JP2004131179A - 不要材料集積の防止手段 - Google Patents

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Abstract

【課題】破裂板と破裂板ホルダとを有する破裂板アセンブリを提供する。
【解決手段】この破裂板ホルダは、破裂板の下流の第1の環状部材と破裂板の上流の第2の環状部材と第2の環状部材の上流の任意選択的な第3の環状部材とを持っている。破裂板の外周部は、第1、第2の環状部材間に挟まれており、もし第3の環状部材が存在すれば、(a)第2の環状部材は、破裂板の外周部と第3の環状部材との間に挟まれており、(b)第3の環状部材は、破裂板に向けられた流体ポートを含んでいる。しかしながら、もし第3の環状部材が存在しなければ、第2の環状部材が、破裂板に向けられた流体ポートを含む。他の実施形態において本発明は、装置アクセスカバーと、装置アクセスカバーマウントと、この装置アクセスカバーとカバーマウントとの間の環状部材とを有する装置アクセス組立を提供する。
【選択図】図1

Description

 プロセス装置の低フロー領域における不要材料の集積は、日常的に化学プロセス工業に悪影響を及ぼす問題である。不要材料には、副生物、残留物、ポリマー、スケール、粉塵、腐食性生成物、沈殿物、またはその他の固体、液体もしくは蒸気が含まれ得る。不要材料は、プロセスフローを制限し、不要な副反応(応力腐食クラッキングなど)を引き起こし、ポリマー成長の種となり、バルブ、器械類などの二次プロセス装置を動作不能にする可能性がある。不要材料の集積は、これらの材料を除去し、発生した可能性のあるプロセス装置や配管に対する関連の損傷を修理することにプロセス停止時間とマンパワーとを必要とする点で多額の費用を要する。更に、放圧装置といった安全装置が、それらの取り付けられるプロセス連結部における不要材料の集積のせいで、プロセスから取りはずされたときに結果として危険な状況が起こり得る。
 化学プロセス工業において特に広まっている種類の不要材料集積は、「凝縮ポリマー(condensation polymer)」の形成である。凝縮ポリマーは、適当な重合禁止剤の不在時に蒸気相モノマーが装置表面上に凝縮し、次いで重合を受けるときに形成される。凝縮重合(condensation polymerization)を受けることが知られているモノマーには、(メタ)アクリル酸とそのエステル、塩化ビニル、シアン化水素、アクリロニトリル、スチレン、その他のビニルモノマー等があるが、これらに限定されない。
 貯蔵タンク、反応釜、蒸留塔といったプロセス装置の蒸気空間における凝縮重合に効果のある周知の一つの方法は、装置の表面温度をモノマーの露点より高く維持することであり、すなわちプロセス装置のジャケティング(被覆)、断熱、電気トレーシングあるいは蒸気トレーシングが「オープンフロー」領域、すなわち蒸気相モノマーが加熱された表面から自由に飛び去ることのできる領域で比較的有効であることが示されている。しかしながらこの手法は、モノマー蒸気が停滞したり、トラップされたりする可能性のあるプロセス連結部といった低フロー領域では効果的でなく、この状況は、プロセス連結部が問題のプロセス装置のトップヘッド上に垂直に配置された容器ノズルである場合に、更に悪化する。
 蒸留塔といったプロセス装置の内部における凝縮重合を防止する手段として蒸気相禁止剤の追加も試みられてきた。このような禁止剤の例としては、シアン化水素で使用されるSOおよび(メタ)アクリル酸で使用されるNPHがある。しかしながらノズルといった低フロー領域は本質的に停滞しているので、蒸気相禁止剤はこの低フロー領域に流れ込まない傾向があり、不要材料集積は本質的に弱まらずに進行することができる。
 プロセス装置の蒸気空間における凝縮重合に効果のある他の方法は、内部スプレー装置の使用によるものである。欧州特許出願公開番号第1 044 957 A1号(特許文献1)は、ポリマー形成を抑止する意図を持って蒸留塔の内面に液体をスプレーするために蒸留塔内に配置された「噴霧および供給手段」の使用を教示している。しかしながら設計上、このタイプのスプレー装置は、蒸留塔や貯蔵タンクのトップヘッドといった大きなオープンフロー領域におけるポリマー成長に取り組む際に最も効果的である。この手法は、タンクや塔のトップヘッドにおけるプロセス連結部といった小さな低フロー領域における材料の同時的集積を十分に防止することはできない。
