JP2004127589A - Catv用機器とそれに脱着可能なcatv機器用コネクタ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ケーブルが差し込まれたコネクタをねじ込み可能なコネクタ連結部3をCATV機器の筺体4に一体に形成し、コネクタ連結部内にコネクタのテーパーカラーの先端面に形成されている係止部と係止して、テーパーカラーの回転を阻止する回転止め係止部11を形成した。回転止め係止部をコネクタ接続部内に着脱可能とした。コネクタ連結部内の回転止め係止部の位置を、EIAJ RC−5222Aの標準型のコネクタを使用できるように設定した。コネクタ連結部にねじ込むコネクタの螺合部と、コネクタを回転させるシェルを一体にして、シェルを回転させるとコネクタがコネクタ連結部内にねじ込まれると共に、ケーブルがコネクタに把持されるようにした。
【選択図】図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は同軸ケーブル、光ファイバケーブルといった各種ケーブルを接続するためのコネクタをねじ込んで連結可能なコネクタ連結部を備えたCATV用機器と、そのコネクタ連結部にねじ込んで連結するコネクタとに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、CATV機器へのケーブル接続には各種コネクタが用いられている。そのコネクタの一つに図9に示すコネクタ(雄コネクタ)がある。このコネクタは回転可能なシェルA、それとは別に回転可能な締付金具Bを備え、それらの内側に中心コンタクトC、バックアップリングD、スリーブE、ワッシャーF、クランプG、テーパークランプH、クランプI、ガスケットJ等などのケーブル保持機構が備えられている。図9のコネクタをCATV機器側のコネクタ連結部(雌コネクタ)に連結するには、図8のケーブルの中心導体aを図9のコネクタの中心コンタクトC内に差し込んだ状態でコネクタのシェルAを回転させて、先端の螺子部Kを前記コネクタ連結部にねじ込む。また、コネクタの締付金具Bを回転させてコネクタ内部のケーブル保持機構によりケーブルの外被dを挟着保持してケーブルがコネクタから抜けないようにすると共に、ケーブルの中心導体a及び外部導体bと前記コネクタ差込部との電気的な接触を確保する。前記ケーブルは図8のように中心導体a、絶縁材c、外部導体b、外被dを備えている。
【0003】
図9のコネクタは、シェルAを回転させてコネクタ先端の螺子部Kを前記コネクタ差込部にねじ込む作業と、締付金具Bを回転させてコネクタ内部のケーブル保持機構によりケーブルの外被dを挟着保持する作業とが別々であるため、CATV用機器へのケーブルの接続作業が面倒であった。また、締付金具Bを回転させるとケーブル保持機構も回転するため、その回転力によりコネクタに差し込んであるケーブルが捩れてケーブルの接続が不安定になったり、ケーブルの捩れが戻ろうとする力によりケーブルの挟着保持力が低下してケーブルが抜けることもあった。また、ケーブルの捩れによりケーブルの電気特性が歪み、CATVシステムの電気特性に悪影響が及ぶという難点があった。後者の難点を解消するため、従来は、締付金具を回転させてもケーブル保持機構が回転しないようにした回転止め機構を備えたコネクタが開発されている(例えば、特許文献1)。
【0004】
【特許文献1】
特願平6−8266号(特開平7−211399号公報)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
前記特許文献1のコネクタは回転止め機構があるためケーブルの捩れを解消することはできるが、シェルを回転させてコネクタ先端の螺子部をコネクタ差込部にねじ込む作業と、締付金具を回転させてコネクタ内部のケーブル保持機構によりケーブルの外被を挟着保持する作業とは別々であるため、CATV機器へのケーブルの接続作業が面倒であるという難点は解消されていない。また、回転止め機構の一部がCATV機器ともコネクタとも別体に形成されているため、構造が複雑になり、ケーブル接続作業が煩雑になるという新たな難点もあった。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本願発明は回転止め機構を設けてケーブルの捩れ、ケーブル把持の緩み、ケーブルの抜けを解消し、しかも、回転止め機構の構造が簡潔であり、コネクタ連結部へのコネクタの連結と、コネクタへのケーブルの挟着保持とをワンッタチ操作で可能として、コネクタ連結部へのケーブル接続作業を容易にしたCATV用機器とそれに連結する接続コネクタとを提供するものである。また、EIAJ規格(日本電子機械工業会規格)のコネクタもそれ以外のコネクタも連結可能としたものである。
【0007】
本願発明の請求項1のCATV用機器は、図1のように、ケーブル1が差し込まれたコネクタ2をねじ込み可能な筒状のコネクタ連結部3がCATV用機器の筺体4と一体に形成され、コネクタ連結部3の内周面にコネクタ2の螺合部5と螺合するネジ6が形成され、コネクタ連結部3内の中心部にコネクタ2の中心コンタクト30を差し込み可能な差し込み孔8が形成され、差し込み孔8の外周の突き当て面9に、コネクタ2のテーパーカラー31の先端面の係止部10と係止して、テーパーカラー31の回転を阻止する回転止め係止部11が形成されたものである。
