JP2004128631A - 衛星通信方法、その方法に用いる移動局及びゲートウェイ局 - Google Patents

衛星通信方法、その方法に用いる移動局及びゲートウェイ局 Download PDF

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Abstract

【課題】地上にマルチビームを形成する通信衛星を介してゲートウェイ局と地上局との間で双方向に衛星通信を行う際に、移動局のハードウェア規模の大型化を抑えることができ、また必要な移動局ビーム切替をより確実に行うことのできる衛星通信方法、その方法に用いる移動局及びゲートウェイ局を得ることを目的とする。
【解決手段】ゲートウェイ局3は、周期的に測定可パケット10を連続して送信する。移動局4は通信回線6aにより測定可情報パケットを受信し、受信回線を周辺の通信エリア2bに対応する通信回線6bに切り替え、受信信号強度やビット誤り率等の回線品質を測定する。移動局4はこの回線品質の測定結果に基づいて回線評価を行い通信回線を切り替えるかどうか判定する。
【選択図】    図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、地上にマルチビームを形成する通信衛星を介してゲートウェイ局と地上局との間で双方向に衛星通信を行う際の衛星通信方法、その方法に用いる移動局及びゲートウェイ局に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
軌道上の通信衛星を介してゲートウェイ局と移動局との間で双方向に通信を行う方法として、シングルビーム方式とマルチビーム方式とがある。シングルビーム方式では1ビームで地上の広範囲をカバーするために地表面で実効放射電力が小さくなるが、1ビーム内で回線制御が可能である。これに対して、マルチビーム方式の場合には、実効放射電力を高くできるものの、各ビームごとに回線周波数が割り振られるため、移動局がビームエリア間を移動する際に回線の切り替えが必要となる。
【0003】
このようなマルチビーム方式を利用した従来の衛星通信方法として、例えば特開平09−214414号公報に記載されたものがある。該公報には、複数ビームの回線品質又はGPS位置情報に基づいて、移動局がビーム切替の必要性を判断し、ビーム切替が必要な場合には、移動局からビーム切替要求信号を通信衛星に対して送信するものが記載されている。より詳細には、受信レベル等の回線品質が低下したときに、予めGPS受信機等を用いて測定した移動局の移動方向に対応するビームへの切り替えを決定し、移動局からビーム切替要求信号を通信衛星に対して送信し、ビーム切替を行うものである。この方法によって、周辺ビームの回線評価用の新たな受信機が不要であるとともに、回線を短時間で切り替えることができ、通信をほとんど途切れさせないようにすることができるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来のマルチビーム衛星通信は上記のような方法を用いているので、一時的な回線の劣化、例えばビルやトンネル等による遮蔽や周波数帯によっては気象条件の悪化のために、測定した受信信号強度等の回線品質が劣化しているような場合に、移動局が周辺ビームエリアに移動していなくても、回線切替を行うよう動作してしまうという問題点があった。これを回避するために、周辺ビームの回線の品質を別途の受信機を用いて測定し、周辺ビーム回線が良好かどうかを回線切替の基準とすることも考えられるが、この場合、別途の受信機が必要となり、移動局規模が大型化してしまうという問題点があった。また、ビーム切替時に、切替先ビームのキャリア周波数を引き込むまでの期間は受信信号に欠落が生じるという問題点もあった。
【0005】
この発明は、上記のような問題点を解決するためになされたもので、地上にマルチビームを形成する通信衛星を介してゲートウェイ局と地上局との間で双方向に衛星通信を行う際に、移動局のハードウェア規模の大型化を抑えることができ、また必要な移動局ビーム切替をより確実に行うことのできる衛星通信方法、その方法に用いる移動局及びゲートウェイ局を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明に係る衛星通信方法は、地上にマルチビームを形成する通信衛星を介して、ゲートウェイ局と移動局との間で通信を行う衛星通信方法において、上記ゲートウェイ局から上記移動局に対して測定可情報パケットを送信し、この測定可情報パケットを受信した上記移動局は、在圏する通信エリアの周辺エリアの通信回線を受信して品質を測定し、この測定結果に基づいて、上記移動局から上記ゲートウェイ局に対して回線を切り替えるための切替要求パケットを送信し、この切替要求パケットに基づいて上記ゲートウェイ局から切替指示パケットを連続して送信し、この切替指示パケットの連送中に上記移動局が通信回線を切り替えるものである。