 容器ノズルといった小さなプロセス連結部においても集積を防止しなくてはならない場合、欧州特許出願公開番号第1 044 957 A1号(特許文献1)は、特別にこれらの連結部をスプレーするために更に1以上のスプレーノズルを使用できることを示唆している。本出願の図10は、安全装置(典型的には破裂板および安全バルブアセンブリ)が取り付けられるトップヘッド連結部と組み合わせて噴霧および供給手段が使われるこのような実施形態を示す。下からプロセス連結部への1つのスプレーノズルの挿入が図示されており、この構成において液体スプレーは、停滞するプロセス連結部内にまっすぐ上に向けられる。スプレーノズルの設置は、機械的に複雑で、容器にとって侵入的であって、スプレーノズルに液体を供給するために、別の容器貫通(図示せず)と容器内でのラインの配置とを必要とする。この手法ではスプレーノズル自身の高さと配置、ならびに流速とスプレーパターンが重要であって、実際には、ポリマー集積が完全に防止されるようなこれらの変数の適切な組合せを得ることは極めて困難である。このような構成の有効性は、複数のスプレーノズルと圧倒的に大量の液体スプレーとの使用によって改善できるであろうが、このような手法は多額の費用がかかり、商業的運用には非実用的である。更に、スプレーノズルおよびその供給ラインの物理的存在が、プロセス連結部に好ましくない障害物を作り出し、それによって取り付けられている安全装置を通る材料の自由なフローに干渉し、またこれらのコンポーネント自身がまた凝縮ポリマーの集積のための新しい表面を作り出す。幾つかの場合、安全装置への加圧スプレー液の直接衝突が、機械的疲労を引き起こし、それによって破裂板の耐用年数を短縮する可能性もある。これらの制約の理由から、重合を抑止するために提案されたプロセスは、リリーフラインといったプロセス連結部に関する小さな低フロー領域に適用される場合には非実用的である。
 種々の設計のスプレーリングの使用は、のぞき窓の内面を清掃するための手段として当該技術分野において知られている。これらの装置とその改良のために、米国特許第3,402,418号(特許文献2)、米国特許第4,158,508号(特許文献3)、および米国特許第4,541,277号(特許文献4)をはじめとして多数の特許が発行されている。しかし化学プロセス工業のニーズに精通しているにもかかわらず、のぞき窓スプレーリングの設計技術での当業者は、プロセス連結部といった低フロー領域における不要材料集積の防止のためのこのような装置の使用を予期しなかった。
欧州特許出願公開第1 044 957 A1号明細書 米国特許第3,402,418号明細書 米国特許第4,158,508号明細書 米国特許第4,541,277号明細書
 事実上、これらの既知の方法にもかかわらず、プロセス連結部といった低フロー領域における不要材料集積を防止するための単純で、信頼性が高く、低価格で、効果的な手段を提供するという、長い間感じられてきた必要性が残っている。この必要性は、安全リリーフシステムが低フロー領域を含むプロセス連結部に取り付けられる場合に特に大きい。これらのノズル内における不要材料の集積は、安全装置が動作を要求されるときにノズルを通る材料の自由な流れを制約し、それによって安全装置の能力を制限し、危険な状態を作り出す。本発明は、化学プロセス工業のニーズを満足させながら従来技術の欠点を克服するものである。
 したがって本発明の第1の態様の1つの実施形態では、破裂板および前記破裂板に動作可能に係合(engage)する破裂板ホルダを含む破裂板アセンブリであって、前記破裂板ホルダが、前記破裂板に対して下流位置に配置された第1の環状部材および前記破裂板に対して上流位置に配置された第2の環状部材を含み、前記破裂板の外周部が前記第1の環状部材と前記第2の環状部材との間に挟まれており、前記第2の環状部材が前記破裂板に向けられた少なくとも一つの流体ポートを含むことを特徴とする破裂板アセンブリが提供される。
 代替として本発明の第1の態様の第2の実施形態では、破裂板および前記破裂板に動作可能に係合する破裂板ホルダを含む破裂板アセンブリであって、前記破裂板ホルダが、前記破裂板に対して下流位置に配置された第1の環状部材、前記破裂板に対して上流位置に配置された第2の環状部材および前記第2の環状部材に対して上流位置に配置された第3の環状部材を含み、前記破裂板の外周部が前記第1の環状部材と前記第2の環状部材との間に挟まれており、前記第2の環状部材が前記破裂板の前記外周部と前記第3の環状部材との間に挟まれており、前記第3の環状部材が前記破裂板に向けられた少なくとも一つの流体ポートを含んでいることを特徴とする破裂板アセンブリが提供される。
