JP2004132808A - 電装部品検査方法及びその装置 - Google Patents

電装部品検査方法及びその装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2004132808A
JP2004132808A JP2002297062A JP2002297062A JP2004132808A JP 2004132808 A JP2004132808 A JP 2004132808A JP 2002297062 A JP2002297062 A JP 2002297062A JP 2002297062 A JP2002297062 A JP 2002297062A JP 2004132808 A JP2004132808 A JP 2004132808A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrical component
component
inspection
assembling
assembled
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002297062A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4284962B2 (ja
Inventor
Tomohiro Yamazaki
山崎 知広
Masamitsu Nishiyama
西山 政充
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP2002297062A priority Critical patent/JP4284962B2/ja
Publication of JP2004132808A publication Critical patent/JP2004132808A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4284962B2 publication Critical patent/JP4284962B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Automobile Manufacture Line, Endless Track Vehicle, Trailer (AREA)

Abstract

【課題】車両に取り付けられた電装部品の改修作業を容易化する。
【解決手段】車両に組み付けられた電装部品の適合性と作動性を検査する電装部品検査方法であり、電装部品組み付け工程K1において前記車両に前記電装部品を組み付け、前記組み付けが終了した後前記車両を前記電装部品組み付け工程K1から次工程K2に移動させる前に組み付けの終了を報知し、前記報知を受けて前記車両を移動させる前に前記電装部品の適合性と作動性を検査する。
【選択図】      図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両に取り付けた電装部品の組み付け誤りおよびその作動の正常可否を、電装部品を取り付けた時点で検査することができる電装部品検査方法およびその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、エレクトロニクス化の進展により、自動車等の車両には、エンジン制御、トランスミッション制御、ステアリング制御、ABS制御等、車両を制御するための電子制御装置(以下、「ECU」という。)が搭載されている。一般的に、車両組み立ての最終工程には、取り付けられたすべてのEUCに組み付け誤りがないか、それらのECUは正常に動作するか、などを車両外部に設けられた検査装置(以下、「外部検査装置」という。)を用いて検査する工程が設けられている。
【0003】
例えば、下記の特許文献1では、次のようなEUCの検査方法が開示されている。車種が同じでも車両のグレードが異なる場合には制御がわずかに異なるEUCを搭載する場合がある。この場合、はたしてその車両に適合したEUCが取り付けられているか否かを車両の組み立て後に検査することは難しい。そこで、下記の特許文献1では、このEUCの組み付け誤りが車両の組み立て後でも容易に判断できるように、EUCにあらかじめ識別番号を記憶させておき、検査時は、検査用コンピュータからその車両のグレードに対応する識別番号をそのEUCに送信し、送信した識別番号とEUCの識別番号との一致性を確認することによって組み付け誤りが判断できるようにしている。
【0004】
【特許文献1】
特開平11−201873号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、特許文献1にも記載されている一般的な外部検査装置には、以下の問題がある。
【0006】
一般的にすべてのEUCの検査は、車両組み立ての最終工程で行われる。このため、ECUの組み付け誤りおよびその作動の異常はすべての組み付け作業が終了した後に一括して検出される。万が一異常が見つかったときには、ECU交換等の改修作業をするため、バックアップ工程での完成車両の解体を余儀なくされる。したがって、その改修作業には多くの工数がかかることになる。
【0007】
また、組み付け後のEUCが正常に作動するか否かの検査は、各EUCに自己診断を実施させるための指令を出力し、その自己診断の結果を受け取ることによって行われる。自己診断を実施するための指令、その自己診断の結果は、各EUCと外部検査装置との間でネットワークを介して行われるようになっている。このため、検査結果で異常と出た場合であっても、その異常が、UECに実装されたアプリケーションソフト、または、ネットワーク回線の接続不良、伝送不良に起因して生じていることも考えられるため、その異常がEUC本体のハードウェアが原因で出たものと断定することはできない。
【0008】
