JP2004133552A - 販売価格収集システム、販売価格収集方法、及び販売価格収集プログラム、並びにそのプログラムを記録した電磁媒体 - Google Patents
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Abstract
【課題】消費者が他店の販売価格情報の入手と引き換えに、自身がいる店舗の販売価格情報を提供することにより、これまで価格比較が困難であった食料品、日用品などを含むより多くの商品、及び、自ら販売価格を提供しない店舗を含むより多くの店舗の情報を消費者に提供する。
【解決手段】消費者コンピュータ端末20が、商品識別子と販売価格と店舗識別子とを読み取ると、それらを販売価格収集サーバ25へ送信し、受信した販売価格収集サーバ25はそれらを販売価格データベース28に格納する。販売価格収集サーバ25は、受信した商品識別子と同一の識別子を持つ商品を販売している店舗識別子とその店舗での販売価格の一覧を販売価格データベース28から抽出し、消費者のコンピュータ端末20に送信すると、消費者のコンピュータ端末20がそれらをを受信し表示する。
【選択図】 図2
【解決手段】消費者コンピュータ端末20が、商品識別子と販売価格と店舗識別子とを読み取ると、それらを販売価格収集サーバ25へ送信し、受信した販売価格収集サーバ25はそれらを販売価格データベース28に格納する。販売価格収集サーバ25は、受信した商品識別子と同一の識別子を持つ商品を販売している店舗識別子とその店舗での販売価格の一覧を販売価格データベース28から抽出し、消費者のコンピュータ端末20に送信すると、消費者のコンピュータ端末20がそれらをを受信し表示する。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、消費者が他店の商品価格を入手するためのシステム及び方法等に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
各店舗は、自店舗の商品販売価格を、チラシや、雑誌、ホームページを利用して広告しており、消費者が最低価格などの情報を得るためには、様々な店舗の販売価格情報を収集する必要があった。
【0003】
こうした問題を解決するために、価格情報提供サイトでは、複数店舗の価格情報を収集し、価格比較結果をインターネットを利用して消費者に提供している。(例えば、特許文献1参照)
価格情報提供サイトにおける従来の方法を、図1を用いて説明する。価格情報を提供する店舗1,2,…,Nは、自店舗の商品Aの商品販売価格1,2,…,Nを価格情報提供サイト10へ送信し、価格情報提供サイト10は、価格情報データベース11へ商品識別子と店舗識別子と販売価格を格納し、消費者1,2,…,Mから商品Aの販売価格の提供依頼があった場合に、価格情報データベース11から、商品Aに対する店舗識別子と販売価格とからなる価格一覧を取得し消費者へ提供する。(例えば、特許文献2参照)
【0004】
【特許文献1】
特開2001−325532号公報
【0005】
【特許文献2】
特開2002−189929号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、こうした価格情報提供サイトでは、コンピュータや家電など対象となる商品が限定されており、情報提供店舗以外の販売価格を入手できないといった問題があった。
【0007】
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、消費者が他店の販売価格情報の入手と引き換えに、自身がいる店舗の販売価格情報を提供することにより、これまで価格比較が困難であった食料品、日用品などを含むより多くの商品、及び、自ら販売価格を提供しない店舗を含むより多くの店舗の情報を消費者にフィードバックさせるシステム、方法等を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明では前記目的を達成するため、図2に示すように、商品価格入力手段21、商品価格送信手段22、他店価格受信手段23、他店価格表示手段24を有する消費者のコンピュータ端末20と、商品価格受信手段26、商品価格格納手段27、他店価格抽出手段29、他店価格送信手段2Aを有する販売価格収集サーバ25と販売価格データベース28とを設けた。
【0009】
請求項1では、同一商品の他店における販売価格を消費者に提供する販売価格収集システムであって、各店舗における商品の価格を収集する販売価格収集サーバと、消費者のコンピュータ端末と、各店舗における商品の販売価格を蓄積する販売価格データベースとを有し、前記販売価格収集サーバは、消費者のコンピュータ端末から、商品の種類を識別するための商品識別子と、商品の販売価格と、店舗を識別するための店舗識別子とを受信する商品価格受信手段と、前記商品価格受信手段から受け取った商品識別子と、販売価格と、店舗識別子とを前記販売価格データベースへ格納する商品価格格納手段と、消費者から指定された商品識別子に対応する他店の店舗識別子と、販売価格の一覧とを、販売価格データベースから取得する他店価格抽出手段と、前記他店価格抽出手段から受け取った店舗識別子と、販売価格の一覧を消費者のコンピュータ端末に送信する他店価格送信手段とを有し、前記消費者のコンピュータ端末は、商品の種類を識別する商品識別子と、商品の販売価格と、店舗を識別するための店舗識別子とを取り込む商品価格入力手段と、前記商品価格入力手段から受け取った商品識別子と、販売価格と、店舗識別子とを前記販売価格収集サーバへ送信する商品価格送信手段と、前記販売価格収集サーバから、他店の店舗識別子と、販売価格の一覧を受信する他店価格受信手段と、前記他店価格受信手段から受け取った店舗識別子と、販売価格の一覧を消費者に表示する他店価格表示手段とを含む消費者のコンピュータ端末とを有することを特徴とする販売価格収集システムをもって解決手段とする。
【0010】
請求項1の発明によれば、商品識別子、商品の販売価格、店舗識別子を消費者のコンピュータ端末24から販売価格収集サーバ25に送信することにより、販売価格データベース28に送信元店舗の商品の販売価格を登録することと引き換えに、他店の販売価格を販売価格収集サーバ25から受け取り参照することができる。そして、これまで価格比較が困難であった食料品、日用品などを含むより多くの商品、及び、自ら販売価格を提供しない店舗を含むより多くの情報を消費者に提供することが可能になる。
【0011】
請求項2では、前記販売価格データベース28は、消費者のコンピュータ端末20から受信した商品識別子と同一の商品だけでなく、類似商品の他店の販売価格も格納し、前記他店価格抽出手段29は該類似商品の他店の販売価格を前記販売価格データベース28から抽出し、前記他店価格送信手段2Aは、該類似商品の他店の販売価格を消費者のコンピュータ端末20へ送信することを特徴とする請求項1記載の販売価格収集システムをもって解決手段とする。
【0012】
