JP2004129521A - コンバイン - Google Patents

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Koji Moriyama
森山 浩二
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Yanmar Co Ltd
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Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd
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Abstract

【課題】補助搬送装置を駆動するための補助搬送駆動ケースの取付部が機体の振動によって緩まないようにしたコンバインを提供すること。
【解決手段】本発明では、刈取部に左右幅方向に向けて伸延させた水平フレームを設け、同水平フレームに前後方向に向けて伸延させた昇降フレームを上下方向に回動自在に設け、同昇降フレームを上下方向に向けて回動させることによって刈取部を昇降可能に構成したコンバインにおいて、水平フレームと昇降フレームとの間に連結フレームを架設してトラス構造部を形成するとともに、同トラス構造部を形成する昇降フレームと連結フレームとの間に補助搬送装置を駆動するための補助搬送駆動ケースを架設することにした。
【選択図】   図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、コンバインに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のコンバインは、機体の前端部に刈取部を昇降可能に配設するとともに、同刈取部の後方に脱穀部を配設しており、同刈取部の終端部に設けた補助搬送装置によって刈取部で刈取った穀桿を脱穀部に設けたフィードチェンに搬送するようにしていた。
【0003】
かかるコンバインは、刈取部に左右幅方向に向けて伸延させた水平フレームを設け、同水平フレームに前後方向に向けて伸延させた昇降フレームを上下方向に回動自在に設け、同昇降フレームに補助搬送装置を駆動するための補助搬送駆動ケースの基端部を連動連結するとともに、同補助搬送駆動ケースの先端部を水平フレームに左右方向から締結していた。
【0004】
また、補助搬送駆動ケースは、補助搬送装置を駆動するための駆動軸に上部搬送装置を直接的に連動連結していた(たとえば、特許文献1参照。)。
【0005】
【特許文献1】
特開平10−295148号公報(図5)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記従来のコンバインにあっては、水平フレームと昇降フレームとの間に補助搬送駆動ケースを取付けていたため、走行時や作業時の振動によって補助搬送駆動ケースと水平フレームとの締結部に緩みが生じると、水平フレームと昇降フレームとの位置関係に変形が生じるおそれがあり、また、補助搬送駆動ケースの基端部と昇降フレームとの連結部に損傷が生じるおそれがあった。
【0007】
特に、補助搬送駆動ケースの先端部を水平フレームに左右方向から締結していたため、振動による緩みが発生しやすいものであった。
【0008】
また、補助搬送装置を駆動するための駆動軸に上部搬送装置を直接的に連動連結していたため、メンテナンス作業時に上部搬送装置を取外す場合には、補助搬送駆動ケースを分解しなければならず、メンテナンス作業に多大な労力や時間を要していた。
【0009】
【課題を解決するための手段】
そこで、本発明では、刈取部に左右幅方向に向けて伸延させた水平フレームを設け、同水平フレームに前後方向に向けて伸延させた昇降フレームを上下方向に回動自在に設け、同昇降フレームを上下方向に向けて回動させることによって刈取部を昇降可能に構成したコンバインにおいて、水平フレームと昇降フレームとの間に連結フレームを架設してトラス構造部を形成するとともに、同トラス構造部を形成する昇降フレームと連結フレームとの間に補助搬送装置を駆動するための補助搬送駆動ケースを架設することにした。
【0010】
また、前記補助搬送駆動ケースは、連結フレームに上下方向で締結することにした。
【0011】