本発明は上記問題点に鑑みなされたものであり、その目的は、EUCを組み付けた時点で組み付け誤り、作動の正常可否を検査できるようにして、改修作業を容易化することができる電装部品検査方法及びその装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記した課題を解決し、目的を達成するための第1の発明は、車両に組み付けられた電装部品の適合性と作動性を検査する電装部品検査方法であって、電装部品組み付け工程において前記車両に前記電装部品を組み付ける段階と、前記組み付けが終了した後前記車両を前記電装部品組み付け工程から次工程に移動させる前に組み付けの終了を報知する段階と、前記報知を受けて前記車両を次工程に移動させる前に前記電装部品の適合性と作動性を検査する段階と、を含むことを特徴とする。
【0010】
また、第2の発明は、車両に組み付けられた電装部品の適合性と作動性を検査する電装部品検査装置であって、電装部品組み付け工程において前記車両に前記電装部品の組み付けが終了した後前記車両を前記電装部品組み付け工程から次工程に移動させる前に組み付け終了信号を出力する組み付け終了信号出力手段と、前記組み付け終了信号が出力された電装部品組み付け工程を検知する終了工程検知手段と、前記組み付け終了信号が出力されたとき、前記終了工程検知手段により検知された電装部品組み付け工程用の検査内容により、組み付け済み電装部品の適合性と作動性の検査を実行する検査実行手段と、を有することを特徴とする。
【0011】
【発明の効果】
第1の発明によれば、電装部品組み付け工程での電装部品の組み付けが終了すると、組み付け済みの電装部品の適合性及び作動性が検査されるので、電装部品組み付け工程において改修作業を即座に行うことができ、改修作業を容易化することができる。
【0012】
第2の発明によれば、電装部品組み付け工程の終了時点で、実行すべき検査内容により組み付け済み電装部品の適合性及び作動性の検査が実行されるので、電装部品組み付け工程において改修作業を即座に行うことができ、改修作業を容易化することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
【0014】
図1は、本発明が適用される車両組み立て工程を示す図である。
【0015】
車両組み立て工程は、先頭工程K0と、1または2以上の電装部品を車両に組み付ける複数(本実施の形態では5つ)の電装部品組み付け工程K1〜K5と、を有する。ここで、電装部品には、電子制御装置(ECU)およびハーネスが含まれる。本発明に係る電装部品検査装置は、ホストコンピュータ100と、車両に取り付けられる検査装置200と、各電装部品組み付け工程K1〜K5に設置される部品収納装置300(301〜305)と、各電装部品組み付け工程K1〜K5の作業者M1〜M5が携帯する携帯型端末装置400(401〜405)と、を有している。
【0016】
組み立て対象となる車両は、先頭工程K0で検査装置200が取り付けられた後、電装部品組み付け工程K1〜K5に順に搬送される。各電装部品組み付け工程K1〜K5において、作業者M1〜M5により電装部品が組み付けられる。各電装部品組み付け工程K1〜K5では、電装部品が組み付けられると、作業者は携帯型端末装置400を操作して、作業が終了した旨を検査装置200に通知する。この通知を受けた検査装置200は、後述する誤組検査(適合性検査)および電装機能検査(作動性検査)を実行する。これらの検査の結果は作業者に通知される。異常があればその電装部品組み付け工程で即座に改修作業が行われ、異常がなければ車両は次の電装部品組み付け工程へ搬送される。なお、上記の検査に必要な情報はホストコンピュータ100、部品収納装置300、および携帯型端末装置400から検査装置200に無線通信により入力される。
【0017】
次に、本発明に係る電装部品検査装置の各構成要素について説明する。
【0018】
ホストコンピュータ100は、顧客のオーダー情報に基づいて車両の生産に必要となる各種の情報を作成する。そして、検査装置200の送信要求に応じて、検査装置200に当該各種の情報を、ネットワークを介して無線送信する。当該各種の情報には、検査に用いられる組み付け予定部品情報、車載ネットワーク構成情報、部品擬似信号情報の他、車両情報(車台番号、型式、オプション等の情報)が含まれる。ここで、組み付け予定部品情報は各電装部品組み付け工程K1〜K5において組み付けられるべき電装部品を示す情報であり、車載ネットワーク構成情報および部品擬似信号情報は電装部品検査に用いられる諸情報である。
【0019】
図2は、検査装置200の構成を示すブロック図である。図2において、検査装置200は、診断コネクタ201を介して組み立て対象となる車両の電装部品群(以下、「車載ネットワーク」という。)に接続されている。
【0020】
検査装置200は、プログラムにしたがって装置各部の制御や各種の演算処理等を行うCPU210を有している。CPU210には、ROM220、RAM230、無線インターフェース241、入力インターフェース242、出力インターフェース243、ドライバ/レシーバ回路250、およびスイッチング回路270が接続されている。
【0021】
ROM220は、予め各種プログラムやパラメータを格納しておく記憶手段であり、本実施の形態では電装部品検査プログラムを格納している。ここで、電装部品検査プログラムは、後述する誤組検査および電装機能検査を実行するためのプログラムである。RAM230は、作業領域として一時的にプログラムやデータを記憶する記憶手段である。ここで、データにはホストコンピュータ100から入力される組み付け予定部品情報、車載ネットワーク構成情報、および部品擬似信号情報が含まれ、RAM230は組み付け予定部品情報記憶手段として機能する。
【0022】
無線インターフェース241は、ホストコンピュータ100、携帯型端末装置400等の外部装置とデータを無線でやりとりするための無線入出力インターフェースである。入力インターフェース242は、外部装置からの入力を受け付けるためのインターフェースであり、出力インターフェース243は、外部装置に出力を送信するためのインターフェースである。本実施の形態では、入力インターフェース242には操作ボタンが接続されており、出力インターフェース243には表示装置が接続されている。
【0023】