請求項2の発明によれば、販売価格データベース28に送信元店舗の商品の販売価格を登録することと引き換えに、他店の同一商品の販売価格だけでなく、類似商品の販売価格をも販売価格収集サーバ25から受け取り参照することができる。
【0013】
請求項3では、前記他店価格送信手段2Aは、消費者のいる店舗と他店との距離情報を基に、消費者のコンピュータ端末20に送信する他店販売価格の一覧の順序あるいは列挙数を変更することを特徴とする請求項1あるいは2何れか1項記載の販売価格収集システムをもって解決手段とする。
【0014】
請求項3の発明によれば、他店との距離により販売価格の一覧が変更されるので、自身がいる店舗と他店の販売価格を比較し、また、他店との距離を考えることで、今いる店舗で商品を買うか、近くにある他店でその商品を買うかを判断することができる。
【0015】
請求項4では、前記他店価格表示手段24は、消費者のいる店舗と他店との距離情報を基に、販売価格収集サーバ25から受信した他店の販売価格の表示順序あるいは表示数を変更することを特徴とする請求項1あるいは2何れか1項記載の販売価格収集システムをもって解決手段とする。
【0016】
請求項4の発明によれば、他店との距離により販売価格の一覧が変更されるので、自身がいる店舗と他店の販売価格を比較し、また、他店との距離を考えることで、今いる店舗で商品を買うか、近くにある他店でその商品を買うかを判断することができる。
【0017】
請求項5では、前記商品価格入力手段21は、秘密鍵で署名されたデジタル署名を取り込み、前記商品価格送信手段22は、該デジタル署名を前記販売価格収集サーバ25へ送信し、前記商品価格格納手段27は、前記商品価格受信手段26が受信した前記デジタル署名により、商品識別子、販売価格、店舗識別子の信憑性を検証し正当な情報であると確認できた場合に、それらを販売価格データベース28に格納することを特徴とする請求項1乃至4何れか1項記載の販売価格収集システムをもって解決手段とする。
【0018】
請求項5の発明によれば、販売価格データベース28には、正当な販売価格の情報のみが格納されるので、今いる店舗と他店の販売価格を比較して、他店の方が安かったので行ってみたが、その情報が偽りであったということを回避することができる。
【0019】
請求項6では、同一商品の他店販売価格を消費者に提供する販売価格収集方法であって、消費者がコンピュータ端末を利用して、商品の種類を識別するための商品識別子と、商品の販売価格と、店舗を識別するための店舗識別子とを取り込み、消費者のコンピュータ端末が、商品識別子、販売価格、店舗識別子を販売価格収集サーバへ送信し、販売価格収集サーバが、消費者のコンピュータ端末から送信された商品識別子、販売価格、店舗識別子を受信し、受信した商品識別子、販売価格、店舗識別子を販売価格データベースに格納し、受信した商品識別子と同一の識別子を持つ商品を販売している店舗識別子とその店舗での販売価格とからなる他店販売価格の一覧を販売価格データベースから抽出し、抽出された、前記店舗識別子とその店舗での販売価格とからなる他店販売価格の一覧を、消費者のコンピュータ端末に送信し、消費者のコンピュータ端末が、販売価格収集サーバから送信された店舗識別子とその店舗での販売価格とからなる他店販売価格の一覧を受信し、受信した他店販売価格の一覧を表示することを特徴とする販売価格収集方法をもって解決手段とする。
【0020】
請求項6の発明によれば、商品識別子、商品の販売価格、店舗識別子を消費者のコンピュータ端末24から販売価格収集サーバ25に送信することにより、販売価格データベース28に送信元店舗の商品の販売価格を登録することと引き換えに、他店の販売価格を販売価格収集サーバ25から受け取り参照することができる。そして、これまで価格比較が困難であった食料品、日用品などを含むより多くの商品、及び、自ら販売価格を提供しない店舗を含むより多くの情報を消費者に提供することが可能になる。
【0021】
請求項7では、販売価格収集サーバは、受信した商品識別子と同一の商品だけでなく、類似商品の他店販売価格を合わせて消費者のコンピュータ端末に送信することを特徴とする請求項6記載の販売価格収集方法をもって解決手段とする。
【0022】
請求項7の発明によれば、販売価格データベース28に送信元店舗の商品の販売価格を登録することと引き換えに、他店の同一商品の販売価格だけでなく、類似商品の販売価格をも販売価格収集サーバ25から受け取り参照することができる。
【0023】
請求項8では、販売価格収集サーバは、消費者のいる店舗と他店との距離情報を基に、消費者のコンピュータ端末に送信する他店販売価格の一覧の順序あるいは列挙数を変更することを特徴とする請求項6及び7何れか1項記載の販売価格収集方法をもって解決手段とする。
【0024】
請求項8の発明によれば、他店との距離により販売価格の一覧が変更されるので、自身がいる店舗と他店の販売価格を比較し、また、他店との距離を考えることで、今いる店舗で商品を買うか、近くにある他店でその商品を買うかを判断することができる。
【0025】
請求項9では、消費者のコンピュータ端末は、消費者のいる店舗と他店との距離情報を基に、販売価格収集サーバから受信した他店の販売価格の表示順序あるいは表示数を変更することを特徴とする請求項6及び7何れか1項記載の販売価格収集方法をもって解決手段とする。
【0026】
請求項9の発明によれば、他店との距離により販売価格の一覧が変更されるので、自身がいる店舗と他店の販売価格を比較し、また、他店との距離を考えることで、今いる店舗で商品を買うか、近くにある他店でその商品を買うかを判断することができる。
【0027】
請求項10では、商品識別子と、販売価格と、店舗識別子とからなる情報に対して、事前にデジタル署名を行い、消費者がコンピュータ端末を利用してデジタル署名を読み取り、販売価格収集サーバへ送信し、販売価格収集サーバが該デジタル署名を受信し、該デジタル署名を基に、共に受信した商品識別子、販売価格、店舗識別子の信憑性を検証し、正当な情報であると確認できた場合に、それらを販売価格データベースに格納することを特徴とする請求項6乃至9何れか1項記載の販売価格収集方法をもって解決手段とする。
【0028】
請求項10の発明によれば、販売価格データベース28には、正当な販売価格の情報のみが格納されるので、今いる店舗と他店の販売価格を比較して、他店の方が安かったので行ってみたが、その情報が偽りであったということを回避することができる。
【0029】
【発明の実施の形態】
図3は、本発明を利用したシステムの全体構成を示している。ここでは、スーパーマーケットでの牛乳の価格比較の実施例を示している。
【0030】
