JP2004128018A - 接続コード係止構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】接続ジャック近傍に配設され、接続コードの抜け止めを図った接続コード係止構造に於て、接続コードの係止を容易、且つ、確実にすると共に、部品点数及び取り付け作業の増加を抑えコストダウンを図る。
【解決手段】接続コード係止具11は、硬質樹脂から成る平板状の本体部12に該本体部12と一体にC字形の2つのフック13,14が上下に離間して成型されて成り、ケーシング15に設けられたACジャック16の近傍に該ケーシング15と一体に形成されている。そして、前記フック13,14は夫々前記ACジャック16に接続されるACコード17のコード部18を抱持する抱持部19,20と、該抱持部19,20へ該コード部18を出入させるための開口部21,22とを備え、該開口部21,22は互いに異なる方向に開口している。
【選択図】 図2
【解決手段】接続コード係止具11は、硬質樹脂から成る平板状の本体部12に該本体部12と一体にC字形の2つのフック13,14が上下に離間して成型されて成り、ケーシング15に設けられたACジャック16の近傍に該ケーシング15と一体に形成されている。そして、前記フック13,14は夫々前記ACジャック16に接続されるACコード17のコード部18を抱持する抱持部19,20と、該抱持部19,20へ該コード部18を出入させるための開口部21,22とを備え、該開口部21,22は互いに異なる方向に開口している。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、接続コード係止構造に関するものであり、特に、接続コードを係止して、該接続コードに接続される接続プラグの抜け止めを図った接続コード係止構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の此種接続コードは、一般に図3に示す如く、電気機器等のケーシング1に設けられたACジャック2に接続コードであるACコード3のACプラグ4が差込まれた時、該ACコード3のコード部5が係止又は保持されることなく、フリーの状態でそのままコンセント(図示せず)に接続されるものが多い。
【0003】
そのため、前記ACコード3が不測の外力によって引張されると、前記ACプラグ4が外れたり、衝撃が加わって該ACプラグ4及びACジャック2を破損してしまう虞がある。
【0004】
前述の問題を回避するため、例えば、図4に示す如く、電気機器6にACコード係止具7を設けた接続コード係止構造が知られている(例えば、特許文献1参照。)。該ACコード係止具7は、軟質樹脂で略T字形に一体成型されており、T字形の下端部である先端部7aがL字状に折曲されて先端近傍に取付孔8が開穿され、該取付孔8にネジ9を挿通して前記電気機器6に固定するように構成され、T字形の上端である後端部7bが前記電気機器6に接続されるACコード10のプラグ10aを締付け可能なバンド形状に形成されている。従って、該バンド形状の後端部7bで前記プラグ10aを締付けることにより、該プラグ10aの抜け止めを図ることができる。
【0005】
【特許文献1】
特開2001−6811号公報 (第1−5頁、第1図)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来例の接続コード係止構造としてのACコード係止具は、後端部がバンド形状を有し、該後端部でACコードのプラグを締付けることにより、該プラグの抜け止めを図っている。
【0007】
然しながら、前記ACコード係止具は電気機器とは別部品となるため、部品点数が増加すると共に、該ACコード係止具取付のための作業も必要であり、コスト高となっていた。又、ACコードの係止操作も比較的時間がかかるという欠点がある。
【0008】
そこで、接続ジャック近傍に配設され、接続コードの抜け止めを図った接続コード係止構造に於て、接続コードの係止を容易、且つ、確実にすると共に、部品点数及び取り付け作業の増加を抑えコストダウンを図るために解決すべき技術的課題が生じてくるのであり、本発明はこの課題を解決することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記目的を達成するために提案されたものであり、ケーシングに設けられた接続ジャック近傍に接続コードのコード部を抱持する抱持部と、該抱持部へ該コード部を出入させるための開口部とを備えたフックを設けた接続コード係止構造、