ドライバ/レシーバ回路250は、CPU210の出力信号を電装部品に入力するための信号に変換し、電装部品の出力信号をCPU210に入力するための信号に変換する回路である。CPU210の出力信号は、ドライバ/レシーバ回路250で信号変換された後、ゲートウェイ回路260を介して電装部品に入力される。電装部品の出力信号は、ゲートウェイ回路260を介してドライバ/レシーバ回路250に入力され、信号変換された後、CPU210に入力される。
【0024】
スイッチング回路270は、CPU210の指令に基づいて電源回路280から各電装部品への電力供給のON/OFFを制御するための回路である。ここで、電源回路280は、検査装置200の電源でもあり、バッテリを備えている。
【0025】
図3は、部品収納装置300の構成を示すブロック図である。本実施の形態では、部品収納装置300は、複数の収納ボックス311〜314、当該収納ボックス311〜314のそれぞれに対応して設けられた取り出し検出スイッチ321〜324、組み付け部品情報生成部330、および無線インターフェース340を備えている棚である。
【0026】
収納ボックス311〜314は、所定の電装部品を収納するものである。取り出し検出スイッチ321〜324は、収納ボックス311〜314から電装部品が取り出されたことを検出するためのスイッチである。取り出し検出スイッチ321〜324としては、リミットスイッチ、光電管スイッチ等が挙げられるが、これらに限定されない。組み付け部品情報生成部330は、取り出し検出スイッチ321〜324の検出信号に基づいて、電装部品組み付け工程において組み付けられた電装部品の情報としての組み付け部品情報を生成する。無線インターフェース340は、組み付け部品情報を携帯型端末装置400に無線送信するためのインターフェースである。
【0027】
図4は、携帯型端末装置400の構成を示すブロック図である。携帯型端末装置400は、CPU410を有し、CPU410には、ROM420、RAM430、無線インターフェース440、終了通知操作部450、および電源回路460が接続されている。これらについての一般的な説明は重複を避けるため省略する。無線インターフェース440は、部品収納装置300からの組み付け部品情報を受け付けるインターフェースである。RAM430は、当該組み付け部品情報を記憶する。ROM420には、当該携帯型端末装置400が属する電装部品組み付け工程を示す終了工程情報が予め格納されている。この終了工程情報は、後述する誤組検査および電装機能検査で用いられる。終了通知操作部450は、当該携帯型端末装置400を携帯する作業者が属する電装部品組み付け工程の終了を指示するための手段であり、本実施の形態では押ボタンを用いている。終了通知操作部450は、作業者の押圧動作を受けて、電装部品組み付け工程の終了を示す終了信号をCPU410に送出する。無線インターフェース440は、終了信号と、終了工程情報と、RAM430に記憶された組み付け部品情報と、を検査装置200に無線送信するためのインターフェースとしても機能する。これに対応して、上述した検査装置200の無線インターフェース241は、各電装部品組み付け工程が終了する毎に当該電装部品組み付け工程の終了を示す終了信号を受け付け、および組み付け部品情報を受け付ける。
【0028】
つぎに、本実施の形態における車両組み立て工程全体の手順について、電装部品検査装置の動作の手順とともに説明する。
【0029】
図5は、本実施の形態における車両組み立て工程全体の手順を示すフローチャートである。
【0030】
先頭工程K0において、組み立て対象の車両に関する情報が、ホストコンピュータ100から検査装置200に入力され、検査装置200のRAM230に記憶される(S101)。車両に関する情報は、組み付け予定部品情報、車載ネットワーク構成情報、および部品擬似信号情報を含む。
【0031】
検査装置200が車両に取り付けられた後(S102)、車両は次工程へ搬送される(S103)。電装部品組み付け工程において、作業者により電装部品の組み付け作業が行われる(S104)。組み付け作業が終了すると、検査装置200は、電装部品検査プログラムを実行する(S105)。当該プログラムの実行の結果、電装部品の作動性が異常であった場合は(S106:NO)、電装部品の交換、追加、除去等の改修作業が行われた後(S107)、ステップS105に移行する。電装部品の作動性が正常であった場合は(S106のYES)、すべての電装部品組み付け工程が終了したかどうか判断される(S108)。終了していない電装部品組み付け工程がある場合は(S108:NO)、車両は次の工程へ搬送される(S103)。電装部品組み付け工程がすべて終了した場合は(S108のYES)、本実施の形態の車両組み立て工程は終了する。
【0032】
つぎに、各電装部品組み付け工程における電装部品の組み付け作業に伴う電装部品検査装置の動作の手順、すなわち図5のステップS104における電装部品検査装置の動作の手順について、さらに詳細に説明する。
【0033】
図6は、電装部品の組み付け作業に伴う部品収納装置300の動作の手順を示すフローチャートである。図6において、部品収納装置300はいずれかの取り出し検出スイッチ321〜324が検出信号を出力するまで、すなわち、作業者がいずれかの収納ボックス311〜314から電装部品を取り出すまで待機する(S201:NO)。いずれかの取り出し検出スイッチ321〜324が検出信号を出力すると(S201:YES)、組み付け部品情報生成部330は、取り出し検出スイッチ321〜324から受けた検出信号に基づいて、組み付け部品情報を生成する(S202)。本実施形態では、組み付け部品情報は、取り出された電装部品の部品番号である。より具体的に説明すると、組み付け部品情報生成部330は各取り出し検出スイッチ321〜324と部品番号との対応テーブルを予め記憶しており、当該対応テーブルに基づいて取り出し検出スイッチ321〜324から受けた検出信号を部品番号に変換する。ついで、部品収納装置300の無線インターフェース340は、組み付け部品情報生成部330から受けた組み付け部品情報を携帯型端末装置400に無線で送信した後(S203)、次の電装部品の取り出しに備える(S201)。
【0034】