また、前記補助搬送駆動ケースは、補助搬送装置を駆動するための補助搬送駆動軸に、上部搬送装置を駆動するための上部搬送駆動軸を着脱自在に連動連結することにした。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明に係るコンバインは、前後方向に向けて伸延する機体フレームの下部に左右一対のクローラ式の走行部を配設するとともに、機体フレームの前端部に刈取部を昇降自在に配設し、同刈取部の直後方位置に脱穀部を配設し、同脱穀部の直下方位置に揺動選別部を配設する一方、機体フレームの右側前端部に運転操作部を配設し、同運転操作部の直下方位置に原動機部を配設するとともに、運転操作部の直後方位置に穀粒貯留部を配設している。
【0013】
刈取部は、左右幅方向に向けて伸延させた水平フレームに前後方向に向けて伸延させた昇降フレームを上下方向に回動自在に設け、同昇降フレームを上下方向に向けて回動させることによって刈取部を昇降可能に構成している。
【0014】
しかも、刈取部は、左右幅方向に向けて伸延させた水平フレームに前後方向に向けて伸延させた昇降フレームを上下方向に回動自在に設け、水平フレームと昇降フレームとの間に連結フレームを架設してトラス構造部を形成し、同トラス構造部に縦搬送装置を昇降させて扱き深さ調節を行うための昇降機構を配設している。
【0015】
すなわち、昇降機構は、昇降フレームと連結フレームとの接続部にブラケットを設け、同ブラケットに駆動モータを取付け、同駆動モータに縦搬送装置を連結ロッドを介して直接的に接続している。
【0016】
このように、水平フレームと昇降フレームと連結フレームとでトラス構造部を形成し、同トラス構造部に昇降機構を配設しているため、トラス構造部で昇降機構を強固に支持することができる。
【0017】
そのため、穀桿の搬送時に縦搬送装置に荷重がかかり、その荷重が昇降機構とトラス構造部との接続部分に作用しても、昇降機構の取付け位置がずれることがなく、正確に扱き深さ調節をすることができる。
【0018】
また、昇降機構を昇降フレームに取付けるためのブラケットとして、過荷重時の変形に耐え得るだけの強度を有する構造、素材を用いなくてもよくなり、コスト増を抑制することができる。
【0019】
また、昇降機構を取付けるためのブラケットを昇降フレームと連結フレームとの接続部に設けているため、昇降機構にかかる荷重を昇降フレームと連結フレームとで分担して受け止めることができ、駆動モータの取付け位置がずれるのを防止することができ、正確に扱き深さ調節することができる。
【0020】
しかも、ブラケットによって昇降フレームと連結フレームとを強固に接続することができ、トラス構造部の強度を増大させることができる。
【0021】
また、駆動モータに縦搬送装置を連結ロッドを介して直接的に接続しているため、減速装置などでの動力伝達ロスがなくなり、搬送装置を円滑に昇降させることができる。
【0022】
しかも、本発明では、水平フレームと昇降フレームとの間に連結フレームを架設してトラス構造部を形成するとともに、同トラス構造部を形成する昇降フレームと連結フレームとの間に補助搬送装置を駆動するための補助搬送駆動ケースを架設し、同補助搬送駆動ケースと連結フレームとを上下方向で締結しており、補助搬送駆動ケースは、補助搬送装置を駆動するための補助搬送駆動軸に、上部搬送装置を駆動するための上部搬送駆動軸を着脱自在に連動連結している。
【0023】
このように、水平フレームと昇降フレームとの間に連結フレームを架設してトラス構造部を形成するとともに、同トラス構造部を形成する昇降フレームと連結フレームとの間に補助搬送装置を駆動するための補助搬送駆動ケースを架設しているため、補助搬送駆動ケースをトラス構造部によって強固に保持することができ、走行時や作業時の振動によって補助搬送駆動ケースの取付部に緩みが発生するのを未然に防止することができる。
【0024】
特に、補助搬送駆動ケースを連結フレームに上下方向で締結しているため、振動による締結部の緩みが発生しにくくなり、しかも、締結作業性を向上させることができる。
【0025】
また、補助搬送装置を駆動するための補助搬送駆動軸に、上部搬送装置を駆動するための上部搬送駆動軸を着脱自在に連動連結しているため、上部搬送装置だけを容易に取外すことができ、メンテナンス作業の作業性を向上させることができる。
【0026】
【実施例】
以下に、本発明の実施例について図面を参照しながら具体的に説明する。
【0027】