店舗1は、商品識別子31を含む無線タグ/バーコード30(以下、タグ30と呼称)を有する牛乳Aを売っており、消費者はタグ30を読み取るリーダ33と、無線LAN機能34を備えた消費者コンピュータ端末32を利用して買い物をする。無線LAN34は、店舗内ネットワーク35とインターネット39とに接続され、店舗内ネットワーク35は、店舗識別子37と商品の販売価格を格納する店舗コンピュータ36に接続している。店舗コンピュータ36は商品データベース38に接続していて、店舗内ネットワーク35を介して、店舗識別子37と商品の販売価格が消費者コンピュータ端末32へ送信される。インターネット39は、販売価格データベース3Bに接続した販売価格収集サーバ3Aに接続していて、消費者コンピュータ端末32は、他店舗の牛乳Aの販売価格をインターネット39を介して知ることができる。
【0031】
まず、本構成において、消費者が牛乳Aの他店の販売価格を入手する第1の実施形態について図4を用いて説明する。
【0032】
消費者が、消費者コンピュータ端末32のリーダ33を利用して、牛乳Aのタグ30から牛乳Aの商品識別子31を読み取ると(1)、消費者コンピュータ端末32は、無線LAN34を利用して商品識別子31を店舗コンピュータ36に送信し、店舗1の店舗識別子37及び牛乳Aの販売価格の取得を要求する(2)。店舗コンピュータ36は、受信した商品識別子31に対応する販売価格と店舗識別子37とを商品データベース38から取得し、消費者コンピュータ端末32に送信する(3)。牛乳Aの販売価格と店舗識別子37を受け取った消費者コンピュータ端末Aは、それらと商品識別子31とを、無線LAN34を利用して販売価格収集サーバ3Aに送信し、牛乳Aの他店での販売価格の提供を要求する(4)。続いて、販売価格収集サーバ3Aは、受信した情報(牛乳Aの店舗1の販売価格が198円)を販売価格データベース3Bに格納するとともに、販売価格データベース3Bから牛乳Aに対する他店の販売価格の一覧(店舗2,3の情報)を取得し、消費者コンピュータ端末32へ送信する(5)。消費者コンピュータ端末32は、受信した他店の販売価格の一覧を消費者に表示する。
【0033】
本実施例においては、商品データベース38に格納された商品の販売価格及び店舗識別子37を、店舗コンピュータ36より取得する例を示しているが、タグ30自体にそれらの情報を格納しておく方法も想定される。また、価格情報などのタグ30等から自動に読み取ることができない場合においては、手入力による方法も考えられる。店舗識別子37を毎回取得するのではなく、入店時に一度だけ取得することも同様である。また、消費者コンピュータ端末32が入手した他店の販売価格を店舗コンピュータ36へ送信し、店舗が自店舗の販売価格を参考にすることも応用範囲の一例としてあげられる。また、販売価格収集サーバ3Aが他店の販売価格を回答する際に、消費者の店舗での販売価格より高い店舗の情報を排除し(図の例では、店舗3を排除)、回答するという応用も想定される。
【0034】
次に、本構成において、消費者が牛乳Aの他店の販売価格を入手する第2の実施形態について図5を用いて説明する。本実施形態では、牛乳Aの販売価格だけでなく、他種の牛乳の販売価格も入手する。
【0035】
消費者が、消費者コンピュータ端末32のリーダ33を利用して、牛乳Aのタグ30から牛乳Aの商品識別子31を読み取ると(1)、消費者コンピュータ端末32は、無線LAN34を利用して商品識別子31を店舗コンピュータ36に送信し、店舗1の店舗識別子37及び牛乳Aの販売価格の取得を要求する(2)。店舗コンピュータ36は、受信した商品識別子31に対応する販売価格と店舗識別子37とを商品データベース38から取得し、消費者コンピュータ端末32に送信する(3)。牛乳Aの販売価格と店舗識別子37を受け取った消費者コンピュータ端末Aは、それらと商品識別子31とを、無線LAN34を利用して販売価格収集サーバ3Aに送信し、牛乳Aの他店での販売価格の提供を要求する(4)。続いて、販売価格収集サーバ3Aは、受信した情報(牛乳Aの店舗1の販売価格が198円)を販売価格データベース3Bに格納するとともに、販売価格データベース3Bから牛乳Aと他の牛乳(本例では、牛乳Bのみ)に対する他店の販売価格の一覧を取得し、消費者コンピュータ端末32へ送信する(5)。消費者コンピュータ端末32は、受信した他店の販売価格の一覧を消費者に表示する。
【0036】
第2の実施形態においては、類似品をどのように判別するかは、例えば、牛乳という食品種別が分かる場合等、商品識別子の構成により自動化できる場合もあれば、あらかじめ販売価格収集サーバ3Aにおいて、類似品の関連を指定しておく方法がある。また、類似製品も回答候補に入れるか否かを消費者が選択し、それを販売価格収集サーバに通知することによって、類似製品の回答有無を制御することも想定される。
【0037】
次に、本構成において、消費者が牛乳Aの他店の販売価格を入手する第3の実施形態について図6を用いて説明する。本実施形態では、他店の販売価格を入手するにあたって、他店との距離を勘案する。
【0038】
消費者が、消費者コンピュータ端末32のリーダ33を利用して、牛乳Aのタグ30から牛乳Aの商品識別子31を読み取ると(1)、消費者コンピュータ端末32は、無線LAN34を利用して商品識別子31を店舗コンピュータ36に送信し、店舗1の店舗識別子37及び牛乳Aの販売価格の取得を要求する(2)。店舗コンピュータ36は、受信した商品識別子31に対応する販売価格と店舗識別子37とを商品データベース38から取得し、消費者コンピュータ端末32に送信する(3)。牛乳Aの販売価格と店舗識別子37を受け取った消費者コンピュータ端末Aは、それらと商品識別子31とを、無線LAN34を利用して販売価格収集サーバ3Aに送信し、牛乳Aの他店での販売価格の提供を要求する(4)。続いて、販売価格収集サーバ3Aは、受信した情報(牛乳Aの店舗1の販売価格が198円)を販売価格データベース3Bに格納するとともに、販売価格データベース3Bから牛乳Aに対する他店の販売価格の一覧を取得する。さらに店舗地図データベースを用いて、例えば、横須賀市内の店舗から情報の取得を要求しているのであれば、逗子市、品川のような市外、県外の店舗3,4の情報を省き、横須賀市の店舗1、2のような同一市内の店舗の情報のみを選択し、一覧の列挙数を減じた状態で消費者コンピュータ端末32へ送信する(5)。また、横須賀市内の店舗1から情報の取得を要求するにあたり、販売価格データベース3Bは、他店の販売価格の一覧の順序を、横須賀市店舗2、逗子市店舗3、品川店舗4のように、店舗1からの距離に応じて変更することもできる。消費者コンピュータ端末32は、受信した他店の販売価格の一覧を消費者に表示する。
【0039】
例では販売価格収集サーバ3Bにおいて、他店の販売価格の一覧を処理しているが、消費者のコンピュータ端末32において価格表示を行う際に、同様のことを行うこともできる。
【0040】
第3の実施形態において、同一市内の店舗のみの情報について回答する方法を紹介しているが、実際の物理的な距離を考慮する方法、また、移動時間を考慮する方法等も想定できる。また、消費者に回答方法を選択させる方法、あるいは、商品の種類によって、販売価格収集サーバ3Aが自動的に選択する方法、例えば、食料品や日用品などの小額品の場合、同一市内あるいは同一町内に限定する等の方法も想定できる。