 第2の態様で本発明は、装置アクセスカバー、この装置アクセスカバーに動作可能に係合する装置アクセスカバーマウント、および前記装置アクセスカバーと前記装置アクセスカバーマウントとの間に配置された環状部材、を含む装置アクセスアセンブリであって、前記環状部材は前記装置アクセスカバーに向けられた少なくとも一つの流体ポートを含むことを特徴とする装置アクセスアセンブリを提供する。
 第3の態様で本発明は、下流バルブマウント、上流バルブマウント、前記下流バルブマウントと前記上流バルブマウントとの間に配置され、下流バブルマウントと上流バルブマウントに動作可能に連結されたバルブ、および前記バルブと前記上流バルブマウントとの間に配置された環状部材、を含むバルブ取付け(mounting)アセンブリであって、前記環状部材は前記バルブに向けられた少なくとも一つの流体ポートを含むことを特徴とするバルブ取付けアセンブリを提供する。
 図面において同様の要素には、同様の番号付けがなされている。
 下記の説明において「プロセス装置」は、蒸留塔、タンクおよび反応器をはじめとする容器、ならびにプロセス配管システムを意味する。「プロセス連結部」は、バルブ、器械類、ポンプ、あるいは放圧装置といった二次プロセス装置の取付けに利用され得るプロセス装置の何らかの延長部を意味する。プロセス連結部は、スタッド付きアウトレット(outlet)、配管分岐部(例えばT字配管(piping tee))、作業者通路(manway)、ハンドホール(handhole)およびフランジ付きノズルを含むが、これらに限定されない。
 以降明らかになるように、本発明の重要なコンポーネントは、フラッシュリング、すなわち一つ以上の流体ポートを有する環状部材であって、この一つ以上の流体ポートは、フラッシング流体(flushing fluid)を前記環状装置の内側に、好ましくは環の軸のほうに向ける働きをする。環状部材はまた、この一つ以上のポートをフラッシング流体の外部供給源に流体的に連結する内部チャネルを含む。この環状部材は、外径が一定であることが好ましい。また環状部材は、内径が一定であることが好ましい。更にこの環状部材は、1のプロセス装置に、従来のガスケットによって取り付けられるときに封止を容易にする程度の品質の、平滑で実質的に平行な上下の面を含むことが好ましい。
 プロセスの運転に適合する任意の気体または液体材料が、フラッシング流体として使用できる。フラッシング流体は、必要に応じて連続的または間欠的に供給されることができる。
 低フロー領域に設置されるときにフラッシュリングは、この低フロー領域から不要材料をフラッシュするように働き、それによって不要材料の集積を防止し、不要材料の集積に関連する前述の処理の問題点を回避する。
 フラッシュリングは、任意にフラッシング流体供給連結部の上にフローの測定/制御装置(制御バルブ、ニードルバルブまたはロートメータ(rotometer)など)と共に設置されることができる。これは、意図されるように、常に適当なフラッシング流体のフローを維持できるようにする働きをする。
 図1は、本発明によるフラッシュリングの一実施形態を示す。この実施形態では本発明に合致した環状チャネルと流体ポートは、破裂板ホルダ内に直接組み込まれる。その際に、破裂板の上流の低フロー領域における凝縮ポリマーといった不要材料の集積を防止するために流体フラッシュを行うことができる。
 破裂板アセンブリ101は、工業的化学プロセスで使用される従来のアセンブリの代表的なものであり、破裂板103に対して下流位置に配置された第1の環状部材105および破裂板103に対して上流位置に配置された第2の環状部材107を含むツーピース破裂板ホルダ内に入れられた破裂板103を含んでいる。破裂板103の外周部109は、第1の環状部材105と第2の環状部材107との間に挟まれている。しかしながら本発明によれば、第2の環状部材107は、その内面113にフラッシング流体が通り抜けられ得る複数の流体ポート111を含んでいる。ポート111は、フラッシング流体(矢印によって図示されている)を破裂板103の下面117に沿った複数の点に向けるために第2の環状部材107の軸115に対して二つの異なる角度に方向付けされている。フラッシング流体は、フラッシング流体供給源(図示せず)への連結部119およびそれぞれの供給チャネル123によって各ポート111に動作可能に連結された環状内部チャネル121を介して供給される。   