本発明に係るコンバイン1は、図1に示すように、前後方向に向けて伸延する機体フレーム2の下部に左右一対のクローラ式の走行部3,3を配設するとともに、機体フレーム2の前端部に刈取部4を昇降自在に配設し、同刈取部4の直後方位置に脱穀部5を配設し、同脱穀部5の直下方位置に揺動選別部6を配設している。
【0028】
また、コンバイン1は、機体フレーム2の右側前端部に運転操作部7を配設し、同運転操作部7の直下方位置に原動機部8を配設するとともに、運転操作部7の直後方位置に穀粒貯留部9を配設している。
【0029】
刈取部4は、図1及び図2に示すように、機体フレーム2の前端上部に左右幅方向に向けて伸延させた水平フレーム15を上下回動自在に配設し、同水平フレーム15の中途部に前後方向に向けて伸延させた昇降フレーム16の基端部を取付け、同昇降フレーム16の先端部に刈取支持フレーム17を取付け、同刈取支持フレーム17の中途下部に刈刃装置18を取付けるとともに、刈取支持フレーム17の先端部に複数の分草体支持体19を左右に間隔を開けて取付け、各分草体支持体19の先端部に分草体20を取付け、同分草体20の後方に左右一対のスターホイル60を配設している。
【0030】
また、刈取部4は、刈刃装置18の前方上部に穀桿引起し装置21を配設し、刈刃装置18の上方に株元搬送装置22と穂先搬送装置23とを上下に配設し、これらの株元搬送装置22及び穂先搬送装置23の後方に縦搬送装置24と上部搬送装置25と補助搬送装置26を配設している。
【0031】
ここで、穀桿引起し装置21は、穀桿を引起しながら刈取部4の前端部から刈刃装置18に向けて搬送するものである。株元搬送装置22は、穀桿の株元を挾扼しながら刈刃装置18から後方に向けて搬送するものである。穂先搬送装置23は、穀桿の穂先を挾扼しながら刈刃装置18から後方に向けて搬送するものである。縦搬送装置24は、穀桿の株元を挾扼しながら脱穀部5に向けて搬送するものであり、この縦搬送装置24には、昇降機構27を連動連結しており、同昇降機構27によって縦搬送装置24の終端部を上下に移動させることで脱穀部5への受け渡し位置を変更して、脱穀部5での扱き深さを調節できるようにしている。上部搬送装置25は、穀桿の穂先を脱穀部5に向けて搬送するものである。補助搬送装置26は、穀桿を脱穀部5に向けて搬送するものである。これらの穀桿引起し装置21、株元搬送装置22、穂先搬送装置23、縦搬送装置24、上部搬送装置25、補助搬送装置26とによって搬送機構28を構成している。
【0032】
次に、縦搬送装置24を昇降させて扱き深さ調節を行うための昇降機構27の構造について説明する。
【0033】
昇降機構27は、図3〜図7に示すように、水平フレーム15の中途部と昇降フレーム16の中途部との間に円筒状の連結フレーム29を架設して平面視で略三角形状のトラス構造部30を形成し、同トラス構造部30を形成する昇降フレーム16と連結フレーム29との接続部にブラケット31を取付け、同ブラケット31の上部に駆動モータ32を取付け、同駆動モータ32の駆動軸33に連結アーム34の基端部を取付け、同連結アーム34の先端部に連結ロッド35の基端部を回動自在に連動連結し、同連結ロッド35の先端部に縦搬送装置24の終端部を連動連結している。なお、縦搬送装置24の始端部は昇降フレーム16の中途部に回動自在に枢着している。
【0034】
そして、昇降機構27は、駆動モータ32を駆動すると、連結アーム34の回動に伴って連結ロッド35が縦搬送装置24の終端部を昇降させるようにしている。
【0035】
このように、本実施例では、水平フレーム15と昇降フレーム16と連結フレーム29とでトラス構造部30を形成し、同トラス構造部30に昇降機構27を配設しているため、トラス構造部30で昇降機構27を強固に支持することができるので、穀桿の搬送時に縦搬送装置24に荷重がかかり、その荷重が昇降機構27とトラス構造部30との接続部分に作用しても、昇降機構27の取付け位置がずれることがなく、正確に扱き深さ調節をすることができる。
【0036】
しかも、駆動モータ32を昇降フレーム16に取付けるためのブラケット31として、過荷重時の変形に耐え得るだけの強度を有する構造、素材を用いなくてもよくなり、コスト増を抑制することができる。
【0037】
また、昇降機構27を取付けるためのブラケット31を昇降フレーム16と連結フレーム29との接続部に設けているため、昇降機構27にかかる荷重を昇降フレーム16と連結フレーム29とで分担して受け止めることができ、昇降機構27の取付け位置がずれるのを防止することができ、正確に扱き深さ調節することができる。