【0007】
請求項2の発明に係る衛星通信方法は、請求項1の発明に係る衛星通信方法において、上記移動局は上記切替要求パケットを送信した後にさらに上記移動局からの送信回線を切り替えるための切替指示パケットを上記ゲートウェイ局に対して送信するものである。
【0008】
請求項3の発明に係るゲートウェイ局は、地上にマルチビームを形成する通信衛星を介して移動局と通信を行う送信部と、入力されたコンテンツデータからデータパケットを生成するデータパケット生成部と、このデータパケット生成部により生成したデータパケット、又は上記移動局が通信回線の切り替えるための連続した切替指示パケットを上記送信部に送出するパケット送出部と、上記移動局からの切替要求パケットを受信したときに、上記パケット送出部に対して、上記切替可情報パケットの送出を指示する回線切替制御部とを備えたものである。
【0009】
請求項4の発明に係るゲートウェイ局は、請求項3の発明に係るゲートウェイ局において、上記回線切替制御部は、上記移動局が回線の品質を測定するための測定可情報パケットを周期的に送出するように上記パケット送出部に対して指示するものである。
【0010】
請求項5の発明に係る移動局は、地上にマルチビームを形成する通信衛星を介してゲートウェイ局から送信されるデータパケットの受信を行う受信部と、この受信部により受信した信号からコンテンツデータを再生出力するとともに、上記ゲートウェイ局から連続して送信される切替指示パケットを検知する受信信号処理部と、在圏する通信エリアから周辺の通信エリアへの移動に基づく回線切替の制御を行う回線切替制御部とを備え、上記回線切替制御部が回線切替を行うと判定して、上記ゲートウェイ局に対して送信する切替要求パケットに対して、上記ゲートウェイ局から送信される上記切替指示パケットを上記受信部により受信し、上記切替指示パケットが送信されている期間中に上記受信部の回線切替を行うものである。
【0011】
請求項6の発明に係る移動局は、請求項5の発明に係る移動局において、上記回線切替制御部は、上記ゲートウェイ局から測定可情報パケットが送信されている期間中に、上記受信部に対して周辺の通信エリアの通信回線品質を測定するように指示し、この測定結果に基づいて回線切替を行うかどうか判定するものである。
【0012】
請求項7の発明に係る衛星通信方法は、地上にマルチビームを形成する通信衛星を介して、ゲートウェイ局と移動局との間で通信を行う衛星通信方法において、上記ゲートウェイ局から上記移動局に対して測定可情報パケットを送信し、この測定可情報パケットを受信した上記移動局は在圏する通信エリアの周辺エリアの通信回線を受信して品質を測定し、この測定結果に基づいて、上記移動局から上記ゲートウェイ局に対して切替指示パケットを送信し、この切替指示パケットに基づいて、上記ゲートウェイ局は、上記移動局からのデータパケットを受信する受信回線を切り替えるとともに、上記移動局に対して切替指示パケットを連続して送信し、この切替指示パケットの連送中に、上記移動局は、上記ゲートウェイ局からのデータパケットを受信する受信回線を切り替えるものである。
【0013】
請求項8の発明に係るゲートウェイ局は、地上にマルチビームを形成する通信衛星を介して移動局と通信を行う送信部と、入力されたコンテンツデータからデータパケットを生成するデータパケット生成部と、このデータパケット生成部により生成したデータパケット、又は上記移動局が通信回線を切り替えるための連続した切替指示パケットを上記送信部に送出するパケット送出部と、上記移動局からの切替指示パケットを受信したときに、上記移動局からのデータパケットを受信する受信回線を切替るとともに、上記パケット送出部に対して、上記切替可情報パケットの送出を指示する回線切替制御部とを備えたものである。
【0014】
請求項9の発明に係る移動局は、地上にマルチビームを形成する通信衛星を介してゲートウェイ局から送信されるデータパケットの受信を行う受信部と、この受信部により受信した信号からコンテンツデータを再生出力するとともに、上記ゲートウェイ局から連続して送信される第1の切替指示パケットを検知する受信信号処理部と、在圏する通信エリアから周辺の通信エリアへの移動に基づく回線切替の制御を行う回線切替制御部とを備え、上記回線切替制御部が回線切替を行うと判定し、上記ゲートウェイ局に対して送信する第2の切替指示パケットに対して、上記ゲートウェイ局から送信される上記第1の切替指示パケットを上記受信部により受信し、上記第1の切替指示パケットが送信されている期間中に上記受信部の受信回線の切替を行うものである。