 図2は、流体ポートが2つだけ利用されている本発明によるフラッシュリングの一実施形態を示す。特に流体ポート211aは、第2の環状部材207の軸215に対して第1の角度に方向付けされており、破裂板203の下面217の第1の領域に向けてフラッシング流体(矢印で示す)を導く。流体ポート211aは、第2の環状部材207中の、半径方向に向けられた孔225aと供給チャネル223aとを介して供給される。半径方向に向けられた孔225aは、フラッシング流体の供給源(図示せず)に連結されたコネクタ219aからフラッシング流体を導く働きをする。同様に流体ポート211b(第2の環状部材の正反対側に配置されている)は、軸215に対して第2の角度(第1の角度とは異なる)に方向付けされており、フラッシング流体を破裂板203の下面217の第2の領域に向けて導く。流体ポート211bは、第2の環状部材207中の、半径方向に向けられた孔225bと供給チャネル223bとを介して供給される。半径方向に向けられた孔225bは、フラッシング流体の供給源(図示せず)に連結されたコネクタ219bからフラッシング流体を導く働きをする。
 コネクタ219aとコネクタ219bは、同じ供給源からフラッシング流体を引き出すことができ、あるいは任意に、異なるフラッシング流体を使用できる。例えば一方の流体は水を含み、他方の流体はヘキサンといった有機溶媒を含むことができ、代替として一方の流体はフェノール性禁止剤溶液、他方の流体は酸素含有ガスを含むことができる。
 図3は、機能的に図1、2の装置と同様であるが、独立した部分である、本発明によるフラッシュリングのもう一つの実施形態を示す。この独立のフラッシュリングは、概して329で示される安全装置アセンブリの上流の、概して327で示される低フロー領域における凝縮ポリマーといった不要材料の集積を防止するために使用される。この安全装置アセンブリ329は、化学工業的プロセスで使用される従来のアセンブリの代表的なものであり、その一例は米国特許第6,311,715号に記載されている。この好適な実施形態の安全装置アセンブリは、逆バックリング(reverse−buckling)破裂板304(第1の環状部材305と第2の環状部材307と含むツーピース破裂板ホルダに入れられた)を含んでいる。適当な逆バックリング破裂板は、Continental Disc Corporation,Fike,and Osecoから市販されている。この安全装置はまた、短いパイプスプール331によって破裂板ホルダから分離された下流安全バルブ330を含んでいる。安全バルブの上流に破裂板を配置することは、安全バルブのインレットポートの汚れを防止する働きがあり、またもし安全バルブが通常の動作条件下で密閉性を維持できなくなった場合、潜在的な排出を最小にする。
 この安全装置アセンブリはまた、パイプスプール331に連結された圧力計333を含んでおり、この圧力計は、破裂板とバルブとの間の圧力変化を外部表示し、それによって破裂板が破裂したとき、および切替えが必要になったときを知らせる。この実施形態では、フラッシュリング335は、破裂板ホルダの第2の環状部材307の上流(下方)にこれに隣接して設置されており、通しボルトもしくはその他の通常手段(図示せず)によって適所に保持され得る。フラッシング流体の供給源は、導管337を介してこのリングに連結され、フラッシング流体が、リングの内部チャネルに流入する。この内部チャネルは環状であり、フラッシング流体をこのフラッシュリングの内周に沿って放射状に配置された複数のポートに分配する。この実施形態では一つのセットのポートは、リングの軸に対して第1の方位角で配置され、もう一つのセットのポートはリングの軸に対して第2の(異なる)方位角で配置されている。フラッシング流体がこれらのポートを通して噴射されるとき、フラッシング流体は、矢印で示すように破裂板の露出された上流面に向かって上方に向けられ、それによって低フロー領域327の、こうしなければ停滞している内容物を除去してこの領域における不要材料の集積を防止する。