【0041】
最後に、本構成において、消費者が牛乳Aの他店の販売価格を入手する第4の実施形態について図7を用いて説明する。本実施形態では、販売価格データベース28に販売価格を格納する際に、販売価格収集サーバ25がその販売価格の信憑性を検証する。
【0042】
消費者が、消費者コンピュータ端末32のリーダ33を利用して、牛乳Aのタグ30から牛乳Aの商品識別子31を読み取ると(1)、消費者コンピュータ端末32は、無線LAN34を利用して商品識別子31を店舗コンピュータ36に送信し、店舗1の店舗識別子37及び牛乳Aの販売価格の取得を要求する(2)。店舗コンピュータ36は、商品識別子31と、商品識別子31に対応する販売価格と、店舗識別子37と、商品識別子31と販売価格と店舗識別子37とが店舗1の秘密鍵により署名された(暗号化された)デジタル署名を商品データベース38から取得し、消費者コンピュータ端末32に送信する(3)。牛乳Aの販売価格と店舗識別子37を受け取った消費者コンピュータ端末Aは、それらと商品識別子31とデジタル署名とを、無線LAN34を利用して販売価格収集サーバ3Aに送信し、牛乳Aの他店での販売価格の提供を要求する(4)。続いて、販売価格収集サーバ3Aは、店舗1の公開鍵を用いてデジタル署名を複合し、受信した商品識別子31、店舗識別子37、牛乳Aの販売価格と一致することを確かめ、正当な情報であると確認できた場合に、受信した情報を販売価格データベース3Bに格納するとともに、販売価格データベース3Bから牛乳Aに対する他店の販売価格の一覧を取得し、消費者コンピュータ端末32へ送信する(5)。消費者コンピュータ端末32は、受信した他店の販売価格の一覧を消費者に表示する。
【0043】
ここで、デジタル署名するにあたり、商品識別子31、店舗識別子37、販売価格の全てを暗号化しているが、情報の正当性を確認できる最低限のもので足り、これら全てを暗号化する必要はない。
【0044】
実施形態1〜4を組み合わせて実施することが可能であることは言うまでもない。
【0045】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明により、これまで価格比較サイトなどでは取り扱えなかった食料品や日用品等、様々な商品を扱うことができ、さらにサイトへ販売価格を提供しない店舗の情報をも扱えるようになるため、消費者は様々な商品に対するより多くの店舗の販売価格を入手でき、また、店舗は折り込み広告等を行わなくても消費者に価格情報を効率的に通知でき、商品販売の機会を増やすことができるようになる。さらに、販売価格収集サーバ運営者は、消費者あるいは店舗からの利用手数料、あるいは、広告手数料などの収益を生み出すことができ、さらにこうした価格データの集計結果をマーケティング情報として収益を得ることも可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の販売価格収集システムを示す図
【図2】本発明のシステムにおける機能を示すブロック図
【図3】本発明のシステムを含む全システム構成を示す図
【図4】第1の実施形態の処理手順を示すシーケンス図
【図5】第2の実施形態の処理手順を示すシーケンス図
【図6】第3の実施形態の処理手順を示すシーケンス図
【図7】第4の実施形態の処理手順を示すシーケンス図
【符号の説明】
10…価格情報提供サイト、11…価格情報DB、20、32…消費者のコンピュータ端末、21…商品価格入力手段、22…商品価格送信手段、23…他店価格受信手段、24…他店価格表示手段、25…販売価格収集サーバ、26…商品価格受信手段、27…商品価格格納手段、28、3B…販売価格DB、29…他店価格抽出手段、2A…他店価格送信手段、30…無線タグ/バーコード、31…商品識別子、33…リーダ、34…無線LAN、35…店舗内NW、36…店舗コンピュータ、37…店舗識別子、38…商品DB、39…インターネット、3A…販売価格収集サーバ。
【発明の属する技術分野】
本発明は、消費者が他店の商品価格を入手するためのシステム及び方法等に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
各店舗は、自店舗の商品販売価格を、チラシや、雑誌、ホームページを利用して広告しており、消費者が最低価格などの情報を得るためには、様々な店舗の販売価格情報を収集する必要があった。
【0003】
こうした問題を解決するために、価格情報提供サイトでは、複数店舗の価格情報を収集し、価格比較結果をインターネットを利用して消費者に提供している。(例えば、特許文献1参照)
価格情報提供サイトにおける従来の方法を、図1を用いて説明する。価格情報を提供する店舗1,2,…,Nは、自店舗の商品Aの商品販売価格1,2,…,Nを価格情報提供サイト10へ送信し、価格情報提供サイト10は、価格情報データベース11へ商品識別子と店舗識別子と販売価格を格納し、消費者1,2,…,Mから商品Aの販売価格の提供依頼があった場合に、価格情報データベース11から、商品Aに対する店舗識別子と販売価格とからなる価格一覧を取得し消費者へ提供する。(例えば、特許文献2参照)
【0004】
【特許文献1】
特開2001−325532号公報
【0005】
【特許文献2】
特開2002−189929号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、こうした価格情報提供サイトでは、コンピュータや家電など対象となる商品が限定されており、情報提供店舗以外の販売価格を入手できないといった問題があった。
【0007】
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、消費者が他店の販売価格情報の入手と引き換えに、自身がいる店舗の販売価格情報を提供することにより、これまで価格比較が困難であった食料品、日用品などを含むより多くの商品、及び、自ら販売価格を提供しない店舗を含むより多くの店舗の情報を消費者にフィードバックさせるシステム、方法等を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明では前記目的を達成するため、図2に示すように、商品価格入力手段21、商品価格送信手段22、他店価格受信手段23、他店価格表示手段24を有する消費者のコンピュータ端末20と、商品価格受信手段26、商品価格格納手段27、他店価格抽出手段29、他店価格送信手段2Aを有する販売価格収集サーバ25と販売価格データベース28とを設けた。
【0009】