【0008】
本願発明の請求項2のCATV用機器は、図3のように、ケーブル1が差し込まれたコネクタ2をねじ込み可能な筒状のコネクタ連結部3がCATV用機器の筺体4と一体に形成され、コネクタ連結部3の内周面にコネクタ2の螺合部5と螺合するネジ6が形成され、コネクタ連結部3内の中心部にコネクタ2の中心コンタクト30を差し込み可能な差し込み孔8が形成され、コネクタ連結部3の内周面でネジ6よりも奥に、ネジ6よりも内側に突出する係止突子12が形成され、係止突子12の内面外側端部にコネクタ連結部3の入口側に向けて外側広がりの圧入受け部13が形成され、圧入受け部13はコネクタ2のテーパーカラー31の先端面の圧入部14が圧入するとテーパーカラー31の回転を阻止するものである。
【0009】
本願発明の請求項3のCATV用機器は、図4のように、ケーブル1が差し込まれたコネクタ2をねじ込み可能な筒状のコネクタ連結部3がCATV用機器の筺体4と一体に形成され、コネクタ連結部3の内周面にコネクタ2の螺合部5と螺合するネジ6が形成され、コネクタ連結部3内の中心部にコネクタ2の中心コンタクト30を差し込み可能な差し込み孔8が形成され、コネクタ連結部3内にそれと別体に形成された回転止め具16が収容され、回転止め具16とコネクタ連結部3とに互いに係止して回転止め具16の空転を防止する空転防止部17が形成され、回転止め具16にコネクタ2のテーパーカラー31の先端面の係止部10と係止してテーパーカラー31の回転を阻止する回転止め部20が形成されたものである。
【0010】
本願発明の請求項4のCATV用機器は、請求項3記載のCATV用機器において、図4のように、回転止め具16がコネクタ連結部3内でその軸方向に移動又は伸縮自在なものである。
【0011】
本願発明の請求項5のCATV用機器は、請求項4記載のCATV用機器において、図5のように、回転止め具16がリングの一部を切断して二つの切断端部を形成し、一方の切断端部を回転止め具16の板厚方向に突出させて回転止め部20が形成されたものである。
【0012】
本願発明の請求項6のCATV用機器は、ケーブル1が差し込まれたコネクタ2をねじ込み可能な筒状のコネクタ連結部3がCATV用機器の筺体4と一体に形成され、コネクタ連結部3の内周面にコネクタ2の螺合部5と螺合するネジ6が形成され、コネクタ連結部3内の中心部にコネクタ2の中心コンタクト30を差し込み可能な差し込み孔8が形成され、コネクタ連結部3内にそれと別体に形成された係止突子12が収容され、係止突子12の内面外側端部にコネクタ連結部3の入口側に向けて外側広がりの圧入受け部13が形成され、圧入受け部13はコネクタ2のテーパーカラー31の先端面の圧入部14が圧入するとテーパーカラー31の回転を阻止するものである。
【0013】
本願発明の請求項7のCATV用機器は、請求項6記載のCATV用機器において、係止突子12がコネクタ連結部3内でその軸方向に移動自在なものである。
【0014】
本願発明の請求項8のCATV用機器は、請求項1乃至請求項7のいずれかに記載のCATV用機器において、コネクタ連結部3の回転止め係止部11(図1)、圧入受け部13(図3)、回転止め部20(図4)がコネクタ連結部3の取付け面15よりも9.9mm以上奥に形成されたものである。
【0015】
本願発明の請求項9のCATV機器用コネクタは、請求項1乃至請求項8のいずれかに記載のCATV用機器のコネクタ連結部3に脱着可能なコネクタ2であり、そのコネクタ2が図7のように、シェル32の回転によりコネクタ連結部3にねじ込み可能な螺合部5と、螺合部5よりも先に突出するテーパーカラー31と、ケーブル1を挟着保持可能な挟着機構34を備え、図7のようにテーパーカラー31の先端面に、コネクタ連結部3内の突き当て面9の回転止め係止部11に係止してテーパーカラー31の回転を阻止する係止部10が形成されたものである。
【0016】
本願発明の請求項10のCATV機器用コネクタは、請求項1乃至請求項8のいずれかに記載のCATV用機器のコネクタ連結部3に脱着可能なコネクタ2であり、そのコネクタ2が図7のように、シェル32の回転によりコネクタ連結部3にねじ込み可能な螺合部5と、螺合部5よりも先に突出するテーパーカラー31と、ケーブル1を挟着保持可能な挟着機構34を備え、図7のようにテーパーカラー31の先端面に、コネクタ連結部3内の係止突子12の圧入受け部13に圧入してテーパーカラー31の回転を阻止する圧入部14が形成されたものである。
【0017】
本願発明の請求項11のCATV機器用コネクタは、請求項1乃至請求項8のいずれかに記載のCATV用機器のコネクタ連結部3に脱着可能なコネクタ2であり、そのコネクタ2が図7のように、シェル32の回転によりコネクタ連結部3にねじ込み可能な螺合部5と、螺合部5よりも先に突出するテーパーカラー31と、ケーブル1を挟着保持可能な挟着機構34を備え、テーパーカラー31の先端面に、図4のようにコネクタ連結部3内の回転止め具16の回転止め部20と係止してテーパーカラー31の回転を阻止する係止部10が形成されたものである。