図7は、電装部品の組み付け作業に伴う携帯型端末装置400の動作の手順を示すフローチャートである。図7において、携帯型端末装置400は、無線インターフェース440により部品収納装置300からの組み付け部品情報を受信したか否かを判断する(S301)。組み付け部品情報の受信がない場合は(S301:NO)、ステップS303に移行する。組み付け部品情報の受信があった場合は(S301:YES)、当該組み付け部品情報をRAM430に記憶させる(S302)。ついで、終了通知操作部450が押されたか否かを判断する(S303)。ここで、終了通知操作部450は、各電装部品組み付け工程における電装部品の組み付け作業が終了したときに作業者に押されるものである。終了通知操作部450が押されなかった場合は(S303:NO)、ステップS301に戻る。以上の動作により、終了通知操作部450が押されるまでの間に受信した組み付け部品情報は、次々にRAM430に蓄積されていくことになる。終了通知操作部450が押された場合は(S303:YES)、終了信号と、当該携帯型端末装置400が属する電装部品組み付け工程を示す終了工程情報と、RAM430に蓄積されている組み付け部品情報と、を無線インターフェース440により検査装置200へ無線送信する(S304)。ついで、RAM430に記憶されている組み付け部品情報をすべてクリアし(S305)、次の車両の組み付け作業に備える(S301)。
【0035】
図8は、電装部品の組み付け作業に伴う検査装置200の動作の手順を示すフローチャートである。図8において、検査装置200は、無線インターフェース241により携帯型端末装置400からの終了信号、終了工程情報、および組み付け部品情報を受信するまで待機する(S401:NO)。終了信号、終了工程情報、および組み付け部品情報を受信すると(S401:YES)、当該終了工程情報および当該組み付け部品情報をRAM230に記憶させる(S402)。なお、この後、検査装置200は電装部品検査プログラムの実行を開始する(図5のS105)。
【0036】
つぎに、検査装置200による電装部品検査プログラムの実行の手順について、詳細に説明する。
【0037】
図9は、電装部品検査プログラムの実行におけるCPU210の動作の手順を示すフローチャートである。電装部品検査プログラムは、検査装置200が誤組検査および電装機能検査を実行するためのプログラムである。ここで、誤組検査では、組み付けられるべき電装部品が組み付けられるべき車両に組み付けられているか否か、および組み付けられるべきでない電装部品がその車両に組み付けられてしまっていないか否か、を検査する。電装部品検査では、電装部品および車載ネットワーク全体の作動性が正常か否かを検査する。
【0038】
はじめに、CPU210は、適合性を検査するために誤組検査を実行する(S501)。この誤組検査には、RAM230に記憶されている、組み付け予定部品情報、終了工程情報、および組み付け部品情報が用いられる。図10は、組み付け予定部品情報の一例を示す図である。図10において、組み付け予定部品情報は、各電装組み付け工程K1〜K5において組み付けられるべき1または2以上の電装部品に対応するレコードから構成されている。このレコードは、当該電装部品が組み付けられるべき電装部品組み付け工程を示す電装部品組み付け工程フィールドと、当該電装部品の部品番号を示す部品番号フィールドと、を含む。CPU210は、終了工程情報により、終了した電装部品組み付け工程を認識し、組み付け予定部品情報のうち当該終了した電装部品組み付け工程に対応する部品番号と、組み付け部品情報の部品番号とを比較する。比較の結果、両者が一致していれば組み付け部品はその車両に適合したものであり、また組み付け部品の過不足もないので「誤組なし」と判断する。両者が一致していなければ組み付け部品はその車両に適合したものではないか、または過不足があるので「誤組あり」と判断する。誤組検査について、図10を例に、より具体的に説明する。終了工程情報が「K4」である場合において、組み付け部品情報が図11(a)のとおりであれば、組み付け部品に過不足はなく、「誤組なし」と判断する。図11(b)のとおりであれば、「E13」に相当する部品が不足しているので「誤組あり」と判断する。図11(c)のとおりであれば、部品番号「E20」に対応する部品が余分なので「誤組あり」と判断する。
【0039】
誤組検査の判断結果が「誤組あり」の場合(S502:NO)、不足しているまたは適合していない部品に対応する部品番号または余分な部品に対応する部品番号を、出力インターフェース243を介して表示装置に出力する(S510)。これに応じて、表示装置は誤組検査の結果を表示する。これにより、作業者は電装部品の過不足または不適合があったこと、および過不足または不適合に係る部品に対応する部品番号を知ることができる。
【0040】
一方、誤組検査の判断結果が「誤組なし」の場合(S502:YES)、電装機能検査の必要性の有無を判断する(S503)。この判断には、RAM230に記憶された車載ネットワーク構成情報と終了工程情報とが用いられる。図12は、車載ネットワーク構成情報の一例を示す図である。図12において、車載ネットワーク構成情報は、車載ネットワークに接続される複数の電装部品に対応する複数のレコードから構成されている。このレコードは、当該電装部品が組み付けられるべき電装部品組み付け工程を示す電装部品組み付け工程フィールドと、当該電装部品について電装機能検査を行う必要性があるか否かを示す検査必要性フィールドと、当該電装部品が自己診断機能を有するか否かを示す自己診断機能フィールドと、を含む。CPU210は、終了工程情報により、終了した電装部品組み付け工程を認識し、車載ネットワーク構成情報において当該終了した電装部品組み付け工程に対応するレコードの検査必要性フィールドの情報を参照する。参照の結果、すべて「無し」であれば「検査必要性無し」と判断する。一つでも「有り」があれば「検査必要性有り」と判断する。当該判断について、図12を例に、より具体的に説明する。終了工程情報が「K1」である場合、図12において電装部品組み付け工程フィールドが「K1」であるレコードの検査必要性フィールドはすべて「無し」であるので、「検査必要性無し」と判断する。終了工程情報が「K2」である場合、図12において電装部品組み付け工程フィールドが「K2」であるレコードの検査必要性フィールドには「有り」が存在するので「検査必要性有り」と判断する。