請求項1では、同一商品の他店における販売価格を消費者に提供する販売価格収集システムであって、各店舗における商品の価格を収集する販売価格収集サーバと、消費者のコンピュータ端末と、各店舗における商品の販売価格を蓄積する販売価格データベースとを有し、前記販売価格収集サーバは、消費者のコンピュータ端末から、商品の種類を識別するための商品識別子と、商品の販売価格と、店舗を識別するための店舗識別子とを受信する商品価格受信手段と、前記商品価格受信手段から受け取った商品識別子と、販売価格と、店舗識別子とを前記販売価格データベースへ格納する商品価格格納手段と、消費者から指定された商品識別子に対応する他店の店舗識別子と、販売価格の一覧とを、販売価格データベースから取得する他店価格抽出手段と、前記他店価格抽出手段から受け取った店舗識別子と、販売価格の一覧を消費者のコンピュータ端末に送信する他店価格送信手段とを有し、前記消費者のコンピュータ端末は、商品の種類を識別する商品識別子と、商品の販売価格と、店舗を識別するための店舗識別子とを取り込む商品価格入力手段と、前記商品価格入力手段から受け取った商品識別子と、販売価格と、店舗識別子とを前記販売価格収集サーバへ送信する商品価格送信手段と、前記販売価格収集サーバから、他店の店舗識別子と、販売価格の一覧を受信する他店価格受信手段と、前記他店価格受信手段から受け取った店舗識別子と、販売価格の一覧を消費者に表示する他店価格表示手段とを含む消費者のコンピュータ端末とを有することを特徴とする販売価格収集システムをもって解決手段とする。
【0010】
請求項1の発明によれば、商品識別子、商品の販売価格、店舗識別子を消費者のコンピュータ端末24から販売価格収集サーバ25に送信することにより、販売価格データベース28に送信元店舗の商品の販売価格を登録することと引き換えに、他店の販売価格を販売価格収集サーバ25から受け取り参照することができる。そして、これまで価格比較が困難であった食料品、日用品などを含むより多くの商品、及び、自ら販売価格を提供しない店舗を含むより多くの情報を消費者に提供することが可能になる。
【0011】
請求項2では、前記販売価格データベース28は、消費者のコンピュータ端末20から受信した商品識別子と同一の商品だけでなく、類似商品の他店の販売価格も格納し、前記他店価格抽出手段29は該類似商品の他店の販売価格を前記販売価格データベース28から抽出し、前記他店価格送信手段2Aは、該類似商品の他店の販売価格を消費者のコンピュータ端末20へ送信することを特徴とする請求項1記載の販売価格収集システムをもって解決手段とする。
【0012】
請求項2の発明によれば、販売価格データベース28に送信元店舗の商品の販売価格を登録することと引き換えに、他店の同一商品の販売価格だけでなく、類似商品の販売価格をも販売価格収集サーバ25から受け取り参照することができる。
【0013】
請求項3では、前記他店価格送信手段2Aは、消費者のいる店舗と他店との距離情報を基に、消費者のコンピュータ端末20に送信する他店販売価格の一覧の順序あるいは列挙数を変更することを特徴とする請求項1あるいは2何れか1項記載の販売価格収集システムをもって解決手段とする。
【0014】
請求項3の発明によれば、他店との距離により販売価格の一覧が変更されるので、自身がいる店舗と他店の販売価格を比較し、また、他店との距離を考えることで、今いる店舗で商品を買うか、近くにある他店でその商品を買うかを判断することができる。
【0015】
請求項4では、前記他店価格表示手段24は、消費者のいる店舗と他店との距離情報を基に、販売価格収集サーバ25から受信した他店の販売価格の表示順序あるいは表示数を変更することを特徴とする請求項1あるいは2何れか1項記載の販売価格収集システムをもって解決手段とする。
【0016】
請求項4の発明によれば、他店との距離により販売価格の一覧が変更されるので、自身がいる店舗と他店の販売価格を比較し、また、他店との距離を考えることで、今いる店舗で商品を買うか、近くにある他店でその商品を買うかを判断することができる。
【0017】
請求項5では、前記商品価格入力手段21は、秘密鍵で署名されたデジタル署名を取り込み、前記商品価格送信手段22は、該デジタル署名を前記販売価格収集サーバ25へ送信し、前記商品価格格納手段27は、前記商品価格受信手段26が受信した前記デジタル署名により、商品識別子、販売価格、店舗識別子の信憑性を検証し正当な情報であると確認できた場合に、それらを販売価格データベース28に格納することを特徴とする請求項1乃至4何れか1項記載の販売価格収集システムをもって解決手段とする。
【0018】
請求項5の発明によれば、販売価格データベース28には、正当な販売価格の情報のみが格納されるので、今いる店舗と他店の販売価格を比較して、他店の方が安かったので行ってみたが、その情報が偽りであったということを回避することができる。
【0019】
請求項6では、同一商品の他店販売価格を消費者に提供する販売価格収集方法であって、消費者がコンピュータ端末を利用して、商品の種類を識別するための商品識別子と、商品の販売価格と、店舗を識別するための店舗識別子とを取り込み、消費者のコンピュータ端末が、商品識別子、販売価格、店舗識別子を販売価格収集サーバへ送信し、販売価格収集サーバが、消費者のコンピュータ端末から送信された商品識別子、販売価格、店舗識別子を受信し、受信した商品識別子、販売価格、店舗識別子を販売価格データベースに格納し、受信した商品識別子と同一の識別子を持つ商品を販売している店舗識別子とその店舗での販売価格とからなる他店販売価格の一覧を販売価格データベースから抽出し、抽出された、前記店舗識別子とその店舗での販売価格とからなる他店販売価格の一覧を、消費者のコンピュータ端末に送信し、消費者のコンピュータ端末が、販売価格収集サーバから送信された店舗識別子とその店舗での販売価格とからなる他店販売価格の一覧を受信し、受信した他店販売価格の一覧を表示することを特徴とする販売価格収集方法をもって解決手段とする。
【0020】
請求項6の発明によれば、商品識別子、商品の販売価格、店舗識別子を消費者のコンピュータ端末24から販売価格収集サーバ25に送信することにより、販売価格データベース28に送信元店舗の商品の販売価格を登録することと引き換えに、他店の販売価格を販売価格収集サーバ25から受け取り参照することができる。そして、これまで価格比較が困難であった食料品、日用品などを含むより多くの商品、及び、自ら販売価格を提供しない店舗を含むより多くの情報を消費者に提供することが可能になる。
【0021】
請求項7では、販売価格収集サーバは、受信した商品識別子と同一の商品だけでなく、類似商品の他店販売価格を合わせて消費者のコンピュータ端末に送信することを特徴とする請求項6記載の販売価格収集方法をもって解決手段とする。
【0022】
請求項7の発明によれば、販売価格データベース28に送信元店舗の商品の販売価格を登録することと引き換えに、他店の同一商品の販売価格だけでなく、類似商品の販売価格をも販売価格収集サーバ25から受け取り参照することができる。
【0023】
請求項8では、販売価格収集サーバは、消費者のいる店舗と他店との距離情報を基に、消費者のコンピュータ端末に送信する他店販売価格の一覧の順序あるいは列挙数を変更することを特徴とする請求項6及び7何れか1項記載の販売価格収集方法をもって解決手段とする。
【0024】