【0038】
しかも、ブラケット31によって昇降フレーム16と連結フレーム29とを強固に接続することができて、トラス構造部30の強度を増大させることができる。
【0039】
また、駆動モータ32に縦搬送装置24を連結ロッド35を介して直接的に接続しているため、減速装置などでの動力伝達ロスがなくなり、縦搬送装置24を円滑に昇降させることができる。
【0040】
次に、本発明の要部となる構造、すなわち、補助搬送装置26を駆動するための補助搬送駆動ケース36の取付け構造について説明する。
【0041】
補助搬送駆動ケース36は、水平フレーム15と昇降フレーム16と連結フレーム29とで形成したトラス構造部30に取付けている。
【0042】
すなわち、補助搬送駆動ケース36は、基端部を昇降フレーム16の中途部に連動連結するとともに、中途部を連結フレーム29の中途部に取付けたブラケット37に上下方向に向けて締結する2本の取付ボルト38,38で取付けている。
【0043】
かかる補助搬送駆動ケース36は、胴部39に原動機部8に連動連結した連結軸40を回動自在に収容する一方、先端頭部41に設けた軸支持体42に上下方向に向けて伸延させた補助搬送駆動軸43を回動自在に支持し、連結軸40の先端部に取付けたベベルギヤ44と補助搬送駆動軸43の基端部に取付けたベベルギヤ45とを噛合して連結軸40と補助搬送駆動軸43とを連動連結し、同補助搬送駆動軸43の中途上部に駆動スプロケット46を取付け、同駆動スプロケット46に補助搬送装置26の搬送チェン47を巻回している。
【0044】
ここで、連結軸40の基端部は、昇降フレーム16の内部に回動自在に配設した伝達軸61の中途部に連動連結しており、同伝達軸61の基端部は、水平フレーム15の内部に回動自在に配設した伝達軸62の中途部に連動連結しており、さらに、同伝達軸62の基端部は、原動機部8に動力伝達機構63を介して連動連結している。また、伝達軸61の先端部には、刈刃装置18を動力伝達機構65を介して連動連結している。図中、64はフィードチェンである。
【0045】
すなわち、連結軸40は、原動機部8から刈刃装置18への動力伝達経路の中途部を分岐して補助搬送装置26を駆動するように構成してる。
【0046】
このように、本実施例では、水平フレーム15と昇降フレーム16との間に連結フレーム29を架設してトラス構造部30を形成するとともに、同トラス構造部30を形成する昇降フレーム16と連結フレーム29との間に補助搬送装置26を駆動するための補助搬送駆動ケース36を架設しているため、補助搬送駆動ケース36をトラス構造部30によって強固に保持することができ、走行時や作業時の振動によって補助搬送駆動ケース36の取付部に緩みが発生するのを未然に防止することができる。
【0047】
また、補助搬送駆動ケース36を連結フレーム29に上下方向で締結しているため、振動による締結部の緩みが発生しにくくなり、しかも、締結作業性を向上させることができる。
【0048】
さらに、補助搬送駆動ケース36は、図8に示すように、補助搬送駆動軸43の先端部に上部搬送装置25を駆動するための上部搬送駆動軸48の基端部をスプライン結合によって着脱自在に連動連結している。
【0049】
上部搬送装置25は、図8及び図9に示すように、搬送チェン49と同搬送チェン49に起倒自在に取付けた搬送タイン50の基部とを上下カバー体51,52で被覆しており、下カバー体52の終端下部に円筒状のボス53を形成し、同ボス53の内部に上部搬送駆動軸48の基端部を回動自在に軸支し、同上部搬送駆動軸48の先端部にスプロケット54を取付け、同スプロケット54に搬送チェン49の終端部を巻回している。図中、55は、補助搬送駆動軸43と上部搬送駆動軸48とのスプライン結合部を回動自在に支持するベアリングである。
【0050】
このように、本実施例では、原動機部8から刈刃装置18への動力伝達経路の中途部から分岐した連結軸40に補助搬送装置26を駆動するための補助搬送駆動軸43を連動連結するとともに、同補助搬送駆動軸43に上部搬送装置25を駆動するための上部搬送駆動軸48を連動連結しており、原動機部8から刈刃装置18への動力伝達経路を中途部で分岐して上部搬送装置25と補助搬送装置26とを同時に駆動するように構成している。
【0051】
しかも、本実施例では、補助搬送装置26を駆動するための補助搬送駆動軸43に、上部搬送装置25を駆動するための上部搬送駆動軸48を着脱自在に連動連結しているため、上部搬送装置25だけを補助搬送駆動ケース36から容易に取外すことができ、メンテナンス作業の作業性を向上させることができる。
