JP2004125872A - ランドマーク表示装置、ランドマーク表示システム、ランドマーク表示方法、およびランドマーク表示プログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ランドマーク表示装置である通信端末10の、表示位置情報取得部105は、入力部102やGPSを用いた位置測定手段であるGPS104から表示する位置情報を取得する。次に、ランドマーク情報取得部107は、ランドマーク情報DB(データベース)106から、表示するランドマークの位置情報と位置情報の信頼度とを取得する。次に、データ生成部109は、取得したランドマークの位置情報の信頼度に基づいた表現方法を信頼度表現情報DB108から取得し、取得した表現方法と位置情報とに基づいて、表示部103にランドマークの位置表示を行なうためのデータを生成する。このデータが表示されることで、表示部103では、信頼度に応じたランドマークの表示が実行される。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、ランドマーク表示装置、ランドマーク表示システム、ランドマーク表示方法、およびランドマーク表示プログラムに関し、特に、表示する位置情報の正確さを示すことのできるランドマーク表示装置、ランドマーク表示システム、ランドマーク表示方法、およびランドマーク表示プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、端末画面上に地図を表示し、目印となる建物や物体等の指標物たるランドマークを地図上に表示するサービスがある。
【0003】
例えば、特許文献1においては、記憶装置に記憶された位置情報に基づいてランドマークが表示された絵地図上に現在位置を表示することでナビゲーションを行なうことのできるナビゲーション方法について開示されている。
【0004】
また、特許文献2においては、任意の空間座標値がユーザ等から与えられたときに、その空間座標値に対応する絵地図上の位置を算出する絵地図の空間座標値算出方法について開示されている。
【0005】
さらに、このようなサービスにおいて、絵地図に表示されるランドマークを、ユーザ等が登録して増やしていくこともできる。このようなランドマークの登録の方法としては様々な方法が考えられるが、第1の方法としては、登録したいランドマークの実際の位置をGPS(Global Positioning System)機能を備える端末等から取得した情報に基づいて緯度経度を算出し、その位置情報と、当該ランドマークのその他の情報等とを登録する方法がある。また、第2の方法としては、ユーザ等が地図上の位置を選択して登録する方法もある。
【0006】
【特許文献1】
特開2002−181561号公報
【0007】
【特許文献2】
特開2001−236013号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このようにして登録されたランドマークの位置情報は、不正確な場合がある。例えば、上述の第1の方法でランドマークを登録した場合、GPS電波状況の影響によって位置情報に誤差が含まれる場合が多い。また、上述の第2の方法では、ユーザ等が誤った位置情報を入力してしまう場合もある。
【0009】
このように不正確なランドマークが登録されている場合であっても、上述の特許文献1あるいは特許文献2において開示されているようなナビゲーション方法あるいは絵地図の空間座標値算出方法では、その位置情報の正確さに基づくことなく、図11にようにランドマークが表示されてしまう。このような図11に示されるようなランドマークの表示では、ユーザはその位置の正確さを把握することができず、表示されているランドマークの地図上の位置を目印にその場所に向かっても、目標とするランドマークに到達できないという場合があるという問題がある。
【0010】
本発明はこのような問題に鑑みてなされたものであって、ランドマークを表示する場合に、表示する位置情報の正確さを視覚的に示すことのできるランドマーク表示装置、ランドマーク表示システム、ランドマーク表示方法、およびランドマーク表示プログラムを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明のある局面に従うと、ランドマーク表示装置は、位置情報と、位置情報の信頼性を示すパラメータとを含むランドマークを表示するランドマーク表示装置であって、位置情報の信頼性を示すパラメータに応じたランドマークの表示を行なうことを特徴とする。