請求項8の発明によれば、他店との距離により販売価格の一覧が変更されるので、自身がいる店舗と他店の販売価格を比較し、また、他店との距離を考えることで、今いる店舗で商品を買うか、近くにある他店でその商品を買うかを判断することができる。
【0025】
請求項9では、消費者のコンピュータ端末は、消費者のいる店舗と他店との距離情報を基に、販売価格収集サーバから受信した他店の販売価格の表示順序あるいは表示数を変更することを特徴とする請求項6及び7何れか1項記載の販売価格収集方法をもって解決手段とする。
【0026】
請求項9の発明によれば、他店との距離により販売価格の一覧が変更されるので、自身がいる店舗と他店の販売価格を比較し、また、他店との距離を考えることで、今いる店舗で商品を買うか、近くにある他店でその商品を買うかを判断することができる。
【0027】
請求項10では、商品識別子と、販売価格と、店舗識別子とからなる情報に対して、事前にデジタル署名を行い、消費者がコンピュータ端末を利用してデジタル署名を読み取り、販売価格収集サーバへ送信し、販売価格収集サーバが該デジタル署名を受信し、該デジタル署名を基に、共に受信した商品識別子、販売価格、店舗識別子の信憑性を検証し、正当な情報であると確認できた場合に、それらを販売価格データベースに格納することを特徴とする請求項6乃至9何れか1項記載の販売価格収集方法をもって解決手段とする。
【0028】
請求項10の発明によれば、販売価格データベース28には、正当な販売価格の情報のみが格納されるので、今いる店舗と他店の販売価格を比較して、他店の方が安かったので行ってみたが、その情報が偽りであったということを回避することができる。
【0029】
【発明の実施の形態】
図3は、本発明を利用したシステムの全体構成を示している。ここでは、スーパーマーケットでの牛乳の価格比較の実施例を示している。
【0030】
店舗1は、商品識別子31を含む無線タグ/バーコード30(以下、タグ30と呼称)を有する牛乳Aを売っており、消費者はタグ30を読み取るリーダ33と、無線LAN機能34を備えた消費者コンピュータ端末32を利用して買い物をする。無線LAN34は、店舗内ネットワーク35とインターネット39とに接続され、店舗内ネットワーク35は、店舗識別子37と商品の販売価格を格納する店舗コンピュータ36に接続している。店舗コンピュータ36は商品データベース38に接続していて、店舗内ネットワーク35を介して、店舗識別子37と商品の販売価格が消費者コンピュータ端末32へ送信される。インターネット39は、販売価格データベース3Bに接続した販売価格収集サーバ3Aに接続していて、消費者コンピュータ端末32は、他店舗の牛乳Aの販売価格をインターネット39を介して知ることができる。
【0031】
まず、本構成において、消費者が牛乳Aの他店の販売価格を入手する第1の実施形態について図4を用いて説明する。
【0032】
消費者が、消費者コンピュータ端末32のリーダ33を利用して、牛乳Aのタグ30から牛乳Aの商品識別子31を読み取ると(1)、消費者コンピュータ端末32は、無線LAN34を利用して商品識別子31を店舗コンピュータ36に送信し、店舗1の店舗識別子37及び牛乳Aの販売価格の取得を要求する(2)。店舗コンピュータ36は、受信した商品識別子31に対応する販売価格と店舗識別子37とを商品データベース38から取得し、消費者コンピュータ端末32に送信する(3)。牛乳Aの販売価格と店舗識別子37を受け取った消費者コンピュータ端末Aは、それらと商品識別子31とを、無線LAN34を利用して販売価格収集サーバ3Aに送信し、牛乳Aの他店での販売価格の提供を要求する(4)。続いて、販売価格収集サーバ3Aは、受信した情報(牛乳Aの店舗1の販売価格が198円)を販売価格データベース3Bに格納するとともに、販売価格データベース3Bから牛乳Aに対する他店の販売価格の一覧(店舗2,3の情報)を取得し、消費者コンピュータ端末32へ送信する(5)。消費者コンピュータ端末32は、受信した他店の販売価格の一覧を消費者に表示する。
【0033】
本実施例においては、商品データベース38に格納された商品の販売価格及び店舗識別子37を、店舗コンピュータ36より取得する例を示しているが、タグ30自体にそれらの情報を格納しておく方法も想定される。また、価格情報などのタグ30等から自動に読み取ることができない場合においては、手入力による方法も考えられる。店舗識別子37を毎回取得するのではなく、入店時に一度だけ取得することも同様である。また、消費者コンピュータ端末32が入手した他店の販売価格を店舗コンピュータ36へ送信し、店舗が自店舗の販売価格を参考にすることも応用範囲の一例としてあげられる。また、販売価格収集サーバ3Aが他店の販売価格を回答する際に、消費者の店舗での販売価格より高い店舗の情報を排除し(図の例では、店舗3を排除)、回答するという応用も想定される。
【0034】
次に、本構成において、消費者が牛乳Aの他店の販売価格を入手する第2の実施形態について図5を用いて説明する。本実施形態では、牛乳Aの販売価格だけでなく、他種の牛乳の販売価格も入手する。
【0035】
消費者が、消費者コンピュータ端末32のリーダ33を利用して、牛乳Aのタグ30から牛乳Aの商品識別子31を読み取ると(1)、消費者コンピュータ端末32は、無線LAN34を利用して商品識別子31を店舗コンピュータ36に送信し、店舗1の店舗識別子37及び牛乳Aの販売価格の取得を要求する(2)。店舗コンピュータ36は、受信した商品識別子31に対応する販売価格と店舗識別子37とを商品データベース38から取得し、消費者コンピュータ端末32に送信する(3)。牛乳Aの販売価格と店舗識別子37を受け取った消費者コンピュータ端末Aは、それらと商品識別子31とを、無線LAN34を利用して販売価格収集サーバ3Aに送信し、牛乳Aの他店での販売価格の提供を要求する(4)。続いて、販売価格収集サーバ3Aは、受信した情報(牛乳Aの店舗1の販売価格が198円)を販売価格データベース3Bに格納するとともに、販売価格データベース3Bから牛乳Aと他の牛乳(本例では、牛乳Bのみ)に対する他店の販売価格の一覧を取得し、消費者コンピュータ端末32へ送信する(5)。消費者コンピュータ端末32は、受信した他店の販売価格の一覧を消費者に表示する。
【0036】
第2の実施形態においては、類似品をどのように判別するかは、例えば、牛乳という食品種別が分かる場合等、商品識別子の構成により自動化できる場合もあれば、あらかじめ販売価格収集サーバ3Aにおいて、類似品の関連を指定しておく方法がある。また、類似製品も回答候補に入れるか否かを消費者が選択し、それを販売価格収集サーバに通知することによって、類似製品の回答有無を制御することも想定される。
【0037】
次に、本構成において、消費者が牛乳Aの他店の販売価格を入手する第3の実施形態について図6を用いて説明する。本実施形態では、他店の販売価格を入手するにあたって、他店との距離を勘案する。
【0038】