【0018】
本願発明の請求項12のCATV機器用コネクタは、請求項1乃至請求項8のいずれかに記載のCATV用機器のコネクタ連結部3に脱着可能なコネクタ2であり、そのコネクタ2が、シェル32の回転によりコネクタ連結部3にねじ込み可能な螺合部5と、螺合部5よりも先に突出するテーパーカラー31と、ケーブル1を挟着保持可能な挟着機構34を備え、テーパーカラー31の先端面にコネクタ連結部3内の係止突子12の圧入受け部13に圧入してテーパーカラー31の回転を阻止する圧入部14が形成されたものである。
【0019】
【発明の実施の形態1】
本願発明のCATV用機器の第1の実施形態を図1、図2に基づいて説明する。図1に示すものはコネクタ連結部3であり、それはCATV用機器の筺体4から外側に突出するように筺体4と一体に形成されている。このコネクタ連結部3は図2のようにケーブル1が差し込まれたコネクタ2をねじ込んで連結することができるように円筒状としてある。又、コネクタ連結部3にコネクタ2をねじ込むとケーブル1がコネクタ2内のテーパーカラー31の内側の挟着機構に把持(挟着保持)されて固定され、コネクタ2の中心コンタクト30(図2)がコネクタ連結部3の差し込み孔8に差し込まれて、ケーブル1の中心導体a及び外部導体bとCATV機器内の電気回路との電気的接触が確保されるようにしてある。
【0020】
図1のコネクタ連結部3は円筒状であり、その内周面にコネクタ2の差込部の外周のネジ5と螺合するネジ6が形成され、コネクタ連結部3内の中心部にコネクタの中心コンタクト30を差し込み可能な差し込み孔8が形成され、差し込み孔8の外周の突き当て面9に四つの回転止め係止部11が周方向に階段状に凹凸に形成されている。この回転止め係止部11はコネクタ2のテーパーカラー31(図2)の先端面に形成されている四つの係止部10と係止してテーパーカラー31の回転を阻止するためのものである。回転止め係止部11の数は四つに限らず任意の数にすることができるが、テーパーカラー31の係止部10の数に合わせるとテーパーカラー31との係止が確実になる。
【0021】
図1の回転止め係止部11はコネクタ連結部3の取付け面15よりも10mm±0.1以上(9.9mm以上)奥に形成してある。このようにすると、図2のようにテーパーカラー31に係止部10が形成されているコネクタ2を、コネクタ連結部3に差し込んで連結することができるだけでなく、図6に示す日本電子機器工業会規格(EIAJ RC−5222A)のコネクタ2をねじ込むこともできる。ちなみに、図6のコネクタ2はその取付け面21からネジ部先端面22までの長さが10.0mm±0.1となっている。
【0022】
図1のコネクタ連結部3に連結される図2のコネクタ2の内部構造を図7に示す。図7のコネクタ2は中心コンタクト30、絶縁物36、テーパーカラー31、押さえリング37、Oリング38、シェル39、スリーブ40、第一のテーパーリング41、クランプ42、第二のテーパーリング43、Oリング44、Oリング45、ワッシャー46、ガスケット47、シェル押さえ48、Oリング49、螺合部5を備えている。テーパーカラー31の先端に係止部10が形成されている。前記ワッシャー46、ガスケット47、第二のテーパーリング43、クランプ42、第一のテーパーリング41によりケーブル1の外部導体bを挟着保持する挟着機構34が構成されている。
【0023】
前記係止部10は図2に示すように周方向に階段状に凸凹に形成されて、図1のようにコネクタ連結部3に階段状に凹凸に形成されている回転止め係止部11に係止できるようにしてある。このコネクタ2に差し込まれるケーブル1は図8のように中心導体a、外部導体b、絶縁材c、外被dを備えている。
【0024】
図9の構造のコネクタ2(図2)によりケーブル1をCATV用機器のコネクタ連結部3(図1)に連結するには、ケーブル1の中心導体aをコネクタ2の中心コンタクト30内に差し込み、ケーブル1の外部導体bをコネクタのクランプ42の内側に差し込んでおく。その状態でコネクタ2のシェル39を回転させてコネクタ2の螺合部5をコネクタ連結部3にねじ込む。このとき、図7の挟着機構34を構成するガスケット47―ワッシャー46―第二のテーパーリング43が内側に押され、第二のテーパーリング43の斜面50によりクランプ42が先方に押され、クランプ42の前方斜面51が第一のテーパーリング41の斜面52で内側に押され、スリットが形成されているクランプ42が縮径されて、その内側に配置されているケーブル1の外部導体bが把持(挟着保持)され、ケーブル1がコネクタ2に固定される。同時に、ケーブル1がCATV機器のケーブル取付け部に取付けられて、ケーブル1とCATV用機器との電気的な接触が保持される。この場合、コネクタ連結部3にねじ込まれるコネクタ2のテーパーカラー31の先端面に形成されている係止部10(図2)が、コネクタ連結部3の回転止め係止部11(図1)に係止してテーパーカラー31が回転しないため、テーパーカラー31の回転力がケーブル1に伝わらず、ケーブル1が捩れない。また、テーパーカラー31に無理な力が加わらず、ケーブル1の接続が不安定になることもない。ケーブル1の捩れが戻ろうとする力がテーパーカラー31に伝わることもなく、挟着機構34によるケーブル把持力が低下せず、ケーブル1が確実に保持される。