【0012】
また、ランドマーク表示装置は、位置情報の信頼性を示すパラメータに応じたランドマークの表示方法を取得する取得手段をさらに備えることが望ましい。
【0013】
また、上述の位置情報の信頼性を示すパラメータに応じたランドマークの表示は、位置情報の信頼性を示すパラメータに応じて、ランドマークの表示の大きさを変更する第1の表示方法と、ランドマークの表示の付近に位置情報の信頼性を示すパラメータと関連する画像を表示する第2の表示方法と、ランドマークの表示の色を変更する第3の表示方法と、ランドマークの表示の色の濃度を変更する第4の表示方法と、ランドマークの表示の時間間隔を変更する第5の表示方法との、少なくとも1の方法で行なわれることが望ましい。
【0014】
また、ランドマーク表示装置は、位置情報の信頼性を示すパラメータの値が所定の範囲に含まれるランドマークのみを表示することが望ましい。
【0015】
また、上述の位置情報は、前記ランドマークとは異なる他のランドマークとの相対位置であることが望ましい。
【0016】
本発明の他の局面に従うと、ランドマーク表示システムは、ランドマーク表示装置とサーバとを含むランドマーク表示システムであって、ランドマーク表示装置は、ランドマークの位置情報と位置情報の信頼性を示すパラメータとをサーバから取得し、位置情報の信頼性を示すパラメータに応じたランドマークの表示を行なうことを特徴とする。
【0017】
また、上述のランドマーク表示装置は、位置情報の信頼性を示すパラメータに応じたランドマークの表示方法をサーバから取得し、取得した表示方法でランドマークの表示を行なうことが望ましい。
【0018】
なお、ランドマーク表示装置がサーバから取得する位置情報の信頼性を示すパラメータに応じたランドマークの表示方法は、位置情報の信頼性を示すパラメータに応じて、ランドマークの表示の大きさを変更する第1の表示方法と、ランドマークの表示の付近に位置情報の信頼性を示すパラメータと関連する画像を表示する第2の表示方法と、ランドマークの表示の色を変更する第3の表示方法と、ランドマークの表示の色の濃度を変更する第4の表示方法と、ランドマークの表示の時間間隔を変更する第5の表示方法との、少なくとも1の方法であることが望ましい。
【0019】
本発明のさらに他の局面に従うと、ランドマーク表示方法は、位置情報と、位置情報の信頼性を示すパラメータとを含むランドマークを表示するランドマーク表示方法であって、位置情報の信頼性を示すパラメータに応じたランドマークの表示を行なうことを特徴とする。
【0020】
本発明のさらに他の局面に従うと、ランドマーク表示プログラムは、位置情報と、位置情報の信頼性を示すパラメータとを含むランドマークを表示するランドマーク表示方法をコンピュータに実行させるランドマーク表示プログラムであって、位置情報の信頼性を示すパラメータに応じたランドマークの表示を実行させることを特徴とする。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下に、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品および構成要素には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがってそれらについての詳細な説明は繰返さない。
【0022】
図1は、本実施の形態におけるランドマーク表示装置である通信端末10の構成を示すブロック図である。
【0023】
図1を参照して、本実施の形態におけるランドマーク表示装置である通信端末10は、通信端末10全体の制御を行なうCPU(Central Processing Unit)101と、CPU101で実行するプログラム等を記憶し、また、CPU101でプログラムを実行する際の記憶領域ともなる記憶部111と、入力ボタンあるいはスクロールキー等から構成され、位置情報や指示等を入力する入力部102と、ディスプレイ等から構成され、位置情報等を表示する表示部103と、GPS(Global Positioning System:全地球測位システム)を用いた位置測定手段であるGPS(GPS測位部)104と、表示部103に表示する位置を取得する表示位置情報取得部105と、ランドマーク情報を記憶するランドマーク情報DB(データベース)106と、ランドマーク情報DB106から表示するランドマークの情報を取得するランドマーク情報取得部107と、ランドマーク情報に含まれる信頼度に応じた表現方法に関する情報を記憶する信頼度表現情報DB108と、信頼度表現情報DB108に記憶される表現方法に基づいて表示するべきデータを生成するデータ生成部109とを含む。