【0041】
上記判断の結果が「検査必要性無し」であった場合(S503:NO)、正常である旨の信号を、出力インターフェース243を介して表示装置に出力する(S510)。これに応じて、表示装置は、正常である旨を表示する。一方、判断の結果が「検査必要性有り」であった場合(S503:YES)、スイッチング回路270に電源ONの指令を出力する(S504)。これにより、電源回路280から車載ネットワークへの電力供給が開始する。
【0042】
ついで、自己診断検査を実行する(S505)。この自己診断検査は、電装部品の自己診断機能を用いて電装部品本体に異常がないか否かを確認するものであり、以下のとおり実行される。自己診断検査には、RAM230に記憶された車載ネットワーク構成情報および終了工程情報が用いられる。CPU210は、終了工程情報により、終了した電装部品組み付け工程を認識する。そして、車載ネットワーク構成情報において、電装部品組み付け工程フィールドが当該終了した電装部品組み付け工程であるレコードの自己検査機能フィールドを参照する。参照の結果、自己診断機能フィールドの情報が「有り」であればすべての電装部品に対して自己診断検査を行うように指令する。そして、その検査結果を電装部品から受信することにより、電装部品本体に異常がないか否かを確認する。自己診断検査の実行について、図12を例に、より具体的に説明する。終了工程情報は「K2」であるとする。図12の車載ネットワーク構成情報において電装部品組み付け工程フィールドが「K2」であるレコードの自己診断機能フィールドを参照すると、部品番号「E02」、「E03」に対応する電装部品が自己診断機能を有することが分かる。そこで、部品番号「E02」、「E03」に対応する電装部品に対して自己診断検査を行うように指令する。
【0043】
自己診断検査の結果、いずれかの電装部品から受信した診断結果が異常であった場合(S506:NO)、診断結果が異常であった部品に対応する部品番号を、出力インターフェース243を介して表示装置に出力する(S510)。これに応じて、表示装置は自己診断検査の結果を表示する。これにより、作業者は電装部品本体に異常があったこと、および異常があった部品に対応する部品番号を知ることができる。
【0044】
一方、自己診断検査の結果、電装部品から受信した診断結果がすべて正常であった場合(S506:YES)、車載ネットワーク診断検査を実行する(S507)。この車載ネットワーク診断検査は、車載ネットワーク全体の動作に異常がないか否かを確認するものである。電装部品組み付け工程K1〜K4の終了時点においては、後の電装部品組み付け工程において組み付けられる予定であるが未だ組み付けられていない電装部品が存在する。そこで、検査装置200は、未だ組み付けられていない電装部品の代わりにドライバとして動作することにより、車載ネットワーク全体の動作に異常がないか否かを確認し、組み付け済み電装部品の作動性の検査を実行する。本実施形態では、CPU210が、未だ組み付けられていない電装部品の出力信号の代わりに擬似信号を作成して組み付け済みの電装部品に出力することにより、車載ネットワーク全体の動作に異常がないか否かを確認する。車載ネットワーク診断検査は、以下のとおり実行される。車載ネットワーク診断検査には、RAM230に記憶された車載ネットワーク構成情報、終了工程情報、および部品擬似信号情報が用いられる。終了工程情報により、終了信号が入力される直前に終了した電装部品組み付け工程を認識し、車載ネットワーク構成情報に基づいて、組み付け済みの電装部品と未だ組み付けられていない電装部品とを確認する。そして、組み付け済みのすべての電装部品に対して、所定の動作を実行するように指令を出す。また、未だ組み付けられていない電装部品の代わりに動作するために、部品擬似信号情報に基づいて、所定の組み付け済みの電装部品に、所定のタイミングで、所定の大きさの擬似信号を出力する。ここで、部品擬似信号情報は、電装部品と、当該電装部品が組み付けられていないときにCPU210が出力すべき擬似信号の情報とを関連付けた情報である。この擬似信号の情報は、出力先の電装部品の情報、出力タイミング、出力の大きさ、その他の擬似信号の出力に必要な情報である。同時に、組み付け済みの電装部品からの応答信号を受け付ける。そして、この組み付け済みの電装部品からの応答信号が正しいものであるか否かで、車載ネットワーク全体の作動が正常か異常かを判断する。
【0045】
ついで、スイッチング回路270に電源OFFの指令を出力する(S508)。これにより、電源回路280から車載ネットワークへの電力供給が停止する。車載ネットワーク診断検査の結果が異常であった場合(S509:NO)、診断結果が異常であった旨を、出力インターフェース243を介して表示装置に出力する(S510)。これに応じて、表示装置は車載ネットワークに異常があった旨を表示する。これにより、作業者は車載ネットワークに異常があったことを知ることができる。
【0046】
一方、車載ネットワーク診断検査の結果が正常であった場合(S509:YES)、すべての検査の結果が正常であった旨を、出力インターフェース243を介して表示装置に出力する(S510)。これに応じて、表示装置はすべての検査の結果が正常であった旨を表示する。これにより、作業者はすべての検査の結果が正常であったことを知ることができる。
【0047】
上記の実施形態において、図2のCPU210、無線インターフェース241、RAM230、図8のステップS401、S402、図9のステップS505、S507が終了工程検知手段に相当する。図2のCPU210、RAM230、図9のステップS505、S507が検査実行手段に相当する。図2のCPU210、無線インターフェース241、RAM230、図8のステップS401、S402、図9のステップS501が終了工程検知手段に相当する。図2のCPU210、図9のステップS501が組み付け誤り検出手段に相当する。図2のCPU210、スイッチング回路270、図9のステップS504、S508が、電力制御手段に相当する。