 図4は、図3のアセンブリで利用されたような、本発明によるフラッシュリング435の第1の実施形態の部分断面図である。特にこのフラッシュリング435は、環状部材439を含んでおり、その内面413に、フラッシング流体が通り抜けられ得る複数の流体ポート411を含んでいる。ポート411は、フラッシング流体(矢印で示す)を破裂板(図示せず)の表面に沿った複数の点に向けるために環状部材439の軸415に対して二つの異なる角度に方向付けされている。フラッシング流体は、フラッシング流体供給源(図示せず)への連結部419と、それぞれの供給チャネル423によって各ポート411に動作可能に連結された環状内部チャネル421とを介して供給される。
 図5は、図3のアセンブリで利用され得るような、本発明によるフラッシュリング535の第2の実施形態の部分断面図である。特にこのフラッシュリング535は、環状部材539と環状円板541とを備えている。環状部材539は、その内面513に、フラッシング流体が通り抜けられ得る複数の流体ポート511を含んでいる。ポート511は、フラッシング流体(矢印で示す)を破裂板(図示せず)の表面に沿った多数の点に向けるために環状部材539の軸515に対して二つの異なる角度に方向付けされている。フラッシング流体は、フラッシング流体供給源(図示せず)への連結部519と、それぞれの供給チャネル523によって各ポート511に動作可能に連結された環状内部チャネル521とを介して供給される。環状円板541は、環状部材539の内径(ID)に等しい内径を有することが好ましい。同様に環状円板541は、環状部材539の外径(OD)に等しい外径を有することが好ましい。環状円板541は、そこからフラッシング流体の漏れがないことを保証するために環状内部チャネル521を流体密閉的に閉止するように環状部材539の下面543に流体密閉的に(例えば溶接によって)封止される。
 図6は、本発明による破裂板アセンブリ601のなお更なる実施形態の部分断面図であって、これは破裂板603に対して下流位置に配置された第1の環状部材605と破裂板603に対して上流位置に配置された第2の環状部材607とを含んだツーピース破裂板ホルダ内に入れられた破裂板603を含んでいる。破裂板603の外周部609は、第1の環状部材605と第2の環状部材607との間に挟まれている。第3の環状部材639とそれに流体密閉的に封止された環状円板641とを含んだフラッシュリング635は、第2の環状部材607に対して上流位置に配置されている。第2の環状部材607は、破裂板603の外周部609とフラッシュリング635との間に挟まれている。第2の環状部材607とフラッシュリング635との間の流体密閉的封止を保証するためにそれらの間にはガスケット645が設置されている。第3の環状部材639は、その内面613に、フラッシング流体が通り抜けられ得る複数の流体ポート611を含んでいる。ポート611は、フラッシング流体(矢印で示す)を破裂板603の下面617に沿った複数の点に向けるために第3の環状部材639の軸615に対して二つの異なる角度に方向付けされている。フラッシング流体は、フラッシング流体供給源(図示せず)への連結部619と、それぞれの供給チャネル623によって各ポート611に動作可能に連結された閉じられた環状内部チャネル621とを介して供給される。
 前述の説明の大部分は、プロセス容器に取り付けられたフランジ付きノズルに集中しているが、他の低フロー領域も本発明から利益を受け得ることが把握される。
 例えば一実施形態(図7を参照)では、低フロー領域727は、シアン化水素反応器751のための出口ライン749内のバルブ747に隣接する短い区間の配管732内に在る。プロセスの不調時にはバルブを開いてシアン化水素含有生成物ガスを安全廃棄用フレアに迂回させることができる。正常な運転条件下ではバルブ747は、閉じていてその面にシアン化物ポリマーといった不要材料が集積する可能性のある低フロー領域を作り出す。図示のようにバルブに隣接して本発明のフラッシュリング735を配置し、このリングを通してフラッシング流体を導入することによって不要材料の集積は防止され、バルブの操作性は維持される。適当なフラッシング流体にはN、SO、水蒸気、CH、Hおよび空気があるが、これらに限定されない。所望の場合には、フラッシング流体は、任意に加熱されてもよく、流体の流速は変えることが出来る。
 他の実施形態(図8を参照)では低フロー領域827は、化学反応器855、例えばバッチ乳化重合反応器上の放圧ライン853内に在る。破裂板803は、放圧ラインの水平部分に設置され、バッチ重合の工程に亘って破裂板の上流のリリーフラインに蒸気相のモノマーが集積され得る。図示のように本発明のフラッシュリング835を破裂板に隣接して配置し、各バッチの反応完了に続いて洗浄溶剤を含むフラッシング流体を導入することによって破裂板とリリーフラインは、定期的に洗浄され、不要材料集積のない状態が維持される。