【0024】
このような通信端末10は、携帯電話であってもよいし、一般的なパーソナルコンピュータや、PDA(Personal Digital Assistants)、カーナビゲーション装置等であってもよい。このような場合、上述の他に、それらの装置に必要な機能(例えばスピーカ等)をさらに備えるものとする。また、通信端末10は、上述のGPS104を必ずしも備えていなくても構わない。
【0025】
なお、ランドマークとは、地図において目印となる建物や物体等の指標物を意味し、ここでは、その位置が通信端末10の表示部103上にアイコン等を用いて表示される。
【0026】
図2に、本実施の形態におけるランドマーク表示装置である通信端末10で実行される指標物表示処理についてフローチャートを示す。図2のフローチャートに示される処理は、通信端末10のCPU101が記憶部111に記憶されるプログラムを読出して実行することによって実現される。
【0027】
図2を参照して、始めに、通信端末10は、表示部103に表示する位置の情報を取得する(S101)。ステップS101においては、GPS104から現在位置のGPS情報を自動的に取得し、緯度経度を算出することによって表示する位置の情報を自動的に得ることができる。また、入力部102から表示する位置の情報の入力を受付けてもよい。例えば、登録されているランドマークの中から表示するランドマークを検索し選択してもよい。また、入力部102において、表示する位置の緯度経度の入力をユーザから受付けてもよい。
【0028】
このようにしてステップS101で取得した表示する位置の情報に対して、所定の範囲に存在するランドマークについて、ランドマーク情報取得部107においてランドマーク情報DB106よりランドマーク情報を取得する(S103)。
【0029】
ここでの所定の範囲は、予め設定されているものであってもよいし、ステップS101で入力部102においてユーザからの指定を受付けてもよいし、表示する位置として指定されたランドマークが必ず表示されるような範囲としてもよい。
【0030】
ステップS103でランドマーク情報取得部107が取得するランドマーク情報の具体例を図3に示す。図3に具体例が示されるランドマーク情報は、ランドマークごとに対応付けられた情報であって、図3に示すようなテーブル形式でランドマーク情報DB106に格納される。
【0031】
図3を参照して、具体的には、ランドマーク情報は、各ランドマークごとの緯度経度等の位置情報や、信頼度や、表示部103に表示するアイコンである表示データ等を含む。
【0032】
このようなランドマーク情報は、予め何らかの手段によってランドマーク情報DB106に登録されているものとする。ここでは、その登録方法については限定されないが、例えば、ランドマーク情報に含まれるランドマークの位置情報は、ユーザが地図等に基づいて入力部102からの緯度経度を入力するものであってもよいし、GPS104において取得したGPS情報に基づいて算出されるものであってもよい。
【0033】
さらに、ランドマーク情報には、ランドマークの位置情報と共に、その信頼度も含まれていることを特徴とする。ランドマーク情報に含まれる信頼度とは、当該ランドマークの位置情報に関する信頼度を示す指数である。このような信頼度は、ユーザが入力部102から当該ランドマークの位置情報を入力する場合には、共に入力されるものであってもよい。具体的には、ユーザ自身の位置情報に対する自信のあるなしを基準に指定して入力されるものであってもよい。また、GPS104において取得したGPS情報に基づいて当該ランドマークの位置情報が入力される場合には、GPS104においてGPS情報を取得する際のGPS電波状況に基づいて算出され入力されるものであってもよい。具体的には、GPS電波の強弱に応じて自動的に信頼度の高低が入力されてもよい。
【0034】
図2のステップS103では、ランドマーク情報取得部107は、ランドマーク情報DB106に格納されている各ランドマーク情報に含まれる位置情報から、表示する範囲に存在するランドマークを抽出し、当該ランドマークのランドマーク情報を取得する。
【0035】