及び、上記フックは互いに離間する2つのフックから成る接続コード係止構造、
及び、上記2つのフックの開口部は互いに異なる方向に開口している接続コード係止構造、
及び、上記フックはC字形に形成されている接続コード係止構造、
及び、上記接続コード係止構造は上記ケーシングと一体に形成されている接続コード係止構造、
及び、上記接続コード係止構造は上記ケーシングと別体に形成され、該ケーシングに固着される接続コード係止構造、
並びに、上記フックは可撓性材料で形成されている接続コード係止構造を提供するものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態を図1及び図2に従って詳述する。図1に於て、11は接続コード係止構造を構成する接続コード係止具であり、該接続コード係止具11は、硬質樹脂から成る平板状の本体部12に該本体部12と一体にC字形の2つのフック13,14が上下に離間して形成されて成り、該接続コード係止具11はケーシング15に設けられた接続ジャックであるACジャック16の近傍に該ケーシング15と一体に形成されている。
【0011】
そして、図2に示す如く、前記フック13,14は夫々前記ACジャック16に接続される接続コードとしてのACコード17のコード部18を抱持する抱持部19,20と、該抱持部19,20へ該コード部18を出入させるための開口部21,22とを備え、該開口部21,22は互いに異なる方向となる左右方向に開口している。
【0012】
而して、前記ACジャック16に前記ACコード17のACプラグ23を差込み、該ACコード17のコード部18を前記接続コード係止具11に形成された上段の前記フック13の開口部21を介して前記抱持部19に抱持させ、更に、該コード部18を下段の前記フック14の開口部14aを介して前記抱持部20に抱持させると、前記ACコード17は、前記接続コード係止具11に係止される。
【0013】
従って、前記ACコード17は前記接続コード係止具11に容易に係止されると共に、前記フック13、14の開口部21,22は互いに異なる方向に開口しているので、該ACコード17の係止が確実となり、該ACコード17が外れることもない。
【0014】
又、該ACコード17が不測の外力によって引張された時、該ACコード17にかかる力は先ず下段の前記フック14で規制され、更に、上段の前記フック13に規制されるため、前記ACプラグ23に外力が伝達されず、又は、伝達されてもその力は弱まっており、該ACプラグ23が前記ACジャック16から外れることはなく、更に、該ACプラグ23、又は、前記ACジャック16が破損することもない。
【0015】
又、前記不測の外力によって、万一、前記ACコード17が前記フック14から外れた場合でも、前記開口部21,22は互いに異なる方向に開口しているので、同方向の外力によって該ACコード17は前記フック13から外れないため、該ACコード17は該フック13によって係止され、外力が規制される。
【0016】
斯くして、前記接続コード係止具11はACコード17を容易に係止できると共に、該ACコード17が係止された状態で該ACコード17が不慮に引張された時、該ACコード17は前記フック14,13によってその引張力が規制され、該ACコード17の前記ACプラグ23が前記ACジャック16から外れることを防止することができると共に、該ACプラグ23及び該ACジャック16の破損を防止することができる。
【0017】
又、前記接続コード係止具11は前記ケーシング15と一体に形成されるため、部品点数及び取り付け作業を増加させることがなくコストダウンを図ることができる。
【0018】
尚、前記接続コード係止具11は前記ケーシング15と一体に形成したが、これに代えて、接続コード係止具を別体として形成し、該接続コード係止具を螺着或いは接着等でケーシングに固着することも可能であり、然る時も前記接続コード係止具11と同様にACプラグ23が前記ACジャック16から外れることを防止することができると共に、該ACプラグ23及び該ACジャック16の破損を防止することができ、且つ、ACコードの係止方法も容易であるが、更に、ケーシングの成型及び接続コード係止具の成型が簡単になるといる利点がある。
【0019】
又、前記フック14はC字形状に形成したが、これに限定されず、一部切欠された開口部を有する四角形状、或いは、一部切欠された開口部を有する三角形状等、種々の形状に形成可能であり、然る時も、前記C字形状と略同様の効果が期待できる。
【0020】