【0015】
請求項10の発明に係る移動局は、地上にマルチビームを形成する通信衛星を介してゲートウェイ局から送信されるデータパケットの受信を行う受信部と、この受信部により受信した信号からコンテンツデータを再生出力するとともに、上記ゲートウェイ局から連続して送信される切替指示パケットを検知する受信信号処理部と、在圏する通信エリアから周辺の通信エリアへの移動に基づく回線切替の制御を行う回線切替制御部とを備え、上記回線切替制御部は、GPS受信機からの位置情報に基づいて在圏する通信エリアを特定して回線切替を行うかどうかを判定し、上記ゲートウェイ局に対して送信する切替要求パケットに対して、上記ゲートウェイ局から送信される上記切替指示パケットを上記受信部により受信し、上記切替指示パケットが送信されている期間中に上記受信部の受信回線の切替を行うものである。
【0016】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
この発明の実施の形態1に係る衛星通信方法、その方法に用いる移動局及びゲートウェイ局を図1〜図6によって説明する。図1は実施の形態1に係る衛星通信方法において、ゲートウェイ局から移動局への通信回線の構成を示す構成図である。図1において、1は通信衛星、2a、2bはそれぞれ通信衛星1からのマルチビームにより形成される通信エリア、3はゲートウェイ局、4は移動局である。また5a及び5bはゲートウェイ局3から通信衛星1へ送信する通信回線(それぞれキャリア周波数f1、f2)であり、6a及び6bは、それぞれ通信エリア2a及び2bに対応する通信衛星から送信する通信回線(それぞれキャリア周波数f3、f4)である。これらの関係は、通信回線5aと通信回線6aとが対に、通信回線5bと通信回線6bとが対になっている。なお、ゲートウェイ局3から通信衛星1への通信回線5aに対して、通信衛星1から通信エリアへの通信回線6a、6bを対応付けるような場合もある(この場合、以下の通信回線5bを通信回線5aと読みかえればよい)。
【0017】
次に、図2は実施の形態1に係る衛星通信方法において、移動局からゲートウェイ局への通信回線の構成を示す構成図である。図2において、7a及び7bは、それぞれ通信エリア2a及び2bに対応し、移動局4から通信衛星1へ送信する通信回線(それぞれキャリア周波数f5、f6)であり、8a及び8bは通信衛星1からゲートウェイ局3へ送信する通信回線(それぞれキャリア周波数f7、f8)である。これらの関係は、通信回線7aと通信回線8aとが対に、通信回線7bと通信回線8bとが対になっている。
【0018】
通信衛星1は、例えば、特定地域の概ね天頂方向に順次飛来する非静止型の通信衛星であり、この特定地域を包含する通信エリアに対してマルチビームを形成するものである。この通信衛星は、例えば3基の通信衛星群を形成し、各1基ずつ順次、特定地域の所定仰角範囲に8時間滞留して通信サービスを提供することによって、常時、通信を確保するものである。上記の所定仰角範囲とは、例えば仰角70度〜90度(天頂)のような仰角範囲をいうが、この仰角範囲は個々の通信衛星システムによって設定されるものである。また、通信衛星1のように概ね天頂方向に飛来する衛星は、例えば、周期24時間、軌道傾斜角45度、離心率0.139、アポジ高度41650km、ペリジ高度29930kmを軌道に有する楕円軌道衛星が挙げられる。図3は、このような軌道を航行する衛星の直下点が地表面上に描く軌跡の一例を示しており、準天頂衛星と呼ばれることがある。また、通信衛星の台数の多少は、それぞれの通信衛星システムにおいて設定されるものである。
【0019】
図1又は図2において、ゲートウェイ局3は、それぞれネットワークを介してクライアントと通信リンクしており、通信衛星1を介して、移動局4と通信する。このような通信システムの利用形態としては、例えば、クライアントが放送事業者であり、移動局4が車載地上局(SNG局:Satellite NewsGathering局)であり、車載地上局からの映像音声データを通信衛星1を介した後にゲートウェイ局3を経由して放送事業者に送信し、放送事業者から車載地上局に音声等のデータを伝送して双方向に通信するような形態がある。また、クライアントが病院であり、移動局4が救急車両であるような場合に、移動局である救急車両からの映像音声データを、通信衛星1を介した後にゲートウェイ局を経由して病院に送信し、病院から通信衛星1を介して救急車両に対して音声等のデータを伝送して双方向に通信するような形態等、様々な利用形態を考えることができる。