【0025】
【発明の実施の形態2】
本願発明のCATV用機器の第2の実施形態を図3に基づいて説明する。図3に示すものはCATV用機器の筺体4から外側に突出するように筺体4と一体に形成されたコネクタ連結部3と、そのコネクタ連結部3に連結されるコネクタ2のテーパーカラー31の説明図である。図3のコネクタ連結部3も筐体4に一体に成形されており、図2のようにケーブル1が差し込まれたコネクタ2をねじ込んで連結することができる構造にしてある。
【0026】
図3のコネクタ連結部3も筒状であり、内周面にコネクタ2の螺合部5(図2)と螺合するネジ6が形成されている。コネクタ連結部3の内周面でネジ6よりも奥方には、ネジ6よりも中心側に突出する係止突子12が形成され、係止突子12の内周面外側端部に圧入受け部13が形成されている。圧入受け部13は外側(コネクタ連結部3の入り口側)に向けて外側広がりに形成されており、図3に示すコネクタのテーパーカラー31の先端面のリング状の圧入部14が圧入して、コネクタ2のねじ込み時にテーパーカラー31の回転が阻止されるようにしてある。
【0027】
図3の圧入受け部13もコネクタ連結部3の取付け面15よりも10mm±0.1以上(9.9mm以上)奥に形成してある。このようにすると、圧入部14が形成されているテーパーカラー31を備えたコネクタ2をコネクタ連結部3に差し込んで連結することができるだけでなく、図6に示すコネクタ2をねじ込むこともできる。
【0028】
図3のテーパーカラー31は、図9のコネクタ2と同様にシェル39の内側に配置されている。このテーパーカラー31の基本的構造は図7に示すテーパーカラー31の構造と同じであり、異なるのは先端に圧入部14が形成されていることである。図3の圧入部14は先端側に向けて下り傾斜のテーパに形成して、図3のコネクタ連結部3の受け部13に圧入できるようにしてある。
【0029】
図3のコネクタ連結部3に図3のテーパーカラー31を備えたコネクタ2を連結するには、コネクタ2の螺合部5(図2)をコネクタ連結部3のネジ6に螺合し、その状態でコネクタ2のシェル39を回転させて螺合部5をコネクタ連結部3内にねじ込む。この場合もコネクタ2のねじ込みによりケーブル1がコネクタ2のテーパーカラー31の内側の挟着機構34(図7)により把持(挟着保持)されて固定される。コネクタ2のねじ込みが進むとテーパーカラー31の先端の圧入部14がコネクタ連結部3の圧入受け部13の内側に圧入して両者が密接して固定されるため、その後にコネクタ2を更に回転させてコネクタ2をコネクタ連結部3内に更にねじ込んでもテーパーカラー31の回転は阻止される。このため、挟着機構34(図7)により把持されているケーブルが捩れることがなく、ケーブルの捩れが戻ろうとする力がテーパーカラー31に伝わることも無いため、テーパーカラー31の内側のケーブル把持力が低下してケーブルが抜けるとこともない。
【0030】
【発明の実施の形態3】
本願発明のCATV用機器の第3の実施形態を図4に基づいて説明する。図4に示すものは、CATV用機器の筐体に一体に形成されたコネクタ連結部3の内側に、コネクタ連結部3と別体に形成された回転止め具16を収容したものである。このコネクタ連結部3にも図2のようにケーブル1が差し込まれたコネクタ2をねじ込んで連結することができる。コネクタ2のねじ込みによりケーブル1がコネクタ2に把持されて固定され、コネクタ2の中心コンタクト30(図2)がコネクタ連結部3の差し込み孔(図示されていない)に差し込まれて、ケーブルの中心導体及び外部導体とCATV用機器内の電気回路との電気的接触が確保されるようにしてある。
【0031】
図4のコネクタ連結部3の内周面にも、コネクタ2の螺合部5と螺合するネジ6が形成されている。また、コネクタ連結部3の内周面には四本の空転防止部17が形成されている。この空転防止部17はコネクタ連結部3の奥から取付け面15に開口している細長の溝18である。コネクタ連結部3内の奥の中心部にはコネクタの中心コンタクト30を差し込み可能な差し込み孔(図示せず)が形成されている。
【0032】
図4のコネクタ連結部3の内側に収容される回転止め具16はリング状に形成され、その外周面に四つの空転防止部17(突起19)が突設され、前面に四つの回転止め部20が突設されている。この回転止め部20もコネクタ2のテーパーカラー31(図2)の先端面に形成されている四つの係止突子12と係止してテーパーカラー31の回転を阻止するためのものである。回転止め部20の数は四つに限らず任意の数にすることができるが、テーパーカラー31の係止部10の数に合わせるとテーパーカラー31との係止が確実になる。
【0033】