 更に他の実施形態(図9を参照)では低フロー領域927は、液体で満たされたクルードの生成物タンク959におけるブラインド底(blinded bottom)の清掃孔連結部(cleanout connection)957内に在る。正常条件下でブラインド961は、タンクに液体密閉性封止を与える清掃孔連結部上に存在する。沈殿物、腐食性生成物、不溶性不純物などといった種々の不要材料もまた存在し得る。保守期間中は、ブラインドを取外し、導管を通してタンクの内容物が除去できるその導管としてドレイン連結部を使用することが望ましい。図示のように本発明のフラッシュリング935をブラインドに隣接して配置し、このリングを通してフラッシング流体を導入することによって不要材料の集積が防止され、必要時の使用にドレイン連結部が即応できる。適当なフラッシング流体には、N、空気またはクルードの生成物のスリップストリームがある。
 フラッシング流体は気体または液体であって、必要に応じて連続的あるいは間欠的に供給可能であることが理解される。特定のプロセスの運転に適合する任意の気体または液体の材料がフラッシング流体として使用可能である。例えば(メタ)アクリル酸またはそのエステルの製造のための蒸留塔の運転において、適当な材料には、酸素含有ガス(例えば空気)、蒸気相重合禁止剤、水、(メタ)アクリル酸、メチル−イソブチル−ケトン(MIBK)、トルエンおよびアセトンが含まれるが、これらに限定されることはない。ある幾つかの実施形態ではフラッシング流体は、蒸留塔還流物または未精製蒸留塔フィードを含むことも出来る。フラッシング流体は、任意にその温度を制御するために熱交換器を通ることも出来、また任意に一つ以上の重合禁止剤を含むことも出来る。
 更に、フラッシュリングは一つ以上のポートを含むことも出来、またこれらのポートはフラッシュリングの軸に対して一つ以上の方位角をなすことも出来ることが理解される。適当な方位角は、フラッシュリングの軸に対して0度から90度の間である。方位角の選択ならびにポートのサイズと個数、およびフラッシング流体の流速は、フラッシュリングの内径、取り扱う表面の向き(例えば破裂板の場合、表面が凸面であるか凹面であるか)、および各ポートと取り扱う表面との間の距離との関数である。それらの設計のゆえに、フラッシュリングとプロセス装置の関連要素(例えば破裂板ホルダ)とは、研究室内において、プロセスで必要とされるものと同じ構成で反復可能に組み立てることが出来、それによって通常、当業者がフラッシング流体流動条件下で簡単な目視観測によって適当な設計変数が選択されたことを研究室内で検証することを可能にする。例えばもしフラッシング流体として水が使用される場合、破裂板が水のフラッシュによって完全に濡らされることが運用状態で目視観測によって判定されたとき、適当な変数が選択されたことは明らかとなるであろう。
 本発明の開示のため、幾つかのプロセス使用に関してフラッシュリングの利益は、市販のスプレーリング装置の設置により、ほぼ十分に達成できる。このようなスプレーリング装置は、のぞき窓ガラスを清掃する目的で市販されており、標準サイズのものがLJStar Inc.(Twinsburg,OH)またはCanty(Buffalo,NY)から購入可能である。これらの装置は異なる目的のために設計されているので、前述の目視検査方法の使用には、選択した「標準の」装置が、プロセスで有用である要件を満足できることを検証することが重要である。
  (実施例)
 フラッシュリングは、図3に示すような仕方でアクリル酸蒸留塔の、直径8インチのトッププロセス連結部ノズル上の破裂板ホルダに隣接して配置される。316−テフロン(登録商標)−316複合材破裂板(Continental Disc Corp.から入手可能)がこのホルダ内に設置された。フラッシュリングは、7・1/2インチの内径を持ち、2セットの流体ポートを備えている。第1のポートのセットは、リングの軸に対して45度から90度の間の角度で等間隔にセットされた8個の直径3/32インチのポートを含んでいる。第2のポートのセットは、リングの軸に対して0度から45度の間の角度で等間隔にセットされた8個の直径3/32インチのポートを含んでいる。フラッシュリングは更に、標準ガスケットフランジに対して設置時に封止される開放型分配チャネルを備えている。