【0020】
図4は、通信回線の切替の際の送受信内容を示す模式図である。図4において、9は音声や映像等のデータパケット、10は測定可情報パケットであり、この測定可情報パケット10を送信している期間内は、有意な映像や音声等のデータパケットは送信しておらず、移動局4は受信回線を切り替えて周辺ビームの回線品質を測定する。11は切替指示パケットであり、この切替指示パケット11をゲートウェイ局3(図4中、GW局と表記する。図7及び図8において同じ。)から送信している期間内に移動局4は受信回線を切り替える。12は移動局4が受信回線の品質を評価した結果、ビーム切替を要するとした場合に、移動局4からゲートウェイ局3に対してビーム切替を要求する切替要求パケットである。13は移動局4からゲートウェイ局3への送信回線を切り替える際に、移動局4からゲートウェイ局3に対してビーム切替を指示する切替指示パケットである。
【0021】
ゲートウェイ局3は通信衛星1に対してデータパケットP1、P2を通信回線5aにより送信する。通信衛星1はゲートウェイ局3からのデータパケットを受信し、受信したデータパケットP1、P2を通信回線6aにより送信する。移動局4は、通信エリア2aに位置し、通信回線6aによりデータパケットP1,P2を受信する。
【0022】
次に、ゲートウェイ局3は、周期的に測定可パケット10を連続して送信する。この測定可パケット10は、そのパケットデータ中に、ゲートウェイ局3からの送信がデータパケット9でなく、移動局4が周辺ビームの回線品質の測定を行う期間にあるということを示す識別記号が含まれるものであればよい。この測定可パケット10は通信回線5aにより送信され、通信衛星1aを経由して通信回線6aにより移動局4へ送信される。移動局4は通信回線6aにより測定可情報パケットを受信し、受信回線を周辺の通信エリア2bに対応する通信回線6bに切り替え、受信信号強度やビット誤り率等の回線品質を測定する。図4には、ゲートウェイ局3から通信回線5bに対しても測定可情報パケット10を送信しており、移動局4は通信回線6bにおいて、これを受信することができる。この回線品質の測定により、通信回線6bの方の品質が良いとの事象、あるいは通信回線6bの品質が上昇し、通信回線6aの品質が下降しているとの事象等によって、回線評価を行い通信回線を切り替えるかどうか判定する。なお、通信回線6bに測定可情報パケット10を送信しているが、送信する内容は測定可情報パケット10以外のデータパケット(例えば直前に送信したデータパケットP2)であっても良く、また送信する通信回線として、通信エリア2bにおいて共通の回線品質の測定用回線を設けても良く、この場合、移動局4は測定可情報データ10を受信すると測定用回線に切り替えて受信することによって、周辺の通信エリアの通信回線の測定を行う。
【0023】
地上局4において上記の回線品質の測定及び評価の結果、通信回線2bへの切り替えが必要であると判定した場合、移動局4は切替要求パケット12をゲートウェイ局3へ送信する(通信回線7a)。この切替要求パケット12には切替先の通信エリアや通信回線の情報を含める。この切替要求パケット12を受信したゲートウェイ局3は、切替指示パケット11を通信回線5a及び通信回線5bに連続して送信する。図4には、期間T中の前半は通信回線5aに、後半は通信回線5bへ送信するものを記載したが、期間Tに亘って通信回線5a及び5bの双方へ送信するようにしてもよい。移動局4は、切替指示パケット11を受信すると、そのパケット中の情報に基づき通信回線を切り替えを行うか、又は回線品質評価により切替先とした通信回線への切り替えを行う。即ち、地上局4は、通信回線6aから通信回線6b(周波数f3)に切り替えて、次のデータパケットP4、P5を受信する。
【0024】
一方、移動局4から送信を行う通信回線7aの切替は次のように行う。移動局4は、上記のように受信回線の品質の測定及び評価を行い、切替要求パケット12を送信しており、送信回線である通信回線7aについても切替が必要となる。このとき、図4に示すように。移動局4は通信回線7aにより切替指示パケット13を送信し、送信回線を通信回線7bに切り替え、その後の送信を行う。この切替指示パケット13を受信したゲートウェイ局3は受信回線を通信回線8bに切り替えて、その後の移動局4からのデータパケットを受信する。