更に、前記フックは硬質樹脂で形成されるが、これに代えて、可撓性樹脂で形成することも可能であり、然る時は、該フックに前記ACコードのコード部を係止する時、該フックが撓むことにより開口部が開き、係止が容易になる利点があり、更に、該フックの開口部を狭く形成して前記ACコードが更に外れにくいようにすることも可能となる。
【0021】
更に又、前記接続コード係止具11はACコードを係止するものとして説明したが、該ACコードを係止する代わりに、例えば、DCコードを係止することも可能であり、その他、種々のコードを係止することが可能である。
【0022】
尚、本発明は、本発明の精神を逸脱しない限り種々の改変を為すことができ、そして、本発明が該改変されたものに及ぶことは当然である。
【0023】
【発明の効果】
本発明は上記一実施の形態に詳述したように、請求項1記載の発明は、ケーシングに設けられた接続ジャック近傍に接続コードのコード部を抱持する抱持部と、該抱持部へ該コード部を出入させるための開口部とを備えたフックを設けたので、該フックによって前記接続コードのコード部を容易に係止することができる。
【0024】
又、請求項2記載の発明は、上記フックは互いに離間する2つのフックから成るので、請求項1記載の発明の効果に加え、該2つのフックにより接続コードを確実に係止して、該接続コードが外れることを防止することが可能となる。
【0025】
更に、請求項3記載の発明は、上記2つのフックの開口部は互いに異なる方向に開口しているので、請求項2記載の発明の効果に加え、該接続コードの係止が更に確実になり、該接続コードが外れることを確実に防止することができる。
【0026】
更に又、請求項4記載の発明は、上記フックはC字形に形成されているので、請求項1,2又は3記載の発明の効果に加え、接続コードの外周を略全周に及んで略均等に抱持し、該接続コードの損傷を防止できる。
【0027】
そして、請求項5記載の発明は、上記接続コード係止構造は上記ケーシングと一体に形成されているので、請求項1乃至4記載の発明の効果に加え、部品点数及び取り付け作業を増加させることがなくコストダウンを図ることができる。
【0028】
又、請求項6記載の発明は、上記接続コード係止構造は上記ケーシングと別体に形成され、該ケーシングに固着されるので、請求項1乃至4記載の発明の効果に加え、ケーシングの成型及び接続コード係止構造の成型が簡単になり、コストダウンが図れるという利点がある。
【0029】
更に、請求項7記載の発明は、上記フックは可撓性材料で形成されているので、請求項1乃至6記載の効果に加え、該フックに接続コードのコード部を係止する時、該フックが撓むことにより、係止が容易になる利点があり、更に、フックの開口部を狭く形成して接続コードが外れないようにすることも可能である等、正に著大なる効果を奏する発明である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示し、ケーシングに接続コード係止具が一体に取付けられた状態を示す斜視図。
【図2】本発明の一実施の形態を示し、ケーシングに一体に接続コード係止具が取付けられ、該接続コード係止具に接続コードを係止させた状態を示す斜視図。
【図3】従来例を示し、ケーシングに設けられた接続ジャックに接続コードの接続プラグを差込んだ状態を示す斜視図。
【図4】他の従来例を示し、接続コードの接続プラグを係止具で係止した状態を示す斜視図。
【符号の説明】
11 接続コード係止具
13,14 フック
15 ケーシング
16 ACジャック
17 ACコード
18 コード部
19,20 抱持部
21,22 開口部
【発明の属する技術分野】
この発明は、接続コード係止構造に関するものであり、特に、接続コードを係止して、該接続コードに接続される接続プラグの抜け止めを図った接続コード係止構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の此種接続コードは、一般に図3に示す如く、電気機器等のケーシング1に設けられたACジャック2に接続コードであるACコード3のACプラグ4が差込まれた時、該ACコード3のコード部5が係止又は保持されることなく、フリーの状態でそのままコンセント(図示せず)に接続されるものが多い。
【0003】
そのため、前記ACコード3が不測の外力によって引張されると、前記ACプラグ4が外れたり、衝撃が加わって該ACプラグ4及びACジャック2を破損してしまう虞がある。
【0004】