設置後、凝縮重合可能なアクリル酸モノマーを破裂板の上流(下方)内面から除去することを容易にするリングを通して、フラッシング流体が導入され、それによって不要ポリマーの集積を防止する。このフラッシング流体は、アクリル酸(蒸留塔フィード)、酢酸およびヒドロキノン禁止剤を含む液体混合物であり、約2gpmの連続した流速で供給される。蒸留塔運転の平常の態様として塔の蒸気空間には酸素含有ガスが存在する。このアクリル酸蒸留塔は、この構成のフラッシュリングを有して6ヶ月間運転され、この間に破裂板とプロセス連結部ノズルは合計5回検査された。検査の度ごとに破裂板とプロセスノズル連結部が検査され、ポリマー集積のないことが見出された。
  (比較例)
 上述の複合材破裂板上のポリマー集積を防止する試みにおいて、同じ直径8インチのトッププロセス連結部ノズル上に図10に示すような仕方で1つの3/8インチSpiraljet(登録商標)フル−コーン(full−cone)スプレーノズル(Spraying Systems Co., Wheaton,Ill.)が設置された。アクリル酸(蒸留塔フィード)、酢酸およびヒドロキノン禁止剤とを含む加圧液体混合物が、約2gpmの連続流速でこのSpiraljet(登録商標)スプレーノズルに供給され、続いてプロセス連結部ノズル内と破裂板の下部とにスプレーされた。蒸留塔運転の平常の態様として塔の蒸気空間には酸素含有ガスが存在する。このアクリル酸蒸留塔は、この構成で運転され、この間に破裂板とプロセス連結部ノズルは数回、検査された。種々の運転期間(3週間ほどの短い期間)にわたってプロセス連結部ノズル内と破裂板自身の上にかなりの量のポリマーが集積しているのが見出され、プロセス連結部ノズルを洗浄し、破裂板を交換することが必要であった。典型的な場合では、このプロセス連結部ノズルの断面は、検査時に60から90%もポリマーで閉塞されているのが見出された。
本発明による破裂板アセンブリの部分断面図。 本発明による破裂板アセンブリの他の実施形態の部分断面図。 本発明による安全装置アセンブリの部分断面図。 本発明によるフラッシュリングの第1の実施形態の部分断面図。 本発明によるフラッシュリングの第2の実施形態の部分断面図。 本発明による破裂板アセンブリの更に他の実施形態の部分断面図。 本発明によるバルブ取付けアセンブリの部分断面図。 本発明による化学反応器上の放圧ラインに配置された図1に示すタイプの破裂板アセンブリの部分断面図。 本発明による液体を満たしたクルードの生成物タンクの底部清掃孔連結部に取り付けられたフラッシュリングの部分断面図。 スプレーノズルシステムを使用する安全装置アセンブリの部分断面図。
符号の説明
101  破裂板アセンブリ
103  破裂板
105  第1の環状部材
107  第2の環状部材
109  破裂板103の外周部
111  流体ポート
113  第2の環状部材状部材107の内面
115  第2の環状部材107の軸
117  破裂板103の下面
119  フラッシング流体供給源への連結部
121  各ポート111に動作可能に連結された環状内部チャネル
123  供給チャネル
203  破裂板
207  第2の環状部材
211a 流体ポート
211b 流体ポート
215  第2の環状部材207の軸
217  破裂板203の下面
219a フラッシング流体の供給源に連結されたコネクタ
219b フラッシング流体の供給源に連結されたコネクタ
223a 供給チャネル
223b 供給チャネル
225a 半径方向に向けられた孔
225b 半径方向に向けられた孔
304  逆バックリング破裂板
305  第1の環状部材
307  第2の環状部材
327  低フロー領域
329  安全装置アセンブリ
330  下流安全バルブ
331  パイプスプール
333  圧力計
335  フラッシュリング
337  導管
411  流体ポート
413  環状部材の内面
415  環状部材439の軸
419  フラッシング流体供給源への連結部
421  環状内部チャネル
423  供給チャネル
435  フラッシュリング
439  環状部材
511  流体ポート
513  環状部材の内面
515  環状部材539の軸
519  フラッシング流体供給源への連結部
521  環状内部チャネル
523  供給チャネル
535  フラッシュリング
539  環状部材
541  環状円板
543  環状部材539の下面