図4の空転防止部17は溝18と突起19とが互いに係止して、回転止め具16の空転を防止するためのものであるため、回転止め具16の空転を防止できるものであれば図示した構造(溝18と突起19)に限られず、どのような形状、構造ものでもよいが、例えば、図4とは逆に、コネクタ連結部3の空転防止部17を突起、回転止め具16の空転防止部17を溝とすることもできる。
【0034】
図4の空転防止部17(溝18)の深さは、それに嵌入した回転止め具16をその溝18の奥まで押し込んだときの係止突子10の前面位置がコネクタ連結部3の取付け面15よりも10mm±0.1以上(9.9mm以上)奥になるようにしてある。このようにすると図2のようにテーパーカラー31に係止部10が形成されているコネクタ2をコネクタ連結部3に差し込んで連結することができるだけでなく、図6に示すEIAJ規格のコネクタ2をねじ込むこともできる。
【0035】
図4のコネクタ連結部3に図2のようにケーブル1が差し込まれたコネクタ2を連結するには、コネクタ連結部3内に回転止め具16を収容する。この場合、回転止め具16の空転防止部17(突起19)をコネクタ連結部3の空転防止部17(溝18)内に嵌入して、回転止め具16がコネクタ連結部3の手前から奥にスライドできるようにしておく。この状態でコネクタ2の先端部をコネクタ連結部3に差し込み、コネクタ2のネジ5(図2)をコネクタ連結部3のネジ6に螺合してコネクタ2をコネクタ連結部3内にねじ込む。この場合、コネクタ2のねじ込みによりケーブル1がコネクタ2内の挟着機構34(図7)により把持されて固定される。コネクタ2のねじ込みが進むと回転止め具16が溝18に沿ってコネクタ連結部3の奥にスライドし、スライドが進行してコネクタ連結部3の奥に突き当たると、テーパーカラー31の係止部10が回転止め具16の回転止め部20に係止するため、その後に更にコネクタ2を回転させてコネクタ2をコネクタ連結部3内にねじ込んでもテーパーカラー31は回転が阻止される。このため、テーパーカラー31の内側の挟着機構34により把持されているケーブルが捩れることがなく、ケーブルの捩れが戻ろうとする力がテーパーカラー31に伝わることもないため、テーパーカラー31によるケーブル把持力が低下してケーブルが抜けるとこともない。
【0036】
【発明の実施の形態4】
本願発明のCATV機器の第4の実施形態を図5に基づいて説明する。図5に示すものは図4の回転止め具16の変形である。図5の回転止め具16はリングの外周面に四つの空転防止部17(突起19)が突設され、周方向の一箇所を切断し、その切断端部の一方を外側に突き出させて突出端面を回転止め部20としてある。この回転止め部20はコネクタ2のテーパーカラー31(図2)の先端面に形成されている四つの係止突子12の何れかと係止してテーパーカラー31の回転を阻止することができる。この回転止め具16は基本的にはスプリングワッシャーと同じ構造であるため、回転止め部20がその突出方向と反対方向とに伸縮可能なスプリング性を備えている。
【0037】
図5の空転防止部17(突起19)は図4に示すコネクタ連結部3の空転防止部17(溝18)に嵌入して回転止め具16の空転を防止するものであるため、空転防止部17の溝18と突起19とは回転止め具16の空転を防止できるものであれば図示した構造に限られず、どのようなものでもよいが、例えば、図4、図5とは逆に、コネクタ連結部3の空転防止部17を突起、回転止め具16の空転防止部17を溝とすることもできる。
【0038】
図5の回転止め具16を空転防止部17の溝18の奥まで押し込んだときも、回転止め具16の係止突子10の前面位置はコネクタ連結部3の取付け面15よりも10mm±0.1以上(9.9mm以上)奥になるようにする。このようにすると図2のようにテーパーカラー31に係止部10が形成されているコネクタ2をコネクタ連結部3に差し込んで連結することができるだけでなく、図6のEIAJ規格のコネクタをねじ込むこともできる。
【0039】
【発明の実施の形態5】
図3ではコネクタ連結部3の内側に中心側に突出する係止突子12が一体に形成され、係止突子12の内周面外側端部に圧入受け部13が形成されているが、係止突子12はコネクタ連結部3と別体に形成して、図4の回転止め具16と同様にコネクタ連結部3内に挿入できるようにすることもできる。この場合、係止突子12はリング状に形成し、その先端部内側内周面に圧入受け部13を形成して、テーパーカラー31の圧入部14を圧入できるようにする。また、係止突子12はコネクタ連結部3内に挿入されても空転しないようにするため、図4の回転止め具16のように、リング状の係止突子12の外周面に数個の空転防止突起を突設し、それをコネクタ連結部3内の形成される溝に嵌入する。この係止突子12は溝に沿って入り口側から奥へ押し込まれるが空転はしない。また、最も奥まで押し込まれたときに圧入受け部13がコネクタ連結部3の取付け面15よりも10mm±0.1以上(9.9mm以上)奥になるようにする。このようにすると、圧入部14が形成されているテーパーカラー31を備えたコネクタ2をコネクタ連結部3に差し込んで連結することができるだけでなく、図6に示すEIAJ規格のコネクタ2をねじ込むこともできる。