前述の問題を回避するため、例えば、図4に示す如く、電気機器6にACコード係止具7を設けた接続コード係止構造が知られている(例えば、特許文献1参照。)。該ACコード係止具7は、軟質樹脂で略T字形に一体成型されており、T字形の下端部である先端部7aがL字状に折曲されて先端近傍に取付孔8が開穿され、該取付孔8にネジ9を挿通して前記電気機器6に固定するように構成され、T字形の上端である後端部7bが前記電気機器6に接続されるACコード10のプラグ10aを締付け可能なバンド形状に形成されている。従って、該バンド形状の後端部7bで前記プラグ10aを締付けることにより、該プラグ10aの抜け止めを図ることができる。
【0005】
【特許文献1】
特開2001−6811号公報 (第1−5頁、第1図)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来例の接続コード係止構造としてのACコード係止具は、後端部がバンド形状を有し、該後端部でACコードのプラグを締付けることにより、該プラグの抜け止めを図っている。
【0007】
然しながら、前記ACコード係止具は電気機器とは別部品となるため、部品点数が増加すると共に、該ACコード係止具取付のための作業も必要であり、コスト高となっていた。又、ACコードの係止操作も比較的時間がかかるという欠点がある。
【0008】
そこで、接続ジャック近傍に配設され、接続コードの抜け止めを図った接続コード係止構造に於て、接続コードの係止を容易、且つ、確実にすると共に、部品点数及び取り付け作業の増加を抑えコストダウンを図るために解決すべき技術的課題が生じてくるのであり、本発明はこの課題を解決することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記目的を達成するために提案されたものであり、ケーシングに設けられた接続ジャック近傍に接続コードのコード部を抱持する抱持部と、該抱持部へ該コード部を出入させるための開口部とを備えたフックを設けた接続コード係止構造、
及び、上記フックは互いに離間する2つのフックから成る接続コード係止構造、
及び、上記2つのフックの開口部は互いに異なる方向に開口している接続コード係止構造、
及び、上記フックはC字形に形成されている接続コード係止構造、
及び、上記接続コード係止構造は上記ケーシングと一体に形成されている接続コード係止構造、
及び、上記接続コード係止構造は上記ケーシングと別体に形成され、該ケーシングに固着される接続コード係止構造、
並びに、上記フックは可撓性材料で形成されている接続コード係止構造を提供するものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態を図1及び図2に従って詳述する。図1に於て、11は接続コード係止構造を構成する接続コード係止具であり、該接続コード係止具11は、硬質樹脂から成る平板状の本体部12に該本体部12と一体にC字形の2つのフック13,14が上下に離間して形成されて成り、該接続コード係止具11はケーシング15に設けられた接続ジャックであるACジャック16の近傍に該ケーシング15と一体に形成されている。
【0011】
そして、図2に示す如く、前記フック13,14は夫々前記ACジャック16に接続される接続コードとしてのACコード17のコード部18を抱持する抱持部19,20と、該抱持部19,20へ該コード部18を出入させるための開口部21,22とを備え、該開口部21,22は互いに異なる方向となる左右方向に開口している。
【0012】
而して、前記ACジャック16に前記ACコード17のACプラグ23を差込み、該ACコード17のコード部18を前記接続コード係止具11に形成された上段の前記フック13の開口部21を介して前記抱持部19に抱持させ、更に、該コード部18を下段の前記フック14の開口部14aを介して前記抱持部20に抱持させると、前記ACコード17は、前記接続コード係止具11に係止される。
【0013】
従って、前記ACコード17は前記接続コード係止具11に容易に係止されると共に、前記フック13、14の開口部21,22は互いに異なる方向に開口しているので、該ACコード17の係止が確実となり、該ACコード17が外れることもない。
【0014】
又、該ACコード17が不測の外力によって引張された時、該ACコード17にかかる力は先ず下段の前記フック14で規制され、更に、上段の前記フック13に規制されるため、前記ACプラグ23に外力が伝達されず、又は、伝達されてもその力は弱まっており、該ACプラグ23が前記ACジャック16から外れることはなく、更に、該ACプラグ23、又は、前記ACジャック16が破損することもない。