次に、データ生成部109において、ステップS103で取得したランドマーク情報に含まれる信頼度に対応した信頼度表現方法を、信頼度表現情報DB108より取得する(S105)。
【0036】
ステップS105でデータ生成部109が取得する信頼度表現方法の具体例を図4に示す。図4に具体例が示される信頼度表現方法は、ランドマーク情報に含まれる信頼度ごとに対応付けられた表現方法であって、図4に示すようなテーブル形式で予め信頼度表現情報DB108に格納されている。
【0037】
図4を参照して、具体的には、信頼度が最も高い信頼度「1」の場合には、そのランドマークのアイコンを2倍の大きさに表示する表現方法が指定されている。また、信頼度が次に高い信頼度「2」の場合には、そのランドマークのアイコンをそのままの大きさに表示する表現方法が指定されている。また、信頼度が最も低い信頼度「3」の場合には、そのランドマークのアイコンを半分の大きさに表示する表現方法が指定されている。
【0038】
図2のステップS105では、データ生成部109は、表示するランドマークのランドマーク情報に含まれる信頼度に応じて、上述の信頼度表現方法を信頼度表現情報DB108より取得する。
【0039】
次に、データ生成部109においては、表示部103で表示するためのデータを生成する(S107)。ステップS107においては、データ生成部109は、まず、ステップS103で取得したランドマーク情報に含まれるアイコンのデータを、各ランドマークの位置情報に基づいて配置する。さらに、アイコンを、ステップS108で取得した信頼度表現方法に基づいて変換する。なお、言うまでもなく、ステップS107における処理の順は、上述の順に限定されるものではない。そして、ステップS107で作成した表示するためのデータを、表示部103に表示する(S109)。
【0040】
以上で本実施の形態におけるランドマーク表示装置である通信端末10で実行される指標物表示処理を終了し、通信端末10の表示部103には、図5に示されるように、ランドマークが位置表示される。
【0041】
図5を参照して、本実施の形態におけるランドマーク表示装置である通信端末10で上述の処理が実行されることによって、指定した表示範囲に含まれるランドマークが、表示部103上に、その信頼度に基づいて位置表示される。すなわち、信頼度の低いランドマークは小さなアイコンで表示され、信頼度の高いランドマークは大きなアイコンで表示される。
【0042】
このように、本実施の形態におけるランドマーク表示装置である通信端末10においては、ランドマークの位置情報と共に、表示位置の誤差や、ユーザが位置を指定する際の自信の度合い等の表示位置の確実性を視覚化する。このことによってユーザは、ランドマークの表示位置の正確さを一目で知ることができる。
【0043】
さらに、図2のステップS101において、表示する位置の情報と共に、表示するランドマークの位置情報の信頼度の指定を受付けることもできる。また、表示するランドマークの位置情報の信頼度の範囲の受付けることもできる。具体的には、ステップS101において、信頼度1のランドマークのみを表示するとする指定を入力部102において受付けることができる。この場合、図2のステップS103では、ランドマーク情報取得部107は、ランドマーク情報DB106に格納されている各ランドマーク情報に含まれる位置情報から、表示する範囲に存在するランドマークを抽出し、さらに抽出した各ランドマーク情報に含まれる位置情報の信頼度が指定された信頼度であるランドマークを抽出し、当該ランドマークのランドマーク情報を取得する。
【0044】
具体的に、ランドマーク情報DB106に格納されているランドマーク情報が図3に示されるランドマーク情報である場合、信頼度1のランドマークのみを表示すると指定されると、ランドマークA〜C,F,Gのみが表示される。このよう指標物表示処理が実行されることによっても、ランドマークの表示位置の確実性が視覚化され、ユーザは、ランドマークの表示位置の正確さを一目で知ることができる。
【0045】
また、通信端末10が他の通信端末との通信機能を備える場合、このようにして登録したランドマーク情報を送信することで他の通信端末と共有することもできる。
【0046】
なお、上の例においては、ランドマークの表示位置の確実性をアイコンの大きさで示す表現方法について述べたが、言うまでもなく、その他の表現方法でランドマークの表示位置の確実性を視覚化することができる。
【0047】
