゴリが関連キーワード一致分類カテゴリである階層分類を含まない組については出力対象とし、一方、最も下位に位置するキーワード一致分類カテゴリが関連キーワード一致分類カテゴリである階層分類を含む組については、上記関連キーワード一致分類カテゴリと最上位の分類カテゴリを繋ぐ経路上の全ての分類カテゴリが、キーワード一致分類カテゴリであればその組を出力対象とすることを特徴とする請求項2または請求項3記載の情報検索装置。
  5. 階層分類検出部から出力された階層分類のうち主要キーワード一致分類カテゴリを含むものに対して、最上位の分類カテゴリが上記階層分類の意味概念を表すものである場合には、上記最上位の分類カテゴリを主要キーワード一致分類カテゴリとし、階層分類選択部への入力として出力する最上位分類カテゴリ概念判定部をさらに備えたことを特徴とする請求項3または請求項4記載の情報検索装置。
  6. 階層分類選択部から出力された階層分類について、上記階層分類に含まれるキーワード一致分類カテゴリの中から、最も下位の階層に位置する分類カテゴリの下位に位置する分類カテゴリを選択して出力する下位分類カテゴリ名検出部をさらに備えたことを特徴とする請求項1または請求項4記載の情報検索装置。
  7. 階層分類選択部から出力された階層分類と最上位の分類カテゴリが一致する階層分類の中から、上記階層分類選択部から出力された階層分類には含まれない階層分類を出力する未入力階層分類検出部をさらに備え、
    下位分類カテゴリ名検出部は、上記未入力階層分類検出部が出力する階層分類の最上位分類カテゴリの下位に位置する分類カテゴリを出力することを特徴とする請求項6記載の情報検索装置。
  8. 各分類カテゴリに対して一つ以上のキーワードを関連付けたデータから、上記キーワードに対して一つ以上の分類カテゴリを関連付けたデータを生成するキーワード・分類カテゴリ関係生成部をさらに備え、
    分類カテゴリ検出部は、上記キーワード・分類カテゴリ関係生成部が生成したデータを参照して、検索対象データが属する分類カテゴリの候補を出力することを特徴とする請求項1または請求項4記載の情報検索装置。
  9. 検索対象データに一つ以上の分類カテゴリを関連付けたデータから、上記分類カテゴリに1つ以上の検索対象データを関連付けたデータを生成する分類カテゴリ・データ関係生成部をさらに備え、
    データ検出部は、上記分類カテゴリ・データ関係生成部が生成したデータを参照して、キーワード一致分類カテゴリに属する検索対象データを出力することを特徴とする請求項1または請求項4記載の情報検索装置。
  10. 分類カテゴリ検出部は、入力された検索キーワードに対応する分類カテゴリが存在しない場合には、上記検索キーワードが無効であることを出力することを特徴とする請求項1または請求項4記載の情報検索装置。
  11. 階層分類選択部の出力となる階層分類が存在しない場合に、階層分類検出部から出力される階層分類が属する大分類名を検出して出力する大分類名検出部をさらに備えたことを特徴とする請求項1または請求項4記載の情報検索装置。
  12. 階層分類選択部の出力となる階層分類が存在しない場合に、階層分類検出部から出力された階層分類と最上位の分類カテゴリが一致する階層分類のうち、上記階層分類検出部から出力された階層分類には含まれない階層分類を出力する未入力階層分類候補検出部をさらに備え、
    下位分類カテゴリ名検出部は、上記未入力階層分類検出部が出力する階層分類の最上位分類カテゴリの下位分類カテゴリを出力することを特徴とする請求項6記載の情報検索装置。
  13. 入力された検索キーワードと分類カテゴリが有するキーワードとを照合し、一致したキーワードを有する上記分類カテゴリをキーワード一致分類カテゴリとして出力する分類カテゴリ検出工程と、
    上記分類カテゴリを階層化してなる複数の階層分類から、上記キーワード一致分類カテゴリを含む階層分類を選択する階層分類検出工程と、
    上記階層分類検出工程で出力された階層分類が所定の条件を満たす場合に、その階層分類を含む階層分類の組を選択する階層分類選択工程と、
    上記組に含まれる階層分類において上記キーワード一致分類カテゴリに至る各階層の分類カテゴリすべてに包含される検索対象データを特定し、検索結果として出力するデータ検出工程とを備えた情報検索方法。
  14. 分類カテゴリ検出工程では、複数の検索キーワードと分類カテゴリが有するキーワードとを照合し、一致したキーワードを有する上記分類カテゴリを上記検索キーワードごとにキーワード一致分類カテゴリとして出力し、
    階層分類検出工程では、複数の階層分類から、1つのキーワード一致分類カテゴリのみを含む階層分類についてはその階層分類を選択し、2つ以上の上記キーワード一致分類カテゴリを含む階層分類については、該階層分類に含まれる1つのキーワード一致分類カテゴリと該階層分類に含まれる他のキーワード一致分類カテゴリとの間に上位概念・下位概念の関係を有する階層分類、あるいは該階層分類に含まれるいずれのキーワード一致分類カテゴリも同一の検索キーワードと照合して出力されたキーワード一致分類カテゴリである階層分類を選択することを特徴とする請求項13記載の情報検索方法。
  15. 分類カテゴリ検出工程では、入力された検索キーワードが、分類カテゴリの主要な意味概念を表すキーワードである場合には、その分類カテゴリを主要キーワード一致分類カテゴリとして出力し、その他の意味概念を表すキーワードである場合には、その分類カテゴリを関連キーワード一致分類カテゴリとして出力することを特徴とする請求項14記載の情報検索方法。
  16. 階層分類選択工程では、選択した組の中から、最上位の分類カテゴリがキーワード一致分類カテゴリである階層分類を含む組を抽出し、抽出した組のうち、最も下位に位置するキーワード一致分類カテゴリが関連キーワード一致分類カテゴリである階層分類を含まない組については出力対象とし、一方、最も下位に位置するキーワード一致分類カテゴリが関連キーワード一致分類カテゴリである階層分類を含む組については、上記関連キーワード一致分類カテゴリと最上位の分類カテゴリを繋ぐ経路上の全ての分類カテゴリが、キーワード一致分類カテゴリであればその組を出力対象とすることを特徴とする請求項14または請求項15記載の情報検索方法。
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