【0048】
この実施の形態では、以下の効果を有する。
【0049】
(イ)各電装部品組み付け工程の終了後に誤組検査を行うので、電装部品組み付け工程ごとに電装部品の過不足および適合性を検知することができる。これにより、作業者は、電装部品の過不足および適合性をその場で認識できることとなり、過不足または不適合のある場合はその場で即座に部品の除去、追加等の改修作業を行うことができるようになる。この結果、車両組み立て工程における改修作業が容易になる。
【0050】
(ロ)各電装部品組み付け工程の終了後に電装機能検査を行うので、電装部品組み付け工程ごとに電装部品の作動性の異常を検知することができる。これにより、作業者は、電装部品の作動の異常をその場で認識できることとなり、異常のある場合はその場で即座に部品の交換等の改修作業を行うことができるようになる。この結果、車両組み立て工程における改修作業が容易になる。
【0051】
(ハ)電装機能検査として自己診断検査と車載ネットワーク診断検査とを行うので、電装部品単体の異常の有無および車載ネットワーク全体の異常の有無を区別して検知することができる。これにより、作業者は異常に応じた適切な改修作業を行うことができるようになる。
【0052】
(ニ)各電装部品組み付け工程の終了後に、当該終了した電装部品組み付け工程を検知し、当該電装部品組み付け工程の終了時点に実行すべき検査内容により電装機能検査を実行するので、組み立て途中の車両の電装部品の状態に応じた電装機能検査を実施することができる。
【0053】
(ホ)検査装置200が未だ組み付けられていない電装部品の代わりにドライバとして動作することにより組み付け済みの電装部品の作動性の検査を実行するので、車載ネットワークが完成していない状態で、車載ネットワーク全体の動作確認を行うことができる。
【0054】
(ヘ)電装機能検査を行うときのみ車載ネットワークに電力を供給するので、活電中の電装部品の組み付け作業をなくすことができ、作業者の安全を確保し、サージノイズ等による電装部品の故障発生を防止することができる。
【0055】
(ト)誤組検査および電装機能検査に必要な情報をホストコンピュータ100から検査装置200に無線通信により入力するので、組み立て対象の車両の仕様に応じた情報を容易に検査装置200に入力することができ、作業者の負担が軽減される。
【0056】
(チ)組み付け部品情報を部品収納装置300から携帯型端末装置400を介して検査装置200に無線通信により入力するので、組み付け部品情報の入力を自動化でき、作業者の負担が軽減される。
【0057】
(リ)終了信号を携帯型端末装置400から検査装置200に無線通信により入力するので、作業者は携帯型端末装置400の終了通知操作部450を操作するだけで電装部品検査を開始させることができ、作業者の負担が軽減される。
【0058】
なお、実施形態は上記の実施形態に限定されるものではなく、例えば次のように変更してもよい。
【0059】
終了工程情報の入力を受け付け、当該終了工程情報に基づいて終了した電装部品組み付け工程を検知することとしたが、終了信号の入力回数を計数することにより終了した電装部品組み付け工程を検知することとしてもよい。
【0060】
また、未だ組み付けられていない電装部品の代わりに動作するために、未だ組み付けられていない電装部品の出力信号の代わりに擬似信号を組み付け済みの電装部品に出力することとしたが、各電装部品に対応するシミュレーション検査用モジュールプログラムを予め記憶しておき、CPU210が未だ組み付けられていない電装部品に対応するシミュレーション検査用モジュールプログラムを実行することとしてもよい。この場合、CPU210は、擬似信号を出力するのみならず、未だ組み付けられていない電装部品の代わりに、信号の受信や演算処理を行ってもよい。
【0061】
また、組み付け部品情報を部品収納装置300から携帯型端末装置400を介して検査装置200に入力することとしたが、携帯型端末装置400が部品収納装置300を示すデータ(ID情報)を持ち、このID情報を検査装置200に伝え、検査装置200が当該ID情報に対応する部品収納装置300から直接的に組み付け部品情報を取得することとしてもよい。
【0062】
また、誤組検査および電装機能検査に必要な諸情報をホストコンピュータ100や携帯型端末装置400から無線通信により受け付けることとしたが、キーボード等の入力手段から受け付けることとしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】電装部品検査装置が適用される車両組み立て工程を示す図である。
【図2】検査装置の構成を示すブロック図である。
【図3】部品収納装置の構成を示すブロック図である。
【図4】携帯型端末装置の構成を示すブロック図である。
【図5】車両組み立て工程全体のフローチャートである。
【図6】電装部品の組み付け作業に伴う部品収納装置の動作の手順を示すフローチャートである。
【図7】電装部品の組み付け作業に伴う携帯型端末装置の動作の手順を示すフローチャートである。
【図8】電装部品の組み付け作業に伴う検査装置の動作の手順を示すフローチャートである。
【図9】電装部品検査プログラムの実行におけるCPUの動作の手順を示すフローチャートである。
【図10】組み付け予定部品情報の一例を示す図である。
【図11】誤組検査を説明するための組み付け部品情報の例を示す図である。
【図12】車載ネットワーク構成情報の一例を示す図である。
【符号の説明】
100 ホストコンピュータ
200 検査装置
201 診断コネクタ
210 CPU
220 ROM
230 RAM
241 無線インターフェース
242 入力インターフェース
243 出力インターフェース
250 ドライバ/レシーバ回路
260 ゲートウェイ回路
270 スイッチング回路
280 電源回路
300 部品収納装置
311〜314 収納ボックス
321〜324 取り出し検出スイッチ
330 組み付け部品情報生成部
340 無線インターフェース
400 携帯型端末装置
410 CPU
420 ROM
430 RAM
440 無線インターフェース
450 終了通知操作部
460 電源回路