【0015】
又、前記不測の外力によって、万一、前記ACコード17が前記フック14から外れた場合でも、前記開口部21,22は互いに異なる方向に開口しているので、同方向の外力によって該ACコード17は前記フック13から外れないため、該ACコード17は該フック13によって係止され、外力が規制される。
【0016】
斯くして、前記接続コード係止具11はACコード17を容易に係止できると共に、該ACコード17が係止された状態で該ACコード17が不慮に引張された時、該ACコード17は前記フック14,13によってその引張力が規制され、該ACコード17の前記ACプラグ23が前記ACジャック16から外れることを防止することができると共に、該ACプラグ23及び該ACジャック16の破損を防止することができる。
【0017】
又、前記接続コード係止具11は前記ケーシング15と一体に形成されるため、部品点数及び取り付け作業を増加させることがなくコストダウンを図ることができる。
【0018】
尚、前記接続コード係止具11は前記ケーシング15と一体に形成したが、これに代えて、接続コード係止具を別体として形成し、該接続コード係止具を螺着或いは接着等でケーシングに固着することも可能であり、然る時も前記接続コード係止具11と同様にACプラグ23が前記ACジャック16から外れることを防止することができると共に、該ACプラグ23及び該ACジャック16の破損を防止することができ、且つ、ACコードの係止方法も容易であるが、更に、ケーシングの成型及び接続コード係止具の成型が簡単になるといる利点がある。
【0019】
又、前記フック14はC字形状に形成したが、これに限定されず、一部切欠された開口部を有する四角形状、或いは、一部切欠された開口部を有する三角形状等、種々の形状に形成可能であり、然る時も、前記C字形状と略同様の効果が期待できる。
【0020】
更に、前記フックは硬質樹脂で形成されるが、これに代えて、可撓性樹脂で形成することも可能であり、然る時は、該フックに前記ACコードのコード部を係止する時、該フックが撓むことにより開口部が開き、係止が容易になる利点があり、更に、該フックの開口部を狭く形成して前記ACコードが更に外れにくいようにすることも可能となる。
【0021】
更に又、前記接続コード係止具11はACコードを係止するものとして説明したが、該ACコードを係止する代わりに、例えば、DCコードを係止することも可能であり、その他、種々のコードを係止することが可能である。
【0022】
尚、本発明は、本発明の精神を逸脱しない限り種々の改変を為すことができ、そして、本発明が該改変されたものに及ぶことは当然である。
【0023】
【発明の効果】
本発明は上記一実施の形態に詳述したように、請求項1記載の発明は、ケーシングに設けられた接続ジャック近傍に接続コードのコード部を抱持する抱持部と、該抱持部へ該コード部を出入させるための開口部とを備えたフックを設けたので、該フックによって前記接続コードのコード部を容易に係止することができる。
【0024】
又、請求項2記載の発明は、上記フックは互いに離間する2つのフックから成るので、請求項1記載の発明の効果に加え、該2つのフックにより接続コードを確実に係止して、該接続コードが外れることを防止することが可能となる。
【0025】
更に、請求項3記載の発明は、上記2つのフックの開口部は互いに異なる方向に開口しているので、請求項2記載の発明の効果に加え、該接続コードの係止が更に確実になり、該接続コードが外れることを確実に防止することができる。
【0026】
更に又、請求項4記載の発明は、上記フックはC字形に形成されているので、請求項1,2又は3記載の発明の効果に加え、接続コードの外周を略全周に及んで略均等に抱持し、該接続コードの損傷を防止できる。
【0027】
そして、請求項5記載の発明は、上記接続コード係止構造は上記ケーシングと一体に形成されているので、請求項1乃至4記載の発明の効果に加え、部品点数及び取り付け作業を増加させることがなくコストダウンを図ることができる。
【0028】
又、請求項6記載の発明は、上記接続コード係止構造は上記ケーシングと別体に形成され、該ケーシングに固着されるので、請求項1乃至4記載の発明の効果に加え、ケーシングの成型及び接続コード係止構造の成型が簡単になり、コストダウンが図れるという利点がある。
【0029】