【0052】
また、上部搬送装置25は、上カバー体51の終端部に終端カバー体56を着脱自在に取付ける一方、下カバー体52の終端部に開口部57を形成して搬送チェン49と搬送タイン50とを露出させている。
【0053】
これにより、上部搬送装置25の終端部において搬送チェン49の上方及び下方を開放できるようにしており、搬送チェン49の終端部で搬送タイン50を着脱できるようにしている。
【0054】
終端カバー体56の端縁には、落下防止板58を取付けており、上カバー体51に終端カバー体56を装着した際に、上カバー体51の端縁上部に落下防止板58が載置されるようにして、終端カバー体56が上カバー体51よりも下側に落下して搬送チェン49や搬送タイン50と接触するのを防止している。
【0055】
【発明の効果】
本発明は、以上説明したような形態で実施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0056】
すなわち、請求項1に係る本発明では、水平フレームと昇降フレームとの間に連結フレームを架設してトラス構造部を形成するとともに、同トラス構造部を形成する昇降フレームと連結フレームとの間に補助搬送装置を駆動するための補助搬送駆動ケースを架設しているため、補助搬送駆動ケースをトラス構造部によって強固に保持することができ、走行時や作業時の振動によって補助搬送駆動ケースの取付部に緩みが発生するのを未然に防止することができる。
【0057】
また、請求項2に係る本発明では、補助搬送駆動ケースを連結フレームに上下方向で締結しているため、振動による締結部の緩みが発生しにくくなり、しかも、締結作業性を向上させることができる。
【0058】
また、請求項3に係る本発明では、補助搬送装置を駆動するための補助搬送駆動軸に、上部搬送装置を駆動するための上部搬送駆動軸を着脱自在に連動連結しているため、上部搬送装置だけを容易に取外すことができ、メンテナンス作業の作業性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るコンバインの側面図。
【図2】刈取部を示す平面図。
【図3】刈取部を示す側面図。
【図4】トラス構造部を示す側面図。
【図5】同平面図。
【図6】昇降機構を示す平面図。
【図7】同側面図。
【図8】補助搬送駆動ケースを示す断面図。
【図9】同平面図。同平面図。
【符号の説明】
1 コンバイン
2 機体フレーム
3 走行部
4 刈取部
5 脱穀部
6 揺動選別部
7 運転操作部
8 原動機部
9 穀粒貯留部
15 水平フレーム
16 昇降フレーム
18 刈刃装置
21 穀桿引起し装置
22 株元搬送装置
23 穂先搬送装置
24 縦搬送装置
25 上部搬送装置
26 補助搬送装置
27 昇降機構
28 搬送機構
29 連結フレーム
30 トラス構造部
31 ブラケット
32 駆動モータ
35 連結ロッド
36 補助搬送駆動ケース
43 補助搬送駆動軸
48 上部搬送駆動軸

Claims (3)

  1. 刈取部に左右幅方向に向けて伸延させた水平フレームを設け、同水平フレームに前後方向に向けて伸延させた昇降フレームを上下方向に回動自在に設け、同昇降フレームを上下方向に向けて回動させることによって刈取部を昇降可能に構成したコンバインにおいて、
    水平フレームと昇降フレームとの間に連結フレームを架設してトラス構造部を形成するとともに、同トラス構造部を形成する昇降フレームと連結フレームとの間に補助搬送装置を駆動するための補助搬送駆動ケースを架設したことを特徴とするコンバイン。
  2. 前記補助搬送駆動ケースは、連結フレームに上下方向で締結したことを特徴とする請求項1記載のコンバイン。
  3. 前記補助搬送駆動ケースは、補助搬送装置を駆動するための補助搬送駆動軸に、上部搬送装置を駆動するための上部搬送駆動軸を着脱自在に連動連結したことを特徴とする請求項1又は請求項2記載のコンバイン。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014076006A (ja) * 2012-10-10 2014-05-01 Yanmar Co Ltd コンバイン

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