601  破裂板アセンブリ
603  破裂板
605  第1の環状部材
607  第2の環状部材
609  破裂板603の外周部
611  流体ポート
613  第3の環状部材の内面
615  第3の環状部材639の軸
617  破裂板603の下面
619  フラッシング流体供給源への連結部
621  閉じられた環状内部チャネル
623  供給チャネル
635  フラッシュリング
639  第3の環状部材
641  環状円板
727  低フロー領域
732  配管
735  フラッシュリング
747  バルブ
749  出口ライン
751  シアン化水素反応器
803  破裂板
827  低フロー領域
835  フラッシュリング
853  放圧ライン
855  化学反応器
927  低フロー領域
935  フラッシュリング
957  清掃孔連結部
959  クルードの生成物タンク
961  ブラインド

Claims (9)

  1. (i)破裂板、および
     (ii)前記破裂板に動作可能に係合する破裂板ホルダ
    を含む破裂板アセンブリであって、前記破裂板ホルダが、
      (a)前記破裂板に対して下流位置に配置された第1の環状部材、および
      (b)前記破裂板に対して上流位置に配置された第2の環状部材
    を含み、
     前記破裂板の外周部が前記第1の環状部材と前記第2の環状部材との間に挟まれており、
     前記第2の環状部材が前記破裂板に向けられた少なくとも一つの流体ポートを含む
    ことを特徴とする破裂板アセンブリ。
  2. 第2の環状部材が前記破裂板に向けられた複数の流体ポートを含むことを特徴とする、請求項1に記載の破裂板アセンブリ。
  3. 第1の環状部材が軸を有し、第2の環状部材が軸を有し、前記第1の環状部材と前記第2の環状部材が互いに同軸的に配置されることを特徴とする、請求項1に記載の破裂板アセンブリ。
  4. 第1の環状部材の内径が一定であり、第2の環状部材の内径が一定であり、前記第1の環状部材の内径が前記第2の環状部材の内径に等しいことを特徴とする、請求項1に記載の破裂板アセンブリ。
  5. 第1の環状部材の外径が一定であり、第2の環状部材の外径が一定であり、前記第1の環状部材の外径が前記第2の環状部材の外径に等しいことを特徴とする、請求項1に記載の破裂板アセンブリ。
  6. (i)破裂板、および
     (ii)前記破裂板に動作可能に係合する破裂板ホルダ
    を含む破裂板アセンブリであって、前記破裂板ホルダが、
      (a)前記破裂板に対して下流位置に配置された第1の環状部材、
      (b)前記破裂板に対して上流位置に配置された第2の環状部材、および
      (c)前記第2の環状部材に対して上流位置に配置された第3の環状部材
    を含み、
     前記破裂板の外周部が前記第1の環状部材と前記第2の環状部材との間に挟まれており、
     前記第2の環状部材が前記破裂板の前記外周部と前記第3の環状部材との間に挟まれており、
     前記第3の環状部材が前記破裂板に向けられた少なくとも一つの流体ポートを含む
    ことを特徴とする破裂板アセンブリ。
  7. (i)装置アクセスカバー、
     (ii)前記装置アクセスカバーに動作可能に係合する装置アクセスカバーマウント、および
     (iii)前記装置アクセスカバーと前記装置アクセスカバーマウントとの間に配置された環状部材
    とを含む装置アクセスカバーアセンブリであって、
     前記環状部材が前記装置アクセスカバーに向けられた少なくとも一つの流体ポートを含む
    ことを特徴とする装置アクセスカバーアセンブリ。
  8. アクセスが、作業者通路、ハンドホール、または底部清掃孔連結部であることを特徴とする、請求項7に記載の装置アクセスカバーアセンブリ。
  9. (i)下流バルブマウント、
     (ii)上流バルブマウント、
     (iii)前記下流バルブマウントと前記上流バルブマウントとの間に配置されたバルブ、および
     (iv)前記バルブと前記上流バルブマウントとの間に配置された環状部材
    を含むバルブ取付けアセンブリであって、
     前記環状部材が前記バルブに向けられた少なくとも一つの流体ポートを含むことを特徴とするバルブ取付けアセンブリ。
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