更に、請求項7記載の発明は、上記フックは可撓性材料で形成されているので、請求項1乃至6記載の効果に加え、該フックに接続コードのコード部を係止する時、該フックが撓むことにより、係止が容易になる利点があり、更に、フックの開口部を狭く形成して接続コードが外れないようにすることも可能である等、正に著大なる効果を奏する発明である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示し、ケーシングに接続コード係止具が一体に取付けられた状態を示す斜視図。
【図2】本発明の一実施の形態を示し、ケーシングに一体に接続コード係止具が取付けられ、該接続コード係止具に接続コードを係止させた状態を示す斜視図。
【図3】従来例を示し、ケーシングに設けられた接続ジャックに接続コードの接続プラグを差込んだ状態を示す斜視図。
【図4】他の従来例を示し、接続コードの接続プラグを係止具で係止した状態を示す斜視図。
【符号の説明】
11 接続コード係止具
13,14 フック
15 ケーシング
16 ACジャック
17 ACコード
18 コード部
19,20 抱持部
21,22 開口部
Claims (7)
- ケーシングに設けられた接続ジャック近傍に接続コードのコード部を抱持する抱持部と、該抱持部へ該コード部を出入させるための開口部とを備えたフックを設けたことを特徴とする接続コード係止構造。
- 上記フックは互いに離間する2つのフックから成ることを特徴とする請求項1記載の接続コード係止構造。
- 上記2つのフックの開口部は互いに異なる方向に開口していることを特徴とする請求項2記載の接続コード係止構造。
- 上記フックはC字形に形成されていることを特徴とする請求項1,2又は3記載の接続コード係止構造。
- 上記接続コード係止構造は上記ケーシングと一体に形成されていることを特徴とする請求項1乃至4記載の接続コード係止構造。
- 上記接続コード係止構造は上記ケーシングと別体に形成され、該ケーシングに固着されることを特徴とする請求項1乃至4記載の接続コード係止構造。
- 上記フックは可撓性材料で形成されていることを特徴とする請求項1乃至6記載の接続コード係止構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002286573A JP2004128018A (ja) | 2002-09-30 | 2002-09-30 | 接続コード係止構造 |
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JP2002286573A JP2004128018A (ja) | 2002-09-30 | 2002-09-30 | 接続コード係止構造 |
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JP2004128018A true JP2004128018A (ja) | 2004-04-22 |
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ID=32279597
Family Applications (1)
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JP2002286573A Pending JP2004128018A (ja) | 2002-09-30 | 2002-09-30 | 接続コード係止構造 |
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JP (1) | JP2004128018A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103682808A (zh) * | 2013-12-10 | 2014-03-26 | 无锡万象工业设计有限公司 | 线缆整理器 |
GB2530792A (en) * | 2014-10-03 | 2016-04-06 | Min Kyu Lee | Mobile device to headphone connector/enforcer |
JP2017134015A (ja) * | 2016-01-29 | 2017-08-03 | 株式会社鷺宮製作所 | 冷媒回路構成部品 |
-
2002
- 2002-09-30 JP JP2002286573A patent/JP2004128018A/ja active Pending
Cited By (4)
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