【0040】
【発明の効果】
本願発明の請求項1のCATV機器は、CATV機器の筺体と一体に形成された筒状のコネクタ連結部の内側奥に回転止め係止部を形成し、コネクタ連結部にコネクタをねじ込むとコネクタのテーパーカラーの先端面の係止部と係止するようにしたので、コネクタを回転させてコネクタ連結部にねじ込んでもテーパーカラーが回転せず、ケーブルが捩れず、ケーブルの捩れが戻ろうとする力も発生せず、ケーブルが安定する。また、コネクタの構造が簡潔になる。
【0041】
本願発明の請求項2のCATV機器は、コネクタ連結部の内周面に係止突子を形成し、それに受け部を形成し、コネクタ連結部にコネクタをねじ込むとコネクタのテーパーカラーの先端面の圧入部が前記受け部に圧入するようにしたので、コネクタを回転させてコネクタ連結部にねじ込んでもテーパーカラーの回転が阻止され、ケーブルが捩れず、ケーブルの捩れが戻ろうとする力も発生せず、ケーブルが安定する。また、コネクタの構造が簡潔になる。
【0042】
本願発明の請求項3のCATV機器は、コネクタ連結部内にそれと別体に形成された回転止め具が収容され、回転止め具にコネクタのテーパーカラーの係止部と係止してテーパーカラーの回転を阻止する回転止め部が形成されているので、コネクタ連結部内にテーパーカラーの回転を阻止する回転止め部を形成しなくとも請求項1、2のCATV機器と同様の効果が得られる。
【0043】
本願発明の請求項4のCATV機器は、請求項3記載のCATV用機器において、回転止め具がコネクタ連結部の軸方向に移動又は伸縮自在なものであるため、回転止め具が移動するものである場合は、コネクタをねじ込むと回転止め具が奥に押し込まれてコネクタ連結部へのコネクタの連結が確実になる。しかも、回転止め具が所定位置まで押し込まれてからコネクタを更にねじ込むと回転止め具がそれ以上は押し込まれなくなり、回転止め具とテーパーカラーの係止が確実になり、テーパーカラーの回転が確実に阻止され、ケーブルが捩れず、ケーブルの捩れが戻ろうとする力も発生せず、ケーブルが安定する。又、回転止め具が伸縮するものである場合は、コネクタをねじ込むと回転止め具が圧縮されるため、コネクタ連結部へのコネクタの連結が確実になる。しかも、回転止め具が圧縮限度まで圧縮されても更にコネクタをねじ込むと、回転止め具とテーパーカラーの係止が確実になり、テーパーカラーの回転が確実に阻止されるため、回転止め具が移動するものである場合と同様の効果がある。
【0044】
本願発明の請求項5のCATV機器は、請求項4記載のCATV用機器において、回転止め具がリング状の板の一部を切断し、一方の切断端部を回転止め具の板厚方向に突出させて回転止め部を形成したものであるため、回転止め具に伸縮性(バネ性)が生じ、請求項4のCATV機器の回転止め具が伸縮性のあるものの場合と同様の効果が得られる。
【0045】
本願発明の請求項6のCATV用機器は、コネクタ連結部内にそれと別体に形成された係止具を収容し、係止具の内面外側端部にコネクタ連結部の入口側に向けて外側広がりの圧入受け部が形成され、圧入受け部はコネクタのテーパーカラーの先端面の圧入部が圧入するとテーパーカラーの回転を阻止するようにしたので、コネクタ連結部内にテーパーカラーの回転を阻止する圧入受け部を形成しなくとも請求項2のCATV機器と同様の効果が得られる。
【0046】
本願発明の請求項7のCATV用機器は、コネクタ連結部と別体に形成された係止具がコネクタ連結部3内でその軸方向に移動自在であるため、コネクタをねじ込むと係止具が奥に押し込まれてコネクタ連結部へのコネクタの連結が確実になる。しかも、係止具が所定位置まで押し込まれてからコネクタを更にねじ込むと係止具がそれ以上は押し込まれなくなり、係止具とテーパーカラーの係止が確実になり、テーパーカラーの回転が確実に阻止され、ケーブルが捩れず、ケーブルの捩れが戻ろうとする力も発生せず、ケーブルが安定する。
【0047】
本願発明の請求項8のCATV用機器は、コネクタ連結部の回転止め係止部、圧入受け部、回転止め部がコネクタ連結部の取付け面よりも9.9mm以上奥に形成されたので、コネクタ連結部に日本電子機器工業会規格(EIAJ RC−5222A)のコネクタをねじ込むことも、他の規格のねじをねじ込むこともでき、便利である。
【0048】
本願発明の請求項9のコネクタは、シェルの回転によりコネクタ連結部にねじ込み可能な螺合部と、螺合部よりも先に突出するテーパーカラーと、ケーブルを挟着保持可能な挟着機構を備え、テーパーカラーの先端面に、コネクタ連結部内の回転止め係止部に係止してテーパーカラーの回転を阻止する係止部が形成されたので、コネクタのシェルを回転させてコネクタ連結部にねじ込むだけでケーブルをコネクタに挟着保持することもできるため、接続作業の工数が少なくなり、接続作業が容易になる。
【0049】