【0025】
なお、ゲートウェイ局3は切替指示パケット11を通信回線5aと通信回線5bの双方に送信するが、移動局4は通信回線6bへの切替後に切替指示パケット11を受信することができる。移動局4は、通信回線の切替直後に切替指示パケット11を受信した場合には、通信回線の切替期間中にデータパケットの受信欠落がなかったと判断し得る。また移動局4は、測定可情報パケット10の受信の際に、在圏する通信エリアの通信回線及び周辺の通信エリアの通信回線の受信信号強度が所定のレベル以下である場合や、ビット誤り率が所定のレベル以上にある場合には、遮蔽等の障害により回線品質が劣化していると判定して、回線切替を行わないようにしてもよい。
【0026】
次にゲートウェイ局の構成について説明する。図5はゲートウェイ局の構成を示す構成図である。図5において、14は送信アンテナ、15は受信アンテナである。16はアンテナ14を介して通信衛星と通信することによって移動局との間で通信を行う送信部、17は送信部16へ送信するデータパケットを送出するパケット送出部、18は切替指示パケット11及び測定可情報パケット10を生成する切替制御パケット生成部である。19は通信ネットワークとのインタフェースであり、20は通信ネットワークからの通信データからデータパケットを生成するデータパケット生成部、21はパケット送出待ちのデータパケットを一時的に蓄積するデータパケット蓄積部である。22は通信衛星1を介して移動局4からの送信信号を受信する受信部、23は受信した移動局4からの信号を通信ネットワークのプロトコルに合わせた伝送信号に変換する受信信号処理部である。また、24は送信部16及び受信部22に通信回線の切替を指示する回線切替制御部である。
【0027】
次にゲートウェイ局3の動作について図5により説明する。各クライアントからの通信データは通信ネットワークを介してネットワークI/F部19に入力される。ネットワークI/F部19は、入力された通信データを順次データパケット生成部20へ出力する。データパケット生成部20は、受取った通信データからデータパケットを生成して出力する。通信ネットワーク側でのパケット形式と、衛星通信側でのパケット形式が同じである場合には、データパケット生成部20はスルー出力とすることもできる。また、データパケット生成部20はストリーム系のデータ等に対して必要に応じてネットワークI/F部19から入力された通信データを時間軸圧縮してデータパケットを生成する。パケット送出部17には、データパケット生成部20からのデータパケットと切替制御パケット生成部18からの測定可情報パケット10又は切替指示パケット11が入力される。パケット送出部17は、測定可情報パケット10又は切替指示パケット11が入力されている間は、それらのパケットを送信部16へ出力し、データパケット生成部20からのデータパケットをデータパケット蓄積部21に出力する。また、パケット送出部17は、測定可情報パケット10及び切替指示パケット11が入力されていない間は、データパケット生成部20からのデータパケットを送信部16へ出力するが、データパケット蓄積部21にデータパケットが蓄積されている場合には、そのデータパケットを優先して送信部16へ出力する。送信部16はデータパケットを順次送信するが、測定可情報パケット10及び切替指示パケット11については連続して複数回送信する。また、図4において説明したように測定可情報パケット10と切替指示パケット11は通信回線5a及び5bに対して送信しており、切替指示パケット11については、期間T中の前半を通信回線5aへ、後半を通信回線5bに送信したり、期間Tに亘って双方に送信するようにしてもよい。この通信回線の切替は回線切替制御部24において判断し、送信部16へ、通信回線の切替指示を送るとともに、切替制御パケット生成部18に対して測定可情報パケット10又は切替指示パケット11の生成と出力を指示する。回線切替制御部24は、測定可情報パケット10を周期的に生成し出力するようを指示する。一方、切替指示パケット11については、受信信号処理部23が受信して出力する切替要求パケット12に基づいて、生成と出力を指示する。
【0028】