例えば、図6に信頼度表現方法の他の具体例を示す。図6に具体例が示される信頼度表現方法によると、具体的には、信頼度が最も高い信頼度「1」の場合には、そのランドマークのアイコンをそのまま表示する表現方法が指定されている。また、信頼度が次に高い信頼度「2」の場合には、そのランドマークのアイコンの隣に、信頼度「2」と関連する画像である「?」を表示する表現方法が指定されている。また、信頼度が最も低い信頼度「3」の場合には、そのランドマークのアイコンの隣に、信頼度「3」と関連する画像である「??」を表示する表現方法が指定されている。
【0048】
図2のステップS105でデータ生成部109が図6に示される信頼度表現方法を取得した場合には、ステップS109において、図7に示されるようにランドマークが位置表示される。
【0049】
さらにその他の信頼度表現方法として、信頼度に関連した濃度で表示する方法も考えられる。具体的には、信頼度の低いランドマークのアイコンを薄い濃度のアイコンで表示する等が考えられる。また、信頼度に応じた表示色で表示する方法も考えられる。また、点滅を利用して、信頼度の低いランドマークのアイコンほど、間隔の短い点滅で表示する等も考えられる。さらに、これらの表現方法を組合わせた表現方法で表示することもできる。このような表現方法でも同様に表示位置の確実性が視覚化され、ユーザは、ランドマークの表示位置の正確さを一目で知ることができる。
【0050】
このような様々な信頼度表現方法は、図4あるいは図6に具体例を示す信頼度表現方法のテーブルを書換えることで変更が可能である。そこで、信頼度表現情報DB108に、様々な信頼度表現方法を指定するテーブルを複数格納し、ユーザによって所望の表現方法が選択されても構わない。また、信頼度表現情報DB108に格納される信頼度表現方法のテーブルが、ユーザによって書換え可能であっても構わない。
【0051】
こうして生成される表示するためのデータは、ランドマークを示すアイコンが各ランドマークの位置情報に基づいて二次元的に配置された、図5あるいは図7に示されるようなアイコンのみの表示を行なうこともできるし、地図情報を備える場合には、該当する位置の地図情報にアイコンを重ねて表示することもできる。
【0052】
また、通信端末10が立体表示機能を備える場合には、ランドマークを示すアイコンを立体表示することもできる。具体的には、アイコン自体が立体表示されるものであってもよいし、信頼度に基づく表示が立体表示であって信頼度に応じた深さをもった立体表示であってもよいし、近接した複数のアイコンが立体的に重なって表示されるものであってもよい。
【0053】
また、通信端末10がアニメーション表示機能あるいはアニメーション作成機能を備える場合には、ランドマークを示すアイコンをアニメーション表示することもできる。具体的には、アイコン自体がアニメーション表示されるものであってもよいし、信頼度に基づく表示がアニメーション表示であって信頼度に応じて移動するようなアニメーション表示であってもよいし、近接した複数のアイコンがアニメーションを用いて交互に表示されるものであってもよい。
【0054】
さらに、上述の例では、図3に具体例が示されるような、緯度経度で位置情報が示されるランドマークを表示する方法について述べたが、位置情報がその他のパラメータで示されるランドマークについて同様に表示することもできる。
【0055】
例えば、ランドマーク情報DB106に、図8に具体例が示されるランドマーク情報が格納されている場合について述べる。
【0056】
図8を参照して、この場合のランドマーク情報は、緯度経度による位置情報に限定されず、ランドマーク間の相対関係による位置情報を含む。具体的には、図8に示されるランドマーク情報において、ランドマークAは、ランドマークBの南に位置する、あるいはランドマークDと同一道路上に位置する、等の相対関係による位置情報を含む。
【0057】
このような場合であっても、本実施の形態におけるランドマーク表示装置である通信端末10では上述の処理が実行され、図9に示すように、ランドマーク情報に含まれる信頼度に応じてランドマークが位置表示される。さらに、上述の処理に加えて、位置情報に「同一道路上」等の相対関係が含まれるランドマークを、道路を示す直線上に表示する処理を行なうことが好ましい。このような表示を行なうことで、ランドマークのアイコンを表示するのみで、実際の地図情報に重ねて表示することを行なわない場合であっても、ランドマーク群のおおよその位置関係を表示することができる。さらに、信頼度に応じて、道路を示す直線を点線にする、あるいは表示濃度を変化させる等の信頼度表現方法を採用することもできる。