本願発明の請求項10のコネクタは、シェルの回転によりコネクタ連結部にねじ込み可能な螺合部と、螺合部よりも先に突出するテーパーカラーと、ケーブルを挟着保持可能な挟着機構を備え、テーパーカラーの先端面に、コネクタ連結部内の係止具の圧入受け部に圧入してテーパーカラーの回転を阻止する圧入部が形成されたので、コネクタのシェルを回転させてコネクタ連結部にねじ込むだけでケーブルをコネクタに挟着保持することもできるため、接続作業の工数が少なくなり、接続作業が容易になる。
【0050】
本願発明の請求項11のコネクタは、コネクタがシェルの回転によりコネクタ連結部にねじ込み可能な螺合部と、螺合部よりも先に突出するテーパーカラーと、ケーブルを挟着保持可能な挟着機構を備え、テーパーカラーの先端面に、コネクタ連結部内の回転止め具の回転止め部と係止してテーパーカラーの回転を阻止する係止部が形成されたので、コネクタのシェルを回転させてコネクタ連結部にねじ込むだけでケーブルをコネクタに挟着保持することもできるため、接続作業の工数が少なくなり、接続作業が容易になる。
【0051】
本願発明の請求項12のコネクタは、コネクタが、シェルの回転によりコネクタ連結部にねじ込み可能な螺合部と、螺合部よりも先に突出するテーパーカラーと、ケーブルを挟着保持可能な挟着機構を備え、テーパーカラーの先端面にコネクタ連結部内の係止具の圧入受け部に圧入してテーパーカラーの回転を阻止する圧入部が形成されたので、コネクタのシェルを回転させてコネクタ連結部にねじ込むだけでケーブルをコネクタに挟着保持することもできるため、接続作業の工数が少なくなり、接続作業が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明のCATV機器の一例を示す部分斜視図。
【図2】本願発明のCATV機器のコネクタ連結部へねじ込むコネクタの第1の例を示す斜視図。
【図3】本願発明のCATV機器の第2の例を示す上半部縦断の側面図。
【図4】本願発明のCATV機器の第3の例の斜視図。
【図5】本願発明のCATV機器における回転係止具の他の例を示す斜視図。
【図6】EIAJ規格の高周波同軸C14形コネクタの上半部縦断の側面図。
【図7】本発明のコネクタの上半部縦断の側面図。
【図8】従来のFT形コネクタの上半部縦断の側面図。
【図9】ケーブルの縦断側面図。
【符号の説明】
1 ケーブル
2 コネクタ
3 コネクタ連結部
4 CATV機器の筺体
5 コネクタの螺合部
6 コネクタ連結部のネジ
8 差し込み孔
9 突き当て面
10 テーパーカラーの係止部
11 回転止め係止部
12 係止突子
13 圧入受け部
14 テーパーカラー圧入部
15 コネクタ連結部の取付け面
16 回転止め具
17 空転防止部
18 溝
19 突起
20 回転止め具の回転止め部
30 中心コンタクト
31 テーパーカラー
32 シェル
34 挟着機構
Claims (12)
- ケーブル(1)が差し込まれたコネクタ(2)をねじ込み可能な筒状のコネクタ連結部(3)がCATV用機器の筺体(4)と一体に形成され、コネクタ連結部(3)の内周面にコネクタ(2)の螺合部(5)と螺合するネジ(6)が形成され、コネクタ連結部(3)内の中心部にコネクタ(2)の中心コンタクト(30)を差し込み可能な差し込み孔(8)が形成され、差し込み孔(8)の外周の突き当て面(9)に、コネクタ(2)のテーパーカラー(31)の先端面の係止部(10)と係止して、テーパーカラー(31)の回転を阻止する回転止め係止部(11)が形成されたことを特徴とするCATV用機器。
- ケーブル(1)が差し込まれたコネクタ(2)をねじ込み可能な筒状のコネクタ連結部(3)がCATV用機器の筺体(4)と一体に形成され、コネクタ連結部(3)の内周面にコネクタ(2)の螺合部(5)と螺合するネジ(6)が形成され、コネクタ連結部(3)内の中心部にコネクタ(2)の中心コンタクト(30)を差し込み可能な差し込み孔(8)が形成され、コネクタ連結部(3)の内周面でネジ(6)よりも奥に、ネジ(6)よりも内側に突出する係止突子(12)が形成され、係止突子(12)の内面外側端部にコネクタ連結部(3)の入口側に向けて外側広がりの圧入受け部(13)が形成され、圧入受け部(13)はコネクタ(2)のテーパーカラー(31)の先端面の圧入部(14)が圧入するとテーパーカラー(31)の回転を阻止するものであることを特徴とするCATV用機器。
- ケーブル(1)が差し込まれたコネクタ(2)をねじ込み可能な筒状のコネクタ連結部(3)がCATV用機器の筺体(4)と一体に形成され、コネクタ連結部(3)の内周面にコネクタ(2)の螺合部(5)と螺合するネジ(6)が形成され、コネクタ連結部(3)内の中心部にコネクタ(2)の中心コンタクト(30)を差し込み可能な差し込み孔(8)が形成され、コネクタ連結部(3)内にそれと別体に形成された回転止め具(16)が収容され、回転止め具(16)とコネクタ連結部(3)とに互いに係止して回転止め具(16)の空転を防止する空転防止部(17)が形成され、回転止め具(16)にコネクタ(2)のテーパーカラー(31)の先端面の係止部(10)と係止してテーパーカラー(31)の回転を阻止する回転止め部(20)が形成されたことを特徴とするCATV用機器。
- 請求項3記載のCATV用機器において、回転止め具(16)がコネクタ連結部(3)内でその軸方向に移動又は伸縮自在であることを特徴とするCATV用機器。