また、ゲートウェイ局3は受信アンテナ15を介して、移動局4からの送信信号を受信部22により受信する。受信部22はRF信号を低周波変換して受信信号処理部23に出力する。受信信号処理部23は、低周波変換後の信号からデータパケット、切替要求パケット12、切替指示パケット13とを区別し、データパケットについてはネットワークI/F部19へ、切替要求パケット12及び切替指示パケット13については回線切替制御部24へ出力する。また、受信信号処理部23は、ストリーム系のデータ等に対して必要に応じて時間軸伸長して再生しネットワークI/F部19へ出力する。一方、回線切替制御部24は、切替要求パケット12を受信信号処理部23から受け取ると、上記のように切替指示パケット11の生成を切替制御パケット生成部18に指示し、送信部16に対して切替指示パケット11の送信を指示する。また回線切替制御部24は、切替指示パケット13を受け取ると、通信回線の切替を受信部22に指示する。
【0029】
次に移動局4の構成について説明する。図6は移動局4の構成を示す構成図である。図6において、25は切替要求パケット12及び切替指示パケット13を生成する切替制御パケット生成部である。26は受信したゲートウェイ局3からの信号を通信ネットワークのプロトコルに合わせた伝送信号に変換する受信信号処理部であり、ストリーム系データ等について時間軸伸長処理も行う。27は送信部16及び受信部22に通信回線の切替を指示する回線切替制御部である。28は移動局3内の音声・映像データや、制御データを入出力する入出力I/F部である。図6において、図5と同一の符号を付した回路部は、図5のそれらと同一又は相当な回路部を示す。
【0030】
地上局4の動作について、図6により説明する。受信部22は通信回線6aによりゲートウェイ局3からのデータパケットP1、P2を受信し、さらに測定可情報パケット10を受信する。この測定可情報パケット10は受信信号処理部26において識別され、回線切替制御部27へ出力される。回線切替制御部27は、在圏する通信エリアの周辺エリアの通信回線に切り替えて受信するように受信部22に対して指示する。受信部22は、受信信号強度やビット誤り率等の回線品質を測定し、回線切替制御部27へ出力する。回線切替制御部27は、回線品質測定の結果に基づき通信回線を切り替えるかどうか判定する。切り替える場合には図4において説明したように、切替制御パケット生成部25に対して切替要求パケット12の生成と出力を指示し、送信部16に対して切替要求パケット12の出力を指示する。この切替要求パケット12に対してゲートウェイ局3から切替指示パケット11が送信され、これを受信部22において受信する。この切替指示パケット11は受信信号処理部26において識別され、回線切替制御部27へ出力される。回線切替制御部27は、この切替指示パケット11の受信に基づいて、受信部22に対して通信回線6bへの切替を指示する。
【0031】
次に移動局4における送信回線の切替動作について説明する。移動局4は、上記のように受信回線の品質の測定及び評価を行い、切替要求パケット12を送信しており、送信回線である通信回線7aについても切替が必要となる。このとき、回線切替制御部27は切替制御パケット生成部25に対して切替指示パケット13の生成と出力を指示し、送信部16に対して、通信回線7aにより切替指示パケット13を送信するよう指示する。この切替指示パケット13送信後、送信部16の回線を通信回線7bに切り替え、その後の送信を行う。この切替指示パケット13を受信したゲートウェイ局3は受信回線を通信回線8bに切り替えて、その後の移動局4からのデータパケットを受信する。
【0032】
実施の形態2.
この発明の実施の形態2に係る衛星通信方法、その方法に用いる移動局及びゲートウェイ局について説明する。図7は実施の形態2に係る衛星通信方法における通信回線の切替の際の送受信内容を示す模式図である。実施の形態1において、移動局4は切替要求パケット12と切替指示パケット13とを送信するものであるのに対し(図4参照)、実施の形態2に係る移動局4は切替要求パケット12を省略し、切替指示パケット13を送信するものである。図7において、図4と同一の符号を付した部分は、図7のそれらの部分と同一又は相当する部分を示す。
【0033】
図7において、移動局4は回線測定の結果、回線切替が必要であると判定したとき、切替指示パケット13をゲートウェイ局3へ送信する。この切替指示パケット13を受信したゲートウェイ局3は、受信回線を通信回線8aから通信回線8bに切り替え、さらに切替指示パケット11を送信する。この切替指示パケット11にする処理内容については実施の形態1に示したとおりである。移動局4は、上記のように切替指示パケット13を送信した後、送信回線を通信回線7aから通信回線7bに切り替え、その後のデータパケットの送信を行う。なお、これらの各局内での処理は、図5に示すゲートウェイ局3の回線切替制御部24、及び図6に示す移動局4の回線切替制御部27により行う。
【0034】
実施の形態3.