Claims (8)

  1. 車両に組み付けられた電装部品の適合性と作動性を検査する電装部品検査方法であって、
    電装部品組み付け工程において前記車両に前記電装部品を組み付ける段階と、前記組み付けが終了した後前記車両を前記電装部品組み付け工程から次工程に移動させる前に組み付けの終了を報知する段階と、
    前記報知を受けて前記車両を次工程に移動させる前に前記電装部品の適合性と作動性を検査する段階と、
    を含むことを特徴とする電装部品検査方法。
  2. 前記電装部品の適合性と作動性を検査する段階は、
    前記電装部品の組み付けの終了を報知してきた電装部品組み付け工程を特定する段階と、
    特定された電装部品組み付け工程において前記車両に組み付けられたおよび前記車両に組み付けられるべき電装部品の種類や数を認識する段階と、
    前記車両に組み付けられた電装部品の種類や数が組み付けられるべき電装部品の種類や数と一致していれば適合性有りと判断する段階と、
    適合性有りと判断された電装部品が正常に機能するか否かその作動性を検査する段階と、
    を含むことを特徴とする請求項1に記載の電装部品検査方法。
  3. 前記作動性を検査する段階は、
    適合性有りと判断された電装部品を作動させるための擬似信号を前記電装部品に与える段階と、
    前記擬似信号によって前記電装部品を作動させる段階と、
    前記作動が正常であるか否かを判断する段階と、
    を含むことを特徴とする請求項2に記載の電装部品検査方法。
  4. 車両に組み付けられた電装部品の適合性と作動性を検査する電装部品検査装置であって、
    電装部品組み付け工程において前記車両に前記電装部品の組み付けが終了した後前記車両を前記電装部品組み付け工程から次工程に移動させる前に組み付け終了信号を出力する組み付け終了信号出力手段と、
    前記組み付け終了信号が出力された電装部品組み付け工程を検知する終了工程検知手段と、
    前記組み付け終了信号が出力されたとき、前記終了工程検知手段により検知された電装部品組み付け工程用の検査内容により、組み付け済み電装部品の適合性と作動性の検査を実行する検査実行手段と、
    を有することを特徴とする電装部品検査装置。
  5. 前記検査実行手段は、
    前記終了信号が出力されたとき、前記電装部品組み付け工程において組み付けられた電装部品の組み付け部品情報を受け付ける組み付け部品情報入力手段と、前記電装部品組み付け工程において組み付けられるべき電装部品の組み付け予定部品情報を記憶する組み付け予定部品情報記憶手段と、
    前記組み付け部品情報と前記組み付け予定部品情報とを比較することにより、電装部品の適合性を検出する適合性検出手段と、
    を有することを特徴とする請求項4に記載の電装部品検査装置。
  6. 前記検査実行手段は、未だ組み付けられていない電装部品の代わりに動作することにより、組み付け済み電装部品の作動性の検査を実行することを特徴とする請求項4に記載の電装部品検査装置。
  7. 前記検査実行手段は、組み付け済み電装部品に対して所定の動作を実行するように指令を出すとともに、未だ組み付けられていない電装部品の出力信号の代わりに擬似信号を組み付け済みの電装部品に出力することにより、組み付け済み電装部品の作動性の検査を実行することを特徴とする請求項4に記載の電装機能検査装置。
  8. 前記電装部品の作動性の検査を実行する場合を除き、電装部品への電力の供給を停止させる電力制御手段をさらに有することを特徴とする請求項4に記載の電装部品検査装置。
JP2002297062A 2002-10-10 2002-10-10 電装部品検査方法及びその装置 Expired - Fee Related JP4284962B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002297062A JP4284962B2 (ja) 2002-10-10 2002-10-10 電装部品検査方法及びその装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002297062A JP4284962B2 (ja) 2002-10-10 2002-10-10 電装部品検査方法及びその装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004132808A true JP2004132808A (ja) 2004-04-30
JP4284962B2 JP4284962B2 (ja) 2009-06-24