【0058】
[変形例]
なお、上述の実施の形態においては、ランドマーク表示装置である通信端末10において指標物表示処理が実行される場合について述べたが、変形例においては、通信端末10を含むランドマーク表示システムにおいて指標物表示処理が実行される場合について述べる。すなわち、変形例においては、通信端末10と、サーバ20とを含むランドマーク表示システムにおいて指標物表示処理が実行される。
【0059】
図10は、変形例におけるランドマーク表示システムに含まれる通信端末10とサーバ20との構成を示すブロック図である。
【0060】
図10を参照して、変形例における通信端末10は、図1に示される通信端末10に含まれるランドマーク情報DB106以外の構成要素を含み、さらにサーバ20と通信を行なうための通信部110を含む。
【0061】
また、サーバ20は、サーバ20全体を制御するためのCPU201と、ライドマーク情報DB203と、通信端末10と通信を行なうための通信部202とを含む。
【0062】
上述のサーバ20は、パーソナルコンピュータ等を用いて構築される一般的なサーバであり、上述の構成要素以外の構成要素が含まれていても構わない。
【0063】
このような通信端末10とサーバ20とは、無線通信や、LAN(Local AreaNetwork)等の専用回線を用いた通信や、インターネットを用いた通信等を行なって、図2に示される指標物表示処理を実行する。
【0064】
具体的には、図2のステップS103において、通信端末10のランドマーク情報取得部107は、通信部110を介してサーバ20のランドマーク情報DB203より表示する範囲に含まれるランドマークのランドマーク情報を取得する。
【0065】
また、信頼度表現情報DB108が通信端末10には含まれず、サーバ20に含まれる場合には、同様に、図2のステップS105において、通信端末10のデータ生成部109は、通信部110を介してサーバ20に含まれる信頼度表現情報DBから信頼度表現方法を取得する。
【0066】
変形例におけるランドマーク表示システムにおいても、上述の実施の形態における通信端末10と同様に、ランドマークの表示位置の確実性を視覚化することができ、ユーザは、ランドマークの表示位置の正確さを一目で知ることができる。
【0067】
さらに、当該ランドマーク表示システムに複数の通信端末が含まれる場合、それら複数の通信端末においてランドマーク情報を共有することができる。
【0068】
さらに、上述のランドマーク表示装置あるいはランドマーク表示システムが行なうランドマーク表示方法を、プログラムとして提供することもできる。このようなプログラムは、コンピュータに付属するフレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disc−Read Only Memory)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)およびメモリカードなどのコンピュータ読取り可能な記録媒体にて記録させて、プログラム製品として提供することもできる。あるいは、コンピュータに内蔵するハードディスクなどの記録媒体にて記録させて、プログラムを提供することもできる。また、ネットワークを介したダウンロードによって、プログラムを提供することもできる。
【0069】
提供されるプログラム製品は、ハードディスクなどのプログラム格納部にインストールされて実行される。なお、プログラム製品は、プログラム自体と、プログラムが記録された記録媒体とを含む。
【0070】
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態におけるランドマーク表示装置である通信端末10の構成を示すブロック図である。
【図2】本実施の形態におけるランドマーク表示装置である通信端末10で実行される指標物表示処理について示すフローチャートである。
【図3】ランドマーク情報の具体例を示す図である。
【図4】信頼度表現方法の具体例を示す図である。
【図5】ランドマークの位置表示の具体例を示す図である。
【図6】信頼度表現方法の具体例を示す図である。
【図7】ランドマークの位置表示の具体例を示す図である。
【図8】ランドマーク情報の具体例を示す図である。
【図9】ランドマークの位置表示の具体例を示す図である。
【図10】変形例におけるランドマーク表示システムに含まれる通信端末10とサーバ20との構成を示すブロック図である。