この発明の実施の形態3に係る衛星通信方法、その方法に用いる移動局及びゲートウェイ局について説明する。図8は実施の形態3に係る衛星通信方法における通信回線の切替の際の送受信内容を示す模式図である。実施の形態1において、移動局4は測定可情報パケット10を受信して、通信回線の品質測定を行い、回線切替の要否を判定したが、実施の形態2においては、GPS受信機からの位置情報に基づいて在圏する通信エリアを特定し、回線切替の要否を判定する。この場合、図8に示すように測定可情報パケットの送信は省略され、回線切替が必要である場合には切替要求パケット12を送信し、その後の移動局4及びゲートウェイ局3での処理内容は図4において説明したとおりである。また、移動局4及びゲートウェイ局3のそれぞれの構成は図5及び図6に示す構成と同様であるが、ゲートウェイ局3における測定可情報パケットの送信のための処理と、その測定可情報パケットを受信して移動局4が行う回線品質の測定処理は省略される。なお、移動局4は、GPS衛星からの位置情報と、通信エリア(例えばエリア中央点の緯度・経度と、エリア半径などにより確定する)との位置関係により在圏エリアを特定することができる。
【0035】
また、実施の形態2において切替要求パケット12を省略する場合について説明したが、実施の形態3においても、同様に切替要求パケット12を省略し、回線切替が必要であると判定した後に、切替指示パケット13を送信するようにしてもよい。
【0036】
【発明の効果】
この発明の請求項1乃至請求項6に係る発明によれば、ゲートウェイ局から切替指示パケットが送信されている期間中に、移動局が受信する通信回線の切替を行うので、データパケットの受信欠落がなく、また、周辺エリアでの通信回線品質をもとに判定するので、回線切替後に確実に当該周辺エリアの通信回線の捕捉することができる。
【0037】
この発明の請求項7乃至請求項9に係る発明によれば、移動局側受信回線の切替要求の際に移動局からゲートウェイ局に対して送信される切替指示パケットによって、移動局からのデータパケットを受信するゲートウェイ局側の受信回線の切替を行うので、回線切替の際の処理が短縮することができる。
【0038】
この発明の請求項10に係る発明によれば、GPS受信機からの位置情報に基づいて移動局が在圏する通信エリアを特定するため、移動局側での周辺エリアの回線測定を省略するので、切替のための処理を短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1に係る衛星通信方法において、ゲートウェイ局から移動局への通信回線の構成を示す構成図である。
【図2】この発明の実施の形態1に係る衛星通信方法において、移動局からゲートウェイ局への通信回線の構成を示す構成図である。
【図3】この発明の実施の形態1に係る衛星放送方法における、通信衛星が地表面上に描く軌跡の一例を示す模式図である。
【図4】この発明の実施の形態1に係る衛星通信方法において、通信回線の切替の際の送受信内容を示す模式図である。
【図5】この発明の実施の形態1に係るゲートウェイ局の構成を示す構成図である。
【図6】この発明の実施の形態1に係る移動局の構成を示す構成図である。
【図7】この発明の実施の形態2に係る衛星通信方法における通信回線の切替の際の送受信内容を示す模式図である。
【図8】この発明の実施の形態3に係る衛星通信方法における通信回線の切替の際の送受信内容を示す模式図である。
【符号の説明】
1 通信衛星
2a、2b 通信エリア
3 ゲートウェイ局
4 移動局
5a、5b 通信回線
6a、6b 通信回線
7a、7b 通信回線
8a、8b 通信回線
9 データパケット
10 測定可情報パケット
11 切替指示パケット
12 切替要求パケット
13 切替指示パケット
14 送信アンテナ
15 受信アンテナ
16 送信部
17 パケット送出部
18 切替制御パケット生成部
20 データパケット生成部
21 データパケット蓄積部
22 受信部
23 受信信号処理部
24 回線切替制御部
25 切替制御パケット生成部
26 受信信号処理部
27 回線切替制御部

Claims (10)

  1. 地上にマルチビームを形成する通信衛星を介して、ゲートウェイ局と移動局との間で通信を行う衛星通信方法において、上記ゲートウェイ局から上記移動局に対して測定可情報パケットを送信し、この測定可情報パケットを受信した上記移動局は、在圏する通信エリアの周辺エリアの通信回線を受信して品質を測定し、この測定結果に基づいて、上記移動局から上記ゲートウェイ局に対して回線を切り替えるための切替要求パケットを送信し、この切替要求パケットに基づいて上記ゲートウェイ局から切替指示パケットを連続して送信し、この切替指示パケットの連送中に上記移動局が通信回線を切り替えることを特徴とする衛星通信方法。
  2. 上記移動局は上記切替要求パケットを送信した後にさらに上記移動局からの送信回線を切り替えるための切替指示パケットを上記ゲートウェイ局に対して送信することを特徴とする請求項1に記載の衛星通信方法。