消費者が、消費者コンピュータ端末32のリーダ33を利用して、牛乳Aのタグ30から牛乳Aの商品識別子31を読み取ると(1)、消費者コンピュータ端末32は、無線LAN34を利用して商品識別子31を店舗コンピュータ36に送信し、店舗1の店舗識別子37及び牛乳Aの販売価格の取得を要求する(2)。店舗コンピュータ36は、受信した商品識別子31に対応する販売価格と店舗識別子37とを商品データベース38から取得し、消費者コンピュータ端末32に送信する(3)。牛乳Aの販売価格と店舗識別子37を受け取った消費者コンピュータ端末Aは、それらと商品識別子31とを、無線LAN34を利用して販売価格収集サーバ3Aに送信し、牛乳Aの他店での販売価格の提供を要求する(4)。続いて、販売価格収集サーバ3Aは、受信した情報(牛乳Aの店舗1の販売価格が198円)を販売価格データベース3Bに格納するとともに、販売価格データベース3Bから牛乳Aに対する他店の販売価格の一覧を取得する。さらに店舗地図データベースを用いて、例えば、横須賀市内の店舗から情報の取得を要求しているのであれば、逗子市、品川のような市外、県外の店舗3,4の情報を省き、横須賀市の店舗1、2のような同一市内の店舗の情報のみを選択し、一覧の列挙数を減じた状態で消費者コンピュータ端末32へ送信する(5)。また、横須賀市内の店舗1から情報の取得を要求するにあたり、販売価格データベース3Bは、他店の販売価格の一覧の順序を、横須賀市店舗2、逗子市店舗3、品川店舗4のように、店舗1からの距離に応じて変更することもできる。消費者コンピュータ端末32は、受信した他店の販売価格の一覧を消費者に表示する。
【0039】
例では販売価格収集サーバ3Bにおいて、他店の販売価格の一覧を処理しているが、消費者のコンピュータ端末32において価格表示を行う際に、同様のことを行うこともできる。
【0040】
第3の実施形態において、同一市内の店舗のみの情報について回答する方法を紹介しているが、実際の物理的な距離を考慮する方法、また、移動時間を考慮する方法等も想定できる。また、消費者に回答方法を選択させる方法、あるいは、商品の種類によって、販売価格収集サーバ3Aが自動的に選択する方法、例えば、食料品や日用品などの小額品の場合、同一市内あるいは同一町内に限定する等の方法も想定できる。
【0041】
最後に、本構成において、消費者が牛乳Aの他店の販売価格を入手する第4の実施形態について図7を用いて説明する。本実施形態では、販売価格データベース28に販売価格を格納する際に、販売価格収集サーバ25がその販売価格の信憑性を検証する。
【0042】
消費者が、消費者コンピュータ端末32のリーダ33を利用して、牛乳Aのタグ30から牛乳Aの商品識別子31を読み取ると(1)、消費者コンピュータ端末32は、無線LAN34を利用して商品識別子31を店舗コンピュータ36に送信し、店舗1の店舗識別子37及び牛乳Aの販売価格の取得を要求する(2)。店舗コンピュータ36は、商品識別子31と、商品識別子31に対応する販売価格と、店舗識別子37と、商品識別子31と販売価格と店舗識別子37とが店舗1の秘密鍵により署名された(暗号化された)デジタル署名を商品データベース38から取得し、消費者コンピュータ端末32に送信する(3)。牛乳Aの販売価格と店舗識別子37を受け取った消費者コンピュータ端末Aは、それらと商品識別子31とデジタル署名とを、無線LAN34を利用して販売価格収集サーバ3Aに送信し、牛乳Aの他店での販売価格の提供を要求する(4)。続いて、販売価格収集サーバ3Aは、店舗1の公開鍵を用いてデジタル署名を複合し、受信した商品識別子31、店舗識別子37、牛乳Aの販売価格と一致することを確かめ、正当な情報であると確認できた場合に、受信した情報を販売価格データベース3Bに格納するとともに、販売価格データベース3Bから牛乳Aに対する他店の販売価格の一覧を取得し、消費者コンピュータ端末32へ送信する(5)。消費者コンピュータ端末32は、受信した他店の販売価格の一覧を消費者に表示する。
【0043】
ここで、デジタル署名するにあたり、商品識別子31、店舗識別子37、販売価格の全てを暗号化しているが、情報の正当性を確認できる最低限のもので足り、これら全てを暗号化する必要はない。
【0044】
実施形態1〜4を組み合わせて実施することが可能であることは言うまでもない。
【0045】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明により、これまで価格比較サイトなどでは取り扱えなかった食料品や日用品等、様々な商品を扱うことができ、さらにサイトへ販売価格を提供しない店舗の情報をも扱えるようになるため、消費者は様々な商品に対するより多くの店舗の販売価格を入手でき、また、店舗は折り込み広告等を行わなくても消費者に価格情報を効率的に通知でき、商品販売の機会を増やすことができるようになる。さらに、販売価格収集サーバ運営者は、消費者あるいは店舗からの利用手数料、あるいは、広告手数料などの収益を生み出すことができ、さらにこうした価格データの集計結果をマーケティング情報として収益を得ることも可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の販売価格収集システムを示す図
【図2】本発明のシステムにおける機能を示すブロック図
【図3】本発明のシステムを含む全システム構成を示す図
【図4】第1の実施形態の処理手順を示すシーケンス図
【図5】第2の実施形態の処理手順を示すシーケンス図
【図6】第3の実施形態の処理手順を示すシーケンス図
【図7】第4の実施形態の処理手順を示すシーケンス図
【符号の説明】
10…価格情報提供サイト、11…価格情報DB、20、32…消費者のコンピュータ端末、21…商品価格入力手段、22…商品価格送信手段、23…他店価格受信手段、24…他店価格表示手段、25…販売価格収集サーバ、26…商品価格受信手段、27…商品価格格納手段、28、3B…販売価格DB、29…他店価格抽出手段、2A…他店価格送信手段、30…無線タグ/バーコード、31…商品識別子、33…リーダ、34…無線LAN、35…店舗内NW、36…店舗コンピュータ、37…店舗識別子、38…商品DB、39…インターネット、3A…販売価格収集サーバ。
Claims (16)
- 同一商品の他店における販売価格を消費者に提供する販売価格収集システムであって、
各店舗における商品の価格を収集する販売価格収集サーバと、消費者のコンピュータ端末と、各店舗における商品の販売価格を蓄積する販売価格データベースとを有し、
前記販売価格収集サーバは、消費者のコンピュータ端末から、商品の種類を識別するための商品識別子と、商品の販売価格と、店舗を識別するための店舗識別子とを受信する商品価格受信手段と、前記商品価格受信手段から受け取った商品識別子と、販売価格と、店舗識別子とを前記販売価格データベースへ格納する商品価格格納手段と、消費者から指定された商品識別子に対応する他店の店舗識別子と、販売価格の一覧とを、販売価格データベースから取得する他店価格抽出手段と、前記他店価格抽出手段から受け取った店舗識別子と、販売価格の一覧を消費者のコンピュータ端末に送信する他店価格送信手段とを有し、