【図11】従来のランドマークの位置表示の具体例を示す図である。
【符号の説明】
10 通信端末、20 サーバ、101 通信端末のCPU、102 入力部、103 表示部、104 GPS測位部、105 表示位置情報取得部、106 通信部のランドマーク情報データベース、107 ランドマーク情報取得部、108 信頼度表現情報データベース、109 データ生成部、110 通信端末の通信部、111 記憶部、201 サーバのCPU、202 サーバの通信部、203 サーバのランドマーク情報データベース。
Claims (10)
- 位置情報と、前記位置情報の信頼性を示すパラメータとを含むランドマークを表示するランドマーク表示装置であって、前記位置情報の信頼性を示すパラメータに応じたランドマークの表示を行なうことを特徴とする、ランドマーク表示装置。
- 前記位置情報の信頼性を示すパラメータに応じたランドマークの表示方法を取得する取得手段をさらに備える、請求項1に記載のランドマーク表示装置。
- 前記位置情報の信頼性を示すパラメータに応じたランドマークの表示は、前記位置情報の信頼性を示すパラメータに応じて、
前記ランドマークの表示の大きさを変更する第1の表示方法と、
前記ランドマークの表示の付近に前記位置情報の信頼性を示すパラメータと関連する画像を表示する第2の表示方法と、
前記ランドマークの表示の色を変更する第3の表示方法と、
前記ランドマークの表示の色の濃度を変更する第4の表示方法と、
前記ランドマークの表示の時間間隔を変更する第5の表示方法との、少なくとも1の方法で行なわれる、請求項1または2に記載のランドマーク表示装置。 - 前記位置情報の信頼性を示すパラメータの値が所定の範囲に含まれるランドマークのみを表示することを特徴とする、請求項1に記載のランドマーク表示装置。
- 前記位置情報は、前記ランドマークとは異なる他のランドマークとの相対位置である、請求項1に記載のランドマーク表示装置。
- ランドマーク表示装置とサーバとを含むランドマーク表示システムであって、前記ランドマーク表示装置は、ランドマークの位置情報と前記位置情報の信頼性を示すパラメータとを前記サーバから取得し、前記位置情報の信頼性を示すパラメータに応じたランドマークの表示を行なうことを特徴とする、ランドマーク表示システム。
- 前記ランドマーク表示装置は、前記位置情報の信頼性を示すパラメータに応じたランドマークの表示方法を前記サーバから取得し、前記取得した表示方法で前記ランドマークの表示を行なうことを特徴とする、請求項6に記載のランドマーク表示システム。
- 前記ランドマーク表示装置が前記サーバから取得する前記位置情報の信頼性を示すパラメータに応じたランドマークの表示方法は、前記位置情報の信頼性を示すパラメータに応じて、
前記ランドマークの表示の大きさを変更する第1の表示方法と、
前記ランドマークの表示の付近に前記位置情報の信頼性を示すパラメータと関連する画像を表示する第2の表示方法と、
前記ランドマークの表示の色を変更する第3の表示方法と、
前記ランドマークの表示の色の濃度を変更する第4の表示方法と、
前記ランドマークの表示の時間間隔を変更する第5の表示方法との、少なくとも1の方法である、請求項6または7に記載のランドマーク表示システム。 - 位置情報と、前記位置情報の信頼性を示すパラメータとを含むランドマークを表示するランドマーク表示方法であって、前記位置情報の信頼性を示すパラメータに応じたランドマークの表示を行なうことを特徴とする、ランドマーク表示方法。
- 位置情報と、前記位置情報の信頼性を示すパラメータとを含むランドマークを表示するランドマーク表示方法をコンピュータに実行させるランドマーク表示プログラムであって、前記位置情報の信頼性を示すパラメータに応じたランドマークの表示を実行させることを特徴とする、ランドマーク表示プログラム。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2002286081A JP4260452B2 (ja) | 2002-09-30 | 2002-09-30 | ランドマーク表示装置、ランドマーク表示システム、ランドマーク表示方法、およびランドマーク表示プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (2)
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