  3. 地上にマルチビームを形成する通信衛星を介して移動局と通信を行う送信部と、入力されたコンテンツデータからデータパケットを生成するデータパケット生成部と、このデータパケット生成部により生成したデータパケット、又は上記移動局が通信回線の切り替えるための連続した切替指示パケットを上記送信部に送出するパケット送出部と、上記移動局からの切替要求パケットを受信したときに、上記パケット送出部に対して、上記切替可情報パケットの送出を指示する回線切替制御部とを備えたことを特徴とするゲートウェイ局。
  4. 上記回線切替制御部は、上記移動局が回線の品質を測定するための測定可情報パケットを周期的に送出するように上記パケット送出部に対して指示することを特徴とする請求項3に記載のゲートウェイ局。
  5. 地上にマルチビームを形成する通信衛星を介してゲートウェイ局から送信されるデータパケットの受信を行う受信部と、この受信部により受信した信号からコンテンツデータを再生出力するとともに、上記ゲートウェイ局から連続して送信される切替指示パケットを検知する受信信号処理部と、在圏する通信エリアから周辺の通信エリアへの移動に基づく回線切替の制御を行う回線切替制御部とを備え、上記回線切替制御部が回線切替を行うと判定して、上記ゲートウェイ局に対して送信する切替要求パケットに対して、上記ゲートウェイ局から送信される上記切替指示パケットを上記受信部により受信し、上記切替指示パケットが送信されている期間中に上記受信部の回線切替を行うことを特徴とする移動局。
  6. 上記回線切替制御部は、上記ゲートウェイ局から測定可情報パケットが送信されている期間中に、上記受信部に対して周辺の通信エリアの通信回線品質を測定するように指示し、この測定結果に基づいて回線切替を行うかどうか判定することを特徴とする請求項5に記載の移動局。
  7. 地上にマルチビームを形成する通信衛星を介して、ゲートウェイ局と移動局との間で通信を行う衛星通信方法において、上記ゲートウェイ局から上記移動局に対して測定可情報パケットを送信し、この測定可情報パケットを受信した上記移動局は在圏する通信エリアの周辺エリアの通信回線を受信して品質を測定し、この測定結果に基づいて、上記移動局から上記ゲートウェイ局に対して切替指示パケットを送信し、この切替指示パケットに基づいて、上記ゲートウェイ局は、上記移動局からのデータパケットを受信する受信回線を切り替えるとともに、上記移動局に対して切替指示パケットを連続して送信し、この切替指示パケットの連送中に、上記移動局は、上記ゲートウェイ局からのデータパケットを受信する受信回線を切り替えることを特徴とする衛星通信方法。
  8. 地上にマルチビームを形成する通信衛星を介して移動局と通信を行う送信部と、入力されたコンテンツデータからデータパケットを生成するデータパケット生成部と、このデータパケット生成部により生成したデータパケット、又は上記移動局が通信回線を切り替えるための連続した切替指示パケットを上記送信部に送出するパケット送出部と、上記移動局からの切替指示パケットを受信したときに、上記移動局からのデータパケットを受信する受信回線を切替るとともに、上記パケット送出部に対して、上記切替可情報パケットの送出を指示する回線切替制御部とを備えたことを特徴とするゲートウェイ局。
  9. 地上にマルチビームを形成する通信衛星を介してゲートウェイ局から送信されるデータパケットの受信を行う受信部と、この受信部により受信した信号からコンテンツデータを再生出力するとともに、上記ゲートウェイ局から連続して送信される第1の切替指示パケットを検知する受信信号処理部と、在圏する通信エリアから周辺の通信エリアへの移動に基づく回線切替の制御を行う回線切替制御部とを備え、上記回線切替制御部が回線切替を行うと判定し、上記ゲートウェイ局に対して送信する第2の切替指示パケットに対して、上記ゲートウェイ局から送信される上記第1の切替指示パケットを上記受信部により受信し、上記第1の切替指示パケットが送信されている期間中に上記受信部の受信回線の切替を行うことを特徴とする移動局。
  10. 地上にマルチビームを形成する通信衛星を介してゲートウェイ局から送信されるデータパケットの受信を行う受信部と、この受信部により受信した信号からコンテンツデータを再生出力するとともに、上記ゲートウェイ局から連続して送信される切替指示パケットを検知する受信信号処理部と、在圏する通信エリアから周辺の通信エリアへの移動に基づく回線切替の制御を行う回線切替制御部とを備え、上記回線切替制御部は、GPS受信機からの位置情報に基づいて在圏する通信エリアを特定して回線切替を行うかどうかを判定し、上記ゲートウェイ局に対して送信する切替要求パケットに対して、上記ゲートウェイ局から送信される上記切替指示パケットを上記受信部により受信し、上記切替指示パケットが送信されている期間中に上記受信部の受信回線の切替を行うことを特徴とする移動局。
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