- 請求項4記載のCATV用機器において、回転止め具(16)がリングの一部を切断して二つの切断端部を形成し、一方の切断端部を回転止め具(16)の板厚方向に突出させて回転止め部(20)が形成されたものであることを特徴とするCATV用機器。
- ケーブル(1)が差し込まれたコネクタ(2)をねじ込み可能な筒状のコネクタ連結部(3)がCATV用機器の筺体(4)と一体に形成され、コネクタ連結部(3)の内周面にコネクタ(2)の螺合部(5)と螺合するネジ(6)が形成され、コネクタ連結部(3)内の中心部にコネクタ(2)の中心コンタクト(30)を差し込み可能な差し込み孔(8)が形成され、コネクタ連結部(3)内にそれと別体に形成された係止突子(12)が収容され、係止突子(12)の内面外側端部にコネクタ連結部(3)の入口側に向けて外側広がりの圧入受け部(13)が形成され、圧入受け部(13)はコネクタ(2)のテーパーカラー(31)の先端面の圧入部(14)が圧入するとテーパーカラー(31)の回転を阻止するものであることを特徴とするCATV用機器。
- 請求項6記載のCATV用機器において、係止突子(12)がコネクタ連結部(3)内でその軸方向に移動自在であることを特徴とするCATV用機器。
- 請求項1乃至請求項7のいずれかに記載のCATV用機器において、コネクタ連結部(3)の回転止め係止部(11)、圧入受け部(13)、回転止め部(20)がコネクタ連結部(3)の取付け面(15)よりも9.9mm以上奥に形成されたことを特徴とするCATV用機器。
- 請求項1乃至請求項8のいずれかに記載のCATV用機器のコネクタ連結部(3)に脱着可能なコネクタ(2)であり、そのコネクタ(2)が、シェル(32)の回転によりコネクタ連結部(3)にねじ込み可能な螺合部(5)と、螺合部(5)よりも先に突出するテーパーカラー(31)と、ケーブル(1)を挟着保持可能な挟着機構(34)を備え、テーパーカラー(31)の先端面に、コネクタ連結部(3)内の突き当て面(9)の回転止め係止部(11)に係止してテーパーカラー(31)の回転を阻止する係止部(10)が形成されたことを特徴とするCATV機器用コネクタ。
- 請求項1乃至請求項8のいずれかに記載のCATV用機器のコネクタ連結部(3)に脱着可能なコネクタ(2)であり、そのコネクタ(2)が、シェル(32)の回転によりコネクタ連結部(3)にねじ込み可能な螺合部(5)と、螺合部(5)よりも先に突出するテーパーカラー(31)と、ケーブル(1)を挟着保持可能な挟着機構(34)を備え、テーパーカラー(31)の先端面に、コネクタ連結部(3)内の係止突子(12)の圧入受け部(13)に圧入してテーパーカラー(31)の回転を阻止する圧入部(14)が形成されたことを特徴とするCATV機器用コネクタ。
- 請求項1乃至請求項8のいずれかに記載のCATV用機器のコネクタ連結部(3)に脱着可能なコネクタ(2)であり、そのコネクタ(2)がシェル(32)の回転によりコネクタ連結部(3)にねじ込み可能な螺合部(5)と、螺合部(5)よりも先に突出するテーパーカラー(31)と、ケーブル(1)を挟着保持可能な挟着機構(34)を備え、テーパーカラー(31)の先端面に、コネクタ連結部(3)内の回転止め具(16)の回転止め部(20)と係止してテーパーカラー(31)の回転を阻止する係止部(10)が形成されたことを特徴とするCATV機器用コネクタ。
- 請求項1乃至請求項8のいずれかに記載のCATV用機器のコネクタ連結部(3)に脱着可能なコネクタ(2)であり、そのコネクタ(2)がシェル(32)の回転によりコネクタ連結部(3)にねじ込み可能な螺合部(5)と、螺合部(5)よりも先に突出するテーパーカラー(31)と、ケーブル(1)を挟着保持可能な挟着機構(34)を備え、テーパーカラー(31)の先端面にコネクタ連結部(3)内の係止突子(12)の圧入受け部(13)に圧入してテーパーカラー(31)の回転を阻止する圧入部(14)が形成されたことを特徴とするCATV機器用コネクタ。
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JP2002287061A JP2004127589A (ja) | 2002-09-30 | 2002-09-30 | Catv用機器とそれに脱着可能なcatv機器用コネクタ |
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JP2015076769A (ja) * | 2013-10-10 | 2015-04-20 | モレックス インコーポレイテドMolex Incorporated | 受話器 |
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- 2002-09-30 JP JP2002287061A patent/JP2004127589A/ja active Pending
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