前記消費者のコンピュータ端末は、商品の種類を識別する商品識別子と、商品の販売価格と、店舗を識別するための店舗識別子とを取り込む商品価格入力手段と、前記商品価格入力手段から受け取った商品識別子と、販売価格と、店舗識別子とを前記販売価格収集サーバへ送信する商品価格送信手段と、前記販売価格収集サーバから、他店の店舗識別子と、販売価格の一覧を受信する他店価格受信手段と、前記他店価格受信手段から受け取った店舗識別子と、販売価格の一覧を消費者に表示する他店価格表示手段とを含む消費者のコンピュータ端末とを有すること
を特徴とする販売価格収集システム。 - 前記販売価格データベースは、消費者のコンピュータ端末から受信した商品識別子と同一の商品だけでなく、類似商品の他店の販売価格も格納し、前記他店価格抽出手段は該類似商品の他店の販売価格を前記販売価格データベースから抽出し、前記他店価格送信手段は、該類似商品の他店の販売価格を消費者のコンピュータ端末へ送信すること
を特徴とする請求項1記載の販売価格収集システム。 - 前記他店価格送信手段は、消費者のいる店舗と他店との距離情報を基に、消費者のコンピュータ端末に送信する他店販売価格の一覧の順序あるいは列挙数を変更すること
を特徴とする請求項1あるいは2何れか1項記載の販売価格収集システム。 - 前記他店価格表示手段は、消費者のいる店舗と他店との距離情報を基に、販売価格収集サーバから受信した他店の販売価格の表示順序あるいは表示数を変更すること
を特徴とする請求項1あるいは2何れか1項記載の販売価格収集システム。 - 前記商品価格入力手段は、秘密鍵で署名されたデジタル署名を取り込み、前記商品価格送信手段は、該デジタル署名を前記販売価格収集サーバへ送信し、前記商品価格格納手段は、前記商品価格受信手段が受信した前記デジタル署名により、商品識別子、販売価格、店舗識別子の信憑性を検証し正当な情報であると確認できた場合に、それらを販売価格データベースに格納する
ことを特徴とする請求項1乃至4何れか1項記載の販売価格収集システム。 - 同一商品の他店販売価格を消費者に提供する販売価格収集方法であって、
消費者がコンピュータ端末を利用して、商品の種類を識別するための商品識別子と、商品の販売価格と、店舗を識別するための店舗識別子とを取り込み、
消費者のコンピュータ端末が、商品識別子、販売価格、店舗識別子を販売価格収集サーバへ送信し、
販売価格収集サーバが、消費者のコンピュータ端末から送信された商品識別子、販売価格、店舗識別子を受信し、
受信した商品識別子、販売価格、店舗識別子を販売価格データベースに格納し、
受信した商品識別子と同一の識別子を持つ商品を販売している店舗識別子とその店舗での販売価格とからなる他店販売価格の一覧を販売価格データベースから抽出し、
抽出された、前記店舗識別子とその店舗での販売価格とからなる他店販売価格の一覧を、消費者のコンピュータ端末に送信し、
消費者のコンピュータ端末が、販売価格収集サーバから送信された店舗識別子とその店舗での販売価格とからなる他店販売価格の一覧を受信し、
受信した他店販売価格の一覧を表示する
ことを特徴とする販売価格収集方法。 - 販売価格収集サーバは、受信した商品識別子と同一の商品だけでなく、類似商品の他店販売価格を合わせて消費者のコンピュータ端末に送信する
ことを特徴とする請求項6記載の販売価格収集方法。 - 販売価格収集サーバは、消費者のいる店舗と他店との距離情報を基に、消費者のコンピュータ端末に送信する他店販売価格の一覧の順序あるいは列挙数を変更すること
を特徴とする請求項6及び7何れか1項記載の販売価格収集方法。 - 消費者のコンピュータ端末は、消費者のいる店舗と他店との距離情報を基に、販売価格収集サーバから受信した他店の販売価格の表示順序あるいは表示数を変更すること
を特徴とする請求項6及び7何れか1項記載の販売価格収集方法。 - 商品識別子と、販売価格と、店舗識別子とからなる情報に対して、事前にデジタル署名を行い、消費者がコンピュータ端末を利用してデジタル署名を取り込み、販売価格収集サーバへ送信し、販売価格収集サーバが該デジタル署名を受信し、該デジタル署名を基に、共に受信した商品識別子、販売価格、店舗識別子の信憑性を検証し、正当な情報であると確認できた場合に、それらを販売価格データベースに格納すること
を特徴とする請求項6乃至9何れか1項記載の販売価格収集方法。 - 消費者のコンピュータ端末により、商品の種類を識別するための商品識別子と、商品の販売価格と、店舗を識別するための店舗識別子とが取り込まれると、
消費者のコンピュータ端末が、商品識別子、販売価格、店舗識別子を販売価格収集サーバへ送信し、
販売価格収集サーバが、消費者のコンピュータ端末から送信された商品識別子、販売価格、店舗識別子を受信し、
受信した商品識別子、販売価格、店舗識別子を販売価格データベースに格納し、
受信した商品識別子と同一の識別子を持つ商品を販売している店舗識別子とその店舗での販売価格とからなる他店販売価格の一覧を販売価格データベースから抽出し、
抽出された、前記店舗識別子とその店舗での販売価格とからなる他店販売価格の一覧を、消費者のコンピュータ端末に送信し、
消費者のコンピュータ端末が、販売価格収集サーバから送信された店舗識別子とその店舗での販売価格とからなる他店販売価格の一覧を受信し、
受信した他店販売価格の一覧を表示する
ことを特徴とする販売価格収集プログラム。 - 販売価格収集サーバは、受信した商品識別子と同一の商品だけでなく、類似商品の他店販売価格を合わせて消費者のコンピュータ端末に送信する
ことを特徴とする請求項11記載の販売価格収集プログラム。 - 販売価格収集サーバは、消費者のいる店舗と他店との距離情報を基に、消費者のコンピュータ端末に送信する他店販売価格の一覧の順序あるいは列挙数を変更すること
を特徴とする請求項11及び12何れか1項記載の販売価格収集プログラム。 - 消費者のコンピュータ端末は、消費者のいる店舗と他店との距離情報を基に、販売価格収集サーバから受信した他店の販売価格の表示順序あるいは表示数を変更すること
を特徴とする請求項11及び12何れか1項記載の販売価格収集プログラム。 - 商品識別子と、販売価格と、店舗識別子とからなる情報に対して、店舗が事前に行ったデジタル署名の署名データを、消費者がコンピュータ端末を利用して読み取ると、消費者のコンピュータ端末は、該デジタル署名を販売価格収集サーバへ送信し、販売価格収集サーバが該デジタル署名を受信し、該デジタル署名を基に、共に受信した商品識別子、販売価格、店舗識別子の信憑性を検証し、正当な情報であると確認できた場合に、それらを販売価格データベースに格納すること
を特徴とする請求項11乃至14何れか1項記載の販売価格収集プログラム。 - 請求項11乃至15何れか1項記載のプログラムを記録したプログラム記憶媒体。
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