Family

ID=32286856

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002297062A Expired - Fee Related JP4284962B2 (ja) 2002-10-10 2002-10-10 電装部品検査方法及びその装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4284962B2 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006250796A (ja) * 2005-03-11 2006-09-21 Nissan Motor Co Ltd 車両検査装置
JP2006258489A (ja) * 2005-03-15 2006-09-28 Nissan Motor Co Ltd 検査システムおよび検査方法
JP2008070941A (ja) * 2006-09-12 2008-03-27 Honda Motor Co Ltd Ecuの検査方法
KR100867543B1 (ko) 2006-09-26 2008-11-10 콘티넨탈 오토모티브 시스템 주식회사 자동차의 라인 단부 기능 시험 방법
US8245908B2 (en) 2009-09-16 2012-08-21 Hyundai Motor Company Teaching method of transmission control unit of vehicle
KR20140052214A (ko) * 2012-10-23 2014-05-07 콘티넨탈 오토모티브 시스템 주식회사 차량 생산라인 상에서 다수의 전자부품을 조립하는 방법
KR20210076627A (ko) * 2019-12-16 2021-06-24 현대오트론 주식회사 Qr 코드를 이용한 차량 진단 시스템 및 방법

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101745176B1 (ko) * 2015-11-11 2017-06-08 현대자동차주식회사 스티어링 휠 자동 레벨링 장치 및 그 방법
KR101839354B1 (ko) * 2016-11-29 2018-03-16 박영만 휠얼라이먼트를 위한 차량 스티어링 자동 조정 시스템 및 그 방법

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006250796A (ja) * 2005-03-11 2006-09-21 Nissan Motor Co Ltd 車両検査装置
JP4556712B2 (ja) * 2005-03-11 2010-10-06 日産自動車株式会社 車両検査装置
JP2006258489A (ja) * 2005-03-15 2006-09-28 Nissan Motor Co Ltd 検査システムおよび検査方法
JP4556719B2 (ja) * 2005-03-15 2010-10-06 日産自動車株式会社 検査システムおよび検査方法
JP2008070941A (ja) * 2006-09-12 2008-03-27 Honda Motor Co Ltd Ecuの検査方法
JP4634985B2 (ja) * 2006-09-12 2011-02-16 本田技研工業株式会社 Ecuの検査方法
KR100867543B1 (ko) 2006-09-26 2008-11-10 콘티넨탈 오토모티브 시스템 주식회사 자동차의 라인 단부 기능 시험 방법
US8245908B2 (en) 2009-09-16 2012-08-21 Hyundai Motor Company Teaching method of transmission control unit of vehicle
KR20140052214A (ko) * 2012-10-23 2014-05-07 콘티넨탈 오토모티브 시스템 주식회사 차량 생산라인 상에서 다수의 전자부품을 조립하는 방법
KR20210076627A (ko) * 2019-12-16 2021-06-24 현대오트론 주식회사 Qr 코드를 이용한 차량 진단 시스템 및 방법

Also Published As

Publication number Publication date
JP4284962B2 (ja) 2009-06-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2004132808A (ja) 電装部品検査方法及びその装置
CN103439961A (zh) 汽车电子控制单元诊断功能测试方法和系统
JP2006226805A (ja) 車載式故障診断装置
JP2010206697A (ja) 車載通信ネットワークシステムおよび車載通信ネットワークシステムの異常診断方法
CN111506047A (zh) 车辆诊断方法、装置及存储介质
CN113742121A (zh) 一种机械设备故障诊断方法及装置
US8706278B2 (en) Non-bussed vehicle amplifier diagnostics
JP4679177B2 (ja) プラントの警報制御盤更新方法及び更新試験監視装置
JP3965772B2 (ja) 車両用故障診断装置
US9781527B2 (en) Smart plug and play automatic OBD-II system tester
CN106324420B (zh) 一种显示故障检测方法
US7454298B2 (en) Apparatus and method for identifying electrical faults
JP2009126323A (ja) 車両用故障診断装置
JP5836222B2 (ja) 車両制御装置および車両制御システム
US20040030434A1 (en) Method for producing an electronic device
JPS62214254A (ja) 車両用電子制御装置
JP4059064B2 (ja) 無線通信方法およびシステム
JP5341726B2 (ja) 車両診断装置及び車両診断方法
JP2006244215A (ja) 携帯端末の故障修理支援システムおよび故障修理支援方法
JP2009104351A (ja) 接続状態判断システム
JP2020116972A (ja) 電子制御装置
JP7180564B2 (ja) 故障検出システム
KR200200798Y1 (ko) 인터넷망을 이용한 기기 고장 진단 장치
CN210605462U (zh) 一种模拟氮氧化合物传感器信号的汽车功能诊断器
JP5303968B2 (ja) エレベータのプログラム検証システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050829

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070213

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080708

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080905

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090303

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090316

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120403

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120403

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130403

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130403

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140403

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees